JP2013094295A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の遊技機では、コマンド決定手段が、所定の条件下において遊技者が獲得した遊技媒体の累積数が変化したことを契機に、変化後の遊技媒体の累積数である変化後累積数を含むコマンドを決定し、推移累積数導出手段が、変化後累積数に達するまで、累積数バッファに保持された変化前累積数に所定数を繰り返し加算または減算して累積数の推移の途中段階を示す1または複数の推移累積数を導出し、変化前累積数記憶手段が変化後累積数を変化前累積数として累積数バッファに保持させ、推移累積数表示手段が、1または複数の推移累積数および変化後累積数を表示部に順次表示する。こうして、コマンドを簡素化して基板間の情報の伝達に関する処理負荷の軽減を図ることができる。
【選択図】図15
Description
図1や図2の外観図に示すように、スロットマシン100は、略矩形状の箱体である筐体102と、筐体102の前面開口部に対して回動可能な連結部材により開閉可能に取り付けられた前面上扉104と、前面上扉104の下方に位置し、前面上扉104同様、筐体102の前面開口部に対して開閉可能に取り付けられた前面下扉106と、前面下扉106の下部に位置し、メダル排出口108aから払い出されたメダルを貯留するための受け皿部108とを備えている。
図4は、スロットマシン100の概略的な電気的構成を示したブロック図である。図4に示すように、スロットマシン100は、主として、主制御基板200と、副制御基板202と、液晶制御基板204とによって制御されている。ここでは、遊技の進行に関わるプログラムのうち、遊技に供する当選役の抽選やその入賞といったような、特に重要な処理を主制御基板200で実行し、それ以外の例えば演出に関する処理を副制御基板202や液晶制御基板204で実行している。
主制御基板200は、中央処理装置であるメインCPU200a、プログラム等が格納されたメインROM200b、ワークエリアとして機能するメインRAM200c等を含む各種半導体集積回路を有し、スロットマシン100全体を統括的に制御する。また、メインCPU200aは、メインROM200bに格納されたプログラムに基づきメインRAM200cと協働することで、初期化手段300、ベット手段302、抽選手段304、リール回転手段306、リール停止手段308、判定手段310、払出手段312としても機能する。かかる機能部の動作は後ほど詳述する。ただし、メインRAM200cには不図示のバックアップ電源が接続されており、電源が切断された場合においても、データが消去されることなく保持される。
スロットマシン100においては、遊技の進行に際して複数の遊技状態が設けられており、これら遊技状態および設定値に対応する複数の当選役テーブル等がメインROM200bに格納されている。抽選手段304は、メインRAM200cに記憶された現在の遊技状態および設定値と、スタートスイッチ128の操作信号とに応じて、対応する当選役テーブルをメインROM200bから抽出すると共に、抽出した当選役テーブルに基づいて当選役抽選乱数が当選役テーブル内のいずれの当選役に対応するか判定する。
副制御基板202は、主制御基板200と同様に、中央処理装置であるサブCPU202a、プログラム等が格納されたサブROM202b、ワークエリアとして機能するサブRAM202c等を含む各種半導体集積回路を有し、主制御基板200からのコマンドに基づき、特に演出を制御する。また、サブCPU202aは、サブROM202bに格納されたプログラムに基づき、サブRAM202cと協働することで、初期化手段330、コマンド受信手段332、コマンド決定手段334、コマンド送信手段336としても機能する。かかる機能部の動作は後ほど詳述する。また、サブRAM202cにもメインRAM200c同様、不図示のバックアップ電源が接続されており、電源が切断された場合においても、データが消去されることなく保持される。
液晶制御基板204は、副制御基板202と接続され、中央処理装置である液晶CPU204a、プログラムや画像データ等が格納された液晶ROM204b、ワークエリアとして機能する液晶RAM204c、画像制御を行う際のワークエリアとして機能するVRAM204d等を含む各種半導体集積回路を有し、副制御基板202と双方向通信することにより液晶表示部138を制御する。また、液晶CPU204aは、液晶ROM204bに格納されたプログラムに基づき、液晶RAM204cと協働することで、初期化手段360、コマンド受信手段362、推移累積数導出手段364、推移累積数表示手段366、変化前累積数記憶手段368としても機能する。かかる機能部の動作は後ほど詳述する。
