JP2013050669A - 画像形成装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】現像器の寿命を確保しつつ、画像形成に要する時間を抑制する。
【解決手段】プリンタは、現像器の残り寿命に基づいて、画像形成の際に現像器の位置を切り替える動作を制御する(S107)。従って、現像器の残り寿命が所定の条件を満たせば、それらの現像器を非動作位置にすることによって、駆動によって使用期間が短くなるのを抑制できる。また、現像器の位置の切り替えを少なくすることによって画像形成に要する時間を抑制できる。
【選択図】図5

Description

本明細書によって開示される発明は、複数の現像器を用いて画像を形成する電子写真方式の画像形成装置を制御する技術に関する。
従来、電子写真方式の画像形成装置として、互いに異なる色のトナーを収容する複数の現像器と、各現像器に対応する感光ドラムとを備え、静電潜像が形成された感光ドラムに現像器からトナーを供給することによりトナー像を形成し、そのトナー像をシートに転写する構成のものなどが知られている。
現像器は、トナー収容部内に収容されるトナーを撹拌するアジテータや、感光ドラムにトナーを供給する現像ローラ、現像ローラにトナーを供給する供給ローラなどを備えており、これらがモータから供給される動力を受けて回転駆動される。このような現像器が長時間駆動されると、トナーが摩擦や撹拌などの影響で劣化したり、現像ローラ等の部品が摩耗したりして、トナーを使い切る前に現像器の寿命を迎えることがある。
これに対し、モノクロ印刷を行う際に、ブラック以外の色の現像器を感光ドラムから離間させる技術が知られている。この技術によれば、ブラック以外の現像器の駆動を抑制し、それによって、トナーの劣化等のためにそれらの現像器の寿命が短くなるのを抑制できる。
特開2004−54062号公報
しかしながら上記技術では、画像形成する度に、ブラック以外の現像器を感光ドラムから離間する位置または感光ドラムに当接する位置に切り替える動作を行うため、処理に時間がかかるという不都合がある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、現像器の寿命を確保しつつ、画像形成に要する時間を抑制することを目的とする。
本明細書によって開示される画像形成装置は、複数の像担持体と、前記複数の像担持体のそれぞれに対応して設けられ、互いに異なる色の現像剤を収容し、前記像担持体に前記現像剤を供給して前記像担持体上に形成された静電潜像を現像する複数の現像器と、前記複数の現像器のうち一部の現像器を、画像形成の際に駆動される動作位置と、駆動されない非動作位置との間で切り替える切替部と、前記一部の現像器の駆動量に基づく残り寿命を取得する第1取得部と、画像形成の際に、前記第1取得部により取得される前記残り寿命に基づいて前記切替部の動作を制御する制御部と、を備える。
また、上記画像形成装置は、前記一部の現像器における前記現像剤の残量を取得する第2取得部を備え、前記制御部は、画像形成の際に、さらに前記第2取得部により取得される前記現像剤の残量に基づいて前記切替部の動作を制御する構成としてもよい。
また、上記画像形成装置は、前記制御部が、前記一部の現像器における、前記現像剤の残量及び前記残り寿命のいずれかが所定閾値以下になった場合に、前記現像剤の残量と前記残り寿命とに基づいて前記切替部の動作を制御する構成としてもよい。
また、上記画像形成装置は、前記制御部が、前記一部の現像器における前記現像剤の元の量に対する残量の比率から、前記一部の現像器の元の寿命に対する残り寿命の比率を減じた値が第1閾値より大きい場合、前記一部の現像器を用いずに画像形成を行う際に前記一部の現像器を前記非動作位置に切り替える構成としてもよい。
また、上記画像形成装置は、前記制御部が、前記一部の現像器における前記現像剤の元の量に対する残量の比率から、前記一部の現像器の元の寿命に対する残り寿命の比率を減じた値が前記第1閾値以下である場合、前記一部の現像器を用いずに画像形成を行う際に前記一部の現像器の位置を切り替えずに画像形成を行う構成としてもよい。
また、上記画像形成装置は、前記制御部が、所定の期間における前記現像剤の残量の変化率と前記残り寿命の変化率とに基づいて前記切替部の動作を制御する構成としてもよい。
また、上記画像形成装置は、前記制御部が、所定の期間内に前記一部の現像器を用いた画像形成の割合が所定の基準以上である場合には、前記一部の現像器を用いずに画像形成を行う際に、前記一部の現像器を前記動作位置とする構成としてもよい。
本明細書によって開示されるプログラムは、複数の像担持体と、前記複数の像担持体のそれぞれに対応して設けられ、互いに異なる色の現像剤を収容し、前記像担持体に前記現像剤を供給して前記像担持体上に形成された静電潜像を現像する複数の現像器と、前記複数の現像器のうち一部の現像器を、画像形成の際に駆動される動作位置と、駆動されない非動作位置との間で切り替える切替部と、を備える画像形成装置に接続されたコンピュータに、前記画像形成装置から前記一部の現像器の駆動量に基づく残り寿命を取得する取得処理と、画像形成の際に、前記残り寿命に基づいて前記切替部の動作を制御する制御処理と、を実行させる。
また、上記プログラムは、前記コンピュータに、前記画像形成装置に対し、前記一部の現像器を前記動作位置として原稿の画像形成を指示するカラーモードと、前記一部の現像器を前記非動作位置として前記原稿の画像形成を指示するモノクロモードと、前記原稿がカラーかモノクロかを判別しカラーの場合に前記カラーモード、前記原稿がモノクロの場合に前記モノクロモードでの画像形成を指示する自動モードとからいずれか一つのモードをユーザに選択させる選択処理と、前記選択処理時において、前記残り寿命に基づいて前記カラーモードの選択を禁止する禁止処理と、を実行させる構成としてもよい。
なお、この発明は、画像形成装置、画像形成装置と端末装置とを備える画像形成システム、画像形成装置の制御方法、これらの装置、システムの機能または方法を実現するためのコンピュータプログラム、そのコンピュータプログラムを記録した記録媒体等の種々の態様で実現することができる。
本発明によれば、一部の現像器の残り寿命に基づいて画像形成の際に一部の現像器の位置を切り替える動作を制御する。従って、一部の現像器の残り寿命が所定の条件を満たせば、それらの現像器を非動作位置にすることによって、現像器の駆動によって寿命が短くなるのを抑制できる。また、現像器の位置の切り替えを少なくすることによって画像形成に要する時間を抑制できる。
