JP2013118878A - 洗濯乾燥機 - Google Patents

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明宏 細川
Hiroshi Takaso
高祖  洋
Makoto Oyama
眞 大山
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Abstract

【課題】循環風路の圧損を少なくして、循環風路内への洗剤泡の侵入を防止する。
【解決手段】水槽3の背面部に設けた乾燥用空気の導入口10と、導入口を開閉する風路シャッタ18と、風路シャッタを駆動する駆動手段19と、駆動手段を制御する制御手段27とを備え、風路シャッタ18は、その一端に設けた回動軸18aと、導入口10を閉じる方向に付勢する付勢手段21を有し、洗濯時は、付勢手段21の付勢力によって導入口10を閉状態とし、乾燥時は、駆動手段19により回動軸18aを中心に風路シャッタ18を水槽3側へ回動し、付勢手段21の付勢力に抗して導入口10を開くようにしたものである。
【選択図】図2

Description

本発明は、衣類等の洗濯と乾燥がおこなえる洗濯乾燥機に関するものである。
従来、この種の洗濯乾燥機は、洗濯、すすぎ、脱水の各工程に続いて、乾燥をおこなうことができる。洗濯〜乾燥の各工程は、水槽内に設けた共通のドラム内でおこなわれるため、洗濯工程時に発生する洗剤泡が、乾燥工程時にドラム内へ乾燥用空気を送風するために設けられている循環風路に流入しないように構成することが要求される。
洗濯時に投入される洗剤の種類や量の決定は、使用者に委ねられているため、洗剤泡が水槽内で大量に発生する状態を想定し、乾燥工程を実行するために設けられた構成要素、すなわち、内部に送風手段、除湿手段、加熱手段等が設けられている循環風路への流入を防止することが考えられている(例えば、特許文献1参照)。
図6は、特許文献1に記載された従来のドラム式洗濯乾燥機を示すものである。図6において、回転ドラムを内包した水槽51の後面に開口する吸気口52に循環風路53を接続し、循環風路53の吸気口52近傍に循環風路53を開閉する風路シャッタ54を設けている。循環風路53を流れる乾燥用空気は、循環風路53に接続されたヒートポンプ装置55により除湿および加熱されて水槽51に循環し、洗濯物を乾燥させる。
風路シャッタ54は、コイルバネからなる付勢手段56によって循環風路53を開くように付勢されており、洗濯工程時は、ギアドモータからなる駆動手段57により、付勢手段56による付勢力に抗して風路シャッタ54を駆動し、循環風路53を閉じることにより、水槽51内で大量に洗剤泡が発生して吸気口52から溢れ出した場合でも、循環風路53内への侵入を防止する。
また、乾燥工程時は、駆動手段57をオフにし、付勢手段56により循環風路53を開くように風路シャッタ54を付勢し、乾燥用空気が流通するようにしたものである。
特開2007−135957号公報
しかしながら、前記従来の構成では、循環風路53を開閉する風路シャッタ54が循環風路53内の途中に設けられているため、風路シャッタ54が設けられている部分で風路断面積が小さくなる。そのため、循環風路53を流れる乾燥用空気の圧損が大きくなり、乾燥効率が悪く乾燥運転時の消費電力量が増加するという課題があった。
本発明は、従来の課題を解決するもので、循環風路の圧損を少なくして、循環風路内への洗剤泡の侵入を防止することができる洗濯乾燥機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の洗濯乾燥機は、水槽の背面部から乾燥用空気を導入する循環風路と、前記循環風路に送風する送風手段と、前記水槽から出た乾燥用空気を除湿する除湿手段と、前記除湿手段で除湿した乾燥用空気を加熱する加熱手段と、前記水槽の背面部に設けた乾燥用空気の導入口と、前記導入口を開閉する風路シャッタと、前記風路シャッタを駆動する駆動手段と、前記駆動手段を制御する制御手段とを備え、前記風路シャッタは、その一端に設けた前記風路シャッタを回動自在に支持する回動軸と、前記導入口を閉じる方向に付勢する付勢手段を有し、洗濯時は、前記付勢手段の付勢力によって前記導入口を閉状態とし、乾燥時は、前記駆動手段により前記回動軸を中心に前記風路シャッタを前記水槽側へ回動し、前記付勢手段の付勢力に抗して前記導入口を開くようにしたものである。
