JP2013065500A - 雄端子金具 - Google Patents

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【課題】タブ部と相手の雌端子金具との接触圧を確保した上で、タブ部の基端側を増強する。
【解決手段】タブ部20は、扁平な角筒形に形成される。タブ部20の基端側20Aでは、対向板24Aの自由側の側縁が基板22における他方の側縁の手前側に留まり、かつこの基板22の他方の側縁に立ち上がり形成された他方の側板21Aの立ち上がり端が、対向板24Aの自由側の側縁の前方にまで達している断面形状である。一方、タブ部20の先端側20Bでは、対向板24Bの自由側の側縁が基板22における他方の側縁の位置まで突出し、かつこの基板22の他方の側縁に立ち上がり形成された他方の側板21Bの立ち上がり端が、対向板24Bの自由側の側縁を受けるべく同自由側の側縁に当接した断面形状となっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、電線の接続用に端末に固着される雄端子金具に関する。
雄端子金具は、導電性に優れた金属板をプレス加工して形成され、本体部の後方に電線の端末に固着されるバレルが設けられる一方、本体部の前面に、相手の雌端子金具と嵌合接続されるタブ部が突出形成された形状である。より具体的には、相手の雌端子金具には、内部に弾性接触片を備えた接続筒部が設けられ、雄端子金具のタブ部が雌端子金具の接続筒部に挿入されると、タブ部が弾性接触片と対向した壁面との間で弾性的に挟持されて、電気的な接続が取られるようになっている。ここで雄端子金具のタブ部としては、接触圧を確実に取るために所定の厚さが必要とされるが、その一方で、プレス加工の容易性等を考慮して、素材となる金属板は比較的薄いものがよいという事情がある。
そこで従来、下記特許文献1には、比較的薄肉の金属板からなる端子素材の一部に帯状部を設け、同帯状部を幅方向に折り曲げることにより扁平な角筒形をなすタブ部を形成した例が記載されている。
第1の例としては、帯状部の一方の側縁側をU字状に折り返し、同折り返し端を直角曲げして帯状部の他方の側縁に当てることにより扁平な角筒形としたものであり、潰れ変形に抗した強度は備えている。
第2の例としては、帯状部の両側縁を上面の中央で突き合うようにして扁平な角筒形に形成し、突き合った両側縁に補強壁を直角曲げして両補強壁を下面に当てることにより、潰れ変形に抗した強度を備えるようにしている。
特許第3480708号公報
ところで、この種の雄端子金具のタブ部は細長い形状であることから、タブ部の先端に異物が当たった場合等に、特に同タブ部の基端に対して厚さ方向の曲げ応力が生じるが、上記第1の例のタブ部では、角筒を構成する一方の側板の高さが低くなった断面形状であるため、曲げ強度が不足する嫌いがある。
一方、第2の例のタブ部では、曲げ強度は確保されるが、相手の雌端子金具における弾性係止片または対向壁と接触するタブ部の上面が、平坦面ではなくて幅方向の途中で分断された面であるため、段差ができるおそれがある等により、相手部材との接触態様を考慮した際には、必ずしも好適とは言えなかった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、その目的は、タブ部と相手の雌端子金具との接触圧を確保した上で、タブ部の基端側を増強してその折れ曲がり変形を防止できる雄端子金具を提供するところにある。
本発明は、金属板からなる端子素材の一部に設けられた帯状部を幅方向に折り曲げることにより、相手の雌端子金具と嵌合接続されるタブ部が形成された雄端子金具であって、前記タブ部は、基板と、この基板の一方の側縁から直角に立ち上がり形成された一方の側板と、この一方の側板の立ち上がり端から前記基板に対して所定間隔を開けた平行姿勢をなして折り重なるように曲げ形成された対向板と、前記基板の他方の側縁から直角に立ち上がり形成された他方の側板と、からなる扁平な角筒形に形成されており、前記タブ部の基端側では、前記対向板の自由側の側縁が前記基板における前記他方の側縁の手前側に留まり、かつこの基板の前記他方の側縁に立ち上がり形成された前記他方の側板の立ち上がり端が、前記対向板の前記自由側の側縁の前方にまで達している断面形状である一方、前記タブ部の先端側では、前記対向板の自由側の側縁が前記基板における前記他方の側縁の位置まで突出し、かつこの基板の前記他方の側縁に立ち上がり形成された前記他方の側板の立ち上がり端が、前記対向板の前記自由側の側縁を受けるべく同自由側の側縁に当接した断面形状となっているところに特徴を有する。