実施形態1から3における現像器が動作位置にある状態のプリンタの概略構成を示す側断面図 実施形態1から3における現像器が非動作位置にある状態のプリンタの概略構成を示す側断面図 実施形態1から3におけるプリンタ及び端末装置の電気的構成を概略的に示すブロック図 実施形態1及び3における印刷設定画面を示す図 実施形態1における印刷切替処理のフローチャート 実施形態2における印刷切替処理のフローチャート 実施形態2におけるトナー残量の比率及び残り寿命の比率の印刷枚数に対する変化を示すグラフ 実施形態3における印刷切替処理のフローチャート 実施形態3における印刷設定処理のフローチャート 実施形態3における印刷設定画面を示す図
<実施形態1>
次に本発明の実施形態1について図1から図5を参照して説明する。
(プリンタの全体構成)
図1及び図2は、プリンタ10の概略構成を示す側断面図であり、図1は、現像器26C,26M,26Yが動作位置にある状態を示し、図2は、現像器26C,26M,26Yが非動作位置にある状態を示す。なお、以下の説明においては、図1及び図2における右側を前方とする。また、これらの図において、各色間で共通する構成部品については一部符号を省略する。
本プリンタ10(画像形成装置の一例)は、電子写真方式のカラーレーザプリンタである。プリンタ10は、本体ケーシング11の底部に複数枚のシート12が積載される供給トレイ13を備えている。供給トレイ13のシート12は、ピックアップローラ14により1枚ずつ送り出され、次いでレジストレーションローラ15によって画像形成部17に搬送される。
画像形成部17は、ベルトユニット19、露光部23、プロセス部24、定着器38などを備えている。ベルトユニット19は、環状の搬送ベルト20と、4つの転写ローラ21とを備えている。搬送ベルト20は、回転駆動されることによりシート12を吸着して後方へ搬送する。露光部23は、後述する各感光ドラム28上にレーザ光を照射する。
プロセス部24は、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の4色に対応した4つの現像器26(それぞれ26K,26C,26M,26Yで示す)と、これらの現像器26を着脱可能に保持するフレーム27とを備えている。フレーム27の下部には、各現像器26に対応して、4つの感光ドラム28(感光体の一例)と、4つの帯電器29とが設けられている。
各現像器26は、トナー収容部31、供給ローラ32、現像ローラ33、層厚規制ブレード34、アジテータ35を備えている。トナー収容部31は、現像剤として各色の例えば正帯電性の非磁性一成分のトナーを収容する。供給ローラ32は、外周部が発泡弾性体からなり、トナー収容部31の下方に設けられている。
現像ローラ33は、外周部が導電性のシリコンゴム等の弾性体からなり、トナー収容部31の下方に供給ローラ32と当接した状態で設けられている。層厚規制ブレード34は、板ばねの先端部にシリコンゴム等の弾性部材が取り付けた構成であり、その先端部が現像ローラ33の表面に当接している。アジテータ35は、トナー収容部31内に設けられ、その回転によりトナー収容部31内のトナーを撹拌する。
また、プリンタ10は、シアン、マゼンタ、イエロー(以下、CMYと略記する)の3色の現像器26C,26M,26Yを、現像ローラ33が感光ドラム28と当接する動作位置(図1参照)と、現像ローラ33が感光ドラム28から離間する非動作位置(図2参照)との間で移動する離間機構37(図3参照、切替部の一例)を備えている。
現像器26C,26M,26Yが動作位置にある状態では、シート12の搬送動作(ピックアップローラ14、搬送ベルト20等の駆動)に伴って、各現像器26K,26C,26M,26Yに図示しないモータからギア機構を介して動力が供給され、その動力によって供給ローラ32、現像ローラ33、アジテータ35が回転駆動される。また、現像器26C,26M,26Yが非動作位置にある状態では、シート12の搬送動作に伴ってブラックの現像器26Kのみが駆動され、CMYの現像器26C,26M,26Yは駆動されない。
各現像器26においては、供給ローラ32の回転によってトナーが現像ローラ33に供給され、供給ローラ32と現像ローラ33との間で正に摩擦帯電される。現像ローラ33上のトナーは、現像ローラ33の回転に伴って層厚規制ブレード34の先端部と現像ローラ33との間に進入し、ここでさらに十分に摩擦帯電されて、一定厚さの薄層となる。
感光ドラム28は、接地された円筒状の金属管の外周をポリカーボネートなどからなる正帯電性の感光層で被覆することにより構成されている。帯電器29は、例えばスコロトロン型のものであり、タングステン等の帯電用ワイヤからコロナ放電を発生させる。
画像形成時には、シート12の搬送動作に伴って感光ドラム28が回転駆動され、それに伴って感光ドラム28の表面が帯電器29により一様に正帯電される。そして、その正帯電された部分が露光部23からのレーザ光の走査により露光されて、感光ドラム28の表面に静電潜像が形成される。
次いで、現像ローラ33の回転により、現像ローラ33上に担持され正帯電されているトナーが、感光ドラム28上の静電潜像に供給される。これにより、感光ドラム28上の静電潜像が可視像化され、露光部分にのみトナーが付着したトナー像が形成される。
その後、各感光ドラム28上に担持されたトナー像は、搬送ベルト20によって搬送されるシート12が、感光ドラム28と転写ローラ21との間の各転写位置を通る間に、転写ローラ21に印加される負極性の転写電圧によってシート12に順次転写される。トナー像が転写されたシート12は、次いで定着器38によって加熱され、トナー像が定着される。そして、定着後のシート12は、上方に搬送され、排出ローラ39によって本体ケーシング11の上面に排出される。
(プリンタの電気的構成)
図3は、プリンタ10及び端末装置50の電気的構成を概略的に示すブロック図である。
プリンタ10は、既述の画像形成部17、離間機構37に加え、制御部40、ネットワークインターフェース46、操作部47、表示部48などを備えている。