本実施形態では、メダルのベットや払出に関し、特に、主制御基板200と副制御基板202と液晶制御基板204とを連携させ、例えば、ボーナス遊技状態において、遊技者に払い出されたメダルの累積数(獲得数)を液晶表示部138に表示する例を挙げる。主制御基板200は、メダルのベットや払出が生じると、メインRAM200cが記憶するメダルの累積数を含むコマンドを副制御基板202に送信し、副制御基板202は、そのコマンドに基づいて、メダルの累積数を液晶表示部138に表示するためのコマンドを液晶制御基板204に送信する。このとき、副制御基板202は、メダルが払い出される度に、すなわち、払出枚数に相当する数のコマンド(払出コマンド)を受信するが、液晶制御基板204には、その全てに対応するコマンドを送信せず、送信機会を制限して情報の伝達に関する処理負荷の軽減を図る。以下、主制御基板200、副制御基板202および液晶制御基板204における具体的処理を説明する。
図6は、主制御基板200のメイン処理を示したフローチャートである。ここでは、まず、主制御基板200のメイン処理に沿って、1遊技の概略を説明し、その後、各処理の詳細について説明する。
まず、初期化手段300は、遊技開始に備え、必要に応じて、メインRAM200cのクリア(RAMクリア)、投入枚数に対する払出枚数の比率の期待値を示す設定値(例えば、1〜6の6段階)の設定処理等、初期化処理を実行する。この初期化処理は電源投入時、設定値変更時、RAMクリア時等にのみ行われるものであり、リールユニット134をはじめとする各種装置の接続状況や作動状況を確認する。また、初期化手段300は、電源が投入されている間、バックアップデータを生成し、そのバックアップデータをメインRAM200cに保持し、不意の電源断が生じた場合、この初期化処理において、保持されたバックアップデータを用い電源断前の状態に復帰させる処理を実行する。
次に、ベット手段302は、メダル投入部124から規定数のメダルが投入されるか、あるいは規定数以上のクレジットが貯留されている状況でベットボタン126が操作されることにより、メダルのベットが完了し、スタートスイッチ128の操作待ち状態となる。また、ベット手段302は、その操作が為されたことを示す第1投入コマンド、第2投入コマンド、第3投入コマンドをベットが為される度に、順次、副制御基板202に送信する。そして、スタートスイッチ128の操作が検知されると、次のステップS300に処理が移される。
次に、抽選手段304は、スタートスイッチ128の操作に応じて、乱数発生器256によって更新された当選役抽選乱数から1の当選役抽選乱数を取得する。そして、抽選手段304は、図5(c)、図5(d)に示した当選役テーブルを含む複数の当選役テーブルから、現在設定されている遊技状態に対応する1の当選役テーブルを決定すると共に、取得した当選役抽選乱数が、決定した当選役テーブルにおけるいずれの当選領域に対応するか判定し、判定された当選領域の当選役またはハズレを抽選結果として決定する。また、抽選手段304は、スタートスイッチ128の操作に応じて抽選結果が決定された後、内部抽選の抽選結果(当選役またはハズレ)や遊技状態に関する情報等を含む当選役コマンドを副制御基板202に送信し、当該抽選処理を終了する。
上記のようにして抽選処理が終了すると、次に、リール回転手段306は、ステッピングモータ262を駆動して左リール134a、中リール134b、右リール134cを回転させる。このリール回転処理においては、前回の1遊技における左リール134a、中リール134b、右リール134cの回転開始時点から所定の時間(例えば4.1秒)が経過すると、当該遊技における左リール134a、中リール134b、右リール134cの回転を開始し、左リール134a、中リール134b、右リール134cの全てが定速回転となったところで、ストップボタンスイッチ130a、130b、130cの操作を有効化する。
続いて、リール停止手段308は、ストップボタンスイッチ130a、130b、130cが有効化されている状態で、遊技者によるストップボタンスイッチ130a、130b、130cの操作を受け付けると、その操作に対応する回転リール(左リール134a、中リール134b、右リール134cのいずれか)を所定の停止制御に従って停止させる。また、リール停止手段308は、ストップボタンスイッチ130a、130b、130cの操作に応じ、その操作が為されたことを示す第1停止コマンド、第2停止コマンド、第3停止コマンドを操作の度に、順次、副制御基板202に送信する。
