JP2013097321A - 静電荷像現像用トナー、静電荷像現像剤、トナーカートリッジ、プロセスカートリッジ、画像形成装置、及び画像形成方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】非結晶性ポリエステル重合ブロックAと、結晶性アクリレート系重合ブロックBと、非結晶性ビニル系重合ブロックCと、がこの順にブロック重合したトリブロック共重合体を含む静電荷像現像用トナーである。
【選択図】なし
Description
請求項1に係る発明は、
非結晶性ポリエステル重合ブロックAと、結晶性アクリレート系重合ブロックBと、非結晶性ビニル系重合ブロックCと、がこの順にブロック重合したトリブロック共重合体を含む静電荷像現像用トナーである。
前記結晶性アクリレート系重合ブロックBの数平均分子量は、前記トリブロック共重合体全体の数平均分子量に対し、10%以上60%以下である、請求項1に記載の静電荷像現像用トナーである。
前記結晶性アクリレート系重合ブロックBは、ステアリルアクリレート及びベヘニルアクリレートの少なくとも一方に由来する繰り返し単位を含む、請求項1又は請求項2に記載の静電荷像現像用トナーである。
前記非結晶性ビニル系重合ブロックCは、スチレン及びその誘導体の少なくとも1種に由来する繰り返し単位を含む、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の静電荷像現像用トナーである。
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の静電荷像現像用トナーを含む静電荷像現像剤である。
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の静電荷像現像用トナーを収容し、
画像形成装置に着脱されるトナーカートリッジである。
請求項5に記載の静電荷像現像剤を収容し、前記静電荷像現像剤により、像保持体上に形成された静電荷像をトナー画像として現像する現像手段を備え、
画像形成装置に着脱されるプロセスカートリッジである。
像保持体と、
前記像保持体を帯電する帯電手段と、
帯電した前記像保持体の表面に静電荷像を形成する静電荷像形成手段と、
請求項5に記載の静電荷像現像剤を収容し、前記静電荷像現像剤により、前記像保持体上に形成された静電荷像をトナー画像として現像する現像手段と、
前記像保持体上に形成されたトナー画像を被転写体上に転写する転写手段と、
前記被転写体上に転写されたトナー画像を定着する定着手段と、
を備える画像形成装置である。
像保持体を帯電する帯電工程と、
帯電した前記像保持体の表面に静電荷像を形成する静電荷像形成工程と、
請求項5に記載の静電荷像現像剤により、前記像保持体上に形成された静電荷像をトナー画像として現像する現像工程と、
前記像保持体上に形成されたトナー画像を被転写体上に転写する転写工程と、
前記被転写体上に転写されたトナー画像を定着する定着工程と、
を有する画像形成方法である。
本実施形態に係る静電荷像現像用トナー(以下、「トナー」と称することがある)は、非結晶性ポリエステル重合ブロックA(以下「ブロックA」と称する場合がある)と、結晶性アクリレート系重合ブロックB(以下「ブロックB]と称する場合がある)と、非結晶性ビニル系重合ブロックC(以下「ブロックC」と称する場合がある)と、がこの順にブロック重合したトリブロック共重合体を含んで構成されている。
この理由は定かではないが、本実施形態では、前記ブロックBの両端を非結晶性の重合ブロック(前記ブロックA及び前記ブロックC)で挟むことによって強度の高いブロック共重合体が得られ、このブロック共重合体を用いたトナーの強度も高くなるのであると推測される。
すなわち本実施形態では、前記トリブロック共重合体を用いることにより、低温定着性に優れつつ、トナーの機械的強度も優れたものとなる。
他の結着樹脂を併用した場合における前記トリブロック共重合体の含有量としては、結着樹脂全体に対し、例えば、40質量%以上95質量%以下が挙げられ、望ましく50質量%以上90質量%以下であり、より望ましくは60質量%以上85質量%以下である。
この場合、より炭素数の長い結晶性樹脂を用いることで、より強固な結晶構造を形成し、またステアリルアクリレート及びベヘニルアクリレートの少なくとも一方を用いるとブロックBの溶融温度が高くなり、トリブロック共重合体の耐熱性が向上し、トナーの熱保管性及び機械的強度が優れるものと考えられる。
そして、ステアリルアクリレート及びベヘニルアクリレートの少なくとも一方を用いたトリブロック共重合体を含むトナーを画像形成装置等に適用することで、トナーの現像機内における凝集が抑制され、画像強度に加えて画像保存性が良好な画像が得られる。
トナー粒子は、例えば、結着樹脂として前記トリブロック共重合体と、必要に応じて、着色剤と、離型剤と、その他添加剤と、を含んで構成される。
トリブロック共重合体は、非結晶性ポリエステル重合ブロックAと、結晶性アクリレート系重合ブロックBと、非結晶性ビニル系重合ブロックCと、がこの順にブロック重合した共重合体である。
具体的には、例えば、結晶性の重合体は、昇温速度10℃/minで測定した際の吸熱ピークの半値幅が10℃以内であるものを意味し、非結晶性の重合体は、半値幅が10℃を超える重合体や、明確な吸熱ピークが認められない重合体を意味する。
前記ブロックAは、ポリエステル構造を有する非結晶性の重合体のブロックであり、具体的には、例えば、多価カルボン酸と多価アルコールとの縮重合体のブロックが挙げられる。
これら多価カルボン酸は、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
3価以上のアルコールとしては、例えば、グリセリン、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトールなどが挙げられる。
