JP2013096233A - 内燃機関の燃料噴射装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ポート噴射式内燃機関において、大量にEGRを導入した場合でも酸素不足による不完全燃焼を防止して燃費効率を改善する。
【解決手段】吸気ポート内に燃料を噴射し、内部EGR率を推定する手段を備えた内燃機関において、排気行程内の燃料噴射期間と吸気行程内の燃料噴射期間の比率を、前記内部EGR率の推定手段によって推定した内部EGR率の大きさによって変えるようにした。また、EGR率の推定はバルブオーバーラップ期間の長短で行うことができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、高EGR率において燃焼効率を高めるためのポート噴射式内燃機関の燃料噴射装置に関する。
火花点火式内燃機関において燃費効率を向上するための有効な手段として排ガス再循環(EGR)がある。EGRによって、低、中負荷運転領域でのポンピング損失の低下、比熱比の上昇による熱効率の向上、燃焼温度低下による熱損失の低減などの効果が得られる。一般にこれらはEGR量を増やすほど高い効果が得られるため、可変動弁制御などによって大量にEGRを導入する技術が普及している。
ところでEGRガスはN2、CO2が主成分であり、酸素は殆ど含まれていない。従って大量にEGRを導入すると燃料分子周辺の酸素濃度が低くなり不完全燃焼を起こすおそれがある。不完全燃焼は、排ガス中の有害成分(CO、HC)の増加、燃費の悪化の原因となる。従って大量にEGRを導入しても燃焼が良好に行われるようにする必要がある。このために、EGRガスと新気、燃料とを燃焼室内で層状化して燃料周りの酸素濃度が低下しないように混合気を形成する技術が例えば特開平6−213080号公報に記載されている。本技術では排気ポート及び吸気ポートを、燃焼室内に1方向のスワール流が形成されるように配置し、吸気弁と排気弁とは各々の可変タイミング機構によって操作されるように接続する。吸気行程において最初に排気弁を開いて燃焼室内に燃焼ガスを再吸入し、次に排気弁を閉じて吸気弁を開くことで燃焼室内に新気と空気を吸入する。これによって燃焼室の下側にEGRガス、上側に新気と燃料が層状化されるものである。
特開平6−213080号公報
本発明の課題は、EGRガスを導入した場合であっても、不完全燃焼を抑制することである。
上記問題を解決するために本発明の内燃機関の燃料噴射装置では、吸気ポート内に燃料を噴射し、内部EGR率を推定する手段を備えた内燃機関において、排気行程内の燃料噴射期間と吸気行程内の燃料噴射期間の比率を、前記内部EGR率の推定手段によって推定した内部EGR率の大きさによって変えるようにした。また、EGR率の推定はバルブオーバーラップ期間の長短で行うことができる。
排気行程噴射では燃料の気化特性が優れる一方、吸気行程噴射では燃料と新気との混合性が良い。従って内部EGR率の大きさによって排気行程と吸気行程の比率を変えることで、内部EGR率の大小に関わらず、燃料の気化性と新気との混合性が良い混合気形成を行うことができる。これによって不完全燃焼を抑制し、幅広い内部EGR率に対して燃費性能の向上とエミッション低下が実現できる。また、スワールを形成するためのデバイス等が不要でありコスト低減を図ることができる。
