JP2013090183A - パッチアンテナ - Google Patents

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Abstract

【課題】高さ方向のサイズが小さく、複数の周波数帯域においてモノポールアンテナと類似した放射特性を持つパッチアンテナを提供する。
【解決手段】パッチアンテナ(1、2)は、下から順に、接地電極(11、31)と、第1の周波数に対応する外径を持つリング状の第1のパッチ(13、33)と、第1の周波数よりも高い第2の周波数に対応する外径を持つリング状の第2のパッチ(14、34)とを有する。さらに第1及び第2のパッチは、それぞれ、一端がパッチの内縁と接続され、他端が接地電極と接続される円筒状の導体(22、24、39、40)により接地電極と電気的に接続される。そして同軸線路である第1の給電線(15、36)が第1のパッチの内縁よりも外側に位置する第1の給電点に接続され、第1の導体と第2の導体との間を通る同軸線路である第2の給電線(16、37)が第2のパッチの内縁よりも外側に位置する第2の給電点に接続される。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば、複数の周波数帯域において利用可能なパッチアンテナに関する。
近年、人体上の互いに異なる位置に取り付けられた複数の通信機器間で通信するボディエリアネットワーク(Body Area Network、BAN)の研究が進められている。BANは、例えば、ヘルスケアの分野への応用が期待されている。例えば、人体の所定の部位、例えば、手首に取り付けられた生体センサと接続された小型通信機が、人体上の他の位置、例えば、胴体に取り付けられたコントローラと無線通信することにより、その生体センサにより取得された生体情報をコントローラへ送信する。そしてコントローラは、例えば、無線通信回線を介して、医療施設に配置された医療情報管理システムへ、コントローラが取り付けられた人の識別情報またはコントローラの識別情報とともに、生体情報を送信する。
このように、BANでは、人体に通信機器が取り付けられるので、その通信機器が有するアンテナは小型であることが好ましく、特に、人体の表面に垂直な方向のサイズが小さいことが好ましい。さらに、BANでは、3台以上の通信機器が人体に取り付けられることがある。この場合、各通信機器は、それぞれ異なる周波数帯域を利用する。そのため、BANで利用される通信機器が有するアンテナは、複数の周波数帯域を利用可能であることが好ましい。
一方、小型で、複数の周波数帯域を利用可能なパッチアンテナが提案されている(例えば、特許文献1〜5を参照)。これらの特許文献に開示されたパッチアンテナは、積層された複数の平板状の導体(パッチ)を有し、例えば、全地球測位システム(Global Positioning System、GPS)において利用可能なように、その導体の表面に対して垂直な方向に対して良好な放射特性を有する。
特開2007−68096号公報 特開平06−303028号 特開2002−305409号 特開2003−258540号公報 特表2009−501467号公報
BANでは、人体の姿勢が変わるにつれて、通信機器が取り付けられた人体の複数の部位間の相対的な位置関係も変動することがある。さらに、人体の表面に対して垂直な方向には、人体の他の部位が存在しない可能性が高いので、BANにて通信される他の通信機器が存在しない可能性が高い。そのため、BANで利用されるアンテナが人体の表面に取り付けられた状態で、そのアンテナの人体の表面に対して平行な方向の放射特性が、人体の表面に垂直な方向の放射特性よりも優れていることが好ましい。さらにそのアンテナは、人体の表面に対して平行な面において指向性を持たないことが好ましい。したがって、例えば、BANで利用されるアンテナは、人体の表面に対して垂直に設置したモノポールアンテナの放射特性と類似した放射特性を有することが好ましい。しかしこのようなモノポールアンテナは、少なくとも、利用する周波数に対応する波長の約1/4の長さを持つので、人体の表面に対して垂直な方向のサイズが大き過ぎ、人体に取り付けるには適さない。
