JP2013092309A - 空気調和機 - Google Patents

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康裕 中村
Takayuki Izeki
貴之 井関
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Abstract

【課題】デマンド信号がある場合であっても快適性を損なうことなく運転を行うことができる空気調和機を提供すること。
【解決手段】本発明の空気調和機は、複数の室内機と、複数の室内機のうち優先的に運転を停止させる室内機を選択する優先選択装置とを備えた空気調和機であって、空気調和機の幹線電流が所定の電流値以下となるように制御するデマンド制御を有し、デマンド制御を実施する際は、優先選択装置で選択された室内機を停止させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、空気調和機のデマンド制御に関する。
従来、幹線電流を常時監視し、幹線電流が電流設定値を超えた場合にデマンドコントロールにより、電流を垂下制御し過電流防止用ブレーカーが動作しないように行なっている(例えば、特許文献1参照)。
特開昭60−211249号公報
しかしながら、前記従来の技術のように、過電流防止用ブレーカーが動作する前に幹線電流が設定している電流値を超えないように、空気調和機の電流を垂下することにより、幹線から電力を供給されている他の電気機器への送電がたたれないようにすることであるが、一台接続の空気調和機の場合は、空気調和装置の電流垂下でも長時間にわたって中断されないため、快適性が大きく損なわれることは少ないが、多室型の空気調和機においては全室が一律に低下してしまい、能力が必要な部屋、不必要な部屋が同じように能力が低下するので、快適性が大きく損なわれてしまうという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、デマンド信号がある場合であっても快適性を損なうことなく運転を行うことができる空気調和機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の空気調和機は、複数の室内機と、複数の室内機のうち優先的に運転を停止させる室内機を選択する優先選択装置とを備えた空気調和機であって、空気調和機の幹線電流が所定の電流値以下となるように制御するデマンド制御を有し、デマンド制御を実施する際は、優先選択装置で選択された室内機を停止させることにより、不必要に全ての室内機の能力を落とさないようにして快適性を維持するようにすることができる。
本発明は、デマンド信号がある場合であっても快適性を損なうことなく運転を行うことができる空気調和機を提供することができる。
本発明の実施の形態1における空気調和機の冷凍サイクルの構成図 同実施の形態1における空気調和機の運転状況図 同実施の形態1における空気調和機の運転状況図 同実施の形態1における空気調和機の運転状況図
第1の発明の空気調和機は、複数の室内機と、複数の室内機のうち優先的に運転を停止させる室内機を選択する優先選択装置とを備えた空気調和機であって、空気調和機の幹線電流が所定の電流値以下となるように制御するデマンド制御を有し、デマンド制御を実施
する際は、優先選択装置で選択された室内機を停止させることにより、不必要に全ての室内機の能力を落とさないようにして快適性を維持するようにすることができる。
第2の発明の空気調和機は、特に第1の発明において、優先選択装置で選択された室内機を停止した後に、空気調和機の幹線電流が所定の電流値以下である場合は、優先選択装置で選択されていない室内機はそのまま空調運転を継続し、空気調和機の幹線電流が所定の電流値を超えている場合は、所定の電流値以下となるように、優先選択装置で選択されていない室内機の空調能力を落として空調運転を行うことにより、快適性を優先した運転をしてもなお、設定電流以下とならない場合は、一律で省エネ運転をして、設定電流以下となるように運転をすることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における多室型空気調和機の冷凍サイクルの構成図である。まず、図1を用いて本実施の形態における多室型空気調和機の構成について説明する。本実施の形態1における多室型空気調和機は、室外機1に二台の室内機2および室内機3が冷媒配管で接続されて構成されている。なお、室内機の台数は本実施の形態で示す二台に限定されるものではない。また、図1に示す実線矢印は、冷房運転時における冷媒の流れを示すものである。
