JP2013066257A - 電源回生コンバータ、モータ駆動システム、及び電源回生処理方法 - Google Patents
電源回生コンバータ、モータ駆動システム、及び電源回生処理方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】入力される交流電源200の各相の交流電流流通状態Iacを検出する交流電流検出部12と、交流電源200を全波整流して直流電圧Vdcを出力する整流ブリッジ回路11aと、2つのアームスイッチング素子51を直列に接続した組を、整流ブリッジ回路11aの各相に対応して並列に接続した回生スイッチング部11bと、を有する回生コンバータ部11と、直流電圧Vdcを平滑する平滑コンデンサ2と、交流電流検出部12が検出した交流電流流通状態Iacに基づく開始判定処理で判定した開始タイミングで、回生コンバータ部11のアームスイッチング素子51をそれぞれスイッチングして、直流電圧Vdc側で発生した回生電力を交流電源200へ戻すようにコンバータ側電源回生処理を行うコンバータ回生制御部14と、を備える。
【選択図】図8
Description
まず、交流電源200に高調波が印加されていない通常の場合を説明する。
(1−A:起動時)最初に、モータ駆動システム100全体が完全に放電、無通電となっている初期状態から電源を投入した直後の起動時には、全波整流電圧Vac>直流電圧Vdcであるため交流電力を回生コンバータ部11が全波整流し、平滑コンデンサ2が順充電される。またこのとき、別途備えた電圧自動調整機能により、全波整流電圧Vac×自動調整ゲイン≒直流電圧Vdcの関係となるように初期ゲイン自動調整される。なお、この初期充電時には当然、交流電流Iacが交流電源200から電源回生コンバータ1への方向で流通している状態となる。
上述のように3相交流モータ300の減速駆動時の場合、インバータ側回生動作となる。すなわち、3相交流モータ300からの回生電力が、インバータ部31におけるダイオード62を経由して、電源回生コンバータ1内の直流回路に流れ込む。この時点では、電源回生コンバータ1におけるコンバータ側電源回生処理が開始されていないため、回生電力が平滑コンデンサ2に溜まって(逆充電)、直流電圧Vdcが昇圧する。このとき、全波整流電圧Vac>直流電圧Vdcである段階の交流電流Iacは交流電源200から電源回生コンバータ1への方向で流通状態、直流電圧Vdcの昇圧に伴い全波整流電圧Vac<直流電圧Vdcとなった段階の交流電流Iacは不通状態となる。
次に、交流電源200自体に高調波が印加された場合の運転シーケンスを説明する。
(2−A:起動時)電源を投入した直後の起動時には、全波整流電圧Vac>直流電圧Vdcであるため交流電圧を回生コンバータ部11が整流し、平滑コンデンサ2が順充電される。しかしこの場合には高調波が印加されているため、高調波成分の電圧振幅値分だけ直流電圧Vdcが交流電圧検出部13で検出される全波整流電圧Vacより高くなる。なお、この高調波が印加されている場合でも初期充電時には当然、交流電流Iacが交流電源200から電源回生コンバータ1への方向で流通している状態となる。
・参照電圧Vreは基本的に直流電圧Vdcの移動平均値を逐次代入して更新する。
・交流電流Iacが不通状態の場合は参照電圧Vreの更新を停止して前回値を保持する。
・参照電圧Vre≒直流電圧Vdcである場合には、更新を停止して前回値を保持する。
・全波整流電圧Vac>直流電圧Vdcである場合には、参照電圧Vre≒直流電圧Vdcであっても更新する。
2 平滑コンデンサ
3 モータ駆動装置
11 回生コンバータ部
11a 整流ブリッジ回路
11b 回生スイッチング回路
12 交流電流検出部
13 交流電圧検出部
14 コンバータ回生制御部
31 インバータ部
31a 回生ブリッジ回路
31b 駆動スイッチング回路
32 インバータ制御部
51,61 アームスイッチング素子(半導体スイッチング素子)
52,62 ダイオード
100 モータ駆動システム
200 外部交流電源
300 3相交流モータ
Iac 交流電流
Vac 交流電圧
Vdc 直流電流
Vre 参照電圧、比較基準電圧
Claims (9)
- 入力される交流電源の各相の交流電流流通状態を検出する交流電流検出部と、
