JP2013089307A - インジェクタ付き減圧弁およびこれを備えた燃料電池システム - Google Patents

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Abstract

【課題】インジェクタ付き減圧弁の小型・軽量化を図る。
【解決手段】インジェクタ付き減圧弁5は、バルブ室12を有するボディ11と、高圧流体をバルブ室12に導入する導入口17と、減圧された流体をバルブ室12から第2水素供給流路3bに送り出す送出口15と、バルブ室12内に収容されるシャトル弁体13と、送出口15の一端に設けられシャトル弁体13が離接可能な弁座18と、シャトル弁体13の背面22とバルブ室12の壁面12aにより囲繞されシャトル弁体13とバルブ室12の壁面12aとの隙間20を介して導入口17に連通する背圧室25と、背圧室25に連通し背圧室25の流体を排出する背圧流路26と、シャトル弁体13を弁座18に接近する方向に付勢するスプリング14と、背圧流路26を介して排出された背圧室25の流体を断続時間間隔を調整して第2水素供給流路3bに送出するインジェクタ30と、を備える。
【選択図】図2

Description

この発明は、インジェクタ付き減圧弁およびこれを備えた燃料電池システムに関するものである。
高圧の燃料タンクから燃料電池に燃料を供給して発電を行う燃料電池システムでは、一般に、燃料タンクの下流に遮断弁と減圧弁を設け、燃料タンクから流出した高圧の燃料ガスを減圧弁で減圧して燃料電池に供給している。
また、燃料電池から排出される燃料オフガスを再び燃料電池に燃料として供給する燃料循環型の燃料電池システムがあり、この燃料オフガスを循環させるデバイスとしてエゼクタが多く用いられている。
さらに、減圧弁の下流であってエゼクタの上流に、エゼクタに直結してインジェクタを設置し、インジェクタ作動時に発生する負圧によってエゼクタの吸引能力を増大させるようにした燃料電池システムも知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−196401号公報
しかしながら、減圧弁の下流にエゼクタと直結のインジェクタを設置した前記従来の燃料電池システムでは、インジェクタの比較的に狭い供給圧力範囲内に調圧するために、高精度な減圧弁が必要になり、コストアップになるという課題がある。
また、インジェクタの作動圧力を高くすると、耐圧の関係からインジェクタの開口面積を大きくすることが困難となり、開口面積を小さくせざるを得ない。ところが、開口面積の小さいインジェクタでは流量が少なくなるため、大流量を流すためには多数のインジェクタを並列的に配置しなければならず、システムのコストアップ、容積増大、重量増大という課題が生じる。
そこで、この発明は、小型・軽量化、コストダウンを図ることができるインジェクタ付き減圧弁およびこれを備えた燃料電池システムを提供するものである。
この発明は、上記課題を解決するために以下の手段を採用した。
請求項1に係る発明は、上流に高圧流体源(例えば、後述する実施例における水素タンク2)と遮断弁(例えば、後述する実施例における主止弁4)とが配置され、前記遮断弁を通過した高圧流体(例えば、後述する実施例における水素ガス)を導入して減圧し、下流に送る減圧弁であって、内部空間(例えば、後述する実施例におけるバルブ室12)を有するボディ(例えば、後述する実施例におけるボディ11)と、前記ボディに設けられ前記高圧流体を前記内部空間に導入する導入流路(例えば、後述する実施例における導入口17)と、前記ボディに設けられ減圧された流体を前記内部空間から送り出す送出流路(例えば、後述する実施例における送出口15)と、前記ボディの前記内部空間にて前記導入流路と前記送出流路との間に配置されるシャトル弁体(例えば、後述する実施例におけるシャトル弁体13)と、前記送出流路における前記内部空間側の一端に設けられ、前記シャトル弁体が離接可能なシャトル弁座(例えば、後述する実施例における弁座18)と、