JP2013129039A - ロボット - Google Patents

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Abstract

【課題】 シャッタが内ローラの上端から距離をおいて上方に突出することを防止できるとともに、シャッタの調節が容易になり、さらに部品点数を減少できるロボットを提供すること。
【解決手段】 上面に開口15が形成されたケース部材10に、ケース部材10の開口15を外部から塞いだ状態で両端部がケース部材10の長手方向の両端に着脱可能に固定されたシャッタ37と、ケース部材10の長手方向に移動可能な状態でケース部材10に取り付けられたスライダ20とを設けてロボットAを構成した。そして、スライダ20の移動方向の両側に、シャッタ37を開口15の縁部に押圧する外ローラ27,28を設けた。さらに、外ローラ27,28間に、シャッタ37を開口15の縁部から離間させる1個の内ローラ29を設けた。
【選択図】 図3

Description

本発明は、開口を備えたケース部材と、ケース部材の開口を塞ぐシャッタと、シャッタを開口縁部に押圧する外ローラとシャッタを開口縁部から離間させる内ローラとが設置されケース部材に沿って移動するスライダとを備えたロボットに関する。
従来から、上面が開口したケース部材にレール部材を設け、スライダの一部をケース部材の開口から上方に突出させた状態でそのスライダをレール部材に沿って移動可能にしたロボットが用いられている。このようなロボットにおいては、ケース部材の内部に塵埃や異物が入ったり、ケース部材の内部の塵埃や異物が外部に飛散したりすることを防止するために、ケース部材の内部と外部との間を遮蔽するシャッタが設けられている(例えば、特許文献1参照)。
このロボットでは、スライダにおける移動方向の両側にそれぞれシャッタを開口縁部に押圧する外ローラが設けられ、スライダの上面における一対の外ローラ間に、シャッタを開口縁部から離間させる一対の内ローラが移動方向に間隔を保って設置されている。また、スライダの上部には保護カバーが取り付けられている。そして、スライダがレール部材に沿って移動する際に、スライダが位置する部分でシャッタは開口縁部の上方に持ち上げられ、スライダが通過するとシャッタは下降して開口縁部上に押し付けられる。
特開2006−6058号公報
しかしながら、前述した従来のロボットにおいては、内ローラが移動方向に間隔を保って2個設けられているため、シャッタにおける2個の内ローラ間に位置する部分が湾曲して上方に突出するようになる。この結果、ロボットが大型化するか、または、シャッタの上方に位置する保護カバーがシャッタの湾曲した部分に接触して、シャッタや保護カバーが損傷したり、スライダの移動に対する抵抗になったりすることがあった。このようなことを防止するためには、シャッタの両端を強く引っ張ってシャッタが湾曲しないようにする必要があるが、その場合、調整作業が煩雑になるという問題があった。また、内ローラの数が多い分部品点数が多くなりコストが高くなるとともに、内ローラをスライダに組み付ける際の工数も多くなるという問題もある。
本発明は、このような問題に対処するためになされたもので、その目的は、シャッタが内ローラの上端から距離をおいて上方に突出することを防止できるとともに、シャッタの調節が容易になり、さらに部品点数を減少できるロボットを提供することである。なお、下記本発明の各構成要件の記載においては、本発明の理解を容易にするために、実施形態の対応箇所の符号を括弧内に記載しているが、本発明の構成要件は、実施形態の符号によって示された対応箇所の構成に限定解釈されるべきものではない。
前述した目的を達成するため、本発明に係るロボットの構成上の特徴は、長尺の開口(15)が上面に形成されたケース部材(10)と、ケース部材の開口を外部から塞いだ状態で両端部がケース部材の長手方向の両端(14)に着脱可能に固定されたシャッタ(37)と、ケース部材の長手方向に移動可能な状態でケース部材に取り付けられたスライダ(20)と、スライダの移動方向の両側でシャッタを開口の縁部に押圧する外ローラ(27,28)と、外ローラ間でシャッタを開口の縁部から離間させる内ローラ(29)とを備えたロボット(A)において、スライダの移動方向の両側に設置された一対の外ローラ間に1個の内ローラを設置したことにある。
本発明に係るロボットでは、一対の外ローラ間に2個でなく1個の内ローラが設置されている。このため、内ローラがシャッタを湾曲させてケース部材の開口縁部から離間させたときのシャッタの湾曲した部分の頂部は内ローラの上端の位置になる。したがって、内ローラによって持ち上げられるシャッタの上部に、物、例えば保護カバーなどの部材が設置されていても、内ローラの上端部とその部材との間に、シャッタの厚み以上の間隔を設けておけば、シャッタが保護カバーに接触することはなくなる。これによって、高さを低くしてロボットを小型化することができる。
