JP2013129256A - 車両用シート - Google Patents

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Abstract

【課題】乗員の体格に応じて該乗員を適切に保護することができる車両用シートを得る。
【解決手段】車両用シート10は、シートクッション14と、それぞれガス供給を受けて膨張展開される複数のチャンバ24、26を有してシートクッション14内に設けられたエアバッグ22と、複数のチャンバ24、26に個別にガスを供給可能なインフレータ20と、シートクッション14の着座乗員Pの体格を検知する体格検知センサ30と、衝突が検知された場合にインフレータ20を作動させるエアバッグECU28とを備えている。エアバッグECU28は、体格検知センサ30にて検知された着座乗員Pの体格に応じて、インフレータ20によりガスが供給されるチャンバ又はその組み合わせが異なるように該インフレータ20を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、シートクッション内にエアバッグを備えた車両用シートに関する。
シートクッションに配置されるエアバッグにおいて、内部にインフレータを包むインナバッグを収容し、該インナバッグにおける左右一対の流出口からエアバッグに左右均等にガス供給される構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−95064号公報
ところで、上記特許文献1の技術では、エアバッグはシートクッション内の広範囲に亘る寸法形状とされており、着座乗員の体格によって衝突に対する保護性能に差が生じる懸念があった。
本発明は、乗員の体格に応じて該乗員を適切に保護することができる車両用シートを得ることが目的である。
請求項1記載の発明に係る車両用シートは、シートクッションと、前記シートクッション内に設けられ、それぞれガス供給を受けて膨張展開される複数の膨張部を有するエアバッグと、前記複数の膨張部に個別にガスを供給可能なガス供給手段と、前記シートクッションに着座した乗員の体格を検知する体格検知センサと、衝突が検知された場合に、前記体格検知センサにて検知された前記乗員の体格に応じて、前記ガス供給手段によりガスが供給される前記膨張部又は該膨張部の組み合わせが異なるように、該ガス供給手段を制御する制御部と、を備えている。
この装置では、衝突が検知された場合に制御部は、体格検知センサからの情報に基づく乗員の体格に応じて、複数の膨張部のうち検知された体格の乗員の保護に適した膨張部にガスが供給されるように、ガス供給手段を制御することができる。これにより、体格検知センサで検知された体格の乗員を、適切に展開させた膨張部によって衝突に対し適切に保護することができる。
このように、乗員の体格に応じて該乗員を適切に保護することができる。
請求項2記載の発明に係る車両用シートは、請求項1において、前記エアバッグの複数の膨張部は、前記シートクッション内における車両前後方向の異なる位置に配置されており、前記ガス供給手段は、車両前後方向の異なる位置に配置された複数の前記膨張部に対し個別にガスを供給し得る複数のガス噴出部を有し、前記制御部は、前面衝突が検知された場合に、前記体格検知センサにて検知された前記乗員の体格に応じて、前記複数のガス噴出部のうちガスを噴出するガス噴出部又は該ガス噴出部の組み合わせが異なるように、該ガス供給手段を制御するように構成されている。
この装置では、シートクッション内における前後方向の異なる位置に複数の膨張部が配置されている。そして、前面衝突が検知された場合に制御部は、体格検知センサからの情報に基づく乗員の体格に応じて、複数の膨張部のうち検知された体格の乗員の保護に適したガス噴出部からガスが噴出されるように、ガス供給手段を制御する。このため、エアバッグは、乗員の体格に応じて膨張展開される膨張部、又は膨張部の組み合わせが選択される。これにより、体格検知センサで検知された体格の乗員を、適切に展開させた膨張部によって、前面衝突に対し適切に保護することができる。
