JP2013096340A - 廃熱回生システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ポンプの駆動源であるモータの駆動を妨げることなく、作動流体がランキンサイクル回路の外部に流出することを防止することができる廃熱回生システムを提供する。
【解決手段】廃熱回生システム100において、歯車ポンプ111と電動モータ117とは駆動軸121を共有している。ポンプ内部111aとモータ内部117aとは軸シール122によって区分されており、ポンプ内部111aはランキンサイクル回路110の循環路115の一部を形成している。ハウジング116の下部116aには、モータ内部117aに連通する連通路127の一端が接続されており、この連通路127の他端は、ランキンサイクル回路110における膨張機113とコンデンサ114との間の循環路115に接続されている。
【選択図】図2

Description

この発明は、廃熱回生システムに係り、特にランキンサイクルを利用した車両用の廃熱回生システムに関する。
エンジンの廃熱から機械的エネルギー(動力)を回収するランキンサイクルを利用した車両用の廃熱回生システムが開発されている。一般的なランキンサイクル回路は、液状の作動流体を圧送するポンプと、作動流体をエンジンの廃熱と熱交換させて加熱する熱交換器と、加熱されて気化した作動流体を膨張させて機械的エネルギーを回収する膨張機と、膨張後の作動流体を冷却凝縮させるコンデンサとから構成され、これらが循環路上に順次配置されて閉回路を形成している。
ランキンサイクル回路において、液状の作動流体を圧送するポンプの駆動源としては様々なものが考えられる。例えば、特許文献1には、作動流体を圧送するポンプをモータによって駆動する構成が記載されている。特許文献1において、ポンプとモータとが駆動軸を共有しているものとすると、ポンプおよびモータの構成としては、以下の3通りが考えられる。
(1)ポンプ内部とモータ内部とは軸シールによって区分されており、モータ内部は作動流体雰囲気になく外気(大気)と連通している。
(2)ポンプ内部とモータ内部とは軸シールによって区分されており、モータ内部は作動流体雰囲気になく密閉状態である。
(3)ポンプ内部とモータ内部とは連通しており、ポンプ内部とモータ内部は共に作動流体雰囲気にあり密閉状態である。
特開2006−177266号公報
しかしながら、上記(1)〜(3)の構成には、それぞれ以下のような問題点が存在する。
(1)軸シールによる区分は完全ではないため、ポンプ内部の作動流体が軸シールの隙間からモータ内部に洩れ出し、モータ内部が外気と連通しているために作動流体がランキンサイクル回路の外部に流出してしまう。
(2)ポンプ内部の作動流体が軸シールの隙間からモータ内部に洩れ出し、モータ内部の温度は低いために凝縮して液状になった作動流体がモータ内部に溜まり、モータの駆動が妨げられる。
(3)モータ内部が液状の作動流体雰囲気にあるために攪拌抵抗が大きく、モータの駆動が妨げられる。
この発明は、ポンプの駆動源であるモータの駆動を妨げることなく、作動流体がランキンサイクル回路の外部に流出することを防止することができる廃熱回生システムを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、この発明に係る廃熱回生システムは、モータによって駆動されて液状の作動流体を圧送するポンプと、圧送された作動流体をエンジンの廃熱によって加熱する熱交換器と、加熱されて気化した作動流体を膨張させて機械的エネルギーを発生させる膨張機と、膨張後の作動流体を冷却凝縮させるコンデンサとを循環路上に順次配置することによって構成されるランキンサイクル回路を有する廃熱回生システムにおいて、ポンプとモータとは駆動軸を共有すると共に、ポンプの内部とモータの内部とは軸シールによって区分され、ポンプの内部はランキンサイクル回路の循環路の一部を形成し、モータの内部を膨張機とコンデンサとの間の循環路に連通させる連通路を備えることを特徴とする。
連通路には開閉弁が設けられ、モータの内部における作動流体の圧力が膨張機とコンデンサとの間の循環路における作動流体の圧力よりも所定値以上高い場合に、開閉弁を開状態にする制御手段をさらに備えてもよい。
連通路には開閉弁が設けられ、モータの内部における作動流体の温度がコンデンサ出口における作動流体の温度よりも所定値以上高い場合に、開閉弁を開状態にする制御手段をさらに備えてもよい。
連通路には、モータの内部における作動流体の圧力が膨張機とコンデンサとの間の循環路における作動流体の圧力よりも高い場合に開状態となる逆止弁が設けられてもよい。
連通路の一端は、モータのハウジングの下部に接続されてもよい。
連通路の一端は、モータのハウジングにおける駆動軸の軸受の近傍に接続されてもよい。
この発明に係る廃熱回生システムによれば、ポンプの駆動源であるモータの駆動を妨げることなく、作動流体がランキンサイクル回路の外部に流出することを防止することができる。
この発明の実施の形態1に係る廃熱回生システムの構成を示す図である。 この発明の実施の形態1,2に係る廃熱回生システムにおけるポンプおよびモータの構造を示す模式断面図である。 この発明の実施の形態2及び変形例に係る廃熱回生システムの構成を示す図である。 この発明の実施の形態1,2に係る廃熱回生システムにおけるポンプおよびモータの構造の変形例を示す模式断面図である。
以下、この発明の実施の形態について添付図面に基づいて説明する。
実施の形態1.
