JP2013130558A - マルチコア光ファイバのコア間クロストークの測定方法 - Google Patents

マルチコア光ファイバのコア間クロストークの測定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】マルチコア光ファイバを巻き直してコア間の等価伝搬定数差の零点周辺でのコア間の位相差を変更させてクロストークを測定する必要がないクロストークの測定方法を提供する。
【解決手段】マルチコア光ファイバに対して特定の波長を含む一定の範囲で入射光の波長を変化させながら、また、マルチコア光ファイバへの入射光の偏波状態を変化させながら、当該マルチコア光ファイバのコア間クロストークを測定することで、コア間クロストークの統計学的分布を得る。
【選択図】図1

Description

本発明は、マルチコア光ファイバのコア間クロストークの測定方法に関する。
近年、複数のコアを有するマルチコア光ファイバが盛んに研究されている。マルチコア光ファイバは、例えば、長手方向に垂直な断面において複数のコアが二次元状に分散配置された構成を有し、この複数のコアの間でのクロストークが発生することが知られている。例えば、以下の非特許文献1には、マルチコア光ファイバのコア間クロストークは、統計的なバラツキを有する値であることが示されている。
T. Hayashi et al., "Crosstalk Variation of Multi-Core Fibre due to Fibre Bend," inProc. ECOC’10, We.8.F.6(2010)
発明者は上述の従来技術を検討した結果、以下のような課題を発見した。すなわち、マルチコア光ファイバのコア間クロストークの変化は、コア間の等価的な実効屈折率(光ファイバの曲げを考慮して直線導波路に換算した実効屈折率)が等しくなる等価実効屈折率差の零点で起きていて、零点でのクロストークの変化は零点周辺でのコア間の位相差に依存することが分かった。したがって、コア間クロストークの統計学的分布を得るためには、零点周辺でのコア間の位相差を変化させてクロストークを測定する必要がある。コア間クロストークの統計学的分布を調べることを目的として、従来、コア間の位相差を変更するために光ファイバの巻き替えを行い、その上でコア間クロストークを測定することを繰り返す必要があったため、コア間クロストークの統計学的分布を得るための作業量は膨大であった。
本発明は上記を鑑みてなされたものであり、より簡易な方法でコア間クロストークの特性を分析することができるマルチコア光ファイバのコア間クロストークの測定方法の提供を目的とする。
本発明に係るマルチコア光ファイバのコア間クロストークの測定方法は、特定の波長の光を入射した場合のマルチコア光ファイバのコア間クロストークを測定する。上記目的を達成するため、本発明に係るマルチコア光ファイバのコア間クロストークの測定方法は、コア間クロストーク値の取得工程と、コア間クロストークの統計学的分布に関する特定数値を求める数値特定工程を備える。取得工程では、マルチコア光ファイバに対して特定の波長を含む一定の範囲で入射光の波長を変化させながら、当該マルチコア光ファイバのコア間クロストークを測定することで、各波長に対応するクロストーク値の集合が取得されるか、又は、マルチコア光ファイバへの入射光の偏波状態を変化させながら、当該マルチコア光ファイバのコア間クロストークを測定することで、入射光の各偏波状態に対応するクロストーク値の集合が取得される。数値特定工程では、取得工程で取得されたクロストーク値の集合を母集団として、コア間クロストークの統計学的分布を得ることにより、特定の波長におけるコア間クロストークの統計学的分布における平均値、中央値、最頻値、分位数及び分散からなる群から選ばれる値が求められる
上記目的を達成するため、本発明に係るマルチコア光ファイバのコア間クロストークの測定方法は、第1態様として、特定の波長の光を入射した場合のマルチコア光ファイバのコア間クロストークを測定する方法であって、マルチコア光ファイバに対して特定の波長を含む一定の範囲で入射光の波長を変化させながら、当該マルチコア光ファイバのコア間クロストークを測定することで、各波長に対応するクロストーク値の集合を取得し、クロストーク値の集合を母集団として、コア間クロストークの統計学的分布を得ることにより、特定の波長におけるコア間クロストークの統計学的分布における平均値、中央値、最頻値、分位数及び分散からなる群から選ばれる値を求めることを特徴とする。
上記第1態様によれば、マルチコア光ファイバに対して特定の波長を含む一定の範囲で入射光の波長を変化させながら当該マルチコア光ファイバのコア間クロストークを測定することで、コア間クロストークの統計学的分布を得ることができ、マルチコア光ファイバを巻き直して零点周辺でのコア間の位相差を変更させてクロストークを測定する必要がない。よって、より簡易な方法でコア間クロストークの特性を分析することができる。
上記作用を効果的に奏する構成として(第1態様に適用可能な第2態様として)、具体的には、特定の波長をλとし、一定の範囲を示す波長掃引幅をλrangeとし、クロストークの統計学的分布の平均値の波長依存性をSとし、測定によって得られた、波長λとクロストーク値との関係を、次の数式:
Figure 2013130558

