JP2013125330A - 建造物管理システム、及び、建造物管理方法 - Google Patents

建造物管理システム、及び、建造物管理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2013125330A
JP2013125330A JP2011272400A JP2011272400A JP2013125330A JP 2013125330 A JP2013125330 A JP 2013125330A JP 2011272400 A JP2011272400 A JP 2011272400A JP 2011272400 A JP2011272400 A JP 2011272400A JP 2013125330 A JP2013125330 A JP 2013125330A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
building
information
management system
data
equipment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2011272400A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5982805B2 (ja
Inventor
Nobuyuki Tomihara
信之 富原
Makoto Yakeyama
誠 焼山
Hiroyuki Fukuda
裕行 福田
Hirokazu Matsuda
博和 松田
Masumi Kojima
ます美 小島
Makiko Ikeda
麻紀子 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Obayashi Corp
Original Assignee
Obayashi Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Obayashi Corp filed Critical Obayashi Corp
Priority to JP2011272400A priority Critical patent/JP5982805B2/ja
Publication of JP2013125330A publication Critical patent/JP2013125330A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5982805B2 publication Critical patent/JP5982805B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】 建造物の室内環境を適確に維持・管理することが可能なシステムを提供する。
【解決手段】 (A)建造物を構成する所定の構造についての3次元の形態に関する情報、及び、前記構造の位置に関する情報、及び、前記構造の仕様に関する情報、を含む建造物モデルと、(B)前記建造物の室内環境に関するデータ、及び、前記建造物の保全に関するデータ、及び、前記建造物を構成する設備機器の仕様情報に関する台帳管理データ、を含む建造物環境情報を監視し、監視された前記建造物環境情報に基づいて、前記設備機器を制御する環境管理システムと、(C)を有する建造物管理システムであって、前記環境管理システムは、前記建造物モデルに含まれる前記機器の仕様に関する情報を利用して構築される。
【選択図】図6