本発明の実施形態を示す内燃機関の構成を示す図。 可変動弁による吸排気弁の開閉弁タイミングの例を示したものであり、(1)はO/L無しの例、(2)(3)はプラスO/Lを設けた例、(4)(5)はマイナスO/Lを設けた例である。 本発明の実施形態における燃料噴射タイミングを示す図。 本発明の実施形態における内部EGR率と吸気行程噴射比率εの関係の一例を示した図。 本発明の実施形態における噴射タイミングの決定フロー図。 排気行程噴射における機関内の燃焼ガス、新気、燃料の挙動を示した図であり、(1)は排気行程後期、(2)は吸気行程初期、(3)は吸気行程中期の燃焼ガス、新気、燃料の挙動を示した図。 吸気行程噴射における機関内の燃焼ガス、新気、燃料の挙動を示した図であり、(1)は排気行程後期、(2)は吸気行程初期、(3)は吸気行程中期の燃焼ガス、新気、燃料の挙動を示した図。 本発明の実施形態における内部EGR率と吸気行程噴射比率εの関係の一例を示した図。 バルブオーバーラップ量と内部EGR率との関係の一例を示した図。 本発明の実施形態におけるバルブオーバーラップ量と吸気行程噴射比率εの関係の一例を示した図。 点火進角量と内部EGR率との関係の一例を示した図。 本発明の実施形態における点火進角量と吸気行程噴射比率εの関係の一例を示した図。
以下、図面に基づき本発明の燃料噴射弁の二つの実施形態について詳細に説明する。
図1は本発明の第1の実施形態における内燃機関である。
内燃機関100は、シリンダ1と、シリンダヘッド18と、前記シリンダ1に挿入されたピストン2とを備え、前記シリンダ1内には燃焼室3が形成されている。燃焼室3には、シリンダヘッド18に形成された吸気ポート4と排気ポート5とが開口しており、該開口部を開閉する吸気弁6と排気弁7とがシリンダヘッド18に配置されている。吸気弁6の開弁タイミングは可変バルブタイミング機構(以下VTC)10により変更可能となっている。また排気弁7の開弁タイミングはVTC11により変更可能となっている。
吸気ポート4には燃料噴射弁9が配置されている。燃料噴射弁9から噴射される噴霧燃料の噴射方向は吸気弁6の方向に指向されている。燃料噴射弁9から噴射される燃料噴霧は、液滴の粒径が充分に小さくなるように(例えばザウター平均粒径SMDが20〜50μm程度になるように)燃料噴射弁のノズル形状や燃料噴射圧力が定められている。燃焼室3の中心上部には、点火プラグ8が設けられている。吸気ポート4の上流部には燃焼室3内に流入する空気の量を調整するためのスロットル弁12が設けられている。
機関制御ユニット(以下ECU)13はマイコン、読み出し専用メモリ(ROM)を主体に構成され、ROM内に記憶された機関制御プログラムを実行する。そして点火プラグ8に点火時期指令15を送ることで点火タイミングが決定される。VTC10に位相角指令16を送ることで吸気弁6の開閉弁タイミングが決定される。VTC11に位相角指令17を送ることで排気弁7の開閉弁タイミングが決定される。燃料噴射弁9に対して噴射時期指令14を送ることで燃料噴射タイミング、噴射期間が決定される。1サイクル内において、少なくとも排気行程内で1回、吸気行程内で1回の噴射ができ、かつ、排気行程内と吸気行程内での噴射期間をそれぞれ独立に設定可能なように燃料噴射弁9及びECU13が構成されている。
次にエンジンが部分負荷で運転されている条件においてVTC10、VTC11によって設定される吸気弁、排気弁のタイミングについて図2を用いて説明する。図2(1)は排気弁の閉弁タイミング(以下EVC)と吸気弁の開弁タイミング(以下IVO)を同じに設定したものであり、排気弁開弁期間と排気弁開弁期間の重なり、いわゆるバルブオーバーラップ(以下O/L)が無い設定の一例である。
図2(2)及び図2(3)は、排気弁の開弁期間と吸気弁の開弁期間が一部重なっている、いわゆるプラスO/Lを設けた設定の例である。(2)はIVOを上死点(以下TDC)より進角させることでプラスO/Lを設けた例、(3)はIVOをTDCよりも進角させるとともに、EVCをTDCよりも遅角させることでプラスO/Lを設けた例である。また図示しないが、IVOをO/L無しの位置に固定してECVのみ遅角することでもプラスO/Lを設けることができる。