前記交流電源を全波整流して直流電圧を出力する整流ブリッジ回路と、2つの半導体スイッチング素子を直列に接続した組を、前記整流ブリッジ回路の各相に対応して並列に接続した回生スイッチング部と、を有する回生コンバータ部と、
前記直流電圧を平滑する平滑コンデンサと、
前記交流電流検出部が検出した前記交流電流流通状態に基づく開始判定処理で判定した開始タイミングで、前記回生コンバータ部の前記半導体スイッチング素子をそれぞれスイッチングして、前記直流電圧側で発生した回生電力を前記交流電源へ戻すように電源回生処理を行うコンバータ回生制御部と、
を備えることを特徴とする電源回生コンバータ。 - 前記交流電源からの交流入力電圧を全波整流して全波整流電圧を検出する交流電圧検出部をさらに備え、
前記コンバータ回生制御部が行う前記開始判定処理は、
前記交流電流流通状態と前記直流電圧とに基づいて更新される参照電圧を比較基準電圧とし、
前記直流電圧が、前記比較基準電圧より所定値以上に大きくなった際に前記電源回生処理の開始タイミングであると判定することを特徴とする請求項1記載の電源回生コンバータ。 - 前記交流電源からの交流入力電圧を全波整流して全波整流電圧を検出する交流電圧検出部をさらに備え、
前記コンバータ回生制御部が行う前記開始判定処理は、
前記交流電流流通状態と前記直流電圧とに基づいて更新される参照電圧と、前記交流電圧検出部が検出した前記全波整流電圧とのいずれか大きい方を比較基準電圧とし、
前記直流電圧が、前記比較基準電圧より所定値以上に大きくなった際に前記電源回生処理の開始タイミングであると判定することを特徴とする請求項1記載の電源回生コンバータ。 - 前記コンバータ回生制御部が行う前記開始判定処理は、前記参照電圧に前記直流電圧を逐次代入して更新し、前記交流電流流通状態が不通状態の間は前記参照電圧を更新しないことを特徴とする請求項2又は3記載の電源回生コンバータ。
- 前記コンバータ回生制御部が行う前記開始判定処理は、前記参照電圧に前記直流電圧の移動平均を代入して更新することを特徴とする請求項4記載の電源回生コンバータ。
- 前記コンバータ回生制御部が行う前記開始判定処理は、前記参照電圧と前記直流電圧とが略等しい場合には前記参照電圧を更新しないことを特徴とする請求項4又は5記載の電源回生コンバータ。
- 前記コンバータ回生制御部が行う前記開始判定処理は、前記直流電圧が前記全波整流電圧より低い場合は更新することを特徴とする請求項6記載の電源回生コンバータ。
- 入力される交流電源の各相の交流電流流通状態を検出する交流電流検出部と、
前記交流電源を全波整流して直流電圧を出力する整流ブリッジ回路と、2つの半導体スイッチング素子を直列に接続した組を、前記整流ブリッジ回路の各相に対応して並列に接続した回生スイッチング部と、を有する回生コンバータ部と、
前記直流電圧を平滑する平滑コンデンサと、
前記交流電流検出部が検出した前記交流電流流通状態に基づく開始判定処理で判定した開始タイミングで、前記回生コンバータ部の前記半導体スイッチング素子をそれぞれスイッチングして、前記直流電圧側で発生した回生電力を前記交流電源へ戻すように電源回生処理を行うコンバータ回生制御部と、
前記平滑コンデンサに接続されるインバータ部と、
上位制御装置からのモータ制御指令に基づいて前記インバータ部に接続されたモータに所望の電力を供給するよう当該インバータ部をPWM制御するインバータ制御部と、
を備えることを特徴とするモータ駆動システム。 - 入力される交流電源を全波整流して直流電圧を出力する整流ブリッジ回路と、2つの半導体スイッチング素子を直列に接続した組を、前記整流ブリッジ回路の各相に対応して並列に接続した回生スイッチング部と、を有する回生コンバータ部に対して実行する電源回生処理方法であって、
前記交流電源の各相の交流電流流通状態を検出する交流電流検出工程と、
前記交流電流検出工程で検出した前記交流電流流通状態に基づく開始判定処理で判定した開始タイミングで、前記回生コンバータ部の前記半導体スイッチング素子をそれぞれスイッチングして、前記直流電圧側で発生した回生電力を前記交流電源へ戻すように電源回生処理を行うコンバータ回生制御工程と、
を実行することを特徴とする電源回生処理方法。
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