制御部40は、特定用途向け集積回路(ASIC)などにより構成されており、CPU41、ROM42、RAM43、NVRAM44などを有している。ROM42は、後述する印刷切替処理など、プリンタ10の各種動作を実行するための制御プログラムを記憶している。CPU41(第1取得部、制御部、第2取得部の一例)は、ROM42から読み出したプログラムに従って各部の動作を制御する。RAM43は、CPU41の作業領域として用いられる揮発性のメモリであり、NVRAM44は、各種の設定値などを記憶する不揮発性のメモリである。
ネットワークインターフェース46は、LANなどの通信回線49に接続され、その通信回線49上に接続された端末装置50等との間で通信を行う。操作部47は、複数のボタンを備え、ユーザによる各種の指示の入力を受け付ける。表示部48は、ディスプレイやランプ等を備え、各種のメッセージや設定画面等を表示する。
端末装置50(コンピュータの一例)は、CPU51、ROM52、RAM53、HDD54、ネットワークインターフェース55、操作部56、表示部57などを備えている。ROM52には、BIOS等のプログラムが記憶されている。HDD54には、OSや、印刷用の画像データを作成可能なアプリケーション、プリンタドライバ(プログラムの一例)などの各種プログラムが記憶されている。CPU51は、ROM52またはHDD54から読み出したプログラムに従って、その処理結果をRAM53やHDD54に記憶させながら、端末装置50の動作を制御する。
ネットワークインターフェース55は、既述の通信回線49に接続されている。操作部56は、キーボードやポインティングデバイスを備えており、ユーザが操作部56を用いてCPU51に対する各種の指示を入力することができる。表示部57は、ディスプレイを備え、CPU51の制御により様々な映像を表示する。
(印刷設定と印刷指示の動作)
次に端末装置50における印刷設定と印刷指示の動作について説明する。図4は、印刷設定画面M1を示す図である。
端末装置50において、ユーザが文書や画像などを扱うアプリケーションを起動させ、操作部56から印刷設定の指示を入力すると、CPU51は、プリンタドライバの機能によって図4に示すような印刷設定画面M1を表示部57に表示する。この印刷設定画面M1は、印刷モードを選択するためのモード選択部61、選択された値を確定するためのOKボタン62などを備えている。なお、印刷設定画面M1では、印刷部数や印刷画質など、他の様々な設定項目の値も設定できるようにしてもよい。
モード選択部61では、ユーザが操作部56を用いて「カラーモード(Color)」「モノクロモード(Mono)」「自動モード(Auto)」の3つの選択肢をリスト表示させ、そのうちの1つを選択することができる。OKボタン62がクリックされると、CPU51は、印刷設定画面M1を非表示にし、モード選択部61で選択されている値を設定値としてRAM53上に記憶させる。
また、CPU51は、アプリケーション上で操作部56から印刷実行の指示が入力されると、プリンタドライバを呼び出し、アプリケーションから印刷対象の画像データを受け取ってRAM43上にRGB色空間で表されるラスタデータを生成し、そのラスタデータをCMYK色空間に変換するなどの処理を行って印刷データを生成する。
このとき、印刷モードとして「モノクロモード」が設定されている場合には、印刷対象の画像データにカラーページが含まれる場合でも、画像データをモノクロに変換してCMYを含まない印刷データを生成する。また、印刷モードとして「カラーモード」が設定されている場合には、印刷対象の画像データに含まれるカラーページについては、CMYKを含むカラーページとし、印刷対象の画像データに含まれるモノクロページについてはKのみでCMYを含まないモノクロページとして印刷データを生成する。
また、印刷モードとして「自動モード」が設定されている場合には、CPU51は、印刷対象の画像データにカラーページが含まれるかを判断し、カラーページが含まれる場合には上記カラーモードと同様に印刷データを生成し、カラーページを含まない場合にはモノクロの印刷データを生成する。上述のように印刷データを生成した後、CPU51は、生成された印刷データを印刷モードの設定値等とともにネットワークインターフェース55を介してプリンタ10に送信する。
(印刷切替処理)
次にプリンタ10において印刷ジョブの実行時に現像器26C,26M,26Yの位置を切り替える印刷切替処理の動作について説明する。図5は、印刷切替処理のフローチャートである。
プリンタ10のCPU41は、ネットワークインターフェース46を介して印刷データを受信すると、その印刷データをRAM43上に構成されるキューに印刷ジョブとして登録し、印刷切替処理を実行する。
CPU41は、印刷切替処理において、まず印刷ジョブにおいて印刷モードの設定が「モノクロモード」であるかを判断する(S101)。印刷データのヘッダ部分には印刷モードを示す情報が含まれており、CPU41はその情報に基づいて印刷モードを判断する。印刷モードの設定が「カラーモード」または「自動モード」である場合(S101:NO)には、次に印刷する該印刷ジョブのページがカラーかを判断する(S102)。
そしてCPU41は、次に印刷するページがカラーの場合(S102:YES)には、CMYの現像器26C,26M,26Yが現在動作位置にあるかを判断する(S103)。なお、CMYの現像器26C,26M,26Yは、原則として前回の印刷終了時の位置に保持されている。
そしてCPU41は、CMYの現像器26C,26M,26Yが動作位置にある場合(S103:YES)には、現像器26C,26M,26Yをそのまま移動させずに画像形成部17によって1ページの印刷を行う(S105)。また、CMYの現像器26C,26M,26Yが非動作位置にある場合(S103:NO)には、離間機構37によってCMYの現像器26C,26M,26Yを動作位置に移動させてから(S104)、S105にて1ページの印刷を行う。
また、CPU41は、S101にて印刷モードの設定が「モノクロモード」である場合(S101:YES)、あるいはS102にて次に印刷するページがモノクロである場合(S102:NO)には、以下に述べるようにCMYの現像器26C,26M,26Yの残り寿命を求め、その残り寿命が所定の閾値以下かを判断する(S106)。
ここでいう現像器26の寿命とは、現像器26の駆動量、即ち現像器26の駆動時間やモータによる回転回数などに基づく寿命であり、本実施形態では、現像ローラ33の回転回数で表される。なお、CPU41は、各現像器26の現像ローラ33を駆動する際に、モータの回転回数等に基づいて現像ローラ33の回転回数をカウントし、そのカウントに基づいて各現像器26の使用開始時から現在までの合計の回転回数をNVRAM44に記憶させる。