一方、上記の特許文献に開示された何れのパッチアンテナも、平板状の導体の表面に対して垂直な方向に指向性を有するので、BANには適さない。
そこで、本明細書は、高さ方向のサイズが小さく、かつ、複数の周波数帯域においてモノポールアンテナと類似した放射特性を持つパッチアンテナを提供することを目的とする。
一つの実施形態によれば、パッチアンテナが提供される。このパッチアンテナは、基板と、基板上に配置された接地電極と、接地電極よりも上側に配置され、第1の周波数を持つ信号を空中へ送信または空中から受信するために、第1の周波数に対応する外径を持つリング状に形成された導電性を有する第1のパッチと、第1のパッチよりも上側に配置され、第1の周波数よりも高い第2の周波数を持つ信号を空中へ送信または空中から受信するために、第2の周波数に対応する外径を持つリング状に形成された導電性を有する第2のパッチと、接地電極上に配置され、接地電極、第1のパッチ及び第2のパッチが略平行となるように第1のパッチ及び第2のパッチを支持する誘電体と、一端が第1のパッチの内縁と接続され、他端が接地電極と接続される円筒状の第1の導体と、第1の導体内を通るように配置され、一端が第2のパッチの内縁と接続され、他端が接地電極と接続される円筒状の第2の導体と、第1のパッチの内縁よりも外側に位置する第1の給電点において第1のパッチと接続され、少なくとも一部が同軸線路である第1の給電線と、第1の導体と第2の導体との間を通り、第2のパッチの内縁よりも外側に位置する第2の給電点において第2のパッチと接続され、少なくとも一部が同軸線路である第2の給電線とを有する。
本発明の目的及び利点は、請求項において特に指摘されたエレメント及び組み合わせにより実現され、かつ達成される。
上記の一般的な記述及び下記の詳細な記述の何れも、例示的かつ説明的なものであり、請求項のように、本発明を限定するものではないことを理解されたい。
本明細書に開示されたパッチアンテナは、高さ方向のサイズが小さく、かつ、複数の周波数帯域においてモノポールアンテナと類似した放射特性を持つ。
第1の実施形態に係るパッチアンテナの透過斜視図である。 第1の実施形態に係るパッチアンテナの概略側面図である。 950MHzにおける、パッチアンテナの放射特性のシミュレーション結果を示す図である。 950MHzにおける、S22パラメータのシミュレーション結果を示す図である。 2.45GHzにおける、パッチアンテナの放射特性のシミュレーション結果を示す図である。 2.45GHzにおける、S11パラメータのシミュレーション結果を示す図である。 第2の実施形態によるパッチアンテナの概略平面図である。 第2の実施形態によるパッチアンテナの概略側面図である。
以下、図を参照しつつ、様々な実施形態によるパッチアンテナについて説明する。
このパッチアンテナは、複数の周波数帯域を利用可能なパッチアンテナ(マイクロストリップアンテナとも呼ばれる)であり、積層された複数のパッチを持つ。そしてこのパッチアンテナは、BANに適するように、それぞれのパッチに対応する無線周波数において、そのパッチアンテナの表面に対して垂直に設けられたモノポールアンテナの放射特性と類似する放射特性を持つ。
図1は、第1の実施形態によるパッチアンテナの透過斜視図であり、図2は、図1のAA’における線を矢印の方から見た、第1の実施形態によるパッチアンテナの概略側面図である。
パッチアンテナ1は、下側から順に、絶縁体である基板10と、接地電極11と、平板のリング状に形成された二つのパッチ、すなわち、低周波用パッチ13及び高周波用パッチ14とを有する。さらにパッチアンテナ1は、低周波用パッチ13及び高周波用パッチ14を支持する誘電体12を有する。さらにパッチアンテナ1は、低周波用パッチ13に給電する給電線15と、高周波用パッチ14に給電する給電線16とを有する。なお、パッチアンテナ1がBANに利用される場合、例えば、図2における基板10の下側の面が人体の表面に対向するように、パッチアンテナ1は人体に取り付けられる。
