JP2013073825A - フラットケーブル用電気コネクタ - Google Patents
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Abstract
接触の信頼性が高められたフラットケーブル用電気コネクタを提供する。
【解決手段】
フラットケーブル用電気コネクタCは、コンタクト3およびアクチュエータ2を備える。コンタクト3は、下側ビーム33と、作動ビーム34と、上側ビーム35とを有する。下側ビーム33は、フラットケーブル9の下面に沿って前方Fに延びる。作動ビーム34は、下側ビーム33が固定部31から延びる途中で下側ビーム33から分岐し、フラットケーブル9の上側に延びる。上側ビーム35は、固定部31から分かれて作動ビーム34の上を越えて前方Fに延びてフラットケーブル9の上面との接触を担う。アクチュエータは作動ビーム34に作用するカム部22を有し、回動すると、カム部22で作動ビーム34を押し上げることにより下側ビーム33にフラットケーブル9を下から押圧させて上側ビーム35と下側ビーム33とで挟持させる。
【選択図】 図6
Description
面を上下に向けた姿勢のフラットケーブルの、前方からの挿入を受け入れるハウジング、
上記ハウジングに固定される固定部と、この固定部から上記ハウジングに受け入れられたフラットケーブルの下面に沿って前方に延びてこのフラットケーブルの下面との接触を担う下側ビームと、この下側ビームの、この固定部から前方に向かって延びる途中でこの下側ビームから分岐し、この下側ビームとの間に上記フラットケーブルの端部を受け入れる受入部を形成してこのフラットケーブルの上側に延びる作動ビームと、上記固定部から上記作動ビームの上を通りこの作動ビームを越えて前方に延びてこのフラットケーブルの上面との接触を担う上側ビームとを有するコンタクト、および
上記作動ビームに作用するカム部を有し、このカム部による上記作動ビームへの作用を解除することにより上記受入部を上記フラットケーブルを受け入れる状態に開くケーブル受入姿勢と、上記カム部で上記作動ビームを押し上げることによりこの受入部に受け入れられているフラットケーブルを上記下側ビームに下から押圧させてこのフラットケーブルを上記上側ビームとこの下側ビームとで挟持させるケーブル固定姿勢との間で回動自在なアクチュエータを備えたことを特徴とする。
上記コンタクトが、上記奥側端子との接触を分担するものであり、
当該フラットケーブル用電気コネクタがさらに、
上記ハウジングに固定される第2の固定部と、この第2の固定部から互いに分岐し上記フラットケーブルを互いの間に受け入れる第2の受入部を形成してこのフラットケーブルのそれぞれ下面および上面への接触を担う第2の下側ビームおよび第2の上側ビームとを有し、上記端縁側端子との接触を分担する第2のコンタクトを備え、
上記アクチュエータがさらに、上記第2の上側ビームに作用する第2のカム部であって、上記ケーブル受入姿勢ではこの第2の上側ビームへの作用を解除することにより上記第2の受入部を上記フラットケーブルを受け入れる状態に開くとともに上記ケーブル固定姿勢では上記第2の上側ビームを押し下げることによりこの第2の受入部に受け入れられているフラットケーブルを上記第2の上側ビームに上から押圧させて、このフラットケーブルをこの第2の上側ビームと上記第2の下側ビームとで挟持させる第2のカム部を有するものであることが好ましい。
ハウジング1は、絶縁性の合成樹脂で形成された部材である。ハウジング1は、アクチュエータ2、第1コンタクト3、第2コンタクト4を支持している。ハウジング1は、FPC9(図1参照)の端部92を受け入れる。
アクチュエータ2は、絶縁性の合成樹脂で形成された部材である。アクチュエータ2は、ハウジング1に対し回動自在に支持されている。アクチュエータ2は、操作によって、FPCコネクタCにFPC9を固定する固定姿勢と、FPC9の受け入れおよび取外しが自在な受入姿勢との間で回転する。図1〜図3には、アクチュエータ2が上方Uに立ち上がった受入姿勢が示されている。アクチュエータ2には、回転軸やカムが設けられているが、これらの部分については後述する。
再び図1〜図3を参照して説明を続ける。第1コンタクト3および第2コンタクト4は、左右方向RLに交互に並んでいる。本実施形態のFPCコネクタCは41極のコネクタであり、20個の第1コンタクト3と、21個の第2コンタクト4とを有している。これらのコンタクト3,4に、端から順に番号を付与すると、本実施形態の場合には、第1コンタクト3が偶数コンタクトとなり、第2コンタクト4が奇数コンタクトとなる。第1コンタクト3はFPC9の奥側端子93(図1参照)への接触を担い、第2コンタクト4は、端縁側端子94への接触を担う。第1コンタクト3は本発明にいうコンタクトの一例に相当し、第2コンタクト4は本発明にいう第2のコンタクトの一例に相当する。これらコンタクト3,4の詳細については後述する。