なお、多価アルコールと共に、必要に応じて、酸価や水酸基価の調整等の目的で、酢酸、安息香酸等の1価の酸や、シクロヘキサノール、ベンジルアルコール等の1価のアルコールも併用してもよい。
これら多価アルコールは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記ガラス転移温度は、例えば、ASTM D3418−82に規定された方法(DSC法)で測定する。以下同様である。
前記ブロックBは、アクリル系樹脂の構造を有する結晶性の重合体のブロックであり、具体的には、例えば、側鎖のアルキル鎖数が16以上で室温以上に融点を有するアクリレート系単量体の重合体が望ましい、更に結晶構造を保ち所望の融点を有することができれば、その他のラジカル重合性モノマーとの共重合体であってもよい。
前記溶融温度は、例えば、ASTM D3418−82に規定された方法(DSC法)で測定する。
具体的には、DSCによる溶融温度は、自動接線処理システムを備えた(株)島津製作所製の示差走査熱量計(DSC−50)等により、ASTM D3418に準拠して測定する。測定条件を以下に示す。
・試料:3乃至15mg、望ましくは5乃至10mg
・測定法:試料をアルミパン中に入れ、リファレンスとして空のアルミパンを用いる。
・温度曲線:昇温I(20℃乃至180℃、昇温速度10℃/min)
上記測定によって得られた温度曲線において、昇温時に測定される吸熱曲線のピーク温度を求め、溶融温度とする。
前記アクリル酸エステルのうち、アクリル酸エステルとしては、例えば、ヘキサデシルアクリレート、ヘプタデシルアクリレート、オクタデシルアクリレート(ステアリルアクリレート)、ノナデシルアクリレート、エイコシルアクリレート、ヘンエイコシルアクリレート、ドコシルアクリレート(ベヘニルアクリレート)、トリコシルアクリレート、テトラコシルアクリレート、ペンタコシルアクリレート等が挙げられる。
アクリレート系単量体は、1種のみ用いてもよく、2種以上併用してもよい。
すなわち前記の通り、ブロックBは、ステアリルアクリレート及びベヘニルアクリレートから選択される少なくとも1種の単量体が重合した重合体の重合ブロックであることがよい。
またブロックBは、ステアリルアクリレートとベヘニルアクリレートとの共重合体で構成された重合ブロックであることが特に望ましい。前記共重合体に用いられるステアリルアクリレートとベヘニルアクリレートとの比率としては、ベヘニルアクリレートがステアリルアクリレートとベヘニルアクリレートの全重量のうち60質量%以上95質量%以下の範囲が挙げられ、更に好ましくは70質量%以上90質量%以下の範囲であってもよい。
また、トリブロック共重合体全体の数平均分子量(MT)に対する前記MBの比率(すなわち、(MB/MT)×100(%))、前記の通り10%以上60%以下の範囲が望ましく、15%以上50%以下であってもよく、17%以上40%以下である。
前記ブロックCは、ビニル系樹脂の構造を有する非結晶性の重合体のブロックであり、具体的には、例えば、ビニル系単量体が重合した非結晶性重合体のブロックが挙げられる。
ビニル系単量体は、ビニル基を有する単量体であり、例えば、スチレン骨格を有する単量体(すなわちスチレン又はその誘導体)等が挙げられる。ビニル系単量体は、前記の通り、スチレン骨格を有する単量体を少なくとも含むことが望ましい。その場合、ブロックCの重合に用いられる単量体全体に対する前記スチレン骨格を有する単量体の比率としては、例えば50質量%以上100質量%以下の範囲が挙げられ、更に好ましくは70質量%以上95質量%以下の範囲であってもよい。
これらの中でも、スチレンがよい。
ビニル系単量体は、1種のみ用いてもよく、2種以上併用してもよい。
また、トリブロック共重合体全体の数平均分子量(MT)に対する前記MCの比率(すなわち、(MC/MT)×100(%))としては、例えば15%以上60%以下の範囲が挙げられ、より好ましくは20%以上50%以下であってもよい。
またブロックCのガラス転移温度としては、例えば50℃以上100℃以下の範囲が挙げられ、55℃以上80℃以下であってもよく、58℃以上65℃以下であってもよい。
トリブロック共重合体の数平均分子量(MT)としては、例えば、10000以上80000以下が挙げられ、15000以上60000以下であってもよく、18000以上30000以下であってもよい。
具体的には、例えば、NMR測定やIR測定等の構造解析によって、重合体に含まれるそれぞれの成分の構造が確認され、DSC測定等の熱分析によってそれぞれの成分がブロック重合したものであることが確認される。例えば重合体のDSC測定を行った結果、非結晶性ポリエステルのガラス転移温度、結晶性アクリレート重合体の溶融温度、及び非結晶性ビニル系重合体のガラス転移温度が別々に分離して観測された場合、測定された重合体が非結晶性ポリエステルのブロックと結晶性アクリレート重合体のブロックと非結晶性ビニル重合体のブロックとのトリブロック共重合体であることが確認される。
トリブロック共重合体は、例えば以下の方法によって合成される。
具体的には、例えば、まず、重合によって結晶性重合体となるアクリレート系単量体(例えば前記(メタ)アクリル酸エステル等)を、例えばリビング制御剤(例えばニトロオキサイド安定ラジカル化合物)を用いてリビングラジカル重合法により重合させる。その際に2−メチル−2−[N−(tert−ブチル)−N−(1−ジエトキシホスホリル−2,2−ジメチルプロピル)−アミノキシ]−プロピオン酸などニトロオキシラジカルを分子内にカルボキシル基を含む化合物で補足し(安定化し)リビングラジカル開始剤とすることで一方の末端がリビングラジカル開始点に、他方の末端がカルボキシ基である、ブロックBが得られる。