次に、判定手段310は、図5(a)に示した有効ライン上に表示された図柄組み合わせを判定する。また、判定手段310は、有効ライン上に表示された図柄組み合わせや、有効ライン上に小役に対応する図柄組み合わせが表示された場合におけるメダルの払出枚数、所定の条件下におけるメダルの累積数等を含む入賞コマンドを副制御基板202に送信する。
続いて、払出手段312は、ステップS600における判定結果に基づき、有効ライン上に小役に対応する図柄組み合わせが表示されると、当該小役に対応するメダルの払出処理を実行すると共に、遊技状態の変更やリプレイに際して要求される種々の処理を実行し、次遊技に備える。また、払出手段312は、メダルの払出処理が為されたことを示す払出コマンドを副制御基板202に送信する。
図7は、副制御基板202のサブ処理を示したフローチャートである。
まず、初期化手段330は、電源が投入されると、サブRAM202c等を初期化し、割込を許可する初期化処理を実行する。
次に、コマンド受信手段332は、主制御基板200からのコマンドが受信されたか否か判定する。その結果、コマンドが受信されていなければ、ステップS1150の処理を繰り返し、コマンドが受信されていれば、ステップS1200に処理を移す。
上記ステップS1150においてコマンドが受信されていると判定されれば、コマンド受信手段332は、当該受信されたコマンドに基づいて種々の処理を実行する。
図8は、上記ステップS1200のコマンド受信処理を示したフローチャートである。
ここでは本実施形態の特徴に関係するコマンドに対する処理について詳細に説明し、本実施形態の特徴と無関係の構成については説明を省略する。
まず、コマンド受信手段332は、受信したコマンドが当選役コマンドであるか否か判定する。その結果、受信したコマンドが当選役コマンドであれば、ステップS1202に処理を移し、当選役コマンドでなければ、ステップS1205に処理を移す。
上記ステップS1201において受信したコマンドが当選役コマンドであると判定されれば、コマンド決定手段334は、サブRAM202cの処理領域に割り当てられた前回値バッファに保持されているメダルの累積数を読み出す。ここで、前回値バッファは、前回の遊技が完了した時点のメダルの累積数を保持するために用いられる。ただし、メダルが累積していない場合、メダルの累積数は0となる。
次に、コマンド決定手段334は、読み出したメダルの累積数を、変化前のメダルの累積数である変化前累積数とし、読み出したメダルの累積数から遊技に用いる規定数を減算した値を、変化後の遊技媒体の累積数である変化後累積数とする。コマンド送信手段336は、変化前累積数や変化後累積数を含むカウンタコマンドを生成して液晶制御基板204に送信する。ただし、メダルが累積していない場合、変化前累積数は0となる。
コマンド決定手段334は、変化後累積数を前回値バッファに記憶する。こうして、ベット後のメダルの累積数を一時的に保持することが可能となる。
次に、コマンド受信手段332は、受信したコマンドが入賞コマンドであるか否か判定する。その結果、受信したコマンドが入賞コマンドであれば、ステップS1206に処理を移し、入賞コマンドでなければ、ステップS1210に処理を移す。
上記ステップS1205において受信したコマンドが入賞コマンドであると判定されれば、コマンド受信手段332は、その入賞コマンドが払い出しを伴っているか、すなわち、有効ライン上に小役に対応する図柄組み合わせが表示されたか否か判定する。その結果、入賞コマンドが払い出しを伴っていれば、ステップS1207に処理を移し、払い出しを伴っていなければ、ステップS1210に処理を移す。
上記ステップS1206において入賞コマンドが払い出しを伴っていると判定されれば、コマンド決定手段334は、前回値バッファに保持されているメダルの累積数を読み出す。
次に、コマンド決定手段334は、その払い出しに伴う払出枚数と、メダルの累積数とを入賞コマンドから抽出し、抽出したメダルの累積数を変化前累積数とし、メダルの累積数に払出枚数を加算した値を変化後累積数とする。コマンド送信手段336は、それらを含むカウンタコマンドを生成して液晶制御基板204に送信する。
コマンド決定手段334は、変化後累積数を前回値バッファに記憶する。こうして、払出後のメダルの累積数を一時的に保持することが可能となる。