Description

本発明は、建造物管理システム、及び、建造物管理方法に関する。
ビルや工場、住居といった建造物において、室内環境を維持・管理するためのシステムが提案されている。具体的には、ビルの室温やビルを構成する部材の情報について、ネットワークを構築して集中して管理することにより、メンテナンスを容易にする方法が知られている。例えば、特許文献1には、住宅を構成する各部材の部材情報や図面情報等を関連付けてデータベースに記憶させ、住宅の構成部材が故障した場合等には、当該データベースによってユーザーが故障部位を特定し、修繕方法を知ることができるような管理システムが記載されている。
特開2011−3143号公報
特許文献1の管理システムによれば、メンテナンスを行なう際に、故障等のトラブルが発生した部位についての情報を簡単に得ることができる。
しかし、メンテナンスに不慣れなユーザーにとっては、故障等が生じた箇所の情報を得たとしても、その故障が発生した部位が実際の建造物においてどの部分に存在するのかを把握することは難しい。例えば、建造物内で水漏れが発生した場合に、水漏れが生じている可能性のある配管の情報を示されても、その配管が実際にどの位置に設置されているのかが分からなければ、適確な維持・管理を行なうことはできない。特に、大型のビルや工場等では構成部材が多量で複雑なため、管理システム上の情報と実際の部材とを照らし合わせることが難しく、建造物の適確な維持・管理を行なうことはより困難になる。
本発明は、上記のような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は建造物の室内環境を適確に維持・管理することが可能なシステムを提供することにある。
上記の目的を達成するための主たる発明は、(A)建造物を構成する所定の構造についての3次元の形態に関する情報、及び、前記構造の位置に関する情報、及び、前記構造の仕様に関する情報、を含む建造物モデルと、(B)前記建造物の室内環境に関するデータ、及び、前記建造物の保全に関するデータ、及び、前記建造物を構成する設備機器の仕様情報に関する台帳管理データ、を含む建造物環境情報を監視し、監視された前記建造物環境情報に基づいて、前記設備機器を制御する環境管理システムと、(C)を有する建造物管理システムであって、前記環境管理システムは、前記建造物モデルに含まれる前記機器の仕様に関する情報を利用して構築される、ことを特徴とする建造物管理システムである。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、建造物の室内環境を適確に維持・管理することが可能である。
BEMSの概念を説明する図である。 BEMSの管理用コンピューターの画面に表示される、建造物内の設備機器稼働状況を表す画面の一例を示す図である。 BIMの概念を説明する図である。 BIMを用いない場合における建造物に関する情報の流れを表す図である。 BIMを用いた場合における建造物に関する情報の流れを表す図である。 建造物管理システムの概要を説明する図である。 BEMSへの初期情報の取り込みの概念を表す図である。 BEMS内のデータをBIMモデルに表示する際のデータの流れの概念図である。 異常発生時におけるデータの流れの概念図である。 BEMSからBIMを介して外部端末に情報を表示させる際のデータの流れの概念図である。 BEMSからBIMを介して外部端末に情報を表示させる際のデータの流れの概念図である。 外部端末からBIMを介してBEMSに情報を登録する際のデータの流れの概念図である。
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも、以下の事項が明らかとなる。
(A)建造物を構成する所定の構造についての3次元の形態に関する情報、及び、前記構造の位置に関する情報、及び、前記構造の仕様に関する情報、を含む建造物モデルと、(B)前記建造物の室内環境に関するデータ、及び、前記建造物の保全に関するデータ、及び、前記建造物を構成する設備機器の仕様情報に関する台帳管理データ、を含む建造物環境情報を監視し、監視された前記建造物環境情報に基づいて、前記設備機器を制御する環境管理システムと、(C)を有する建造物管理システムであって、前記環境管理システムは、前記建造物モデルに含まれる前記機器の仕様に関する情報を利用して構築される、ことを特徴とする建造物管理システム。
このような建造物管理システムによれば、建造物の室内環境を適確に維持・管理することが可能である。
かかる建造物管理システムであって、前記建造物モデルによって表示される3次元画像上に、前記環境管理システムが管理する前記室内環境に関するデータ、及び、前記保全に関するデータ、及び、前記台帳管理データ、のうちの所定の情報を表示することが望ましい。
このような建造物管理システムによれば、ユーザーは3次元画像の表示を見ながら建造物の環境管理を行うことができるので、より適確に建造物の維持・管理を行うことができる。
かかる建造物管理システムであって、前記3次元画像上に表示される情報は、ユーザーの要求に応じて、前記建造物モデルの管理用コンピューターを介して、前記環境管理システムが管理する情報の中から検索されることが望ましい。
このような建造物管理システムによれば、ユーザーの所望の情報を自在に3次元画像上に表示させることができる。
かかる建造物管理システムであって、設備機器に異常が発生した場合は、前記建造物モデルによって表示される前記3次元画像上で、前記設備機器に関する警報情報を表示するとともに、前記3次元画像上に表示される前記設備機器の色を変更するもしくは前記設備機器を点滅させることが望ましい。
このような建造物管理システムによれば、トラブルの原因となった設備機器を3次元画像上で容易に確認することができるので、建造物内の異常発生箇所を特定しやすくなる。
かかる建造物管理システムであって、前記環境管理システムが管理する前記室内環境に関するデータ、及び、前記保全に関するデータ、及び、前記台帳管理データ、のうちの所定の情報が表示された、前記建造物モデルの前記3次元画像を、前記建造物モデルの管理用コンピューター及び前記環境管理システムの管理用コンピューターとは異なる端末装置に表示させることが望ましい。
このような建造物管理システムによれば、設備機器のメンテナンスを行う際に、当該設備機器が設置された現場に外部端末を持っていくことにより、ユーザーは現場にて3次元画像を確認することができる。これにより、より適確に建造物の維持・管理を行うことができる。
かかる建造物管理システムであって、前記端末装置から、所定の情報を、前記建造物モデルの管理用コンピューターを介して、前記環境管理システムに登録することが望ましい。
このような建造物管理システムによれば、環境管理システムに対して外部端末から簡単に情報をフィードバックすることができる。
また、(A)建造物を構成する所定の構造についての3次元の形態に関する情報、及び、前記構造の位置に関する情報、及び、前記構造の仕様に関する情報、を含む建造物モデルを用いて建造物の管理を行う手段と、(B)前記建造物モデルに含まれる前記機器の仕様に関する情報を利用して構築される環境管理システムであって、前記建造物の室内環境に関するデータ、及び、前記建造物の保全に関するデータ、及び、前記建造物を構成する設備機器の仕様情報に関する台帳管理データ、を含む建造物環境情報を監視し、監視された前記建造物環境情報に基づいて、前記設備機器を制御する環境管理システムを用いて建造物の管理を行う手段と、(C)を有する建造物管理方法が明らかとなる。
===概要===
はじめに、本願発明について説明する上で基本となる「BEMS」及び「BIM」の概要について簡単に説明する。
<BEMSについて>
BEMS(Building and Energy Management System)は、ビル等の建造物の室内環境におけるエネルギー使用状況や設備機器の稼働状況等に基づいて、当該建造物の環境管理を行なうシステムである。
