JP2013066701A - 着脱可能な料理用容器のハンドル - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、着脱可能な料理用容器のハンドルに係り、部品の構成を簡素化し、安全性が確保されるように把持具の解除作動を2段階で行うように構成された着脱可能な料理用容器のハンドルを提供する。
【解決手段】本発明は、ハンドル本体と上部カバーとの間に、把持具が形成されたスライドと前記のスライド片を作動させるレバーとけん引ロット及び連結軸が構成され、スライド片の中央には係止片とガイド溝が形成され、特に、把持具が2段階で解除動作をするように構成されたストッパーが構成されてレバーの中に結合された解除ボタンと結び合って把持具作動及び解除構造がレバーに集中的に構成される。
【選択図】図2

Description

本発明は、着脱可能な料理用容器のハンドルに係り、さらに詳細には、着脱可能な料理用容器のハンドルを構成する把持具の作動及び解除のための部品の構成を簡素化し、安全性が確保されるように把持具の解除作動を2段階で行うように構成された着脱可能な料理用容器のハンドルに関する。
周知のように、鍋やフライパンなどの料理用容器には、ユーザーが料理用容器を取って所望の場所に移動できるように料理用容器の両側または片側にハンドルが取り付けられている。
このように料理用容器に固定されているハンドルは、着脱不可能なもので、外部に突出しているので、保管時に広い空間を占めるだけでなく、洗浄時にそのハンドルに異物が挟まることがあり、衛生面からも不潔であるという短所がある。
上記料理用容器の短所を解決するために、料理用容器のハンドルを料理用容器と別個に製作して、必要に応じて料理用容器に着脱して使用できる着脱可能な料理用容器のハンドルの開発が進められている。
特開2010−135978号公報 特開2010−141806号公報
しかし、着脱可能な料理用容器のハンドルにおいては、ハンドル下部に構成されているやっとこ式レバーを引くことで把持具が作動する構造のため、レバーの作動時に大きい力が必要であるという短所がある。
これに対し、把持具をカムの原理によって移動させて料理用容器を取って固定させるように構成されたものがあるが、構造が複雑であった。特に、カムの摩耗によって把持具の機能が低下し、全般的な作動が円滑ではない等の問題により、着脱可能な料理用容器のハンドルの寿命が短縮するという短所がある。
また、料理用容器からハンドルを分離するために把持具を料理用容器から解除する際、ハンドルが料理用容器から一挙に解除されるので、安全性が大きく低下するなど、構造的に多くの短所があった。
上記短所を解消するために、レバーを回転させれば把持具が引かれるように構成されたものがあるが、把持具を作動するための構成と解除するための部品構成が複雑になるだけでなく、空間利用が非効率である。
また、コイルスプリングを設ける構成が非常に複雑であり、さらに、把持具を2段階で制御する構成も非常に複雑であるなど、構造的に多くの問題点があった。
本発明は、上記問題点を解消するために考案されたものであり、着脱可能な料理用容器のハンドルを構成する把持具の作動及び解除構成を集中化し、部品の構成が簡単になるように改善して、空間活用を高め、把持具の把持力を向上させ、少ない力で把持具を作動できるように構成し、使用上、便利な着脱可能な料理用容器のハンドルを提案する。
また、料理用容器から解除するとき、把持具が2段階で解除されるように構成して、解除時に意図せぬ料理用容器の落下による事故を予防し、ユーザーの安全性を確保するように構成された着脱可能な料理用容器のハンドルを提案する。
本発明によれば、ハンドル本体と上部カバーとの間に、把持具が形成されたスライド片が設けられ、スライド片は、スライド片を作動させるレバーと弧状のけん引ロッド及び連結軸で連結される。スライド片中央には係止片とガイド溝が構成される。
また、本発明によれば、把持具が2段階で解除動作を行うように構成されているストッパーがレバー中央の解除ボタンと結合されている把持具の作動及び解除の構造がレバーに集中的に構造される。
以上説明したように本発明によれば、着脱可能な料理用容器のハンドルの把持具を作動及び、解除させる構造がレバーに集中的に構成されることにより、部品数が減少し、構造が簡単になるので、組立性、耐久性及び、把持力が向上して、製品競争力を高めることができる。
また、本発明によれば、把持具を料理用容器から解除するとき、把持具が2段階で作動するように構成して、レバーの誤作動による料理用容器の落下によって事故を引き起こす問題点を解決することで、安全性を大きく向上させることができる。
本発明による着脱可能な料理用容器のハンドルの主要な構成の一部を分解して示す斜視図である。 本発明による着脱可能な料理用容器のハンドルの他の構成を示す分解斜視図である 本発明による着脱可能な料理用容器のハンドルの把持具が引かれた状態を示す断面図である。 本発明による着脱可能な料理用容器のハンドルの把持具が引かれた状態を示す平面図である。 本発明による着脱可能な料理用容器のハンドルの把持具が1次解除された状態を示す断面図である。 本発明による着脱可能な料理用容器のハンドルの把持具が1次解除された状態を示す平面図である。 本発明による着脱可能な料理用容器のハンドルの把持具が2次解除された状態を示す断面図である。 本発明による着脱可能な料理用容器のハンドルの把持具が2次解除された状態を示す平面図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
本発明による着脱可能な料理用容器のハンドルは、ハンドル本体1と、レバー20が回転できるように連結されている上部カバー2とが、金属ベルト5によって一体型に結合される。具体的には、金属ベルトの引掛かり溝5’が上部カバー2に形成されている係止片2’に結合される。
