JP2013088632A - 接眼レンズ系およびビューファインダおよび画像観察装置および画像撮影装置 - Google Patents

接眼レンズ系およびビューファインダおよび画像観察装置および画像撮影装置 Download PDF

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Abstract

【課題】画像表示素子側に良好なテレセントリック性を持ち、良好な収差補正が可能で、コンパクトで使い勝手の良い接眼レンズ系を実現する。
【解決手段】画像表示素子1に表示された2次元画像を、虚像として拡大結像する接眼レンズ系であって、画像表示素子1側から眼球側へ向かって順に、正の屈折力の第1群、負の屈折力の第2群、正の屈折力の第3群、正の屈折力の第4群を配してなり、第1群は、画像表示素子側に凹面を向けた正メニスカスレンズ1により構成され、第2群は、1枚の負レンズもしくは、負レンズと正レンズの2枚のレンズにより構成され、第3群は、1枚の正レンズにより構成され、第4群は、1枚の正レンズもしくは、負レンズと正レンズの2枚のレンズにより構成され、画像表示素子側がテレセントリックで、第4群の最も眼球側のレンズ面から眼球までの距離であるアイレリーフ:IRが、(1)の範囲にあり、全系の焦点距離:f(>0)、上記画像表示素子から眼球までの距離:Lが、条件(2)を満足する。
【選択図】図1

Description

この発明は、接眼レンズ系およびビューファインダおよび画像観察装置および画像撮影装置に関する。
近年、広く普及しつつあるデジタルカメラやビデオカメラ等の画像撮影装置では、撮影対象物の像を液晶表示素子や有機EL表示素子等の小型の画像表示素子に表示し、表示された画像を接眼レンズ系により拡大虚像として結像させ、この拡大虚像を肉眼で観察するビューファインダが装備されている。
また、近来、結像光学系による物体像を撮像して、画像表示素子に表示するとともに、撮像した物体像をコンピュータに取り込んで、デイスプレイ上に表示する画像観察装置としてデジタルスコープが知られ、単眼や双眼の望遠鏡として実用化されている。
このようなデジタルスコープにおいても、画像表示素子に表示された画像を、接眼レンズ系により拡大虚像として結像させ、この拡大虚像を肉眼で観察する構成のものが多く、
これも「ビューファインダ」である。
このようなビューファインダは、使い勝手の面からすると、観察者が近視や遠視である場合に、「眼鏡を着用したまま」や裸眼のままでも使用できることが好ましい。
従来から知られたビューファインダは、何れも「眼球に最も近いレンズ面と眼球(瞳)との距離」であるアイレリーフが10mm前後で、「眼鏡をかけた状態」では使用しにくいものが多い。
また、近視や遠視の観察者・撮影者が裸眼で観察できるためには、視度補正機能が必要である。
このような視度補正機能を持つものが特許文献1に開示されているが、補正範囲が十分であるとは言い難い。
また、従来から知られたビューファインダの接眼レンズ系は「物体側のテレセントリック性」が低いものが多い。
液晶表示素子や有機EL表示素子等を「画像表示素子」として用いる場合、物体側のテレセントリック性が低いと、画角によって「明るさや色」が異なる原因となり、高精細な観察像が得られ難い。
この発明は、上述した事情に鑑みて為されたものであって、画像表示素子側に良好なテレセントリック性を持ち、良好な収差補正が可能で、コンパクトで使い勝手の良い接眼レンズ系の実現を課題とする。また、かかる接眼レンズ系を持つ画像観察装置・画像撮影装置の実現を課題とする。
この発明の接眼レンズ系は「画像表示素子に表示された2次元画像を、観察用の虚像として拡大結像する接眼レンズ系」であって以下の如き特徴を有する。
即ち、画像表示素子側から眼球側へ向かって順に、正の屈折力の第1群、負の屈折力の第2群、正の屈折力の第3群、正の屈折力の第4群を配してなる。
第1群は、画像表示素子側に凹面を向けた正メニスカスレンズにより構成される。
第2群は、1枚の負レンズもしくは「負レンズと正レンズの2枚のレンズ」により構成される。
第3群は、1枚の正レンズにより構成される。
第4群は、1枚の正レンズもしくは「負レンズと正レンズの2枚のレンズ」により構成される。