請求項3記載の発明に係る車両用シートは、請求項2において、前記制御部は、前記乗員の体格が小柄である場合に、前記複数のガス噴出部のうち最も車両前側に位置するものを除くガス噴出部の少なくとも一部からガスが噴出されるように前記ガス供給手段を制御し、前記乗員の体格が大柄である場合に、前記複数のガス噴出部のうち最も車両前側に位置するガス噴出部、及び前記乗員の体格が小柄である場合にガスを噴出するガス噴出部の少なくとも一部からガスが噴出されるように前記ガス供給手段を制御する、ように構成されている。
この装置では、前面衝突が検知された場合であって乗員の体格が小柄である場合に制御部は、最も前側に位置する膨張部を除く膨張部の一部又は全部にガスが供給されるようにガス供給手段を制御する。これにより、小柄乗員に近い膨張部が膨張展開され、小柄乗員の前方移動が効果的に抑制される。一方、前面衝突が検知された場合であって乗員の体格が大柄である場合に制御部は、最も前側に位置する膨張部を含む膨張部、及び小柄乗員の場合に膨張展開される膨張部の少なくとも一部にガスが供給されるようにガス供給手段を制御する。これにより、エアバッグ前端の膨張部を含む複数の膨張部にて大柄乗員の大腿部を効率的に持ち上げることができ、大柄乗員の前方移動が効果的に抑制される。この構成によって、大柄乗員に合わせてエアバッグ前端の膨張部を配置することができる。また、少なくとも一部の膨張部が小柄乗員用と大柄乗員用とで共用されるので、構造が簡素化される。
請求項4記載の発明に係る車両用シートは、請求項2又は請求項3において、前記制御部は、前記乗員の体格が小柄である場合に、前記複数のガス噴出部の一部からガスが噴出されるように前記ガス供給手段を制御し、前記乗員の体格が大柄である場合に、前記複数のガス噴出部の全てからガスが噴出されるように前記ガス供給手段を制御する、ように構成されている。
この装置では、前面衝突が検知された場合であって乗員の体格が小柄である場合には、複数の膨張部のうち、一部の膨張部にガスが供給されるようにガス供給手段を制御する。これにより、小柄乗員の保護に適しない部分の膨張部が膨張することなく、小柄乗員が適切に保護される。一方、前面衝突が検知された場合であって乗員の体格が大柄である場合に制御部は、複数の膨張部全てにガスが供給されるようにガス供給手段を制御する。これにより、大柄乗員の前方移動が全ての膨張部によって効果的に抑制される。大柄乗員の保護の際に全ての膨張部が膨張展開される構成であるため、大柄乗員の保護の際に展開されない膨張部(小柄乗員専用の膨張部)がある構成と比べて、構造が簡素化される。
請求項5記載の発明に係る車両用シートは、請求項2〜請求項4の何れか1項において、前記エアバッグにおける前記シートクッション内における車両前後方向の異なる位置に配置された複数の膨張部は、それぞれシート幅方向の中央を挟む両側で膨張展開される右膨張部と左膨張部とに分割されている。
この装置では、前後方向の異なる位置に位置する各膨張部がそれぞれ右膨張部と左膨張部とに分割されており、膨張展開されると右膨張部が乗員の右大腿部を持ち上げると共に左膨張部が乗員の左大腿部を持ち上げる。前後に複数の膨張部を有することで単一の膨張部より成るエアバッグよりも小容量化されたエアバッグにおいて、該複数の膨張部を左右に分割することで、一層の小容量化が図られる。
以上説明したように本発明に係る車両用シートは、乗員の体格に応じて該乗員を適切に保護することができるという優れた効果を奏する。
本発明の第1の実施形態に係る車両用シートの要部を透視して示す斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る車両用シートを示す側断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る車両用シートを構成するクッションエアバッグ装置の作動形態を示す図であって、(A)は大柄な乗員を保護する際の作動形態を示す側断面図、(B)は小柄な乗員を保護する際の作動形態を示す側断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る車両用シートを構成する制御系及びインフレータを模式的に示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る車両用シートの制御フローを示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る車両用シートの要部を透視して示す斜視図である。