前記シャトル弁体の背面(例えば、後述する実施例における背面22)と前記ボディの前記内部空間の壁面(例えば、後述する実施例における壁面12a)により囲繞され、前記シャトル弁体と前記内部空間の壁面との隙間(例えば、後述する実施例における隙間20)を介して前記導入流路に連通する背圧室(例えば、後述する実施例における背圧室25)と、前記背圧室に連通し該背圧室の流体を排出する背圧流路(例えば、後述する実施例における背圧流路26)と、前記シャトル弁体を前記シャトル弁座に接近する方向に付勢する付勢手段(例えば、後述する実施例におけるスプリング14)と、前記背圧流路を介して排出された前記背圧室の流体を断続時間間隔を調整して前記送出流路または該送出流路に連通する流路に送出するインジェクタ(例えば、後述する実施例におけるインジェクタ30)と、を備えることを特徴とするインジェクタ付き減圧弁(例えば、後述する実施例における減圧弁5)である。
請求項2に係る発明は、燃料供給路から燃料が供給され酸化剤供給系から酸化剤が供給されて発電をする燃料電池(例えば、後述する実施例における燃料電池スタック1)と、前記燃料電池から排出された燃料オフガスを再び前記燃料電池に燃料として供給するための燃料循環路(例えば、後述する実施例における循環流路40)と、を備え、前記燃料供給路は、上流側から順に、高圧流体源(例えば、後述する実施例における水素タンク2)と、遮断弁(例えば、後述する実施例における主止弁4)と、請求項1に記載のインジェクタ付き減圧弁(例えば、後述する実施例における減圧弁5)と、燃料循環用のエゼクタ(例えば、後述する実施例におけるエゼクタ7)を備えることを特徴とする燃料電池システムである。
請求項1に係る発明によれば、インジェクタの作動によりシャトル弁体がシャトル弁座から離反する方向(開弁方向)へ移動し、要求流量の流通を確保することができる。ここで、インジェクタの作動目的はインジェクタ自身で要求流量を確保するのではなく、背圧室の圧力を調圧してシャトル弁体を開弁させることにあるので、高圧の流体圧力で作動するインジェクタが1つで済む。しかも、インジェクタは背圧室の圧力を調圧することにより、結果的に送出流路内の圧力を調整する機能がある。
また、減圧弁は構造が簡単であること、および、インジェクタが1つで済むことから、減圧弁の小型・軽量化およびコストダウンを図ることができる。
さらに、減圧弁の上流に遮断弁が設けられており、遮断弁によって高圧流体を遮断することができるので安全性が高く、インジェクタに完全なシールが必ずしも必要でなくなる。
請求項2に係る発明によれば、減圧弁の小型・軽量化により、燃料電池システムを軽量、コンパクトにすることができ、コストダウンを図ることができる。また、インジェクタのデューティ比制御により、要求発電量に応じた燃料ガスの供給を実現することができる。
また、減圧弁の上流に遮断弁が設けられており、遮断弁によって高圧流体を遮断することができるので、燃料電池システムの安全性が高い。また、インジェクタに完全なシールが必ずしも必要でなくなり、燃料電池システムを簡素化することができる。
この発明に係る燃料電池システムの実施例における概略構成図である。 この発明に係るインジェクタ付き減圧弁の実施例における構成図であり、一部を断面にして示す図である。 タンク圧とインジェクタの出口圧とガス流量の関係を示す図である。 インジェクタの流量特性図である。 インジェクタのデューティ比マップの一例である。 インジェクタのデューティ比のフィードバック制御を示すフローチャートである。 インジェクタのデューティ比をフィードバック制御した場合の効果を説明する図である。
以下、この発明に係るインジェクタ付き減圧弁とこれを備えた燃料電池システムの実施例を図1から図7の図面を参照して説明する。
図1は、燃料電池システムの概略構成図であり、この実施例における燃料電池システムは、燃料電池車両に搭載されて駆動源としてのモータ等に電力を供給する態様である。