この発明の実施の形態1に係る廃熱回生システム100の構成を図1に示す。
車両に搭載される廃熱回生システム100は、ランキンサイクル回路110を備えている。ランキンサイクル回路110は、歯車ポンプ111と、熱交換器112と、膨張機113と、コンデンサ114とが、循環路115上に順次配置されることによって構成されており、この回路110内を作動流体が循環する。
歯車ポンプ111は、ハウジング116内に収容されており、同じくハウジング116内に収容されている電動モータ117によって駆動され、液状の作動流体を圧送する。
熱交換器112は、歯車ポンプ111から圧送された作動流体をエンジン10から排出される排気ガスと熱交換させて加熱する。
膨張機113は、熱交換器112において加熱されて気化した作動流体を膨張させて機械的エネルギー(動力)を発生させる。膨張機113の駆動軸118は、プーリ119およびベルト120を介してエンジン10の駆動軸11に接続されている。
コンデンサ114は、膨張後の作動流体を周囲の外気と熱交換させて冷却凝縮させる。
次に、ハウジング116内に収容されている歯車ポンプ111および電動モータ117の構造を、図2の模式断面図を参照して説明する。尚、図2において、紙面矢印の方向を下方向と定義し、この向きに重力が作用するものとする。
ハウジング116内に収容されている歯車ポンプ111と電動モータ117は駆動軸121を共有しており、ポンプ内部111aとモータ内部117aとは、軸シール122によって区分されている。駆動軸121のポンプ内部111aに位置する部分には、歯車123が取り付けられており、ポンプ内部111aは、ランキンサイクル回路110の循環路115の一部を形成している。一方、駆動軸121のモータ内部117aに位置する部分には、ロータ124が取り付けられている。また、駆動軸121の両端は、軸受125,126によって保持されている。
また、ハウジング116の下部116aには、モータ内部117aに連通する連通路127の一端が接続されており、この連通路127の他端は、ランキンサイクル回路110における膨張機113とコンデンサ114との間の循環路115に接続されている(図1参照)。すなわち、連通路127は、モータ内部117aをランキンサイクル回路110における膨張機113とコンデンサ114との間の循環路115に連通させるものである。
次に、この実施の形態1に係る廃熱回生システム100の動作について説明する。
まず、図1を参照すると、廃熱回生システム100が動作する際には、電動モータ117によって歯車ポンプ111が駆動され、ランキンサイクル回路110内の作動流体の圧送が行われる。歯車ポンプ111から圧送された液状の作動流体は、熱交換器112においてエンジン10の排気ガスによって加熱されて高温のガスとなり、膨張機113において膨張して機械的エネルギーを発生させる。
膨張機113において発生する機械的エネルギーによって駆動軸118が回転駆動されると、この駆動力はプーリ119およびベルト120を介してエンジン10の駆動軸11に伝えられ、エンジン10の駆動が補助される。膨張機113を出た作動流体は、コンデンサ114の内部を流通する過程で周囲の外気と熱交換することによって冷却凝縮された後、歯車ポンプ111に再吸入される。