また、シャッタが撓んで、内ローラの上端よりもさらに上方に突出することがないため、シャッタをケース部材に固定する際に、シャッタの両端を強く引っ張る必要がなくなる。このため、シャッタの調整が容易になる。さらに、内ローラの数が少なくなるため、その分低コスト化が図れるとともに、内ローラをスライダに組み付ける際の工数を減少させることができる。また、スライダの移動方向の長さを短くしてスライダを小型化することもできる。
また、本発明に係るロボットの他の構成上の特徴は、長尺の開口が上面に形成されたケース部材と、ケース部材の開口を外部から塞いだ状態で両端部がケース部材の長手方向の両端に着脱可能に固定されたシャッタと、ケース部材の長手方向に移動可能な状態でケース部材に取り付けられたスライダと、スライダの移動方向の両側でシャッタを前記開口の縁部に押圧する外ローラと、外ローラ間でシャッタを前記開口の縁部から離間させる内ローラとを備えたロボットにおいて、内ローラ(49)を、スライダの移動方向に直交する方向でかつ同軸上に設けられた複数個のローラ本体(49a)を備えたローラだけで構成したことにある。
本発明によると、幅の大きなシャッタやスライダを備えたロボットにおいて、好適な外ローラおよび内ローラを取り付けることができる。例えば、軸方向の長さが長い内ローラを用いた場合には、強度が不十分になったり、高価についたりするが、スライダの移動方向に直交させて複数の内ローラを並列させることにより、このような問題を解消することができる。なお、本発明においては、外ローラも、内ローラの数に合わせて、スライダの移動方向に直交する方向に複数個設けることが好ましい。
また、本発明に係るロボットのさらに他の構成上の特徴は、スライダの上面におけるシャッタに対向する部分(24b,24c,44b)を、内ローラが位置する部分から外ローラが位置する部分に向かって下り傾斜になった傾斜面で構成したことにある。シャッタは、一方の外ローラの下方から内ローラの上方に延び、さらに他方の外ローラの下方に延びるようになる。このため、スライダの移動方向の両側に中央から端部側に向かって下り傾斜になる傾斜面を形成することにより、外ローラに対する内ローラの高さ方向の位置を、可能な限り低くすることができる。これによって、ロボットの小型化が図れる。
また、本発明に係るロボットのさらに他の構成上の特徴は、スライダに、一対の外ローラおよび内ローラを覆う保護カバー(31a,31b)を設けたことにある。本発明によると、スライダの上部を保護カバーで保護することができる。また、この保護カバーと内ローラの上端部との間には、僅かな隙間を設けるだけで済むため、スライダの上方部分を小型化できる。
また、本発明に係るロボットのさらに他の構成上の特徴は、スライダの上面におけるシャッタに対向する部分の移動方向に直交する両側に、互いに平行する一対の部材設置部(24a,44a)を設けるとともに、一対の部材設置部の対向する部分に移動方向に延びる溝部(24e)を設け、保護カバーを溝部にスライドさせて取り付けるようにしたことにある。本発明によると、保護カバーのスライダへの取り付けが容易になるとともに、保護カバーの設置位置が正確になる。
本発明の第1実施形態に係るロボットを示した斜視図である。 図1に示したロボットの要部を示した斜視図である。 ロボットの要部を示した断面図である。 ロボットの外ローラが位置する部分を示した断面図である。 ロボットの内ローラが位置する部分を示した断面図である。 内ローラが取り付けられたテーブル部を示した斜視図である。 テーブル部に、外ローラが取り付けられたローラ支持部を取り付ける状態を示した斜視図である。 テーブル部に保護カバーを取り付ける状態を示した斜視図である。 テーブル部に吸着装置を載置した状態を示した斜視図である。 吸着装置が載置されたテーブル部から保護カバーを取り外し、さらに外ローラが取り付けられたローラ支持部を取り外す状態を示した斜視図である。 吸着装置が載置されたテーブル部からローラ支持部を取り外した状態を示した斜視図である。 吸着装置が載置されたテーブル部から内ローラを取り外した状態を示した斜視図である。 本発明の第2実施形態に係るロボットが備える内ローラを示した斜視図である。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態に係るロボットを図面を用いて説明する。図1は、同実施形態に係るロボットAを示している。また、図2は、図1に示したロボットAの要部を示しており、図3は、その要部の長手方向に沿った縦断面を示している。このロボットAは、X軸方向(図1の長手方向で、以下、この方向を前後方向とする)に延びるケース部材10と、ケース部材10に移動可能に取り付けられたスライダ20と、スライダ20をケース部材10のX軸方向に移動させる駆動装置35(図4および図5参照)と、ケース部材10の上面に設置されたシャッタ37とを備えており、ケース部材10の後端にはモータMが設置されている。ここで、水平面上でX軸方向に直交する方向をY軸方向(図1のケース部材10の幅方向で、以下、この方向を左右方向とする)とする。