図2(4)及び図2(5)は排気弁の閉弁期間と吸気弁の閉弁期間が一部重なっている、いわゆるマイナスO/Lを設けた設定の例である。(4)はEVCをTDCより進角させることでマイナスO/Lを設けた例、(5)はEVCをTDCよりも進角させるとともに、IVOをTDCよりも遅角させることでマイナスO/Lを設けた例である。また図示しないが、EVCをO/L無しの位置に固定してIVOのみ遅角することでもマイナスO/Lを設けることができる。
このようにプラスO/Lを設けることによって、プラスO/L期間内に排気ポート内の燃焼ガスが燃焼室を経由して吸気ポート内に吹き返される。これは、部分負荷時には吸気ポート内の圧力がスロットル弁での絞りによって大気圧になるのに対して、排気ポート内の圧力は概ね大気圧であり吸気ポート内の圧力より高くなるためである。吹き返した燃焼ガスは吸気行程において燃焼室内に再吸入されEGRガスとして燃焼室内に充填される。
またマイナスO/Lを設けることによって燃焼ガスの一部が排気されることなく燃焼室内に取り残され、IVO直後に吸気ポート内に吹き返される。吹き返した燃焼ガスは吸気行程において燃焼室内に再吸入されEGRガスとして燃焼室内に充填される。
どれだけのEGRガスが燃焼室内に充填されているかは、式1で定義される内部EGR率で表わされる。
ECU11によって吸気VTC10、排気VTC11に対して位相角指令16、及び17を送り、吸気弁6、排気弁7の開弁期間をプラスO/LまたはマイナスO/Lになるように設定することで内部EGR率をO/Lが無い場合に比べて増加することができる。またプラスO/L量、またはマイナスO/L量を多くするほど内部EGR率が増える。即ちプラスO/Lが大きくなると排気ポートからの燃焼ガスの吹き返し期間が長くなるため、吹き返しガス量が増え、内部EGR率が高くなる。またマイナスO/Lが大きくなると、排気することなく燃焼室内に閉じ込められる燃焼ガス量が増えるため、内部EGR率が高くなる。従ってECU11から吸気VTC10、排気VTC11への位相角指令値を変えることで内部EGR率を調整することができる。
次に本発明における燃料噴射の制御方法について図3から図5を用いて説明する。図3は本発明の実施例において、機関が部分負荷時の燃料の噴射タイミングの一例を示した図である。本例においては燃料は排気行程内と吸気行程内に分割して噴射される。ここで排気行程での燃料噴射期間をte、吸気行程での燃料噴射期間をtiとして、吸気行程の噴射比率εを式2で定義する。
図4は内部EGR率に対する吸気行程の噴射比率εの変化を示す。本発明においては内部EGR率によって吸気行程の噴射比率εを変化させ、内部EGR率が高い場合のεを内部EGR率の低い場合のεよりも高く設定する。即ち、内部EGR率が高くなるにつれて吸気行程の噴射期間tiを長くして吸気行程の噴射量を増やすと共に、排気行程の噴射期間teを短くして排気行程の噴射量を減らすようにECUから燃料噴射弁へ噴射時期指令を送る。
図5に本実施例におけるECU16内での噴射時期決定手順を示す。まず処理(51)において要求噴射期間tdを求める。これはスロットル開度や機関回転数等により要求燃料噴射量が推定され、更に要求噴射量から必要な噴射期間tdが求められる。引き続いて処理(52)において、O/L量などから現在の内部EGR率が推定される。次に処理(53)によって内部EGR率に応じた吸気行程噴射率εが求められる。これは例えば図4に示すような内部EGR率とεの関係がテーブル等でECUのROM内に予め書き込まれており、このテーブルを参照することで求められる。次に処理(54)によって吸気行程噴射期間tiがti=td×εにより求められる。排気行程の噴射期間teは処理(55)によってte=td−tiにより求められる。処理(56)によって燃料噴射弁に噴射時期指令値が送られ、排気行程でte、吸気行程でtiの期間で燃料噴射が行われる。
