JPH0647706U - ロッドレスシリンダの防塵バンド案内構造 - Google Patents

ロッドレスシリンダの防塵バンド案内構造

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JPH0647706U
JPH0647706U JP8319092U JP8319092U JPH0647706U JP H0647706 U JPH0647706 U JP H0647706U JP 8319092 U JP8319092 U JP 8319092U JP 8319092 U JP8319092 U JP 8319092U JP H0647706 U JPH0647706 U JP H0647706U
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cylinder
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band
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隆通 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シリンダ内にピストンを摺動自在に設け、シ
リンダの周壁に軸方向の出力溝を刻設し、ピストンから
延出した出力腕を出力溝から外方に突出させ、出力腕に
シリンダ外面を摺動するスライド部材を連結し、中央部
はスライド部材を通り両端部を固定し出力溝を覆う防塵
バンドを設けたロッドレスシリンダにおいて、防塵バン
ドをシリンダの他の部分を分解することなく取付け、取
り外しを容易に可能とすることを目的とする。 【構成】 内部に防塵バンドを案内する案内ローラを回
転自在に設けたカバー部材をスライド部材に着脱自在に
設けたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ロッドレスシリンダの防塵バンド案内構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のロッドレスシリンダとしては、図5に示す実開平1−118204号のものや 、図6に示す実開平1−106607号のものがある。 これらはシリンダ101 内にピストン102 を摺動自在に設け、シリンダ101 の周 壁の上部に軸方向の出力溝106 を刻設し、ピストン102 から延出した出力腕107 を出力溝106 からシリンタ101 外方に突出させ、この出力腕107 にシリンダ101 外面を摺動するスライド部材108 を連結し、中央部はスライド部材108 を通り両 端部を固定し、出力溝106 を覆う防塵バンド126 を設けている。
【0003】 このようなロッドレスシリンダにおいては、ピストン102 の摺動に伴ってスラ イド部材108 をシリンダ102 の外面で移動させる際、防塵バンド126 はスライド 部材108 の移動に伴って引っ張られながら曲がってスライド部材108 の摺動を可 能としている。この防塵バンド126 の変形が防塵バンド126 に過大な曲げ力を与 えないように出力腕107 の防塵バンド126 との接触面を滑らかな曲面に形成した り案内ローラ122 を設けたりしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来の図5および図6に示すロッドレスシリンダにおいては、案内面あるいは 案内ローラ122 をスライド部材108 に取付けた後、防塵バンド126 を屈曲させな がら挿入するため作業がやりにくく、また、スライド部材108 を出力腕107 に取 付けてシリンダ102 に装着した後に、防塵バンド126 を挿入することは、作業が 困難で殆ど不可能に近い。
【0005】
【課題を解決するための手段】 そこで、本考案は、上記の事情に鑑み、防塵バンドをシリンダの他の部分を分 解することなく取付け・取り外しを可能とすべく、シリンダ内にピストンを摺動 自在に設け、シリンダの周壁に軸方向の出力溝を刻設し、ピストンから延出した 出力腕を出力溝からシリンダ外方に突出させ、出力腕にシリンダ外面を摺動する スライド部材を連結し、中央部はスライド部材を通り両端部を固定し出力溝を覆 う防塵バンドを設けたロッドレスシリンダにおいて、内部に防塵バンドを案内す る案内ローラを回転自在に設けたカバー部材をスライド部材に着脱自在に設けて なるロッドレスシリンダの防塵バンド案内構造である。
【0006】
【作用】
防塵バンドをシリンダに固定した後、案内ローラを内部に備えたカバー部材を スライド部材に装着するので、防塵バンドの取付けが容易であり、防塵バンドの 取り外しはカバー部材を取り外した後に行うので容易である。
【0007】
【実施例】
本考案を添付する図面に示す具体的実施例に基づいて以下詳細に説明する。 まず、ロッドレスシリンダを図1、図2および図3に示す。 シリンダ1内にピストン2を摺動自在に設け、ピストン2の両端にプーリ3を 収容したシリンダヘッド4をボルト5により螺着し、シリンダ1の周壁の上部に 軸方向の出力溝6を刻設し、ピストン2から延出した出力腕7を出力溝6からシ リンダ1外方に突出させ、この出力腕7にシリンダ1外面を摺動するスライド部 材8に連結する。
【0008】 プーリ3は軸受11を介してプーリ軸12に回転自在に設け、このプーリ軸12の両 端を板金製ブラケット13の両側壁14に支持させ、プーリ軸12の両端を縦壁60の長 孔15に支持させ、ブラケット13の基片16から起立させた取付片17にシリンダヘッ ド4から突出させた調整ボルト18を挿通させ、ナット19で螺締する。なお、符号 20はプーリ軸12の抜け止め輪である。
【0009】 また、スライド部材8はシリンダ2の上面に刻設した逆V字状の案内溝21に摺 動自在に設け、このスライド部材8に、内部に案内ローラ22を備え端部に弾性ス クレーパ23を設けたカバー部材24を、スライド部材8の上部内面に刻設した案内 溝9に嵌め、ビス25にて螺着する。 シリンダ2の出力溝6を覆う防塵バンド26は、その端部をクランプ板35と屈曲 クランプ板27とで挟持し、ビス28でシリンダ2上面に螺締する。
【0010】 ケーブル29はその一端をピストン2に連結し、プーリ3に掛け回して他端を前 記出力腕7に連結する。 なお、カバー板31はプーリ3を覆いビス32にてシリンダヘッド4に取付ける。 ピストン2が摺動すると、その駆動力はケーブル29に伝達され、出力腕7を経 てスライド部材8に伝達され、スライド部材8はシリンダ1の外面を摺動する。 このスライド部材8には負荷を取付けるためのネジ孔30が刻設してある。