タブ部の基端側では、角筒における帯状部の両側縁が突き合わせされて形成される側面側の側板の高さを稼ぐことができることによって、断面係数が大きくなり、曲げに対する強度が高められる。一方、相手の雌端子金具と嵌合接続されるタブ部の先端側では、対向板が一枚の平坦面でかつ同対向板の自由側の側縁が他方の側板で受けられることにより、角筒の潰れ変形も防止される。
相手の雌端子金具との接触圧を確保した上で、タブ部の基端側を増強してその折れ曲がり変形を防止することができる。
また、以下のような構成としてもよい。
(1)前記タブ部の基端側における前記他方の側板の立ち上がり端の前縁と、前記タブ部の先端側における前記他方の側板の立ち上がり端の後縁との間、及び、前記タブ部の基端側における前記対向板の自由端の前縁と、前記タブ部の先端側における前記対向板の自由端の後縁との間とが、それぞれテーパ縁を介して接続されている。タブ部における基端側の前縁と、先端側の後縁とが段差無く滑らかに繋がった形態となり、同繋ぎ部分での応力集中が回避されて損傷防止に有効となる。
(2)前記タブ部の先端側における前記対向板の前記自由側の側縁では、前記他方の側板の立ち上がり端が当接する面が叩かれて薄肉化されている。対向板を受けた構造としながらも、他方の側板の高さをより大きく取ることができ、曲げ強度を高めることに有効となる。
(3)前記タブ部の基端側における相手の雌端子金具との嵌合領域から外れた領域では、前記基板の前記他方の側縁に立ち上がり形成された前記他方の側板の立ち上がり端が、前記対向板を越えた位置まで突出している。相手の雌端子金具との嵌合を妨げることなく、タブ部の基端側のさらなる増強を図ることができる。
本発明の雄端子金具によれば、タブ部と相手の雌端子金具との接触圧を確保した上で、タブ部の基端側を増強してその折れ曲がり変形を防止することができる。
本発明の実施形態1に係る雄端子金具の斜視図 雄端子金具の展開形状を示す平面図 その組立後の平面図 図1のA−A線で切断した斜視断面図 その正面視の断面図 図1のB−B線で切断した斜視断面図 その正面視の断面図 本発明の実施形態2に係るタブ部の基端で切断した正面視の断面図
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図7によって説明する。
この実施形態の雄端子金具Mは、導電性に優れた金属板をプレス加工することによって形成されており、図1に示すように、本体部10の後方に、ワイヤバレル11とインシュレーションバレル12とが連設されているとともに、本体部10の前面に、先細りとなった接続部14を介してタブ部20が突出形成された構造となっている。
より具体的には、金属板のフープ材がプレス工程を搬送される間に、図2に示す展開形状の端子素材15が切断形成され、同端子素材15に対して複数回に亘る曲げ成形が施されることによって、図1及び図3に示す雄端子金具Mが組み立て形成される。
本体部10は、コネクタハウジング(図示せず)のキャビティ内にほぼ緊密に嵌る後面開放の箱形に形成されており、同本体部10の曲げ形成に伴い、前面の接続部14が形成される。
ワイヤバレル11は、電線(図示せず)における芯線の端末にかしめ圧着されるものであって、底板の両側縁から一対のバレル片11Aが対向して立ち上がり形成されている。ワイヤバレル11の内面には、複数条のセレーション13が形成されている。
インシュレーションバレル12は、同電線における絶縁被覆の端末にかしめ圧着されるものであって、底板の両側縁から一対のバレル片12A,12Bが、前後に位置をずらして立ち上がり形成されている。
続いて、タブ部20の構造を詳細に説明する。
図2に示す展開形状の端子素材15において、本体部10の前面の接続部14を構成する部分の先に、タブ部20を構成する帯状部16が形成されている。この帯状部16は大まかには、幅方向における正面視の右端から順次に、右側板21、下面板22、左側板23及び上面板24が並んで形成されている。そして、帯状部16における下面板22の左側縁から左側板23が直角に立ち上がり形成され、この左側板23の上縁から上面板24が正面視で右方に向けて直角曲げされて、下面板22と所定間隔を開けて平行姿勢で対向するように形成されるとともに、下面板22の右側縁から右側板21が直角に立ち上がり形成されることによって、扁平な角筒形に形成されている。
なお、下面板22と上面板24との先端には、台形状のガイド板25がそれぞれ連設されており、上記の曲げ形成に伴い、両ガイド板25が対向しかつその先端縁同士が接触するように曲げ形成されることにより、先細りとなったガイド部26が形成されている。