ケース部材10は、上面が開口した細長い矩形の箱状に形成されており、図4および図5に示したように、下部に位置する底面部11と、底面部11の左右の側面から対向して上方に延びる一対のカバー部材12,13と、前後に位置する端面部14(一方しか図示せず)とを備えている。底面部11は、上面における幅方向の中央に、両側部分よりも低くなった凹部11aが形成された長尺の肉厚板体で構成されている。この底面部11は、アルミ二ウム合金からなる押出材を加工して形成されており、その断面形状は、前端から後端にかけて同一になっている。
カバー部材12,13は、それぞれ断面形状がL形に形成され、左右対称に配置された長尺の板状部材で構成されている。カバー部材12は、略水平に配置された上面部12aと、上面部12aの外側縁部から下方に延びる側面部12bとで構成され、カバー部材13は、略水平に配置された上面部13aと、上面部13aの外側縁部から下方に延びる側面部13bとで構成されている。そして、カバー部材12,13は、上面部12a,13aの互いに対向する内側の縁部どうしを設定された長さだけ離した状態で底面部11の側面に固定されている。また、カバー部材12,13の前後両端には、それぞれ端面部14が取り付けられている。このため、前後の端面部14の上端部と上面部12a,13aとで囲まれる部分には、Y軸方向に一定長さを保ってX軸方向に延びる開口15が形成されている。この開口15は、後述するシャッタ37によって閉塞される。
底面部11の上面の凹部11aには、底面部11の長手方向に沿って延び高さよりも幅が長くなったレール部材16が上部を底面部11の上面から突出させた状態で固定されている。このレール部材16の左右の側面の上部には、断面半円状に窪んだガイド溝16aがそれぞれ形成されている。また、レール部材16の上方には、レール部材16と平行して前後に延びる棒状のボールネジ17が設けられている。このボールネジ17の前端は、前部の端面部14に回転可能に支持され、後端は、後部の端面部14を貫通してモータMに連結されている。
そして、レール部材16とボールネジ17に対して移動可能にスライダ20が取り付けられている。スライダ20は、スライド部材21と、スライド部材21の上面に設けられたスライダ本体22と、スライダ本体22の上部に設けられたテーブル部23とで構成されている。スライド部材21は、下面における幅方向の中央に、レール部材16の上部に摺動可能に嵌合できるスライド溝21aが形成された部材で構成されており、スライド溝21aの両側面におけるガイド溝16aに対向する部分には、断面形状が半円形の被ガイド突起21bが設けられている。このスライド部材21は、レール部材16の上部にスライド溝21aを合わせた状態でレール部材16の端部からスライドさせることにより、レール部材16に組み付けられている。
スライダ本体22は、スライド部材21に固定されて、スライド部材21とともに、ケース部材10の内部で、レール部材16とボールネジ17に対して移動可能になっている。スライダ本体22の内部には、スライダ本体22を前後に貫通する円筒状のナット22aが設けられており、このナット22aの内部をボールネジ17が貫通している。なお、ナット22aの内面にはボールネジ17に螺合するねじが形成されており、ボールネジ17の回転によりナット22aはボールネジ17の長手方向に沿って移動する。また、スライダ本体22の上端部は、左右の幅が他の部分よりも狭くなっており、その狭くなった部分が開口15の内部を通ってケース部材10の上面の高さまで突出している。
テーブル部23は、ロボットAの用途に応じた各種の装置や部材が設置されるもので、スライダ本体22の上面にボルトを介して固定されて、ケース部材10の上方に位置している。このテーブル部23は、図3に示したように、テーブル本体24と、テーブル本体24の前後にそれぞれ取り付けられたローラ支持部材25,26と、ローラ支持部材25,26にそれぞれ取り付けられた外ローラ27,28と、テーブル本体24の上面に取り付けられた内ローラ29と、一対の保護カバー31a,31bとを備えている。
