JP2013070198A - 光伝送システム - Google Patents

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Abstract

【課題】
複数のROADM装置から構成される光伝送システムにおいてオペレーターの実運用に耐え得る短時間でのパス開通を実現する。
【解決手段】
OSSからパス設定指令を受信したら、各ノードでは自ノードパス設定情報およびOSC経由で取得した下流ノードパス設定情報を元にスイッチ切替可否を自律判断する。スイッチ切替可と判断されたノードでは上流ノードからOSC経由で取得したALC補正量情報を元にして、自ノードでのALC補正量を算出、さらに下流ノードへと送信し、同時にALC制御動作も開始する。
【選択図】図10

Description

本発明は、複数のROADM(Reconfigurable Optical Add-Drop Multiplexer)装置から構成される光伝送システムにおける光パス開通方式に関する。
インターネットに代表されるデータトラフィックの急増に伴う通信ネットワークの伝送容量の大容量化に対応するため、1本の光ファイバに多数の波長を束ねて伝送する波長多重伝送装置が実用化されている。今後の伝送容量需要のさらなる増加や、ネットワークサービスの多様化等の要求に低コストに対応していくため、途中ノード内で主信号の電気・光変換をせずに光信号のままノード間を伝送させる光伝送システムが注目されている。
光伝送システムにおけるネットワークの一例として、マルチリング型ネットワークがある。このネットワークは例えば、光ファイバ伝送路で接続されたノードA,B,C,D,E,F,Gから構成されている。これらのノードには波長多重された光信号の分岐・挿入を行ってトランスポンダ等のクライアント側装置と接続したり、複数の伝送路が接続された中で所望の経路への切替を行ったりするROADM(Reconfigurable Optical Add-Drop Multiplexer:再構成可能な光分岐挿入多重化)装置が導入されている。また各ノードは光ファイバ伝送路の他、DCN(Data Communication Network)回線で接続されており、これらの中央に接続されたOSS(Operation Support System)で集中管理されている。また、光ファイバ伝送路には主信号以外に主信号とは異なる波長でOSC(Optical Supervisory Channel)光が重畳されており、ノード間で監視制御用データの送受信を実施している。
ROADM装置には、光信号の分岐・挿入や所望の方路への経路切替を行うための光スイッチ機能が具備されている。ところが、この光スイッチ機能は波長多重されたすべての波長チャネルの分だけ必要となるため装置の大型化が課題となっていた。このため、MEMS(Micro Electro Mechanical System)やLCoS(Liquid Crystal on Silicon)等の技術を利用して波長数分の光スイッチ機能を小型集積化した波長選択スイッチ(Wavelength Selective Switch; WSS)が実現されている。またWSSには光スイッチ機能のほかにも波長毎の透過損失を制御することのできる可変光減衰機能が備わっており、光レベルを波長チャネル毎に制御することができる。このような波長選択スイッチは多方路との接続を行うROADM装置などで広く用いられている。
特開2011-19165 特開2008-288768
ROADM装置の多段接続からなるネットワークで波長パスの開通を行う際、OSSからはDCN回線を介して各ノードに対してパス設定情報、パス設定処理開始指令が送信される。パス設定情報には、新たに開通させる波長パスの識別子や、波長チャネル、各ノードにおける光スイッチの切替先方路等の情報が含まれている。
各ノードのROADM装置ではこのパス設定情報に基づき光スイッチを所望の経路に切り替えるパス設定処理を実施する。また、一般にROADM装置の多段接続では内部のスイッチや増幅器での光学損失や利得偏差などが原因で波長チャネル間のレベル差異が蓄積し光信号の伝送距離が制限されてしまう。よって、パス設定処理ではWSSに具備された可変光減衰機能、波長チャネル毎光レベルモニタ(Optical channel Monitoring; OCM)を利用して波長チャネル間のレベル差異を補償する光レベル一定制御(Automatic Level Control; ALC)も併せて実行する必要がある。