そして、前記ブロックAの一方の末端にある水酸基と、前記ジブロック共重合体のブロックB側の末端にあるカルボキシ基と、縮合反応させることにより、ブロックA、ブロックB、及びブロックCがこの順に結合したトリブロック共重合体が得られる。
以上のようにして、トリブロック共重合体が合成される。
他の結着樹脂としては、例えば、ポリエステル樹脂、ビニル系樹脂、スチレン/アクリル系樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリアミド樹脂、セルロース樹脂、ポリエーテル樹脂、ポリオレフィン樹脂等の公知の樹脂が挙げられる。
他の樹脂を併用する場合においては好ましくは上記のMT、の値に用いるその他の樹脂の数平均分子量を加えたものをMTとして(MB/MT)×100(%))が上記範囲であることにより同様な効果を得られる。
他の結着樹脂を併用した場合における前記トリブロック共重合体の含有量としては、結着樹脂全体に対し、例えば、40質量%以上95質量%以下が挙げられ、望ましく50質量%以上90質量%以下であり、より望ましくは60質量%以上85質量%以下である。
着色剤としては、公知の着色剤であれば特に限定されないが、例えば、ファーネスブラック、チャンネルブラック、アセチレンブラック、サーマルブラック等のカーボンブラック、ベンガラ、紺青、酸化チタン等の無機顔料、ファストイエロー、ジスアゾイエロー、ピラゾロンレッド、キレートレッド、ブリリアントカーミン、パラブラウン等のアゾ顔料、銅フタロシアニン、無金属フタロシアニン等のフタロシアニン顔料、フラバントロンイエロー、ジブロモアントロンオレンジ、ペリレンレッド、キナクリドンレッド、ジオキサジンバイオレット等の縮合多環系顔料が挙げられる。
離型剤としては、例えば、炭化水素系ワックス;カルナウバワックス、ライスワックス、キャンデリラワックス等の天然ワックス;モンタンワックス等の合成或いは鉱物・石油系ワックス;脂肪酸エステル、モンタン酸エステル等のエステル系ワックス;などが挙げられるが、これに限定されるものではない。
その他の添加剤としては、例えば、磁性体、帯電制御剤、無機粉体等が挙げられる。
トナー粒子は、単層構造のトナー粒子であってもよいし、芯体(コア粒子)と芯体を被覆する被覆層(シェル層)とで構成された所謂コア・シェル構造のトナー粒子であってもよい。
コア・シェル構造のトナー粒子の場合、例えば、被覆層(シェル層)は、前記トリブロック共重合体を含んで構成させ、一方、芯体(コア粒子)は、前記トリブロック共重合体と共に、必要に応じて、着色剤と、離型剤と、その他の添加剤と、を含んで構成させることがよい。
なお、トナー粒子の体積平均粒径の測定法としては、分散剤として界面活性剤、望ましくはアルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムの5質量%水溶液2ml中に、測定試料を0.5mg以上50mg以下加え、これを前記電解液100ml以上150ml以下中に添加した。この測定試料を懸濁させた電解液を超音波分散器で1分間分散処理を行い、前記コールターマルチサイザーII型(ベックマン−コールター社製)により、アパーチャー径が100μmのアパーチャーを用いて、粒径が2.0μm以上60μm以下の範囲の粒子の粒度分布を測定する。測定する粒子数は50,000とする。
得られた粒度分布を分割された粒度範囲(チャンネル)に対し、小粒径側から体積累積分布を引いて、累積50%となる粒径を体積平均粒径D50vとする。
外添剤としては、例えば、無機粒子が挙げられ、該無機粒子として、SiO2、TiO2、Al2O3、CuO、ZnO、SnO2、CeO2、Fe2O3、MgO、BaO、CaO、K2O、Na2O、ZrO2、CaO・SiO2、K2O・(TiO2)n、Al2O3・2SiO2、CaCO3、MgCO3、BaSO4、MgSO4等が挙げられる。
疎水化処理剤の量としては、通常、例えば、無機粒子100質量部に対して、1質量部以上10質量部程度である。
まず、トナー粒子は、乾式製法(例えば、混練粉砕法等)、湿式製法(例えば凝集合一法、懸濁重合法、溶解懸濁造粒法、溶解懸濁法、溶解乳化凝集合一法等)のいずれにより製造してもよい。これらの製法に特に制限はなく、周知の製法が採用される。
本実施形態に係る静電荷像現像剤は、本実施形態に係るトナーを少なくとも含むものである。
本実施形態に係る静電荷像現像剤は、本実施形態に係るトナーのみを含む一成分現像剤であってもよいし、当該トナーとキャリアと混合した二成分現像剤であってもよい。
次に、本実施形態に係る画像形成装置/画像形成方法について説明する。
本実施形態に係る画像形成装置は、像保持体と、像保持体を帯電する帯電手段と、帯電した像保持体の表面に静電荷像を形成する静電荷像形成手段と、静電荷像現像剤を収容し、静電荷像現像剤により、像保持体上に形成された静電荷像をトナー画像として現像する現像手段と、像保持体上に形成されたトナー画像を被転写体上に転写する転写手段と、被転写体上に転写されたトナー画像を定着する定着手段と、を有する。そして、静電荷像現像剤として、上記本実施形態に係る静電荷像現像剤を適用する。
また、各ユニット10Y、10M、10C、10Kの現像装置(現像手段)4Y、4M、4C、4Kのそれぞれには、トナーカートリッジ8Y、8M、8C、8Kに収められたイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色のトナーを含むトナーが供給される。
尚、1次転写ローラ5Yは、中間転写ベルト20の内側に配置され、感光体1Yに対向した位置に設けられている。更に、各1次転写ローラ5Y、5M、5C、5Kには、1次転写バイアスを印加するバイアス電源(図示せず)がそれぞれ接続されている。各バイアス電源は、図示しない制御部による制御によって、各1次転写ローラに印加する転写バイアスを可変する。