この際、図2に示されるように、ポンプ内部111aの圧力Pは、ランキンサイクル回路110の高圧側の圧力Pと低圧側の圧力Pとの間の中間圧であり、この中間圧Pは、連通路127によってランキンサイクル回路110の低圧側に連通されているモータ内部117aの圧力よりも高い。そのため、軸シール122の隙間から漏れ出した作動流体は、ポンプ内部111aからモータ内部117aへと向かい、連通路127を経由してランキンサイクル回路110における膨張機113とコンデンサ114との間の循環路115に戻る。これにより、軸シール122の隙間から漏れ出した作動流体がランキンサイクル回路110の外部に流出することが防止される。また、ポンプ内部111aの作動流体は液状であるが、軸シール122の隙間から漏れ出してモータ内部117aに入ると、軸シール122やモータ117の発熱によって気化する。そのため、電動モータ117のロータ124が回転する際の攪拌抵抗とはならず、電動モータ117の駆動が妨げられることはない。尚、連通路127を通った作動流体をコンデンサ114と歯車ポンプ111との間の循環路115に戻すのではなく、膨張機113とコンデンサ114との間の循環路115に戻すのは、モータ内部117aにおいて気化した作動流体をコンデンサ114において凝縮された液状の作動流体に混入させると、歯車ポンプ111においてキャビテーションが発生する原因となるからである。
以上説明したように、この実施の形態1に係る廃熱回生システム100では、ポンプ内部111aとモータ内部117aとは軸シール122によって区分され、ポンプ内部111aはランキンサイクル回路110の循環路115の一部を形成し、モータ内部117aを膨張機113とコンデンサ114との間の循環路115に連通させる連通路127を備えている。これにより、歯車ポンプ111の駆動源である電動モータ117の駆動を妨げることなく、作動流体がランキンサイクル回路110の外部に流出することを防止することができる。
また、連通路127の一端は、ハウジング116の下部116aに接続されており、作動流体の凝縮液や作動流体に含まれる潤滑油がモータ内部117aに溜まりにくいため、これによっても、電動モータ117の駆動が妨げられることが防止される。
実施の形態2.
この発明の実施の形態2に係る廃熱回生システム200の構成を図3に示す。
実施の形態2に係る廃熱回生システム200は、実施の形態1に係る廃熱回生システム100において、連通路127の途中に開閉弁228を設けると共に、この開閉弁228を制御する制御手段229を追加したものである。尚、以降の説明において、図1の参照符号と同一の符号は同一又は同様の構成要素であるので、その詳細な説明は省略する。
実施の形態1に係る廃熱回生システム100では、軸シール122の隙間から漏れ出した作動流体は、ポンプ内部111aからモータ内部117aへと向かい、連通路127を経由して膨張機113とコンデンサ114との間の循環路115に戻る。しかしながら、モータ内部117aにおける作動流体の温度が比較的低いのに対して、膨張機113を出た直後の作動流体の温度は高いため、モータ内部117aと循環路115との温度差によっては、作動流体が循環路115からモータ内部117aへと逆流してしまう可能性がある。
上記の問題に対処するために、この実施の形態2に係る廃熱回生システム200では、連通路127の途中に開閉弁228が設けられている。制御手段229は、圧力センサ230によって取得されるモータ内部117aにおける作動流体の圧力が、圧力センサ231によって取得される膨張機113とコンデンサ114との間の循環路115における作動流体の圧力よりも所定値以上高く、作動流体の逆流が起こらないことが保障される場合に開閉弁228を開状態にする。これにより、作動流体が循環路115からモータ内部117aへと逆流することが防止される。
以上説明したように、この実施の形態2に係る廃熱回生システム200では、連通路127に開閉弁228が設けられ、制御手段229は、モータ内部117aにおける作動流体の圧力が膨張機113とコンデンサ114との間の循環路115における作動流体の圧力よりも所定値以上高い場合に、開閉弁228を開状態にする。これにより、作動流体が循環路115からモータ内部117aへと逆流することが防止される。
その他の実施の形態.