次に本実施例の作用、効果について説明する。
図6は排気行程内に燃料を噴射した場合の燃焼ガス、燃料、新気の挙動を模式的に示した図であり、図6(1)は排気行程後期、図6(2)は吸気行程初期、図6(3)は吸気行程中期をそれぞれ示している。また図6はプラスO/Lの条件を想定しており、IVOが排気TDCより前、EVCが排気TDCとしている。これによってO/Lが無い場合に比べEGR率が高い条件を想定している。
燃料は燃料噴射弁9から吸気ポート4内に噴射終了時期が例えば排気TDC前70°CAとなるように排気行程内で噴射されている。噴射直後では吸気ポート内にはガス流動は殆ど生成されていないため、噴霧は自身の貫徹力によって排気行程後期(排気TDC近傍)において吸気弁の近傍に到達する。排気TDC近傍において、吸気弁6が排気TDC前に開いていることで燃焼室3内の燃焼ガスが吸気ポート4に吹き返す。吸気ポート内に吹き返した燃焼ガスと燃料噴霧が吸気ポート内で衝突する。燃焼ガスは高温であるため燃料噴霧は速やかに気化して吸気ポート内で気化燃料と燃焼ガスの混合が促進される(図6(1))。
吸気行程の初期においては、ピストンが下がることで吸気ポート内の燃焼ガスと燃料の混合気が燃焼室内へ吸入される(図6(2))。
引き続いて吸気行程の中期では吸気ポートの上流側にあった新気が燃焼室内に吸入される(図6(3))。
このように排気行程噴射では、最初に燃焼ガスと燃料の混合気が吸入された後に、新気が吸入されるため、燃料と燃焼ガスの混合時間に比べて、燃料と新気の混合時間は短くなる。即ち、燃料はEGRガスとは良好に混合するが、酸素との混合は抑制される。EGRガスはN2、CO2が主成分であるため、EGRガスと混合した燃料の周りの酸素濃度は低下する。このため内部EGR率が高い場合に排気行程噴射を行うと、燃料の周りに充分な酸素が行き渡らず、酸素不足によって不完全燃焼が起こりやすい混合気形成となる。一方で排気行程噴射は噴射から点火までの期間を長く取ることができるため燃料の気化が促進できるメリットがある。
図7は吸気行程内に燃料を噴射した場合の燃焼ガス、燃料、新気の挙動を模式的に示した図であり、図7(1)は排気行程後期、図7(2)は吸気行程初期、図7(3)は吸気行程中期をそれぞれ示している。また図7はプラスO/Lの条件を想定しており、IVOが排気TDCより前、EVCが排気TDCとしている。これによってO/Lが無い場合に比べEGR率が高い条件を想定している。
排気行程の後期(TDC近傍)においては、吸気弁6が排気TDC前に開いていることで燃焼室3内の燃焼ガスが吸気ポート4に吹き返す(図7(1))。
吸気行程の初期においては、ピストンが下がることで吸気ポート内の燃焼ガスが燃焼室内へ吸入される(図7(2))。
引き続いて燃料が燃料噴射弁9から吸気ポート4内に吸気行程内で噴射される。ここで噴射終了時期は例えば排気TDC後90°CAである。噴射された燃料は吸気ポート内で新気と混合し、新気と燃料の混合気が燃焼室内に吸入される(図7(3))。
このように吸気行程噴射では、最初に燃焼ガスが吸入された後に、新気と燃料の混合気が吸入されるため、燃料と燃焼ガスの混合時間に比べて、燃料と新気の混合時間は長くなる。即ち、燃料は新気とは良好に混合するが、EGRガスとの混合は抑制される。このため吸気行程噴射を行うと内部EGR率が高い場合にも燃料の周りに充分な酸素が行き渡り、酸素不足による不完全燃焼が起こりにくい混合気形成となる。一方で吸気行程噴射は噴射から点火までの期間が排気行程噴射に比べて短くなるため燃料の気化が不足しやすくなるデメリットがある。特に内部EGR率が低い場合には、吸気行程から圧縮行程の燃焼室内の温度が内部EGR率が高い場合に比べて低くなることから、燃料の気化不足が起こりやすくなる。燃料の気化不足は、エミッションの悪化や燃費悪化の原因となる。