感光体1Yは、導電性(20℃における体積抵抗率:1×10−6Ωcm以下)の基体上に感光層を積層して形成されている。この感光層は、通常は高抵抗(一般の樹脂程度の抵抗)であるが、レーザ光線3Yが照射されると、レーザ光線が照射された部分の比抵抗が変化する性質を持っている。そこで、帯電した感光体1Yの表面に、図示しない制御部から送られてくるイエロー用の画像データに従って、露光装置3を介してレーザ光線3Yを出力する。レーザ光線3Yは、感光体1Yの表面の感光層に照射され、それにより、イエロー印字パターンの静電荷像が感光体1Yの表面に形成される。
このようにして感光体1Y上に形成された静電荷像は、感光体1Yの走行に従って予め定められた現像位置まで回転される。そして、この現像位置で、感光体1Y上の静電荷像が、現像装置4Yによって可視像(現像像)化される。
一方、感光体1Y上に残留したトナーはクリーニング装置6Yで除去されて回収される。
こうして、第1のユニット10Yにてイエロートナー画像の転写された中間転写ベルト20は、第2乃至第4のユニット10M、10C、10Kを通して順次搬送され、各色のトナー画像が重ねられて多重転写される。
トナー画像を転写する被転写体としては、例えば、電子写真方式の複写機、プリンター等に使用される普通紙、OHPシート等が挙げられる。
定着後における画像表面の平滑性をさらに向上させるには、被転写体の表面も平滑であることが望ましく、例えば、普通紙の表面を樹脂等でコーティングしたコート紙、印刷用のアート紙等が好適に使用される。
なお、上記例示した画像形成装置は、中間転写ベルト20を介してトナー画像を記録紙Pに転写する構成となっているが、この構成に限定されるものではなく、感光体から直接トナー画像が記録紙に転写される構造であってもよい。
図2は、本実施形態に係る静電荷像現像剤を収容するプロセスカートリッジの好適な一例の実施形態を示す概略構成図である。プロセスカートリッジ200は、感光体107とともに、帯電ローラ108、現像装置111、感光体クリーニング装置113、露光のための開口部118、及び、除電露光のための開口部117を取り付けレール116を用いて組み合わせ、そして一体化したものである。なお、図2において符号300は被転写体を示す。
そして、このプロセスカートリッジ200は、転写装置112と、定着装置115と、図示しない他の構成部分とから構成される画像形成装置に対して着脱自在としたものである。
<トリブロック共重合体1の合成>
(リビング制御剤の合成)
窒素パージした還流冷却管付ガラス容器に500部の脱ガスしたトルエンと35.9部のCuBrと、15.9部の銅粉末、86.7部のN,N,N’,N’,N”−ペンタメチルジエチレントリアミンとを導入し、撹拌しながら580部の脱ガスしたトルエンと42.1部の2−ブロモ−2−メチルプロピオン酸と78.9部のN−tert−ブチル−N−(1−ジエチルホスホノ−2,2−ジメチルプロピル)ニトロキシドを導入し90分間25℃にて撹拌した。その後、反応媒体をろ過し、さらにトルエンろ過物をNH4Cl飽和水溶液で2回洗浄した。得られた固体をペンタンで洗浄し、真空乾燥を行い、リビング制御剤である2−メチル−2−[N−(tert−ブチル)−N−(1−ジエトキシホスホリル−2,2−ジメチルプロピル)−アミノキシ]−プロピオン酸(以下「MBPAP」と称する場合がある)を得た。
調製したMBPAPの質量分析法で求めたモル質量は381.44g/mol(C17H36NO6P)であり、目的物であることを確認した。
還流冷却管、窒素導入管、撹拌機を取り付けたガラス容器に、ステアリルアクリレートモノマー83.0部と上記MBPAP3.9部とをトルエン183部に溶解し、窒素気流下80℃にてよく混合し、温度を110℃に昇温させて8時間ステアリルアクリレートモノマーを重合することで、ブロックBとなる重合体を得た。分子量をGPCにて随時測定したところ数平均分子量が8120でありその理論値8118と5%以内のずれであり良好なリビング制御性を示した。また、その融点を示差走査熱量計(DSC)にて測定したところ49℃であった。
加熱乾燥した二口フラスコに、ポリオキシエチレン(2,0)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン(BPAEO=ビスフェノールAエチレンオキサイド付加物)25モル部、ポリオキシプロピレン(2,2)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン(BPAPO=ビスフェノールAプロピレンオキサイド付加物)25モル部、テレフタル酸(TPA)27.1モル部、n−ドデセニルコハク酸(DSA)10モル部、フマル酸(FA)10モル部、及びジブチルスズオキサイド0.05モル部、を入れ、容器内に窒素ガスを導入して不活性雰囲気に保ち昇温した後、150℃乃至230℃で12時間乃至20時間共縮重合反応させ、その後210℃乃至250℃で除々に減圧してブロックAとなる重合体を合成した。得られた重合体の数平均分子量を測定したところ8010であった。また、JIS K3342の無水酢酸法にて樹脂の水酸基(OHV)を測定したところ20.7mgKOH/gとなりほぼ全ての分子末端が水酸基であることが確認された。
還流冷却管、窒素導入管、撹拌機を取り付けたガラス容器に上記で得られたBとCのジブロック共重合体1を136部、ブロックAとなる重合体30部をトルエン166部に50℃にて攪拌溶解した後、ジシクロカルボジイミド(DCC)2.7部、ジメチルアミノピリジン(DMAP)0.17部を添加し50℃にて2時間反応を行った。
得られた重合体の数平均分子量を測定したところ21300でありブロックAとBおよびCのジブロック共重合体の反応が良好に反応しA、B、Cの各ブロックユニットを有するトリブロック重合体1を得た。
また、得られたトリブロック共重合体について、前記方法により、それぞれのブロック(ブロックA、ブロックB、及びブロックC)の数平均分子量、及びブロックBの溶融温度を測定した結果を表1に示す。