タブ部20は、図示しない相手の雌端子金具と嵌合された場合に、同雌端子金具に設けられた接続筒部内に挿入され、タブ部20のうち先端側が、同接続筒部内に設けられた弾性接触片と、対向した天井壁との間で弾性的に挟持されることにより、電気的な接続が取られるようになっている。
なお、図7に示すように、雌端子金具の接続筒部の天井壁30には、前後方向に延びた左右2条の接点部31が突出形成されている。
さて、タブ部20、詳細には先端のガイド部26を除いた扁平な角筒形をなす部分は、その全長のうち後側の略1/3の領域が基端部20Aと、残りの略2/3の領域が先端部20Bとなっていて、それぞれ断面形状を異にして形成されている。
右側板21については、基端部20Aの右側板21Aは、左側板23と同じ高さとなる寸法に形成されている一方、先端部20Bの右側板21Bは、基端部20Aの右側板21Aよりも所定寸法(板厚の80%程度)低くなる寸法に形成されている。基端部20Aにおける右側板21Aの自由端縁(立ち上がり端縁)の前端と、先端部20Bにおける右側板21Aの自由端縁(立ち上がり端縁)の後端とは、先下がりとなったテーパ縁27で接続されている。
上面板24について、基端部20Aの上面板24Aは、下面板22の幅よりも小さい幅に形成されている一方、先端部20Bの上面板24Bは、下面板22の幅と同じ幅に形成されている。ただし、先端部20Bの上面板24Bでは、自由端縁の裏面28(下面板22と対向する面)の所定幅領域が、叩かれて薄肉(板厚の80%程度)とされている。
基端部20Aにおける上面板24Aの自由端縁の前端と、先端部20Bにおける上面板24Bの自由端縁の後端とは、同じようにテーパ縁29で接続されている。
本実施形態の作用を説明する。
上記のような展開形状を持った端子素材15が曲げ加工されてタブ部20が形成されると、タブ部20全体としては、下面板22と、この下面板22の左側縁から直角に立ち上がり形成された左側板23と、左側板23の立ち上がり端から下面板22に対して所定間隔を開けた平行姿勢をなして折り重なるように曲げ形成された上面板24と、下面板22の右側縁から直角に立ち上がり形成された右側板21と、からなる扁平な角筒形に形成される。
ここで、タブ部20の基端部20Aでは、図4及び図5に示すように、上面板24Aの自由端縁(右側縁)が、下面板22の右側縁よりも手前の左方位置に留まり、かつこの下面板22の右側縁に立ち上がり形成された右側板21Aの立ち上がり端が、上面板24Aの右側縁における端面の前方を通って、同右側縁の上面位置にまで達した断面形状となっている。
一方、タブ部20の先端部20Bでは、図6及び図7に示すように、上面板24Bの自由端縁(右側縁)が、下面板22の右側縁の位置まで突出し、かつこの下面板22の右側縁に立ち上がり形成された右側板21Bの立ち上がり端が、上面板24Bの右側縁における薄肉化された裏面28に当てられている。
上記のような形状に組み付けられた雄端子金具Mのタブ部20によると、その基端部20Aでは、角筒における帯状部16の両側縁が突き合わせされて形成される右側面側において、右側板21Aの高さを稼ぐことができることによって、断面係数を大きくでき、結果、曲げに対する強度が高められる。
一方、タブ部20の先端部20Bは、既述したように相手の雌端子金具の接続筒部に挿入され、同接続筒部内に設けられた弾性接触片と対向した天井壁30との間で弾性的に挟持され、特に図7に示すように、天井壁30に突出形成された2条の接点部31が、タブ部20の先端部20Bにおける上面板24Bの幅方向の両端部を押圧する形態を採る。
ここでタブ部20の先端部20Bでは、接点部31が設けられた天井壁30と対向した上面板24Bが一枚の平坦面で、かつ上面板24Bの自由端縁(右側縁)が右側板21Bで受けられることにより、角筒の潰れ変形も防止される。
その結果、相手の雌端子金具との接触圧を確保した上で、タブ部20の基端部20Aを増強してその折れ曲がり変形を防止することが可能となる。
また、この実施形態では、基端部20Aにおける右側板21Aの自由端縁の前端と、先端部20Bにおける右側板21Bの自由端縁の後端との間、また、基端部20Aにおける上面板24Aの自由端縁の前端と、先端部20Bにおける上面板24Bの自由端縁の後端との間が、ともにテーパ縁27,29で接続されており、端的には、タブ部20における基端部20Aの前縁と、先端部20Bの後縁とが段差無く滑らかに繋がった形態に形成されているから、繋ぎ部分での応力集中が回避されて損傷防止に有効となる。
さらに、タブ部20の先端部20Bにおける上面板24Bの自由端縁(右側縁)では、右側板21の立ち上がり端が当接する裏面28が叩かれて薄肉化されている。これにより、上面板24Bを受けた構造としながらも、右側板21Bの高さを極力大きく取ることができ、先端部20Bにおける曲げ強度を高めることに有効となる。
