JP3741023B2 - 車載通信装置および通信方法 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両に搭載される車載通信装置および通信方法に係り、特に、例えばブルートゥース(Bluetooth)等、携帯機とデータ通信を行ううえで好適な車載通信装置および通信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、例えば特開平8−284504号公報に開示される如く、携帯機の識別コードを車載装置側に登録するシステムが知られている。携帯機は、送信機を有し、自己の識別コードを送信機から送信する。上記従来のシステムにおいては、携帯機の登録に際し、まず、車載装置に別体の機器が接続される。そして、その状態で車載装置が携帯機の送信する識別コードを受信した場合に、該携帯機の識別コードが車載装置側に登録される。
【0003】
上記従来のシステムにおいて、携帯機の識別コードが車載装置側に登録されると、その後は、携帯機の送信する識別コードが、その登録された識別コードと一致するか否かの照合が行われる。その結果、識別コードが一致する場合には車両ドアの施錠・解錠が指示される一方、識別コードが一致しない場合にはかかる指示が行われない。従って、上記従来のシステムによれば、車載装置とデータ通信を行うべき携帯機を登録することで、車載装置がデータ通信を行う必要のない携帯機とデータ通信を行う事態を回避することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のシステムにおいては、携帯機の識別コードを車載装置側に登録するうえで、上述の如く、車載装置に別体の機器を接続する必要がある。このため、上記従来のシステムでは、携帯機の登録に際し複雑な操作が必要となり、携帯機の登録を容易に行うことができないという不都合が生じていた。
【0005】
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、複雑な操作を伴うことなく簡易にデータ通信を行うべき携帯機の登録を行うことが可能な車載通信装置および通信方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的は、請求項1に記載する如く、携帯機と通信を行う車載通信装置であって、
携帯機とのデータ通信が開始される前、該携帯機の送信する識別情報が受信された場合に、該識別情報を仮登録する第1の登録手段と、
前記第1の登録手段により携帯機の識別情報が仮登録された後に該携帯機の送信する識別情報の受信回数が所定回数に達するか否かを判別する条件成立判別手段と、
前記条件成立判別手段により前記受信回数が前記所定回数に達すると判別された場合に、前記第1の登録手段により識別情報が仮登録された携帯機とのデータ通信を許可すべく該識別情報を本登録する第2の登録手段と、
を備える車載通信装置により達成される。
【0007】
発明において、携帯機の送信する識別情報が受信されることにより該携帯機の識別情報が仮登録された後にその携帯機の送信する識別情報の受信回数が所定回数に達する場合に、その携帯機とのデータ通信を許可すべくその識別情報が本登録される。従って、車載通信装置がデータ通信を行うべき携帯機の登録は、複雑な操作を伴うことなく簡易に行われる。
【0008】
尚、本発明において、「データ通信」とは、識別情報の送受を含まないものであって、携帯機との通信によって車載通信装置が特定の機能を実行するために必要なデータの送受のことをいう。
【0010】
また、上記の目的は、請求項2に記載する如く、携帯機と通信を行う車載通信装置であって、
携帯機とのデータ通信が開始される前、該携帯機の送信する識別情報が受信された場合に、該識別情報を仮登録する第1の登録手段と、
前記第1の登録手段により携帯機の識別情報が仮登録された後に該携帯機の送信する識別情報が受信される状態が所定時間継続するか否かを判別する条件成立判別手段と、
前記条件成立判別手段により前記状態が前記所定時間継続すると判別された場合に、前記第1の登録手段により識別情報が仮登録された携帯機とのデータ通信を許可すべく該識別情報を本登録する第2の登録手段と、
を備える車載通信装置により達成される。
本発明において、携帯機の送信する識別情報が受信されることにより該携帯機の識別情報が仮登録された後にその携帯機の送信する識別情報が受信される状態が所定時間継続する場合に、その携帯機とのデータ通信を許可すべくその識別情報が本登録される。従って、車載通信装置がデータ通信を行うべき携帯機の登録は、複雑な操作を伴うことなく簡易に行われる。
【0011】