図1において符号1は、燃料としての水素と酸化剤としての酸素が供給されて発電をする燃料電池スタック(燃料電池)を示している。燃料電池スタック1は、例えば固体高分子型燃料電池(Polymer Electrolyte Fuel Cell:PEFC)であり、MEA(Membrane Electrode Assembly、膜電極接合体)をセパレータ(図示しない)で挟持してなる単セルが複数積層されて構成されている。
燃料電池スタック1には、高圧の水素ガス(高圧流体)を貯蔵する水素タンク(高圧流体源)2から水素供給流路3を介して所定圧力および所定流量の水素ガスが供給されるとともに、図示しない空気供給系(酸化剤供給系)を介して酸素を含む空気が所定圧力および所定流量で供給される。
水素タンク2は、長手方向の両端が略半球状の筒状をなし、その長手方向の一端が開口し、この開口部2aは主止弁(遮断弁)4が取り付けられることで塞がれている。主止弁4は水素タンク2の内部と水素供給流路3とを連通・遮断する遮断弁である。
水素供給流路3には、その上流側から、インジェクタ付き減圧弁(以下、減圧弁と略す)5とエゼクタ7が設けられている。なお、以下の説明では、水素供給流路3において、主止弁4と減圧弁5とを接続する流路を第1水素供給流路3a、減圧弁5とエゼクタ7とを接続する流路を第2水素供給流路3b、エゼクタ7と燃料電池スタック1とを接続する流路を第3水素供給流路3cと称す。
水素タンク2から放出される高圧(例えば、35MPaあるいは70MPa等)の水素ガスは、減圧弁5によって所定の圧力(例えば、1MPa以下)に減圧されてエゼクタ7に供給される。減圧弁5については後で詳述する。エゼクタ7は、燃料電池スタック1から排出される水素オフガスを循環させることにより、未利用の水素を利用するために、水素オフガスを再び水素供給流路3に戻すデバイスである。燃料電池スタック1から排出された水素オフガスは、循環流路(燃料循環路)40を介してエゼクタ7に供給される。
ここで、水素タンク2、主止弁4、水素供給流路3、減圧弁5、エゼクタ7は燃料供給路を構成する。したがって、燃料供給路は、上流側から順に、水素タンク(高圧流体源)2、主止弁(遮断弁)4、インジェクタ付き減圧弁5、燃料循環用のエゼクタ7を備えている。
第1水素供給流路3aには圧力計8が設けられ、第3水素供給流路3cには流量センサ6と圧力センサ9が設けられている。圧力センサ8は、水素タンク2から供給される水素ガスの圧力を検出しており、ほぼ水素タンク2内の圧力と一致する。圧力センサ9は、燃料電池スタック1に供給される水素ガスの圧力を検出し、流量センサ6は、燃料電池スタック1に供給される水素ガスの流量を計測する。
これらセンサ6,8,9は検出値に応じた電気信号を制御装置50に出力する。この制御装置50は後述するように減圧弁5のインジェクタ30のデューティ比制御を行い、燃料電池スタック1に供給する水素ガスの流量または圧力を制御する。
次に、図2を参照して減圧弁5について詳述する。減圧弁5は、高圧仕様のシャトル弁10とインジェクタ30とを備えて構成されている。
シャトル弁10は、内部に円筒状のバルブ室(内部空間)12が形成されたボディ11と、バルブ室12内に軸方向へ移動可能に収容されたシャトル弁体13と、シャトル弁体13を閉弁方向に付勢するスプリング(付勢手段)14と、を備えている。
ボディ11の軸方向一端側(図2において右端)には、バルブ室12に連通する送出口(送出流路)15が設けられ、ボディ11の軸方向他端側(図2において左端)には、バルブ室12に連通する背圧導出口16が設けられ、ボディ11の外周部であって送出口15に近い部位には、バルブ室12に連通する導入口(導入流路)17が設けられている。導入口17は第1水素供給流路3aに接続され、水素タンク2から供給される水素ガスをバルブ室12内に導入する。送出口15は第2水素供給流路3bに接続され、送出口15から送出される水素ガスが燃料電池スタック1に供給される。
送出口15においてバルブ室12側の端部は、シャトル弁体13が離接可能な弁座(シャトル弁座)18となっている。