図1はBEMSの概念を説明する図である。ビル等の建造物を運用するためには、電気、空調、防犯等の様々な面について環境管理を行なう必要がある。BEMSでは、これらの管理を行なうにあたり、中央監視制御装置を用いて、設備機器の運転状況のデータやビルの室内環境情報を計測したデータ等を収集し、一時的に保持する。中央監視制御装置に収集された各種データは、管理用コンピューターによって適宜選択・受領され、建造物の維持管理を行なう際のデータ(管理用データとする)として加工され、保存される。この管理用データを利用して、建造物の環境管理が行なわれる。
例えば、電力消費量に関するエネルギー収集データや、室内温度を計測した環境計測データ等の室内環境に関するデータが、中央監視制御装置によって収集され、蓄積される。管理用コンピューターは、これらのデータの中から必要なデータを取得して、何時、何処で、どれだけ電力が消費されているかについての情報を含んだエネルギー消費に関する管理用データを生成する。建造物の管理者(ユーザー)は、管理用コンピューターにアクセスして当該管理用データを確認することにより、省エネルギーや機器の動作診断等に関する情報を適確に把握することができる。また、設備機器の運転の状況に関する稼動実績データをリアルタイムで取得して、管理用コンピューターの表示画面に表示させることで、設備機器の劣化・異常の早期発見やメンテナンス作業計画の最適化等、様々な面でビルの環境管理を適切に行ないやすくなる。
他にも、設備機器の検針記録に関する集中検針データ、メンテナンス作業に関する保全管理データ等の保全に関するデータ、また、建造物を構成する設備機器の仕様情報に関する台帳管理データ等、ビル運用情報を入力管理する。
BEMSでは、管理用コンピューター及び中央監視制御装置によってこれらのデータを含む建造物環境情報を監視し、監視された環境情報に基づいて、設備機器の制御を行うことで、建造物全体を効率的に維持・管理することができる。
図2に、BEMSの管理用コンピューターの画面に表示される、建造物内の設備機器稼働状況を表す画面の一例を示す。図2は、あるビルにおける温水ボイラーの運転状況を表示した画面の一例である。図のように、ボイラー機器に関する系統線図上に、運転中に検出される各種測定値のデータ(温度、ガス流量、熱量等)が表示される。例えば、ボイラー周りの配管の所定箇所について測定された温度や、計算によって算出された熱量が表示される。これらのデータに異常が発生した場合(例えば、異常温度が検出された場合)、BEMSは画面上に警報(アラーム)を表示させたり、必要に応じてボイラーの運転を停止させたりする。
また、エネルギー収支を計算して、ボイラーの性能が計画通りに発揮されているかについての判断なども行なう。そして、十分に性能が発揮されていないと判断される場合には、運転条件(導入される燃料の量や、循環水量等)を変更することによって最適な条件でボイラーを運転させるよう制御する。BEMSによってこれらの制御が行なわれることにより、建造物の環境は適切に管理される。
建造物全体では、図2のような画面が主要な設備機器(例えば、ボイラー設備、空調設備、照明設備等)ごとに設けられ、管理者(ユーザー)はそのような画面を監視することで、建造物の設備機器が正常に稼動していることを確認することができる。また、いずれかの設備機器に何らかの不備(トラブル)が発生した場合には、当該不備が生じた箇所やその原因を容易に特定しやすくなる。
このように、BEMSによって建造物の室内環境を一元管理することにより、建造物の維持・管理を効率的に行なうことができる。
<BIMについて>
BIM(Building Information Model)は、建造物を構成する所定の構造(構成要素)の3次元(3D)の形態情報と、当該構成要素の属性情報(機器仕様情報等のデータベース)とを有する3次元建造物モデルである。
従来、3次元建造物モデルとして3次元CADが用いられてきたが、3次元CADは「形状」についての情報のみしか備えていない場合が多かった。これに対して、BIMは、建造物を構成する所定の構造(機器・要素)毎に、3次元の形態に関する情報、位置に関する情報、仕様に関する情報等を備えている。
図3はBIMの概念を説明する図である。上述のようにBIMでは、建造物を構成する各機器(要素)について、3次元の形態情報に加えて仕様情報等のデータベースを備えている。例えば、ある建造物の「壁」について、サイズ・厚さ等を含む3次元形態情報と、当該建造物中でその壁が配置される位置の情報と、その壁の材質・断熱性能・製造業者に関する情報を含む仕様情報がBIM管理用コンピューターに登録される。このような情報を、建造物を構成する各要素について登録することにより、建造物全体をモデル化したBIMモデルを作成する。そして、これらの情報の中から必要に応じて、建造物の3次元モデル、構成要素の図面、構成要素(部材)の数量を積算した数量表等(図3参照)、所望の情報を自由に取り出すことができる。
このBIMを用いて建造物に関する情報(形態・位置・仕様情報等)を共有化することで、建設プロジェクトを機能的に遂行することができるようになる。図4に、BIMを用いない場合における建造物に関する情報の流れを表す図を示す。図5に、BIMを用いた場合における建造物に関する情報の流れを表す図を示す。
図4の場合、建設プロジェクトの遂行にあたって、当事者同士での情報のやり取りが中心となる。例えば、建造物の設計を行なう設計者は、行政に対しては申請図書を提出し、施主に対しては説明書(計画書)を提出し、施工者に対しては設計図面を提出する。また、施工者は受け取った設計図面を基に、実際の施工を行なう為の施工図を作成してサブコン(サブコンストラクター)に提出し、施工主に対しては工事報告書を提出する。このように、当事者間でのみ直接情報が交換されるため、当事者以外が情報を入手したい場合には、当該当事者を介してその情報を入手する必要がある。そのため、余計な時間や労力を要することとなり、プロジェクトの遂行の妨げともなりうる。
これに対して、図5では、BIMのデータベースを登録したサーバーを介して関係者の間で情報が共有化される。例えば、BIMのデータベース上に各種の情報が登録されると、当該データベースを介して施主、設計者、施工者、サブコン、行政等は、それぞれ図面や機器仕様情報等に自由にアクセスできるようになる(ただし、セキュリティレベルに応じてアクセス制限を設定することも可能である)。関係者間で必要な情報を共有することができるため、建造物のエンジニアリング、調達、施工等の様々な場面において、時間的・経済的な無駄を省き、機能的にプロジェクトを遂行することが可能となる。
また、BIMでは3次元形態情報を扱うことにより、建造物管理の「見える化」を実現しやすい。ここで「見える化」とは文字通り可視化することであり、視覚的に見えるようにすることや、視覚以外の感覚で認識できるようにすることも含む。BIMによる「見える化」は、建造物の企画・設計段階や施工段階における様々な局面で活用することができる。
例えば、企画段階においては、3次元モデリングされた建造物の画像(BIMモデル)を見ることで、当該建造物の外観・レイアウトデザイン等について直接イメージしやすくなる。また、設計段階においては、建造物内部での熱流(風・気流等の流れ)のシミュレーションを行なったり、照明の配置と光環境との関係について検討したりすることで、居住空間の快適性を考慮した設計を行ないやすくなる。また、施工段階においては、3次元画像を確認することによって、設備機器や鉄骨、配管の干渉チェックや、必要な調達部材の確認等、2次元の図面では見えにくい状況を把握しやすくなる。
このように、BIMによって「見える化」された3次元情報を共有することにより、建造物の初期の計画の段階から実際に建設されるまでの各工程を機能的・効率的に行なうことができる。
<本実施形態の概要>