以上で説明したように、排気行程噴射と吸気行程噴射にはそれぞれメリット、デメリットがある。即ち排気行程噴射は、内部EGR率が高い場合には燃料とEGRガスの混合が促進されて不完全燃焼が起こりやすい半面、内部EGR率が低く、燃焼室内の温度が低くなる場合でも燃料が気化しやすい。また吸気行程噴射では内部EGR率が低い場合には燃焼室内温度の低下によって燃料の気化不足が起こりやすい半面、内部EGR率が高い場合には燃料と新気との混合を促進して、不完全燃焼を起こしにくい。従って、内部EGR率に応じて排気行程噴射と吸気行程噴射の比率を適正にすることで燃料の気化がしやすく、かつEGRガスによる不完全燃焼が起こり難い混合気を形成できる。具体的には、内部EGR率が低い場合には排気行程噴射の割合を増やすことで燃料の気化性を向上させ、EGR率が高い場合には吸気行程噴射の比率を増やすことで、EGRガスによる不完全燃焼が起こり難くすれば良い。これによって内部EGR率の大きさに関わらず、常に燃焼に最適な混合気が形成されることになり、機関の燃費効率の向上やエミッションの低下などの効果が得られる。
内部EGR率に対する吸気行程噴射比率εの変化方法は図4に示した例に限定したものではなく、種々の方法が考えられる。図8は内部EGR率に対する吸気行程噴射比率εの変化方法の別のこと例を示している。図8(1)は内部EGR率が、予め定めたEGRcより小さい場合はεをゼロにして排気行程噴射のみを行い、内部EGR率がEGRc以上の場合にはεを1として吸気行程噴射のみを行う例である。本方式では図4に示した方式に比べ、噴射の制御プログラムが簡便となりプログラムのメモリサイズが小さくなる利点がある。また本方式では噴射を排気行程と吸気行程に分割する必要が無いため、燃料噴射弁の最小流量(ダイナミックレンジ)や開弁・閉弁動作速度の要求が緩やかになり、燃料噴射弁のコストが低減できる利点もある。
図8(1)の方式では内部EGR率がEGRc付近で微小に変動すると排気行程噴射と吸気行程噴射が短い周期で切り替わり、機関の運転性が悪化するおそれがある。そこで図8(2)に示すように内部EGR率が増加するときに排気行程噴射から吸気行程噴射に切り替える内部EGR率であるEGRcuを、内部EGR率が減少するときに吸気行程噴射から排気行程噴射に切り替える内部EGR率であるEGRcdよりも大きくし、ヒステリシスな特性を持たせることで機関の運転性悪化を防止できる。
図8(3)は吸気行程の噴射比率εを内部EGR率に対して3段階に切り替えるようにしたものである。図8(3)の方式では、内部EGR率が予め定めたEGRc1よりも小さい場合はε=0として排気行程でのみ噴射を行い、内部EGR率がEGRc1以上であり、かつEGRc2より小さい場合には0<ε<1として排気行程噴射と吸気行程噴射を行う。更に内部EGR率がEGRc2以上の場合にはε=1として、吸気行程噴射のみを行う。本方式では図4に示した方式に比べ、噴射の制御プログラムが簡便となりプログラムのメモリサイズが小さくなる利点がある。更に内部EGR率が中程度(EGRc1<内部EGR率<EGRc2)では、排気行程と吸気行程の双方で噴射することで、排気行程噴射における良好な燃料気化の特長と、吸気行程噴射における良好な燃料・空気の混合の特長を利用して混合気を形成できる。このため図8(1)、(2)に比べより燃費効率の向上やエミッションの低減を図ることができる。なお図8(3)の方式においても図8(2)の方式と同様にヒステリシスな特性とすることで機関の運転性悪化を防止できる。