そして、画像表示素子側がテレセントリックで、第4群の最も眼球側のレンズ面から眼球までの距離であるアイレリーフ:IRが、
(1) 23.4mm≦IR≦31.0mm
の範囲にある。
全系の焦点距離:f(>0)、上記画像表示素子から眼球までの距離:Lは、条件:
(2) 2.04<L/f<3.67
を満足する。
請求項1記載の接眼レンズ系は、全系の焦点距離:f、第1群の焦点距離:f1(>0)、第2群の焦点距離:f2(<0)、第3群の焦点距離:f3(>0)、第4群の焦点距離:f4(>0)が、条件:
(3) 0.70<f1/f<2.47
(4) −2.65<f2/f<−0.33
(5) 0.70<f3/f<3.78
(6) 1.55<f4/f<7.54
を満足することが好ましい(請求項2)。
請求項1または2記載の接眼レンズ系は、第1群ないし第4群が一体として光軸方向に移動可能であり、第1群〜第4群の一体的な移動により、視度:Dpt(ジオプタ)を、
(7) −3.85<Dpt<2.2
の範囲で補正する視度補正機能を有することができる(請求項3)。
この発明の「ビューファインダ」は、請求項1〜3の任意の1に記載の接眼レンズ系を有するビューファインダである(請求項4)。画像表示素子としては「液晶表示素子」や「有機EL表示素子」等を用いることができる。
この発明の「画像観察装置」は、ビューファインダとして請求項4記載のものを用いることを特徴とする。この画像観察装置は、デジタルスコープである単眼鏡や双眼鏡等として実施することができる。画像観察装置は「静止画・動画」の撮影が可能であるように構成できる。
この発明の「画像撮影装置」は、ビューファインダとして請求項4記載のものを用いることを特徴とする。この画像撮影装置は、デジタルカメラやビデオカメラ等として実施することができる。デジタルカメラやビデオカメラは何れも「静止画・動画」の撮影が可能であるように構成できる。
上記の如く、この発明の接眼レンズ系は仕様として、アイレリーフ:IRの範囲が、上記(1)式の範囲に定められている。
アイレリーフ:IRが、下限の23.4mmより小さくなると、接眼レンズ系と眼球との間隔が小さくなり「眼鏡をかけての使用」が難しくなる。また、上限の31.0mmを超えると「眼球と第2群との間隔」が広くなりすぎて、最も眼球側のレンズ径を大きくする必要が生じ、コンパクト性や軽量性の面で不利となる。
条件(2)を満足することにより、接眼レンズ系の「大きさや重量」の適正化が容易になる。また、拡大虚像として結像する観察画像のサイズを「大きすぎず、小さすぎない」大きさに設定でき、視覚に負担を強いることなく観察画像を観察できる。
条件(2)の下限値を超えると、接眼レンズ系の長さが小さくなり、レンズ系における収差補正の負担が大きくなって、良好な性能の確保が難しくなる。また、全系の焦点距離:fが大きくなると、接眼レンズ系としての拡大倍率が小さくなって、拡大虚像として結像する観察画像が小さくなりやすい。
条件(2)の上限値を超えると、適正な大きさの観察画像を実現するための画角を確保するのが困難になり、収差の補正も困難になる。また、接眼レンズ系の長さが大きくなり軽量化が難しくなるほか、画像表示素子側(物体側)の良好なテレセントリック性を実現することが困難になる。
また、条件(2)とともに、条件(3)〜(6)を満足することにより、さらに良好な性能を実現できる。
条件(3)の下限値を超えると、第1群の正のパワーが過剰に強くなり、非点収差・歪曲収差が大きくなりやすい。また、観察画像のサイズを大きくすることが難しくなり、これを補うためにサイズの大きい画像表示素子を用いるとビューファインダのサイズが大きくなりやすく、画像撮影装置のコンパクト化が困難になる。
条件(3)の上限を超えると、観察画像のサイズは大きく出来るが、非点収差・歪曲収差は、この場合も大きくなって補正が難しくなる。
条件(3)を満足することにより、非点収差・歪曲収差の良好な補正、高い解像度、適正な大きさの観察画像の実現が容易となる。
条件(4)の上限値・下限値を超えると、何れの場合も「非点収差や像面湾曲」が大きくなって、画面全体で良好な解像を得るのが難しくなりやすい。また、歪曲収差が大きくなって歪んだ観察画像となり易い。