ところが、パス設定処理の動作実施中は上記のようなWSSデバイスの動作によりノード全体での光学損失に変動が生じるため、当該ノードからの出力される光レベルも変動し不安定となる。そのため、ROADM装置の多段接続からなるネットワークでパス設定動作が同時に複数のROADM装置で実施されると、上記入力レベル変動が蓄積し受光素子(トランスポンダ)への入力レベルのオーバーシュート(入力過大)が発生し、同素子の破壊につながる恐れがある。さらに、ALC制御では一旦チャネル間レベル差異の補償が完了してしまうと、その後の入力レベル変動などにより新たにレベル差異が生じてもこの補償をすることはできない。
この問題を解決するために、順次パス設定方式が取られてきた。図1を参照して順次パス設定実施方式について説明する。ノードAを始点としてA->B->C->D->Eの順で終点ノードEにいたる光波長パスの開通について考える。順次パス設定実施方式では、OSSは最初に最上流ノードAに対してパス設定処理開始を指令、同処理が終了するまで待機する。ノードAでのパス設定処理が完了し、同ノードから送信される完了フラグを受信したら、今度は下流ノードBに対してパス設定処理開始を指令して待機する、といった方法で1ノードずつ順次指令を送信していく。この方法によりWSSデバイスが動作しているのはパス設定を実行中の1台のみとすることができるため、受光素子の破壊をもたらすような光レベルオーバーシュートを防止できる。
しかし、この方式ではパス開通時間が各ノードにおけるパス設定処理時間とノード段数に依存してしまうため、光波長パスの開通までの長時間化は避けられない。また、パス開通の際の制御システムから各ノードへ送信するパス設定処理の開始指令も各ノードでの処理完了を待って順次送信されるため、開通させる波長パスの最上流ノードへの指令送信を開始してから最下流ノードへの指令送信を終えるまでの所要時間はパス開通時間と同様、ノード段数やノード毎処理時間に依存して長時間化する。よってOSS側での異常処理機構においてネットワーク構成やデバイス特性に依存したタイムアウト時間設定をしなければならないなど、OSSの内部ロジックの複雑化も避けられない。
本発明は上記従来技術の抱える問題点を鑑みてなされたものであり、その目的はノード段数の増加といったネットワーク規模の増大に対してもスケーラブルな所要時間でパス開通を実現し、かつOSSから各ノードに対してパス設定処理を送信する際の内部ロジックの単純化も実現する方法を提供することを目的とする。
ROADM装置の多段接続構成による光伝送システムにおいて、各ROADM装置はパス設定処理実施時、自ノードパス設定情報とOSC経由で取得した下流ノードパス設定情報に基づいて、スイッチ切替動作の開始や待機等、自ノードで実施する処理を自律判断する。
さらにALC制御実施時、Addノードでは算出したALC補正量OSC経由で下流ノードに対して送信する。Throughノードでは受信したALC補正量を用いて自ノードでのALC補正量を算出しWSSの動作を開始すると同時に、算出されたALC補正量を下流ノードへと送信する。
具体的に、課題を解決するための本発明は、波長多重化された光信号の中から所望の波長を有する光信号を分岐し、又は送信すべく光信号を前記波長多重化された光信号に挿入する複数の再構成可能な光分岐挿入多重化装置(ROADM装置)と、前記複数のROADM装置を相互に接続する光ファイバ伝送路と、前記複数のROADM装置とデータ通信回線で接続され、前記複数のROADM装置のそれぞれにパス設定開始を指示するオペレーションサポートシステム(OSS)を備えた光伝送システムにおいて、前記OSSは前記複数のROADM装置のそれぞれにパス設定開始指令とパス設定情報を前記データ通信回線により送信し、パス設定開始指令を受信したそれぞれの前記ROADM装置は、受信した自ノードのパス設定情報および、下流ノードから取得した下流ノードのパス設定情報を基に光スイッチの切替を制御する制御部を有することを特徴とする。

前期光伝送システムにおいて、前記ROADM装置は、前記OSSから前記パス設定開始指令および前記パス設定情報を受信した場合、自ノードのパス設定情報を上流ノードへと監視光(OSC)で送信することを特徴とする。
前記光伝送システムにおいて、前記パス設定情報に基づき前記光スイッチの切替を行う場合、複数ノードのROADM装置が同時に前記光スイッチの切替を行うことを特徴とする。
前記光伝送システムにおいて、前記パス設定情報に基づき前記光スイッチの切替動作を行わないノードの前記ROADM装置は、上流ノードのパス設定が完了するまで光スイッチ切替を行わないことを特徴とする。
前記光伝送システムにおいて、前記ROADM装置は、波長チャネル毎光レベルモニタと可変光減衰機能部を有し、前記波長チャネル毎光レベルモニタにより取得した光レベルを基に前記可変光減衰機能部を制御する光レベル制御情報を算出するとともに、該光レベル制御情報を下流ノードへ送信することを特徴とする。
