JP2013056691A - チューブ容器を包装機へ供給する方法及び装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】倒立姿勢のチューブ容器1のキャップ5を容器ホルダー17で保持し、容器供給コンベア11で受取り位置に移送してその位置で位置決めする。次いで、位置決めされたチューブ容器1の開口部を、一対の成形部材21,21で挟んで偏平化し、偏平化された開口部を一対の挟持部材24,24で挟持し、前記受取り位置からグリッパー8,8への引渡しが行われる引渡し位置へと移送する。グリッパー8,8は前記引渡し位置に停止したチューブ容器1の両側縁を把持する。
【選択図】図2
Description
本発明は、チューブ容器の包装処理おけるこのような要請に応えるためになされたもので、空のチューブ容器を前記包装機のグリッパーに供給するための供給方法及び装置を提供することを目的とする。
(1)前記容器ホルダーがチューブ容器のキャップが嵌入する筒状の保持部を備える。
(2)前記容器ホルダーが開閉する複数のホルダー部材からなり、前記複数のホルダー部材が閉じたときチューブ容器のキャップを保持し、開いたときチューブ容器を解放する。
(3)複数個の容器ホルダーが間欠駆動される環状の搬送帯上に等間隔に配置され、容器供給コンベアの駆動に伴い鉛直面内に設定された環状の移動経路に沿って前記間隔と同じ距離ずつ間欠移動する。前記環状の移動経路は水平な移動経路を有し、容器ホルダーが前記水平な移動経路に沿って間欠移動するとき、チューブ容器を倒立姿勢で間欠移送し、かつ停止したときチューブ容器を前記受取り位置に位置決めする。
(5)前記移送アームが昇降可能でかつ鉛直な支点軸を中心に旋回可能であり、前記一対の挟持部材が前記移送アームに水平面内で進退可能に設置されている。
まず、図1にプラスチック製のチューブ容器1を倒立姿勢で示す。チューブ容器1は雄ねじが形成された口部(注出口)2、肩部3及び本体部(胴部)4からなり、口部2にねじ込み式のキャップ5が締結されている。本体部4は底部が開口し(開口6)、両側縁に折り目7が形成され、略楕円形の断面を有し、肩部3側(略円形)から開口6にかけてしだいにその扁平率が高くなっている。
容器供給コンベア11は、一定角度ずつ間欠回転する2個のプーリ14,15、プーリ14,15間に掛け渡され鉛直面内で回転する搬送帯16、搬送帯16上に等間隔で設置された多数の容器ホルダー17、及び一対のガイド部材18,18からなる。
移送アーム23の基部は、所定距離を昇降しかつ所定角度範囲(この例では90°に設定)を往復回動する鉛直な支点軸25に固定されている。移送アーム23の旋回端部に挟持部材進退用エアシリンダ26が設置され、挟持部材進退用エアシリンダ26のロッドの先端に挟持部材開閉用エアシリンダ27が固定され、挟持部材開閉用エアシリンダ27の下部に前記一対の挟持部材24,24が設置されている。挟持部材進退用エアシリンダ26のロッドは、支点軸25の軸心を通る鉛直面に沿って水平方向に進退する。
(1)開口部成形工程(図4参照)
(a)チューブ容器1を保持した容器ホルダー17が水平な移動経路に沿って移動し、前記受取り位置に停止する(図4(a))。このときチューブ容器1が前記受取り位置に位置決めされる。
(b)エアシリンダ22,22が作動し、成形部材21,21がそれぞれ前進して互いに接近し、チューブ容器1を両側から挟み、チューブ容器1び開口部(開口6及びその近傍領域)を偏平化する(図4(b))。
(c)支点軸25が回動し(移送アーム23が旋回し)、それに伴い挟持部材24,24が同方向に旋回し、同時に挟持部材進退用エアシリンダ26が作動して挟持部材24,24が後退(支点軸25に近づく方向に移動)する。これにより、挟持部材24,24がチューブ容器1の上方に停止する(図4(c))。
(a)挟持部材開閉用エアシリンダ27が作動して挟持部材24,24が閉じ、前記受取り位置に位置決めされたチューブ容器1の開口6付近(成形部材21,21が挟んだ箇所より上の位置)を挟持する(図5(a))。