で近似し、または、
測定により得られた、波長λとクロストークのデシベル値との関係を、次の数式:
Figure 2013130558

で近似した際に、Sλrangeの絶対値が4.6dB以下になる範囲のクロストーク値を用いて、特定の波長におけるコア間クロストークの統計学的分布における平均値、中央値、最頻値、分位数及び分散からなる群から選ばれる値を求める態様とすることができる。
また、上記作用を効果的に奏する他の構成として(第1及び第2態様のうち少なくともいずれかに適用可能な第3態様として)、具体的に、特定の波長をλとし、一定の範囲はλ−λdevからλ+λdevとし、クロストークの統計学的分布の平均値の波長依存性をSとし、上記測定によって得られた、コア間クロストークの統計学的分布を、次の数式:
Figure 2013130558

でσを変数としてフィッティングすることにより、特定の波長におけるコア間クロストークの統計学的分布における平均値すなわち4σ、中央値、最頻値、分位数及び分散からなる群から選ばれる値を求める態様が挙げられる。
また、第1〜第3態様のうち少なくともいずれかに適用可能な第4態様として、前記母集団に含まれる前記クロストーク値の個数が少なくとも130個以上である態様とすることができる。
また、第1〜第4態様のうち少なくともいずれかに適用可能な第5態様として、前記一定の範囲を示す波長掃引幅をλrangeとした際に、前記波長掃引幅λrangeが少なくとも5.2nm以上である態様とすることもできる。
また、本発明に係るマルチコア光ファイバのコア間クロストークの測定方法は、第6態様として、特定の波長の光を入射した場合のマルチコア光ファイバのコア間クロストークを測定する方法であって、マルチコア光ファイバへの入射光の偏波状態を変化させながら、当該マルチコア光ファイバのコア間クロストークを測定することで、入射光の各偏波状態に対応するクロストーク値の集合を取得し、クロストーク値の集合を母集団として、コア間クロストークの統計学的分布を得ることにより、特定の波長におけるコア間クロストークの統計学的分布における平均値、中央値、最頻値、分位数及び分散からなる群から選ばれる値を求めることを特徴とする。
上記第6態様によれば、マルチコア光ファイバへの入射光の偏波状態を変化させながら当該マルチコア光ファイバのコア間クロストークを測定することで、コア間クロストークの統計学的分布を得ることができ、マルチコア光ファイバを巻き直して零点周辺でのコア間の位相差を変更させてクロストークを測定する必要がない。よって、より簡易な方法でコア間クロストークの特性を分析することができる。
ここで、上記作用を効果的に奏する構成として(第6態様に適用可能な第7態様として)、具体的には、入射光の偏波状態を、ポアンカレ球上で一様に分布する様に変化させながら、クロストーク値の集合を取得する態様が挙げられる。
本発明によれば、より簡易な方法でコア間クロストークの特性を分析することができるマルチコア光ファイバのコア間クロストークの測定方法が提供され得る。
本発明に係るマルチコア光ファイバのコア間クロストークの測定方法を実施するため装置構成の一例を示す図である。 本発明に係るマルチコア光ファイバのコア間クロストークの測定方法を実施するため装置構成の他の例を示す図である。 零点におけるコア間位相差を説明する図である。 波長を変化させた際のクロストーク分布の平均を示した図である。 図5は、波長を変化させた際のクロストーク分布の平均値の変化と測定したクロストーク分布の平均値の誤差との対応を示した図である。 波長掃引範囲でのクロストーク分布の平均値の変化量を変化させた場合の確率分布形状の違いを説明する図である。 マルチコア光ファイバを用いて測定した際の結果を示す図である。 図7に示した測定結果を確率分布としてプロットした結果を示す図である。 サンプル値数Nを変えた場合のXT平均値の変化を示した図である。 λrangeを変えた場合のXT平均値の変化を示した図である。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態を詳細に説明する。本実施形態では、まず従来のクロストークに関して問題点を示すと共に、その後、本発明の実施形態について説明を行う。なお、図面の説明においては同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
まず、マルチコア光ファイバのクロストークについて説明する。マルチコア光ファイバとは、長手方向に垂直な断面において複数のコアが二次元状に分散配置された構成を有しているものである。ここで、ファイバの曲げや捻れを考慮に入れた場合に、コアmからコアnへのクロストークは、単一偏波の場合を考えると、モード結合方程式で、次の数式(1)で示すことができる。
Figure 2013130558