本発明の第1の実施形態に係る車両用シート10について、図1〜図5に基づいて説明する。なお、図中に適宜記す矢印FRは車両前後方向の前方向を、矢印UPは車両上下方向の上方向を、矢印RH及び矢印LHは車両用シート10の着座乗員Pから見て右側(車幅方向の一方側)及び左側(車幅方向の他方側)をそれぞれ示す。以下の説明で、特記なく前後、上下、左右の方向を用いる場合は、車両前後方向の前後、車両上下方向の上下、着座乗員Pから見た左右を示すものとする。
図1には、車両用シート10の要部構成が一部切り欠いた斜視図にて示されている。この図に示される如く、車両用シート10は、乗員が着座するシートクッション14と、シートクッションの後端側に下端側が接続されバックレストを成すシートバック16とを含んで構成されている。そして、シートクッション14内には、クッションエアバッグ装置18が配設されている。クッションエアバッグ装置18は、ガス供給手段としてのインフレータ20と、インフレータ20からのガス供給を受けて膨張展開するエアバッグとしてのクッションエアバッグ22とを主要部として構成されている。
図2に示される如く、クッションエアバッグ装置18は、その機械的構成部分がシートクッション14を構成するシートパン14Aとクッション材14Bとの間に配置されている。図3(A)及び図3(B)に示される如くクッションエアバッグ22が膨張展開されることで、着座乗員Pの大腿部を上方に持ち上げる構成とされている。したがって、車両前面衝突の際にクッションエアバッグ装置18が作動されると、着座乗員Pはその大腿部が持ち上げられることで、慣性による車両前方への移動が抑制されるようになっている。
図1に膨張展開状態で示される如く、クッションエアバッグ22は、ガス供給を受けて膨張展開される複数の膨張部を有する。具体的には、クッションエアバッグ22は、シートクッション14内で前後方向の異なる位置に配置された複数の膨張部としての前側チャンバ24と、後側チャンバ26とを有している。前側チャンバ24は、シートクッション14内の前端部に配置されており、右膨張部としての右前チャンバ24Rと、左膨張部としての左前チャンバ24Lと、右前チャンバ24Rと左前チャンバ24Lとを繋ぐ連通ダクト24Cとを有して構成されている。
右前チャンバ24Rは、シートクッション14の車幅方向中央に対し右側に配置され、ガス供給を受けて後述する大柄な着座乗員Pの右大腿部の下部(着座状態での前部)の下方で膨張展開されるようになっている。左前チャンバ24Lは、シートクッション14の車幅方向中央に対し左側に配置され、ガス供給を受けて後述する大柄な着座乗員Pの左大腿部の下部(着座状態での前部)の下方で膨張展開されるようになっている。連通ダクト24Cは、右前チャンバ24R及び左前チャンバ24Lに対し十分に細く構成され、右前チャンバ24Rと左前チャンバ24Lとの互いのシート幅方向中央側を、車幅方向に沿った直線状に繋ぐ構成とされている。この連通ダクト24Cの車幅方向中央には、後向きに開口するインフレータ挿入口24Iが形成されている。
前側チャンバ24は、インフレータ20からのガスがインフレータ挿入口24Iを通じて連通ダクト24Cに導入され、該連通ダクト24Cで左右の右前チャンバ24R、左前チャンバ24Lに分配されるようになっている。
後側チャンバ26は、シートクッション14内の前後方向中央部から後部に亘り配置されている。この後側チャンバ26は、右膨張部としての右後チャンバ26Rと、左膨張部としての左後チャンバ26Lと、右後チャンバ26Rと左後チャンバ26Lとを繋ぐ連通ダクト26Cとを有して構成されている。右後チャンバ26Rは、シートクッション14の車幅方向中央に対し右側に配置され、ガス供給を受けて着座乗員Pの右大腿部の下部(着座状態での後部)の下方で膨張展開されるようになっている。左後チャンバ26Lは、シートクッション14の車幅方向中央に対し左側に配置され、ガス供給を受けて着座乗員Pの左大腿部の下部(着座状態での後部)の下方で膨張展開されるようになっている。
