JP2013068119A - 携帯型作業機用エンジン - Google Patents

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Abstract

【課題】ピストンとコネクティングロッドとの連結部における耐久性を低下させることなく、エンジンの軽量化を図ることのできる携帯型作業機用エンジンを提供する。
【解決手段】クランクケース23と別に設けられた潤滑油を貯留するオイルタンク室25aを備え、ピストンピン21aとコネクティングロッド27を直接連結し、オイルタンク室25aからクランク室23a内に潤滑油を供給することでミスト化し、ミスト化された潤滑油を循環させることで、駆動部品を潤滑させている。これにより、様々な姿勢で使用される携帯型作業機用エンジンにおいて、潤滑装置として機能し、ピストンピン21aとコネクティングロッド27を直接連結しても潤滑不良とならず、焼きつきを生じることはない。したがって、ピストンピン21aとコネクティングロッド27を直接連結できるので軽量化を図ることが可能となる。
【選択図】図3

Description

本発明は、例えば刈払機、チェーンソー、パワーブロワ等の携帯型作業機に用いることが可能な携帯型作業機用エンジンに関するものである。
従来、この種の携帯型作業機用エンジンは、刈払機、チェーンソー、パワーブロワ等の携帯型作業機に用いられている。この携帯型作業機は、使用者が直接手で持って作業を行うため、小型・軽量化が求められている。したがって、従来より2ストロークエンジンが用いられていた。
前記エンジンでは、ピストンピンとコネクティングロッドとを、ニードルベアリングを介して連結することにより、ピストンにコネクティングロッドを揺動自在に支持するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
2ストロークエンジンは、4ストロークエンジンと比較して、燃料消費率が悪く、環境負荷が大きい。このため、近年では、携帯型作業機用エンジンとして、4ストロークエンジンが搭載されつつある。
実開平07−12658号公報
4ストロークエンジンは、2ストロークエンジンと比較して部品点数が多いため、2ストロークエンジンよりも重量が大きくなる。4ストロークエンジンは、2ストロークエンジンに比べて、より軽量化が要求される。前記4ストロークエンジンにおいては、軽量化のためにピストンとコネクティングロッドを端にニードルベアリング無しで連結しただけでは、摩擦による焼き付きが生じ、耐久性が低下するおそれがある。
本発明の目的とするところは、ピストンとコネクティングロッドとの連結部における耐久性を低下させることなく、エンジンの軽量化を図ることのできる携帯型作業機用エンジンを提供することにある。
本発明は、前記目的を達成するために、シリンダ内を往復動自在に設けられたピストンと、前記シリンダの下側に設けられたクランクケースと、前記クランクケース内に回動自在に設けられたクランクシャフトと、前記ピストンに固定されたピストンピンと揺動自在に連結され、前記クランクシャフトと回動自在に連結されたコネクティングロッドと、を備えた携帯型作業機用エンジンにおいて、前記クランクケースと別に設けられた潤滑油を貯留するオイルタンクを備え、前記ピストンピンと前記コネクティングロッドを直接連結し、前記オイルタンクから前記クランクケースに潤滑油を供給することでミスト化し、ミスト化された潤滑油を循環させることで、駆動部品を潤滑させる。
これにより、様々な向きでエンジンを使用できる。ピストンピンとコネクティングロッドとの摺動部が、クランクケース内に供給される潤滑油によって潤滑される。
本発明によれば、ピストンピンとコネクティングロッドとの摺動部を、クランクケース内に供給される潤滑油によって潤滑することができるので、従来のように、ピストンピンとコネクティングロッドとの間に設けられていたニードルベアリングを必要とせず、携帯型作業機用エンジンとして部品点数を低減して軽量化を図ることが可能となる。
本発明の一実施形態を示す携帯型作業機用エンジンの背面断面図である。 図1のA−A´断面図である。 ピストン、クランクシャフトおよびコネクティングロッドの背面断面図である。 ピストン、クランクシャフトおよびコネクティングロッドの側面断面図である。 潤滑油の流れを示す概略図である。 本発明の他の実施形態を示すピストン、クランクシャフトおよびコネクティングロッドの背面断面図である。
図1乃至図5は、本発明の一実施形態を示すものである。
本発明の携帯型作業機用エンジンは、例えば、刈払機、チェーンソー、パワーブロワ等の携帯型作業機の作業部を駆動する動力源として用いられるものである。
本発明のエンジン10は、図1および図2に示すように、燃焼室22aに供給する混合気を生成するための気化器30と、気化器30に供給するガソリン等の液体燃料を貯留するための燃料タンク40と、燃焼ガスを燃焼室22aから排出するための排気マフラ50と、下面側を覆うアンダーカバー70と、下面側以外を覆うケーシング60と、を備えている。
