JP2013094152A - 野菜類の皮剥ぎ処理機 - Google Patents
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Abstract
【課題】処理領域に野菜類が配置されたことを正確に検出することができ、誤動作を防ぐことができる皮剥ぎ処理機を提供することを課題とする。
【解決手段】ノズル10から長葱N(野菜類)の表皮に圧縮空気を吹き付けて、長葱Nから付着物を除去する皮剥ぎ処理機1であって、筒状のダクト10と、ダクト10の後端開口部11に配置されたノズル30と、処理領域に対向して検出部53が配置された静電容量型センサ50と、を備え、静電容量型センサ50が処理領域に配置された長葱Nを検出すると、ノズル30から圧縮空気を噴出するように構成されており、静電容量型センサ50は、検出部53に着脱自在に被せられたキャップ54を有し、キャップ54の上面54a(先端面)は、凸状の曲面に形成されている。
【選択図】図1
【解決手段】ノズル10から長葱N(野菜類)の表皮に圧縮空気を吹き付けて、長葱Nから付着物を除去する皮剥ぎ処理機1であって、筒状のダクト10と、ダクト10の後端開口部11に配置されたノズル30と、処理領域に対向して検出部53が配置された静電容量型センサ50と、を備え、静電容量型センサ50が処理領域に配置された長葱Nを検出すると、ノズル30から圧縮空気を噴出するように構成されており、静電容量型センサ50は、検出部53に着脱自在に被せられたキャップ54を有し、キャップ54の上面54a(先端面)は、凸状の曲面に形成されている。
【選択図】図1
Description
本発明は、長葱、葉葱、にらなどの野菜類の表皮に付着した古い皮や土などの付着物を除去するための皮剥ぎ処理機に関する。
長葱の表皮に圧縮空気を吹き付けて付着物を除去する皮剥ぎ処理機としては、前後方向に延ばされたダクトと、ダクトの後端開口部に設けられた二つのノズルと、を備え、両ノズルからダクト内の長葱の表皮に対して圧縮空気を吹き付けるものがある(例えば、特許文献1参照)。
前記した皮剥ぎ処理機には、ダクト内に配置された長葱を検出するために、発光部および受光部からなる光センサがダクト内に設けられている。この光センサは、発光部から受光部に照射された光が長葱に遮られることで、ダクト内の長葱を検出するように構成されている(例えば、特許文献1参照)。
前記した従来の皮剥ぎ処理機では、皮剥ぎ処理時に長葱から飛散した古い皮や土が受光部に付着すると、受光部が光を受光するのが難しくなる。また、発光部からの光の照射範囲が狭いため、皮剥ぎ処理中に長葱が照射範囲から外れてしまう場合がある。このように、光センサを用いた皮剥ぎ処理機では、長葱の検出精度が低いため、誤動作が生じ易いという問題がある。
本発明は、前記した問題を解決し、処理領域に野菜類が配置されたことを正確に検出することができ、誤動作を防ぐことができる皮剥ぎ処理機を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は、ノズルから野菜類の表皮に圧縮空気を吹き付けて、野菜類から付着物を除去する皮剥ぎ処理機であって、前後方向に延ばされた筒状のダクトと、前記ダクトの後端開口部に配置されたノズルと、処理領域に対向して検出部が配置された静電容量型センサと、を備え、前記静電容量型センサが前記処理領域に配置された野菜類を検出すると、前記ノズルから圧縮空気を噴出するように構成されており、前記静電容量型センサは、前記検出部に着脱自在に被せられたキャップを有し、前記キャップの先端面は、凸状の曲面に形成されている。
前記した静電容量型センサは、野菜類または野菜類を把持している作業者の手と、検出部との間に形成された静電容量を検出することで、処理領域に配置された野菜類を検出するように構成されている。
静電容量型センサは、外面の汚れの影響を受け難いとともに、被検出物の検出範囲が広いため、野菜類や作業者の手を確実に検出することができる。また、静電容量型センサは、水分を含むものに対して反応が良いため、野菜類を検出するのに適している。