また、請求項に記載する如く、請求項1又は2記載の車載通信装置において、前記第2の登録手段により携帯機の識別情報が本登録された後に該携帯機とのデータ通信を許可するデータ通信許可手段を備える車載通信装置は、データ通信を行う必要のない携帯機とデータ通信を行う事態を回避するうえで有効である。
【0012】
発明において、携帯機の識別情報が本登録されると、その携帯機と車載通信装置とのデータ通信が許可される。このため、車載通信装置においてデータ通信を行う必要のない携帯機とデータ通信が行われる事態は回避される。
【0013】
また、上記の目的は、請求項に記載する如く、携帯機と通信を行う車載通信装置であって、
携帯機とのデータ通信が開始される前、該携帯機の送信する識別情報が受信された際に、車両が予め定められた所定位置に位置するか否かを判別する環境状態判別手段と、
前記環境状態判別手段により車両が前記所定位置に位置すると判別された場合に、前記携帯機とのデータ通信を許可すべく該識別情報を登録する識別情報登録手段と、
を備える車載通信装置により達成される。
【0014】
発明において、携帯機の送信する識別情報が受信された際に車両が予め定められた所定位置に位置する場合に、その携帯機とのデータ通信を許可すべくその識別情報が登録される。従って、車載通信装置がデータ通信を行うべき携帯機の登録は、複雑な操作を伴うことなく簡易に行われる。
【0017】
また、請求項に記載する如く、請求項記載の車載通信装置において、前記識別情報登録手段により携帯機の識別情報が登録された後に該携帯機とのデータ通信を許可するデータ通信許可手段を備える車載通信装置は、データ通信を行う必要のない携帯機とデータ通信を行う事態を回避するうえで有効である。
【0018】
発明において、携帯機の識別情報が登録されると、その携帯機と車載通信装置とのデータ通信が許可される。このため、車載通信装置においてデータ通信を行う必要のない携帯機とデータ通信が行われる事態は回避される。
【0019】
更に、請求項に記載する如く、携帯機と車載通信装置との間でデータ通信を行わせる通信方法であって、
携帯機と前記車載通信装置とのデータ通信が開始される前、該携帯機の送信する識別情報が該車載通信装置に受信された場合に、該識別情報を仮登録する第1のステップと、
前記第1のステップにより携帯機の識別情報が仮登録された後に該携帯機の送信する識別情報の受信回数が所定回数に達するか否かを判別する第2のステップと、
前記第2のステップにより前記受信回数が前記所定回数に達すると判別された場合に、該識別情報を本登録する第3のステップと、
前記第3のステップにより携帯機の識別情報が本登録された場合に、該携帯機と前記車載通信装置とのデータ通信を許可する第4のステップと、
を備える通信方法は、車載通信装置と携帯機とが不必要にデータ通信を行う事態を回避するうえで有効である。
【0020】
本発明において、携帯機の送信する識別情報が車載通信装置に受信されることにより該携帯機の識別情報が仮登録され、その後にその携帯機の送信する識別情報の受信回数が所定回数に達することにより該識別情報が本登録される。識別情報が本登録されると、その携帯機と車載通信装置とのデータ通信が許可される。このため、車載通信装置と携帯機との間で不必要にデータ通信が行われる事態は回避される。
また、請求項7に記載する如く、携帯機と車載通信装置との間でデータ通信を行わせる通信方法であって、
携帯機と前記車載通信装置とのデータ通信が開始される前、該携帯機の送信する識別情報が該車載通信装置に受信された場合に、該識別情報を仮登録する第1のステップと、
前記第1のステップにより携帯機の識別情報が仮登録された後に該携帯機の送信する識別情報が受信される状態が所定時間継続するか否かを判別する第2のステップと、
前記第2のステップにより前記状態が前記所定時間継続すると判別された場合に、該識別情報を本登録する第3のステップと、
前記第3のステップにより携帯機の識別情報が本登録された場合に、該携帯機と前記車載通信装置とのデータ通信を許可する第4のステップと、
を備える通信方法は、車載通信装置と携帯機とが不必要にデータ通信を行う事態を回避するうえで有効である。
本発明において、携帯機の送信する識別情報が車載通信装置に受信されることにより該携帯機の識別情報が仮登録され、その後にその携帯機の送信する識別情報が受信される状態が所定時間継続することにより該識別情報が本登録される。識別情報が本登録されると、その携帯機と車載通信装置とのデータ通信が許可される。このため、車載通信装置と携帯機との間で不必要にデータ通信が行われる事態は回避される。