<実施形態2>
図8は、本発明の実施形態2を示す。
雄端子金具M1のタブ部20が、相手の雌端子金具の接続筒部内に挿入されて電気的な接続が図られるに際して、タブ部20が実際に接続筒部内に挿入されるのは、タブ部20の先端部20Bから、基端部20Aのうち前端側の所定長さ領域に亘ってのみである。
そこで実施形態2では、タブ部20の基端部における相手の雌端子金具の接続筒部との嵌合領域から外れた後端側の領域では、図8に示すように、下面板22の右側縁に立ち上がり形成された右側板40の立ち上がり端が、上面板24Aを越えてさらに上方まで突出したさらに背の高い形状に形成されている。
この実施形態2の構造によれば、相手の雌端子金具との嵌合接続を妨げることなく、タブ部20の基端部20Aのさらなる増強を図ることができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、端子素材の帯状部を角筒形に曲げ形成してタブ部を形成する場合における角筒の断面の繋ぎ部分が、正面視で右上角である場合を例示したが、同繋ぎの部分が、正面視で左上角であったり、左下又は右下の角であってもよい。
(2)タブ部における先端部は、相手の雌端子金具と実際に嵌合接続されるように機能する部分であって、断面形状を互いに異にする先端部と基端部との長さの比率は、上記実施形態に例示したものに限らず、端子金具全体の形状等の条件に応じて任意に設定することができる。
(3)上記実施形態では、タブ部の先端側における上面板の自由端縁の裏面を薄肉化したのであるが、薄肉化することは割愛しても良く、そのようなものも本発明の技術的範囲に含まれる。
(4)上記実施形態では、相手の雌端子金具の接続筒部内に接点部が2条設けられている場合を例示したが、同接点部は、例えば幅広のものが1条である等、他の構造としてもよい。
M,M1…雄端子金具
15…端子素材
16…帯状部
20…タブ部
20A…基端部
20B…先端部
21,21A,21B…右側板(他方の側板)
22…下面板(基板)
23…左側板(一方の側板)
24,24A,24B…上面板(対向板)
27…テーパ縁
28…(上面板24Bの自由端縁の)裏面
29…テーパ縁
40…右側板(他方の側板)

Claims (4)

  1. 金属板からなる端子素材の一部に設けられた帯状部を幅方向に折り曲げることにより、相手の雌端子金具と嵌合接続されるタブ部が形成された雄端子金具であって、
    前記タブ部は、基板と、この基板の一方の側縁から直角に立ち上がり形成された一方の側板と、この一方の側板の立ち上がり端から前記基板に対して所定間隔を開けた平行姿勢をなして折り重なるように曲げ形成された対向板と、前記基板の他方の側縁から直角に立ち上がり形成された他方の側板と、からなる扁平な角筒形に形成されており、
    前記タブ部の基端側では、前記対向板の自由側の側縁が前記基板における前記他方の側縁の手前側に留まり、かつこの基板の前記他方の側縁に立ち上がり形成された前記他方の側板の立ち上がり端が、前記対向板の前記自由側の側縁の前方にまで達している断面形状である一方、
    前記タブ部の先端側では、前記対向板の自由側の側縁が前記基板における前記他方の側縁の位置まで突出し、かつこの基板の前記他方の側縁に立ち上がり形成された前記他方の側板の立ち上がり端が、前記対向板の前記自由側の側縁を受けるべく同自由側の側縁に当接した断面形状となっていることを特徴とする雄端子金具。
  2. 前記タブ部の基端側における前記他方の側板の立ち上がり端の前縁と、前記タブ部の先端側における前記他方の側板の立ち上がり端の後縁との間、及び、前記タブ部の基端側における前記対向板の自由端の前縁と、前記タブ部の先端側における前記対向板の自由端の後縁との間とが、それぞれテーパ縁を介して接続されていることを特徴とする請求項1記載の雄端子金具。
  3. 前記タブ部の先端側における前記対向板の前記自由側の側縁では、前記他方の側板の立ち上がり端が当接する面が叩かれて薄肉化されていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の雄端子金具。
  4. 前記タブ部の基端側における相手の雌端子金具との嵌合領域から外れた領域では、前記基板の前記他方の側縁に立ち上がり形成された前記他方の側板の立ち上がり端が、前記対向板を越えた位置まで突出していることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の雄端子金具。
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