条件(4)を満足することにより、非点収差と像面湾曲を小さくすることが容易となり「画面全体で良好な解像度」の観察画像が実現可能となる。また、歪曲収差を良好に補正でき、歪みの少ない観察画像が実現可能となる。
条件(5)の上限値・下限値を超えると、何れの場合も、歪曲収差が増大して、観察画像の歪みが目立ちやすくなる。また、球面収差の補正も困難になる。
条件(5)を満足することで、歪曲収差と球面収差を良好に補正できる。
条件(6)の上限値・下限値を超えると、何れの場合も、コマ収差・比点収差の良好な補正が難しくなり、「画像表示素子上の点」を点像として結像させることが困難となり、特に周辺の解像が劣化して「観察画像の輪郭」をぼやけさせ易い。
条件(6)を満足することで、コマ収差と非点収差を良好に補正でき、観察画像の画面を解像性の良い画面にすることができる。
画像表示素子としての液晶表示素子や有機EL表示素子の画素サイズは、一般に15μm程度である。
このような微小な画素で構成される表示画像を適切に結像できるためには、空間周波数(lp/mm)=1/((1画素)×2)を解像できる解像度を持つことが理想であるが、人間の目は「観察画像の収差補正を行なう能力」を有しており、上記空間周波数として上記の1/2(=1/((1画素)×2×2)を解像できれば十分である。
上記の如く、条件(2)と共に条件(3)〜(6)を満足することにより、画像表示素子側の良好なテレセントリック性を実現でき、コマ収差、像面湾曲、球面収差等、光学収差を適切に補正でき、画像表示素子を適切な観察画像として結像することが可能となる。
この発明の接眼レンズ系は、請求項1のようにアイレリーフの範囲を、仕様として上記の如く定めることにより、眼鏡を掛けたままで使用することができるが、請求項3の接眼レンズ系では、遠視や近視の観察者・撮影者が「裸眼」で使用する場合にも、「視度補正」を行なって鮮明な観察画像を観察できるようにしている。
即ち、視度の補正範囲を条件(7)のように設定することにより、近視や遠視で、裸眼のまま画像観察を行なう場合にも「ピントの合った鮮明な観察画像」を観察できる。
なお、視度補正に際して、第1群〜第4群は「一体」として移動するので、視度補正機構は、例えば、第1群〜第4群を一体的に保持する鏡筒を、カム機構等で光軸方向へ移動させるもの等により容易に構成できる。
この発明によれば、画像表示素子側に良好なテレセントリック性を持ち、良好な収差補正が可能で、コンパクトで使い勝手の良い接眼レンズ系を実現できる。従って、この接眼レンズを用いることにより、コンパクトで使い勝手の良いビューファインダ、画像観察装置・画像撮影装置を実現できる。
実施例1の接眼レンズ系のレンズ構成を示す図である。 実施例2の接眼レンズ系のレンズ構成を示す図である。 実施例3の接眼レンズ系のレンズ構成を示す図である。 実施例4の接眼レンズ系のレンズ構成を示す図である。 実施例5の接眼レンズ系のレンズ構成を示す図である。 実施例1の接眼レンズ系に関する収差図である。 実施例2の接眼レンズ系に関する収差図である。 実施例3の接眼レンズ系に関する収差図である。 実施例4の接眼レンズ系に関する収差図である。 実施例5の接眼レンズ系に関する収差図である。 ビューファインダ・画像撮影装置の実施の1形態を説明するための図である。
以下、接眼レンズ系の実施の形態として、具体的な実施例1〜5を挙げる。
図1〜図5は、この順序で実施例1〜5に対応する。
図1〜図5において図の左方が「物体側」すなわち画像表示素子側であり、右側が観察者の眼球側である。煩雑を避けるため、図1〜図5において符号を共通化する。
すなわち、これらの図において符号1により「画像表示素子」を示す。また物体側から数えたレンズに、順次符号2、3、・・を当てる。
「実施例1」
図1に、実施例1の接眼レンズ系のレンズ構成を示す。
実施例1の接眼レンズ系は、物体側、即ち、符号1で示す画像表示素子側から、レンズ2〜レンズ7の「6枚のレンズ」を配して構成されている。
レンズ2は第1群を構成し、物体側すなわち画像表示素子1側に凹面を向けた正メニスカスレンズである。レンズ3は物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズ、レンズ4は物体側に凹面を向けた正メニスカスレンズであり、レンズ3と接合されて、レンズ3とともに第2群(負の屈折力を持つ)を構成している。