したがって、本発明の皮剥ぎ処理機では、処理領域に野菜類が配置されたことを正確に検出することができ、誤動作を防ぐことができる。
静電容量型センサは、外面の汚れの影響を受け難いとともに、被検出物の検出範囲が広いため、野菜類や作業者の手を確実に検出することができる。また、静電容量型センサは、水分を含むものに対して反応が良いため、野菜類を検出するのに適している。
したがって、本発明の皮剥ぎ処理機では、処理領域に野菜類が配置されたことを正確に検出することができ、誤動作を防ぐことができる。
また、キャップの先端面が凸状の曲面に形成されているため、野菜類がキャップの先端面に接触しても、野菜類の表皮が損傷し難い。また、皮剥ぎ処理時にキャップの先端面に付着した水が流れ落ち易くなるため、キャップの先端面に水が溜まるのを防ぐことができる。
また、野菜類がキャップに接触してキャップが磨耗した場合には、キャップを簡単に交換することができる。
また、野菜類がキャップに接触してキャップが磨耗した場合には、キャップを簡単に交換することができる。
前記した皮剥ぎ処理機において、前記ダクトの後端開口部に、左右二つの前記ノズルを取り付けた場合には、前記検出部を前記両ノズルの間に配置し、前記キャップの先端面を前記ダクトの底面よりも下方に配置することが好ましい。
この構成では、野菜類を両ノズルの間に配置したときに、野菜類または作業者の手が必然的に検出部の上方に配置されるため、野菜類を確実に検出することができる。
また、キャップの先端面がダクトの底面よりも下方に配置されているため、野菜類をダクトの底面に載置したときに、野菜類や作業者の手がキャップに接触するのを防ぐことができる。
また、キャップの先端面がダクトの底面よりも下方に配置されているため、野菜類をダクトの底面に載置したときに、野菜類や作業者の手がキャップに接触するのを防ぐことができる。
前記した皮剥ぎ処理機において、前記ノズルは、圧縮空気の供給路が形成された支持部と、後端部が前記支持部に取り付けられた筒状のノズルカバーと、前記ノズルカバー内に挿通され、後端部が前記支持部の供給路に連結されたチューブと、を備え、前記チューブを弾性部材によって形成し、前記チューブの前端部から圧縮空気を噴出させることで、前記チューブの前端部が前記ノズルカバーの内周面に沿って移動するように構成してもよい。
この構成では、チューブの前端部が回転移動または往復移動しながら、表皮に圧縮空気が吹き付けられるため、ノズルの吹き付け範囲を広げることができる。また、圧縮空気が表皮の一部に集中しないため、圧縮空気の吹き付け力を大きくしても表皮が損傷し難い。
本発明の皮剥ぎ処理機では、処理領域に野菜類が配置されたことを、静電容量型センサによって正確に検出することができ、誤動作を防ぐことができる。
また、野菜類が静電容量型センサに接触しても、野菜類の表皮が損傷し難いとともに、静電容量型センサに水が溜まるのを防ぐことができる。
また、野菜類が静電容量型センサに接触しても、野菜類の表皮が損傷し難いとともに、静電容量型センサに水が溜まるのを防ぐことができる。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。以下の説明では、圧縮空気の噴出側をノズルの前側としている。
皮剥ぎ処理機1は、図1に示すように、長葱Nの表皮に二つのノズル30から圧縮空気を吹き付けて、表皮に付着した古い皮や土などの付着物を除去するものである。
皮剥ぎ処理機1は、前後方向に延ばされた筒状のダクト10と、ダクト10の後端開口部11に取り付けられた二つのノズル支持板20と、両ノズル支持板20の上面にそれぞれ立設された二つのノズル30と、加熱装置40と、両ノズル30の間に配置された静電容量型センサ50と、を備えている。また、ダクト10の下方にはノズル30に圧縮空気を供給する圧縮空気供給装置(図示せず)が設けられている。
皮剥ぎ処理機1は、前後方向に延ばされた筒状のダクト10と、ダクト10の後端開口部11に取り付けられた二つのノズル支持板20と、両ノズル支持板20の上面にそれぞれ立設された二つのノズル30と、加熱装置40と、両ノズル30の間に配置された静電容量型センサ50と、を備えている。また、ダクト10の下方にはノズル30に圧縮空気を供給する圧縮空気供給装置(図示せず)が設けられている。