ただし、Anはコアnの複素電界振幅で、κnmはコアmからコアnへの結合係数、φは次の数式(2)に示すものであり、βは各コアの伝搬定数であり、Dnmはコアnとコアmの中心間距離、Rはファイバの曲げ半径、θはコアmを原点としてコアnがファイバの曲げ径方向と為す角度である。
Figure 2013130558
ここで上記数式(2)に含まれる数式(3)は、コアmを基準として曲がり導波路を直線導波路に換算した、コアnの等価的な伝搬定数(等価伝搬定数)である。ここでは、コアmが基準となっているのでコアmの等価伝搬定数はβである。
Figure 2013130558
マルチコア光ファイバに含まれる2つのコアの間では、等価伝搬定数が等しくなる点(等価伝搬定数差の零点)で、支配的なクロストークの変化が生じるので、ファイバ長手のクロストーク変化は、次の数式(4)に示すようにモデル化することができる。
Figure 2013130558
なお、A(nzero)はnzero番目の等価伝搬定数差の零点後のコアnの複素電界振幅で、Κは支配的なクロストーク変化の係数で、φrandomは各零点でのコア間の位相差に相当するパラメータである。なお、φrandomは、実際の光ファイバでは曲げ径や捩れ方がわずかに変化するだけで、大きく変化してしまうので、ランダムな値として扱っている。
ここで、次の数式(5)は、それぞれ、σ=Κ/2の分散を持つ確率分布にしたがう。
Figure 2013130558
したがって、中心極限定理により、nzeroが十分大きければ、次の数式(6)に示す値は、それぞれ、数式(7)をもつ正規分布を確率分布として分布する。
Figure 2013130558

Figure 2013130558
ここで、コア間クロストークが数式(8)で示すように十分に小さく、マルチコア光ファイバが長手方向において一定の捩れレートで捻られている場合は、数式(9)の関係が導かれる。
Figure 2013130558

Figure 2013130558
このとき、数式(6)の分布の分散は、マルチコア光ファイバの捩れレートに依存せず、結合係数、伝搬定数、ファイバの曲げ半径、コアの中心間距離、ファイバ長に依存することが分かる。ただし、実際には、マルチコア光ファイバには、2つの偏波モードがあるので、数式(7)、(9)は、それぞれ次の数式(10)、(11)に変換することができる。
Figure 2013130558