【0021】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の第1実施例である車載通信装置を備えるシステムの構成図を示す。図1に示す如く、本実施例のシステムは、車載機10及び携帯機12を備えている。車載機10は、情報処理装置14と、該情報処理装置14に接続する車載通信装置16と、を有している。情報処理装置14は、例えば、車両に搭載されたオーディオ装置やナビゲーション装置,車両ドアを施錠・解錠する装置等である。
【0022】
車載通信装置16は、送受信機18を備えている。送受信機18は、アンテナ20の位置から半径10m程度の範囲の通信可能領域を有している。送受信機18は、情報処理装置14が携帯機12へ送信すべき情報を所定の周波数に変調してアンテナ20から送信すると共に、携帯機12が情報処理装置14へ送信すべき情報をアンテナ20で受信し増幅・復調する。すなわち、車載通信装置16は、情報処理装置14の通信装置としての機能を有しており、例えば短距離の無線通信規格であるブルートゥース(Bluetooth)により、情報処理装置14が、半径10m程度の範囲内に存在する、車両乗員が携帯する携帯機12と短距離無線通信を行うための装置である。情報処理装置14は、車載通信装置16を用いて携帯機12との間で情報の送受信を行うことにより、携帯機12の取得した情報等を取得することができるように構成されている。
【0023】
送受信機18は、中央処理装置(以下、CPUと称す)22に接続されている。CPU22には、インターフェース回路24を介して情報処理装置14が接続されている。CPU22は、情報処理装置14が携帯機12へ送信すべき情報を送受信機18へ供給すると共に、送受信機18から供給された携帯機12が情報処理装置14へ送信すべき情報をインターフェース回路24を介して情報処理装置14へ供給する。
【0024】
車載通信装置16は、CPU22に接続する時計26及びメモリ28を内蔵している。CPU22は、時計26からの信号に基づいて現在時刻を検出すると共に、適宜、記憶すべき情報をメモリ28に書き込み、読み出すべき情報をメモリ28から読み出す。尚、メモリ28には、予め自車両固有の識別コードが記憶されている。
【0025】
車載機10は、また、自車位置検出装置30及び車速センサ32を有している。自車位置検出装置30は、GPS受信機や車速センサ等を用いて、或いは、自己の位置を検知可能な携帯電話等を用いて車載機10が搭載された車両の現在位置を検出する装置である。自車位置検出装置30及び車速センサ32はそれぞれ、入力インターフェース回路32を介してCPU22に接続されている。自車位置検出装置30は自車両の現在位置に応じた信号を、また、車速センサ32は車両の速度に応じた周期で電気信号を、それぞれCPU22へ供給する。CPU22は、自車位置検出装置30から供給された信号に基づいて車両の現在位置を把握すると共に、車速センサ32の出力信号に基づいて車両の速度を検出する。CPU22は、把握した現在位置及び車両速度をメモリ28に記憶し、その結果に基づいて車両の走行距離を検出する。
【0026】
また、携帯機12は、例えば、既存の無線電話回線を介して回線接続する相手と音声通話を行い、回線接続する配信センタから例えば音楽や買物,株取引,車両渋滞等の情報の配信を受けるための情報交換を行う携帯電話、所定のプログラムに従って情報の処理を行うパソコン、又は、情報処理装置との信号の授受により車両ドアを電気的に施錠・解錠するためのキーである。
【0027】
携帯機12は、また、送受信機40を備えている。送受信機40は、アンテナ42の位置から半径10m程度の範囲の通信可能領域を有している。送受信機40は、携帯機12が車載機10へ送信すべき情報を所定の周波数に変調してアンテナ42から送信すると共に、車載機10が携帯機12へ送信すべき情報をアンテナ42で受信し増幅・復調する。すなわち、携帯機12は、例えばブルートゥースによって半径10m程度の範囲内に存在する車載機10と短距離無線通信を行うことができるように構成されている。携帯機12は、短距離無線通信による車載機10からの指示により、通話相手や配信センタへ回線接続可能に或いは所定のプログラムを実行可能に構成されている。また、携帯機12は、自己の固有の識別コード(例えば、電話番号等)を送受信機40を用いてアンテナ42から外部へ送信することができるように構成されている。
【0028】
次に、本実施例のシステムの動作について説明する。
【0029】