レンズ5は、物体側に凹面を向けた正メニスカスレンズで、第3群を構成する。また、レンズ6は、眼球側に凹面を向けた負メニスカスレンズであり、レンズ7は、両凸レンズである。レンズ6とレンズ7とは接合されて、第4群を構成している。
実施例1の数値データを表1に示す。表1において、面の欄における「1」は画像表示素子の画像表示面を表し、面「2」以下はレンズ面を示す。以下の実施例においても同様である。
全系の焦点距離を「e線」について「f」とし、第1群〜第4群の焦点距離を「g線」について「fg1〜fg4」とする。以下の実施例についても同様である。
全実施例を通じて、長さの次元を持つ量の単位は「mm」である。
Figure 2013088632
アイレリーフ:IRは27.90mmである。
f=20.83mmである。
条件(2)〜(6)のパラメータの値は以下の通りである。
L/f=3.00 fg1/f=2.06 fg2/f=-2.02 fg3/f=3.15 fg4/f=1.94
実施例1の接眼レンズ系は、第1群〜第4群を一体として光軸方向へ変位させることにより「視度補正」を行なうようになっている。
視度:Dptを「−3.53D(ジオプタ)から2Dまで変化させるときのデータ」を表2に示す。表2において「zoom」は「視度変化」、「S3」は、表1における面間隔「1」すなわち、上記画像表示面とレンズ1の物体側のレンズ面との間隔である。また、「S13」とあるのは、表1における面間隔「12」に相当し、視度補正に従って、表2の如く変化する。
Figure 2013088632
「実施例2」
図2に、実施例2の接眼レンズ系のレンズ構成を示す。
実施例2の接眼レンズ系は、物体側、即ち、符号1で示す画像表示素子側から、レンズ2〜レンズ7の「6枚のレンズ」を配して構成されている。
レンズ2は第1群を構成し、物体側に凹面を向けた正メニスカスレンズである。レンズ3は物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズ、レンズ4は物体側に凹面を向けた正メニスカスレンズであり、レンズ3と接合されて、レンズ3とともに第2群(負の屈折力を持つ)を構成している。
レンズ5は、物体側に両凸レンズで、第3群を構成する。また、レンズ6は、眼球側に凹面を向けた負メニスカスレンズであり、レンズ7は、両凸レンズである。レンズ6とレンズ7とは第4群を構成している。
実施例2の数値データを表3に示す。
Figure 2013088632
アイレリーフ:IRは28.14mmである。
f=20.83mmである。
条件(2)〜(6)のパラメータの値は以下の通りである。
L/f=3.06 fg1/f=1.68 fg2/f=-2.21 fg3/f=2.00 fg4/f=3.21
実施例2の接眼レンズ系は、第1群〜第4群を一体として光軸方向へ変位させることにより「視度補正」を行なうようになっている。
視度:Dptを「−3.53D(ジオプタ)から2Dまで変化させるときのデータ」を表4に示す。表4において「zoom」は「視度変化」、「S3」は、表3における面間隔「1」また、「S13」とあるのは、表3における面間隔「12」に相当し、視度補正に従って、表4の如く変化する。
Figure 2013088632
「実施例3」
図3に、実施例3の接眼レンズ系のレンズ構成を示す。
実施例3の接眼レンズ系は、物体側、即ち、符号1で示す画像表示素子側から、レンズ2〜レンズ7の「6枚のレンズ」を配して構成されている。
レンズ2は第1群を構成し、物体側に凹面を向けた正メニスカスレンズである。レンズ3は物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズ、レンズ4は物体側に凹面を向けた正メニスカスレンズであり、レンズ3と接合されて、レンズ3とともに第2群(負の屈折力を持つ)を構成している。
レンズ5は、物体側に両凸レンズで第3群を構成する。また、レンズ6は、眼球側に凹面を向けた負メニスカスレンズであり、レンズ7は、両凸レンズである。レンズ6とレンズ7とは接合されて第4群を構成している。
実施例3の数値データを表5に示す。
Figure 2013088632