Figure 2013130558

このとき、|A(nzero)|/σは、自由度4のカイ二乗分布で分布する。
また、|A(nzero)|は、1/σでスケーリングされた自由度4のカイ二乗分布である数式(12)
Figure 2013130558

で分布し、分布の平均値XTμは、4σとなる。
ここで、実際にクロストークを測定して、上記の分散を持つ統計学的分布を得るためには、実ファイバに於いて、各零点でのコア間の位相差φrandomを測定毎にランダムにばらつかせる必要があることが分かる。φrandomは既に述べた通り、マルチコア光ファイバの僅かな曲げ径や捩れ方の変化により大きく変わるので、従来は測定毎にマルチコア光ファイバを巻き替えることで、マルチコア光ファイバの各位置の曲げ径や捩れ方をばらつかせて、φrandomをばらつかせていて、クロストークのヒストグラムを得ることで、クロストークの統計学的分布を取得していた。
しかし、このマルチコア光ファイバの巻き替えには時間と人手が必要で、ヒストグラムのサンプル数を大きくすることは容易ではなく、作業量の増大が問題となっていた。
そこで、本実施形態では、マルチコア光ファイバの巻き替えを繰り返してクロストークを測定することを必要とせず、クロストークの統計学的分布のヒストグラムを取得する方法として、クロストークの波長特性を測定する手法を考案した。
図1は、本発明に係るマルチコア光ファイバのコア間クロストークの測定方法を実施するための具体的な装置構成の一例を示す図である。また、図2は、本発明に係るマルチコア光ファイバのコア間クロストークの測定方法を実施するための具体的な装置構成の他の例を示す図である。なお、図2には、送光部200Aのみ開示されているが、当該送光部200Aが適用される測定装置の他の構成については、図1の装置構成と同じである。
図1に示された測定装置は、測定対象であるマルチコア光ファイバ100への光入射状態及び光出射状態を機械的に調節するための調節機構と、測定光を出射する送光部200、クロストーク光を受光する受光部300、及び判定部400を備える。
調節機構は、測定対象であるマルチコア光ファイバ100の入射端100aが固定される送光側ステージ500A、マルチコア光ファイバ100の出射端100bが固定される受光側ステージ500B、これらステージ500A、500Bの姿勢制御を個別に行うためのステージ駆動部600を備える。送光部200は、光源210と、光源210から出射される測定光の波長を所定範囲内で掃引させるための光源駆動部220を備える。光源210から出力された測定光は送光用光ファイバ701に導かれ、この送光用光ファイバ701の出射端701aは送光側ステージ500Aに固定されている。受光部300は、入射端702aが受光側ステージ500Bに固定された受光用光ファイバ702を介して、マルチコア光ファイバ100の出射端100bから出射されたクロストーク光を受光するための受光素子310(PD)を備える。判定部400は、ステージ駆動部600及び光源駆動部220の駆動制御、及び、PD310からの測定値の取得を行い、本実施形態に係る測定方法を実施する制御部410と、各種測定データ等を格納するためのメモリ420を備える。
送光側ステージ500Aは、送光用光ファイバ701の出射端701aを保持した状態で矢印S1で示された水平方向に沿って移動可能な台座501Aと、マルチコア光ファイバ100の入射端100aを保持した状態で矢印S1に直交する矢印S2(⊥S1)で示された垂直方向に移動可能な台座502Aを備える。ステージ駆動部600は、台座501Aを所定量だけ水平方向に移動させ、また、台座502Aを所定量だけ垂直方向に移動させることにより、例えば、送光用光ファイバ701の出射端701aと、マルチコア光ファイバ100の入射端100a上に配置されたコアmとを光学的に接続させる。
一方、受光側ステージ500Bは、受光用光ファイバ702の入射端702aを保持した状態で矢印S1(⊥S2)で示された水平方向に沿って移動可能な台座501Bと、マルチコア光ファイバ100の出射端100bを保持した状態で矢印S1に直交する矢印S2(⊥S1)で示された垂直方向に移動可能な台座502Bを備える。ステージ駆動部600は、制御部410からの指示信号に従って、台座501Bを所定量だけ水平方向に移動させ、また、台座502Bを所定量だけ垂直方向に移動させることにより、例えば、受光用光ファイバ702の入射端702aと、マルチコア光ファイバ100の出射端100b上に配置されたコアnとを光学的に接続させる。なお、調節機構としては、図1に示されたステージ駆動部600等を含む構成には限定されず、例えば、各コアに個別に光を入出力可能なカップリングデバイス(空間光学系、光ファイバカプラなど)が適用されてもよく、その場合、送光側ステージ500Aや受光側ステージ500Bによらず、手動でカップリングデバイスとファイバ701、702を接続しても良い。このような調節機構により、測定対象であるマルチコア光ファイバ100の入射端100a上に配置された複数コアのうち、送光用光ファイバ701の出射端701aを介して測定光を入射させるコアの選択と、マルチコア光ファイバ100の出射端100b上に配置された複数コアのうち、受光用光ファイバ702の入射端702aを介してクロストーク光を受光するコアの選択が可能になる。制御部410は、測定光の波長又は偏光状態を変化させながら入射側コアmと出射側コアnが任意に選択されていくことにより、コア間クロストーク値の集合の取得が可能になる。
上述の送光部200は、波長を変化させながら測定光を出射する光源手段として機能しているが、この送光部200に換えて、測定光の偏光状態を変化させながら測定光を出射する送光部200Aが図1に示された測定装置に適用されても良い。なお、図2の送光部200Aは、光源210の他、該光源210から出射された光の偏光状態を所望の状態に変更するための偏光素子230と、制御部430からの指示に従って偏光素子230の姿勢制御を行う駆動部240を備える。光源210から出射された光のうち偏光素子230を通過した光が測定光として送光用光ファイバ701に導かれる。
数式(2)は、β=2π/λ・neffの関係を利用して、次の数式(13)に書き換えることができる。
Figure 2013130558
ここで、θ(z)=γz、neff,m=neff,nと仮定すると、マルチコア光ファイバのコア間の位相差は、次の数式(14)のように表すことができる。
Figure 2013130558
このとき、上記の仮定を用いる場合、等価伝搬定数差の零点はγz=π(nzero−1/2)となるので、上記の数式(14)は次の数式(15)に書き換えることができる。
Figure 2013130558