これによって、風路シャッタを循環風路の外に配設することができ、風路シャッタによって循環風路の断面積が部分的に狭められることがなく、循環風路の圧損を少なくして、循環風路内への洗剤泡の侵入を防止することができる。
本発明の洗濯乾燥機は、循環風路の圧損を少なくして乾燥効率を高めることができるとともに、循環風路内への洗剤泡の侵入を防止することができる。
本発明の実施の形態1における洗濯乾燥機の要部断面図 同洗濯乾燥機の図1のA−A断面図 同洗濯乾燥機の要部斜視図 同洗濯乾燥機の風路シャッタ部の斜視図 (a)〜(c)同洗濯乾燥機の風路シャッタの動作図 従来のドラム式洗濯乾燥機の要部背面斜視図
第1の発明は、筐体内に弾性支持した水槽と、前記水槽内に回転可能に設けたドラムと、前記ドラムを回転駆動するモータと、前記水槽の背面部から乾燥用空気を導入する循環風路と、前記循環風路に送風する送風手段と、前記水槽から出た乾燥用空気を除湿する除湿手段と、前記除湿手段で除湿した乾燥用空気を加熱する加熱手段と、前記水槽の背面部に設けた乾燥用空気の導入口と、前記導入口を開閉する風路シャッタと、前記風路シャッタを駆動する駆動手段と、前記駆動手段を制御する制御手段とを備え、前記風路シャッタは、その一端に設けた前記風路シャッタを回動自在に支持する回動軸と、前記導入口を閉じる方向に付勢する付勢手段を有し、洗濯時は、前記付勢手段の付勢力によって前記導入口を閉状態とし、乾燥時は、前記駆動手段により前記回動軸を中心に前記風路シャッタを前記水槽側へ回動し、前記付勢手段の付勢力に抗して前記導入口を開くようにしたことにより、風路シャッタを循環風路の外に配設することができ、風路シャッタによって循環風路の断面積が部分的に狭められることがなく、循環風路の圧損を少なくして乾燥効率を高めることができ、乾燥運転中の消費電力量を低減することができるとともに、循環風路内への洗剤泡の侵入を防止することができる。また、駆動手段の通電時間を少なくして過熱を防止することができる。また、乾燥運転中は、導入口が開かれた状態に保持することができ、風路シャッタが乾燥用空気に煽られて導入口に当接することがなく、異音の発生を防止することができるとともに、導入口から乾燥用空気を安定して導入することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明において、水槽の背面部に導入口に近接して収容部を設け、前記導入口を開いたときに風路シャッタを前記収容部に収容可能に構成したことにより、風路シャッタを回動により水槽側へ大きく変位させて導入口を開放することができ、循環風路からの乾燥用空気の導入を容易にすることができる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明の制御手段は、風路シャッタによる導入口の開き角度を変化させて、前記導入口から導入される乾燥用空気の風向きを調整可能に構成したことにより、ドラム内で撹拌される衣類等への乾燥用空気の接触を良好にして、乾燥効率を高めることができる。
第4の発明は、特に、第1〜第3のいずれか1つの発明の制御手段は、風路シャッタによる導入口の開き度合い、及び/又は送風手段による送風量を変化させて、前記導入口から導入される乾燥用空気の風速を調整可能に構成したことにより、ドラム内の衣類等を最適に乾燥することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態の洗濯乾燥機の要部断面図、図2は、同洗濯乾燥機の図1のA−A断面図、図3は、同水槽の背面部内側の斜視図、図4は、同風路シャッタ部の斜視図、図5は、同風路シャッタの動作図である。