ハウジング1の左右方向RL両端近傍には2つのペグ5が配置されている。
図6は、図2に示すFPCコネクタCの第1コンタクト3近傍を通る6−6線断面を示す図である。
図8は、図2に示すFPCコネクタCの第2コンタクト近傍を通る8−8線断面を示す図である。
図7のパート(A)および図9のパート(A)に示すように、アクチュエータ2が受入姿勢となったFPCコネクタCに、FPC9の端部92が挿入された後、アクチュエータ2が固定姿勢に回転操作されると、FPC9の端部92がFPCコネクタCに固定される。具体的には、図1に示すFPC9の端部92のうち、端縁92a寄りの位置で幅方向Wに並んだ端縁側端子94の部分が、図9のパート(C)に示す第2コンタクト4の下側ビーム43と上側ビーム45とによって挟持される。また、図1に示すFPC9の端部92のうち、端縁92aから離れて幅方向Wに並んだ奥側端子93の部分が、図7のパート(C)に示す第1コンタクト3の上側ビーム35および下側ビーム33によって挟持される。FPC9の端部92のうち、端縁側端子94の部分と奥側端子93の部分が、挟持されることでFPC9の姿勢が固定される。またさらに、図4に示したように、姿勢が固定されたFPC9の抜止め突起95が、ペグ5に設けられたFPC係止爪54に係止することによって、FPC9の抜け止めが防止される。
1 ハウジング
2 アクチュエータ
22 第1カム部
23 第2カム部
3 第1コンタクト
3a 受入部
31 固定部
33 下側ビーム
34 作動ビーム
35 上側ビーム
4 第2コンタクト
4a 受入部
41 固定部
43 下側ビーム
44 補強ビーム
45 上側ビーム
9 FPC
92a 端縁
92 端部
93 奥側端子
94 端縁側端子
W 幅方向
Claims (2)
- 面を上下に向けた姿勢のフラットケーブルの、前方からの挿入を受け入れるハウジング、
前記ハウジングに固定される固定部と、該固定部から前記ハウジングに受け入れられたフラットケーブルの下面に沿って前方に延びて該フラットケーブルの下面との接触を担う下側ビームと、該下側ビームの、該固定部から前方に向かって延びる途中で該下側ビームから分岐し、該下側ビームとの間に前記フラットケーブルの端部を受け入れる受入部を形成して該フラットケーブルの上側に延びる作動ビームと、前記固定部から前記作動ビームの上を通り該作動ビームを越えて前方に延びて該フラットケーブルの上面との接触を担う上側ビームとを有するコンタクト、および
前記作動ビームに作用するカム部を有し、該カム部による前記作動ビームへの作用を解除することにより前記受入部を前記フラットケーブルを受け入れる状態に開くケーブル受入姿勢と、前記カム部で前記作動ビームを押し上げることにより該受入部に受け入れられているフラットケーブルを前記下側ビームに下から押圧させて該フラットケーブルを前記上側ビームと該下側ビームとで挟持させるケーブル固定姿勢との間で回動自在なアクチュエータを備えたことを特徴とするフラットケーブル用電気コネクタ。 - 前記フラットケーブルは、前記ハウジングに受け入れられる端部に、端縁寄りの端縁側端子と、該端縁から離れて該端縁側端子に隣接した位置の奥側端子とが該端縁に沿う幅方向に交互に配置されたものであって、
前記コンタクトが、前記奥側端子との接触を分担するものであり、
当該フラットケーブル用電気コネクタがさらに、
前記ハウジングに固定される第2の固定部と、該第2の固定部から互いに分岐し前記フラットケーブルを互いの間に受け入れる第2の受入部を形成して該フラットケーブルのそれぞれ下面および上面への接触を担う第2の下側ビームおよび第2の上側ビームとを有し、前記端縁側端子との接触を分担する第2のコンタクトを備え、
前記アクチュエータがさらに、前記第2の上側ビームに作用する第2のカム部であって、前記ケーブル受入姿勢では該第2の上側ビームへの作用を解除することにより前記第2の受入部を前記フラットケーブルを受け入れる状態に開くとともに前記ケーブル固定姿勢では前記第2の上側ビームを押し下げることにより該第2の受入部に受け入れられているフラットケーブルを前記第2の上側ビームに上から押圧させて該フラットケーブルを該第2の上側ビームと前記第2の下側ビームとで挟持させる第2のカム部を有するものであることを特徴とする請求項1記載のフラットケーブル用電気コネクタ。
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