バルブ室12に収容されているシャトル弁体13は略円柱状をなし、弁座18と対向する主面19が球殻の一部をなす凸曲面に形成されている。シャトル弁体13の外周部には、バルブ室12の壁面(壁面)12aとの間にリング状の隙間20を形成するオリフィスリング21が取り付けられている。オリフィスリング21は、バルブ室12の壁面12aとの間にリング状の隙間20を保持しながら、シャトル弁体13と一体となってバルブ室12内を軸方向(図2において左右方向)に移動する。
このオリフィスリング21によってバルブ室12は左右二室に区画されることとなり、導入口17および送出口15に連なる部屋は高圧室24、背圧導出口16に連なる部屋は背圧室25となっていて、高圧室24と背圧室25はリング状の隙間20によって連通している。
なお、導入口17は、シャトル弁体13の軸方向移動に関わらず常に高圧室24と直接連通する位置に配置されており、導入口17が背圧室25に直接連通することはない。
つまり、背圧室25は、シャトル弁体13の背面22とバルブ室12の壁面12aとにより囲繞されて形成されており、オリフィスリング21とバルブ室12の壁面12aとの間の隙間20を介して導入口17に連通している。
スプリング14は背圧室25に収容されており、バルブ室12の背圧導出口16側の端面とシャトル弁体13の背面22との間に介装され、シャトル弁体13を弁座18に接近する方向(すなわち、閉弁方向)に付勢している。
このシャトル弁10では、シャトル弁体13が弁座18から離反したときに、高圧室24を介して導入口17と送出口15が連通する。したがって、シャトル弁体13は、バルブ室12において導入口17と送出口15との間に配置されていると言える。
シャトル弁10の背圧導出口16は、背圧流路26を介してインジェクタ30の流入部31に接続され、インジェクタ30の出口ノズル32は排出流路33を介して、シャトル弁10の送出口15に接続された第2水素供給流路3bに接続されている。インジェクタ30は、背圧室25の水素ガスを断続時間間隔を調整して第2水素供給流路3bに送出する。
インジェクタ30は周知技術であるので、その構成の詳細説明を省略し、以下に概略説明を記す。
インジェクタ30は、出口ノズル32の上流側に開閉駆動部33を有する。開閉駆動部33は、制御装置50に電気的に接続され、制御装置50からの出力信号により流路の開閉を制御される。開閉駆動部33は、例えば、弁体を電磁駆動力で直接的に所定の駆動周期で駆動して弁座から離反させることで、二次側である出口ノズル32への水素ガスの流量や圧力を調整可能な電磁駆動式の開閉弁の構成を有している。開閉駆動部33を制御することにより、出口ノズル32への水素ガスの供給を遮断できると共に、出口ノズル32に主流ガスを間欠的に供給できるようになっている。
開閉駆動部33は、例えば、弁体および弁座からなる主弁部分と、コイル、鉄心、およびプランジャを有するソレノイド部分と、で構成されている。開閉駆動部33は、前記コイルに給電する電流のオン・オフにより、基本的に「開」および「閉」の二位置で用いられる。つまり、インジェクタ30は、開閉駆動部33での開時間及び開閉タイミングを変える(すなわち、断続時間間隔を調整する)ことで、出口ノズル32への水素ガスの供給流量を制御する。この制御方法としては、開閉駆動部33の前記コイルに給電するパルス状励磁電流のデューティ比を変化させるデューティ制御を用いると好適である。ここで、デューティ比とは、パルス状励磁電流のON時間を、パルス状励磁電流のON時間とOFF時間とを加算したスイッチング周期で除したものである。
このように構成された減圧弁5の開弁動作を説明する。
閉弁時の減圧弁5は、インジェクタ30の開閉駆動部33のコイルに電流が流れていないのでインジェクタ30は閉弁しており、シャトル弁体13もスプリング14によって付勢されたシャトル弁体13が弁座18に着座して閉じている。このとき、水素タンク2内の圧力が、第1水素供給流路3a、導入口17、高圧室24、リング状の隙間20を介して背圧室25に加わり、背圧流路26を介してインジェクタ30の流入部31に加わるので、これらの領域は水素タンク2内の圧力とほぼ同圧の高圧となっている。一方、シャトル弁10とインジェクタ30が閉弁しているので、送出口15と排出流路33には水素タンク2内の圧力が印加せず、低圧となっている。