アイレリーフ:IRは26.00mmである。
f=20.83mmである。
条件(2)〜(6)のパラメータの値は以下の通りである。
L/f=2.98 fg1/f=1.44 fg2/f=-2.08 fg3/f=1.84 fg4/f=6.28
実施例3の接眼レンズ系は、第1群〜第4群を一体として光軸方向へ変位させることにより「視度補正」を行なうようになっている。
視度:Dptを「−3.53D(ジオプタ)から2Dまで変化させるときのデータ」を表6に示す。表6において「zoom」は「視度変化」、「S3」は、表5における面間隔「1」また、「S13」とあるのは、表5における面間隔「12」に相当し、視度補正に従って、表6の如く変化する。
Figure 2013088632
「実施例4」
図4に、実施例4の接眼レンズ系のレンズ構成を示す。
実施例4の接眼レンズ系は、物体側、即ち、符号1で示す画像表示素子側から、レンズ2〜レンズ6の「5枚のレンズ」を配して構成されている。
レンズ2は第1群を構成し、物体側に凹面を向けた正メニスカスレンズである。レンズ3は両凹レンズ、レンズ4は両凸レンズであり、レンズ3と接合されて、レンズ3とともに第2群(負の屈折力を持つ)を構成している。
レンズ5は、物体側に凹面を向けた正メニスカスレンズで第3群を構成する。また、レンズ6は、両凸レンズであり、第4群を構成している。
実施例4の数値データを表7に示す。
Figure 2013088632
アイレリーフ:IRは27.80mmである。
f=20.83mmである。
条件(2)〜(6)のパラメータの値は以下の通りである。
L/f=2.89 fg1/f=1.42 fg2/f=-1.52 fg3/f=2.23 fg4/f=2.48
実施例4の接眼レンズ系は、第1群〜第4群を一体として光軸方向へ変位させることにより「視度補正」を行なうようになっている。
視度:Dptを「−3.53D(ジオプタ)から2Dまで変化させるときのデータ」を表8に示す。表8において「zoom」は「視度変化」、「S3」は、表7における面間隔「1」また、「S13」とあるのは、表6における面間隔「11」に相当し、視度補正に従って、表8の如く変化する。
Figure 2013088632
「実施例5」
図5に、実施例5の接眼レンズ系のレンズ構成を示す。
実施例5の接眼レンズ系は、物体側、即ち、符号1で示す画像表示素子側から、レンズ2〜レンズ5の「4枚のレンズ」を配して構成されている。
レンズ2は第1群を構成し、物体側に凹面を向けた正メニスカスレンズである。レンズ3は両凹レンズ(物体側の曲率が強い)であり、第2群を構成している。
レンズ4は、物体側の曲率が小さい両凸レンズで第3群を構成する。また、レンズ5は、両凸レンズであり、第4群を構成している。
実施例5の数値データを表9に示す。
Figure 2013088632
アイレリーフ:IRは27.80mmである。
f=25.00mmである。
条件(2)〜(6)のパラメータの値は以下の通りである。
L/f=2.55 fg1/f=0.88 fg2/f=-0.42 fg3/f=0.88 fg4/f=2.16
実施例5の接眼レンズ系は、第1群〜第4群を一体として光軸方向へ変位させることにより「視度補正」を行なうようになっている。
視度:Dptを「−3.53D(ジオプタ)から2Dまで変化させるときのデータ」を表10に示す。表10において「zoom」は「視度変化」、「S3」は、表8における面間隔「1」また、「S13」とあるのは、表9における面間隔「10」に相当し、視度補正に従って、表10の如く変化する。
Figure 2013088632
図6に、実施例1の収差図を示す。
左の図は、視度補正において、視度:−3.5Dのときの収差図、中央の図は視度:0Dのときの収差図、右の図は視度:2Dのときの収差図である。
上段の収差図における右側の図は、球面収差(LONGITUDINAL SHERICAL ABER)、中央の図は像面湾曲(ASTIGMATIC FIELD CURVES)、右側の図は歪曲収差(DISTORTION)を示す。
下段の収差図はタンジェンシアル・コマ収差(左図)とサジタル・コマ収差を示す。
図7に、実施例2の収差図を図5に倣って示す。
図8に、実施例3の収差図を図5に倣って示す。