また、この実施形態では、右後チャンバ26R及び左後チャンバ26Lは、さらに前後の膨張部に分割されて構成されている。具体的には、右後チャンバ26Rは、右後チャンバフロント26RFと、右後チャンバリヤ26RRと、これらを繋ぐ連通部26RCとを有して構成されている。同様に、左後チャンバ26Lは、左後チャンバフロント26LFと、左後チャンバリヤ26LRと、これらを繋ぐ連通部26LCとを有して構成されている。連通ダクト26Cは、右後チャンバフロント26RF及び左後チャンバフロント26LFとの互いのシート幅方向中央側を、車幅方向に沿った直線状に繋いでいる。連通ダクト26Cは、右後チャンバフロント26RF及び左後チャンバフロント26LFに対し十分に細く構成されている。この連通ダクト26Cの車幅方向中央には、前向きに開口するインフレータ挿入口26Iが形成されている。また、後側チャンバ26は、右後チャンバリヤ26RRと左後チャンバリヤ26LRとの互いの車幅方向中央側を、車幅方向に沿った直線状に繋ぐ連通ダクト26CRを有する。
後側チャンバ26は、インフレータ20からのガスがインフレータ挿入口26Iを通じて連通ダクト26Cに導入され、該連通ダクト26Cで左右の右後チャンバ26R、左後チャンバ26Lに分配されるようになっている。より具体的には、連通ダクト26Cにて右後チャンバフロント26RF、左後チャンバフロント26LFに導入されたガスは、連通部26RC、連通部26LCを通じて右後チャンバリヤ26RR、左後チャンバリヤ26LRに導入されるようになっている。また、右後チャンバリヤ26RR、左後チャンバリヤ26LRから連通ダクト26CRにもガスが導入されるようになっている。
図4に示される如く、インフレータ20は2段着火式のデュアルインフレータとして構成されている。具体的には、インフレータ20は、前後方向に長手となるように配置(図1参照)される円筒状に形成されており、前側燃焼室20Fと、後側燃焼室20Rとを有して構成されている。また、インフレータ20は、作動により前側燃焼室20Fの着火剤に着火する前側スクイブ20SF、及び作動により後側燃焼室20Rの着火剤に着火する後側スクイブ20SRを有する。さらに、インフレータ20の前端側には、噴出部としての前側ガス噴出孔20HFが形成されており、インフレータ20の後端側には、噴出部としての後側ガス噴出孔20HRが形成されている。
以上により、インフレータ20は、各燃焼室20F、20Rを独立して作動させ、前側ガス噴出孔20HF、後側ガス噴出孔20HRの何れか一方又は双方からガスを噴出させ得る構成とされている。インフレータ20は、前側ガス噴出孔20HFが前側チャンバ24のインフレータ挿入口24Iに挿入されると共に、後側ガス噴出孔20HRが後側チャンバ26のインフレータ挿入口26Iに挿入されている。これにより、前側スクイブ20SFが作動されると、前側燃焼室20Fで多量のガスが発生し、このガスが前側ガス噴出孔20HFを通じて前側チャンバ24の右前チャンバ24R、左前チャンバ24L内に供給されるようになっている。また、後側スクイブ20SRが作動されると、後側燃焼室20Rで多量のガスが発生し、このガスが後側ガス噴出孔20HRを通じて後側チャンバ26の右後チャンバ26R、左後チャンバ26L内に供給されるようになっている。
以上により、インフレータ20は、前側チャンバ24、後側チャンバ26に個別に(独立して)ガスを供給可能な構成とされている。クッションエアバッグ22は、前側チャンバ24と後側チャンバ26とがインフレータ20を介して結合された状態で、折り畳まれることなく、又は各チャンバにおいて適宜折り畳まれて、上記の如くシートパン14Aとクッション材14Bとの間に配置されている。この状態で、クッションエアバッグ22すなわち前側チャンバ24及び後側チャンバ26は、インフレータ20を介してシートパン14Aに固定されている。
クッションエアバッグ装置18は、インフレータ20の作動を制御する制御部としてのエアバッグECU28を備えている。図4に示される如く、エアバッグECU28は、インフレータ20の前後のスクイブ20SF、後側スクイブ20SRの他、体格検知センサ30、及び車両用シート10が適用された自動車の前面衝突を検知する前突検知センサ32に電気的に接続されている。
