JP2013052194A - 車両構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】車両1は、フロア10と、フロア10上に設けられた前席20と、フロア10上の前席20の後側に設けられた後席30と、フロア10と前席20との間に設けられた電動ウインチ40と、を備え、フロア10の前席20と後席30との間には凹部10aが形成されており、後席30は、凹部10aに格納可能であり、後席30が凹部10aに格納された状態で、電動ウインチ40によってフロア10上に車椅子100が引き込まれる。
【選択図】図1
Description
フロア10は、車室の床面を構成するものであって、前方から後方に向けて順に、フロントフロア11と、ミッドフロア12と、リアフロア13と、を備える。フロントフロア11には、左右一対の前席20,20が配置されており、ミッドフロア12には、左右一対の後席30,30が配置されている。リアフロア13は、後席30使用時には、車室後部の荷物スペースとして使用される。これらフロントフロア11、ミッドフロア12及びリアフロア13は、ボルト、溶接等によって互いに固定されている。また、フロア10には、前席20と後席30との間、すなわち、フロントフロア11の後端からミッドフロア12の前端にかけて、凹部10aが形成されている。また、フロントフロア11の前端には、凸部10bが形成されている。また、リアフロア13は、後ろに行くにつれて下がる傾斜面を呈しており、その後端には、左右一対のリング61,61が取り付けられている。
左右一対の前席20,20は、運転席及び助手席であり、フロントフロア11の凸部10a上に設けられている。
左右一対の後席30,30は、ミッドフロア12上に設けられている、かかる後席30,30は、その前下方に形成された凹部10aに格納(いわゆる、ダイブイン)可能に構成されている。本発明において、「後席30が凹部10aに格納可能」とは、「後席30のシートバックを前方へ倒しつつ後席30全体を前下方に移動させ、後席30の少なくとも一部を凹部10a内に収容する」ことをいう。
図1及び図2に示すように、左右一対の電動ウインチ40,40は、車椅子100を車室後部スペースに引き込むためのウインチであり、それぞれフロントフロア11と前席20との間に設けられている。かかる左右一対の電動ウインチ40,40は、車両1の図示しないバッテリを電源として作動する。
スロープ50は、車室後端に設けられており、未使用時には、バックドア3近傍に立設した状態で収納され、使用時には、バックドア開口から車両1の後方に倒されて展開される。未使用時において、スロープ50は、図示しないロック機構によって車体の左右側面に固定可能である。
続いて、本発明の実施形態に係る車両1の車室内に車椅子100を引き込む動作例について、図7及び図8を参照して説明する。図7は、本発明の実施形態に係る車両における車椅子の動作を示す側面図である。図8は、本発明の実施形態に係る車両における車椅子の固定状態を示す図である。
また、本発明の実施形態に係る車両1は、後席40を備えているので、車椅子100の非搭載時における乗員の座席数を好適に確保することができ、さらに電動ウインチ40が前席20の下方に設けられているので、後席40の乗員の足置きスペース及び足引きスペースを十分に確保することができる。
また、本発明の実施形態に係る車両1は、燃料容器2が前席20の下方に設けられているので、後席40を格納する凹部10aを十分に確保することができ、さらには、電動ウインチ40のブラケット42が燃料容器2を跨いでフロア骨格に固定されるので、車椅子100の牽引荷重に耐えることができる。
また、本発明の実施形態に係る車両1は、ブラケット42がハシゴ状を呈するので、車椅子100の牽引荷重をフロア骨格に分散することができる。
また、本発明の実施形態に係る車両1は、スライダ36を備えるので、電動ウインチ40のベルト41bが後席30に当接する経路であっても、電動ウインチ40をスムーズに作動させることができる。
また、本発明の実施形態に係る車両1は、リング61、ベルト62及び鉤63を用いて車椅子100の後部をリアフロア13に固定するので、簡易な構成によって車椅子100を固定することができる。
10 フロア
11 フロントフロア
12 ミッドフロア
13 リアフロア
14 クロスメンバ(フロア骨格)
15 クロスメンバ(フロア骨格)
16 サイドシルインナ(フロア骨格)
20 前席
30 後席
36 スライダ
40 電動ウインチ
61 リング(係止具)
62 ベルト
Claims (5)
- フロアと、
前記フロア上に設けられた前席と、
前記フロア上の前記前席の後側に設けられた後席と、
前記フロアと前記前席との間に設けられた電動ウインチと、
を備え、
前記フロアの前記前席と前記後席との間には凹部が形成されており、
前記後席は、前記凹部に格納可能であり、
前記後席が前記凹部に格納された状態で、前記電動ウインチによって前記フロア上に車椅子が引き込まれる
ことを特徴とする車両構造。 - 前記フロアの前記前席下方には、燃料容器が配置される凸部が形成されており、
前記電動ウインチは、ブリッジ状ブラケットに固定されており、
前記ブリッジ状ブラケットは、その前後端においてフロア骨格に固定されている
ことを特徴とする請求項1に記載の車両構造。 - 前記ブリッジ状ブラケットは、平面視でハシゴ状を呈する
ことを特徴とする請求項2に記載の車両構造。 - 前記後席は、当該後席が前記凹部に格納された状態で前記電動ウインチのベルトが当接するスライダを備える
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の車両構造。 - 前記フロアに設けられた係止具と、
前記係止具と前記車椅子とを互いに固定するベルトと、を備え、
前記ベルトの両端は、前記車椅子に係止され、前記ベルトの中央部は、前記係止具に係止される
ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の車両構造。
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