この閉弁状態の減圧弁5を開弁するときには、インジェクタ30の開閉駆動部33のコイルに電流を流し、インジェクタ30を開弁する。すると、シャトル弁10の背圧室25の水素ガスが、送出口15から背圧流路26を通ってインジェクタ3に供給され、出口ノズル32から送出された水素ガスが排出流路33を通って第2水素供給流路3bに排出される。その結果、第2水素供給流路3bに接続されているシャトル弁10の送出口15内の圧力が上昇する。一方、背圧室25内の圧力は背圧流路26への水素ガス流出により低下するが、背圧室25は、オリフィスリング21とバルブ室12の壁面12aとの間のリング状の隙間20を介して高圧室24に連通しているので、水素タンク2に連なる第1水素供給流路3aの水素ガスが、導入口17、高圧室24、隙間20を通って背圧室25に流れ込み、背圧室25内の圧力を上昇させる。しかしながら、隙間20の開口面積は小さいので、背圧室25の圧力低下分の全てを補充することはできない。その結果、背圧室25内の圧力P2は、水素タンク2内の圧力とほぼ同等の高圧室24内の圧力P1よりも小さく、且つ、送出口15内の圧力P3よりも大きい値となる(P1>P2>P3)。
そして、この圧力差に基づきシャトル弁体13には、シャトル弁体13を開弁方向(図2において左方)へ押す力が作用し、この力がスプリング14による閉弁方向(図2において右方)への付勢力に勝ると、シャトル弁体13が弁座18から離反し、シャトル弁10が開弁する。
シャトル弁10が開弁すると、第1水素供給流路3a内の水素ガスは導入口17から高圧室24を介して送出口15へと流れ、さらに第2水素供給流路3bへと流れていく。なお、シャトル弁10が開弁したときにシャトル弁10を流れる水素ガスの流量は、インジェクタ30を通って背圧室25から第2水素供給流路3bへ流れていく水素ガスの流量よりも極めて大きい。
シャトル弁10の作動原理について詳述すると、図2に示すように、シャトル弁体13の背面22における受圧面積をS1、シャトル弁体13の送出口15内における受圧面積をS2とすると、次の式(1)の不等式が成立したときに、シャトル弁10が開弁する。なお、FSはスプリング14の弾性力である。
(S1−S2)・P1+S2・P3>S1・P2+FS ・・・ 式(1)
そして、シャトル弁体13が弁座18から離反した後、次の式(2)が成立したところで、シャトル弁体13の開弁方向への移動が停止し、シャトル弁体13のストローク量が決まる。
(S1−S2)・P1+S2・P3=S1・P2+FS ・・・ 式(2)
したがって、第1水素供給流路3a内の圧力P1と、背圧室25内の圧力P2と、送出口15内の圧力P3によってシャトル弁10の弁開時のストローク量が決まり、その結果、シャトル弁10の弁開時の開口面積が決まって、シャトル弁10を流通する水素ガスの流量が決まることとなる。なお、第1水素供給流路3a内の圧力P1は水素タンク2内の圧力とほぼ等しいので、以下の説明では、P1を水素タンク2内の圧力という場合もある。
ところで、この減圧弁5では、インジェクタ30の開閉駆動部33のコイルへの通電をデューティ比制御することによって、背圧室25の圧力を調整することができる。したがって、インジェクタ30の開閉駆動部33のコイルへの通電をデューティ比制御することによって、燃料電池スタック1への水素ガスの供給量を制御することが可能となる。
例えば、燃料電池スタック1への水素ガスの供給量が少なくてよい場合、換言すると水素ガスの消費量が小さい場合には、インジェクタ30のデューティ比を低く制御することで、背圧室25の圧力P2を水素タンク2内の圧力P1に近い値とし、メインバルブ18の開弁ストロークを小さくして(ゼロも含む)、シャトル弁10の開口面積を小さくする。