前記光伝送システムにおいて、前記ROADM装置は、前記パス設定情報に基づき、パス設定がThroughであり前記光スイッチの切替を行う場合は、前記可変光減衰機能部を制御する際に、前記光レベル制御情報を上流ノードから受信することを特徴とする。
前記光伝送システムにおいて、各ノードにおける前記ROADM装置は前記OSCを利用して下流ノードの前記ROADM装置に対しパス設定完了フラグを送信することを特徴とする。
本発明によれば、各ノードは前記自律判断によりスイッチ切替動作を開始するため、パス開通時のスイッチ切替動作が複数ノードで並行して実施できる。また、その後のALC制御ではOSC経由で受信した上流ノードALC補正量を元に、自ノードでのALC補正量を算出できるため、上流ノードALC処理完了を待たずして自ノードでのALC制御動作を開始できる。よって、時間のかかるWSSデバイス動作を複数ノードで並列に実施することにより光波長パスの開通時間を短縮することができる。また、OSSから各ノードに対してパス設定処理を送信する際のOSSの内部ロジックの複雑化を回避できる。
ネットワークにおいて順次パス開通方式を説明するための図。 光伝送システムにおけるROADM装置多段接続からなるネットワークのブロック図 実施例1の2方路ROADM装置の装置構成例 実施例1の4方路ROADM装置の装置構成例 実施例1のROADM装置において、WSS動作自律判定を説明する図 実施例1のROADM装置においてパス設定処理(A)を説明するフローチャート 実施例1のROADM装置においてパス設定処理(B)を説明するフローチャート 実施例1のROADM装置においてパス設定処理(C)を説明するフローチャート 実施例1のROADM装置においてパス設定処理(D)を説明するフローチャート 実施例1の光伝送システムにおいてパス開通時の処理を表わすシーケンス図
以下、本発明にかかるパス開通手順を実施するための形態について図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態により本発明が限定されるものではない。
図2は本発明の第1の実施形態の光伝送システムを示す説明図である。図2のネットワークでは、ノードCが4方路(方路1,方路2,方路3,方路4)の光ファイバ伝送路100に接続されているのに対し、その他ノードA,B,D,E,F,Gでは2方路(方路1,方路2)に接続されている。そのため、ノードCは4方路ROADM装置101,ノードA,B,D,E,F,Gは2方路ROADM装置102で構成されている。
本発明の第1の実施形態としてノードAを始点としてA->B->C->D->Eの順で終点ノードEにいたる光波長パスの開通について説明する。始点ノードAは送信トランスポンダからの光信号を光ファイバ伝送路100へと挿入(=”Add”)する機能を有しておりAddノードと呼ばれる。終点ノードEは光ファイバ伝送路100からの光信号を受信トランスポンダへと分岐(=”Drop”)する機能を有しておりDropノードと呼ばれる。その他中継ノードB,C,Dは光ファイバ伝送路100同士を接続していて、Throughノードと呼ばれる。
図3を参照して2方路ROADM装置101の全体構成を示す。2方路ROADM装置101には方路1、方路2に設けられたそれぞれ2方路ROADMラインカード211-1が2枚とノード監視制御機能部200および各方路のROADMラインカードのAddポート,Dropポートに接続されるトランスポンダ部600で構成されている。ノード監視制御部200は通信制御部201、CPU202、パス設定情報格納部203、装置構成管理情報格納部204から構成されている。通信制御部201ではDCN回線103を介したOSS104との通信や、装置内通信線を介したROADMラインカードとの通信を制御する機能を有している。
CPU202は通信線201を介してROADMラインカードの状態を定期監視する機能の他、各ROADM装置を接続するOSC回線によって送られたOSCデータを定期的に収集する機能や、収集したOSCデータを他のラインカードへと転送する機能を有している。
2方路ROADMラインカード211-1は通信制御部301、CPU302、OSC回線データ送受信部303、OSC光送受信器304,WSS駆動制御部305、受信光増幅器401、1x2カプラ402、OSC光分岐用WDMカプラ403、2x1 WSS501、OCM502、送信光増幅器503、OCM入力分岐カプラ504、OSC光挿入用WDMカプラ505で構成されている。