体格検知センサ30は、図示は省略するがシートクッション14内に配置されており、該シートクッション14上の着座乗員Pの有無及び体格に応じた信号を出力する構成とされている。体格検知センサ30としては、例えば面圧センサ(シートセンサ)や荷重センサ(ロードセル)等の各種センサを採用することができる。この実施形態では、体格検知センサ30(エアバッグECU28)は、所要の閾値に基づいて着座乗員Pの体格が小柄であるか大柄であるかを検知可能とされている。
そして、詳細は後述するが、エアバッグECU28は、車両の前面衝突時に、着座乗員Pの体格が小柄である場合に、インフレータ20の前側スクイブ20SFを作動させることなく後側スクイブ20SRを作動する構成とされている。また、エアバッグECU28は、車両の前面衝突時に、着座乗員Pの体格が大柄である場合に、インフレータ20の前側スクイブ20SF及び後側スクイブ20SRを共に作動する構成とされている。
また、図2に示される如く、車両用シート10には、前面衝突の際に着座乗員Pをウエビング34Wにて拘束するためのシートベルト装置34が設けられている。この実施形態では、シートベルト装置34は、3点式シートベルト装置とされている。さらに、車両用シート10の前方のインストルメントパネル36(又はステアリングホイール)には、前面衝突の際に着座乗員Pの主に上体の前方移動を拘束するための前突エアバッグ装置38が設けられている。図2では、前突エアバッグ装置38のエアバッグ38Aがインストルメントパネル36から展開された状態が図示されている。
次に、本実施形態の作用について、図5に示すフローチャートを参照しつつ説明する。
上記構成の車両用シート10では、ステップS10で前突検知センサ32からの信号に基づいて、前面衝突が生じたか否かを判断する。否定判断の場合は元に戻り、肯定判断の場合にはステップS12に進む。ステップS12でエアバッグECU28は、体格検知センサ30からの信号に基づいて着座乗員Pの体格が大柄であるか否かを判断する。否定判断の場合、すなわち着座乗員Pの体格が小柄である場合は後述するステップS16に進み、肯定判断の場合はステップS14に進む。ステップS14でエアバッグECU28は、インフレータ20の前側スクイブ20SF、後側スクイブ20SRを共に作動(点火)させる。
すると、図3(A)に示される如くクッションエアバッグ22の前側チャンバ24、後側チャンバ26がインフレータ20からのガス供給を受けて膨張展開され、着座乗員Pの大腿部が持ち上げられる。一方、ステップS12で否定判断の場合、エアバッグECU28は上記の通りステップS16に進む。ステップS16でエアバッグECU28は、インフレータ20の前側スクイブ20SFを作動することなく、後側スクイブ20SRのみを作動する。すると、図3(B)に示される如く、後側チャンバ26がインフレータ20からのガス供給を受けて膨張展開され、着座乗員Pの大腿部が持ち上げられる。
このようにクッションエアバッグ22によって着座乗員Pの大腿部が持ち上げられると、着座乗員Pの主に下肢の慣性による前方への移動が抑制され、インストルメントパネル等との衝突に対し保護される。具体的には、3点式のシートベルト装置34を装着している着座乗員Pのシートクッション14への潜り込み(所謂、サブマリン現象)がクッションエアバッグ22によって抑制されることで、着座乗員Pの前方移動がウエビング34Wによって良好に拘束される。特に、上下方向に扁平とされた薄型のインストルメントパネルを採用する自動車の場合、ニーエアバッグではインストルメントパネルにて乗員の膝から荷重に対する反力を支持することが難しく、クッションエアバッグ装置18が有効である。