得られたトリブロック共重合体1を3000質量部、イオン交換水を10000質量部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムを90質量部、を高温、高圧乳化装置(キャビトロンCD1010)の乳化タンクに投入した後、130℃に加熱溶融後、110℃で流量3L/m、10000rpmで30分間分散させ、冷却タンクを通過させて固形分30%、樹脂粒子の体積平均粒径D50vが115nmの樹脂粒子分散液1を作製した。
(ブロックBとブロックCとのジブロック共重合体2の合成)
ステアリルアクリレートモノマー83.1部の代わりにベヘニルアクリレートモノマー51.2部を用い、更にMBPAP3.9部、成分Cのスチレンモノマーを122部に変更した以外は、ブロックBとブロックCとのジブロック共重合体1と同様にして、ジブロック共重合体2を合成した。
用いるBPAEOを25モル部、BPAPO25モル部、TPA24.3モル部、DSA10モル部、FA10モル部に変更した以外は前期方法と同様にしてブロックAとなる重合体2を得た。またそのOHVは 27.9mgKOH/gであり末端がほぼOH基であることを確認した。
得られたジブロック共重合体2: 173部と、上記で得られたブロックA重合体2を22部をトルエン195部、DCC2.7部、DMAP 0.2部を用いて前記方法によりトリブロック共重合体2を合成した。
トリブロック共重合体1の代わりにトリブロック共重合体2を用いた以外は、樹脂粒子分散液1と同様にして、固形分30%、樹脂粒子の体積平均粒径D50vが 105nmの樹脂粒子分散液2を作製した。
(ブロックBとブロックCとのジブロック共重合体3の合成)
前記トリブロック共重合体1の合成と同様に、ステアリルアクリレートモノマー83.0部の代わりにステアリルアクリレートモノマー16.6部とベヘニルアクリレートモノマー66.4部とを用い、更にMBPAP 3.1部、成分Cのスチレンモノマーを98部に変更した以外は、ブロックBとブロックCとのジブロック共重合体1と同様にして、ジブロック共重合体3を合成した。
得られたジブロック共重合体3: 181部と、前記で得られたブロックA重合体2を17部をトルエン195部、DCC2.2部、DMAP0.2部を用いて前記方法によりトリブロック共重合体3を合成した。
トリブロック共重合体1の代わりにトリブロック共重合体3を用いた以外は、樹脂粒子分散液1と同様にして、固形分30%、樹脂粒子の体積平均粒径D50vが108nmの樹脂粒子分散液3を作製した。
(ブロックBとブロックCとのジブロック共重合体4の合成)
前記トリブロック共重合体1の合成と同様に、ステアリルアクリレートモノマー83.0部の代わりにステアリルアクリレートモノマー10.3部とベヘニルアクリレートモノマー41.2部とを用い、更にMBPAP 3.9部、成分Cのスチレンモノマーをスチレン146部アクリル酸3.7部に変更した以外は、ブロックBとブロックCとのジブロック共重合体1と同様にして、ジブロック共重合体4を合成した。
得られたジブロック共重合体4 205.5部と、前記で得られたブロックA重合体1を28部をトルエン233部、DCC2.7部、DMAP 0.2部を用いて前記方法によりトリブロック共重合体4を合成した。
トリブロック共重合体1の代わりにトリブロック共重合体4を用いた以外は、樹脂粒子分散液1と同様にして、固形分30%、樹脂粒子の体積平均粒径D50vが 120nmの樹脂粒子分散液4を作製した。
(ブロックBとブロックCとのジブロック共重合体5の合成)
前記トリブロック共重合体1の合成と同様に、ステアリルアクリレートモノマー83.0部の代わりにステアリルアクリレートモノマー10部とベヘニルアクリレートモノマー40部とを用い、更にMBPAP 6.3部、成分Cのスチレンモノマーを215部に変更した以外は、ブロックBとブロックCとのジブロック共重合体1と同様にして、ジブロック共重合体5を合成した。
用いるBPAEOを25モル部、BPAPO25モル部、TPA27.3モル部、DSA10モル部、FA10モル部に変更した以外は前期方法と同様にしてブロックAとなる重合体3を得た。またそのOHVは13.0mgKOH/gであり末端がほぼOH基であることを確認した。
得られたジブロック共重合体5: 265部と、前記で得られたブロックA重合体3を73部をトルエン338部、DCC4.4部、DMAP0.3部を用いて前記方法によりトリブロック共重合体5を合成した。
トリブロック共重合体1の代わりにトリブロック共重合体5を用いた以外は、樹脂粒子分散液1と同様にして、固形分30%、樹脂粒子の体積平均粒径D50vが113nmの樹脂粒子分散液5を作製した。
(ブロックBとブロックCとのジブロック共重合体6の合成)
前記トリブロック共重合体1の合成と同様に、ステアリルアクリレートモノマー83.0部の代わりにステアリルアクリレートモノマー18部とベヘニルアクリレートモノマー72部とを用い、更にMBPAP 2.7部、成分Cのスチレンモノマーを36部に変更した以外は、ブロックBとブロックCとのジブロック共重合体1と同様にして、ジブロック共重合体6を合成した。
得られたジブロック共重合体6 126部と、前記で得られたブロックA重合体2を15部をトルエン141部、DCC1.9部、DMAP 0.1部を用いて前記方法によりトリブロック共重合体6を合成した。
トリブロック共重合体1の代わりにトリブロック共重合体6を用いた以外は、樹脂粒子分散液1と同様にして、固形分30%、樹脂粒子の体積平均粒径D50vが106nmの樹脂粒子分散液6を作製した。
(ブロックBとブロックCとのジブロック共重合体7の合成)