接地電極11は、接地された平板状の導体であり、基板10の上側の表面に設けられる。接地電極11の面積は、低周波パッチ13の面積よりも大きい。そしてパッチアンテナ1を上方から見た場合に、接地電極11は、低周波パッチ13全体と重なるように配置される。
誘電体12は、接地電極11上に設けられ、低周波用パッチ13及び高周波用パッチ14を支持する。誘電体12の厚さは、低周波用パッチ13と高周波用パッチ14がマイクロストリップアンテナとして機能するように、誘電体12の誘電率に応じて設定される。本実施形態では、誘電体12の厚さは、4.5mmに設定される。
誘電体12は、低周波用パッチ13と接地電極11との間に配置される下層12aと、低周波用パッチ13と高周波用パッチ14との間に配置される上層12bとを有する。誘電体12の下層12a及び上層12bは、基板10、接地電極11、下層12a及び上層12bを貫通するように形成されたネジ孔に挿入されたネジにより、接地電極11上に固定される。あるいは、誘電体12の下層12a及び上層12bは、他の様々な固定方法、例えば接着により、接地電極11上に固定されてもよい。
下層12aの上面には、例えば、低周波用パッチ13の外径と略一致する窪みが形成されており、その窪みに低周波用パッチ13が配置される。そして低周波用パッチ13及び下層12aの上側に誘電体12の上層12bが配置されることにより、その窪みよりも外側において、下層12aと上層12bが接し、低周波用パッチ13が下層12aと上層12bの間に固定される。
また下層12aの略中央部には、低周波用パッチ13の内径と略一致する直径を持つ略円形の貫通孔21が垂直方向に沿って形成されており、その貫通孔21の内壁に沿って円筒状に形成された導体22が設けられている。さらに、円筒状の導体22の内部はエアギャップとなっている。なお、導体22の内部も誘電体で充填されていてもよい。そして導体22の上端は低周波用パッチ13と接続され、一方、導体22の下端は接地電極11と接続されている。したがって、低周波用パッチ13は、導体22を介して接地電極11と電気的に接続されている。これにより、低周波用パッチ13が高周波用パッチ14に対する接地電極として機能する。
同様に、上層12bの略中央部には、貫通孔21の直径よりも小さく、高周波用パッチ14の内径と略一致する直径を持つ略円形の貫通孔23が垂直方向に沿って形成されている。その貫通孔23内には、円筒状に形成された導体24が設けられている。円筒状の導体24の内部はエアギャップとなっている。なお、導体24の内部も誘電体で充填されていてもよい。導体24の上部は、貫通孔23の内壁に沿っており、そして導体24の上端は高周波用パッチ14と接続されている。一方、導体24の下部は、誘電体12の下層12aの貫通孔21内に延ばされており、導体24の下端は接地電極11と接続されている。したがって、高周波用パッチ14は、導体24を介して接地電極11と電気的に接続されている。さらに、上層12bの上面にも、高周波用パッチ14を固定するために、高周波用パッチ14の外径と略一致する窪みが形成されていてもよい。
低周波用パッチ13は、リング状に形成された平板状の導体であり、誘電体12の下層12aと上層12bとの間に接地電極11と略平行に配置される。低周波用パッチ13は、パッチアンテナ1が利用可能な二つの周波数のうちの低い方の第1の周波数を持つ信号を給電線15を介して受け取り、その信号を無線信号として空中に放射する。あるいは、低周波用パッチ13は、第1の周波数を持つ無線信号を受信し、電気信号として給電線15へ渡す。そのために、低周波用パッチ13の外径及び内径は、TM01モードにおいて第1の周波数が共振周波数となるように設定される。例えば、第1の周波数が950MHzである場合、低周波用パッチ13の直径は、62mmに設定される。また、低周波用パッチ13は、中心点対称な形状であるリング状に形成されているので、パッチアンテナ1は、第1の周波数を持つ信号についてパッチアンテナ1の表面に平行な面内で指向性を持たない。