と表すことができる。
ここで、neff,nを1.444、γを2π・0.1[rad/m]、Dnmを45μm、Rを140mmとした場合の波長とδφnm(λ)の関係の例を示したものが図3である。図3に示すように、10nmの波長範囲において、零点におけるコア間位相差は3回転ほど変化している。このように、測定に用いる波長を変えることで十分な位相差の変化を生じさせることができると分かる。
なお、上記の説明では、説明を簡単にするため、Rを一定とし、θ(z)=γzとする条件を用いたことから、等価伝搬定数差の零点での位相差は式(15)の2パターンに収束している。しかしながら、実際のマルチコア光ファイバでは、Rは長手方向に沿って理想的な一定ではなく、捩れレートも一定ではない。このため、波長の変化により、ファイバ長手方向のそれぞれの等価伝搬定数差の零点で、コア間の位相差が変化する。したがって、クロストークの値についても、統計学的分布にしたがってばらついた値をとる。
ここで、マルチコア光ファイバに対して前記特定の波長を含む一定の範囲で入射光の波長を変化させながら(波長掃引)、当該マルチコア光ファイバのコア間クロストークを測定し、この結果を用いてクロストークの統計学的分布を得る上で、問題になり得るのが、結合係数の波長依存性である。
一例としてマルチコア光ファイバの結合係数の波長依存性に関して、波長とクロストーク分布の平均値XTμの関係を図4に示す。
XTμの対数表示は波長に対してほぼ線形であることが分かる。本ファイバは、結合係数の波長依存性の大きなファイバであるが、それでも、波長に対する10・log10XTμの傾きは、約0.14dB/nm以下におさまっていることが図4から分かる。
ここで、基準波長λにおけるXTμをXTμ,λ0とし、クロストーク分布の平均値の対数表示は波長に対して線形だとすると、次の数式(16)と表すことができる。なお、ここでSはXTμの波長に対する係数である。
Figure 2013130558
このとき、基準波長λから±λdevの波長範囲の入射光を照射する場合、波長掃引幅λrangeは2λdevであり、XTμは次の数式(17)の範囲で変化する。
Figure 2013130558