本実施例のシステムにおいて、車載通信装置16は、まず、所定の操作により又は情報処理装置14からの要求により或いは一定時間ごとに、車両近傍に情報処理装置14と無線通信可能な携帯機12が存在するか否かを判別すべく、携帯機12の応答を要求する信号(以下、応答要求信号と称す)をアンテナ20から送信する。携帯機12は、車載通信装置16の出力する応答要求信号を受信した場合、自己の識別コードを含む信号(以下、応答信号と称す)をアンテナ42から送信する。車載通信装置16は、応答要求信号を送信した後に携帯機12からの応答信号を受信した場合には、車両近傍に情報処理装置14と無線通信可能な携帯機12が存在することを検知する一方、応答要求信号を送信してもその後携帯機12の応答信号を受信しない場合には、車両近傍に情報処理装置14と無線通信可能な携帯機12が全く存在しないことを検知する。
【0030】
車載通信装置16は、車両近傍に無線通信可能な携帯機12が存在することを検知した場合、その携帯機12の識別コードについて後述の如くメモリ28に本登録がなされているか否かを判別する。車載通信装置16は、その結果、その車両近傍の携帯機12の識別コードがメモリ28に本登録されていると判別した場合には、例えば、その後、情報処理装置14からの回線接続要求やプログラム実行要求等の指示が携帯機12に供給可能となるように、また、その結果として携帯機12が取得した音声情報や配信情報や車両ドアの施錠・解錠を指示する情報を情報処理装置14が取得可能となるように、携帯機12と情報処理装置14との短距離無線通信を許可する。一方、車両近傍の携帯機12の識別コードがメモリ28に本登録されていないと判別した場合には、上記した供給や取得が不可能となるように携帯機12と情報処理装置14との短距離無線通信を禁止する。
【0031】
情報処理装置14は、携帯機12と短距離無線通信を行うべき時期に車載通信装置16に対して各種データを供給する。車載通信装置16は、情報処理装置14が携帯機12と短距離無線通信を行うべき時点で携帯機12との無線通信が許可されている場合には、その携帯機12へ情報処理装置14との短距離無線通信を行うための信号(以下、通信要求信号と称す)及び情報処理装置14からのデータが送信されるように送受信機18を駆動する。尚、短距離無線通信が許可されている携帯機12が複数存在する場合には、そのうちの一の携帯機12又はすべての携帯機12との間で情報の授受が行われる。
【0032】
携帯機12は、車載通信装置16の出力する通信要求信号を受信した場合、かかる信号に含まれる特定の相手と回線接続することにより通話を行い、情報の配信を受け、或いは、所定のプログラムを実行することにより情報の処理を行うと共に、その取得した情報等が車載通信装置16へ向けて送信されるように送受信機40を駆動する。車載通信装置16は、短距離無線通信が許可されている携帯機12からデータが供給された場合には、そのデータを情報処理装置14へ供給する。情報処理装置14は、車載通信装置16が無線通信により受信した携帯機12からの音声情報や配信情報或いは処理情報に基づいて、ハンズフリー通話や配信情報等の提供,車両ドアの施錠・解錠を行う。
【0033】
ところで、本実施例のシステムにおいて、情報処理装置14と携帯機12との短距離無線通信が許可されるためには、その携帯機12の識別コードについてメモリ28にその無線通信を許可するための登録(本登録)がなされている必要がある。しかしながら、携帯機12の本登録に際し複雑な操作が必要となると、本実施例のシステムの利便性が低下してしまう。そこで、本実施例においては、かかる不都合を回避するために、情報処理装置14と携帯機12との短距離無線通信を許可するための登録を複雑な操作を伴うことなく簡易に行うこととしている。以下、その特徴部について説明する。
【0034】
車両に頻繁に乗車するのは車両の使用者であるため、車載通信装置16の応答要求信号に対して応答信号を送信する携帯機12は、その使用者が携帯する携帯機12であることが多く、車載通信装置16は、応答要求信号を送信した後に使用者の携帯機12からの応答信号を受信することがほとんどである。また、車両に搭載された情報処理装置14を使用するのも主に車両の使用者である。
【0035】
従って、携帯機12の出力する応答信号の受信回数を計数し、その回数が多い携帯機12の識別コードを本登録すること、又は、応答要求信号に対して同一の識別コードを含む応答信号が受信される状態が、一定時間(例えば1時間)或いは車両の走行時に一定時間継続するか否か、或いは、かかる状態が一定期間中(例えば1週間)毎日実現されるか否かを判別し、その状態が継続し実現される場合にその識別コードを本登録することが有効である。
【0036】
