JP2013052559A - 印刷機の温室効果ガス排出量予測装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】生産数入力部11、生産速度入力部12、紙サイズ入力部13、紙厚さ入力部14、紙種入力部15を有する印刷条件入力器40と、印刷条件入力器40からの情報に基づいて、枚葉紙1の合計消費量を算出する正紙・損紙消費量算出部21、印刷条件入力器40に入力された印刷速度並びに正紙・損紙消費量算出部21で算出された枚葉紙1の合計消費量に基づいて、消費される電力量を算出する電力消費量算出部22、正紙・損紙消費量算出部21及び電力消費量算出部22からの情報に基づいて、枚葉紙1及び電力の消費に伴う温室効果ガスの排出量を算出してCFP値を求める演算処理部50Aを有している演算装置50と、演算装置50での結果を表示するディスプレイ31及びプリンタ32とを備えている。
【選択図】図5
Description
本発明に係る印刷機の温室効果ガス排出量予測装置を枚葉オフセット印刷機に利用した場合の実施形態(第一番目)を図1〜6に基づいて説明する。
図1に示すように、被印刷体としてのシートである枚葉紙1を供給する被印刷体供給手段である給紙装置100には、給紙台101上に積載された枚葉紙1を一枚ずつ送り出すフィーダボード102の基端側が連絡している。このフィーダボード102の先端側には、フィーダボード102上の枚葉紙1を渡胴201Aに一枚ずつ受け渡すスイング装置103が配設されている。
図5に示すように、印刷条件を入力される印刷条件入力手段である印刷条件入力器10には、枚葉紙1の生産数(印刷数)を入力される生産数入力部11と、生産速度(印刷速度)を入力される生産速度入力部12と、枚葉紙1の大きさである紙サイズ及び紙厚さをそれぞれ入力される紙サイズ入力部13及び紙厚さ入力部14と、枚葉紙1の品種である紙種を入力される紙種入力部15と、枚葉紙1に印刷する絵柄情報を入力される絵柄情報入力部16とがそれぞれ設けられている。前記印刷条件入力器10は、各種算出部等を有する演算手段である演算装置20に以下のように接続している。なお、ここでいう品種とは被印刷体の種類を示すものであり、本実施形態では紙種とし、再生紙やコート紙等を示すが、紙に限るものではなく樹脂製や金属製のシートの種類を示すこともできる。
前記印刷条件入力器10の前記入力部11〜16に前述した印刷条件を入力すると、印刷機全体の制御を行う制御蔵置は、当該印刷条件入力器10に入力された上記印刷条件に基づいて、枚葉紙1に印刷を施すように印刷機を作動させる。
前記演算装置20は、前記印刷条件入力器10の前記入力部11〜16に前述した印刷条件が入力されると、前述した印刷運転に先立って、まず、前記正紙・損紙消費量算出部21が、当該印刷条件入力器10の前記印刷条件入力器10の前記生産数入力部11、前記生産速度入力部12、前記紙サイズ入力部13、前記紙厚さ入力部14、前記紙種入力部15からの情報に基づいて、過去の実績データによって作成されて予め入力されているマップから、これから印刷を行うジョブにおける正紙及び損紙の枚葉紙1の枚数及び消費量(重量)をそれぞれ算出してこれらの合計枚数及び合計消費量(重量)をそれぞれ予測算出する。
本発明に係る印刷機をウエブオフセット印刷機に適用した場合の実施形態(第二番目)を図7〜12に基づいて説明する。ただし、前述した実施形態の場合と同様な部分については、前述した実施形態の説明で用いた符号と同様な符号を用いることにより、前述した実施形態での説明と重複する説明を省略する。
本実施形態に係るウエブオフセット印刷機は、図7,8に示すように、リール状に巻かれた被印刷体であるウエブ7を送給する被印刷体供給手段である給紙装置150と、前記給紙装置150から送給された前記ウエブ7に複数色(本実施形態では四色)のインキ2A〜2Dで印刷を行う印刷手段である第一〜四印刷ユニット250A〜250Dと、前記印刷ユニット250A〜250Dで印刷された前記ウエブ7を熱風で乾燥させる加熱乾燥手段である乾燥機350と、前記乾燥機350で乾燥された前記ウエブ7を冷却する冷却手段である冷却装置600と、前記冷却装置600で冷却されたウエブ7を幅方向に沿って所定の間隔で切断すると共に、切断された枚葉紙1を所定の折仕様に折る折手段である折機700と、前記折機700で折られた折丁を積み重ねてバンドで束ねる積載結束手段であるスタッカバンドラ装置450とを備えている。