前記トリブロック共重合体1の合成と同様に、ステアリルアクリレートモノマー83.0部の代わりにステアリルアクリレートモノマー18部とベヘニルアクリレートモノマー 72部とを用い、更にMBPAP 2.7部、成分Cのスチレンモノマーを29部に変更した以外は、ブロックBとブロックCとのジブロック共重合体1と同様にして、ジブロック共重合体7を合成した。
得られたジブロック共重合体7: 119部と、前記で得られたブロックA重合体2を14部をトルエン133部、DCC1.9部、DMAP 0.1部を用いて前記方法によりトリブロック共重合体7を合成した。
トリブロック共重合体1の代わりにトリブロック共重合体7を用いた以外は、樹脂粒子分散液1と同様にして、固形分30%、樹脂粒子の体積平均粒径D50vが110nmの樹脂粒子分散液7を作製した。
(ブロックBとブロックCとのジブロック共重合体8の合成)
前記トリブロック共重合体1の合成と同様に、ステアリルアクリレートモノマー83.0部の代わりにステアリルアクリレートモノマー10部とベヘニルアクリレートモノマー 40部とを用い、更にMBPAP 7.7部、成分Cのスチレンモノマーを314部に変更した以外は、ブロックBとブロックCとのジブロック共重合体1と同様にして、ジブロック共重合体8を合成した。
得られたジブロック共重合体8: 364部と、前記で得られたブロックA重合体3を90部をトルエン454部、DCC 5.4部、DMAP 0.5部を用いて前記方法によりトリブロック共重合体8を合成した。
トリブロック共重合体1の代わりにトリブロック共重合体8を用いた以外は、樹脂粒子分散液1と同様にして、固形分30%、樹脂粒子の体積平均粒径D50vが 104nmの樹脂粒子分散液8を作製した。
(ブロックBとブロックCとのジブロック共重合体9の合成)
前記トリブロック共重合体1の合成と同様に、ステアリルアクリレートモノマー83.0部の代わりにヘキサデシルアクリレート 83部を用い、更にMBPAP 3.9部、成分Cのスチレンモノマーを56.5部に変更した以外は、ブロックBとブロックCとのジブロック共重合体1と同様にして、ジブロック共重合体9を合成した。
得られたジブロック共重合体9: 139.5部と、前記で得られたブロックA重合体1を29部をトルエン168.5部、DCC 2.7部、DMAP 0.2部を用いて前記方法によりトリブロック共重合体9を合成した。
トリブロック共重合体1の代わりにトリブロック共重合体9を用いた以外は、樹脂粒子分散液1と同様にして、固形分30%、樹脂粒子の体積平均粒径D50vが123nmの樹脂粒子分散液9を作製した。
(ブロックBとブロックCとのジブロック共重合体10の合成)
前記トリブロック共重合体1の合成と同様に、ステアリルアクリレートモノマー83.0部の代わりにステアリルアクリレートモノマー16.6部とベヘニルアクリレートモノマー 66.4部とを用い、更にMBPAP 4.2部、成分Cのスチレンモノマーの代わりにMMAモノマー57部に変更した以外は、ブロックBとブロックCとのジブロック共重合体1と同様にして、ジブロック共重合体10を合成した。
得られたジブロック共重合体10: 140部と、前記で得られたブロックA重合体1を 30部をトルエン170部、DCC 3.0部、DMAP 0.2部を用いて前記方法によりトリブロック共重合体10を合成した。
トリブロック共重合体1の代わりにトリブロック共重合体10を用いた以外は、樹脂粒子分散液1と同様にして、固形分30%、樹脂粒子の体積平均粒径D50vが 119nmの樹脂粒子分散液10を作製した。
(ポリエステル樹脂4の合成)
用いるBPAEOを25モル部、BPAPO25モル部、TPA29.0モル部、DSA10モル部、FA10モル部に変更した以外は前期、ブロックAとなる重合体1の方法と同様にして数平均分子量23570のポリエステル樹脂4を得た。
トリブロック共重合体1の代わりにトリブロック共重合体樹脂11を用いた以外は、樹脂粒子分散液1と同様にして、固形分30%、樹脂粒子の体積平均粒径D50vが121nmの樹脂粒子分散液11を作製した。
還流冷却管、窒素導入管、撹拌機を取り付けたガラス容器にベヘニルアクリレートモノマー83部と上記MBPAP5.8部とをトルエン83部に溶解した溶液100部を添加し、窒素気流下80℃にてよく混合し、温度を110℃に昇温させて8時間ベヘニルアクリレートモノマーを重合し、アクリレート重合体を得た。
得られたアクリレート重合体に対し、前記トリブロック共重合体1の合成におけるジブロック共重合体の精製と同様の方法で精製を行った後、重合体を乾燥した。乾燥後に重合体の分子量をGPCにて測定したところ数平均分子量が5023、その溶融温度は60℃であった。
得られた樹脂30部を前期、ポリエステル樹脂4: 70部を実施例11と同様に卓上型ニーダーにて100℃の温度で溶融混合を行った後、25℃まで冷却し結晶性樹脂のホモポリマーとポリエステルの溶融混合した比較樹脂1を得た。
トリブロック共重合体1の代わりに比較樹脂1を用いた以外は、樹脂粒子分散液1と同様にして、固形分30%、樹脂粒子の体積平均粒径D50vが116nmの樹脂粒子分散液11を作製した。
加熱乾燥した二口フラスコに、1,12−ドデカンジカルボン酸94.3モル部、1,9−ノナンジオール100モル部、及びジブチルスズオキサイド0.05モル部を入れ、容器内に窒素ガスを導入して不活性雰囲気に保ち昇温した後、150℃乃至180℃で3時間共縮重合反応させ、その後180で除々に減圧して、1,12−ドデカンジカルボン酸と1,9−ノナンジオールの重縮合体を合成した。得られた重縮合体の分子量を測定したところ数平均分子量が6030、その溶融温度は70℃であった。
得られた重縮合体40部と、前記ポリエステル樹脂4: 60部を卓上型ニーダー(入江商会社製 PBV−01)にて100℃の温度で溶融混合を行った後、25℃まで冷却し、比較樹脂2を得た。
トリブロック共重合体1の代わりに比較樹脂2を用いた以外は、樹脂粒子分散液1と同様にして、固形分30%、樹脂粒子の体積平均粒径D50vが278nmの樹脂粒子分散液13を作製した。