上述の「BEMS」を用いることで、建造物管理を効率よく行なうことができるようになる。一方で、「BEMS」では、管理用コンピューターによって表示される情報しか活用することができない。例えば、建造物中のある設備機器においてトラブル(例えば温度異常)が発生し、「BEMS」によって当該設備のトラブルに関する警報が発せられたとする。しかし、図2に示されるようなシステム画面上で警報が表示されたとしても、管理者(ユーザー)は、建造物中の何処の位置に当該設備が配置されているのかを直ちに把握することはできない。BEMSのシステム画面は、一般に図2のような系統線図として表示されるため、設備機器や建造物の具体的な形や配置が見えないからである。したがって、実際にトラブルが発生した現場に向かい復旧作業を行なう際には、当該設備や建造物全体の図面(建造物の設計図や見取り図)を参照しながらトラブル発生箇所を探さなければならず、対応が遅れたり、余計な手間がかかったりする場合があった。つまり、建造物の維持・管理を適確に行うことが困難な場合があった。
また、「BIM」を用いることで、建造物の初期設計から施行までの段階において、「見える化」によって各工程を機能的に遂行することができる。一方で、建造物が完成した後で維持・管理を行なう段階においては、「BIM」を活用できる場面は多くなかった。
そこで、本実施形態では、環境管理システムである「BEMS」と、3次元建造物モデルである「BIM」とを連携させた環境管理システムを用いて建造物の維持・管理を行う。形態情報や位置情報を持たない「BEMS」のデータと、それらを備える「BIM」のデータとを連携させることによって、建造物の設計段階から維持・管理段階まで様々な局面を「見える化」して、より適確な建造物管理システムを実現する。
図6に本実施形態における建造物管理システムの概要を説明する図を示す。
まず、建造物の施工段階において登録されたBIMモデルのデータのうち、機器仕様情報を初期情報としてBEMSの台帳管理データに取り込む。通常であれば、建造物の建設が終了した後で、BEMSのデータをゼロから登録する必要があるが、BIMモデルのデータをBEMSと共有させることにより、BEMSを構築するための時間やコストを節約することができる。
建造物の維持・管理段階においては、BIMモデルの3次元画像が表示された画面を用いてBEMSによる建造物環境管理を行なう。詳細は後述するが、BEMSが扱う建造物の室内環境に関するデータや保全に関するデータをBIMの3次元画像上に表示させることにより、建造物内の何処で何がどのような状況にあるのかについて、管理者(ユーザー)が視覚的に確認できるようにする。すなわち、BIMとBEMSを連携させることで建造物の維持・管理に関連する情報を「見える化」する。また、設備機器にトラブルが生じた場合などには、BIMの3次元画像上で警報情報を表示できるようにする。
さらに、タブレットPC等の外部端末に、BEMSと連携したBIMモデルのデータを表示することにより、建造物内の設備機器等が設置されている現場にて活用できるようにする。例えば、建造物のメンテナンスを行なう際に、当該外部端末を携行することで、現場にてBIMモデルの3次元画像と実際の機器とを見比べながら、当該機器の運転状況等を容易に確認することができる。そして、位置測定システムを備えるタブレットPCをかざして該当場所のBIMデータを表示させ、見たい部分を特定して「見える化」することにより、作業を迅速に進めることなどもできる。また、現場に居ながら保守点検時の検針データ等を外部端末からBIMを介してBEMSに登録することができる。
===実施形態===
本実施形態の詳細について説明する。はじめに、管理対象となる建造物についてBIMデータの登録が行なわれる。具体的には、当該建造物を構成する構造物(上述の壁や設備機器等)についての3次元形態に関する情報、位置に関する情報、仕様に関する情報(製造者情報)を含む建造物モデルが、BIMモデルのデータとしてBIM管理用のコンピューターに登録される。これらの情報を、建造物を構成する構造物毎に登録することにより、建造物全体についての3次元の建造物モデル(BIM)が構築される。
登録されたBIMモデルのデータは、建造物の設計・施行段階において、3次元形態情報や仕様情報等のデータベースとして、各ユーザー間(施主、設計者等)で共有され、利用される。上述のように「見える化」されたデータを共有することで、業務を機能的・効率的に進めることができる。
<BEMSへの初期情報の取り込み>
図7は、BEMSへの初期情報の取り込みの概念を表す図である。本実施形態では、
BIMモデルデータとして登録されている機器の仕様に関する情報(製造者に関する情報も含む)を初期情報としてBEMSに取り込み、BEMSの台帳管理データを構築する。台帳管理データは、BEMSで監視するべき設備機器(例えば、建造物の空調設備や、照明設備等)についての仕様を表すデータである。建造物の維持・管理段階においては、当該台帳管理データに登録されている情報を基本情報として、各機器が正常に稼動しているかどうかが監視される。
BIMのデータを流用することにより、建造物の維持・管理を開始する際のBEMS構築に要する時間と労力を大幅に軽減することができる。
BEMSへのデータ取り込みの際は、BIMのデータとBEMSのデータとの関連性が確保されるようにしてデータの登録を行なう。例えば、登録対象である機器毎に個別のIDを設けて、当該IDを有する機器はBIMデータ上でもBEMSデータ上でも同一の機器であることが分かるように関連付けをしておく。これにより、BEMSとBIMとの間で、機器毎のデータ(例えば、稼動実績データや保全管理データ等)を連携させ、双方向に利用できるようにする。
なお、BEMSへのデータ取り込み時において未だBIMに登録されていない機器や後から追加された機器がある場合には、当該機器について新規にデータを作成してBEMSの台帳管理に追加することもできる。
<建造物の維持・管理段階>
建造物が完成(施工段階が終了)して、上述の様にBEMSが構築された後、BEMS及びBIMを用いて建造物の維持・管理が行なわれる。本実施形態における維持管理について、通常時及び異常発生時に分けて説明する。
(通常時)
通常の維持・管理時においては、建造物の中央監視設備(コントロール室)に備えられたBIM管理用コンピューターの表示画面に、当該建造物に関する3次元画像が表示されている。例えば、ボイラー関連の画面であれば、ボイラー本体やそれに接続される配管、バルブ、及び、温度計や流量計等の各種計装設備が3次元画像として表示されている。そして、そのBIMモデル表示画面中に、BEMSによって監視されている室内環境に関するデータ(例えば各種計装データ)や、保全に関するデータが表示される。つまり、図2において系統線図上に表示されていた各種計装データ(温度、ガス流量等)が、本実施形態ではBIMモデルの3次元画像上に表示される。
図8は、BEMS内のデータをBIMモデルに表示する際のデータの流れの概念図である。建造物の維持・管理段階において、BEMSの中央監視制御装置(もしくはBEMS管理用コンピューター)とBIM管理用コンピューターはオンラインで接続され、双方向にデータ通信が可能な構成となっている。図8において実線で描かれた矢印は、BEMSからBIMへのデータの流れを表す。すなわち、BEMSによって管理されているデータ中から所定の情報をBIMに転送し、3次元画像上に表示させる。図8では、BEMSが管理する保全管理データ中の点検記録情報や、可動実績データ中の運転記録情報をBIMモデルの3次元画像上に表示させる例を表している。
例えば、ある温度計Aについて、BEMSが管理する温度測定データが、温度計Aの個別IDと共にBIMのデータベースに送信される。BIM(BIM管理用コンピューター)は、受信した当該温度測定データを、個別IDを参照することにより、BIMのデータベース内に登録されている温度計Aに対応付ける。そして、BIMの3次元モデル画面において温度計Aの形態情報(位置情報)と共に温度測定データを表示させる。つまり、温度計Aの3次元画像の付近に当該温度計Aの測定データが表示される。ユーザー(監視員)は、当該3次元画像が表示された画面を見ることで、何処の位置に設置されたどの温度計がどのような状況にあるかについて、中央監視設備に居ながら視覚的に把握することができる。