エンジン10は、ピストン21が上下方向に往復動自在に設けられたシリンダブロック22と、シリンダブロック22の下方に位置するクランクケース23と、シリンダブロック22の上方に位置するシリンダヘッド24と、クランクケース23の下方に位置するオイルパン25と、を有している。
シリンダブロック22には、ピストン21を往復動自在に収容するシリンダ20が形成されており、ピストン21の上面とシリンダヘッド24との間が燃焼室22aとして形成される。
クランクケース23には、クランクシャフト26を回動自在に収容するクランク室23aが設けられている。
シリンダヘッド24には、気化器30で生成された混合気を燃焼室22aに導く吸気ポート24aと、燃焼室22aで生成された排ガスを排気マフラ50に導く排気ポート24bと、が設けられている。また、シリンダヘッド24には、燃焼室22aに対して吸気ポート24aを開閉する吸気バルブ24cと、排気ポート24bに対して燃焼室22aを開閉する排気バルブ24dが設けられている。吸気バルブ24cおよび排気バルブ24dは、カム室22bおよびロッカー室24eの内部に設けられたカムシャフトやロッカーアーム等から構成されたOHV型の動弁機構24fによって開閉する。
オイルパン25は、クランクケース23の下側に別体で固定されている。クランクケース23とオイルパン25との間には、オイルタンク室25aが形成されており、内部に潤滑油が貯留されている。オイルタンク室25aは、可撓性を有するパイプ25bおよびクランクケース23に設けられた連通路25cを介してクランク室23aに接続されている。また、連通路25cのクランク室23aとの連通口25dは、ピストン21が上死点の近傍に位置している状態でクランク室23aに開口するようにシリンダ20(ピストン21の直下)に設けられている。オイルタンク室25a内に貯留された潤滑油は、クランク室23a内の圧力変動によって、クランク室23a内に送られてミストとなり、さらに、カム室22bおよびロッカー室24eに供給され、クランク室23a、カム室22bおよびロッカー室24e内の部品を潤滑した後オイルタンク室25aに戻るように構成されている。
クランクシャフト26は、前後方向両側がクランクケース23に回動自在に支持され、前後方向両端がクランクケース23から突出している。クランクシャフト26には、コネクティングロッド27を介してピストン21が連結されており、ピストン21の往復運動がクランクシャフト26の回転運動に変換される。
クランクシャフト26の前端側には、携帯型作業機の作業部を駆動するためのドライブシャフト(図示せず)を連結するための軸連結部26cが設けられている。
また、クランクシャフト26の後端側には、クランクシャフト26の回動を安定させるとともに、エンジン10を冷却し空冷ファンとしても機能するフライホイール28が設けられている。フライホイール28の前面側および後面側には、互いに間隔をおいて設けられた送風用の羽根28aがそれぞれ複数設けられている。このフライホイール28に設けられた複数の羽根28aは、フライホイール28の回転によってフライホイール28の径方向に空気を流通させる。また、フライホイール28の後側に位置するクランクシャフト26の後端側には、エンジン10を始動させるための周知のリコイルスタータ29が連結されている。フライホイール28は、クランクケース23、シリンダブロック22、ケーシング60、リコイルスタータカバー62によって囲まれており、フライホイール28を囲む部材によってファンケーシングが構成される。
コネクティングロッド27は、上下方向に延びる部材からなり、上端側にピストン21が揺動自在に支持され、下端側にクランクシャフト26が回動自在に支持されている。
図3および図4に示すように、コネクティングロッド27の上端側には、ピストン21に固定された前後方向に延びるピストンピン21aを、回動自在に挿通するピン挿通孔27aが設けられている。ピン挿通孔27aには、ピストンピン21aが直接挿通されている。
また、図3および図4に示すように、コネクティングロッド27の下端側には、前後方向に延びるクランクシャフト26のクランクピン26aを回動自在に挿通するピン挿通孔27bが設けられている。ピン挿通孔27bには、ニードルベアリング26bを介してクランクピン26aが挿通されている。
また、コネクティングロッド27の上端には、図3および図4に示すように、ピン挿通孔27aの中心軸方向中央部を周方向に沿って延びる潤滑溝27cが設けられている。潤滑溝27cは、ピン挿通孔27aと連通しており、ピン挿通孔27aに挿通されたピストンピン21aの外周面の一部がクランク室23a内に露出している。
気化器30は、図1に示すように、シリンダヘッド24の左面側に設けられ、吸気ポート24aに接続されている。気化器30には、一端側が燃料タンク40に接続された吸入管および戻り管(図示せず)の他端側が接続されている。
燃料タンク40は、合成樹脂製の部材からなり、図1に示すように、クランクケース23の左側の気化器30の下方のスペースに設けられている。