【0011】 防塵バンド26はカバー部材24の案内ローラ22およびスライド部材8に取付けた 案内ローラ33により案内される。 次に、本考案の防塵バンド26の案内構造について述べる。 シリンダ1の周壁の上部の軸方向の出力溝6を覆う防塵バンド26が、スライド 部材8がシリンダ1の軸方向に移動する歳、防塵面から離れる変形を容易にする 案内ローラ22を備えたカバー部材24を、スライド部材8の上部内面に刻設した案 内溝区に嵌め、ビス25にてスライド部材8に螺締する。
【0012】 カバー部材24は、図4に示すように、垂直状の取付板46の上部から防塵バンド 26を長手方向で覆う大きさの差込板47を片持ち状に突出させ、差込板47の下面両 側と取付板46内面との間に補強リブ48を固着する。差込板47の両側橋はスライド 部材8の案内溝9に保持されるように突出した摺動部49が形成できる位置に補強 リブ48は固着する。
【0013】 この補強リブ48間に回転軸52を架設し、案内ローラ22を回転自在に設ける。 このカバー部材24をスライド部材8の前後橋面54・55に取付けるため、取付板 46の両側にはビス25を挿通させる通し孔50が穿設してある。 また、取付板46の外面には弾性スクレーパ23を設けるスクレーパ挟持溝51が刻 設してあって、押え板53にて押圧しビス25を通し孔50に通しスライド部材8に螺 締している。
【0014】 シリンダ1の出力腕7にスライド部材8を固定しておき、防塵バンド26を案内 ローラ33に案内させながら通し、出力溝6を覆わせてその両端部はクランプ板34 と屈曲クランプ板27とにより挟持させてビス28によりシリンダ1に固定する。 続いて、案内ローラ22を備えたカバー部材24をスライド部材8の前後端面54・ 55からその案内溝9に差込板47の摺動部49を嵌めて押し込みカバー部材24の取付 板46と押え板53との下側に弾性スクレーパ23を挟持させて、ビス25を通し孔50に 通しスライド部材8に螺締する。
【0015】 すると、図1に示すように、防塵バンド26はスライド部材8に架設した案内ロ ーラ33とカバー部材24に架設した案内ローラ22に接触してスライド部材8内を滑 らかな円弧状で通過する。
【0016】
【考案の効果】
本考案は、上述のように、シリンダ内にピストンを摺動自在に設け、シリンダ の周壁に軸方向の出力溝を刻設し、ピストンから延出した出力腕を出力溝からシ リンダ外方に突出させ、出力腕にシリンダ外面を摺動するスライド部材を連結し 、中央部はスライド部材を通り両端部を固定し出力溝を覆う防塵バンドを設けた ロッドレスシリンダにおいて、内部に防塵バンドを案内する案内ローラを回転自 在に設けたカバー部材をスライド部材に着脱自在に設けてなるロッドレスシリン ダの防塵バンド案内構造であるので、防塵バンドをシリンダの他の部分を分解す ることなく、取付け、取り外しが容易に可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ロッドレスシリンダの半分を断面した正面図で
ある。
【図2】図1の一部を断面した平面図である。
【図3】図1の側面図である。
【図4】カバー部材の平面図、A−A断面図、正面図、
背面図、要部拡大縦断面図の5面図である。
【図5】従来のロッドレスシリンダを断面した正面図で
ある。
【図6】従来の他のロッドレスシリンダを断面した正面
図である。
【符号の説明】
1…シリンダ 2…ピストン 6…出力溝 7…出力腕 8…スライド部材 26…防塵バンド 22…案内ローラ 24…カバー部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダ内にピストンを摺動自在に設
    け、シリンダの周壁に軸方向の出力溝を刻設し、ピスト
    ンから延出した出力腕を出力溝からシリンダ外方に突出
    させ、出力腕にシリンダ外面を摺動するスライド部材を
    連結し、中央部はスライド部材を通り両端部を固定し出
    力溝を覆う防塵バンドを設けたロッドレスシリンダにお
    いて、内部に防塵バンドを案内する案内ローラを回転自
    在に設けたカバー部材をスライド部材に着脱自在に設け
    てなるロッドレスシリンダの防塵バンド案内構造。
JP8319092U 1992-12-02 1992-12-02 ロッドレスシリンダの防塵バンド案内構造 Pending JPH0647706U (ja)

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JP8319092U JPH0647706U (ja) 1992-12-02 1992-12-02 ロッドレスシリンダの防塵バンド案内構造

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JP8319092U JPH0647706U (ja) 1992-12-02 1992-12-02 ロッドレスシリンダの防塵バンド案内構造

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JPH0647706U true JPH0647706U (ja) 1994-06-28

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ID=13795409

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JP8319092U Pending JPH0647706U (ja) 1992-12-02 1992-12-02 ロッドレスシリンダの防塵バンド案内構造

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JP (1) JPH0647706U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011230251A (ja) * 2010-04-28 2011-11-17 Nsk Ltd 搬送装置
JP2012157937A (ja) * 2011-02-01 2012-08-23 Yamaha Motor Co Ltd ロボット
JP2013129039A (ja) * 2011-12-22 2013-07-04 Yamaha Motor Co Ltd ロボット

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JP2011230251A (ja) * 2010-04-28 2011-11-17 Nsk Ltd 搬送装置
JP2012157937A (ja) * 2011-02-01 2012-08-23 Yamaha Motor Co Ltd ロボット
JP2013129039A (ja) * 2011-12-22 2013-07-04 Yamaha Motor Co Ltd ロボット

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