また、NVRAM44には、現像器26が新品の状態から交換の必要な状態に達するまでの現像ローラ33の回転回数が、現像器26の元の寿命として記憶されている。上記現像器26の寿命は、例えば、現像器26の駆動に伴うトナーの劣化度合によって予め定められている。
詳細には、現像器26の駆動に伴って、トナーが現像ローラ33と供給ローラ32との間、あるいは、現像器26と層厚規制ブレード34との間で摩擦を受けたり、アジテータ35で撹拌されたりすることによって、トナーの帯電性能が劣化する程度に基づいて寿命が定められる。また、現像器26の寿命は、供給ローラ32、現像ローラ33、層厚規制ブレード34等の部品が駆動に伴って摩耗などにより劣化する程度に基づいて定めてもよい。
CPU41は、上記S106において、NVRAM44から現像器26の元の寿命である現像ローラ33の回転回数と、現像器26の使用開始時から現在までの現像ローラ33の合計回転回数とを読み出し、それらの差を残り寿命として求め、所定の閾値、例えば10万と比較する。
そして、CPU41は、CMYの現像器26C,26M,26Yのいずれの残り寿命も上記閾値より大きい場合(S106:NO)には、S105に進んで1ページ分の印刷を行う。この場合には、CMYの現像器26C,26M,26Yの位置の切り替えが行われない。
即ち、CMYの現像器26C,26M,26Yが非動作位置にある場合には、そのままの位置でブラックの現像器26Kのみを駆動してモノクロページが印刷される。また、CMYの現像器26C,26M,26Yが動作位置にある場合には、そのままの位置で全ての現像器26K,26C,26M,26Yを駆動してモノクロページが印刷される。このとき、CMYの現像器26C,26M,26Yについては駆動されるもののそれぞれ画像の形成は行われない。
このように、印刷する際に、CMYの現像器26C,26M,26Yの位置の切り替えが行われないため、位置の切り替えを行う場合に比べて、早期に印刷を開始し、早期に終了することができる。
また、CPU41は、S106にてCMYの現像器26C,26M,26Yの残り寿命が上記閾値以下の場合(S106:YES)には、CMYの現像器26C,26M,26Yにおける元のトナー量に対する残量の比率が、それぞれCMYの現像器26C,26M,26Yの元の寿命に対する残り寿命の比率より小さいかを判断する(S107)。
言い換えれば、CMYの現像器26C,26M,26Yの元のトナー量に対する残量の比率から、CMYの現像器26C,26M,26Yの元の寿命に対する残り寿命の比率を減じた値が、閾値0(第1閾値の一例)より小さいかを判断する。なお、この第1閾値は0より大きい値、あるいは0より小さい値を用いてもよい。
なお、本実施形態では、現像器26のトナー量は、印刷ドット数を用いて表される。NVRAM44には、各現像器26のトナーが満杯の状態から交換の必要な状態に達するまでに使用可能な印刷ドット数が、現像器26の元のトナー量として予め記憶されている。また、CPU41は、印刷を行う度に各色の印刷ドット数をカウントし、そのカウントに基づいて各色の使用開始時からの積算印刷ドット数をNVRAM44に記憶させる。
上記S107において、CPU41は、NVRAM44からCMYの現像器26C,26M,26Yの使用可能な印刷ドット数と積算印刷ドット数とを読み出し、両者の差の使用可能な印刷ドット数に対する比率を、元のトナー量に対する残量の比率として求める。また、既述のようにCMYの現像器26C,26M,26Yの元の寿命と残り寿命とを求めて、CMYの現像器26C,26M,26Yのそれぞれについて、元のトナー量に対する残量の比率から元の寿命に対する残り寿命の比率を減じた値が0より小さいかを判断する。
なお、CPU41は、本印刷切替処理とは別に、随時、各現像器26のトナー残量及び残り寿命を上述の手順で求め、それぞれを所定の閾値と比較する。そして、トナー残量及び残り寿命のうち少なくとも一方が閾値よりも小さい場合には、ユーザにその現像器26の交換を促すメッセージを表示部48に表示させる。そして、現像器26が交換された場合には、その現像器26に対応する、NVRAM44の積算印刷ドット数及び現像ローラ33の積算回転回数のカウントをそれぞれ0にする。
CPU41は、S107において、CMYの現像器26C,26M,26Yの元のトナー量に対するトナー残量の比率が、CMYの現像器26C,26M,26Yの元の寿命に対する残り寿命の比率より小さい場合(S107:YES)には、S105に進んで1ページ分の印刷を行う。即ち、この場合には、CMYの現像器26C,26M,26Yの位置の切り替えが行われないため、切り替える場合に比べて早期に処理を行うことができる。
また、CPU41は、CMYの現像器26C,26M,26Yのいずれかの元のトナー量に対するトナー残量の比率が元の寿命に対する残り寿命の比率以上になる場合(S107:NO)には、CMYの現像器26C,26M,26Yが非動作位置にあるかを判断する(S108)。そして、CMYの現像器26C,26M,26Yが非動作位置にない場合(S108:NO)には、CMYの現像器26C,26M,26Yを非動作位置に切り替え(S109)、S105に進んで1ページの印刷を行う。また、CMYの現像器26C,26M,26Yが非動作位置にある場合(S108:YES)には、位置を切り替えずにS105に進んで1ページ分の印刷を行う。
S105にて1ページの印刷を行った後、CPU41は、処理中の印刷ジョブに次のページが存在するかを判断し(S110)、次のページが存在する場合(S110:YES)には、S101に戻って次のページについて同様の処理を行う。次のページが存在しない場合(S110:NO)には、この印刷切替処理を終了する。
上記印刷切替処理において、例えば、CMYのいずれかの現像器26C,26M,26Yのトナー残量の比率が30%、残り寿命の比率が15%というように、トナー残量の比率が残り寿命の比率よりも大きい場合には、トナーの残量が無くなるより前にその現像器26が寿命に達して交換が必要になる可能性が高い。このような場合、モノクロモードまたはモノクロページを印刷する際に、CMYの現像器26C,26M,26Yを非動作位置にするため、動作位置のままで印刷する場合に比べて駆動量を抑えることができる。
(本実施形態の効果)