実施の形態2では、制御手段229は、モータ内部117aと循環路115との圧力差に基づいて開閉弁228を制御していたが、モータ内部117aと循環路115との温度差に基づいて開閉弁228を制御してもよい。すなわち、図3に一点鎖線で示すように、モータ内部117aにおける作動流体の温度を検出する温度センサ232と、コンデンサ14の出口における作動流体の温度を検出する温度センサ233を設け、制御手段229は、モータ内部117aにおける作動流体の温度が循環路115におけるコンデンサ114出口における作動流体の温度よりも所定値以上高く、作動流体の逆流が起こらないことが保障される場合に開閉弁228を開状態にするようにしてもよい。
実施の形態2において、開閉弁228は、モータ内部117aの圧力が循環路115の圧力よりも高い場合に自律的に開状態となる逆止弁であってもよい。これにより、制御手段229は不要になり、システムの構成を単純化することができる。
実施の形態1,2では、モータ内部117aに連通する連通路127の一端は、ハウジング116の下部116aに接続されていたが、図4に示されるように、ハウジング216における駆動軸121の軸受125の近傍に接続されてもよい。これにより、作動流体や作動流体に含まれる潤滑油の作用によって、軸受125の潤滑を良好にすることができる。
実施の形態1,2において、連通路は外部配管でなくてもよく、例えば、歯車ポンプ111、モータ117、および膨張機113を同一のハウジング内に収容し、ハウジング内に連通路を形成してもよい。
100,200 廃熱回生システム、10 エンジン、110 ランキンサイクル回路、111 歯車ポンプ(ポンプ)、111a 歯車ポンプ内部(ポンプの内部)、112 熱交換器、113 膨張機、114 コンデンサ、115 循環路、116,216 ハウジング、116a ハウジングの下部、117 電動モータ(モータ)、117a 電動モータ内部(モータの内部)、121 駆動軸、122 軸シール、125 軸受、127,227 連通路、228 開閉弁、229 制御手段。

Claims (6)

  1. モータによって駆動されて液状の作動流体を圧送するポンプと、圧送された前記作動流体をエンジンの廃熱によって加熱する熱交換器と、加熱されて気化した前記作動流体を膨張させて機械的エネルギーを発生させる膨張機と、膨張後の前記作動流体を冷却凝縮させるコンデンサとを循環路上に順次配置することによって構成されるランキンサイクル回路を有する廃熱回生システムにおいて、
    前記ポンプと前記モータとは駆動軸を共有すると共に、該ポンプの内部と該モータの内部とは軸シールによって区分され、
    前記ポンプの内部は前記ランキンサイクル回路の前記循環路の一部を形成し、
    前記モータの内部を前記膨張機と前記コンデンサとの間の前記循環路に連通させる連通路を備えることを特徴とする、廃熱回生システム。
  2. 前記連通路には開閉弁が設けられ、
    前記モータの内部における前記作動流体の圧力が前記膨張機と前記コンデンサとの間の前記循環路における前記作動流体の圧力よりも所定値以上高い場合に、前記開閉弁を開状態にする制御手段をさらに備える、請求項1に記載の廃熱回生システム。
  3. 前記連通路には開閉弁が設けられ、
    前記モータの内部における前記作動流体の温度が前記コンデンサ出口における前記作動流体の温度よりも所定値以上高い場合に、前記開閉弁を開状態にする制御手段をさらに備える、請求項1に記載の廃熱回生システム。
  4. 前記連通路には、前記モータの内部における前記作動流体の圧力が前記膨張機と前記コンデンサとの間の前記循環路における前記作動流体の圧力よりも高い場合に開状態となる逆止弁が設けられる、請求項1に記載の廃熱回生システム。
  5. 前記連通路の一端は、前記モータのハウジングの下部に接続される、請求項1〜4のいずれか一項に記載の廃熱回生システム。
  6. 前記連通路の一端は、前記モータのハウジングにおける前記駆動軸の軸受の近傍に接続される、請求項1〜4のいずれか一項に記載の廃熱回生システム。
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