図1〜図5において、洗濯乾燥機の外郭を形成する筐体1内にダンパ2等で弾性支持した水槽3が設けられている。水槽3内には有底円筒状のドラム4が回転可能に設けられ、その回転軸5は前後方向へ略水平に設けられている。ドラム4の内周側面には回転軸5方向に向かって内方へ突出させた複数のバッフル6と、水槽3内と連通する多数の透孔7が設けられ、前面側には洗濯物を出し入れする開口部8が設けられている。
水槽3の背面部は、周縁から回転中心に向かって前面側へ膨出するように傾斜させてあり、水槽3の外背面に略円錐状に窪んだ凹部3aが形成されている。ドラム4の背面部も水槽3の背面部と同様に、周縁から回転中心に向かって前面側へ膨出するように傾斜している。水槽3の背面部にドラム4の回転軸5を回転可能に支持する軸受部5aを設けている。
水槽3の背面部にドラム4を回転駆動するモータ9が取り付けられている。このモータ9はブラシレス直流モータで構成され、インバータ制御によって回転速度が自在に変化させることができるようになっており、少なくともその一部が凹部3aに収容されるように設けられている。水槽3内に洗濯水を給水する給水手段としての給水弁(図示せず)によって水槽3内に洗濯水を供給し、水槽3内に供給された洗濯水は透孔7からドラム4内に流入する。
水槽3の背面部に乾燥用空気を導入する導入口10が設けられ、この導入口10に循環風路11の一端を連通接続し、ドラム4内に乾燥用空気を導入する。水槽3およびドラム4内に導入された乾燥用空気は、水槽3の上方前部に設けた排気口12から流出し、循環風路11に流入する。
循環風路11を通してドラム4内に乾燥用空気を送風する送風手段としての送風用ファン13は、ファンモータ14によって駆動され、送風用ファン13によって循環風路11に送風される乾燥用空気は、循環風路11を通って水槽3およびドラム4内へ循環する。
循環風路11内には、排気口12から循環風路11に流入した乾燥用空気に含まれるリントを除去し、循環風路11に対して着脱自在に設けたリントフィルタ15と、リントフィルタ15を通過した乾燥用空気を冷却除湿する除湿手段16と、この除湿手段16で冷却除湿された乾燥用空気を加熱する加熱手段17を設けている。
除湿手段16および加熱手段17は、ヒートポンプ装置等で構成することができる。この場合、除湿手段16は蒸発器で構成され、加熱手段17は凝縮器で構成される。
なお、除湿手段16および加熱手段17は、ヒートポンプ装置以外でも構成することができる。この場合、除湿手段16は水冷または空冷の熱交換器で構成され、加熱手段17はヒータ等で構成される。
送風用ファン13によって送風される乾燥用空気は、除湿手段16で冷却除湿され、加熱手段17で加熱された後、導入口10からドラム4内へ供給され、ドラム4内で洗濯物と接触し水分を奪って湿った空気は、透孔7から水槽3内へ出て排気口12から循環風路11に戻り、水槽3の上部で前方から後方へ流れて、図1中の矢印イ方向へ循環する。
水槽3の背面部に設けた導入口10は、略長方形に形成し、長辺部10aと短辺部10bを有している。導入口10には、循環風路11を開閉する風路シャッタ18を設けている。風路シャッタ18は、その一端に設けた回動軸18aによって回動自在に支持され、モータ等の駆動手段19により回動軸18aを中心に水槽3側へ回動し、導入口10を循環風路11の外側へ矢印ロ方向に開くように構成している。
水槽3の背面部には、導入口10に近接して収容部20が設けられ、長辺部10aに沿って設けられた回動軸18aを中心に、風路シャッタ18を水槽3側へ回動して導入口10を開いたときに、風路シャッタ18が収容部20内に収容されるように構成している。
収容部20は、水槽3の背面に形成した凹部3aによって前後方向に十分な空間を確保することができ、風路シャッタ18の先端部が導入口10から最も離れた位置(例えば、90°回動)まで変位させて開成することができる。