(b)エアシリンダ22,22が反対方向に作動し、成形部材21,21がそれぞれ後退して互いに離れ、チューブ容器1を解放する(図5(b))。この段階で、挟持部材24,24によるチューブ容器1の受取りが完了する。チューブ容器1は開口6付近を挟持部材24,24で挟持されており、成形部材21,21から解放されてからも、開口部(開口6及びその近傍領域)は偏平化した状態が維持される。
(c)支点軸25が上昇し(移送アーム23が上昇し)、それに伴い挟持部材24,24が上昇して、挟持したチューブ容器1を容器ホルダー17から取り出す(図6)。
(e)挟持部材進退用エアシリンダ26が反対方向に作動して挟持部材24,24が前進(支点軸25から離れる方向に移動)し、挟持したチューブ容器1を前記引渡し位置まで水平に移送する(図8)。このとき、グリッパー8,8の可動側把持爪8b,8bは開いており、チューブ容器1の移送の妨げにならない。この引渡し位置において、チューブ容器1はグリッパー8,8の固定側把持爪8a,8aの把持面に接触している。なお、この段階で、容器供給コンベア11では前記受取り位置に位置決めされた新たなチューブ容器1が、成形部材21,21により開口部を偏平化されている。
(a)グリッパー8,8の可動側把持爪8b,8bが閉じ、固定側把持爪8a,8aとの間でチューブ容器1の両側縁部を把持する(図9(a))。挟持部材24,24と干渉しないように、グリッパー8,8による把持位置は、挟持部材24,24の挟持位置より少し下方に設定されている。
(b)挟持部材開閉用エアシリンダ27が反対方向に作動して一対の挟持部材24,24が開き、チューブ容器1を解放する(図9(b))。この段階で、一対の挟持部材24,24からグリッパー8,8へのチューブ容器1の引渡しが完了する。
図10,11に示す容器供給コンベア31は、図2,3に示す容器供給コンベア11とは、搬送帯32上に設置された容器ホルダー33の形態が異なり、また容器ホルダー33を作動させる作動機構を備える点で異なるが、他の点で一致する。
容器ホルダー33は、搬送方向の前後に配置された2個のホルダー部材34,35からなる。ホルダー部材34,35は、それぞれ略半円形の底壁とその周囲の側壁からなり、底壁は互いに係合する凸部36と凹部37を有する。容器ホルダー33は、ホルダー部材34,35が閉じたとき、容器ホルダー17と同じく、底壁を有する円筒状の部材となり、その内側にチューブ容器1のキャップ5を掴むことができる。
前記供給位置から容器ホルダー33が移動し、その過程で一対のガイド部材18,18によりチューブ容器1の向きが矯正され、続いてカム板47のカム面に沿ってカムローラ46が後退(図11において下向きに移動)し、図11(b)に示すように、引張ばね45の付勢力でL字レバー39と三叉レバー42が内向きに揺動し、ホルダー部材34,35が閉じてチューブ容器1のキャップ5を掴む。
容器ホルダー33が前記受取り位置に達する直前の移動中に、カム板47のカム面に沿ってカムローラ46が前進(図11において上向きに移動)し、図11(c)に示すように、引張ばね45の付勢力に抗してL字レバー39と三叉レバー42が外向きに揺動し、ホルダー部材34,35が開いてチューブ容器1を解放する。
5 キャップ
6 開口
8 包装機のグリッパー
9 容器供給装置
11,31 容器供給コンベア
12 容器開口部成形装置
13 容器移送装置
16,32 搬送帯
17,33 容器ホルダー
18 ガイド部材
21 成形部材
23 移送アーム
24 挟持部材
33,34 ホルダー部材
Claims (8)