テーブル本体24は、前後および左右がそれぞれ対称になった段違いの板状部材で構成されている。このテーブル本体24は、図6に示したように、左右両側に位置する部材設置部24aと、両部材設置部24a間の左右両側に位置するローラ支持部24bと、両ローラ支持部24b間に位置する中央部24cとで構成されている。部材設置部24aの上面は、他の部分の上面よりも高くなった水平面で構成され、その水平面に間隔を保って複数のねじ穴24dが形成されている。このねじ穴24dは、テーブル部23の上部に各種の装置や部材を設置する際に用いられる。また、両部材設置部24aの対向する内側面には、前後に貫通する溝部24eが平行して形成されている。
ローラ支持部24bと中央部24cとの上面における前端側部分と後端側部分とは、前後方向の中央側から前後の各端部に向かって下り傾斜になった傾斜面で構成されている。また、ローラ支持部24bの上面における前後方向の中央側部分は、中央部24cの上面における前後方向の中央側部分よりも高くなっている。両ローラ支持部24bの上面における前後方向の中央側部分は、前後で傾斜面が延長され、その傾斜面間の部分が水平面で構成されている。中央部24cの上面における前後方向の中央側部分は全体が水平面で構成されている。これによって、ローラ支持部24bと中央部24cとの上面には、前端側部分と後端側部分よりも前後の中央部分が上方に盛り上がった傾斜面が形成され、さらに、テーブル本体24の上面には、左右の中央部分よりも左右両側部分の方が徐々に高くなった段差が形成されている。
また、中央部24cの上面における前後方向の中央部分には、左右に延びる干渉防止溝24fが形成されている。この干渉防止溝24fは、後述する内ローラ29のローラ本体29aの軸方向に沿った略半分を余裕をもって収容できる大きさに形成されている。そして、両ローラ支持部24bの前後方向の中央に、互いに対向して、一対の軸受部32a,32bが形成されている。この軸受部32a,32bは、上部および互いに対向する部分が開口した凹部で構成されており、弾性を備えたMCナイロン製の部材をテーブル本体24に形成した凹部に埋め込むことにより形成されている。
ローラ支持部材25,26は、ともに前後よりも左右に長い同じ部材で構成されており、ローラ支持部材25は、テーブル本体24の前端に前側から組み付けられ、ローラ支持部材26は、テーブル本体24の後端に後側から組み付けられている。ローラ支持部材25は、前端中央に四角形の切り欠き部が形成された板状の平面部25aを備えており、その平面部25aにおける切欠き部の両側に、一対の支持片25bが形成されている。一対の支持片25bは、それぞれ平面部25aの左右両側に位置する水平部と、両水平部の内側縁部から対向して下方に延びる垂直部とからなるL形の片で構成されており、一対の支持片25bの各垂直部には、支持穴が形成されている。
そして、外ローラ27が、中心軸部27bの両側を一対の支持片25bの支持穴に挿通させた状態で、回転自在に支持されている。また、一対の支持片25bの水平部の前端には、下方に延びる一対の取付片25cが形成されており、この一対の取付片25cには挿通穴が形成されている。このローラ支持部材25は、図7に示したように、平面部25aの後部側の両側部を溝部24e内に前方からスライドさせてテーブル本体24に組み付けられ、挿通穴とねじ33(図4参照)を介して、テーブル本体24の前端に着脱可能に取り付けられている。このため、ローラ支持部材25の両側面および上面と、テーブル本体24の部材設置部24aの外部側の両側面および上面との間には、ローラ支持部材25の各部分の方が僅かに内側に位置する段差が形成される。
ローラ支持部材26は、ローラ支持部材25と前後対称に配置されており、後端中央に四角形の切り欠き部が形成された板状の平面部26aを備えている。この平面部26aの後部には、一対の支持片26bおよび一対の取付片26cが形成されている。そして、外ローラ28が、中心軸部28bの両側を一対の支持片26bの支持穴に挿通させた状態で、回転自在に支持されている。また、ローラ支持部材26は、平面部26aの前部側の両側部を溝部24e内に後方からスライドさせてテーブル本体24に組み付けられ、一対の取付片26cに設けられた挿通穴とねじ33を介して、テーブル本体24の後端に着脱可能に取り付けられている。ローラ支持部材26の両側面および上面と、テーブル本体24の部材設置部24aの外部側の両側面および上面との間には、ローラ支持部材26の各部分の方が僅かに内側に位置する段差が形成されている。
なお、外ローラ27は、アルミのパイプの表面にウレタン樹脂からなる表層部を形成して構成された円筒状のローラ本体27aと、ローラ本体27aを貫通する中心軸部27bと、ローラ本体27aの両端でローラ本体27aと中心軸部27bとの間に設けられた一対のベアリング27cとで構成されている。そして、一対の支持片25bの支持穴を挿通する中心軸部27bの両端部がピン34などの固定部材によって一対の支持片25bに固定され、ローラ本体27aが、一対のベアリング27cを介して中心軸部27bに対して回転自在になっている。