ここで、車両用シート10では、体格検知センサ30によって検知された着座乗員Pの体格に応じてクッションエアバッグ22の展開形状が異ならされている。具体的には、着座乗員Pの体格が大柄である場合、図3(A)に示される如くクッションエアバッグ22を構成する全チャンバが膨張展開される。これにより、大柄な着座乗員Pの大腿部が適正に持ち上げられ、該着座乗員Pの前方への移動が効果的に抑制される。例えば大柄の着座乗員Pに対して前側チャンバ24及び後側チャンバ26の何れか一方だけを膨張展開させる比較例について検討する。この比較例では、シートクッション14と着座乗員Pとの接触(押し付け)面積が不足し、大きい慣性力が作用する大柄な着座乗員Pの前方への移動抑制効果が小さい。これに対して車両用シート10では、上記の通り大柄な着座乗員Pに対しクッションエアバッグ22全体を膨張展開させるため、該着座乗員Pの前方への移動が効果的に抑制される。
一方、着座乗員Pが小柄乗員である場合、図3(B)に示される如くクッションエアバッグ22のうち後側チャンバ26のみが選択的に膨張展開される。これにより、小柄の着座乗員Pの大腿部が適正に持ち上げられ、該着座乗員Pの前方への移動が効果的に抑制される。例えば小柄の着座乗員Pに対してクッションエアバッグ22全体又は前側チャンバ24のみを膨張展開させる比較例について検討する。このような比較例では、小柄な着座乗員Pの体幹から遠い前側チャンバ24にて大腿部が持ち上げられると、体幹に近い側で大腿部とシートクッション14との間に隙間(押し付け不足)が生じやすい。これに対して車両用シート10では、小柄な乗員の体幹に近い後側チャンバ26が選択的に膨張展開されるので、該部分でシートクッション14と着座乗員Pの大腿部の密着性が高く、該着座乗員Pの前方への移動抑制効果が衝突検知から短時間で得られる。なお、小柄な着座乗員Pは、作用する慣性力が相対的に小さいため、後側チャンバ26のみの膨張展開で十分な前方移動の抑制効果が得られる。
このように、クッションエアバッグ22は、前後方向の配置が異なる複数の膨張部である前側チャンバ24、後側チャンバ26にて構成されている。このため、体格検知センサ30にて検知される着座乗員Pの体格に応じたクッションエアバッグ22の膨張展開形態にて、該着座乗員Pを適切に保護することができる。
またここで、車両用シート10では、クッションエアバッグ22が複数の膨張部である前側チャンバ24、後側チャンバ26にて構成されているため、単一のチャンバを有して構成された比較例のクッションエアバッグに対しバッグ容量(ガス容量)が小さい。すなわち、上記比較例では、単一のチャンバが略球状に膨張、展開しようとするため、バッグ容量が大きくなりやすい。これに対してクッションエアバッグ22は、各チャンバ間の部分で膨張展開が拘束されるので、上記比較例との比較でバッグ容量が小さく抑えられる。しかも、上記の比較例では、着座乗員Pの大腿部からずれたシート幅方向の中央部すなわち着座乗員Pの前方移動の抑制効果が小さい部分で最も大きく膨張展開するため、要求性能に対しバッグ容量すなわちガス使用量が大きくなる。これに対してクッションエアバッグ22は、前側チャンバ24が右前チャンバ24R、左前チャンバ24Lに分割されると共に、後側チャンバ26が右後チャンバ26R、左後チャンバ26Lに分割されている。そして、シート幅方向中央では連通ダクト24C、26Cが膨張するに過ぎないので、上記比較例と比較して、バッグ容量が一層小さく、少ないガスで所要の乗員保護性能を得ることができる。
しかも、クッションエアバッグ22は、上記の通りバッグ容量が小さくなることで、比較例との比較で展開完了時間が短くなり、短時間での乗員の前方移動の抑制すなわち乗員保護性能の向上に寄与する。また、前側チャンバ24は大柄な着座乗員Pに対しての膨張展開される構成であるため、小柄な着座乗員Pに対する保護性を考慮することなく、大柄な着座乗員Pに合わせて前側チャンバ24の配置(形状)を設定することができる。これによっても乗員保護性能が向上される。
また、クッションエアバッグ22は、後側チャンバ26が小柄な着座乗員Pに対しても大柄な着座乗員Pに対しても膨張展開される共用チャンバとされているため、構造が簡素化される。特に、大柄な着座乗員Pに対してクッションエアバッグ22の全体が膨張展開されるため、大柄な着座乗員Pの保護の際に展開されない膨張部がある構成と比べて、クッションエアバッグ装置18の構造が一層簡素化される。すなわち、上記の通り小柄な着座乗員Pの保護に対し膨張展開させるチャンバ数が多い大柄な着座乗員Pの保護において膨張展開されないチャンバを有する構成では、相対的に膨張展開させるチャンバ数が少ない小柄乗員の保護に専用のチャンバを有することとなる。