また図8(3)は吸気行程の噴射比率εを内部EGR率に対して3段階に切り替えるようにしたものであるが、3段階に限定したものではなく、より多段階に切り替えてもよい。切り替え段数が増えるほど、排気行程と吸気行程に分割して噴射する場合に、排気行程または吸気行程での噴射期間が短くなる。即ち切り替え段数が増えるほど、燃料噴射弁に対する最小噴射量(ダイナミックレンジ)の要求がより厳しくなり、コストが上昇する。一方、切り替え段数を増やすほど内部EGR率に対してよりきめの細かい噴射制御が可能となり、良好な混合気形成が行われる。この結果切り替え段数を増やすほど燃費効率向上、エミッション低減の効果は大きくなる。従ってコストと燃費、エミッションへの効果を勘案して適正な切り替え段数が選択される。
図4、図8(1)〜(3)で示した方法では、内部EGR率が最小の場合にはε=0として排気行程噴射のみの噴射を行い、また内部EGR率が最大の場合はε=1として吸気行程噴射のみの噴射を行っているが、本発明はこれに限定したものではない。図8(4)に示すように内部EGR率が最大において0<ε<1として排気行程と噴射行程の双方で噴射するようにしてもよい。また図8(5)に示すように内部EGR率が最小において0<ε<1として排気行程と噴射行程の双方で噴射するようにしてもよい。更に図8(6)に示すように内部EGR率が最小、最大の双方において0<ε<1として排気行程と噴射行程の双方で噴射するようにしてもよい。燃料の気化のし易さや燃焼ガス、新気との混合のし易さは、燃料噴射弁の特性や吸気ポートの形状、機関の運転条件(負荷や回転数)等によって種々に変わるため、内部EGR率が最小、または最大における最適な吸気行程噴射比率εは機関の種類や運転条件に合わせて決定すれば良い。
以上の実施例では内部EGR量に対して吸気行程の噴射比率εを決定したが、内部EGR量はO/L量と相関があるため、O/L量に対して吸気行程の噴射比率εを決定してもよい。図9はO/L量に対する内部EGR率の変化を示した一例である。図9で示されるように、機関が一定負荷、一定回転数の条件下では、マイナスO/L、プラスO/L共にO/Lの絶対量が増えるに従い内部EGR率は上昇する。プラスO/Lが大きくなると排気ポートからの燃焼ガスの吹き返し期間が長くなるため、吹き返しガス量が増え、内部EGR率が高くなる。マイナスO/Lが大きくなると、排気することなく燃焼室内に閉じ込められる燃焼ガス量が増えるため、内部EGR率が高くなる。
O/L量と内部EGR率との間には図9に示すような相関関係があることから、図10(1)に示すように、吸気行程の噴射比率εをO/L量の絶対値|O/L|によって決定してもよい。図10(1)の例では、|O/L|<OLc1の場合は吸気行程噴射比率ε=0として排気行程でのみ噴射を行う。OLc1≦|O/L|<OLc2のときは0<ε<1として排気行程と吸気行程の双方で噴射を行う。そして|O/L|≧Lc2のときはε=1として吸気行程でのみ噴射を行う。
また一般的には、マイナスO/LとプラスO/Lでは同一のO/L量であっても図9に示すように内部EGR率は異なる。これはマイナスO/Lではポートに吹き返すガスは燃焼室からのみ供給されるのに対して、プラスO/Lでは、ポートに吹き返すガスは排気ポートから燃焼室内を経由して供給されるためである。即ち、経路の違いによって燃焼ガスの吸気ポートへの吹き返しのし易さが異なり、マイナスO/LとプラスO/Lでは同一のO/L量であっても内部EGR率が異なる結果となる。従って図10(2)に示すようにマイナスO/Lの場合とプラスO/Lの場合で吸気行程噴射比率εを変えることで、O/L量と実際の内部EGR率との相関が高くなり、O/L量に対してより最適な吸気行程噴射比率εを決めることができる。
なお、O/L量に対する吸気行程噴射比率εの変え方は図10に限定されるものではなく、図4、図8(1)〜(6)に示した方式における内部EGR率をO/L量に置き換えた種々の方式が考えられる。