排気マフラ50は、シリンダヘッド24の右面側に設けられ、排気ポート24bに接続されている。
ケーシング60はシリンダブロック22の後面から間隔をおいて設けられ、ケーシング60とシリンダブロック22の後面との間に空気流通路61が形成されている。空気流通路61は、上下方向に延びるように設けられ、フライホイール28の回動によって下端側から上方に向かって空気を流通させる。また、空気流通路61の下部側に位置するリコイルスタータカバー62には、空気吸入口61aが設けられている。また、空気流通路61の上部側の右側(排気マフラ50側)には、空気流通路61を流通する空気を外部に排出するための排気口61bが設けられている。
アンダーカバー70は、図1に示すように左側に位置する燃料タンク40と一体に形成されている。アンダーカバー70の下面の幅方向両側には、前後方向に延びるとともに下方に突出する脚部71が設けられている。
以上のように構成された携帯型作業機用エンジンにおいて、エンジン10を駆動させると、ピストン21がシリンダブロック22内で上下方向に往復運動し、クランクシャフト26を回転させる。このとき、オイルタンク室25a内に貯留された潤滑油は、図5に示すように、ピストン21が上死点の近傍まで上方に移動してクランク室23a内が負圧になると、パイプ25bおよび連通路25cを流通し、連通口25dから吐出される。また、連通口25dから吐出された潤滑油は、ピストン21やクランクシャフト26を潤滑してミスト化され、ピストン21が下方に移動してクランク室23a内が正圧になると、クランク室23aの底部とオイルタンク室25aとを連通する連通路23bに設けられたリード弁23cが開いてオイルタンク室25aに戻される。クランク室でミスト化された潤滑油は、クランク室の圧力変動に応じて吸気バルブ24cや排気バルブ24dにも送られて潤滑する。
また、ピストン21が上死点近傍から下方に移動するタイミングで、連通口25dからクランク室23a内に吐出された潤滑油は、ピストンピン21aとコネクティングロッド27のピン挿通孔27aとの摺動部に吹きつけられて潤滑する。コネクティングロッド27の上端には、ピン挿通孔27aに連通する潤滑溝27cが設けれ、ピストンピン21aがクランク室23a内に露出しているため、潤滑溝27cを介してピストンピン21aの周りに潤滑油が流入して油膜を形成する。
このように、本実施形態の携帯型作業機用エンジンによれば、クランクケース23と別に設けられた潤滑油を貯留するオイルタンク室25aを備え、ピストンピン21aとコネクティングロッド27を直接連結し、オイルタンク室25aからクランク室23a内に潤滑油を供給することでミスト化し、ミスト化された潤滑油を循環させることで、駆動部品を潤滑させている。これにより、様々な姿勢で使用される携帯型作業機用エンジンにおいて、潤滑装置として機能し、ピストンピン21aとコネクティングロッド27を直接連結しても潤滑不良とならず、焼きつきを生じることはない。したがって、ピストンピン21aとコネクティングロッド27を直接連結できるので軽量化を図ることが可能となる。
また、連通路25cは、ピストンが上死点近傍位置の時にシリンダで前記クランクケース内に開口する。これにより、連通路25cから吹きつけられる潤滑油がピストンピン21aとピン挿通孔27aとの摺動箇所に直接付着することが可能となり、ピストンピン21aとピン挿通孔27aとを直接連結しても潤滑不良とならず、焼きつきを生じることはない。
コネクティングロッド27のピストンピン21aとの連結部には、潤滑溝27cが設けられている。これにより、潤滑油が吹きつけられたクランク室23a内をピストン21が移動することで潤滑溝27cからピストンピン21aの周りに潤滑油を流入させることができる。したがって、ピストンピン21aとコネクティングロッド27のピン挿通孔27aとの摺動部を、より効率的に潤滑することが可能となる。
図6は本発明の他の実施形態である。尚、前記実施形態と同様の構成部分には、同一の符号を付して示す。
本実施形態のエンジン10は、コネクティングロッド27のピン挿通孔27aの下部側の幅方向両側に、ピストンピン21aをクランク室23a内に露出する潤滑孔27dが設けられている。潤滑孔27dは、ピストンピン21aと摺動接触するコネクティングロッド27のクランクシャフトの側(下側)に設けられている。具体的には、図6に示すように、コネクティングロッド27のピン挿通孔27aの中心点を中心として、コネクティングロッド27の延びる方向を基準にθ度(例えば、30度)の角度を成す位置に設けられている。また、潤滑孔27dは、組付け性を考慮して、コネクティングロッド27のピン挿通孔27aの両側に設けられている。
以上のように構成された携帯型作業機用エンジンにおいて、前記実施形態と同様にオイルタンク室25a内の潤滑油が循環する。