また、外ローラ28も、外ローラ27と同様、円筒状のローラ本体28aと、中心軸部28bと、一対のベアリング(図示せず)とで構成されている。そして、一対の支持片26bの支持穴を挿通する中心軸部28bの両端部がピン34などの固定部材によって一対の支持片26bに固定され、ローラ本体28aが、一対のベアリングを介して中心軸部28bに対して回転自在になっている。
さらに、内ローラ29も、外ローラ27,28と同様、円筒状のローラ本体29aと、中心軸部29bと、一対のベアリング29cとで構成されている。そして、この内ローラ29は、中心軸部29bの両端部を、それぞれ軸受部32a,32bの内部に上方から押し込むことにより、テーブル本体24の上面に取り付けられており、ローラ本体29aの下部は、干渉防止溝24f内に位置している。中心軸部29bの両端部は、それぞれ軸受部32a,32bに着脱可能な状態で固定され、ローラ本体29aは、一対のベアリング29cを介して中心軸部29bに対して回転自在になっている。また、内ローラ29は、外ローラ27,28よりも僅かに高い位置に配置されている。
保護カバー31aは、テーブル本体24における部材設置部24aを除いた部分の上面の前側半分と、ローラ支持部材25の上面、前面および両側面を覆うことのできる部材で構成されており、図8に示したように、後部側の両側部を溝部24e内に前方からスライドさせてテーブル本体24に組み付けられる。保護カバー31bは、テーブル本体24における部材設置部24aを除いた部分の上面の後側半分と、ローラ支持部材26の上面、後面および両側面を覆うことのできる部材で構成されており、前部側の両側部を溝部24e内に後方からスライドさせてテーブル本体24に組み付けられている。
保護カバー31aの前部両側部分と、保護カバー31bの後部両側部分とには、それぞれねじ挿通穴が形成されている。そして、保護カバー31aは、前部の両側部分がねじ33によってローラ支持部材25とともに、テーブル本体24の前端部に固定され、保護カバー31bは、後部の両側部分がねじ33によってローラ支持部材26とともに、テーブル本体24の後部に固定されている。また、保護カバー31a,31bの下面と、内ローラ29の上端部との間には、僅かな隙間が形成されているだけで、保護カバー31a,31bは内ローラ29の極近傍に配置されている。
また、ロボットAには、CPUや記憶装置等からなる制御装置、基板、および各装置間を接続するケーブルなどが備わっている。そして、これらの各装置と、前述したボールネジ17、ナット22aおよびモータMとで駆動装置35が構成される。この駆動装置35は、モータMの駆動によりボールネジ17が回転することによりナット22aに推進力を発生させる。このため、電源を入れ制御装置をオン状態にしてモータMに電流を流すと、スライダ20は、レール部材16に沿って移動する。
シャッタ37は、ステンレス鋼からなる薄板で構成されており、前後方向の長さがケース部材10の前後方向の長さよりも僅かに短く、左右方向の幅がカバー部材12,13の上面部12a,13aの対向する縁部間の長さよりも少し長くなっている。また、シャッタ37の前後の端部には、それぞれ縁部に沿って2個のねじ挿通穴が形成されている。このシャッタ37は、長手方向の両端部を、固定部材38a,38bおよび4個のねじ39を介して端面部14の上面に固定され、ケース部材10の開口15を上方から塞いでいる。
なお、固定部材38a,38bには、それぞれ2個のねじ挿通穴が形成され、端面部14の上面には、それぞれ2個のねじ穴が形成されている。そして、シャッタ37の両端部の上面にそれぞれ固定部材38a,38bを置き、ねじ39を2つのねじ挿通穴に通してねじ穴に螺合させることにより、シャッタ37の両端部は、端面部14の上面に固定されている。なお、シャッタ37のねじ挿通穴は、それぞれ前後方向に長い長円で構成されており、ねじ39に対するねじ挿通穴の位置を変更することにより、シャッタ37の張り具合を調節できるようになっている。
このシャッタ37は、前方側に位置する外ローラ27の下方から内ローラ29の上方を通り、後方側に位置する外ローラ28の下方へと掛け渡されている。すなわち、シャッタ37は、テーブル部23のテーブル本体24の上面と保護カバー31a,31bの天井部との間の隙間を通過する。そして、シャッタ37における外ローラ27,28に位置する部分は、図3に示したように、外ローラ27,28によって、ケース部材10の上面部12a,13aに押圧される。また、シャッタ37における内ローラ29に位置する部分は、内ローラ29によって上方に押し上げられる。