図4を参照して4方路ROADM装置の全体構成を説明する。2方路ROADM装置との違いは2方路ROADMラインカード211-1に代わり4方路ROADMラインカード211-2が具備されているところである。また、4方路ROADMラインカード211-2ではカプラおよびWSSが4方路に対応した1x4カプラ404、4x1 WSS506となっている他は2方路ROADMラインカード211-1と同一である。
以下、本発明のパス開通方式においてノードA,B,C,D,Eで実施するパス設定処理について説明する。各ノードではOSS104からのパス設定処理開始指令およびパス設定情報をDCN103および通信制御部201を介して受信、パス設定情報がまずノード監視制御機能部200に具備されたパス設定情報格納部203に保持される。この時、全ノードに共通する処理としてWSS動作自律判定を実行する。
図5および図3、図4を用いてWSS動作自律判定の詳細を記載する。CPU202はOSS104からのパス設定処理開始指令を受信すると、パス設定情報格納部203にアクセスし自ノードのパス設定情報を取得する。この時、パス設定がAddの場合はパス設定処理(A)の実行を対応する方路のROADMラインカードへと指示する(Step5-1)。
一方でパス設定がDropまたはThroughの場合はパス設定情報の上流ノード送信を行う(Step5-2)。これは、ROADMラインカードに具備されたOSC回線データ送受信部303にて実施される。CPU201は通信制御部201,301およびROADMラインカードCPU302を介してOSC回線データ送受信部303に対し、パス設定情報上流ノード送信を指令する。OSC回線データ送受信部303はパス設定情報をOSC信号データに重畳し、OSC光送受信器304および光ファイバ伝送路100を通して、上流ノードへと送信する。上流ノードではOSC光送受信器304およびOSC回線データ送受信部303によってこれが受信されると、ノード監視制御部200に具備されたOSCデータ定期収集機能によって最終的に上流ノード側の監視制御部200へと伝えられる。
次に、自ノードパス設定を再度参照し、Dropの場合はパス設定処理(D)を実行する(Step5-3)。パス設定がThroughの場合は、前記方法で下流ノードから与えられたパス設定情報の取得を行う(Step5-4)。その結果、下流ノードパス設定がThroughの場合はパス設定処理(B)、Dropの場合はパス設定処理(C)の実行をROADMラインカードに対して指示する(Step5-5)。
以下、前記パス設定処理(A),(B),(C),(D)について詳細に説明する前に、ROADMラインカードに具備されたWSS駆動制御部305の機能について説明する。WSS駆動制御部305はOCM光レベルデータ受信部306、ALC補正量情報・パス設定完了フラグ格納部307、ALC補正量算出部308、WSSスイッチ切替指示部309、WSS減衰量設定指示部310、パス設定指令受信部311から構成される。
OCM光レベルデータ受信部306ではOCM502により測定されたWSS出力ポートにおける光レベルを受信する機能を有する。ALC補正量情報・パス設定完了フラグ格納部307はOSCおよびカード間情報転送機能によって得られた上流ノードALC補正量情報やパス設定完了フラグを格納する機能を有する。
ALC補正量算出部308はALC制御におけるALC補正量を算出したり、WSS動作開始を制御したりする機能を有する。WSSスイッチ切替指示部309、WSS減衰量設定指示部310ではWSSのスイッチ切替設定や同減衰量設定を行ったりALC補正量算出部308からの指示により、WSS動作開始を直接デバイスに指示したりする機能を有する。パス設定指令受信部311はノード監視制御部200から送信されるパス設定処理(A),(B),(C),(D)の開始指令およびパス設定情報を受信する機能を有する。
図6および図3、図4を参照してノードAにおけるパス設定処理について説明する。ノードAはAddノードであるため、ノード監視制御部200はノードAへと接続される方路2の2方路ROADMラインカード211-1に対してパス設定処理(A)の実行指令を送信する。同時に、ノード監視制御部200ではパス設定完了フラグの生成監視を開始する。方路2のROADMラインカード211-1において、WSS駆動制御部305内部のパス設定指令受信部311がパス設定処理(A)の実行指令およびパス設定情報を受信すると、スイッチ切替指示部309を介して2x1 WSS501の切替動作を実施する(Step6-1)。これにより、送信トランスポンダ600からの信号光が2x1 WSS 501出力ポートおよび下流ノードBへと導かれる。スイッチ切替が完了すると、OCM光レベルデータ受信部306を介して波長チャネル毎光レベルの取得を行う(Step6-2)。次に、ALC補正量算出機能部308では(数1)に基づき、ALC補正量を算出する(Step6-3)。