BIMモデルに表示させる情報は、初期設定により定められるが、ユーザーの要求に応じて必要な時に必要な情報が表示されるようにしておくとよい。例えば、上述の温度計Aについて、初期設定では温度測定情報のみが表示されているとする。ここで、ユーザーが保全スケジュールについて確認したいと思った場合は、BEMSに対して保全スケジュールのデータを要求することでBIMモデル上に保全スケジュールを表示させることができる。
ユーザーがデータを要求する場合、まず、BIM管理用コンピューター側からBEMSの中央監視制御装置(またはBEMS管理用コンピューター)側へアクセスし、所望の情報(例えば、保全スケジュール情報)を送信するよう要求が出される(図8の破線で示される矢印)。この要求に応じて、BEMSに保持されている各種情報の中から該当する情報が検索される。検索の結果、該当する情報が発見されると、当該情報がBEMS側からBIM側に送信され(図8の実線で示される矢印)、BIMモデル上に表示される。これにより、ユーザーの所望の情報を3次元画像上に自在に表示させることができる。
(異常発生時)
建造物の維持・管理段階において、設備機器の運転中に異常が発生した場合は、BEMSによって異常が検知され、BIMの3次元モデル上で警報を表示させる。なお、ここで言う「異常」とは、BEMSの台帳管理データに登録されている設備機器の仕様条件(例えば、通常運転時における設計上の許容温度や許容圧力等の条件)に対して、測定値が所定の安全率を超えてずれるような状態を言う。例えば、設計温度60℃のコンプレッサーで、測定温度が65℃であった場合などに、異常が発生したと判断される。
図9は、異常発生時におけるデータの流れの概念図である。ある設備機器において異常が発生した場合、まず、BEMSによって警報が発せられる。通常のBEMSでは、この警報記録情報は警報管理記録データとして中央監視制御装置に蓄積され、図2のような管理画面上に警報が表示される。これに対して本実施形態では、当該情報がBIMに送信される。その際、異常が発生した設備機器に設定された個別IDと共に警報の情報が送信される。当該情報を受信したBIMは、個別IDを参照することで該当する機器に警報情報を対応付け、BIMモデル表示画面の3次元画像上に表示させる。
また、3次元画像上で警報を表示させる際には、その警報の対象となる機器を目立ちやすい色で表示したり点滅させたりするとよい。これにより、トラブルの原因となっている機器を視覚的に確認しやすくなるため、異常発生箇所を容易に特定できるようになる。
例えば、ある温度計Bで異常温度が検知された場合、従来のBEMS管理画面(図2参照)では、その温度計Bに対して警報が表示される。しかし、異常が発生した温度計を特定することができても、図2のような系統線図を見ただけでは、その温度計が建造物中のどの部分に設置されているのかを特定することは難しい。すなわち、具体的な異常発生箇所を現実に特定することは難しい。
一方、本実施形態では、具体的な3次元画像として温度計Bの設置位置が表示され、さらに点滅させる等によって、当該温度計Bを認識しやすくする。したがって、ユーザーは一見して異常発生箇所を特定することが可能となる。また、BIMモデルでは任意の位置、視点から3次元画像を表示させることができる。そのため、異常が発生した温度計が接続されている配管のルートや関連機器との位置関係等についても簡単に確認することができる。これにより、修繕対応もミスなく迅速に行なうことができるようになる。
このように、BIMとBEMSを連携させることにより、建造物の維持・管理工程を「見える化」し、安全かつ適確にビル等の運営を行なうことができる。
<外部端末の利用>
ユーザーが中央監視設備でBIMの画面を監視(操作)しながらBEMSと連携して建造物の維持・管理段階を行なう例について説明したが、さらに、BIM及びBEMSを動作させる端末(コンピューター)とは異なる端末装置(以下、外部端末とも呼ぶ)と連携させてもよい。具体的には、BEMS情報が表示されたBIMモデルをタブレットPC等の外部端末に表示させてメンテナンス作業に利用したり、点検記録を外部端末からBEMSに登録したりすることが考えられる。なお、外部端末は無線LAN等によりBIMと接続される。
図10及び図11は、BEMSからBIMを介して外部端末に情報を表示させる際のデータの流れの概念図である。上述で説明したように、BEMSが管理する情報がBIMに送信され、中央監視設備のBIM表示画面に3次元画像とBEMSの情報が表示される。図では、さらにBIMから外部端末にデータが転送され、BIM表示画面に表示された情報が、外部端末にも表示される。これにより、メンテナンス作業等の効率を向上させ、適確な維持・管理を行なうことができる。
例えば、メンテナンス作業員は外部端末を携帯して現場(ビル内部のメンテナンス対象箇所)のメンテナンス作業に出かける。そして、当該現場において、BEMSが管理している各種情報について、BIMを介して外部端末を用いて確認する。図10の例では、環境計測データ中の室温記録情報や、集中検針データ中の検針記録情報を、外部端末に表示させて確認することができる。本実施形態では、BIMモデルの3次元画像と共にそれらの情報が表示されるため、メンテナンス作業員は、当該メンテナンス現場にて、実際の設備機器と外部端末に表示される3次元画像とを照らし合わせながら確認作業を行なうことができる。
また、図11のように、外部端末からの要求に応じてBEMSが管理するデータを利用できるようにしてもよい。例えば、現場でメンテナンス作業をしている作業員が、ある温度計Cについて過去の点検記録の確認をしたい場合、外部端末からBEMSにアクセスし、該当データを要求する操作を行なう(図11の破線で示された矢印)。当該要求はBIMを介してBEMSに送信され、BEMSが管理する各種データの中から検索が行なわれる。検索の結果、要求された機器(温度計C)に関する該当データ(点検記録情報)が発見されれば、その情報がBIMを介して外部端末に送信、表示される(図11の実線で示された矢印)。
なお、このような現場で外部端末を用いてBIMモデルを表示させる場合、GPS機能及び加速度センサーを備える外部端末を使用することで、より便利な使い方ができる。例えば、壁などの裏側に設置され視認することが難しい設備機器の検針データを確認したいとする。このような場合、その現場において加速度センサーを搭載する外部端末を所定の方向にかざし、その設備危機が設置されている方向の位置や角度を検出する。検出された位置や角度の情報に基づいて、3次元画像を表示させることで、肉眼で視認することができない設備機器についても、BIMモデル上で確認することができるようになる。さらに、カメラ及びAR(Augmented Reality)機能を有する外部端末を使用することで、メンテナンス現場の現実の風景とBIMモデルとの比較を行ないながら、現場における確認作業を行なう方法等も考えられる。
また、点検記録等の情報を、外部端末からBIMを介してBEMSに登録できるようにしてもよい。図12は、外部端末からBIMを介してBEMSに情報を登録する際のデータの流れの概念図である。例えば、設備機器の定期点検を行なう際に、点検記録として現場の写真を撮影する場合がある。このような場合、当該設備機器を撮影した写真のデータ及び個別IDデータを外部端末から送信し、BIMを介してBEMSの保全管理データに登録する。言い換えると、外部端末からBIM及びBEMSに情報をフィードバックする。これにより、BEMSの保全管理データに新たな作業情報が蓄積され、次回以降の保全スケジュールの参考データとしたり、メンテナンスにおいて参照したりすることができるようになる。
このように、携帯性に優れる外部端末をBIM及びBEMSと連携させることにより、場所を選ぶことなく「見える化」を実現することができる。特に、中央監視設備から離れた現場での作業における利便性がより向上する。
<その他>
上記実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることはいうまでもない。