図11に示すように、印刷条件を入力される印刷条件入力手段である印刷条件入力器40には、前記生産数入力部11と、前記生産速度入力部12と、前記紙サイズ入力部13と、前記紙厚さ入力部14と、前記紙種入力部15と、前記絵柄情報入力部16と、印刷されたウエブ7を断裁した枚葉紙1の折仕様を入力する折仕様入力部47とがそれぞれ設けられている。前記印刷条件入力器40は、各種算出部等を有する演算手段である演算装置50に以下のように接続している。
前記印刷条件入力器40の前記入力部11〜16,47に前述した印刷条件を入力すると、印刷機全体の制御を行う制御蔵置は、当該印刷条件入力器40に入力された上記印刷条件に基づいて、ウエブ7に印刷を施すように印刷機を作動させる。
前記演算装置50は、前記印刷条件入力器40の前記入力部11〜16,47に前述した印刷条件が入力されると、前述した印刷運転に先立って、まず、前記正紙・損紙消費量算出部21が、当該印刷条件入力器40の前記生産数入力部11、前記生産速度入力部12、前記紙サイズ入力部13、前記紙厚さ入力部14、前記紙種入力部15、前記折仕様入力部47からの情報に基づいて、過去の実績データによって作成されて予め入力されているマップから、これから印刷を行うジョブにおける正紙及び損紙の折丁8の部数(ウエブ7の長さ)及び消費量(重量)をそれぞれ算出してこれらの合計部数(枚数)及び合計消費量(重量)をそれぞれ予測算出する。
2A〜2D インキ
3 湿し水
4 パウダ
5 エア
6 洗浄液
7 ウエブ
8 折丁
9 バンド
10 印刷条件入力器
11 生産数入力部
12 生産速度入力部
13 紙サイズ入力部
14 紙厚さ入力部
15 紙種入力部
16 絵柄情報入力部
20 演算装置
20A 演算処理部
21 正紙・損紙消費量算出部
22 電力消費量算出部
23 パウダ消費量算出部
24 刷版消費量算出部
25 洗浄帯消費量算出部
26 インキ消費量算出部
27 湿し水消費量算出部
28 洗浄液消費量算出部
29 長期消費材消費量算出部
31 ディスプレイ
32 プリンタ
33 表示切換スイッチ
40 印刷条件入力器
47 折仕様入力部
50 演算装置
50A 演算処理部
53 ガス消費量算出部
58 バンド消費量算出部
59 長期消費材消費量算出部
100,150 給紙装置
101 給紙台
102 フィーダボード
103 スイング装置
200A〜200D,250A〜250D 第一〜四印刷ユニット
201A〜201D 渡胴
202A〜202D 圧胴
203A〜203D ゴム胴
204A〜204D 版胴
205A〜205D エアノズル
206A〜206C エアガイド
207A〜207D 着けローラ
208A〜208D ローラ群
209A〜209D 振りローラ
210A〜210D 移しローラ
211A〜211D 壺ローラ
212A〜212D インキ壺
213A〜213D 着けローラ
214A〜214D 振りローラ
215A〜215D 移しローラ
216A〜216D 水元ローラ
217A〜217D 水溜め
218 貯水タンク
219 水循環ポンプ
220A〜220D 洗浄装置
221A〜221D 洗浄帯
222A〜222D 繰り出しローラ
223A〜223D パッド
224A〜224D 巻き取りローラ
230 洗浄液タンク
301 UVランプ
302 パウダノズル
303 吸引フード
304 エアノズル
305 ベンチュリ管
305a 小径部
306 吸引管
307 パウダタンク
350 乾燥機
400 排紙装置
401 排紙胴
403 スプロケット
404 排紙チェーン
405A 排紙台(正紙用)
405B 排紙台(損紙用)
406 排紙ガイド
450 スタッカバンドラ装置
451 排紙コンベア
501 検査カメラ
600 冷却装置
601 冷却ローラ
700 折機
701 横裁ち刃胴
701a 切刃
702 刃受け胴
702a 刃受け
Claims (5)
- シート又はウエブからなる被印刷体に刷版を介してインキを印刷する印刷機での印刷に伴って生じる温室効果ガスの排出量を予測する印刷機の温室効果ガス排出量予測装置であって、