また、情報処理装置14としてナビゲーション装置が用いられる場合には、そのナビゲーション装置に使用者の自宅や会社等の頻繁に利用する場所を記憶させることが一般的であるが、車両がその自宅位置近傍に位置する際に携帯機12の出力する応答信号が受信された場合には、その携帯機12は車両の使用者のものであるとして、直ちにその識別コードを本登録することも有効である。更に、現在時刻が予め指定された時間帯(例えば午前7〜8時の間)に属する状況下において携帯機12の出力する応答信号が受信された場合には、識別コードが本登録されるべきとして、直ちにその識別コードを本登録することも有効である。
【0037】
上記の手法によれば、情報処理装置14と携帯機12との短距離無線通信を許可するために携帯機12を本登録するうえで、使用者は自己の携帯機12を携帯しているだけでよく、何ら専用の機器を接続したり、また、複雑な操作を行う必要もない。従って、上記の手法によれば、複雑な操作を伴うことなく簡易に、情報処理装置14が短距離無線通信を行うべき携帯機12の本登録を車載機10側で行うことが可能となる。
【0038】
図2は、上記の機能を実現すべく、本実施例の車載通信装置16においてCPU22が実行する制御ルーチンの一例のフローチャートを示す。図2に示すルーチンは、その処理が終了するごとに繰り返し起動されるルーチンである。図2に示すルーチンが起動されると、まずステップ100の処理が実行される。
【0039】
ステップ100では、応答要求信号が送信された後に携帯機12からの応答信号が受信されたか否かが判別される。その結果、応答信号が受信されないと判別された場合は、以後何らの処理も進められることなく今回のルーチンが終了される。一方、応答信号が受信されたと判別された場合は、次にステップ102の処理が実行される。
【0040】
ステップ102では、▲1▼自車位置検出装置30に基づく現時点での車両位置が、予め指定され記憶された自宅位置等の所定位置近傍の領域内に属するか否か、及び、▲2▼時計26に基づく現在時刻が、予め指定され記憶された時間帯に属するか否かが判別される。上記▲1▼及び▲2▼の条件の何れかが成立する状況下において、応答信号が受信された場合には、その応答信号に含まれる識別コードが本登録されるべきとして、直ちにその携帯機12を本登録することが適切である。従って、上記▲1▼及び▲2▼の条件の何れかが成立すると判別された場合には、ステップ104及び106はジャンプされて、次にステップ108の処理が実行される。一方、上記▲1▼及び▲2▼の条件の何れもが成立しないと判別された場合には、次にステップ104の処理が実行される。
【0041】
ステップ104では、上記ステップ100において受信した応答信号中に含まれる識別コードをメモリ28に仮登録する処理が実行される。尚、この仮登録に係る識別コードは、その後、かかる識別コードを含む応答信号が受信されない状態が一定時間(例えば1年)継続した場合に消去されることとしてもよい。本ステップ104の処理が終了すると、次に、ステップ106の処理が実行される。
【0042】
ステップ106では、▲3▼上記ステップ104で仮登録された識別コードを含む応答信号が受信された累積回数が所定回数に達しているか否か、及び、▲4▼応答要求信号に対して、仮登録された識別コードを含む応答信号が受信される状態が所定時間継続するか否かが判別される。尚、所定回数は、本登録すべきと判断される、携帯機12の応答信号の最小受信回数である。また、所定時間は、本登録すべきと判断される、携帯機12の応答信号が受信される最短継続時間である。上記▲3▼及び▲4▼の何れもが成立しないと判別された場合は、以後、何ら処理が進められることなく今回のルーチンが終了される。一方、上記▲3▼及び▲4▼の何れかが成立すると判別された場合は、次にステップ108の処理が実行される。
【0043】
ステップ108では、上記ステップ106における条件が成立した識別コードを、又は、上記ステップ102における条件が成立した際にステップ100で受信していた応答信号の識別コードを、その識別コードを有する携帯機12と情報処理装置14との短距離無線通信が許可されるように、メモリ28に本登録する処理が実行される。本ステップ108の処理が実行されると、以後、その携帯機12と情報処理装置14との短距離無線通信が許可され、その間において情報の授受を行うことが可能となり、情報処理装置14の機能が確保される。本ステップ108の処理が終了すると、今回のルーチンは終了される。
【0044】
上記図2に示すルーチンによれば、応答要求信号が送信された後、携帯機12の出力する応答信号が受信された際に、車両が所定位置近傍に位置し或いは現在時刻が所定時間帯に属する場合に、その携帯機12を短距離無線通信を許可すべく本登録することができる。また、携帯機12の出力する応答信号が受信されることによりその携帯機12が仮登録された後、その携帯機12からの応答信号が所定回数受信された場合、又は、その応答信号の受信される状態が所定時間継続する場合に、その携帯機12を短距離無線通信を許可すべく本登録することができる。