一方、燃料電池スタック1への水素ガスの供給量が多い場合、換言すると水素ガスの消費量が大きい場合には、インジェクタ30のデューティ比を高く制御することで、背圧室25の圧力P2を水素タンク2内の圧力P1よりも十分に低い値とし、シャトル弁10の開弁ストロークを大きくして、必要な開口面積を確保する。
なお、燃料電池スタック1に要求される水素ガス流量(以下、要求流量という)は、燃料電池スタック1に対する要求発電量から決定することができるが、これに燃料電池スタック1から系外に排出される水素ガスのパージ量を加算すると、水素ガスの要求流量をより正確に決定することができる。
次に、水素ガスの要求流量と、水素タンク2内の圧力(以下、タンク圧と略す)P1と、インジェクタ30のデューティ比との関係を予めマップに記憶しておき、このマップを用いてインジェクタ30のデューティ比を決定する方法を説明する。
まず、実験により、タンク圧P1毎に、送出口15内の圧力(以下、出口圧と略す)P3と、減圧弁50を流通するガス流量の関係を求める。図3は、タンク圧P1と出口圧P3とガス流量の関係の一例を示したものである。同じガス流量で比較すると、タンク圧P1が高いほど出口圧P3を高圧にすることができる。
ところで、減圧弁5の下流にはエゼクタ7などのデバイスが設けられているため、出口圧P3はこれら下流のデバイスの圧力条件の制約を受ける。つまり、出口圧P3は下流のデバイスの下限圧力から上限圧力の間になければならない。そこで、この圧力範囲から外れないように、タンク圧P1毎にインジェクタ30のデューティ比の範囲を決定する。
例えば、タンク圧P1が高いときであって、ガス流量を小さくしていくと出口圧P3が前記上限圧力を越えてしまうときがある場合には、そのタンク圧P1では出口圧P3が上限圧力を超えない範囲でガス流量を制御することとし、出口圧P3が上限圧力と等圧となったときのガス流量を該タンク圧P1での最少流量として、そのときのインジェクタ30のデューティ比をデューティ比の下限値とする。
同様に、タンク圧P1が低いときであって、ガス流量を大きくしていくと出口圧P3が前記下限圧力を下回ってしまうときがある場合には、そのタンク圧P1では出口圧P3が下限圧力を下回らない範囲でガス流量を制御することとし、出口圧P3が下限圧力と等圧となったときのガス流量を該タンク圧P1での最大流量として、そのときのインジェクタ30のデューティ比をデューティ比の上限値とする。
次に、このようにしてタンク圧P1毎に決定したインジェクタ30のデューティ比範囲内で、図4に示すように、タンク圧P1毎に、ガス流量を変化させたときの各ガス流量に対応するインジェクタ30のデューティ比を測定する。図4は、タンク圧P1毎に求めたガス流量とデューティ比との関係の一例を示している。
次に、この測定結果に基づいて、図5に示されるように、タンク圧P1と、ガス流量と、インジェクタ30のデューティ比とを対応させたデューティ比マップを作成する。
このようなデューティ比マップを制御装置50に記憶させておくと、圧力センサ8により検出したタンク圧P1と、燃料電池スタック1の要求発電量から算出される水素ガスの要求流量に基づいて、インジェクタ30のデューティ比を決定することができる。なお、要求流量が、図5に示されるデューティ比マップに記載されているガス流量値とガス流量値の間である場合には、補間法等を用いてデューティ比を決定する。また、この実施例における燃料電池システムは燃料電池車両に搭載された態様であることから、要求発電量はアクセルペダル(図示略)の踏み込み量等に基づいて制御装置50によって算出される。
ところで、このようにタンク圧P1と水素ガスの要求流量に基づき図5のデューティ比マップを用いてインジェクタ30のデューティ比を決定し、インジェクタ30のデューティ比制御を行うと、図7(a)に示すように水素ガスの要求流量が急激に変化した場合に、減圧弁5の応答遅れにより、図7(b)に示すように減圧弁5を実際に流通する水素ガスの実流量と要求流量との間に大きな誤差が生じることがある。特に、車両に搭載された燃料電池システムでは、要求発電量の急激な変化は車両の加減速要求などにより多いに起こり得る事象である。なお、図7(a)は要求流量と実流量の変化を示す図であり、図7(b)は要求流量と実流量との差の時間的変化を示す図であり、図7(b)において破線は差が0を示し、一点鎖線は許容上下限を示す。