このように、外ローラ27,28にシャッタ37の上面が接触し、内ローラ29にシャッタ37の下面が接触することにより、スライダ20が移動する際に、シャッタ37から受ける摩擦抵抗が小さくなる。また、シャッタ37は、両端部が端面部14に固定され、テーブル部23内を通過することによりその部分が上方に持ち上げられるため、シャッタ37には、適度な張力が加わるようになり、シャッタ37は撓みのない状態に維持される。
さらに、シャッタ37を上方に持ち上げるものが1個の内ローラ29であるため、シャッタ37の上端に位置する部分は、内ローラ29の上部に位置する部分になる。このため、保護カバー31a,31bと、内ローラ29との間の隙間を狭くしても、シャッタ37が保護カバー31a,31bに接触することがなくなる。また、シャッタ37の張り具合を調節する際には、ねじ39を緩めてねじ39に対するねじ挿通穴の位置を変更したのちに、再度ねじ39を締めることが行われるが、シャッタ37が内ローラ29の上端よりもさらに上方に撓むことがないため、この調整は、簡単に済ませることができる。
このように構成されたロボットAを用いて、例えば、電子部品を所定の場所に順次供給する場合には、テーブル部23に、電子部品を吸着するための吸着装置を取り付ける。そして、ロボットAの電源を入れ制御装置をオン状態にする。これによって、モータMに電流が流れてボールネジ17が回転し、スライダ20は、レール部材16に沿って移動する。このとき、スライダ20の進行方向の先方および後方においては、シャッタ37は、上面部12a,13aの上面に密着することで、ケース部材10の開口15を塞ぐ。これによって、ケース部材10の内部に塵埃や異物が浸入することが防止される。
また、シャッタ37におけるスライダ20の内部に位置する部分は、内ローラ29によって上面部12a,13aの上面から上方に持ち上げられる。このように、スライダ20は、前後の外ローラ27,28でシャッタ37を上面部12a,13a側に押し付けるとともに、内ローラ29でシャッタ37を上方に持ち上げながら往復移動していく。その際に、吸着装置は、電子部品を所定の場所で吸着し、基板等に実装する。そして、長時間の使用により、外ローラ27,28および内ローラ29が摩耗したときには、外ローラ27,28および内ローラ29を未使用のものに取り替える操作が行われる。
この取り替え操作を、図9ないし図12を用いて説明する。なお、図9ないし図12に示したように、この場合、テーブル部23の上面には吸着装置Bが設置されている。そして、まず、図9の状態から、シャッタ37の前端部を端面部14に固定しているねじ39を緩め、保護カバー31aをテーブル本体24に固定しているねじ33を取り外したのちに、保護カバー31aを前方に引っ張ってテーブル本体24とローラ支持部材25から取り外す。このとき、吸着装置Bはテーブル本体24の両側部の部材設置部24aに固定され、保護カバー31aは溝部24e内に前方からスライドさせてテーブル本体24に組み付けられているため、保護カバー31aは前方に引っ張ることにより容易に取り外すことができる。
つぎに、図10の状態から、ローラ支持部材25を外ローラ27とともに、前方に引っ張ってテーブル本体24から取り外す。この場合も、ローラ支持部材25は、溝部24e内に前方からスライドさせてテーブル本体24に組み付けられているため、前方に引っ張ることにより容易に取り外すことができる。ついで、テーブル本体24の後部側で、同様の操作を行って、保護カバー31b、ローラ支持部材26および外ローラ28を、テーブル本体24から取り外す。
つぎに、シャッタ37を後方に引っ張ってテーブル部23から抜き取り、図11の状態にする。これによって、テーブル本体24の前方および後方から内ローラ29が見えるようになる。そして、薄い板状の治具などで、内ローラ29をテーブル本体24の軸受部32a,32bから取り外して、図12の状態にする。この場合、治具で内ローラ29をこじ上げることにより軸受部32a,32bから取り外すことができ、軸受部32a,32bから外れた内ローラ29は、テーブル本体24の上面の傾斜面を転がって外部に出てくる。その際に、内ローラ29が傷ついても、この内ローラ29は使用済で廃棄されるものであるため問題はない。これによって、使用済の外ローラ27,28および内ローラ29のすべての取り外しが終了する。
そして、新たな内ローラ29をテーブル本体24の上面に配置し、内ローラ29の中心軸部29bの両端部が軸受部32a,32bに位置したところで、治具でローラ本体29aを下方に押圧する。これによって、中心軸部29bの両端部が軸受部32a,32bの内部に嵌り、内ローラ29の取り付けが終了する。つぎに、シャッタ37の前端部側を、テーブル部23と吸着装置Bとの間に通して、その前端部を固定部材38aとねじ39とで、端面部14に軽く固定する。この場合、シャッタ37の張り具合は緩くして余裕を持たせておく。