図9に、実施例4の収差図を図5に倣って示す。
図10に、実施例5の収差図を図5に倣って示す。
全実施例の収差図において、球面収差の図における縦軸の上限値は「1」、横軸の両端の値は「±0.5」、像面湾曲の図における縦軸の上限値は「6.33」、横軸の両端の値は「±0.5」、歪曲収差の図における縦軸の上限値は「6.33」、横軸の両端の値は「±5」である。また、コマ収差の図における縦軸の両端の値は「±0.05」である。
これらの収差図から明らかなように、実施例1〜5は、何れも性能良好であり、視度補正を行なっても性能の劣化がない。
図11に「接眼レンズ系を用いた画像観察装置」の実施の1形態を示す。
この画像撮影装置はデジタル双眼鏡であって、結像レンズ系30にビューファインダ10が設けられている。
結像レンズ系30の右目・左眼に対応する結像レンズよる撮影画像が、対応する画像表示素子12R、12Lに表示され、これらを、対応する接眼レンズ系11R、11Lにより拡大虚像として結像させ、観察するように構成されている。
即ち、接眼レンズ系11R、画像表示素子12Rは「右眼用」であり、接眼レンズ系11L、画像表示素子12Lは「左眼用」である。接眼レンズ系11L、11Rとしては請求項1〜3の任意の1に記載にものを用いることが出来るが、具体的には上記実施例1〜5の何れかを用いることができる。
符号20は「観察者の頭部」を示している。
ビューファインダ10は、その要部である接眼レンズ系11R、11Lと画像表示素子12R、12Lがケーシング13内に所定の位置関係に収納されている。そして、ケーシング13が、結像レンズ系30に設けられている。
画像表示素子12R、12Lとしては、液晶表示素子やEL表示素子等が用いられ、これらに2次元画像として表示される画像が、接眼レンズ系11R、11Lに対する「観察物体」となる。
1 画像表示素子
2〜7 レンズ
特開2002−048985号公報

Claims (6)

  1. 画像表示素子に表示された2次元画像を、虚像として拡大結像する接眼レンズ系であって、上記画像表示素子側から眼球側へ向かって順に、正の屈折力の第1群、負の屈折力の第2群、正の屈折力の第3群、正の屈折力の第4群を配してなり、
    第1群は、画像表示素子側に凹面を向けた正メニスカスレンズにより構成され、
    第2群は、1枚の負レンズもしくは、負レンズと正レンズの2枚のレンズにより構成され、
    第3群は、1枚の正レンズにより構成され、
    第4群は、1枚の正レンズもしくは、負レンズと正レンズの2枚のレンズにより構成され、
    上記画像表示素子側がテレセントリックで、第4群の最も眼球側のレンズ面から眼球までの距離であるアイレリーフ:IRが、
    (1) 23.4mm≦IR≦31.0mm
    の範囲にあり、
    全系の焦点距離:f(>0)、上記画像表示素子から眼球までの距離:Lが、条件:
    (2) 2.04<L/f<3.67
    を満足することを特徴とする接眼レンズ系。
  2. 請求項1記載の接眼レンズ系において、
    全系の焦点距離:f、第1群の焦点距離:f1(>0)、第2群の焦点距離:f2(<00)、第3群の焦点距離:f3(>0)、第4群の焦点距離:f4(>0)が、条件:
    (3) 0.70<f1/f<2.47
    (4) −2.65<f2/f<−0.33
    (5) 0.70<f3/f<3.78
    (6) 1.55<f4/f<7.54
    を満足することを特徴とする接眼レンズ系。
  3. 請求項1または2記載の接眼レンズ系において、
    第1群ないし第4群が一体として光軸方向に移動可能であり、
    第1群〜第4群の一体的な移動により、視度:Dptを、
    (7) −3.85<Dpt<2.2
    の範囲で補正する視度補正機能を有することを特徴とする接眼レンズ系。
  4. 請求項1〜3の任意の1に記載の接眼レンズ系を用いるビューファインダ。
  5. 請求項4記載のビューファインダを有する画像撮影装置。
  6. 請求項4記載のビューファインダを有する画像観察装置。
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