次に、コマンド受信手段332は、受信したコマンド(例えば、第1〜第3投入コマンド、当選役コマンド、第1〜第3停止コマンド、入賞コマンド、払出コマンド等)に対する種々の処理、例えば、液晶表示部138に表示させる画像を特定するための画像コマンドを生成して液晶制御基板204に送信する等の処理を遂行して、当該コマンド受信処理を終了する。かかる処理に関しては、本実施形態の特徴と無関係なので、ここでは説明を省略する。
図9は、液晶制御基板204の処理を示したフローチャートである。ここでは、副制御基板202からのコマンドに応じて液晶表示部138に種々の画像を表示する。
まず、初期化手段360は、電源が投入されると、液晶RAM204c等を初期化し、割込を許可する初期化処理を実行する。
次に、コマンド受信手段362は、副制御基板202からのコマンドが受信されたか否か判定する。その結果、コマンドが受信されていなければ、ステップS2250に処理を移し、コマンドが受信されていれば、ステップS2200に処理を移す。
上記ステップS2150においてコマンドが受信されていると判定されれば、コマンド受信手段362は、当該受信されたコマンドに基づいて種々の処理を実行する。
次に、推移累積数表示手段366は、フレームカウンタが所定のフレーム周期に到達したか否か判定する。ここで、フレームカウンタは、前回、液晶表示部138に液晶表示データを表示してからの時間を計時するカウンタである。その結果、フレームカウンタが所定のフレーム周期に到達していなければ、ステップS2150の処理を繰り返し、フレーム周期に到達していれば、ステップS2300に処理を移す。
上記ステップS2250においてフレームカウンタが所定のフレーム周期に到達したと判定されれば、推移累積数表示手段366は、演出に関する画像を液晶表示部138に表示する処理を実行する。
図10は、上記ステップS2200のコマンド受信処理を示したフローチャートである。ここでは本実施形態の特徴に関係するコマンドに対する処理について詳細に説明し、本実施形態の特徴と無関係の構成については説明を省略する。
まず、コマンド受信手段362は、受信したコマンドが画像コマンドであるか否か判定する。その結果、受信したコマンドが画像コマンドであれば、ステップS2202に処理を移し、画像コマンドでなければ、ステップS2203に処理を移す。
上記ステップS2201において受信したコマンドが画像コマンドであると判定されれば、コマンド受信手段362は、その画像コマンドに基づいて液晶ROM204bから液晶表示データを抽出し、VRAM204dに一時的に保持させる。
次に、コマンド受信手段362は、受信したコマンドがカウンタコマンドであるか否か判定する。その結果、受信したコマンドがカウンタコマンドであれば、ステップS2204に処理を移し、カウンタコマンドでなければ、ステップS2205に処理を移す。
上記ステップS2203において受信したコマンドがカウンタコマンドであると判定されれば、推移累積数導出手段364aは、カウンタコマンドから変化前累積数と変化後累積数とを抽出し、液晶RAM204cの処理領域に割り当てられた変数である、累積数の推移の途中段階を示す推移累積数nに変化前累積数を代入し、同様に液晶RAM204cの処理領域に割り当てられた変数である差分数dに、変化後累積数から変化前累積数を減算した値を代入する。
次に、コマンド受信手段362は、受信したコマンドに対する種々の処理を遂行して、当該コマンド受信処理を終了する。かかる処理に関しては、本実施形態の特徴と無関係なので、ここでは説明を省略する。
図11は、上記ステップS2300の液晶表示処理を示したフローチャートである。
まず、推移累積数導出手段364は、差分数dが0であるか否か判定する。その結果、差分数dが0であれば、ステップS2306に処理を移し、差分数dが0でなければ、ステップS2302に処理を移す。
上記ステップS2301において差分数dが0でないと判定されれば、推移累積数導出手段364は、差分数dが正の値であるか否か判定する。その結果、差分数dが正の値であれば、ステップS2303に処理を移し、差分数dが負の値であれば、ステップS2304に処理を移す。
上記ステップS2302において差分数dが正の値であると判定されれば、推移累積数導出手段364は、推移累積数nに1を加算(インクリメント)すると共に差分数dから1を減算(デクリメント)してステップS2305に処理を移す。