- 口部がキャップ締めされかつ底部が開口した空のプラスチック製チューブ容器を、前記チューブ容器に被充填物を充填する包装機に設置されたグリッパーに倒立姿勢で供給する方法において、受取り位置に倒立姿勢で位置決めされた前記チューブ容器の開口部を偏平化する開口部成形工程と、前記チューブ容器を倒立姿勢のまま前記受取り位置から引渡し位置に移送する容器移送工程と、前記引渡し位置で前記チューブ容器を包装機のグリッパーに引渡す容器引渡し工程からなり、前記開口部成形工程では、前記受取り位置に倒立姿勢で位置決めされた前記チューブ容器を一対の成形部材で挟んで開口部を偏平化し、前記容器移送工程では、偏平化した前記開口部を一対の挟持部材で挟持し、前記一対の成形部材を開いて前記チューブ容器を前記一対の成形部材から解放し、このとき前記開口部は前記一対の挟持部材で挟持されて偏平化した状態が維持され、続いて前記挟持部材を移動して前記チューブ容器を倒立姿勢のまま前記受取り位置から前記引渡し位置に移送し、前記容器引渡し工程では、前記引渡し位置において前記グリッパーにより前記チューブ容器の前記開口部の両側縁を把持し、前記一対の挟持部材を開いて前記チューブ容器を前記一対の挟持部材から解放することを特徴とするチューブ容器を包装機へ供給する方法。
- 倒立姿勢の前記チューブ容器を所定の経路に沿って前記受取り位置に移送し、その移送の過程で前記チューブ容器の水平面内での向きを矯正することを特徴とする請求項1に記載されたチューブ容器を包装機へ供給する方法。
- 口部がキャップ締めされかつ底部が開口した空のプラスチック製チューブ容器を、前記チューブ容器に被充填物を充填する包装機のグリッパーに倒立姿勢で供給する装置において、前記チューブ容器を倒立姿勢で移送し倒立姿勢のまま受取り位置に位置決めする容器ホルダーと、前記受取り位置に位置決めされた前記チューブ容器の開口部を偏平化する容器開口部成形装置と、前記チューブ容器の開口部を挟持して前記受取り位置から前記グリッパーへの引渡し位置に移送する容器移送装置からなり、前記容器開口部成形装置は互いに接離する一対の成形部材を備え、前記一対の成形部材は互いに接近したとき前記チューブ容器を両側から挟んで開口部を偏平化し、前記容器移送装置は移送アームと前記移送アームに設置された開閉する一対の挟持部材を備え、前記一対の挟持部材は閉じたとき前記一対の成形部材により偏平化された前記チューブ容器の開口部を挟持し、前記一対の成形部材が開いたときも前記開口部が偏平化した状態を維持し、続いて前記一対の挟持部材が前記移送アームと共に移動して前記チューブ容器を前記受取り位置から前記引渡し位置に移送することを特徴とするチューブ容器を包装機へ供給する装置。
- 前記容器ホルダーが前記チューブ容器のキャップが嵌入する筒状の保持部を備えることを特徴とする請求項3に記載されたチューブ容器を包装機へ供給する装置。
- 前記容器ホルダーが開閉する複数のホルダー部材からなり、前記複数のホルダー部材が閉じたとき前記チューブ容器のキャップを保持し、開いたとき前記チューブ容器を解放することを特徴とする請求項3に記載されたチューブ容器を包装機へ供給する装置。
- 複数個の容器ホルダーが間欠駆動される環状の搬送帯上に等間隔に配置され、前記容器供給コンベアの駆動に伴い鉛直面内に設定された環状の移動経路に沿って前記間隔と同じ距離ずつ間欠移動し、前記環状の移動経路は水平な移動経路を有し、前記容器ホルダーが前記水平な移動経路に沿って間欠移動するとき、前記チューブ容器を倒立姿勢で間欠移送し、かつ停止したとき前記チューブ容器を前記受取り位置に位置決めすることを特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載されたチューブ容器を包装機へ供給する装置。
- 前記水平な移動経路に沿って一対のガイド部材が配置され、前記一対のガイド部材は前記受取り位置に向けて倒立姿勢で移送される前記チューブ容器に接触し、前記チューブ容器の水平面内での向きを矯正することを特徴とする請求項6に記載されたチューブ容器を包装機へ供給する装置。
- 前記移送アームが昇降可能でかつ鉛直な支点軸を中心に旋回可能であり、前記一対の挟持部材が前記移送アームに水平面内で進退可能に設置されていることを特徴とする請求項3〜7のいずれかに記載されたチューブ容器を包装機へ供給する装置。
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