また、風路シャッタ18は、ばね等の付勢手段21によって導入口10を閉じる方向に付勢されており、駆動手段19は、付勢手段21の付勢力に抗して導入口10を開くように構成している。
導入口10は、短辺部10bがドラム4の半径方向となるように設けてあり、長辺部10aに設けた回動軸18aによって風路シャッタ18をコンパクトに開閉できるようにしている。導入口10の周縁部には、乾燥用空気の流出側に突出したリブ10cが収容部20内に設けてあり、風路シャッタ18の閉塞面と当接する。導入口10のリブ10cと当接する風路シャッタ18の閉塞面は、ゴム等の弾性体18bが設けてあり、付勢手段21の付勢力で導入口10を確実に閉じることができる。
風路シャッタ18は、風路シャッタ18を回動自在に支持する回動軸18a上に設けた第1の歯車22と、第1の歯車22と噛み合う第2の歯車23と、第2の歯車23の回転軸23a上に設けた第3の歯車24と、第3の歯車24と噛み合い、かつ、駆動手段19と連結された第4の歯車25と、第2の歯車23の回転軸23a上に設けた一方向の回転を規制するワンウェイクラッチ26を有している。そして、第2の歯車23の歯を一定角度のみに設け、第2の歯車23の歯の一部を切欠いた切欠部23bを設けている。
制御手段27は、筐体1内の前方下部に配設され、モータ9等を制御して、洗濯、すすぎ、脱水、乾燥の各工程を制御する。
以上のように構成された洗濯乾燥機において、以下その動作、作用を説明する。筐体1の前面側に開閉自在に設けた扉28を開いて開口部8からドラム4内に洗濯物を投入した後、筐体1の上面前部に設けた操作部の電源スイッチ(図示せず)をオンし、スタートスイッチ(図示せず)を操作して運転を開始すると、投入された洗濯物の量が検知される。
洗濯は、洗い工程、すすぎ工程、脱水工程の順に実行される。洗い工程は、投入された洗濯物の量の判定に続いて開始され、検知した洗濯物の重量によってあらかじめ設定された水量が水槽3内へ導入され、所定量の洗剤を投入する。水槽3内に供給された洗濯水は透孔7からドラム4内に流入する。
洗濯が開始され、洗い工程に入ると、モータ9を駆動し、洗濯物がドラム4内に設けられたバッフル6によってドラム4の回転方向に沿って持ち上げられ、ドラム4内の上部から重力によって落下し、落下時の機械力が洗濯物に加えられる回転速度、例えば、30〜50rpmで正転と反転の動作を交互に繰り返す。これにより、洗濯物がドラム4内で叩き洗いされる。
洗い工程では、洗剤の溶け込んだ洗濯水が水槽3の底部に溜められた状態であるため、ドラム4の下部が洗濯水に浸かった状態である。したがって、ドラム4を回転させると、洗濯水を撹拌して泡を発生させる。
洗濯時は、駆動手段19により第4の歯車25を回転させ、第2の歯車23の歯の一部を切欠いた切欠部23bを第1の歯車22に対向させて噛み合いを離脱させる。これにより、第2の歯車23と第1の歯車22との連係が解除され、風路シャッタ18は、付勢手段21によって導入口10を閉じる方向に付勢され、循環風路11に連通接続した導入口10が、図5(a)に示すように閉じられるため、水槽3内で発生する洗剤泡や洗濯水が循環風路11内へ侵入するのを防止することができる。
すなわち、ワンウェイクラッチ26により、風路シャッタ18が導入口10を閉じる方向へ回動しないため、第2の歯車23の歯を一定角度のみに設けることで、第2の歯車23と噛み合わない角度まで第1の歯車22が回転すると、付勢手段21の付勢力により、風路シャッタ18を回動させて導入口10を閉じることができる。
そのため、駆動手段19であるモータの過熱を防止し、洗濯中の洗剤泡の異常発泡や、給排水異常による洗剤泡や水が、導入口10から循環風路11に流入するのを防止することができ、かつ、駆動手段19であるモータの通電時間を少なくすることができるため、消費電力量も低減することができる。