以上のように本実施形態によれば、プリンタ10は、現像器26C,26M,26Yの残り寿命に基づいて、画像形成の際に現像器26C,26M,26Yの位置を切り替える動作を制御する。従って、現像器26C,26M,26Yの残り寿命が所定の条件を満たせば、それらの現像器26C,26M,26Yを非動作位置にすることによって、駆動によって使用期間が短くなるのを抑制できる。また、現像器26C,26M,26Yの位置の切り替えを少なくすることによって画像形成に要する時間を抑制できる。
また、プリンタ10は、さらにトナーの残量に基づいて、画像形成の際に現像器26C,26M,26Yの位置を切り替える動作を制御する。従って、現像剤の残量と現像ローラの残り寿命とが所定の条件を満たせば、画像形成時に現像器26C,26M,26Yを非動作位置にすることによって、現像器26C,26M,26Yの駆動により残り寿命がトナー残量に比べて短くなるのを抑制できる。
また、プリンタ10は、CMYの現像器26C,26M,26Yの残り寿命が所定の閾値以下になった場合(S106:YES)に、トナー残量と残り寿命とに基づいて切り替え動作を制御する。これにより、現像器26C,26M,26Yの残り寿命が短くなったときだけ、上述の切り替え動作を行うことができる。
また、プリンタ10は、トナー残量の比率に比べて残り寿命の比率が小さい場合(S107:NO)には、モノクロページの印刷を行う際に現像器26C,26M,26Yを非動作位置に切り替える。これにより、CMYの現像器26C,26M,26Yの駆動量を抑制し、寿命を確保することができる。
また、プリンタ10は、トナー残量の比率に比べて残り寿命の比率が大きい場合(S107:YES)には、モノクロページの印刷を行う場合であっても、非動作位置にある現像器26C,26M,26Yの位置を切り替えずに印刷を行う。これにより、画像形成に要する時間を抑制できる。
<実施形態2>
次に実施形態2について図6及び図7を参照して説明する。
本実施形態では、プリンタ10が、CMYの現像器26C,26M,26Yの残り寿命の変化率とトナー残量の変化率とに基づいて現像器26C,26M,26Yの位置の切り替え動作を制御するものを示す。
図6は、印刷切替処理のフローチャートである。なお、プリンタ10及び端末装置50の構成は上記実施形態と同様であるため、以下の説明では、実施形態1と同様の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
プリンタ10のCPU41は、ネットワークインターフェース46を介して受信した印刷データを印刷ジョブとしてキューに登録すると、図6に示す印刷切替処理を実行する。CPU41は、印刷切替処理において、最近の例えば2000枚分の印刷における、CMYの現像器26C,26M,26Yのトナー残量の変化率と残り寿命の変化率とを求める(S201)。
なお、CPU41は、少なくとも最近の2000枚分の印刷における、CMYの各現像器26C,26M,26Yのトナー残量及び残り寿命と積算の印刷枚数との関係を随時NVRAM44に記憶させており、それらの情報を読み出して元のトナー量に対するトナー残量の変化率と、元の寿命に対する残り寿命の変化率とを求める。例えば、最近の2000枚でトナー残量の比率が75%から50%に減少した場合には、変化率は25%になる。
続いてCPU41は、印刷ジョブの印刷モードの設定が「モノクロモード」かを判断し(S202)、設定が「カラーモード」または「自動モード」の場合(S202:NO)には、次に印刷するページがカラーであるかを判断する(S203)。
そして、CPU41は、次に印刷するページがカラーである場合(S203:YES)には、CMYの現像器26C,26M,26Yが動作位置にあるかを判断し(S204)、動作位置にない場合(S204:NO)にはそれらの現像器26C,26M,26Yを動作位置に切り替え(S205)、1ページの印刷を行う(S206)。また、CMYの現像器26C,26M,26Yが動作位置にある場合(S204:YES)には、位置の切り替えを行わずにS206に進み、1ページの印刷を行う。
また、CPU41は、S202にて印刷モードの設定が「モノクロモード」の場合(S202:YES)、またはS203にて次に印刷するページがモノクロである場合(S203:NO)には、直前の例えば500枚分の印刷におけるカラーの印刷頻度を求め、その印刷頻度が所定の閾値以上かを判断する(S207)。なお、CPU41は、少なくとも直前の500枚分の印刷について、それぞれの印刷がカラーかモノクロかをNVRAM44に記憶させており、それを読み出して印刷頻度を求める。
そして、CPU41は、カラーの印刷頻度が所定の閾値、例えば80%以上である場合(S207:YES)には、S204に進み、CMYの現像器26C,26M,26Yが動作位置にない場合(S204:NO)には、動作位置に切り替えて印刷を行う。即ち、カラーの印刷頻度が多い場合には、今後もある程度の頻度でカラーの印刷が行われることが見込まれる。そこで、直前のカラーの印刷頻度が上記閾値以上の場合には、印刷するページがカラーかモノクロかにかかわらず現像器26C,26M,26Yを動作位置にすることで、切り替えの回数を減らすことができる。
また、CPU41は、カラーの印刷頻度が上記閾値未満である場合(S207:NO)には、S201にて求めた最近の2000枚分の印刷における、CMYの現像器26C,26M,26Yのトナー残量の変化率が残り寿命の変化率よりも大きいかを判断する(S208)。なお、現像器26C,26M,26Yの使用開始後の印刷枚数が2000に満たない場合には、トナー残量の変化率が残り寿命の変化率よりも大きいとみなされる。
そして、CPU41は、CMYの現像器26C,26M,26Yのトナー残量の変化率が残り寿命の変化率よりも大きい場合(S208:YES)には、S206に進んで1ページの印刷を行う。
また、CPU41は、CMYのいずれかの現像器26C,26M,26Yのトナー残量の変化率が残り寿命の変化率以下である場合(S208:NO)には、CMYの現像器26C,26M,26Yが非動作位置にあるかを判断する(S209)。そして、CMYの現像器26C,26M,26Yが非動作位置にない場合(S209:NO)には、それらの現像器26C,26M,26Yを非動作位置に切り替え(S210)、S206に進んで1ページの印刷を行う。またCMYの現像器26C,26M,26Yが非動作位置にある場合(S209:YES)には、そのままS206に進んで1ページの印刷を行う。