その状態で、新たな外ローラ27が取り付けられたローラ支持部材25をテーブル本体24の前端に組み付ける。そして、保護カバー31aをテーブル本体24に組み付けてローラ支持部材25および外ローラ27を覆い、保護カバー31aをねじ33でローラ支持部材25とともにテーブル本体24に固定して、外ローラ27の交換作業が終了する。また、同様の操作を、テーブル本体24の後部側で行って、テーブル本体24に、新たな外ローラ28が取り付けられたローラ支持部材26および保護カバー31bを取り付ける。そして、シャッタ37の張り具合を調節して、シャッタ37の前端部を端面部14に固定することにより、外ローラ27,28および内ローラ29の交換作業が終了する。なお、前述した説明では、外ローラ27,28および内ローラ29のすべてを交換しているが、これらの1つまたは2つを交換することもできる。
このように、本実施形態に係るロボットAでは、一対の外ローラ27,28間に1個の内ローラ29が設置されている。このため、内ローラ29によって開口15の縁部から上方に持ち上げられたシャッタ37の最上部の位置は内ローラ29の上端の位置になる。したがって、保護カバー31a,31bの下面と内ローラ29の上端との間の隙間の長さが、シャッタ37の厚みよりも長くなっていれば、シャッタ37が保護カバー31a,31bに接触することはなくなる。このため、ロボットAを小型にできるとともに、シャッタ37と保護カバー31a,31bとが互いに擦りあって損傷することを防止できる。
また、シャッタ37の張り具合調節する際に、シャッタ37の両端を強く引っ張る必要がなくなるため、シャッタ37の調整操作も容易になる。さらに、内ローラ29の数を最少数にしたため、低コスト化が図れるとともに、内ローラ29をテーブル本体24に組み付ける際の工数を減少させることができる。また、ローラ支持部24bと中央部24cとの上面の前端側部分と後端側部分とに、前後の中央部分から端部に向かって下り傾斜になった傾斜面を形成しているため、内ローラ29の高さを、可能な限り低くすることができる。これによっても、ロボットAの小型化が図れる。
さらに、内ローラ29のテーブル本体24への取り付けが、中心軸部29bの両端部を軸受部32a,32bに位置させてローラ本体29aを下方に押圧することで行え、内ローラ29のテーブル本体24からの取り外しが、治具で内ローラ29をこじ上げることで行えるため、内ローラ29のテーブル本体24への着脱が容易になる。さらに、内ローラ29の数を少なくしたことによっても、ロボットAを小型にできる。また、テーブル本体24の上に設置した吸着装置Bを取り外すことなく、外ローラ27,28や内ローラ29の交換ができるため、作業が極めて容易になる。さらに、外ローラ27,28は、ローラ支持部材25,26とともに交換するため、外ローラ27,28を、ローラ支持部材25,26に取り付ける操作も不要になる。
(第2実施形態)
図13は、本発明の第2実施形態に係るロボットが備えるテーブル本体44に、内ローラ49を取り付けた状態を示している。本実施形態に係るロボットは、前述したロボットAよりも左右の幅が大きくなっており、その幅に応じてこのロボットを構成する各部分の幅も大きくなっている。テーブル本体44は、左右両側に位置する部材設置部44aと、両部材設置部24a間に位置するローラ支持部44bとで構成されている。部材設置部44aの上面は、ローラ支持部44bの上面よりも高くなった水平面で構成されている。
ローラ支持部44bの上面における前端側部分と後端側部分とは、前後方向の中央側から前後の各端部に向かって下り傾斜になった傾斜面で構成され、ローラ支持部44bの上面における前後方向の中央側部分は、水平面で構成されている。そして、ローラ支持部44bの上面における前後方向の中央部分には、左右に延びるローラ収容凹部45が形成されている。このローラ収容凹部45は、左右両側に位置する一対の軸受部45aと、ローラ収容凹部45の左右両側で、それぞれ一対の軸受部45aの内側に位置する一対の干渉防止溝45bと、一対の干渉防止溝45b間に位置する軸支持溝45cとで構成されている。
一対の軸受部45aは、前述した軸受部32a,32bと同じ構成をしており、一対の干渉防止溝45bは、それぞれ、前述した干渉防止溝24fよりも左右方向の長さの短い溝で構成されている。そして、軸支持溝45cは、一対の干渉防止溝45b間を結ぶ細長い溝で構成されており、一対の軸受部45aと略同じ高さに位置している。また、内ローラ49は、一対の円筒状のローラ本体49aと、一対のローラ本体49aを貫通する中心軸部49bと、一対のローラ本体49aのそれぞれの両端部と中心軸部49bとの間に設置された4個のベアリング49cとで構成されている。