【0045】
すなわち、応答要求信号が送信された後、携帯機12の出力する応答信号が受信されても、所定の条件が成立しない限り、短距離無線通信を許可するための携帯機12の本登録が行われることはない。このため、本実施例の構成によれば、例えば、ある不特定の人物が車両の近くを一時的に通過したに過ぎない状況下や車両に一時的に乗車した人物が存在する状況下において、その人物が携帯する携帯機12が、車載機10の車載通信装置16の出力する応答要求信号を受信し、応答信号を送信した場合でも、その短距離無線通信を行う必要のない携帯機12と、その車載機10が有する情報処理装置14との間において短距離無線通信が行われる事態を回避することができる。従って、本実施例の車載通信装置16においては、携帯機12との間で不必要にデータの送受が行われる事態が回避されている。
【0046】
また、情報処理装置14と携帯機12との短距離無線通信を許可するために、上記の手法により携帯機12の本登録を行うこととすれば、使用者は自己の携帯機12を携帯しているだけでよく、スイッチの操作や専用機器の接続等の特別な操作を行う必要はない。従って、本実施例の車載通信装置16によれば、複雑な操作を伴うことなく簡易に、情報処理装置14が短距離無線通信を行うべき携帯機12の本登録を行うことが可能となっている。これにより、本実施例のシステムの利便性の向上が図られている。
【0047】
尚、上記の実施例においては、CPU22が、図2に示すルーチン中ステップ104を実行することにより特許請求の範囲に記載した「第1の登録手段」及び「第1のステップ」が、ステップ106を実行することにより特許請求の範囲に記載した「条件成立判別手段」及び「第2のステップ」が、ステップ108を実行することにより特許請求の範囲に記載した「第2の登録手段」、「第3のステップ」、及び「識別情報登録手段」が、ステップ102を実行することにより特許請求の範囲に記載した「環境状態判別手段」が、識別コードが本登録された携帯機12と情報処理装置14との短距離無線通信を許可することにより特許請求の範囲に記載した「データ通信許可手段」及び「第4のステップ」が、それぞれ実現されている。
【0048】
ところで、上記の実施例においては、携帯機12が、車載通信装置16の出力する応答要求信号を受信した場合に自己の識別コードを含む応答信号を送信することとしているが、所定の操作により又は一定時間ごとに自己の識別コードを含む信号を送信するものとしてもよい。この場合には、車載通信装置16が応答要求信号を送信する必要はなく、携帯機12の発する信号が受信されるまで待機することとなる。
【0049】
また、上記の実施例においては、携帯機12が車載機10側に本登録され、車載機10との短距離無線通信が開始されても、携帯機12に特別な作動を行わせていないが、携帯機12の有する表示ランプやブザー等により、或いは、携帯機12を振動させることにより短距離無線通信が開始されたことを使用者に知らせることとしてもよい。
【0050】
また、上記の実施例においては、携帯機12が本登録されている場合にその携帯機12と車載機10との短距離無線通信を許可するものであるが、その本登録されている携帯機12が車室内または車両近傍に存在する場合にのみ、所定の車載機器(例えば、シート位置を制御する装置、ミラー位置を制御する装置、或いは、オーディオ装置等)を作動許可することとしてもよい。
【0051】
また、上記の実施例においては、本登録されている携帯機12が複数になることもあるが、この場合には車室内に設けられたディスプレイにそのリストを表示し、車両乗員にそのうちの何れの携帯機12を短距離無線通信の対象とするのかを選択させることとしてもよい。かかる手法によれば、システムの利便性が向上することとなる。
【0052】
更に、上記の実施例においては、図2に示すルーチン中のステップ102及びステップ104の▲1▼〜▲4▼の条件が成立するか否かに応じて、携帯機12の本登録を行うこととしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、他の条件、例えば、仮登録された識別コードを含む応答信号の受信が、車両が所定距離走行する間継続して行われるか否かを判別することにより、携帯機12の本登録を行うこととしてもよい。
【0053】
【発明の効果】
上述の如く、請求項1、2、及び4記載の発明によれば、複雑な操作を伴うことなく簡易にデータ通信を行うべき携帯機の登録を行うことができる。
【0054】
請求項及び記載の発明によれば、データ通信を行う必要のない携帯機とデータ通信を行う事態を回避することができる。