この場合、個々のチャンバが小型化したり、インフレータからのガス供給経路が増したりして構造が複雑になりやすい。これに対して車両用シート10では、上記の通り大柄な着座乗員Pに対してクッションエアバッグ22の全体が膨張展開されるため、簡単な構造で着座乗員Pの体格に応じた保護効果が得られる。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態に係る車両用シート50について、図6に基づいて説明する。なお、上記第1の形態の構成と基本的に同様の構成については、上記第1の形態の構成と同一の符号を付して、その説明、図示を省略する場合がある。
図6には、第2の実施形態に係る車両用シート50が図1に対応する斜視図にて示されている。この図に示される如く、車両用シート50は、クッションエアバッグ22が後側チャンバ26に代えて後側チャンバ52を有して構成されている点で、第1の実施形態に係る車両用シート10とは異なる。
後側チャンバ52は、シートクッション14内の前後方向中央部から後部に亘り配置されている。この後側チャンバ52は、右膨張部としての右後チャンバ52Rと、左膨張部としての左後チャンバ52Lと、右後チャンバ52Rと左後チャンバ52Lとを繋ぐ連通ダクト52Cとを有して構成されている。右後チャンバ52Rは、シートクッション14の車幅方向中央に対し右側に配置され、ガス供給を受けて乗員の右大腿部の下部(着座状態での後部)の下方で膨張展開されるようになっている。左後チャンバ52Lは、シートクッション14の車幅方向中央に対し左側に配置され、ガス供給を受けて乗員の左大腿部の下部(着座状態での後部)の下方で膨張展開されるようになっている。
また、この実施形態では、右後チャンバ52R及び左後チャンバ52Lは、それぞれシートクッション14内の前後方向中央部から後部に亘る前後長を有する。すなわち、右後チャンバ52Rは、右後チャンバフロント26RF、右後チャンバリヤ26RR、及び連通部26RCを単一チャンバとした如く構成されている。同様に、左後チャンバ52Lは、左後チャンバフロント26LF、左後チャンバリヤ26LR、及び連通部26LCを単一チャンバとした如く構成されている。さらに、後側チャンバ52には、チューブ26CRに相当する部分が形成されていない。
後側チャンバ52は、インフレータ20の後側ガス噴出孔20HRが連通ダクト52Cに形成したインフレータ挿入口52Iに挿入されている。これにより、インフレータ20のガスは連通ダクト52Cに導入され、該連通ダクト52Cで左右の右後チャンバ52R、左後チャンバ52Lに分配されるようになっている。車両用シート50の他の構成は、図示しない部分を含め、車両用シート10の対応する構成と同じである。
したがって、第2の実施形態に係る車両用シート50によっても、基本的に第1の実施形態に係る車両用シート10と同様の作用によって同様の効果を得ることができる。また、車両用シート50では、後側チャンバ52にチューブ26CRに相当する部分がないため、車両用シート10を構成するクッションエアバッグ22に対しても小容量化が図られる。
なお、上記した各実施形態では、2段着火式のデュアルインフレータを用いて前後2箇所のガス噴出孔20HF、20HRから独立してガスを噴出する例を示したが、本発明はこれに限定されない。例えば2つ又は3つ以上のインフレータを用いて各チャンバに独立してガスを供給可能な構成としても良い。また、インフレータを前後方向に長手となるように配置した例を示したが、本発明はこれに限定されない。例えば、円筒状のインフレータを車幅方向(シート幅方向)に長手となるように配置しても良い。
また、上記した各実施形態では、前面衝突の検知後に乗員の体格を検知する例を示したが、本発明はこれに限定されない。例えば、乗員の体格を予め又は常時検知しておき、前面衝突検知後のガス供給先が衝突前に決まっている構成としても良い。また、体格検知センサは、シート前後スライド機構に設けたシートスライドセンサ、リトラクタに設けられたシートベルト引き出し量センサを用いて間接的に乗員の体格を検知するものであっても良い。