ダクト10は、底板および左右側板が形成され、前後の端部が開口している容器であり、上部の開口部10aから長葱Nを入れて、底面10bに載置することができる。ダクト10の底面10bは、長葱Nの根部N1が配置される処理領域である。
左右のノズル支持板20は、ダクト10の後端開口部11の下縁部に左右に間隔を空けて取り付けられている。
ノズル支持板20は、後端開口部11に対して後方に向けて水平に突出している。ノズル支持板20の後部にはノズル取付孔21が形成され、ノズル取付孔21の前方には挿通孔22が形成されている。
ノズル支持板20は、後端開口部11に対して後方に向けて水平に突出している。ノズル支持板20の後部にはノズル取付孔21が形成され、ノズル取付孔21の前方には挿通孔22が形成されている。
ノズル30は、ノズル取付孔21に取り付けられる支持部31と、支持部31の外周面に取り付けられたノズルカバー32と、ノズルカバー32内に挿通された円筒状のチューブ33と、を備えている。
ノズル30は、左右のノズル支持板20の上面にそれぞれ立設されている。両ノズル30の間は、長葱Nの葉部N2が配置される処理領域である。
ノズル30は、左右のノズル支持板20の上面にそれぞれ立設されている。両ノズル30の間は、長葱Nの葉部N2が配置される処理領域である。
支持部31は、下端部がノズル取付孔21に固定されている。支持部31の上端部の外周面には、図2に示すように、カバー取付部31aが水平方向に突設され、カバー取付部31aの前端面には嵌合プラグ31bが突設されている。
支持部31内には、圧縮空気が通過する供給路34が形成されている。供給路34は、嵌合プラグ31bの前端部に開口するとともに、圧縮空気供給装置(図示せず)から延ばされた供給ホース34a(図1参照)が連結されている。そして、圧縮空気供給装置から供給路34に供給された圧縮空気が嵌合プラグ31bの前端部から噴出する。
ノズルカバー32は、円筒状の部材であり、後端部32bがカバー取付部31aに外嵌されており、支持部31の外周面から水平方向に突出している。また、前端部32aはテーパ状に拡径されている。
ノズルカバー32の後部には、連結部32dが下方に突出している。連結部32dにはノズルカバー32内に連通した連通孔32eが貫通している。
ノズルカバー32の後部には、連結部32dが下方に突出している。連結部32dにはノズルカバー32内に連通した連通孔32eが貫通している。
チューブ33は、ノズルカバー32内の中心位置に挿通されており、柔軟性および靭性に優れたウレタンゴムによって形成されている。チューブ33の後端部33bは、嵌合プラグ31bに外嵌され、前端部33aはノズルカバー32の前端開口部32cから前方に突出している。
なお、本実施形態のチューブ33は、ウレタンゴムによって形成されているが、各種の弾性部材を用いて形成することができる。
なお、本実施形態のチューブ33は、ウレタンゴムによって形成されているが、各種の弾性部材を用いて形成することができる。
チューブ33には、円筒状のカラー33dが外嵌されている。カラー33dは、チューブ33がノズルカバー32内で回転移動したときに(図3参照)、ノズルカバー32の内周面上を摺動することで、チューブ33とノズルカバー32とが直接接触するのを防ぐものであり、耐摩耗性に優れた硬質な樹脂材料によって形成されている。
加熱装置40は、図1に示すように、ヒーター(図示せず)で加熱された温風をノズルカバー32内に送り込むための通風管41を備えている。
チューブ33を形成しているウレタンゴムは、低温で硬くなる性質があるため、ノズルカバー32内に温風を供給して、チューブ33を暖めることで柔軟性を保つことができる。また、通風管41を通じて常温の送風をノズルカバー32内に供給することもできる。
通風管41からノズルカバー32内に温風または常温の送風が送り込まれると、前端開口部32cに向けて気流が生じるため、ノズルカバー32内に塵が吸い込まれるのを防ぐことができる。