そこで、要求流量と実流量との間の差分に基づいてインジェクタ30のデューティ比の補正を行いフィードバック制御を行うと、要求流量に対する応答性を向上させることができる。
次に、インジェクタ30のデューティ比のフィードバック制御を図6に示すフローチャートにしたがって説明する。このデューティ比のフィードバック制御は、制御装置50により一定時間毎に繰り返し行われる。
まず、ステップS101において、圧力センサ8により検出された水素タンク2のタンク圧P1と、燃料電池スタック1に要求される水素ガスの要求流量に基づき、図5に示すデューティ比マップを用いてインジェクタ30のデューティ比指令値を決定する。なお、水素ガスの要求流量は燃料電池スタック1に対する要求発電量に基づいて算出する。
次に、ステップS102に進み、流量センサ6により計測された実流量と要求流量との差の絶対値が所定値(許容範囲)を越えているか否かを判定する。
ステップS102における判定結果が「NO」(差が許容範囲内)である場合には、デューティ比は適正であるので補正を行わず、リターンする。
一方、ステップS102における判定結果が「YES」(差が許容範囲外)である場合には、ステップS103に進み、デューティ比の補正量を算出し、ステップS101において設定したデューティ比指令値に対してこの補正量分だけ補正して、補正後のデューティ比指令値(デューティ比補正指令値)を決定し、リターンする。
なお、デューティ比の補正量は、次の式(3)に示すように、実流量と要求流量との差に、減圧弁5から燃料電池スタック1までの配管容積やインジェクタ30の応答性能等によって決まる定数Aを乗じて算出することができる。
デューティ比補正量=A・(実流量−要求流量) ・・・式(3)
図7(c)は、インジェクタ30のデューティ比の時間的変化を補正前後で比較した図であり、図7(d)は要求流量と実流量との差の時間的変化を示す図であり、図7(d)において破線は差が0を示し、一点鎖線は許容上下限を示す。このようにデューティ比を補正すると、水素ガスの要求流量が急激に変化した場合にも、要求流量と実流量との差を許容範囲内に収めることができる。
なお、図3からも明らかなように、減圧弁5を流通するガス流量と出口圧(送出口15内の圧力)P3との間には、ガス流量が大きくなるほど出口圧P3が小さくなり、ガス流量が小さくなるほど出口圧P3が大きくなるという相関関係がある。そこで、要求流量を目標出口圧と置き換え、実流量を実出口圧と置き換えて、目標出口圧と実出口圧の差分に基づいてインジェクタ30のデューティ比の補正を行いフィードバック制御を行うことも可能である。その場合には、ステップS102における処理を、目標出口圧と実出口圧の差の絶対値が所定値(許容範囲)を越えているか否かに置き換えればよい。
この減圧弁5においては、インジェクタ30の作動によりシャトル弁10を開弁し、シャトル弁10で要求流量の流通を確保することができる。ここで、インジェクタ30の作動目的はインジェクタ30自身で要求流量を確保するのではなく、シャトル弁10の背圧室25の圧力を調圧してシャトル弁10を開弁させることにあるので、高圧の流体圧力で作動するインジェクタ30が1つで済む。しかも、インジェクタ30は背圧室25の圧力を調圧することにより、結果的に送出口15および第2水素供給流路3b内の圧力を調整する機能がある。
また、シャトル弁10は構造が簡単であること、および、前述したようにインジェクタ30が1つで済むことから、減圧弁5の小型・軽量化およびコストダウンを図ることができる。