Claims (7)

  1. (A)建造物を構成する所定の構造についての3次元の形態に関する情報、及び、前記構造の位置に関する情報、及び、前記構造の仕様に関する情報、を含む建造物モデルと、
    (B)前記建造物の室内環境に関するデータ、及び、前記建造物の保全に関するデータ、及び、前記建造物を構成する設備機器の仕様情報に関する台帳管理データ、を含む建造物環境情報を監視し、
    監視された前記建造物環境情報に基づいて、前記設備機器を制御する環境管理システムと、
    (C)を有する建造物管理システムであって、
    前記環境管理システムは、前記建造物モデルに含まれる前記機器の仕様に関する情報を利用して構築される、ことを特徴とする建造物管理システム。
  2. 請求項1に記載の建造物管理システムであって、
    前記建造物モデルによって表示される3次元画像上に、
    前記環境管理システムが管理する前記室内環境に関するデータ、及び、前記保全に関するデータ、及び、前記台帳管理データ、のうちの所定の情報を表示する、ことを特徴とする建造物管理システム。
  3. 請求項2に記載の建造物管理システムであって、
    前記3次元画像上に表示される情報は、
    ユーザーの要求に応じて、前記建造物モデルの管理用コンピューターを介して、前記環境管理システムが管理する情報の中から検索される、ことを特徴とする建造物管理システム。
  4. 請求項2または3に記載の建造物管理システムであって、
    設備機器に異常が発生した場合は、
    前記建造物モデルによって表示される前記3次元画像上で、前記設備機器に関する警報情報を表示するとともに、前記3次元画像上に表示される前記設備機器の色を変更するもしくは前記設備機器を点滅させる、ことを特徴とする建造物管理システム。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の建造物管理システムであって、
    前記環境管理システムが管理する前記室内環境に関するデータ、及び、前記保全に関するデータ、及び、前記台帳管理データ、のうちの所定の情報が表示された、前記建造物モデルの前記3次元画像を、
    前記建造物モデルの管理用コンピューター及び前記環境管理システムの管理用コンピューターとは異なる端末装置に表示させる、ことを特徴とする建造物管理システム。
  6. 請求項5に記載の建造物管理システムであって、
    前記端末装置から、所定の情報を、前記建造物モデルの管理用コンピューターを介して、前記環境管理システムに登録する、ことを特徴とする建造物管理システム。
  7. (A)建造物を構成する所定の構造についての3次元の形態に関する情報、及び、前記構造の位置に関する情報、及び、前記構造の仕様に関する情報、を含む建造物モデルを用いて建造物の管理を行う手段と、
    (B)前記建造物モデルに含まれる前記機器の仕様に関する情報を利用して構築される環境管理システムであって、
    前記建造物の室内環境に関するデータ、及び、前記建造物の保全に関するデータ、及び、前記建造物を構成する設備機器の仕様情報に関する台帳管理データ、を含む建造物環境情報を監視し、
    監視された前記建造物環境情報に基づいて、前記設備機器を制御する環境管理システムを用いて建造物の管理を行う手段と、
    (C)を有する建造物管理方法。
JP2011272400A 2011-12-13 2011-12-13 建造物管理システム、及び、建造物管理方法 Active JP5982805B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011272400A JP5982805B2 (ja) 2011-12-13 2011-12-13 建造物管理システム、及び、建造物管理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011272400A JP5982805B2 (ja) 2011-12-13 2011-12-13 建造物管理システム、及び、建造物管理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013125330A true JP2013125330A (ja) 2013-06-24
JP5982805B2 JP5982805B2 (ja) 2016-08-31