チューブ33を形成しているウレタンゴムは、低温で硬くなる性質があるため、ノズルカバー32内に温風を供給して、チューブ33を暖めることで柔軟性を保つことができる。また、通風管41を通じて常温の送風をノズルカバー32内に供給することもできる。
通風管41からノズルカバー32内に温風または常温の送風が送り込まれると、前端開口部32cに向けて気流が生じるため、ノズルカバー32内に塵が吸い込まれるのを防ぐことができる。
静電容量型センサ50は、図4に示すように、ダクト10の後端開口部11に取り付けられたセンサ支持板51に取り付けられており、両ノズル30の間の処理領域の下方に配置されている。
この静電容量型センサ50は、長葱Nまたは作業者の手を検出したときの信号を、信号ケーブル55を通じて、圧縮空気供給装置(図示せず)のコントローラに出力する。
この静電容量型センサ50は、長葱Nまたは作業者の手を検出したときの信号を、信号ケーブル55を通じて、圧縮空気供給装置(図示せず)のコントローラに出力する。
センサ支持板51は、ダクト10の後端開口部11の下縁部の中央部に取り付けられており、後端開口部11に対して後方に向けて水平に突出している。センサ支持板51にはセンサ取付孔51aが形成されている。
静電容量型センサ50は、センサ支持板51に取り付けられた取付部52と、取付部52の上部に設けられた検出部53と、検出部53に被せられたキャップ54と、を備えている。
取付部52は、センサ取付孔51aに挿通された状態で、センサ支持板51に固定されている。
取付部52は、センサ取付孔51aに挿通された状態で、センサ支持板51に固定されている。
検出部53は、取付部52の上部に設けられており、上面が両ノズル30の間の処理領域に対向している。
検出部53は、被検出物(本実施形態では長葱Nまたは作業者の手)との間に形成された静電容量に応じて、電圧(信号)を出力する電圧変換回路を有している。
検出部53と被検出物との間に形成された静電容量を検出する静電容量型センサ50は、水分を含むものに対して反応が良いため、長葱Nなどの野菜類を検出するのに適している。
検出部53は、被検出物(本実施形態では長葱Nまたは作業者の手)との間に形成された静電容量に応じて、電圧(信号)を出力する電圧変換回路を有している。
検出部53と被検出物との間に形成された静電容量を検出する静電容量型センサ50は、水分を含むものに対して反応が良いため、長葱Nなどの野菜類を検出するのに適している。
キャップ54は、検出部53に被せられた有底円筒状の部材である。本実施形態のキャップ54は、ポリアセタールやナイロンなどの耐摩耗性の高い樹脂材料に、撥水性能を有するフッ素樹脂材料を混合した材料によって形成されている。なお、キャップ54を形成する材料は限定されるものではない。
キャップ54の上面54a(先端面)は、ダクト10の底面10bに対して、約10〜20mm下方に配置されており、ノズル30の間の処理領域に対向している。この構成では、長葱Nの根部N1を底面10bに載置したときに、長葱Nの葉部N2や作業者の手がキャップ54の上面54aに接触するのを防ぐことができる。
また、キャップ54の上面54aは、凸状の曲面に形成されている。本実施形態では、上面54aは凸状の球面の一部(球冠形状)となっている。つまり、上面54aの中心部が最も高く形成され、外周縁部に向かうに従って下がるように傾斜面(曲面)が形成されている。さらに、本実施形態では、上面54aの外周縁部にテーパ面が形成されている。
なお、本実施形態では、上面54aが凸状の球面の一部に形成されているが、凸状の曲面であれば、上面54aの形状は限定されるものではない。
なお、本実施形態では、上面54aが凸状の球面の一部に形成されているが、凸状の曲面であれば、上面54aの形状は限定されるものではない。
次に、皮剥ぎ処理機1を用いた長葱Nの皮剥ぎ処理について説明する。
まず、図1に示すように、左右幅方向の中央寄りに斜め前方に向けて圧縮空気が噴出されるように、両ノズル30の向きを設定する。
作業者が長葱Nの葉部N2を把持して、根部N1をダクト10の底面10bに載置すると、両ノズル30の間に長葱Nの葉部N2および作業者の手が配置される。これにより、図4に示すように、長葱Nおよび作業者の手が検出部53の上方に配置される。