前記被印刷体の印刷数、印刷速度、前記被印刷体の大きさ及び品種を入力される印刷条件入力手段と、
前記印刷条件入力手段からの情報に基づいて、適格に印刷される前記被印刷体及び不適格に印刷される前記被印刷体の各消費量及び合計消費量をそれぞれ算出する被印刷体消費量算出部、
前記印刷条件入力手段からの前記印刷速度並びに前記被印刷体消費量算出部で算出された前記被印刷体の前記合計消費量に基づいて、消費される電力量を算出する電力消費量算出部、
前記被印刷体消費量算出部及び前記電力消費量算出部からの情報に基づいて、適格及び不適格に印刷される前記被印刷体並びに前記電力の消費に伴う温室効果ガスの排出量をそれぞれ算出して温室効果ガス総排出量(CFP値)を求める演算処理部
をそれぞれ有している演算手段と、
前記演算手段で算出された結果を表示する表示手段と
を備えていることを特徴とする印刷機の温室効果ガス排出量予測装置。 - 請求項1に記載の印刷機の温室効果ガス排出量予測装置において、
前記印刷条件入力手段が、前記被印刷体に印刷する絵柄情報をさらに入力されるものであり、
前記演算手段が、前記印刷条件入力手段からの前記印刷数及び不適格に印刷される前記被印刷体の枚数の合計枚数を前記被印刷体消費量算出部でさらに算出すると共に、前記印刷条件入力手段からの前記絵柄情報及び前記被印刷体消費量算出部で算出された前記被印刷体の前記合計枚数に基づいて、消費されるインキ量を算出するインキ消費量算出部をさらに有し、当該インキ消費量算出部からの情報に基づいて、前記インキの消費に伴う前記温室効果ガスの排出量をさらに算出して温室効果ガス総排出量(CFP値)を求めるものである
ことを特徴とする印刷機の温室効果ガス排出量予測装置。 - 請求項2に記載の印刷機の温室効果ガス排出量予測装置において、
前記演算手段が、前記被印刷体消費量算出部からの情報に基づいて、さらに、適格に印刷される前記被印刷体によって消費される前記被印刷体及び前記インキによる前記温室効果ガスの排出量を算出して、前記温室効果ガス総排出量(CFP値)から除いた値(性能評価値)を求めるものである
ことを特徴とする印刷機の温室効果ガス排出量予測装置。 - 請求項2又は請求項3に記載の印刷機の温室効果ガス排出量予測装置において、
前記演算手段が、前記印刷条件入力手段からの前記絵柄情報に基づいて、消費される前記刷版の量を算出する刷版消費量算出部をさらに有すると共に、当該刷版消費量算出部からの情報に基づいて、前記刷版の消費に伴う前記温室効果ガスの排出量をさらに算出して温室効果ガス総排出量(CFP値)を求めるものである
ことを特徴とする印刷機の温室効果ガス排出量予測装置。 - 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の印刷機の温室効果ガス排出量予測装置において、
前記表示手段が、前記演算手段の前記電力消費量算出部で算出された電力の消費量及び前記被印刷体消費量算出部で算出された前記被印刷体の消費量も併せて表示するものである
ことを特徴とする印刷機の温室効果ガス排出量予測装置。
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JP2002006696A (ja) * | 2000-06-20 | 2002-01-11 | Minolta Co Ltd | 画像形成装置使用によるco2排出量算出方法とco2排出量管理システム、及び画像形成装置 |
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JP2007168437A (ja) * | 2005-12-20 | 2007-07-05 | Heidelberger Druckmas Ag | 印刷機で被印刷体を選別する方法 |
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Non-Patent Citations (1)
Title |
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JPN6015017600; カーボンアイ パンフレット , 20110418, 第1-8頁, 株式会社トーク * |
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