S206にて1ページの印刷を行った後、CPU41は、処理中の印刷ジョブに次のページが存在するかを判断し(S211)、次のページが存在する場合(S211:YES)には、S202に戻って次のページについて同様の処理を行う。次のページが存在しない場合(S211:NO)には、この印刷切替処理を終了する。
図7は、CMYのうちいずれか一つの現像器26におけるトナー残量の比率及び残り寿命の比率の印刷枚数に対する変化の一例を示すグラフである。なお、この例では、トナー残量の比率が100%から0%まで一定の速度で減少しているが、実際には各ページの印刷の内容によってトナー残量の変化速度は様々に変化する。
図7に示すように、1枚目から2000枚目までが印刷される間には、モノクロ印刷を行う際にCMYの現像器26C,26M,26Yの動作位置から非動作位置への切り替えが行われていない。
同図では、2001枚目を印刷する際に、CMYのいずれかの現像器26C,26M,26Yにおいて、残り寿命が閾値以下になり、かつ、最近の2000枚分の印刷におけるトナー残量の変化率が残り寿命の変化率以下と判断されたため、それ以降4000枚目までが印刷される期間において、モノクロ印刷の際にCMYの現像器26C,26M,26Yが動作位置にあった場合にそれらを非動作位置に切り替える動作が行われている。
そのため、2001枚目から4000枚目までが印刷される期間は、非動作位置への切り替え動作が行われていない1枚目から2000枚目までの期間に比べて、残り寿命の変化率(減少率)が小さくなっている。なお、実際には、残り寿命の変化率は、カラー印刷とモノクロ印刷の混在割合などによっても様々に変化し得る。同図では、その後、4001枚目から6000枚目までを印刷する期間では非動作位置への切り替え動作が行われず、6001枚目から8000枚目までを印刷する期間では非動作位置への切り替え動作を行っており、非動作位置への切り替え動作を行う期間では非動作位置への切り替え動作を行わない期間に比べて残り寿命の変化率が小さくなっている。
仮に2001枚目以降非動作位置への切り替え動作が全く行われなかったとすると、同図の破線のように、残り寿命がトナー残量に比べて早く減少し、トナーが多く残った状態でその現像器26の交換が必要になる可能性がある。これに対し、上記印刷切替処理では、トナー残量の変化率と残り寿命の変化率とを比較して切り替え動作を制御することによって、トナー残量及び残り寿命のうち一方のみが他方より早く少なくなる傾向を抑制できる。従って、現像器26C,26M,26Yを交換するまでに、トナーをエンプティかそれに近い状態まで使うことができる。また、現像器26C,26M,26Yを残り寿命が0かそれに近い状態まで駆動させることで、処理時間を抑制する効果を得ることができる。
以上のように本実施形態によれば、プリンタ10は、所定の期間(最近の2000枚を印刷する期間)におけるトナー残量の変化率と残り寿命の変化率とに基づいて切り替え動作を制御する。これにより、その期間におけるトナー残量と残り寿命の変化傾向に応じて、CMYの現像器26C,26M,26Yの位置の切り替え動作を制御することができる。
また、プリンタ10は、所定の期間(直前の500枚を印刷する期間)におけるカラー印刷の割合が所定の基準以上である場合には、モノクロページの印刷を行う際に、CMYの現像器26C,26M,26Yを動作位置とする。即ち、カラーの印刷頻度が多い場合には、今後もある程度の頻度でカラーの印刷が行われることが見込まれるため、印刷するページがカラーかモノクロかにかかわらず現像器26C,26M,26Yを動作位置にすることで、切り替えの回数を減らすことができる。
<実施形態3>
次に本発明の実施形態3について図8から図10を参照して説明する。
本実施形態では、端末装置50のプリンタドライバによってCMYの現像器26C,26M,26Yの位置の切り替え動作を制御する例を示す。
図8は、端末装置50において実行される印刷切替処理のフローチャートである。なお、プリンタ10及び端末装置50の構成は実施形態1と同様であるため、以下の説明では、実施形態1と同様の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態では、端末装置50において、ユーザによって操作部56から印刷指示が入力されると、CPU51(第1取得部、制御部、第2取得部の一例)は、プリンタドライバを起動し、図8の印刷切替処理を実行する。
CPU51は、印刷切替処理において、後述する印刷設定処理によって設定される印刷モードの設定が「自動モード」であるかを判断し(S301)、「自動モード」である場合(S301:YES)には、印刷対象の画像データにカラー画像が含まれるかを判断する(S302)。そして、カラー画像が含まれる場合(S302:YES)には、ネットワークインターフェース55を介して、プリンタ10に対し現在のCMYの現像器26C,26M,26Yの位置を問い合わせ、それらの現像器26C,26M,26Yが動作位置にあるかを判断する(S303)。
そして、CPU51は、CMYの現像器26C,26M,26Yが非動作位置にある場合(S303:NO)には、CMYの現像器26C,26M,26Yを動作位置に切り替える指示をネットワークインターフェース55を介してプリンタ10に送信する(S304)。プリンタ10のCPU41は、この指示を受けると、離間機構37によってCMYの現像器26C,26M,26Yを動作位置に移動させる。なお、上記S303,S304の処理に替えて、プリンタ10側でCMYの現像器26C,26M,26Yが動作位置にあるかを判断し、非動作位置にある場合に動作位置へ移動させる処理を行うように指示を送信してもよい。
続いて端末装置50のCPU51は、S304にて動作位置への切り替えを指示した場合、あるいは、CMYの現像器26C,26M,26Yが既に動作位置にある場合(S303:YES)には、カラーの印刷データを生成してプリンタ10に送信する(S305)。ここで、印刷対象の画像データにモノクロページが含まれる場合には、そのページがCMYを含むカラーページに変換される。プリンタ10のCPU41は、この印刷データを受け取ると、動作位置にある全ての現像器26を駆動させつつ印刷データに基づく画像をシート12に印刷する。