Figure 2013070198
ここでP_targetとはパス設定情報に含まれたALC制御目標値、P_outとは2x1 WSS501出力ポートにおける当該光チャネルの光レベルを表している。算出されたALC補正量は波長パス識別子とともに、ALC補正量情報としてALC補正量情報・パス設定完了フラグ格納部307に格納され、さらにOSC回線データ送受信部303に送られる(Step6-4)。OSC回線データ送受信部303ではALC補正量情報をOSC回線データに重畳して下流ノードBへと送信する。Step6-4と並行してALC補正量算出機能部308はWSS減衰量設定指示部310を介して、算出されたALC補正量に基づく、WSS減衰量設定動作開始を指示する(Step6-5)。WSSデバイス動作が完了すると、2x1 WSS501はWSS減衰量設定指示部310を介してデバイス動作完了フラグをALC補正量算出機能部308に対して送信する。ALC補正量算出機能部308ではパス設定完了フラグを生成、ALC補正量情報・パス設定完了フラグ格納部307に格納する。
前述のようにノード制御監視部200ではALC補正量情報、パス設定完了フラグ格納部307のデータを周期監視している。生成されたパス設定完了フラグが格納されると、ノード制御監視部200はパス設定完了フラグ生成を検出し、DCN103を介してOSS104へとノードAでのパス設定完了が通知される。さらに、ノードA-パス設定完了フラグは前述のALC補正量同様、OSC回線データ送受信部303にも送られ、OSC経由で下流ノードBへの送信が実施される。
図7および図3、図4を参照してノードBにおけるパス設定処理について説明する。ノードBはThroughノードであり、下流であるノードCもThroughとなっているため、前述のWSS動作自律判定機構により、パス設定処理(B)の実行が選択される。方路2のROADMラインカード211-1において、WSS駆動制御部305内部のパス設定指令受信部311がパス設定処理(B)の実行指令およびパス設定情報を受信すると、スイッチ切替指示部309を介して2x1 WSSスイッチ501の切替動作を実施する(Step7-1)。これにより、ノードAからの信号光が出力ポートおよび下流ノードBへと導かれる。スイッチ切替が完了すると、OCM光レベルデータ受信部306を介して波長チャネル毎光レベルの取得を行い(Step7-2)、ノードAから送信されたALC補正量を受信するまで待機する(Step7-3)。
ノードAからOSC経由で送信されたノードA-ALC補正量情報はノードB方路1のROADMラインカードのOSC回線データ送受信部303において受信される。ノードBのノード監視制御部200では定期監視機能によってノードA-ALC補正量情報の到着を確認すると(Step7-3-1)、ROADMラインカードCPU302および通信制御部201を介して、同補正量情報をノード監視制御部200内に収集する。
CPU202では同補正量情報に記載された波長パス識別子と自ノードパス設定情報とを比較することで、同補正量情報を転送する方路のROADMラインカードを特定する(Step7-3-2)。このようにして特定された方路2のROADMラインカードに対して、ノードA-ALC補正量情報を送信、方路2のROADMラインカード内部のALC補正量情報・パス設定完了フラグ格納部307へと格納される(Step7-3-3)。
方路2のROADMラインカード上のALC補正量算出機能部308では同補正量の受信を確認したら、受信したノードA-ALC補正量を用いて(数2)によりノードB-ALC補正量を算出する(Step7-4)。
Figure 2013070198
算出されたノードB-ALC補正量は波長パス識別子とともに、ノードB-ALC補正量情報としてALC補正量情報・パス設定完了フラグ格納部307に格納され、さらにOSC回線データ送受信部303に送られる(Step7-5)。OSC回線データ送受信部303ではALC補正量情報をOSC回線データに重畳して下流ノードCへと送信する。Step7-5と並行してALC補正量算出機能部308はWSS減衰量設定指示部310を介して、算出されたALC補正量に基づく、WSS減衰量設定動作開始を指示する(Step7-6)。