上記ステップS2302において差分数dが負の値であると判定されれば、推移累積数導出手段364は、推移累積数nから1を減算(デクリメント)すると共に差分数dに1を加算(インクリメント)してステップS2305に処理を移す。
次に、推移累積数導出手段364は、液晶ROM204bから、その推移累積数nに対応した数値画像データを抽出し、数値画像データを、VRAM204dに保持されている液晶表示データに合成して、再度VRAM204dに保持させる。こうして、差分数dが0になるまで、フレーム周期毎に推移累積数nを液晶表示部138に表示することが可能となる。
最後に、推移累積数表示手段366は、VRAM204dに保持された液晶表示データに基づく画像を液晶表示部138に表示し、フレームカウンタをリセットする。
上述した実施形態においては、副制御基板202から液晶制御基板204に、変化前累積数と変化後累積数とを含むコマンドを送信することで、液晶制御基板204に変化前後の累積数を伝達している。しかし、変化前累積数は、前回累積数が変化したときの変化後累積数と等しいので、液晶制御基板204において変化後累積数の前回値を保持すれば、それを変化前累積値として、新たな情報は、更新された変化後累積数のみとなる。ここでは、液晶制御基板204に変化後累積数を保持するバッファを設けることで、コマンドのさらなる簡素化を実現する。
図13は、上記ステップS2200のコマンド受信処理の変形例を示したフローチャートである。ただし、図10において既に説明した実質的に同一の処理に関しては、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。また、ここでは、カウンタコマンドに変化後累積数は含まれているが変化前累積数は含まれていない。
コマンド受信手段362は、受信したコマンドがカウンタコマンドであるか否か判定する。その結果、受信したコマンドがカウンタコマンドであれば、ステップS2204−1に処理を移し、カウンタコマンドでなければ、ステップS2205に処理を移す。
上記ステップS2203において受信したコマンドがカウンタコマンドであると判定されれば、推移累積数導出手段364は、液晶RAM204cの処理領域に割り当てられた累積数バッファに保持されている、変化前のメダルの累積数に相当する変化前累積数を読み出す。ここで、累積数バッファは、前回累積数が変化したときの変化後累積数(今回の変化前累積数)を保持するために用いられる。
次に、推移累積数導出手段364は、カウンタコマンドから変化後累積数を抽出し、その変化後累積数から累積数バッファから読み出した変化前累積数を減算し、その差分数dが所定の許容範囲(−(規定数)〜(払出枚数の最大値))、例えば、「−3」〜「10」に含まれるか否か判定する。その結果、差分数dが所定の許容範囲に含まれていれば、ステップS2204−3に処理を移し、所定の許容範囲に含まれなければ、ステップS2204−5に処理を移す。ここでは、累積数バッファ(液晶RAM204c)の読み出しエラー等により、変化前累積数が異常値になった場合にまで、その異常値に基づいた累積数が液晶表示部138に表示されないようにしている。
上記ステップS2204−2において差分数dが所定の許容範囲に含まれていると判定されれば、推移累積数導出手段364は、累積数バッファから読み出した変化前累積数を推移累積数nに代入する。
変化前累積数記憶手段368は、変化後累積数を累積数バッファに記憶する。こうして、今回利用した変化後累積数を次回の変化前累積数として利用することが可能となる。このように、変化後累積数を次回の変化前累積数として利用することで、カウンタコマンドに変化前累積数を含まずに済み、コマンドのさらなる簡素化を実現することができる。
上記ステップS2204−2において差分数dが所定の許容範囲に含まれていないと判定されると、推移累積数導出手段364は、液晶ROM204bから、カウンタコマンドから抽出した変化後累積数に対応した数値画像データを抽出し、数値画像データを、VRAM204dに保持されている液晶表示データに合成して、再度VRAM204dに保持させてステップS2205に処理を移す。このように、累積数バッファの読み出しエラー等により変化前累積数が異常値になった場合には、当該遊技の結果である変化後累積数を強制的に液晶表示部138に表示することで、異常値、および、その異常値から変化後累積数までの推移累積数nがそのまま液晶表示部138に表示されてしまう事象を回避でき、遊技者に不信感を抱かせることなく、払出処理の信頼性を維持することが可能となる。