すなわち、XTμは±SλdevdBの範囲で変化する。
このとき、波長掃引により測定したクロストーク分布の平均値XTμ,measは、数式(18)のように表すことができる。
Figure 2013130558
よって、波長掃引により測定したクロストーク分布の平均値XTμ,measと、波長掃引の中心波長に於けるクロストーク分布の平均値XTμ,λ0の差異は、Sλdevに依存する。つまり、波長掃引を行った波長範囲の広さではなく、波長掃引範囲におけるクロストーク分布の平均値、あるいは結合係数の変化量に依存する。
ここで、波長掃引範囲でのクロストーク分布の平均値の変化量Sλrange=Sλdevと、XTμ,measとXTμ,λ0の差異のデシベル値との関係を図5に示す。クロストークの分布形状を考えると、この波長範囲でのクロストークの値は20dB以上に渡りばらついているので、その平均値を求めた場合に、誤差0.2dB以下とすることができるということは測定精度が高いことを示しており、波長掃引範囲におけるXTμの変化が約4.6dB以下であれば、十分な精度で、特定の波長λにおけるクロストークの統計学的分布の平均値XTμ,λ0の測定を行うことができる。また、同様に、統計学的分布における平均値、中央値、最頻値、分位数及び分散からなる群から選ばれる値を求めることも可能となる。
また、測定した波長とクロストークの関係を次の数式(19a)で近似するか、あるいは、測定した波長とクロストークのデシベル値の関係を数式(19b)で近似した場合に、2Sλdevが約4.6dB以下であれば、十分な精度で、特定の波長λにおけるクロストークの統計学的分布の平均値XTμ,λ0の測定を行うことができる。
Figure 2013130558
また、クロストークの確率分布形状自体も、同様にSλrangeが約4.6dB以下であれば、λrangeが0dBの場合、つまり波長λでの確率分布形状と十分一致する。図6では、Sλrangeの違いによる確率分布形状の違いを示す。2Sλrangeの変化に応じて、確率分布形状が変化することがわかる。
さらに、Sλrangeが約4.6dBより大きい場合でも、測定したクロストーク値を母集団として、確率密度分布を求め、次の数式(20)で表される確率密度関数でフィッティングすることで、XTμ,λ0、すなわち、基準波長λでのXTμ=4σを求めることもできる。
Figure 2013130558
ここで、実際に、特定の波長を含む一定の範囲で入射光の波長を変化させながら、当該マルチコア光ファイバのコア間クロストークを測定した結果を図7に示す。測定した波長範囲は1620〜1630nmであり、この10nmの波長範囲で2001点の測定をしている。クロストークの値を確率分布としてプロットした結果を図8に示す。図8に示すように、その確率分布は確かに前述の通り、数式(12)に従うことが分かる。
ここで、実測されたXTスペクトルから、XT平均値の測定バラツキが十分に小さくなる条件を検討する。
まず、λrangeを10nmで固定し、サンプル値数Nを変えた場合のXT平均値の変化の絶対値を図9に示す。図9に示す各系列は、中心コア#1と外周コア#2〜7とのXTに関するデータで、各系列でそれぞれサンプル値数N=2001で測定したときのXT平均値を基準としている。図9中の実線は、中心コア#1と外周コア#2〜7との各実測値に基づいたXT平均値であり、図9中の破線は、各実測値とXT平均値とのバラツキの上限を示す線である。ここで、XT平均値の変化の絶対値が1dB以下となるためには、おおよそN≧130である必要があることが図9から分かる。同様に、XT平均値の変化の絶対値が0.5dB以下となるためにはおおよそN≧200、0.2dB以下となるためにはおおよそN≧300である必要があり、0.1dB以下となるためにはおおよそN≧380である必要があることが分かる。
次に、λrangeを変えた場合のXT平均値の変化を図10に示す。図10では、波長ステップを5pmとして測定したデータを用いている。λrangeの変化に応じてNも変化するが、λrange=2nmにおけるNは401個であり、図9の結果に基づくと、Nの変化に起因するXT平均値の変化は0.1dB以下である。このとき、λrange=10nmでのXT平均値を基準とすると、XT平均値の変化の絶対値が0.5dB以下であるためには、おおよそλrange≧5.2nmである必要があり、0.2dB以下であるためにはおおよそλrange≧8.8nmである必要があることが分かる。
ここで、数式(4)は、2つの偏波モードを考えた場合に次の数式(21)として表す
ことができる。
Figure 2013130558