ALC補正量算出機能部308ではノードAから送信されるパス設定完了フラグ、および2x1 WSSからWSS減衰量設定指示部310を介して送信されるデバイス動作完了フラグ双方の受信を待機する(Step7-7)。この時、ノードA-パス設定完了フラグはOSCを経由してノードBの方路1ラインカードで受信、前述のノードA-ALC補正量情報と同様にノード監視制御部200を介して方路2-ROADMラインカード内ALC補正量情報・パス設定完了フラグ格納部307へと格納される。ALC補正量算出機能部308では両フラグを受信すると、ノードB-パス設定完了フラグを生成、ALC補正量情報・パス設定完了フラグ格納部307に格納する。ノードAの場合と同様、ノード監視制御部200でのパス設定完了フラグ定期監視機能によりこれが検出され、DCN103を介してOSS104へとノードBでのパス設定完了が通知される。さらに、ノードB-パス設定完了フラグは前述のノードA-パス設定完了フラグと同様にOSC経由で下流ノードCへ送信される。
ノードCにおけるパス設定処理について説明する。ノードCはパス設定がThroughかつ下流ノードCのパス設定もThroughのため、4方路ROADM装置102においてノードB同様、パス設定処理(B)が実行される。
図8および図3、図4を参照してノードDにおけるパス設定処理について説明する。ノードDはThroughノードであり、下流であるノードEはDropとなっているため、前述のWSS動作自律判定機構により、パス設定処理(C)の実行が選択される。
方路2のROADMラインカード211-1において、WSS駆動制御部305内部のパス設定指令受信部311によってパス設定処理(D)の実行指令およびパス設定情報が受信されると、ALC補正量算出機能部ではノードCから送信される、ノードC-パス設定完了フラグを受信するまで待機する(Step8-1)。前述のノードA-パス設定完了フラグと同様の方法にて、ノードC-パス設定完了フラグを受信、ノードD方路2のROADMラインカード211-1内ALC補正量情報・パス設定完了フラグ格納部307に格納されると、同ラインカード内ALC補正量算出機能部308はスイッチ切替指示部309を介して2x1 WSSスイッチ501の切替動作を実施する(Step8-2)。スイッチ切替が完了すると、OCM光レベルデータ受信部306を介して波長チャネル毎光レベルの取得を行う(Step8-3)。次に、ALC補正量算出機能部308では(式1)に基づき、ALC補正量を算出する(Step8-4)。算出完了後、ALC補正量算出機能部308はWSS減衰量設定指示部310を介して、算出されたALC補正量に基づく、WSS減衰量設定動作開始を指示する(Step8-5)。
WSSデバイス動作が完了すると、2x1 WSS501はWSS減衰量設定指示部310を介してデバイス動作完了フラグをALC補正量算出機能部308に対して送信する。ALC補正量算出機能部308ではパス設定完了フラグを生成、ALC補正量情報・パス設定完了フラグ格納部307に格納する。ノードA,Bの場合と同様、ノード監視制御部200でのパス設定完了フラグ定期監視機能によりこれが検出され、DCN103を介してOSS104へとノードDでのパス設定完了が通知される。さらに、ノードD-パス設定完了フラグは前述のノードA-パス設定完了フラグ、ノードB-パス設定完了フラグと同様にOSC経由で下流ノードEへ送信される。
図9および図3、図4を参照して、ノードEにおけるパス設定処理の詳細について説明する。ノードEはDropノードのため、前述のWSS動作自律判定機構により、パス設定処理(D)の実行が選択される。ノード監視制御部ではまずノードDからのパス設定完了フラグ受信を待機する。前述のようにノードD-パス設定完了フラグはノードE方路1ROADMラインカード内OSC回線データ送受信部303にて受信される。ノード監視制御部200は定期収集機能によって同フラグの受信を確認すると、通信制御部201およびDCN回線104を介してOSSへパス設定完了を通知する。以上の処理により、ノードEでのパス設定処理が完了する。
図10を用いて光波長パス(A->B->C->D->E)の開通の全体像について説明する。本発明の方式では、OSS104はパス設定指令を全ノードA,B,C,D,Eに対して一斉に送信する。WSS動作自律判定実施後、ノードA,B,Cにてスイッチの切替が一斉に実施される。その後のOCM値取得を経てノードAからALC制御が開始される。ノードAでのALC補正量算出が完了すると、その補正量はOSC経由により下流ノードBに送信される。下流ノードBでは補正量受信を契機に自ノードでのALC制御を開始する。さらに下流ノードCでも同様にノードBから送信されるALC補正量受信を契機にしてALC制御が開始される。このように、ノードB,CでのALC制御は上流ノードのALC完了ではなく、ALC補正量受信をもって開始されるため、複数のノードにて同時にWSSが動作していることになる。