低周波用パッチ13は、低周波用パッチ13の内縁13aよりも外側に設けられた給電点13bにおいて、給電線15と接続されている。これにより、低周波用パッチ13の表面と平行な方向の放射特性が、その表面に対して垂直な方向の放射特性よりも良好となる。内縁13aから給電点13bまでの距離は、給電点13bにおいて、第1の周波数についての低周波用パッチ13のインピーダンスが給電線15のインピーダンスと整合するように決定される。
給電線15は、接地電極11及び基板10に垂直方向に形成された貫通孔17内を通って通信回路(図示せず)と接続される。給電線15は、中心部に位置する内側導線と、その内側導線の周囲に設けられた外周導体とを有する同軸線路である。これにより、給電線15のインピーダンスを低周波用パッチ13のインピーダンスと整合させることが容易となる。そして、給電線15の外周導体は接地電極11と接続され、内側導線が誘電体12の下層12aを貫通して給電点13bにて低周波用パッチ13と接続される。
高周波用パッチ14も、リング状に形成された平板状の導体であり、誘電体12の上層12bの上面に接地電極11及び低周波用パッチ13と略平行に配置される。さらに、高周波用パッチ14は、高周波用パッチ14の中心と低周波用パッチ13の中心が略一致するように、すなわち、高周波用パッチ14の外周と低周波用パッチ13の外周が同心円となるように配置される。
高周波用パッチ14は、パッチアンテナ1が利用可能な二つの周波数のうちの高い方の第2の周波数を持つ信号を給電線16を介して受け取り、その信号を無線信号として空中に放射する。あるいは、高周波用パッチ14は、第2の周波数を持つ無線信号を受信し、電気信号として給電線16へ渡す。そのために、高周波用パッチ14の外径及び内径は、第2の周波数が共振周波数となるように設定される。一般に、共振周波数が高いほど、リング状のパッチの外径及び内径のサイズは小さくなる。したがって、高周波用パッチ14の外径及び内径は、それぞれ、低周波用パッチ13の外径及び内径よりも小さい。例えば、第2の周波数が2.45GHzである場合、高周波用パッチ14の外径は、22.5mmに設定される。また、高周波用パッチ14も、低周波用パッチ13と同様にリング状に形成されているので、パッチアンテナ1は、第2の周波数を持つ信号についてパッチアンテナ1の表面に平行な面内で指向性を持たない。
さらに、高周波用パッチ14は、高周波用パッチ14の内縁14aよりも外側に設けられた給電点14bにおいて、給電線16と接続されている。これにより、高周波用パッチ14の表面と平行な方向の放射特性が、その表面に対して垂直な方向の放射特性よりも良好となる。内縁14aから給電点14bまでの距離は、給電点14bにおいて第2の周波数についての高周波用パッチ14のインピーダンスが給電線16のインピーダンスと整合するように決定される。
給電線16は、接地電極11及び基板10に垂直方向に形成された貫通孔18と、導体24と導体22の間を通って通信回路(図示せず)と接続される。給電線16も、給電線15と同様に、中心部に位置する内側導線と、その内側導線の周囲に設けられた外周導体とを有する同軸線路である。これにより、給電線16のインピーダンスを高周波用パッチ14のインピーダンスと整合させることが容易となる。そして、給電線16の外周導体は接地電極11と接続され、内側導線が誘電体12の下層12aの貫通孔21内の導体22と導体24の間を通り、誘電体12の上層12bを貫通して給電点14bにて高周波用パッチ14と接続される。
給電線15と給電線16とは、給電線15を通る信号と給電線16を通る信号との間で電磁波干渉が生じることを防止できる程度に離して配置されることが好ましい。本実施形態では、給電線15及び給電線16は、給電線15、各パッチの中心及び給電線16の順で直線状に並ぶように配置される。変形例では、給電線15と各パッチの中心を結ぶ線と、給電線16と各パッチの中心を結ぶ線とが略直交するように、給電線15と給電線16は配置されてもよい。あるいはまた、給電線15と各パッチの中心を結ぶ線と、給電線16と各パッチの中心を結ぶ線とが鈍角をなすように、給電線15と給電線16は配置されてもよい。