洗い工程に続いて、すすぎ工程、脱水工程が実行された後、乾燥工程が実行される。乾燥工程では、駆動手段19により回動軸18aを中心に風路シャッタ18を水槽3側へ回動し、付勢手段21の付勢力に抗して導入口10を開く。風路シャッタ18を回動して導入口10を開いたとき、風路シャッタ18は収容部20内に位置し、図5(c)に示すように、導入口10を大きく開放することができ、循環風路11の外で風路シャッタ18の開閉動作をおこなうことができる。
特に、風路シャッタ18の開成位置を、導入口10の周縁部に設けたリブ10cより外側、すなわち、導入口10から吹き出す乾燥用空気の流れから外れるようにすると、乾燥用空気のドラム4内への導入に抵抗が少なく円滑にすることができる。
乾燥工程中に、風路シャッタ18の開放状態を維持する場合、駆動手段19であるモータに通電をし続けるとモータが過熱されるため、第1の歯車22が導入口10を閉じる方向へ回転しないようにワンウェイクラッチ26が取り付けられており、風路シャッタ18を導入口10が開かれた状態に維持して、駆動手段19であるモータへの通電を切ることができる。
また、乾燥工程中は、風路シャッタ18が導入口10を開いた状態に保持されているので、送風用ファン13から送風された乾燥用空気の風圧により、風路シャッタ18が煽られて異音の発生を防止することができるとともに、導入口10から乾燥用空気を安定して導入することができる。
また、制御手段27は、風路シャッタ18による導入口10の開き角度を変化させて、導入口10から導入される乾燥用空気の風向きを調整可能に構成している。開き角度は、導入口10が閉じられている図5(a)の状態と、開かれている図5(c)の状態の間で設定され、例えば、図5(b)の状態に設定することで、風路シャッタ18を上向きに傾斜させることができ、風向きを図5(c)の状態と異ならせることができる。
なお、風路シャッタ18の回動軸18aをドラム4の回転軸5から離れた位置、すなわち、導入口10の反対側(図5では、導入口10の上端)に設けると、風路シャッタ18を下向きに傾斜させた状態で導入口10を開くことができ、ドラム4の回転中心に向けて乾燥用空気を導入することができる。
また、風路シャッタ18の傾斜方向により、乾燥用空気の風向きをドラム4の回転方向に設定することができる。この場合、ドラム4内で回転方向に撹拌される衣類等の撹拌流に沿って乾燥用空気を円滑に導入することができ、衣類等への乾燥用空気の接触を良好にして、乾燥効率を高めることができる。
また、乾燥用空気の風向きは、ドラム4の回転方向と逆方向に設定することができる。この場合、導入される乾燥用空気により、ドラム4内で回転方向に撹拌される衣類等に対して撹拌流を生成することができ、衣類等への乾燥用空気の接触を良好にして、乾燥効率を高めることができる。
また、風路シャッタ18は、乾燥運転中に傾斜方向を変化させながら乾燥を進行させることができる。この場合、乾燥用空気の風向きを変えながらドラム4内に送風することができ、衣類等への乾燥用空気の接触を良好にして、乾燥効率を高めることができる。
また、制御手段27は、風路シャッタ18による導入口10の開き度合い、及び/又は送風用ファン13による送風量を変化させて、導入口10から導入される乾燥用空気の風速を調整可能に構成している。これにより、ドラム4内の衣類等を最適に乾燥することができる。
以上のように、本実施の形態においては、筐体1内に弾性支持した水槽3と、水槽3内に回転可能に設けたドラム4と、ドラム4を回転駆動するモータ9と、水槽3の背面部から乾燥用空気を導入する循環風路11と、循環風路11に送風する送風手段13と、水槽3から出た乾燥用空気を除湿する除湿手段16と、除湿手段16で除湿した乾燥用空気を加熱する加熱手段17と、水槽3の背面部に設けた乾燥用空気の導入口10と、導入口10を開閉する風路シャッタ18と、風路シャッタ18を駆動する駆動手段19と、駆動手段19を制御する制御手段27とを備え、風路シャッタ18は、その一端に設けた風路シャッタ18を回動自在に支持する回動軸18aと、導入口10を閉じる方向に付勢する付勢手段21を有し、洗濯時は、付勢手段21の付勢力によって導入口10を閉状態とし、乾燥時は、駆動手段19により回動軸18aを中心に風路シャッタ18を水槽3側へ回動し、付勢手段21の付勢力に抗して導入口10を開くようにしたものであり、風路シャッタ18を循環風路11の外に配設することができ、風路シャッタ18によって循環風路11の断面積が部分的に狭められることがなく、循環風路11の圧損を少なくして乾燥効率を高めることができ、乾燥運転中の消費電力量を低減することができるとともに、循環風路11内への洗剤泡の侵入を防止することができる。