また、減圧弁5の上流に遮断弁としての主止弁4が設けられており、主止弁4によって高圧の水素ガスを遮断することができるので、燃料電池システムの安全性が高い。また、減圧弁5の上流に主止弁4が設けられているので、インジェクタ30に完全なシールが必ずしも必要でなくなり、燃料電池システムを簡素化することができる。
また、この燃料電池システムにおいては、減圧弁5の小型・軽量化により、燃料電池システムを軽量、コンパクトにすることができ、コストダウンを図ることができる。
さらに、インジェクタ30のデューティ比制御により、要求発電量に応じた燃料ガスの供給を実現することができる。特に、要求流量と実流量との間の差分に基づいてインジェクタ30のデューティ比の補正を行いフィードバック制御を行った場合には、要求流量に対する応答性を向上させることができる。
〔他の実施例〕
なお、この発明は前述した実施例に限られるものではない。
例えば、前述した実施例では、高圧流体を高圧の水素ガスとし、この高圧の水素ガスを貯蔵する水素タンクを高圧流体源として、水素タンクの下流に設置された減圧弁としての態様で説明したが、高圧流体は水素ガスに限るものではなく他の種類の流体も適用可能であり、高圧流体源も貯蔵タンクに限るものではなく、高圧ポンプであってもよい。
また、燃料電池システムは車両用に限るものではなく、定置用であってもよい。
前述した実施例では、インジェクタ30のデューティ比制御においてタイムインターバルを一定としているが、タイムインターバルを可変としてもよい。このタイムインターバルを短くすると、制御性を向上させることができるが、一方で作動回数が増大するため、耐久性に留意が必要となる。そこで、燃料電池の発電状態(発電モード)に応じて、例えば燃料電池の出力が大きく変動する場合はタイムインターバルを短くし、出力が安定している場合はタイムインターバルを長くすると、制御性と耐久性を両立した燃料電池システムを構成することができる。
1 燃料電池スタック(燃料電池)
2 水素タンク(高圧流体源)
4 主止弁(遮断弁)
5 減圧弁
7 エゼクタ
10 シャトル弁
11 ボディ
12 バルブ室(内部空間)
12a 壁面
13 シャトル弁体
14 スプリング(付勢手段)
15 送出口(送出流路)
17 導入口(導入流路)
18 弁座(シャトル弁座)
20 隙間
22 背面
25 背圧室
26 背圧流路
30 インジェクタ
40 循環流路(燃料循環路)

Claims (2)

  1. 上流に高圧流体源と遮断弁とが配置され、前記遮断弁を通過した高圧流体を導入して減圧し、下流に送る減圧弁であって、
    内部空間を有するボディと、
    前記ボディに設けられ前記高圧流体を前記内部空間に導入する導入流路と、
    前記ボディに設けられ減圧された流体を前記内部空間から送り出す送出流路と、
    前記ボディの前記内部空間にて前記導入流路と前記送出流路との間に配置されるシャトル弁体と、
    前記送出流路における前記内部空間側の一端に設けられ、前記シャトル弁体が離接可能なシャトル弁座と、
    前記シャトル弁体の背面と前記ボディの前記内部空間の壁面により囲繞され、前記シャトル弁体と前記内部空間の壁面との隙間を介して前記導入流路に連通する背圧室と、
    前記背圧室に連通し該背圧室の流体を排出する背圧流路と、
    前記シャトル弁体を前記シャトル弁座に接近する方向に付勢する付勢手段と、
    前記背圧流路を介して排出された前記背圧室の流体を断続時間間隔を調整して前記送出流路または該送出流路に連通する流路に送出するインジェクタと、
    を備えることを特徴とするインジェクタ付き減圧弁。
  2. 燃料供給路から燃料が供給され酸化剤供給系から酸化剤が供給されて発電をする燃料電池と、前記燃料電池から排出された燃料オフガスを再び前記燃料電池に燃料として供給するための燃料循環路と、を備え、
    前記燃料供給路は、上流側から順に、高圧流体源と、遮断弁と、請求項1に記載のインジェクタ付き減圧弁と、燃料循環用のエゼクタを備えることを特徴とする燃料電池システム。
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