と表すことができる。ここで、An,x(nzero)は、nzero番目の等価伝搬定数差の零点後のコアnの複素電界振幅のx軸偏波成分、An,y(nzero)はy軸偏波成分である。すなわち、次の数式(22)でジョーンズベクトルとなっている。
Figure 2013130558

でジョーンズベクトルとなっている。T(nzero)はnzero番目の等価伝搬定数差の零点直後からnzero+1番目の等価伝搬定数差の零点直前までのコアnのジョーンズ行列である。
ここで、数式(23)は、等しい分散の確率分布で分布する。
Figure 2013130558
また、ジョーンズベクトルにジョーンズ行列を掛けても、偏波状態、すなわち、偏波の向きやx軸及びy軸の各偏波成分の位相が変わるだけで、数式(23)の確率分布の分散は変わらない。各コアにおいてジョーンズ行列が異なるのは当然であり、また、各零点間のジョーンズ行列も実際のマルチコア光ファイアでは異なることが一般的である。ここで、ジョーンズ行列に掛けるジョーンズベクトルの偏波状態が変化すると、ジョーンズ行列とジョーンズベクトルの積として求められるジョーンズベクトルの偏波状態は勿論変化し、入力と出力のジョーンズベクトルの偏波状態の相対的な変化量も変わる。つまり、入力の偏波状態が変化すれば、入力と出力の間での偏波の向きやx軸及びy軸の各偏波成分の位相の変化のし方も変わる。
このことから、各零点におけるx軸及びy軸の各偏波成分のコアnとコアmとの間での位相差を、入力光の偏波状態を変えることができる。
そこで、巻き替えを必要とせずにマルチコア光ファイバのコア間クロストークの統計学的分布のヒストグラムの取得法として、クロストークの偏波状態依存性を測定する手法を採用することが可能となる。
ここでは、入力光の偏波状態が、ポアンカレ球上で十分一様に分布する様に、変化させながらクロストークの値の変化を測定すると、測定した値の統計学的分布が、先に説明したクロストーク分布となる。
以上のように、本実施形態に係るマルチコア光ファイバのコア間クロストークの測定方法によれば、マルチコア光ファイバに対して特定の波長を含む一定の範囲で入射光の波長を変化させながら当該マルチコア光ファイバのコア間クロストークを測定することで、コア間クロストークの統計学的分布を得ることができる。また、マルチコア光ファイバへの入射光の偏波状態を変化させながら当該マルチコア光ファイバのコア間クロストークを測定することでも、コア間クロストークの統計学的分布を得ることができる。いずれの方法であっても、マルチコア光ファイバを巻き直して零点周辺でのコア間の位相差を変更させてクロストークを測定する必要がない。よって、より簡易な方法でコア間クロストークの特性を分析することができる。
100…マルチコア光ファイバ、200…送光部、300…受光部、400…判定部、701…送光用光ファイバ、702受光用光ファイバ。