室外機1には、冷媒と大気とが熱交換を行う室外熱交換器4と、室外熱交換器4に送風する室外ファン5と、冷媒を圧縮し高温高圧の冷媒とする圧縮機6と、冷媒流路の順逆を変更する四方弁7と、冷媒を減圧する減圧装置8および減圧装置9とを備える。なお、本実施の形態では室内機が二台接続することが可能であるため、室内機の接続口は二箇所設けており、減圧装置8および減圧装置9は並列に配置されて冷凍サイクルを構成している。
また、室内機2には、室内空気と冷媒とが熱交換を行う室内熱交換器10と、室内熱交換器10へ送風する室内ファン11を配置し、室内機3には、室内空気と冷媒とが熱交換を行う室内熱交換器12と、室内熱交換器12へ送風する室内ファン13を配置している。
そして、室外機1に設けた接続口14および接続口16で室内機2と接続され、室外機1に設けた接続口15および接続口17で室内機3と接続される。接続口14および接続口15は冷房運転時において冷媒往き側となり、接続口16および接続口17は冷房運転時において冷媒戻り側となる。
以上のように構成された多室型空気調和機において、冷房運転時を例にとって冷媒の流れを説明する。
まず、冷房運転時には、圧縮機6から吐出された冷媒が室外熱交換器4へ入るように四方弁7を切り換える。そして、室外熱交換器4を経由して減圧装置8および減圧装置9のそれぞれの流路に分岐される。その後、減圧装置8を経由する冷媒流路は、室内機2に設けられた室内熱交換器10に流入し、接続口16を経て室外機1に戻ってくる。
一方、減圧装置9を経由する冷媒流路は、室内機3に設けられた室内熱交換器12へ流入し、接続口17を経て室外機1に戻ってくる。そして、接続口16および接続口17を経て戻ってきた冷媒が合流し、再度、圧縮機6へ吸入される。
すなわち、冷房運転時には、圧縮機6、四方弁7、室外熱交換器4、減圧装置8(または減圧装置9)、室内熱交換器10(または室内熱交換器12)、四方弁7、圧縮機6の順で冷媒が流れるように冷凍サイクルが構成され、暖房運転時には、圧縮機6、四方弁7、室内熱交換器10(または室内熱交換器12)、減圧装置8(または減圧装置9)、室外熱交換器4、四方弁7、圧縮機6の順で冷媒が流れるように冷凍サイクルが構成される。
なお、減圧装置8および減圧装置9は、例えばステッピングモータ等により弁開度をパルス制御可能な電動膨張弁で構成され、圧縮機6は、インバータ駆動の容量(周波数)可変形圧縮機が用いられ、減圧装置8および減圧装置9は、室内の負荷に見合った開度となるようにステッピングモータ等によりパルス制御され、冷媒も室内負荷に応じた流量で制御される。
また、室内機2にはリモコン装置14が有線もしくは無線で接続され、室内機3にはリモコン装置15が有線もしくは無線で接続されている。そして、リモコン装置14には優先選択装置18を備え、リモコン装置15には優先選択装置21を備える。なお、それぞれのリモコン装置に優先選択装置18または優先選択装置21を備えたが、集中リモコンのように一つのリモコンで複数の室内機を操作する場合には、一つのリモコンのみに優先選択装置を設けてもよい。
また、室内機2には、室内熱交換器10の温度を検出する室内熱交換器温度検出手段である温度センサ19と、室内温度を検出する吸い込み温度検出手段である温度センサ17とを備えており、室内機3には、室内熱交換器12の温度を検出する室内熱交換器温度検出手段である温度センサ22と、室内温度を検出する吸い込み温度検出手段である温度センサ20とを備えている。
さらに、室外機1には、圧縮機6の周波数を決定し変更指示を行ったり、減圧装置8または減圧装置9の開度を決定したりなどの、駆動機器を制御する制御装置16が設けられており、マイクロコンピュータおよびその周辺回路等で構成されている。また、室外機1には多室型空気調和機全体を流れる幹線電流を計測する電流検出装置23を有している。