そして、内ローラ49は、一対のローラ本体49aを、それぞれ一対の干渉防止溝45b内に位置させ、中心軸部49bの中央部分を軸支持溝45c内に位置させた状態で、中心軸部49bの両端を一対の軸受部45a内に押し込んでテーブル本体44に組み付けられている。なお、外ローラについては、内ローラ49に合わせて、それぞれ一対のローラ本体を備えたものをテーブル本体44の前後に設置してもよいし、1個の長いローラ本体を備えたものをテーブル本体44の前後に設置してもよい。このテーブル本体44および内ローラ49を備えたロボットのそれ以外の部分の構成については、前述したロボットAと同じである。
このように構成したため、幅の大きなシャッタやスライダを備えたロボットにおいて、好適な内ローラを取り付けることができる。すなわち、内ローラ49に、一対のローラ本体49aを含ませることにより、内ローラ49の強度が不十分になったり、内ローラ49が高価についたりすることを解消できる。本実施形態のそれ以外の作用効果は、前述した第1実施形態と同様である。
また、本発明に係るロボットは、前述した各実施形態に限定するものでなく、適宜変更して実施することができる。例えば、前述した実施形態では、内ローラ29や内ローラ49を、軸受部32a,32bや一対の軸受部45aに取り付けるようにしているが、別途、ローラ支持部材を用意して、このローラ支持部材を用いて、内ローラ29や内ローラ49を、テーブル本体24やテーブル本体44に取り付けるようにしてもよい。また、前述した第2実施形態では、1個の長い中心軸部49bに一対のローラ本体49aを設けているが、2個の短い中心軸部にそれぞれローラ本体49aを設けてもよい。さらに、ローラ本体49aの数を3個以上にしてもよい。
また、前述した実施形態では、開口15がケース部材10の上面に位置するようにしているが、本発明に係るロボットA等は、種々の方向に向けて設置することができ、例えば、前述した実施形態と上下を逆にして設置した場合には、開口15はケース部材10の下面に位置するようになる。さらに、前述した実施形態では、ロボットAがボールネジ17を含む駆動装置35によって作動するものとしているが、本発明に係るロボットはこれに限定するものでなく、種々のタイプ、例えばリニアモータを用いた駆動装置によって作動するもの等も含むものとする。また、本発明に係るロボットのそれ以外の部分の構成についても、本発明の技術的範囲内で適宜変更することができる。
10…ケース部材、14…端面部、15…開口、20…スライダ、24a,44a…部材設置部、24b…ローラ支持部、24c…中央部、24e…溝部、27,28…外ローラ、29,49…内ローラ、31a,31b…保護カバー、37…シャッタ、49a…ローラ本体、A…ロボット。

Claims (5)

  1. 長尺の開口が上面に形成されたケース部材と、
    前記ケース部材の開口を外部から塞いだ状態で両端部が前記ケース部材の長手方向の両端に着脱可能に固定されたシャッタと、
    前記ケース部材の長手方向に移動可能な状態で前記ケース部材に取り付けられたスライダと、
    前記スライダの移動方向の両側で前記シャッタを前記開口の縁部に押圧する外ローラと、
    前記外ローラ間で前記シャッタを前記開口の縁部から離間させる内ローラと
    を備えたロボットにおいて、
    前記スライダの移動方向の両側に設置された一対の前記外ローラ間に1個の前記内ローラを設置したことを特徴とするロボット。
  2. 長尺の開口が上面に形成されたケース部材と、
    前記ケース部材の開口を外部から塞いだ状態で両端部が前記ケース部材の長手方向の両端に着脱可能に固定されたシャッタと、
    前記ケース部材の長手方向に移動可能な状態で前記ケース部材に取り付けられたスライダと、
    前記スライダの移動方向の両側で前記シャッタを前記開口の縁部に押圧する外ローラと、
    前記外ローラ間で前記シャッタを前記開口の縁部から離間させる内ローラと
    を備えたロボットにおいて、
    前記内ローラを、前記スライダの移動方向に直交する方向でかつ同軸上に設けられた複数個のローラ本体を備えたローラだけで構成したことを特徴とするロボット。
  3. 前記スライダの上面における前記シャッタに対向する部分を、前記内ローラが位置する部分から前記外ローラが位置する部分に向かって下り傾斜になった傾斜面で構成した請求項1または2に記載のロボット。
  4. 前記スライダに、前記一対の外ローラおよび前記内ローラを覆う保護カバーを設けた請求項1ないし3のうちのいずれか一つに記載のロボット。
  5. 前記スライダの上面における前記シャッタに対向する部分の前記移動方向に直交する両側に、互いに平行する一対の部材設置部を設けるとともに、前記一対の部材設置部の対向する部分に前記移動方向に延びる溝部を設け、前記保護カバーを前記溝部にスライドさせて取り付けるようにした請求項4に記載のロボット。
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