一方で、上記のような複数WSSの同時動作中はノードCの出力光レベルが不安定になっていることが予想される。そのため、ノードDにおいてはノードCからのパス設定完了フラグが届くまではスイッチ切替およびALC制御を行わずに待機している。これにより、ノードDでは入力レベルが安定化してからスイッチ切替とALC制御を実行する。
以上のように、本発明の方式ではスイッチ切替や減衰量制御といった時間の要するWSS動作が複数ノードで並行して実行されるため、パス開通の所要時間を低減できる。また、ノードDのように、光レベルが安定化するまで待機させるノードを設けることで複数WSSを同時に動作させているのにもかかわらず、光レベル受信トランスポンダの破壊を招くような出力レベルオーバーシュートを防ぐことができる。
100:光ファイバ伝送路、101: 2方路ROADM装置、102: 4方路ROADM装置、103: DCN、104: OSS、200: ノード監視制御部、201: 通信制御部、202: ノード監視制御部CPU、203:パス設定情報格納部、204:構成管理情報格納部、211-1: 2方路ROADMラインカード、211-2: 4方路ROADMラインカード、301: 通信制御部、302: ROADMラインカードCPU、303: OSC回線データ送受信部、304: OSC光送受信器、305: WSS駆動制御部、306: OCM光レベルデータ受信部、307: ALC補正量・パス設定完了フラグ情報格納部、308: ALC補正量算出部、309: WSS切替指示部、310: WSS減衰量設定指示部、311: パス設定指令受信部、401: 受信光増幅器、402: 1x2光カプラ、403: WDMカプラ、404: 1x4光カプラ、501: 2x1 WSS、502: OCM (Optical Channel Monitor)、503: 送信光増幅器、504: 1x2光カプラ、505: WDMカプラ、506: 4x1 WSS、600: トランスポンダ部

Claims (7)

  1. 波長多重化された光信号の中から所望の波長を有する光信号を分岐し、又は送信すべく光信号を前記波長多重化された光信号に挿入する複数の再構成可能な光分岐挿入多重化装置(ROADM装置)と、前記複数のROADM装置を相互に接続する光ファイバ伝送路と、前記複数のROADM装置とデータ通信回線で接続され、前記複数のROADM装置のそれぞれにパス設定開始を指示するオペレーションサポートシステム(OSS)を備えた光伝送システムにおいて、
    前記OSSは前記複数のROADM装置のそれぞれにパス設定開始指令とパス設定情報を前記データ通信回線により送信し、パス設定開始指令を受信したそれぞれの前記ROADM装置は、受信した自ノードのパス設定情報および、下流ノードから取得した下流ノードのパス設定情報を基に光スイッチの切替を制御する制御部を有することを特徴とする光伝送システム。
  2. 請求項1記載の光伝送システムにおいて、
    前記ROADM装置は、前記OSSから前記パス設定開始指令および前記パス設定情報を受信した場合、自ノードのパス設定情報を上流ノードへと監視光(OSC)で送信することを特徴とする光伝送システム
  3. 請求項1記載の光伝送システムにおいて、
    前記パス設定情報に基づき前記光スイッチの切替を行う場合、複数ノードのROADM装置が同時に前記光スイッチの切替を行うことを特徴とする光伝送システム。
  4. 請求項1記載の光伝送システムにおいて、
    前記パス設定情報に基づき前記光スイッチの切替動作を行わないノードの前記ROADM装置は、上流ノードのパス設定が完了するまで光スイッチ切替えを行わないことを特徴とする光伝送システム。
  5. 請求項1記載の光伝送システムにおいて、
    前記ROADM装置は、波長チャネル毎光レベルモニタと可変光減衰機能部を有し、前記波長チャネル毎光レベルモニタにより取得した光レベルを基に前記可変光減衰機能部を制御する光レベル制御情報を算出するとともに、該光レベル制御情報を下流ノードへ送信することを特徴とする光伝送システム
  6. 請求項5記載の光伝送システムにおいて、
    前記ROADM装置は、前記パス設定情報に基づき、パス設定がThroughであり前記光スイッチの切替を行う場合は、前記可変光減衰機能部を制御する際に、上流ノードから受信した前記光レベル制御情報を利用することを特徴とする光伝送システム。
  7. 請求項2記載の光伝送システムにおいて、各ノードにおける前記ROADM装置は前記OSCを利用して下流ノードの前記ROADM装置に対しパス設定完了フラグを送信することを特徴とする光伝送システム。
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