【0055】
また、請求項6及び7記載の発明によれば、車載通信装置と携帯機とが不必要にデータ通信を行う事態を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である車載通信装置を備えるシステムの構成図である。
【図2】本実施例において、無線通信が許可されるように携帯機の識別情報を本登録すべく実行される制御ルーチンのフローチャートである。
【符号の説明】
12 携帯機
16 車載通信装置
22 中央処理装置(CPU)
26 時計
28 メモリ
30 自車位置検出装置

Claims (7)

  1. 携帯機と通信を行う車載通信装置であって、
    携帯機とのデータ通信が開始される前、該携帯機の送信する識別情報が受信された場合に、該識別情報を仮登録する第1の登録手段と、
    前記第1の登録手段により携帯機の識別情報が仮登録された後に該携帯機の送信する識別情報の受信回数が所定回数に達するか否かを判別する条件成立判別手段と、
    前記条件成立判別手段により前記受信回数が前記所定回数に達すると判別された場合に、前記第1の登録手段により識別情報が仮登録された携帯機とのデータ通信を許可すべく該識別情報を本登録する第2の登録手段と、
    を備えることを特徴とする車載通信装置。
  2. 携帯機と通信を行う車載通信装置であって、
    携帯機とのデータ通信が開始される前、該携帯機の送信する識別情報が受信された場合に、該識別情報を仮登録する第1の登録手段と、
    前記第1の登録手段により携帯機の識別情報が仮登録された後に該携帯機の送信する識別情報が受信される状態が所定時間継続するか否かを判別する条件成立判別手段と、
    前記条件成立判別手段により前記状態が前記所定時間継続すると判別された場合に、前記第1の登録手段により識別情報が仮登録された携帯機とのデータ通信を許可すべく該識別情報を本登録する第2の登録手段と、
    を備えることを特徴とする車載通信装置。
  3. 前記第2の登録手段により携帯機の識別情報が本登録された後に該携帯機とのデータ通信を許可するデータ通信許可手段を備えることを特徴とする請求項1又は2記載の車載通信装置。
  4. 携帯機と通信を行う車載通信装置であって、
    携帯機とのデータ通信が開始される前、該携帯機の送信する識別情報が受信された際に、車両が予め定められた所定位置に位置するか否かを判別する環境状態判別手段と、
    前記環境状態判別手段により車両が前記所定位置に位置すると判別された場合に、前記携帯機とのデータ通信を許可すべく該識別情報を登録する識別情報登録手段と、
    を備えることを特徴とする車載通信装置。
  5. 前記識別情報登録手段により携帯機の識別情報が登録された後に該携帯機とのデータ通信を許可するデータ通信許可手段を備えることを特徴とする請求項4記載の車載通信装置。
  6. 携帯機と車載通信装置との間でデータ通信を行わせる通信方法であって、
    携帯機と前記車載通信装置とのデータ通信が開始される前、該携帯機の送信する識別情報が該車載通信装置に受信された場合に、該識別情報を仮登録する第1のステップと、
    前記第1のステップにより携帯機の識別情報が仮登録された後に該携帯機の送信する識別情報の受信回数が所定回数に達するか否かを判別する第2のステップと、
    前記第2のステップにより前記受信回数が前記所定回数に達すると判別された場合に、該識別情報を本登録する第3のステップと、
    前記第3のステップにより携帯機の識別情報が本登録された場合に、該携帯機と前記車載通信装置とのデータ通信を許可する第4のステップと、
    を備えることを特徴とする通信方法
  7. 携帯機と車載通信装置との間でデータ通信を行わせる通信方法であって、
    携帯機と前記車載通信装置とのデータ通信が開始される前、該携帯機の送信する識別情報が該車載通信装置に受信された場合に、該識別情報を仮登録する第1のステップと、
    前記第1のステップにより携帯機の識別情報が仮登録された後に該携帯機の送信する識別情報が受信される状態が所定時間継続するか否かを判別する第2のステップと、
    前記第2のステップにより前記状態が前記所定時間継続すると判別された場合に、該識別情報を本登録する第3のステップと、
    前記第3のステップにより携帯機の識別情報が本登録された場合に、該携帯機と前記車載通信装置とのデータ通信を許可する第4のステップと、
    を備えることを特徴とする通信方法
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