Claims (7)

  1. 特定の波長の光を入射した場合のマルチコア光ファイバのコア間クロストークを測定する方法であって、
    前記マルチコア光ファイバに対して前記特定の波長を含む一定の範囲で入射光の波長を変化させながら、当該マルチコア光ファイバのコア間クロストークを測定することで、各波長に対応するクロストーク値の集合を取得し、
    前記クロストーク値の集合を母集団として、コア間クロストークの統計学的分布を得ることにより、前記特定の波長におけるコア間クロストークの統計学的分布における平均値、中央値、最頻値、分位数及び分散からなる群から選ばれる値を求める
    ことを特徴とする、マルチコア光ファイバのコア間クロストークの測定方法。
  2. 前記特定の波長をλとし、前記一定の範囲を示す波長掃引幅をλrangeとし、前記クロストークの統計学的分布の平均値の波長依存性をSとし、前記測定によって得られた、波長λとクロストーク値との関係を、次の数式:
    Figure 2013130558

    で近似し、または、
    前記測定により得られた、波長λとクロストークのデシベル値との関係を、次の数式:
    Figure 2013130558

    で近似した際に、Sλrangeの絶対値が4.6dB以下になる範囲のクロストーク値を用いて、前記特定の波長におけるコア間クロストークの統計学的分布における平均値、中央値、最頻値、分位数及び分散からなる群から選ばれる値が求められる
    ことを特徴とする、請求項1記載のマルチコア光ファイバのコア間クロストークの測定方法。
  3. 前記特定の波長をλとし、前記一定の範囲はλ−λdevからλ+λdevとし、前記クロストークの統計学的分布の平均値の波長依存性をSとし、前記測定によって得られた、前記コア間クロストークの統計学的分布を、次の式:
    Figure 2013130558

    でσを変数としてフィッティングすることにより、前記特定の波長におけるコア間クロストークの統計学的分布における平均値すなわち4σ、中央値、最頻値、分位数及び分散からなる群から選ばれる値が求められる
    ことを特徴とする、請求項1記載のマルチコア光ファイバのコア間クロストークの測定方法。
  4. 前記母集団に含まれる前記クロストーク値の個数は、少なくとも130個以上である
    ことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載のマルチコア光ファイバのコア間クロストークの測定方法。
  5. 前記一定の範囲を示す波長掃引幅をλrangeとした際に、前記波長掃引幅λrangeは、少なくとも5.2nm以上である
    ことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載のマルチコア光ファイバのコア間クロストークの測定方法。
  6. 特定の波長の光を入射した場合のマルチコア光ファイバのコア間クロストークを測定する方法であって、
    前記マルチコア光ファイバへの入射光の偏波状態を変化させながら、当該マルチコア光ファイバのコア間クロストークを測定することで、入射光の各偏波状態に対応するクロストーク値の集合を取得し、
    前記クロストーク値の集合を母集団として、コア間クロストークの統計学的分布を得ることにより、前記特定の波長におけるコア間クロストークの統計学的分布における平均値、中央値、最頻値、分位数及び分散からなる群から選ばれる値を求める
    ことを特徴とする、マルチコア光ファイバのコア間クロストークの測定方法。
  7. 前記クロストーク値の集合は、前記入射光の偏波状態をポアンカレ球上で一様に分布する様に変化させながら取得される
    ことを特徴とする、請求項6記載のマルチコア光ファイバのコア間クロストークの測定方法。
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