以上のように構成された多室型空気調和機において、以下、デマンド制御について説明する。なお、本実施の形態においては室内Aに室内機2が設置され、室内Bに室内機3が設置されているものとして説明する。
図2は、優先選択装置18および優先選択装置21においていずれも優先状態がオフとなっているときの運転状況の経時変化を示した図である。なお、優先選択装置18および21は、オン状態になっているときはデマンド制御の状況下では優先的にオフとなる室内機を選択する装置であり、リモコン装置を操作することによってそのオンとオフを選択することができる。
そして、A室およびB室のいずれも優先選択装置ではオフとなっているため、デマンド制御が実施された場合には、室内Aよび室内Bとも一律で能力を抑制した制御となる。本実施の形態では、室内要求負荷をXだけ落とした条件に合わせて、圧縮機の周波数を落として幹線電流を落とすことが考えられる。
とにかく、デマンド制御が実施された場合には幹線電流が設定の値を越さないように運転されていれば、どのような室内機の運転であっても問題は無い。なお、デマンド制御が実施されたときに、幹線電流がそもそも設定値以内であれば、能力を落として空調運転を
実施する必要はない。
図3は、優先選択装置18では優先状態がオンと設定され、優先選択装置21では優先状態がオフと設定されているときの運転状況の経時変化を示した図である。
図3では、A室が優先選択装置で優先状態がオンとなっており、B室が優先選択装置で優先状態がオフとなっており、このような状況でデマンド制御が実施された場合には、まずA室の室内機の運転を停止する。
そして、A室を停止した結果、幹線電流が下がるため、幹線電流が設定値以内であればB室の空調運転をそのまま継続することができる。このとき、幹線電流が設定値よりも下がらなければ、さらにB室の空調運転の能力を落とすことによって幹線電流を設定値以内に下げる運転を実施する。
これによって、できるだけユーザーの設定に応じて快適性を維持しつつも、省エネ運転を実現することができる。
以上が2室のときのデマンド制御について説明したが、3室以上であっても同様の考え方で快適性を維持しつつ、省エネ運転を行うことができる。
例えば、図4は、4室でのデマンド制御の運転状況の経時変化を示した図である。図4に示すように、室内Aは優先選択装置によって優先状態がオンとなっており、室内B〜Dの3室は優先状態がオフとなっている。
このような状態に置いて、デマンド制御が実施されると、まず室内Aの運転を停止させる。そして、室内Aの運転を停止した結果、幹線電流が設定値よりも低下しない場合がある。
そこで、次に室内B〜Dに設置された室内機の能力を一律落として運転を行う。その結果、圧縮機等の運転電流値を下げることができ、幹線電流を低下させることができる。
以上のように、まずは優先状態がオンになっている室内機のみを停止させることによって、他室の快適性を維持しつつ消費電力を削減し、それでも消費電力の低下が足りない場合には、その他の室内機の能力を一律で落とすことによって、出来るだけ快適性を維持しつつ消費電力を削減することができる。
以上のように本発明は、1台の室外機に複数台の室内機が接続されるマルチ型の空気調和機において家庭用のみならずビルマルチなどの業務用の空気調和機に置いても適用することができる。
2 室内機
3 室内機
18 優先選択装置
21 優先選択装置

Claims (2)

  1. 複数の室内機と、前記複数の室内機のうち優先的に運転を停止させる室内機を選択する優先選択装置とを備えた空気調和機であって、前記空気調和機の幹線電流が所定の電流値以下となるように制御するデマンド制御を有し、前記デマンド制御を実施する際は、前記優先選択装置で選択された室内機を停止させることを特徴とする空気調和機。
  2. 前記優先選択装置で選択された室内機を停止した後に、前記空気調和機の幹線電流が所定の電流値以下である場合は、前記優先選択装置で選択されていない室内機はそのまま空調運転を継続し、前記空気調和機の幹線電流が所定の電流値を超えている場合は、所定の電流値以下となるように、前記優先選択装置で選択されていない室内機の空調能力を落として空調運転を行うことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
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