(ブロックBとなる重合体の合成)
還流冷却管、窒素導入管、撹拌機を取り付けたガラス容器に、ステアリルアクリレートモノマー80部と上記MBPAP3.8部とをトルエン80部に溶解した溶液100部を添加し、窒素気流下80℃にてよく混合し、温度を110℃に昇温させて8時間ステアリルアクリレートモノマーを重合することで、ブロックBとなる重合体を得た。
得られたブロックBとなる重合体80部と、前記で得られたブロックA重合体1を31部をトルエン110部、DCC2.7部、DMAP0.1部を用いて前記方法によりジブロック共重合体を合成し比較樹脂3を得た。
得られたジブロック共重合体について、前記方法により、それぞれのブロックの数平均分子量及びブロックBの溶融温度を測定した結果を表3に示す。
トリブロック共重合体1の代わりに比較樹脂3を用いた以外は、樹脂粒子分散液1と同様にして、固形分30%、樹脂粒子の体積平均粒径D50vが124nmの樹脂粒子分散液14を作製した。
上記比較樹脂3で得られたブロックAおよびブロックBのジブロック共重合体50部と前期、ポリエステル樹脂4: 50部を実施例11と同様に卓上型ニーダーにて100℃の温度で溶融混合を行った後、25℃まで冷却し結晶性樹脂のホモポリマーとポリエステルの溶融混合した比較樹脂4を得た。
トリブロック共重合体1の代わりに比較樹脂4を用いた以外は、樹脂粒子分散液1と同様にして、固形分30%、樹脂粒子の体積平均粒径D50vが 120nmの樹脂粒子分散液15を作製した。
カーボンブラック(Regal330キャボット社製)45質量部、イオン性界面活性剤ネオゲンR(第一工業製薬)5質量部、イオン交換水200質量部を混合溶解し、ホモジナイザー(IKAウルトラタラックス)により10分間分散し、次いでアルティマイザーを用いて分散処理して固形分20%、中心粒径(体積平均粒径)245nmの着色剤分散液を得た。
パラフィンワックス(日本精鑞社製、HNP0190)45質量部イオン性界面活性剤ネオゲンR(第一工業製薬)5質量部、イオン交換水200質量部を120℃に加熱し、圧力吐出型ゴーリンホモジナイザーで分散処理して、固形分20%、中心粒径(体積平均粒径)219nmの離型剤分散液を得た。
樹脂粒子分散液1を500質量部、、着色剤分散液を85質量部、離型剤分散液を94質量部、硫酸アルミニウム(和光純薬社製)を5質量部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムを10質量部、0.3M硝酸水溶液を50質量部、及びイオン交換水を500質量部用い、これらを丸型ステンレス製フラスコ中に収容して、ホモジナイザー(IKA社製ウルトラタラックスT−50)を用いて分散した後、加熱用オイルバス中で50℃まで攪拌しながら加熱した。50℃で保持し、体積平均粒径が5.5μm程度の凝集粒子が形成されていることを確認した後、追加の樹脂粒子分散液1を233質量部添加後、さらに30分保持した。
樹脂粒子分散液1の代わりに、それぞれ樹脂粒子分散液2から樹脂粒子分散液11を用いた以外は、実施例1と同様にしてトナー粒子を得た。
そして、得られたトナー粒子50質量部に対し、疎水性シリカ(キャボット社製、TS720)を1.5質量部添加し、サンプルミルでブレンドしてトナーを得た。
樹脂粒子分散液1の代わりに、それぞれ樹脂粒子分散液12から樹脂粒子分散液15を用いた以外は、実施例1と同様にしてトナー粒子を得た。
そして、得られたトナー粒子50質量部に対し、疎水性シリカ(キャボット社製、TS720)を1.5質量部添加し、サンプルミルでブレンドして比較トナーを得た。
(現像剤の作製)
各例で得られたトナー及び比較トナーを用いて、以下のようにして現像剤を作製した。
まず、フェライト粒子(パウダーテック社製、平均粒径50μm)100部とメチルメタクリレート樹脂(三菱レイヨン社製、分子量95000、10000以下の成分比率は5%)1.5部を、トルエン500部と共に加圧式ニーダーに入れ、25℃で15分間攪拌混合した後、減圧混合しながら70℃まで昇温してトルエンを留去し、その後冷却し、105μmの篩を用いて分級して樹脂被覆フェライトキャリアを得た。
そして、この樹脂被覆フェライトキャリアと、トナーとをそれぞれ混合し、トナー濃度が7質量%の現像剤を作製した。
上記現像剤を使用し、富士ゼロックス(株)製 DocuPrintC2425改造機を用いてトナーの評価を行った。このプリンターは、感光体上の転写残トナーのクリーニングにブレードクリーナーを用いるようになっている。また被転写体として普通紙(富士ゼロックス社製C2紙)を用いた。得られた結果を表1から表3に示した。
トナー強度について、次のようにして評価した。
面積率50%のソリッド画像3000枚の連続プリント後の上記プリンターの感光体上のクリーニングブレードによるトナーつぶれ、それによる感光体へのトナーフィルミング(トナー潰れによるフィルム状筋の発生)を目視および感光体上の残トナー、ブレード部の顕微鏡観察で確認した。
評価基準は以下の通りである。
○:全くフィルミングがなくトナーつぶれも観察されない。
△:フィルムミングがないが、実用上問題ないレベルのわずかなトナーつぶれがブレード部で観察される。
×:感光体上でトナー潰れによるフィルミングが観察され、実用上問題。
現像器内凝集について、次のようにして評価した。
プリント出力を行うことなく現像機の空回しを1時間を行いトナー凝集の有無を目視,および現像剤をサンプリングし顕微鏡によりトナーの凝集有無を確認した。
評価基準は以下の通りである。
○:凝集がほとんど観察されない。
△:凝集がわずかに観察されるものの実用上問題ないレベル。
×:著しい凝集が観察され実用上問題のあるレベル。
トナー帯電安定性について、次のようにして評価した。