また、端末装置50のCPU51は、S301にて印刷モードの設定が「自動モード」でない場合(S301:NO)には、印刷モードの設定が「カラーモード」であるかを判断する(S306)。そして、設定が「カラーモード」である場合(S306:YES)には、S303に進み、CMYの現像器26C,26M,26Yを動作位置にした状態でカラーの印刷データをプリンタ10に送信する。
また、CPU51は、印刷モードの設定が「モノクロモード」である場合(S306:NO)、または、S302にて印刷対象の画像データがカラー画像を含まない場合(S302:NO)には、ネットワークインターフェース55を介して、プリンタ10に対し、NVRAM44に記憶されているCMYの現像器26C,26M,26Yにおける現像ローラ33の積算回転回数を問い合わせて取得する(S307)。そして、現像ローラ33、の積算回転回数を現像器26C,26M,26Yの使用可能な回転回数から減じて、各現像器26C,26M,26Yの残り寿命を求め、HDD54に記憶する(S308)。
次にCPU51は、CMYの現像器26C,26M,26Yの残り寿命が所定の閾値より大きいかを判断し(S309)、上記閾値より大きい場合(S309:YES)には、モノクロの印刷データを生成し、プリンタ10に送信する(S310)。ここで、印刷対象の画像データにカラーページが含まれる場合には、そのページがモノクロページに変換される。プリンタ10のCPU41は、この印刷データを受け取ると、CMYの現像器26C,26M,26Yが動作位置にある場合には全ての現像器26を駆動させ、非動作位置にある場合にはKの現像器26Kのみを駆動させて、Kの現像器26Kのみを用いて印刷データに基づくモノクロ画像をシート12に印刷する。
また、CMYの現像器26C,26M,26Yのいずれかの残り寿命が上記閾値以下である場合(S309:NO)には、プリンタ10にCMYの現像器26C,26M,26Yの位置を問い合わせ、それらの現像器26C,26M,26Yが非動作位置にあるかを判断する(S311)。そして、CMYの現像器26C,26M,26Yが動作位置にある場合(S311:NO)には、それらを非動作位置に切り替える指示をプリンタ10に送信する(S312)。
続いてCPU51は、S312にて非動作位置への切り替えを指示した場合、あるいは、CMYの現像器26C,26M,26Yが既に非動作位置にある場合(S311:YES)には、S310に進んでモノクロの印刷データを生成してプリンタ10に送信する。そしてCPU41は、S305またはS310にて印刷データを送信した後、この印刷切替処理を終了する。
(印刷設定処理)
次に端末装置50における印刷設定時の動作について説明する。図9は、印刷設定処理のフローチャートであり、図10は、印刷設定画面M1を示す図である。
端末装置50において、ユーザが操作部56から印刷設定の指示を入力すると、CPU51は、プリンタドライバの機能によって図9に示す印刷設定処理を開始する。CPU51は、印刷設定処理において、まずHDD54に記憶されているCMYの現像器26C,26M,26Yの残り寿命を読み出す(S401)。そして、CMYの現像器26C,26M,26Yの残り寿命が上記S309の閾値よりも大きい場合(S402:YES)には、図4の印刷設定画面M1を通常の状態で表示部57に表示する(S403)。この場合、既述のように、ユーザが操作部56を用いて「カラーモード」「モノクロモード」「自動モード」の3つの選択肢をリスト表示させ、そのうちの1つを選択することができる。
また、CPU51は、CMYの現像器26C,26M,26Yのいずれかの残り寿命が上記閾値以下の場合(S402:NO)には、印刷設定画面M1を図10に示す禁止状態で表示する(S404)。禁止状態の印刷設定画面M1では、ユーザが操作部56によりモード選択部61の選択肢をリスト表示させたときに、「カラーモード」がグレーアウトした状態で表示される。この状態では「自動モード」と「モノクロモード」のみが選択可能であり、「カラーモード」は選択できない。
CPU51は、S403またはS404にて、印刷設定画面M1を表示させた後、OKボタン62がクリックされた場合(S405:YES)には、モード選択部61で選択されている値を印刷モードの設定値としてRAM53上に記憶し(S406)、この印刷設定処理を終了する。一方、キャンセルボタンがクリックされた場合(S405:NO)には、設定値を記憶せずにこの印刷設定処理を終了する。
以上のように本実施形態によれば、CMYの現像器26C,26M,26Yの残り寿命が所定の閾値以下の場合に、モノクロ印刷時にそれらの現像器26C,26M,26Yを非動作位置にすることによって、駆動によって使用期間が短くなるのを抑制できる。また、残り寿命が上記閾値より大きい場合には、現像器26C,26M,26Yの位置の切り替えを少なくすることによって画像形成に要する時間を抑制できる。
また、CMYの現像器26C,26M,26Yの残り寿命が所定の閾値以下の場合に、カラーモードの選択が禁止されることにより、モノクロの画像データがカラーモードで印刷されることが回避される。それにより、CMYの現像器26C,26M,26Yの駆動量を抑制し、寿命を確保することができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、本発明をいわゆる直接転写タンデム方式の画像形成装置に適用する例を示したが、これに限らず、本発明は、例えば、各色の現像器によって感光体上に現像した現像剤像を中間転写ベルトに転写し、中間転写ベルトからシート上に転写する中間転写タンデム方式の画像形成装置にも適用できる。
また、上記実施形態では、端末装置から受信した印刷データを印刷するときの動作を説明したが、本発明は、例えば、読取部によって原稿を読み取って得られたデータを印刷する場合や、ファクシミリで受信したデータを印刷する場合、あるいはHDDなどの内蔵記憶媒体またはメモリカード等の外部記憶媒体から読み出したデータを印刷する場合の動作などにも適用できる。
また、上記実施形態では、一部の現像器を非動作位置にする場合に、CMYの3色の現像器を感光体から離間させるものを示したが、これに限らず、本発明は、例えば、CMの2色のみを感光体から離間させて非動作位置とし、YKの2色は動作位置のままとする構成のものなどにも適用できる。また、一部の現像器を非動作位置にする場合に、現像器と感光体とを一体的に非動作位置に移動させ、感光体をベルト等から離間させてもよい。
(2)上記実施形態では、現像器のトナー残量を印刷ドット数に基づいて算出するものを示したが、本発明によれば、光透過方式などの公知のトナー残量センサによってトナー残量を検出した値を用いてもよい。