なお、接地電極11、低周波用パッチ13、高周波用パッチ14、及び円筒状導体22、24は、例えば、銅、金、銀、ニッケルといった金属またはこれらの合金若しくはその他の導電性を有する材料によって形成される。また誘電体12は、例えば、FR-4といったガラスエポキシ樹脂により形成される。あるいは、誘電体12は、層状に形成可能な他の誘電体であってもよい。
上記のような構成を有することにより、パッチアンテナ1は、基板10の表面に対して垂直に形成した仮想的なモノポールアンテナの放射特性と類似する放射特性を有する。
図3は、第1の周波数が950MHzである場合における、TM01モードについてのパッチアンテナ1の放射特性のシミュレーション結果を示す図である。図3において、x軸は基板10の表面と平行な方向を表し、z軸は基板10の表面に対して垂直な方向を表す。したがって、パッチアンテナ1が人体の表面に取り付けられた状態では、x軸は人体の表面と略平行な方向となり、z軸は、人体の表面に対して略垂直な方向となる。そしてグラフ300は、パッチアンテナ1の利得(dBi単位)を濃度で表す。濃度が濃いほど、利得も高い。図3から明らかなように、パッチアンテナ1では、周波数950MHzにおいて、基板10の表面に対して平行な面に沿った利得が基板10の表面に対して垂直な方向の利得よりも高いことが分かる。
図4は、第1の周波数が950MHzである場合における、S22パラメータのシミュレーション結果を示す図である。なお、図4において、横軸は周波数(GHz単位)を表し、縦軸はS22パラメータの絶対値をデシベル単位で表す。グラフ400は、パッチアンテナ1のS22パラメータのシミュレーション値を示す。
グラフ400に示されるように、950MHzにおいて、S22パラメータの値は、良好なアンテナ特性の目安とされる-10dB以下となっていることが分かる。
図5は、第2の周波数が2.45GHzである場合における、TM01モードについてのパッチアンテナ1の放射特性のシミュレーション結果を示す図である。図5において、x軸は基板10の表面と平行な方向を表し、z軸は基板10の表面に対して垂直な方向を表す。したがって、パッチアンテナ1が人体の表面に取り付けられた状態では、x軸は人体の表面と略平行な方向となり、z軸は、人体の表面に対して略垂直な方向となる。そしてグラフ500は、パッチアンテナ1の利得(dBi単位)を濃度で表す。濃度が濃いほど、利得も高い。図5から明らかなように、パッチアンテナ1では、周波数2.45GHzにおいて、基板10の表面に対して平行な面に沿った利得が基板10の表面に対して垂直な方向の利得よりも高いことが分かる。
図6は、第2の周波数が2.45GHzである場合における、S11パラメータのシミュレーション結果を示す図である。なお、図6において、横軸は周波数(GHz単位)を表し、縦軸はS11パラメータの絶対値をデシベル単位で表す。グラフ600は、パッチアンテナ1のS11パラメータのシミュレーション値を示す。グラフ600に示されるように、2.45GHzにおいて、S11パラメータの値は、-10dB以下となっていることが分かる。
なお、図3〜図6に示されたシミュレーション値は、有限積分法を用いた電磁界シミュレーションにより算出した。
以上に説明してきたように、このパッチアンテナは、基板の表面に対して垂直な方向のサイズが小さく、かつ、基板の表面に対して仮想的に垂直に設けたものポールアンテナと類似する放射特性を持つ。そのため、このパッチアンテナは、BANでの使用に適している。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されるものではない。他の実施形態によれば、パッチアンテナは、3種類以上の周波数を利用可能なように、3層以上に積層されたパッチを有してもよい。