まず、図1に示すように、左右幅方向の中央寄りに斜め前方に向けて圧縮空気が噴出されるように、両ノズル30の向きを設定する。
作業者が長葱Nの葉部N2を把持して、根部N1をダクト10の底面10bに載置すると、両ノズル30の間に長葱Nの葉部N2および作業者の手が配置される。これにより、図4に示すように、長葱Nおよび作業者の手が検出部53の上方に配置される。
長葱Nまたは作業者の手と、検出部53との間に形成された静電容量を、静電容量型センサ50が検出すると、図1に示すように、圧縮空気供給装置からノズル30に圧縮空気が送り込まれ、チューブ33の前端部33aから表皮に向けて圧縮空気が噴出される。
図3に示すように、チューブ33の前端部33aから圧縮空気が噴出されると、チューブ33が湾曲し、チューブ33の前端部33aがノズルカバー32の前端開口部32cの内周面に沿って回転移動する。なお、チューブ33は、柔軟性に優れているため、前端部33aがスムーズに回転移動する。
そして、チューブ33が回転移動することで、圧縮空気は螺旋状に広がりながら前方に噴出して表皮に吹き付けられる。
そして、チューブ33が回転移動することで、圧縮空気は螺旋状に広がりながら前方に噴出して表皮に吹き付けられる。
以上のような皮剥ぎ処理機1では、図1に示すように、ノズル30の吹き付け範囲を広げることができるため、圧縮空気の流量が少なくても短時間に長葱Nの付着物を除去することができ、皮剥ぎ処理のエネルギ効率を高めることができる。また、圧縮空気が表皮の一部に集中しないため、表皮が損傷し難い。
静電容量型センサ50は、外面の汚れの影響を受け難いとともに、被検出物の検出範囲が広いため、長葱Nまたは作業者の手を確実に検出することができる。さらに、静電容量型センサ50は、水分を含むものに対して反応が良いため、長葱Nを検出するのに適している。
また、長葱Nを両ノズル30の間に配置したときに、長葱Nまたは作業者の手が必然的に検出部53の上方に配置される。
したがって、本実施形態の皮剥ぎ処理機1では、処理領域に長葱Nが配置されたことを正確に検出することができ、誤動作を防ぐことができる。
また、長葱Nを両ノズル30の間に配置したときに、長葱Nまたは作業者の手が必然的に検出部53の上方に配置される。
したがって、本実施形態の皮剥ぎ処理機1では、処理領域に長葱Nが配置されたことを正確に検出することができ、誤動作を防ぐことができる。
また、キャップ54の上面54aが凸状の曲面に形成されているため、長葱Nが上面54aや上面54aの外周縁部に接触しても、表皮が損傷し難い。
また、皮剥ぎ処理時にキャップ54の上面54aに付着した水が流れ落ち易くなるため、キャップ54の上面54aに水が溜まるのを防ぐことができる。
また、長葱Nがキャップ54に接触して、キャップ54が磨耗した場合には、キャップ54を簡単に交換することができる。
また、皮剥ぎ処理時にキャップ54の上面54aに付着した水が流れ落ち易くなるため、キャップ54の上面54aに水が溜まるのを防ぐことができる。
また、長葱Nがキャップ54に接触して、キャップ54が磨耗した場合には、キャップ54を簡単に交換することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜に変更が可能である。
本実施形態では、図1に示すように、両ノズル30の間に静電容量型センサ50が配置されているが、その位置は限定されるものではなく、例えば、ダクト10内に静電容量型センサを配置してもよい。
また、静電容量型センサ50の向きも限定されるものではなく、例えば、処理領域に対して、検出部53が横方向から対向するように構成してもよい。
本実施形態では、図1に示すように、両ノズル30の間に静電容量型センサ50が配置されているが、その位置は限定されるものではなく、例えば、ダクト10内に静電容量型センサを配置してもよい。
また、静電容量型センサ50の向きも限定されるものではなく、例えば、処理領域に対して、検出部53が横方向から対向するように構成してもよい。
また、本実施形態では、左右二つのノズル30を設けているが、ノズル30の数や配置は限定されるものではない。