また、連通口25dからクランク室23a内に吐出された潤滑油は、ピストン21が上死点近傍から下方に移動することで、ピストンピン21aとコネクティングロッド27のピン挿通孔27aとの摺動部に吹きつけられて潤滑する。コネクティングロッド27の上端側には、ピン挿通孔27aに連通する潤滑孔27dが設けれ、ピストンピン21aの一部がクランク室23a内に露出しているため、潤滑孔27dを介してピストンピン21aの周りに潤滑油が流入して油膜を形成する。
このように、本実施形態の携帯型作業機用エンジンによれば、前記実施形態と同様に、様々な姿勢で使用しても、潤滑装置として機能し、ピストンピン21aとコネクティングロッド27を直接連結しても潤滑不良とならず、焼きつきを生じることはない。したがって、ピストンピン21aとコネクティングロッド27を直接連結できるので軽量化を図ることが可能となる。
また、コネクティングロッド27とピストンピン21aの摺動面において、潤滑孔27dは、コネクティングロッド27のクランクシャフト26側に設けられている。これにより、コネクティングロッド27とピストンピン21aの摺動面のクランクシャフト側の潤滑性能が強化され、通常のエンジンの点火タイミングであるピストンの上死点付近の燃焼圧力による衝撃を摺動面のクランクシャフト26側で受け続けても、コネクティングロッド27とピストンピン21aの摺動面の破壊を防止することが可能となる。
また、潤滑孔27dは、コネクティングロッド27のピン挿通孔27aの両側に設けられている。これにより、通常のエンジンの点火タイミングであるピストンの上死点到達直前の燃焼圧力による衝撃を摺動面で受け続けても、潤滑性能の強化された箇所の摺動面付近が受けることになり、コネクティングロッド27とピストンピン21aの摺動面の破壊を防止することが可能となる。また、コネクティングロッド27の向きを気にすることなく組付けができるので、組み付け作業が容易となる。
尚、前記実施形態では、シリンダブロック22の上部側にシリンダヘッド24が位置するとともに、シリンダブロック22の下部側にクランクケース23が位置する縦置きのエンジン10を示したが、これに限られるものではない。例えば、シリンダブロックの水平方向一端側シリンダヘッドが位置するとともに、シリンダブロックの水平方向他端側にクランクケースが位置する横置きのエンジンも含まれる。
また、前記実施形態では、コネクティングロッド27の上端部に、潤滑溝27cや潤滑孔27dを設けることによってピストンピン21aをクランク室23a内に露出するようにしたものを示したが、これに限られるものではない。ピストンピン21aをクランク室23a内に露出させることが可能であれば、例えば、コネクティングロッド27の上端側を切欠いて、ピストンピン21aをクランク室23a内に露出させてもよい。
また、前記第2実施形態では、コネクティングロッド27のクランクシャフトの側に設けられた潤滑孔27dを示したが、潤滑孔27dの代わりにピストンピン21aをクランク室23a内に露出する溝を形成するようにしてもよい。
10…エンジン、20…シリンダ、21…ピストン、21a…ピストンピン、22…シリンダブロック、23…クランクケース、24…シリンダヘッド、25…オイルパン、25b…パイプ、25c…連通路、25d…連通口、26…クランクシャフト、26a…クランクピン、27…コネクティングロッド、27a…ピン挿通孔、27b…ピン挿通孔、27c…潤滑溝、27d…潤滑孔。

Claims (5)

  1. シリンダ内を往復動自在に設けられたピストンと、
    前記シリンダの下側に設けられたクランクケースと、
    前記クランクケース内に回動自在に設けられたクランクシャフトと、
    前記ピストンに固定されたピストンピンと揺動自在に連結され、前記クランクシャフトと回動自在に連結されたコネクティングロッドと、を備えた携帯型作業機用エンジンにおいて、
    前記クランクケースと別に設けられた潤滑油を貯留するオイルタンクを備え、
    前記ピストンピンと前記コネクティングロッドを直接連結し、前記オイルタンクから前記クランクケースに潤滑油を供給することでミスト化し、ミスト化された潤滑油を循環させることで、駆動部品を潤滑させる
    ことを特徴とする携帯型作業機用エンジン。
  2. 前記オイルタンクと前記シリンダを連通路で接続し、
    前記連通路は、前記ピストンが上死点近傍位置の時に前記シリンダで前記クランクケース内に開口する
    ことを特徴とする請求項1記載の携帯型作業機用エンジン。
  3. 前記コネクティングロッドの前記ピストンピンとの連結部には、溝または孔が設けられている
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の携帯型作業機用エンジン。
  4. 前記溝または孔は、クランクシャフトの側に設けられる
    ことを特徴とする請求項3に記載の携帯型作業機用エンジン。
  5. 前記溝または孔は、前記コネクティングロッドの中心軸を中心として両側に設けられている
    ことを特徴とする請求項4に記載の携帯型作業機用エンジン。
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