図7は、3種類の周波数を利用可能な、第2の実施形態によるパッチアンテナ2の概略平面図であり、図8は、図7のBB’における線において矢印の方向に沿って見たパッチアンテナ2の概略側面断面図である。パッチアンテナ2は、下側から順に、絶縁体である基板30と、接地電極31と、誘電体32とを有する。さらにパッチアンテナ2は、下側から順に、誘電体32の内部に配置された低周波用パッチ33及び中周波用パッチ34と、誘電体32の上面に設けられた高周波用パッチ35とを有する。さらに、パッチアンテナ2は、各パッチ33〜35に給電する給電線36〜38を有する。なお、パッチアンテナ2がBANに利用される場合、例えば、図8における基板30の下側の面が人体の表面に対向するように、パッチアンテナ2は人体に取り付けられる。
第1の実施形態と同様に、パッチアンテナ2が有する各パッチ33〜35は、それぞれ、リング状に形成された平板状の導体であり、接地電極31と略平行に積層され、各パッチ33〜35は、その中心が略一致するように配置される。そして最も下側に配置されるパッチ33は、パッチアンテナ2が利用可能な3種類の周波数のうちの最も低い第1の周波数(例えば、440MHz)に対応する。パッチ34は、パッチアンテナ2が利用可能な3種類の周波数のうちの中間の第2の周波数(例えば、950MHz)に対応する。そして最も上側に配置されるパッチ35は、パッチアンテナ2が利用可能な3種類の周波数のうちの最も高い第3の周波数(例えば、2.45GHz)に対応する。パッチ33〜35の外径及び内径は、パッチ33〜35が送信または受信する信号の周波数が共振周波数となるように設定される。したがって、パッチ33の外径及び内径が最も大きく、パッチ35の外径及び内径が最も小さい。
パッチ33〜35は、それぞれ、その内縁部において、下端が接地電極31と接する円筒状の導体39〜41の上端と接続されている。そのため、パッチ33〜35は、その内縁部を介して接地電極31と電気的に接続されている。またパッチ33は、その内縁部よりも外側に位置する給電点33aにて、同軸線路である給電線36の内側導線と接続されている。同様に、パッチ34は、その内縁部よりも外側に位置する給電点34aにて、同軸線路である給電線37の内側導線と接続されている。さらに、パッチ35は、その内縁部よりも外側に位置する給電点35aにて、同軸線路である給電線38の内側導線と接続されている。各給電線が有する同軸線路の外周導体は、それぞれ、接地電極31と接続されている。
そして給電点33a及び給電線36は、パッチ33の内縁よりも外側で、第1の周波数において給電線36のインピーダンスとパッチ33のインピーダンスが整合する位置に配置される。また、給電線37の内側導線は、導体39と導体40の間を通るように配置される。そして給電線37が接続する給電点34aは、パッチ34の内縁よりも外側かつパッチ33の内縁よりも内側で、第2の周波数において給電線37のインピーダンスとパッチ34のインピーダンスが整合する位置に配置される。同様に、給電線38の内側導線は、導体40と導体41の間を通るように配置される。そして給電線38が接続する給電点35aは、パッチ35の内縁よりも外側かつパッチ34の内縁よりも内側で、第3の周波数において給電線38のインピーダンスとパッチ35のインピーダンスが整合する位置に配置される。
また、各給電線36〜38を通る信号間で電磁波干渉が生じることを防止するために、各給電線36〜38と各パッチの中心を結ぶ3本の直線のそれぞれがなす角が120°となるように、各給電線36〜38及び各給電点33a〜35aは配置される。なお、各給電線36〜38のうちの何れか二つが、各パッチの中心を挟んで直線状に並ぶように配置され、他の一つと各パッチの中心を結ぶ直線が、その二つの給電線を結ぶ直線に対して直交するように、各給電線は配置されてもよい。