現像剤をフタ付きのガラス瓶に秤量し、高温高湿下(温度28℃、湿度85%)、及び、低温低湿下(温度10℃、湿度15%)で24時間シーズニングした後、ターブラミキサーで5分間攪拌震盪後のトナーの帯電量(μc/g)をブローオフ帯電量測定装置で測定した。
評価基準は以下の通りである。
○:帯電量が15μC/g以上であり、また両環境での帯電量の差が殆どない。
△:帯電量が15μC/g以上あるが、環境による差がわずかに観察されるが実用上問題ないレベル。
×:帯電量が15μC/g以下でありその環境差が著しく実用上問題のあるレベル。
低温定着性について、次のようにして評価した。
トナーを定着機の定着ロールを80℃から200℃に加熱設定した後、10℃おきに画像(40mmx50mm 100%ソリッド画像)の定着を行い得られた各定着画像の画像面を谷折りにして折れ目部分の画像剥がれを観察し画像剥がれがなくなる温度を最低定着温度とした。この方法を用い最低定着温度をその低温定着性の評価に用いた。
評価基準は以下の通りである。
○:定着温度が80℃から120℃で定着
△:定着温度が120℃より高く140℃以下である場合
×:定着温度が140℃より高い温度である場合
画像グロスムラについて、次のようにして評価した。
最低の定着温度から+30℃で定着した画像に対して、画像グロスの均一性を目視にて観察し以下の評価を行った。
評価基準は以下の通りである。
○:全体的に画像のグロスが均一で問題ないレベル
△:軽微なむらが観察されるが実用上問題ないレベル
×:画像のグロスにむらがあり実用上問題のあるレベル
定着画像強度について、次のようにして評価した。
最低の定着温度での画像に対して、JIS K5400に基づく鉛筆引っかき試験を行い、その鉛筆硬度により以下の判定を行った。
○:鉛筆硬度H以上でまったく問題ないレベルであった。
△:鉛筆硬度Hで多少の画像欠陥が発生するが、H未満では欠陥発生せず実用上問題ないレベル。
×:鉛筆硬度H未満で画像欠陥が生じ実用上問題のあるレベルであった。
定着画像保存性について、次のようにして評価した。
最低の定着温度で定着画像が形成された記録紙2枚を、画像面を重ね合わせ、温度60℃、湿度85%の環境下に荷重100g/cm2をかけた状態で、7日間放置した。重ね合わせた画像をはがし、記録紙間における画像同士の融着、非画像部に転写があるか否かを目視にて観察し、下記評価基準により評価した。
・○:画像保存性に問題なし
・△:多少の変化が観察されたが実用上の問題なし
・×:大きな変化が観察され、実用上使用不可である
2Y、2M、2C、2K、108 帯電ローラ
3Y、3M、3C、3K レーザ光線
3、110 露光装置
4Y、4M、4C、4K、111 現像装置(現像手段)
5Y、5M、5C、5K 1次転写ローラ
6Y、6M、6C、6K、113 感光体クリーニング装置(クリーニング手段)
8Y、8M、8C、8K 現像剤カートリッジ
10Y、10M、10C、10K ユニット
20 中間転写ベルト
22 駆動ローラ
24 支持ローラ
26 2次転写ローラ(転写手段)
28、115 定着装置(定着手段)
30 中間転写体クリーニング装置
112 転写装置
116 取り付けレール
117 除電露光のための開口部
118 露光のための開口部
200 プロセスカートリッジ、
P、300 記録紙(被転写体)
Claims (9)
- 非結晶性ポリエステル重合ブロックAと、結晶性アクリレート系重合ブロックBと、非結晶性ビニル系重合ブロックCと、がこの順にブロック重合したトリブロック共重合体を含む静電荷像現像用トナー。
- 前記結晶性アクリレート系重合ブロックBの数平均分子量は、前記トリブロック共重合体全体の数平均分子量に対し、10%以上60%以下である、請求項1に記載の静電荷像現像用トナー。
- 前記結晶性アクリレート系重合ブロックBは、ステアリルアクリレート及びベヘニルアクリレートの少なくとも一方に由来する繰り返し単位を含む、請求項1又は請求項2に記載の静電荷像現像用トナー。
- 前記非結晶性ビニル系重合ブロックCは、スチレン及びその誘導体の少なくとも1種に由来する繰り返し単位を含む、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の静電荷像現像用トナー。
- 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の静電荷像現像用トナーを含む静電荷像現像剤。
- 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の静電荷像現像用トナーを収容し、
画像形成装置に着脱されるトナーカートリッジ。 - 請求項5に記載の静電荷像現像剤を収容し、前記静電荷像現像剤により、像保持体上に形成された静電荷像をトナー画像として現像する現像手段を備え、
画像形成装置に着脱されるプロセスカートリッジ。 - 像保持体と、
前記像保持体を帯電する帯電手段と、
帯電した前記像保持体の表面に静電荷像を形成する静電荷像形成手段と、
請求項5に記載の静電荷像現像剤を収容し、前記静電荷像現像剤により、前記像保持体上に形成された静電荷像をトナー画像として現像する現像手段と、
前記像保持体上に形成されたトナー画像を被転写体上に転写する転写手段と、
前記被転写体上に転写されたトナー画像を定着する定着手段と、
を備える画像形成装置。 - 像保持体を帯電する帯電工程と、
帯電した前記像保持体の表面に静電荷像を形成する静電荷像形成工程と、
請求項5に記載の静電荷像現像剤により、前記像保持体上に形成された静電荷像をトナー画像として現像する現像工程と、
前記像保持体上に形成されたトナー画像を被転写体上に転写する転写工程と、
前記被転写体上に転写されたトナー画像を定着する定着工程と、
を有する画像形成方法。
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