上述した実施形態においては、液晶表示部138において変化前累積数から変化後累積数まで推移累積数nを1ずつ加算する画像を表示している。しかし、推移累積数nの推移はかかる場合に限らず、様々な推移態様をとることができる。ここでは、液晶表示処理S2300の処理を工夫することで、推移累積数nの様々な推移態様を実現する。
図14は、上記ステップS2300の液晶表示処理の変形例を示したフローチャートである。ただし、図11において既に説明した実質的に同一の処理に関しては、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
ステップS2301において差分数dが0でないと判定されれば、推移累積数導出手段364は、液晶表示部138における推移累積数nの変化度合いを示す表示分解能sを決定する。かかる表示分解能sは、差分数dと、表示頻度fとに基づいて決定される。表示頻度fは、推移累積数nを液晶表示部138に順次表示する頻度であり、メダルの払出処理に要する時間や当選役の払出枚数等に応じて予め定められている。例えば、差分数dが「10」であり、表示頻度fが「5」、すなわち、5フレームで推移累積数nを変化後累積数に到達させる場合、表示分解能s=差分数d/表示頻度f=10/5=2となる。したがって、液晶表示部138では、推移累積数nがフレーム毎に「2」ずつ推移し、5フレームでその表示が完了する。
上記ステップS2301において差分数dが0でないと判定されれば、推移累積数導出手段364は、差分数dが正の値であるか否か判定する。その結果、差分数dが正の値であれば、ステップS2303に処理を移し、差分数dが負の値であれば、ステップS2304に処理を移す。
上記ステップS2302−2において差分数dが正の値であると判定されれば、推移累積数導出手段364は、推移累積数nに表示分解能sを加算すると共に差分数dから表示分解能sを減算してステップS2305に処理を移す。
上記ステップS2302−2において差分数dが負の値であると判定されれば、推移累積数導出手段364は、推移累積数nから表示分解能sを減算すると共に差分数dに表示分解能sを加算してステップS2305に処理を移す。
次に、推移累積数導出手段364は、液晶ROM204bから、その推移累積数nに対応した数値画像データを抽出し、数値画像データを、VRAM204dに保持されている液晶表示データに合成して、再度VRAM204dに保持させる。
138 …液晶表示部
200 …主制御基板
202 …副制御基板
204 …液晶制御基板
332、362 …コマンド受信手段
334 …コマンド決定手段
336 …コマンド送信手段
364 …推移累積数導出手段
366 …推移累積数表示手段
368 …変化前累積数記憶手段
Claims (3)
- 遊技の進行に従って遊技者が獲得した遊技媒体の数に関するコマンドを決定するコマンド決定手段と、決定されたコマンドを送信するコマンド送信手段と、を有する第1制御基板と、
前記第1制御基板から受信したコマンドに基づく処理を遂行する第2制御基板と、
を備えた遊技機であって、
前記コマンド決定手段は、所定の条件下において遊技者が獲得した遊技媒体の累積数が変化したことを契機に、変化後の遊技媒体の累積数である変化後累積数を含むコマンドを決定し、
前記第2制御基板は、
変化前の遊技媒体の累積数に相当する変化前累積数を保持する累積数バッファと、
前記変化後累積数に達するまで、前記変化前累積数に所定数を繰り返し加算または減算して累積数の推移の途中段階を示す1または複数の推移累積数を導出する推移累積数導出手段と、
前記1または複数の推移累積数および変化後累積数を表示部に順次表示する推移累積数表示手段と、
前記変化後累積数を前記変化前累積数として前記累積数バッファに保持させる変化前累積数記憶手段と、
を備えたことを特徴とする遊技機。 - 前記推移累積数導出手段は、前記変化後累積数と前記変化前累積数との差分数と、前記推移累積数を表示部に順次表示する頻度である表示頻度とに基づいて前記所定数を決定することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
- 前記推移累積数表示手段は、前記変化後累積数から前記変化前累積数との差分数が所定の許容範囲に含まれないと、前記推移累積数を表示することなく、前記変化後累積数を表示部に表示することを特徴とする請求項1または2に記載の遊技機。
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