また、駆動手段19であるモータの通電時間を少なくして過熱を防止することができる。また、乾燥運転中は、導入口10が開かれた状態に保持することができ、風路シャッタ18が乾燥用空気に煽られて導入口10に当接することがなく、異音の発生を防止することができるとともに、導入口10から乾燥用空気を安定して導入することができる。
また、水槽3の背面部に導入口10に近接して収容部20を設け、導入口10を開いたときに風路シャッタ18を収容部20に収容可能に構成したものであり、風路シャッタ18を回動により水槽3側へ大きく変位させて導入口10を開放することができ、循環風路11からの乾燥用空気の導入を容易にすることができる。
また、制御手段27は、風路シャッタ18による導入口10の開き角度を変化させて、導入口10から導入される乾燥用空気の風向きを調整可能に構成したものであり、ドラム4内で撹拌される衣類等への乾燥用空気の接触を良好にして、乾燥効率を高めることができる。
また、制御手段27は、風路シャッタ18による導入口の開き度合い、及び/又は送風手段13による送風量を変化させて、導入口10から導入される乾燥用空気の風速を調整可能に構成したものであり、ドラム4内の衣類等を最適に乾燥することができる。
以上のように、本発明にかかる洗濯乾燥機は、循環風路の圧損を少なくして乾燥効率を高めることができるとともに、循環風路内への洗剤泡の侵入を防止することができるので、洗濯乾燥機として有用である。
1 筐体
3 水槽
4 ドラム
9 モータ
10 導入口
11 循環風路
13 送風用ファン(送風手段)
16 除湿手段
17 加熱手段
18 風路シャッタ
18a 回動軸
19 駆動手段
21 付勢手段
27 制御手段

Claims (4)

  1. 筐体内に弾性支持した水槽と、前記水槽内に回転可能に設けたドラムと、前記ドラムを回転駆動するモータと、前記水槽の背面部から乾燥用空気を導入する循環風路と、前記循環風路に送風する送風手段と、前記水槽から出た乾燥用空気を除湿する除湿手段と、前記除湿手段で除湿した乾燥用空気を加熱する加熱手段と、前記水槽の背面部に設けた乾燥用空気の導入口と、前記導入口を開閉する風路シャッタと、前記風路シャッタを駆動する駆動手段と、前記駆動手段を制御する制御手段とを備え、前記風路シャッタは、その一端に設けた前記風路シャッタを回動自在に支持する回動軸と、前記導入口を閉じる方向に付勢する付勢手段を有し、洗濯時は、前記付勢手段の付勢力によって前記導入口を閉状態とし、乾燥時は、前記駆動手段により前記回動軸を中心に前記風路シャッタを前記水槽側へ回動し、前記付勢手段の付勢力に抗して前記導入口を開くようにした洗濯乾燥機。
  2. 水槽の背面部に導入口に近接して収容部を設け、前記導入口を開いたときに風路シャッタを前記収容部に収容可能に構成した請求項1記載の洗濯乾燥機。
  3. 制御手段は、風路シャッタによる導入口の開き角度を変化させて、前記導入口から導入される乾燥用空気の風向きを調整可能に構成した請求項1または2記載の洗濯乾燥機。
  4. 制御手段は、風路シャッタによる導入口の開き度合い、及び/又は送風手段による送風量を変化させて、前記導入口から導入される乾燥用空気の風速を調整可能に構成した請求項1〜3のいずれか1項に記載の洗濯乾燥機。
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