Family

ID=48776547

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011272400A Active JP5982805B2 (ja) 2011-12-13 2011-12-13 建造物管理システム、及び、建造物管理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5982805B2 (ja)

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016002050A1 (ja) * 2014-07-03 2016-01-07 三菱電機株式会社 制御システム、端末、情報設定方法及びプログラム
JP2016115040A (ja) * 2014-12-12 2016-06-23 株式会社大林組 集計システム、及び、集計方法
WO2017072817A1 (en) * 2015-10-29 2017-05-04 Nec Corporation Operation control model generator, operation control model generation method, and non-transitory computer readable medium storing program
JP2017120517A (ja) * 2015-12-28 2017-07-06 東芝エレベータ株式会社 Bimシステム及び方法
CN107391842A (zh) * 2017-07-20 2017-11-24 巧夺天宫(深圳)科技有限公司 基于建筑信息模型的隐蔽工程设计系统及其设计方法
CN108763805A (zh) * 2018-05-29 2018-11-06 杭州众软信息技术有限公司 基于bim的计划管理系统和方法
CN108898510A (zh) * 2018-06-29 2018-11-27 河南聚合科技有限公司 一种基于数字化双胞胎的智能化车间运维监控仿真云平台
CN108898255A (zh) * 2018-06-29 2018-11-27 河南聚合科技有限公司 一种基于数字化双胞胎的智慧社区运维监控仿真云平台
WO2019016711A1 (en) * 2017-07-18 2019-01-24 Chun Ming Lau SYSTEM AND METHOD FOR MANAGING AND MONITORING LIFTING SYSTEMS AND CONSTRUCTION FACILITIES
CN109309713A (zh) * 2018-09-18 2019-02-05 吉林建筑大学 基于智慧管廊感知通信集成装置的管廊运维管理系统
CN109829198A (zh) * 2018-12-29 2019-05-31 浙江精工钢结构集团有限公司 一种基于bim的钢结构质检信息化管理系统
CN109855678A (zh) * 2018-12-28 2019-06-07 广东匠格装饰设计工程有限公司 一种用于室内空间的环境监测系统
JP2020170233A (ja) * 2019-04-01 2020-10-15 清水建設株式会社 端末装置、建物管理システム及び、設備状況表示方法
CN112422906A (zh) * 2020-11-06 2021-02-26 陕西科技大学 一种基于bim的地铁机房设备远程监控维护系统及方法
JP2021086447A (ja) * 2019-11-28 2021-06-03 パナソニックIpマネジメント株式会社 データ生成システム、データ生成方法及びプログラム
US11064009B2 (en) 2015-08-19 2021-07-13 Honeywell International Inc. Augmented reality-based wiring, commissioning and monitoring of controllers
CN116629504A (zh) * 2023-03-07 2023-08-22 北京城建集团有限责任公司 基于智慧建造的预制管桩全生命周期管理系统及应用方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07334778A (ja) * 1994-06-07 1995-12-22 Toshiba Corp 保守監視装置
JPH08227491A (ja) * 1995-02-21 1996-09-03 Mitsubishi Electric Corp ビル管理装置
JP2000048067A (ja) * 1998-07-28 2000-02-18 Matsushita Electric Works Ltd ビルシステム
JP2005115796A (ja) * 2003-10-10 2005-04-28 Nohmi Bosai Ltd 防災総合システム
JP2011003143A (ja) * 2009-06-22 2011-01-06 Sekisui House Ltd 住宅維持管理情報提供システム、住宅維持管理情報提供プログラム、及び住宅維持管理情報提供方法。

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07334778A (ja) * 1994-06-07 1995-12-22 Toshiba Corp 保守監視装置
JPH08227491A (ja) * 1995-02-21 1996-09-03 Mitsubishi Electric Corp ビル管理装置
JP2000048067A (ja) * 1998-07-28 2000-02-18 Matsushita Electric Works Ltd ビルシステム
JP2005115796A (ja) * 2003-10-10 2005-04-28 Nohmi Bosai Ltd 防災総合システム
JP2011003143A (ja) * 2009-06-22 2011-01-06 Sekisui House Ltd 住宅維持管理情報提供システム、住宅維持管理情報提供プログラム、及び住宅維持管理情報提供方法。