第2の実施形態によるパッチアンテナ2は、上記のような構成を有することにより、3種類の周波数を利用できる。そしてパッチアンテナ2も、第1〜第3の周波数において、基板30の表面に対して垂直に設けられた仮想的なモノポールアンテナの放射特性と同様の放射特性を持つ。そしてパッチアンテナ2において、接地電極31から最も上側のパッチ35までの高さは、高々数mm程度であり、パッチアンテナ2の垂直方向のサイズは小さい。したがって、このパッチアンテナ2も、BANにおいて好適に利用できる。
ここに挙げられた全ての例及び特定の用語は、読者が、本発明及び当該技術の促進に対する本発明者により寄与された概念を理解することを助ける、教示的な目的において意図されたものであり、本発明の優位性及び劣等性を示すことに関する、本明細書の如何なる例の構成、そのような特定の挙げられた例及び条件に限定しないように解釈されるべきものである。本発明の実施形態は詳細に説明されているが、本発明の精神及び範囲から外れることなく、様々な変更、置換及び修正をこれに加えることが可能であることを理解されたい。
1、2 パッチアンテナ
10、30 基板
11、31 接地電極
12、32 誘電体
13、33 低周波用パッチ
34 中周波用パッチ
14、35 高周波用パッチ
13b、14b、33a〜35a 給電点
15、16、36〜38 給電線
22、24、39〜41 円筒状導体

Claims (4)

  1. 基板と、
    基板上に配置された接地電極と、
    前記接地電極よりも上側に配置され、第1の周波数を持つ信号を空中へ送信または空中から受信するために、当該第1の周波数に対応する外径を持つリング状に形成された導電性を有する第1のパッチと、
    前記第1のパッチよりも上側に配置され、前記第1の周波数よりも高い第2の周波数を持つ信号を空中へ送信または空中から受信するために、当該第2の周波数に対応する外径を持つリング状に形成された導電性を有する第2のパッチと、
    前記接地電極上に配置され、前記接地電極、前記第1のパッチ及び前記第2のパッチが略平行となるように前記第1のパッチ及び前記第2のパッチを支持する誘電体と、
    一端が前記第1のパッチの内縁と接続され、他端が前記接地電極と接続される円筒状の第1の導体と、
    前記第1の導体内を通るように配置され、一端が前記第2のパッチの内縁と接続され、他端が前記接地電極と接続される円筒状の第2の導体と、
    前記第1のパッチの内縁よりも外側に位置する第1の給電点において前記第1のパッチと接続され、少なくとも一部が同軸線路である第1の給電線と、
    前記第1の導体と前記第2の導体との間を通り、前記第2のパッチの内縁よりも外側に位置する第2の給電点において前記第2のパッチと接続され、少なくとも一部が同軸線路である第2の給電線と、
    を有するパッチアンテナ。
  2. 前記第1の給電線及び前記第2の給電線は、前記第1の給電線、前記第1のパッチの中心、及び前記第2の給電線の順に直線状に並べて配置される、請求項1に記載のパッチアンテナ。
  3. 前記第1の給電線と前記第1のパッチの中心を結ぶ線と、前記第2の給電線と前記第1のパッチの中心を結ぶ線とが直交するように前記第1の給電線及び前記第2の給電線が配置される、請求項1に記載のパッチアンテナ。
  4. 前記第2のパッチよりも上側に配置され、前記第2の周波数よりも高い第3の周波数を持つ信号を空中へ送信または空中から受信するために、当該第3の周波数に対応する外径を持つリング状に形成された導電性を有する第3のパッチと、
    前記第2の導体内を通るように配置され、一端が前記第3のパッチの内縁と接続され、他端が前記接地電極と接続される円筒状の第3の導体と、
    前記第2の導体と前記第3の導体との間を通り、前記第3のパッチの内縁よりも外側に位置する第3の給電点において前記第3のパッチと接続され、少なくとも一部が同軸線路である第3の給電線と、
    をさらに有する請求項1〜3の何れか一項に記載のパッチアンテナ。
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