JP2013112374A - ブランクおよびそれを用いた液体用紙容器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】板紙を基材層とし、熱融着性を有する表面層/基材層/バリア性を有する中間層/シーラント層からなる積層板で、
該シーラント層を裏面とし、成型して液体用紙容器を形成するブランクにおいて、
トップシール部、頂部、胴部、底部を有し、該胴部が、四本の側面稜罫線を介して四枚の側面板からなる四角筒状の液体用紙容器を、形成するブランクであって、
前記側面稜罫線の少なくとも一本の側面稜罫線の一部または全部に、二本の稜罫線が相対向して連結された楕円状の凹み部が区画形成されていることを特徴とするブランクである。
【選択図】図1
Description
該シーラント層を裏面とし、成型して液体用紙容器を形成するブランクにおいて、
トップシール部、頂部、胴部、底部を有し、該胴部が、四本の側面稜罫線を介して四枚の側面板からなる四角筒状の液体用紙容器を、形成するブランクであって、
前記側面稜罫線の少なくとも一本の側面稜罫線の一部または全部に、二本の稜罫線が相対向して連結された楕円状の凹み部が区画形成されていることを特徴とするブランクである。
該シーラント層を裏面とし、成型して液体用紙容器を形成するブランクにおいて、
トップシール部、頂部、胴部、底部を有し、該胴部が、四本の側面稜罫線を介して四枚の側面板からなる四角筒状の液体用紙容器を、形成するブランクであって、
前記側面稜罫線の少なくとも一本の側面稜罫線の一部または全部に、二本の稜罫線が相対向して連結された楕円状の凹み部が区画形成されていることを特徴とする。該ブランクを成型することにより、該凹み部は、紙容器に成型されると楕円状に凹んで形成される。従来の紙容器と異なる意匠性を発現させる。また凹み部は握持し易く、使用し易い。
罫線は的確に折り曲がり、成型できる。稜罫線の両端を曲率半径30mmの曲線にすることで、罫線刃が入り易くなる。また凹み部の横幅が、前記紙容器の角寸の20%であると、罫線の深さが安定する。紙容器の角寸とは、側面板の横幅をいう。
る。本発明の液体用紙容器50は、意匠性を有し、かつ握持し易く使い易い紙容器である。特に凹み部40の高さについては、意匠性を有しかつ紙容器を握持する効果を有していれば特に限定しない。適宜、意匠性と稜罫線の成型性を確認して決めればよい。
/ポリエチレン層6/シーラント層7である。この積層体1を、通常ロール状またはシート状にする。
した。次に中間層は、酸化珪素を蒸着したポリエチレンテレフタレートフィルムを用いた。酸化珪素の蒸着層の厚みは30nm、ポリエチレンテレフタレートフィルムの厚みは12μmを用いた。該ポリエチレンテレフタレートフィルムの裏面とシーラント層である直鎖状低密度ポリエチレン60μmをポリウレタン系二液タイプの接着剤を用いてドライラミネート法にて貼り合わせた。シーラント層は、予め押出し法により製膜した。
凹み部の幅を角寸の10%にした以外は、実施例1と同様にブランクを形成した。
凹み部の幅を角寸の30%にした以外は、実施例1と同様にブランクを形成した。
坪量350g/m2の板紙を使用し、凹み部の幅を角寸の20%にした以外は、実施例1と同様にブランクを形成した。
凹み部を形成せず、側面稜罫線の深さ0.20mm、以外は実施例1と同様にブランクを形成した。
・実施例1、比較例1〜4のブランクの稜罫線のスコア比と深さを測定した。尚測定部位は、稜罫線の直線部分で行った。
・成型性については、実施例1、比較例1〜4のブランクをスリ―ブ、紙容器成型時での稜罫線の成型性(折り曲げ性)を評価した。
2 ポリエチレン層(表面層)
3 基材層
4 接着層(ポリエチレン層)
5 中間層
6 接着層(ポリエチレン層)
7 シーラント層
10 ブランク
21 背シールパネル
22 左パネル
23 表パネル
24 右パネル
25 裏パネル
26 折り込み板
27 屋根板
28 底板
29 側面板
30 シール板
31 トップシール部
32 頂部
33 胴部
34 底部
35 口栓部
36 キャップ
40 凹み部
41 凹み部の幅
42 引っ張り合う力
50 本発明の液体用紙容器(ゲーブルトップ型)
60 本発明の液体用紙容器(フラットトップ型)
70 特許文献1記載の紙容器
71 コーナーインデント壁
A 縦方向の折り曲げ線
B 横方向の折り曲げ線
C 側面稜罫線
D 稜罫線
E 折れ線
Claims (7)
- 板紙を基材層とし、熱融着性を有する表面層/基材層/バリア性を有する中間層/シーラント層からなる積層板で、
該シーラント層を裏面とし、成型して液体用紙容器を形成するブランクにおいて、
トップシール部、頂部、胴部、底部を有し、該胴部が、四本の側面稜罫線を介して四枚の側面板からなる四角筒状の液体用紙容器を、形成するブランクであって、
前記側面稜罫線の少なくとも一本の側面稜罫線の一部または全部に、二本の稜罫線が相対向して連結された楕円状の凹み部が区画形成されていることを特徴とするブランク。 - 前記凹み部が、前記稜罫線の両端が曲率半径30mmの曲線からなり、該凹み部の横幅が、前記紙容器の角寸の20%であることを特徴とする請求項1記載のブランク。
- 前記稜罫線のスコア比(前記凹み部の折り曲げ強度に対し、稜罫線の折り曲げ強度の割合)が、0.7であることを特徴とする請求項1または2記載のブランク。
- 前記稜罫線の深さが、0.12mmであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のブランク。
- 前記基材層の坪量が、320g/cm2であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のブランク。
- 前記中間層が、酸化アルミニウムまたは酸化珪素を蒸着したポリエチレンテレフタレートフィルムであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のブランク。
- 請求項1〜6のいずれか1項に記載のブランクを用いて成型されたことを特徴とする液体用紙容器。
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- 2011-11-29 JP JP2011260115A patent/JP5831172B2/ja active Active
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