Cited By (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9779275B2 (en) 2014-07-03 2017-10-03 Mitsubishi Electric Corporation Control system, terminal, information setting method, and program
WO2016002050A1 (ja) * 2014-07-03 2016-01-07 三菱電機株式会社 制御システム、端末、情報設定方法及びプログラム
JP2016115040A (ja) * 2014-12-12 2016-06-23 株式会社大林組 集計システム、及び、集計方法
US11064009B2 (en) 2015-08-19 2021-07-13 Honeywell International Inc. Augmented reality-based wiring, commissioning and monitoring of controllers
JP2018536231A (ja) * 2015-10-29 2018-12-06 日本電気株式会社 運転制御モデル生成器、運転制御モデル生成方法及びプログラム
WO2017072817A1 (en) * 2015-10-29 2017-05-04 Nec Corporation Operation control model generator, operation control model generation method, and non-transitory computer readable medium storing program
JP2017120517A (ja) * 2015-12-28 2017-07-06 東芝エレベータ株式会社 Bimシステム及び方法
CN111183108A (zh) * 2017-07-18 2020-05-19 刘春鸣 用于管理和监控起重系统和建筑设施的系统和方法
WO2019016711A1 (en) * 2017-07-18 2019-01-24 Chun Ming Lau SYSTEM AND METHOD FOR MANAGING AND MONITORING LIFTING SYSTEMS AND CONSTRUCTION FACILITIES
CN107391842A (zh) * 2017-07-20 2017-11-24 巧夺天宫(深圳)科技有限公司 基于建筑信息模型的隐蔽工程设计系统及其设计方法
CN108763805A (zh) * 2018-05-29 2018-11-06 杭州众软信息技术有限公司 基于bim的计划管理系统和方法
CN108763805B (zh) * 2018-05-29 2023-06-20 杭州众软信息技术有限公司 基于bim的计划管理系统和方法
CN108898510A (zh) * 2018-06-29 2018-11-27 河南聚合科技有限公司 一种基于数字化双胞胎的智能化车间运维监控仿真云平台
CN108898255A (zh) * 2018-06-29 2018-11-27 河南聚合科技有限公司 一种基于数字化双胞胎的智慧社区运维监控仿真云平台
CN109309713A (zh) * 2018-09-18 2019-02-05 吉林建筑大学 基于智慧管廊感知通信集成装置的管廊运维管理系统
CN109855678A (zh) * 2018-12-28 2019-06-07 广东匠格装饰设计工程有限公司 一种用于室内空间的环境监测系统
CN109829198B (zh) * 2018-12-29 2023-02-03 比姆泰客信息科技(上海)有限公司 一种基于bim的钢结构质检信息化管理系统
CN109829198A (zh) * 2018-12-29 2019-05-31 浙江精工钢结构集团有限公司 一种基于bim的钢结构质检信息化管理系统
JP2020170233A (ja) * 2019-04-01 2020-10-15 清水建設株式会社 端末装置、建物管理システム及び、設備状況表示方法
JP2021086447A (ja) * 2019-11-28 2021-06-03 パナソニックIpマネジメント株式会社 データ生成システム、データ生成方法及びプログラム
JP7403065B2 (ja) 2019-11-28 2023-12-22 パナソニックIpマネジメント株式会社 データ生成システム、データ生成方法及びプログラム
CN112422906A (zh) * 2020-11-06 2021-02-26 陕西科技大学 一种基于bim的地铁机房设备远程监控维护系统及方法
CN116629504A (zh) * 2023-03-07 2023-08-22 北京城建集团有限责任公司 基于智慧建造的预制管桩全生命周期管理系统及应用方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5982805B2 (ja) 2016-08-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5982805B2 (ja) 建造物管理システム、及び、建造物管理方法
US10796554B2 (en) Building incident management system with user interface for creating and editing standard operating procedures
JP6634369B2 (ja) 測定データの自動組合せ表示
US20190073827A1 (en) Method and System for Converting 3-D Scan Displays with Optional Telemetrics, Temporal and Component Data into an Augmented or Virtual Reality BIM
EP3296830B1 (en) Plant state displaying apparatus, plant state displaying system, and method of displaying plant state
US20200034622A1 (en) Systems and methods for visual interaction with building management systems
CN110428135A (zh) 一种综合管廊设备状态监测管理系统
US20100283606A1 (en) Building energy consumption analysis system
US20160291577A1 (en) Work support device and work support method
JP2020520012A (ja) 産業資産完全性データのインテリジェントな自動化されたレビュー
US20160364104A1 (en) Information collection system, information collection terminal device, information collection server, and information collection method
Davtalab Benefits of real-time data driven BIM for FM departments in operations control and maintenance
JP2011053999A (ja) プラント建設管理システム及びその作業プロセス管理方法
KR20150083480A (ko) 3차원 입체 영상을 활용한, 설비 통합 관리 시스템
JP2013196689A (ja) システムアセットの動作を監視するための方法および装置
US10667023B2 (en) Steam/hot water monitoring and control system
KR20150138958A (ko) Nfc 기반 플랜트 관리 시스템
JP6248985B2 (ja) 情報検索システム及び情報検索方法
CN115546435A (zh) 基于三维模型的通信资源监测预警系统、方法、电子设备及存储介质
Naticchia et al. Mixed reality approach for the management of building maintenance and operation
Asen Building information modeling based integration and visualization for facilities management
JP2011060089A (ja) プラント計装品の試験システムおよび試験方法
AU2020200205B2 (en) Interfaces for resolving maintenance activities
JP2001297116A (ja) プラント統合設計システム及びプラント建設プロジェクト統合管理システム
Su et al. Fault-detection through integrating real-time sensor data into BIM

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141120

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150902

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150908

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151106

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160412

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160427

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160705

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160718

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5982805

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150