(3)上記実施形態では、CMYの現像器を前回の印刷終了時の位置に保持するものを示したが、本発明は、1ページの印刷あるいは1つの印刷ジョブが終了する毎に全ての現像器を動作位置にセットするものなどにも適用できる。この場合、例えば図5のS107において、CMYのトナー残量の比率が残り寿命の比率より小さい場合(S107:YES)には、CMYの現像器が動作位置にある状態で印刷し、それ以外の場合(S107:NO)には、CMYの現像器を非動作位置に切り替えて印刷する。
(4)図5,6では、プリンタにおいてページ毎にカラーかモノクロかを判断し、モノクロの場合に残り寿命等の条件に基づいてCMYの現像器が動作位置にある場合に非動作位置に移動させるか否かを切り替える動作を行うものを示し、図8では、端末装置においてジョブ毎に同様の動作を行うものを示したが、本発明によれば、プリンタにおいてジョブ毎に同様の動作を行ってもよく、あるいは、端末装置においてページ毎に同様の動作を行ってもよい。
(5)図5,図6,図8の各フローチャートにおいて、条件の判断は一例であって適宜他の判断と置き換えたり省略したりして実施することができる。例えば、図5のS107または図6のS208を、S309のように現像器の残り寿命と閾値とを比較する判断に置き換えてもよい。また、例えば、図5のS106の判断を省略し、S101がYESまたはS102がNOのときは常にS107に進むようにしてもよい。さらに、例えば、図8のS309において、図5のS107や図6のS208のようにトナー残量及び残り寿命に基づいて判断を行ってもよい。
(6)実施形態2では、最近の所定枚数を印刷する期間における残り寿命等の変化率やカラー印刷の割合を求めるものを示したが、例えば最近の1ヶ月間における残り寿命等の変化率やカラー印刷の割合を求めてもよい。
(7)上記実施形態では、第1取得部、制御部、第2取得部をいずれも同じCPUによって実現する例を示したが、本発明によれば、これらは、互いに別のCPU、若しくはASICやその他の回路によって構成することができる。
10…プリンタ、26,26K,26C,26M,26Y…現像器、28…感光ドラム、37…離間機構、41…CPU、50…端末装置、51…CPU

Claims (9)

  1. 複数の感光体と、
    前記複数の感光体のそれぞれに対応して設けられ、互いに異なる色の現像剤を収容し、前記感光体に前記現像剤を供給して前記感光体上に形成された静電潜像を現像する複数の現像器と、
    前記複数の現像器のうち一部の現像器を、画像形成の際に駆動される動作位置と、駆動されない非動作位置との間で切り替える切替部と、
    前記一部の現像器の駆動量に基づく残り寿命を取得する第1取得部と、
    画像形成の際に、前記第1取得部により取得される前記残り寿命に基づいて前記切替部の動作を制御する制御部と、
    を備える画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記一部の現像器における前記現像剤の残量を取得する第2取得部を備え、
    前記制御部は、画像形成の際に、さらに前記第2取得部により取得される前記現像剤の残量に基づいて前記切替部の動作を制御する、画像形成装置。
  3. 請求項2に記載の画像形成装置において、
    前記制御部は、前記一部の現像器における、前記現像剤の残量及び前記残り寿命のいずれかが所定閾値以下になった場合に、前記現像剤の残量と前記残り寿命とに基づいて前記切替部の動作を制御する、画像形成装置。
  4. 請求項2または請求項3に記載の画像形成装置において、
    前記制御部は、前記一部の現像器における前記現像剤の元の量に対する残量の比率から、前記一部の現像器の元の寿命に対する残り寿命の比率を減じた値が第1閾値より大きい場合、前記一部の現像器を用いずに画像形成を行う際に前記一部の現像器を前記非動作位置に切り替える、画像形成装置。
  5. 請求項4に記載の画像形成装置において、
    前記制御部は、前記一部の現像器における前記現像剤の元の量に対する残量の比率から、前記一部の現像器の元の寿命に対する残り寿命の比率を減じた値が前記第1閾値以下である場合、前記一部の現像器を用いずに画像形成を行う際に前記一部の現像器の位置を切り替えずに画像形成を行う、画像形成装置。
  6. 請求項2または請求項3に記載の画像形成装置において、
    前記制御部は、所定の期間における前記現像剤の残量の変化率と前記残り寿命の変化率とに基づいて前記切替部の動作を制御する、画像形成装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
    前記制御部は、所定の期間内に前記一部の現像器を用いた画像形成の割合が所定の基準以上である場合には、前記一部の現像器を用いずに画像形成を行う際に、前記一部の現像器を前記動作位置とする、画像形成装置。
  8. 複数の感光体と、
    前記複数の感光体のそれぞれに対応して設けられ、互いに異なる色の現像剤を収容し、前記感光体に前記現像剤を供給して前記感光体上に形成された静電潜像を現像する複数の現像器と、
    前記複数の現像器のうち一部の現像器を、画像形成の際に駆動される動作位置と、駆動されない非動作位置との間で切り替える切替部と、を備える画像形成装置に接続されたコンピュータに、
    前記画像形成装置から前記一部の現像器の駆動量に基づく残り寿命を取得する取得処理と、
    画像形成の際に、前記残り寿命に基づいて前記切替部の動作を制御する制御処理と、を実行させるプログラム。
  9. 請求項8に記載のプログラムにおいて、
    前記コンピュータに、
    前記画像形成装置に対し、前記一部の現像器を前記動作位置として原稿の画像形成を指示するカラーモードと、前記一部の現像器を前記非動作位置として前記原稿の画像形成を指示するモノクロモードと、前記原稿がカラーかモノクロかを判別しカラーの場合に前記カラーモード、前記原稿がモノクロの場合に前記モノクロモードでの画像形成を指示する自動モードとからいずれか一つのモードをユーザに選択させる選択処理と、
    前記選択処理時において、前記残り寿命に基づいて前記カラーモードの選択を禁止する禁止処理と、
    を実行させるプログラム。
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