また、ノズルカバーの前端開口部を、ノズルカバーの長手方向に対して垂直方向(上下方向)に延ばされた長孔に形成し、チューブの前端部が前端開口部に沿って上下方向に往復移動しながら表皮に圧縮空気を吹き付けるように構成してもよい。
また、本実施形態では、長葱を皮剥ぎ処理の対象としているが、同様な皮剥ぎ処理機によって、葉葱、にら、玉葱など各種の野菜類の皮剥ぎ処理を行うことができる。
1 皮剥ぎ処理機
10 ダクト
10b 底面
11 後端開口部
20 ノズル支持板
21 ノズル取付孔
22 挿通孔
30 ノズル
31 支持部
31b 嵌合プラグ
32 ノズルカバー
32c 前端開口部
32d 連結部
33 チューブ
34 供給路
40 加熱装置
41 通風管
50 静電容量型センサ
51 センサ支持板
51a センサ取付孔
52 取付部
53 検出部
54 キャップ
54a 上面(先端面)
N 長葱(野菜類)
N1 根部
N2 葉部
10 ダクト
10b 底面
11 後端開口部
20 ノズル支持板
21 ノズル取付孔
22 挿通孔
30 ノズル
31 支持部
31b 嵌合プラグ
32 ノズルカバー
32c 前端開口部
32d 連結部
33 チューブ
34 供給路
40 加熱装置
41 通風管
50 静電容量型センサ
51 センサ支持板
51a センサ取付孔
52 取付部
53 検出部
54 キャップ
54a 上面(先端面)
N 長葱(野菜類)
N1 根部
N2 葉部
Claims (3)
- ノズルから野菜類の表皮に圧縮空気を吹き付けて、野菜類から付着物を除去する皮剥ぎ処理機であって、
前後方向に延ばされた筒状のダクトと、
前記ダクトの後端開口部に配置されたノズルと、
処理領域に対向して検出部が配置された静電容量型センサと、を備え、
前記静電容量型センサが前記処理領域に配置された野菜類を検出すると、前記ノズルから圧縮空気を噴出するように構成されており、
前記静電容量型センサは、前記検出部に着脱自在に被せられたキャップを有し、
前記キャップの先端面は、凸状の曲面に形成されていることを特徴とする野菜類の皮剥ぎ処理機。 - 前記ダクトの後端開口部には、左右二つの前記ノズルが取り付けられており、
前記検出部は、前記両ノズルの間に配置され、前記キャップの先端面は、前記ダクトの底面よりも下方に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の野菜類の皮剥ぎ処理機。 - 前記ノズルは、
圧縮空気の供給路が形成された支持部と、
後端部が前記支持部に取り付けられた筒状のノズルカバーと、
前記ノズルカバー内に挿通され、後端部が前記支持部の供給路に連結されたチューブと、を備え、
前記チューブは弾性部材によって形成され、
前記チューブの前端部から圧縮空気を噴出させることで、前記チューブの前端部が前記ノズルカバーの内周面に沿って移動するように構成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の野菜類の皮剥ぎ処理機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011242657A JP2013094152A (ja) | 2011-11-04 | 2011-11-04 | 野菜類の皮剥ぎ処理機 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011242657A JP2013094152A (ja) | 2011-11-04 | 2011-11-04 | 野菜類の皮剥ぎ処理機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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-
2011
- 2011-11-04 JP JP2011242657A patent/JP2013094152A/ja active Pending
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