前記ハンドル本体1と上部カバー2との間に、把持具11が構成されたスライド片10が設けられるが、スライド片に付けられている連結軸4とレバー軸21をけん引ロッドで連結させレバー20が回転による「梃子の原理」でスライド片10に構成される。
前記のスライド片10の中央にはガイド溝12と係止片13が設けられ、スライド片10の両側とハンドル本体1の間に、リターンスプリング33を介し、スプリングの弾性によりスライド片10が復帰できるように設けられる。
前記のスライド片10の下部とハンドル本体1内部にはストッパー30が軸ピンに設けられ、前記ストッパーを構成するボタン軸31がスライド片10の中央に構成されたガイド溝12を貫いてレバー20の真ん中の引掛かり23によって結合された解除ボタン22の下部に結合される。
前記のストッパー30は、スライド片10の係止片13にかかるように引掛かり溝32が構成され、ストッパー30の底面には、ストッパー30の上下動作のためのスプリング34が構成される。
図面の符号41は、ハンドル本体に形成された把持面、42は滑り止めパッド、43は料理用容器を表示である。
以上のように構成された本実施形態による着脱可能な料理用容器のハンドルの操作の作用は、次の通りである。
本実施形態による着脱可能な料理用容器のハンドルは、把持具11が構成されたスライド片10にある把持具11とハンドル本体に形成された把持面41の間に料理用容器43を入れて料理用容器43を掴むことになる。まず、レバー20の前方からの回転によって把持具11が前進させられ、ハンドル本体1に形成された把持面41と離隔された状態で、その間に料理用容器43の上部を入れ、レバー20を後方に回転させるとスライド片10に付き把持具11が引かれることで料理用容器を取るようになる。
つまり、前記レバー20を後方に回転させると、それに応じレバー軸21に結合されたけん引ロッド3が円を描きながらテコの原理により引かれ、けん引ロッド3の連結軸4を介して結合されたスライド片10も一緒に引っ張られながら把持具11が料理用容器43を掴む。
前記の過程で、スライド片10に形成されたガイド溝12は、ボタン軸31と引掛かり溝32に沿って左、右に偏ることなく正確に移動できるようになり、この時スライド片10の後ろに設定されたリターンスプリング33は、収縮する。
そして、前記スライド片10に構成された係止片13は、図3a、図3bに図示されたように、ストッパー30の引掛かり溝32を越えた位置に達した状態を維持することになる。
前記のような状態で料理用容器43に着脱可能な料理用容器のハンドルを固定して使用した後、料理用容器43から着脱可能な料理用容器のハンドルを分離しようとする時は、まず、レバー20を前方にわずかに回転させ、その後、押す。
そうすると、図4a、図4bに図示されたように、スライド片10の後ろに設定されたリターンスプリング33が、広がりながらスライド片10を前進させることになり、ストッパー30の引掛かり溝32がスライド片10の係止片13の内側にかかるようになって、スライド片10が一定距離だけ前進し、これ以上進むのを防ぐようになる。レバー20の誤作動による意図しない把持具の解除作用が行われなくなるため、事故を防止することになる。
前記の状態でスライド片10を最大限に前進させて料理用容器43と着脱可能な料理用容器のハンドルを完全に分離しようとする時は、レバー20の中央に設けられた解除ボタン22を押す。
そうすると、図5a、図5bに図示されたように、解除ボタン22とボタン軸31の下降により、ストッパーを構成する引掛かり溝32がスライド片10の係止片13から完全に抜ける。
前記のように引掛かり溝32が係止片13から完全に抜けて、リターンスプリング33の弾性によりスライド片10が前進しきると、レバー20は前方に回転する。
前記のようにスライド片10が前進すると把持具11が把持面41から完全に隔離されて料理用容器43と着脱可能な料理用容器のハンドルが分離することになる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本技術はかかる例に限定されない。本発明の技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1 ハンドル本体
2 上部カバー
3 けん引ロッド
4 連結軸
10 スライド片
11 把持具
12 ガイド溝
13 係止片
20 レバー
21 レバー軸
22 解除ボタン
23 引掛かり
30 ストッパー
31 ボタン軸
32 引掛かり溝
33 リターンスプリング
34 スプリング

Claims (2)

  1. ハンドル本体と上部カバーの間に把持具が構成されたスライド片が設置され、レバーによって前記把持具が動作するように構成された着脱可能な料理用容器ハンドルであって、
    前記ハンドル本体の内部に前記把持具が形成されたスライド片がスプリングと一緒に設置され、前記スライド片が引けるように当該スライド片とレバーがけん引ロットに接続され、
    前記スライド片の中央にはガイド溝と係止片が構成され、前記スライド片の下部、ハンドル本体内部にはストッパーがインストールされて、当該ストッパーを構成するボトン軸が前記スライド片の中央に形成されたガイド溝を貫通してレバーの中央に引掛かりによって結合された解除ボタンの下部に結合され、
    前記ストッパーは、前記スライド片の係止片にかかるように引掛かり溝が構成され、ストッパーが上下に動作するように底面にスプリングが設置されたことを特徴とする、着脱可能な料理用容器ハンドル。
  2. 前記ハンドル本体とレバーが回転できるように組み合わせた上部カバーは、金属バンドによって一体型に結合され、金属バンドの引掛かり溝が上部カバーに形成された係止片に結合されることを特徴とする、請求項1に記載の着脱可能な料理用容器のハンドル。

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