また内部EGR量は点火進角量と相関があるため、内部EGR率やO/L量の代わりに点火進角量に対して吸気行程の噴射比率εを決定してもよい。
図11に最良燃費点(MBT)における点火進角量と内部EGR率の関係の例を示す。内部EGR率が増えると燃焼速度が低下するため、一定負荷、一定回転数の下ではMBTでの点火進角量は大きくなる。
内部EGR量と点火進角量に良好な相関があるため、図12に示すように吸気行程噴射比率εを点火進角量(ADV)によって決めてもよい。図12の例では、ADV<ADVc1の場合は吸気行程噴射比率ε=0として排気行程でのみ噴射を行う。ADVc1≦ADV<ADVc2のときは0<ε<1として排気行程と吸気行程の双方で噴射を行う。そしてADV≧ADVc2のときはε=1として吸気行程でのみ噴射を行う。
なお、O/L量に対する吸気行程噴射比率εの変え方は図12に限定されるものではなく、図4、図8(1)〜(6)に示した方式における内部EGR率を点火進角量に置き換えた種々の方式が考えられる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の精神を逸脱することなく、設計において種々の変更ができるものである。
以上の説明から理解できるように、本発明によれば内部EGR率が高い条件下でも燃料と空気とを充分に混合することができるため、酸素不足による不完全燃料を防止することができる。また内部EGR率が少ない条件においても良好な燃料の気化性能を得ることができる。これによって幅広い内部EGR率に亘って、機関の燃費効率の向上とエミッション低下を図ることができる。また、本発明では燃焼室内にスワール等を生成するためのデバイスの付加が必要無く、燃料の噴射タイミングを変更するだけで実現できるためコストを低く抑えることができる。
1 シリンダ
2 ピストン
3 燃焼室
4 吸気ポート
5 排気ポート
6 吸気弁
7 排気弁
8 点火プラグ
9 燃料噴射弁
10 吸気VTC
11 排気VTC
12 スロットル弁
13 機関制御ユニット
14 噴射時期指令
15 点火時期指令
16 吸気VTC位相角指令
17 排気VTC位相角指令
18 シリンダヘッド
19 スロットル弁開度指令
100 内燃機関

Claims (4)

  1. 吸気ポート内に燃料を噴射する内燃機関において、排気行程内の燃料噴射期間をt1、吸気行程内の燃料噴射期間をt2、吸気行程の噴射比率をε=t2/(t1+t2)としたときに、同一回転数の機関運転条件においてバルブオーバーラップ期間が長い場合のεをバルブオーバーラップ期間が短い場合のεより大きくすることを特徴とする内燃機関の燃料噴射装置。
  2. 吸気ポート内に燃料を噴射する内燃機関において、同一回転数の機関運転条件においてバルブオーバーラップ期間が所定より短い場合には排気行程内で燃料を噴射し、バルブオーバーラップ期間が所定より長い場合には吸気行程内で燃料を噴射することを特徴とする内燃機関の燃料噴射装置。
  3. バルブオーバーラップ期間に対する吸気行程の燃料噴射比率εの関係が、プラスオーバーラップ期間の場合とマイナスオーバーラップ期間の場合で異なることを特徴とした請求項1に記載の内燃機関の燃料噴射装置。
  4. 吸気ポート内に燃料を噴射する内燃機関において、排気行程内の燃料噴射期間をt1、吸気行程内の燃料噴射期間をt2、吸気行程の噴射比率をε=t2/(t1+t2)としたときに、同一回転数の機関運転条件において点火時期が早い場合のεを点火時期が遅い場合のεより大きくすることを特徴とする内燃機関の燃料噴射装置。
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