さらに、上記した各実施形態では、各チャンバ24、26、52が左右に分割された例を示したが、本発明はこれに限定されない。例えば、車幅方向に長い筒状に展開されるチャンバを前後方向に並べて本発明のエアバッグを構成しても良い。
またさらに、上記した各実施形態では、体格検知センサ30が大柄乗員であるか小柄乗員であるかを検知した結果に基づいてクッションエアバッグ22の展開形状を2形態から選択する例を示したが、本発明はこれに限定されない。例えば、着座乗員Pの体格を3段階以上に区別して検知し、その結果に基づいて3つ以上の形態からクッションエアバッグ22の展開形状選択するようにしても良い。
また、上記した各実施形態では、理解を容易にするべくエアバッグECU28がインフレータ20のみを制御する例を示したが、本発明はこれに限定されない。例えば、エアバッグECU28は、前面衝突に対して前突エアバッグ装置38のインフレータやシートベルト装置34のリトラクタ、プリテンショナなどを総合制御しても良い。
10 車両用シート
14 シートクッション
20 インフレータ(ガス供給手段)
20HF 前側ガス噴出孔(噴出部)
20HR 後側ガス噴出孔(噴出部)
22 クッションエアバッグ(エアバッグ)
24 前側チャンバ(膨張部)
24L 左前チャンバ(左膨張部)
24R 右前チャンバ(右膨張部)
26 後側チャンバ(膨張部)
26L 左後チャンバ(左膨張部)
26R 右後チャンバ(右膨張部)
28 エアバッグECU(制御部)
30 体格検知センサ
50 車両用シート
52 後側チャンバ(膨張部)
52L 左後チャンバ(左膨張部)
52R 右後チャンバ(右膨張部)

Claims (5)

  1. シートクッションと、
    前記シートクッション内に設けられ、それぞれガス供給を受けて膨張展開される複数の膨張部を有するエアバッグと、
    前記複数の膨張部に個別にガスを供給可能なガス供給手段と、
    前記シートクッションに着座した乗員の体格を検知する体格検知センサと、
    衝突が検知された場合に、前記体格検知センサにて検知された前記乗員の体格に応じて、前記ガス供給手段によりガスが供給される前記膨張部又は該膨張部の組み合わせが異なるように、該ガス供給手段を制御する制御部と、
    を備えた車両用シート。
  2. 前記エアバッグの複数の膨張部は、前記シートクッション内における車両前後方向の異なる位置に配置されており、
    前記ガス供給手段は、車両前後方向の異なる位置に配置された複数の前記膨張部に対し個別にガスを供給し得る複数のガス噴出部を有し、
    前記制御部は、前面衝突が検知された場合に、前記体格検知センサにて検知された前記乗員の体格に応じて、前記複数のガス噴出部のうちガスを噴出するガス噴出部又は該ガス噴出部の組み合わせが異なるように、該ガス供給手段を制御するように構成されている請求項1記載の車両用シート。
  3. 前記制御部は、
    前記乗員の体格が小柄である場合に、前記複数のガス噴出部のうち最も車両前側に位置するガス噴出部を除くガス噴出部の少なくとも一部からガスが噴出されるように前記ガス供給手段を制御し、
    前記乗員の体格が大柄である場合に、前記複数のガス噴出部のうち最も車両前側に位置するガス噴出部、及び前記乗員の体格が小柄である場合にガスを噴出するガス噴出部の少なくとも一部からガスが噴出されるように前記ガス供給手段を制御する、
    ように構成されている請求項2記載の車両用シート。
  4. 前記制御部は、
    前記乗員の体格が小柄である場合に、前記複数のガス噴出部の一部からガスが噴出されるように前記ガス供給手段を制御し、
    前記乗員の体格が大柄である場合に、前記複数のガス噴出部の全てからガスが噴出されるように前記ガス供給手段を制御する、
    ように構成されている請求項2又は請求項3記載の車両用シート。
  5. 前記エアバッグにおける前記シートクッション内における車両前後方向の異なる位置に配置された複数の膨張部は、それぞれシート幅方向の中央を挟む両側で膨張展開される右膨張部と左膨張部とに分割されている請求項2〜請求項4の何れか1項記載の車両用シート。
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