JP2013049333A - シートベルト装置 - Google Patents

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洋介 芝滝
Kohei Fujita
耕平 藤田
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吾郎 杉本
Atsushi Mihara
篤 三原
Kenji Osada
健司 長田
Takumi Tanaka
田中  匠
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Abstract

【課題】シートベルトタングとシートベルトバックルとの係合操作及び係合解除操作を片手で容易に行う。
【解決手段】シートベルト装置は、一端が車体側に固定されるとともに、他端がシートベルトリトラクタ装置に巻き取り及び引き出し可能に保持されたシートベルト20と、シートベルト20に設けられたシートベルトバックル40と、シートベルトバックル40と係合するように、車体側に固定された固定部材に接続されたシートベルトタング30と、を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、乗員を拘束するためのシートベルトをシートベルトタングとシートベルトバックルとの係合・離脱によって非使用状態と使用状態(乗員拘束状態)とに切り替えることができるシートベルト装置に関する。
従来から、車両用シートには、着座した乗員を保護するために、シートベルトによって拘束している。
このシートベルト装置は、シートベルトの一端を車体や車両用シートに固定し、シートベルトの他端をシートベルトリトラクタ装置(ベルト巻き取り装置)によって引き出し及び巻き取りを可能としている。
一般的に、シートベルトは、車体床面付近に設置されたシートベルトリトラクタ装置から車体センターピラーや車体リヤピラーの内部を経由してその上端付近から車室内へと導かれており、その引き出し後のシートベルトの上端をさらに引き出すことにより乗員の体格に応じた引き出し量(乗員拘束範囲)で乗員を拘束することができる。
この際、シートベルトの中途部には、シートベルトタングが保持され、車体床面や車両用シート(シートフレームやシートアジャストレール等)に支持されたシートベルトバックルにシートベルトを引き出した後のシートベルトタングを係合することで乗員拘束状態とすることができる(例えば、特許文献1参照)。
特許2006−320575号公報
しかしながら、上述したシートベルト装置にあっては、シートベルトタングが操作する乗員の手に対して比較的小型なことから、シートベルトタングを握持してシートベルトバックルへと係合させる操作に手間を要することがあるという問題が生じていた。また、シートベルトタングが全体的に薄く(又は扁平)であるために押し込み操作がしにくいという問題もあった。
また、このような問題は、シートベルトバックルが車両用シートのシートクッションから露出していることや、ある程度の自由度(乗員が乗降する際の妨げを抑制)を確保する必要があること等から、シートベルトタングを装着する際にシートベルトバックルが不測に移動してしまうことを考慮すると、特に、シートベルトタングとシートベルトバックルとの係合操作は両手操作となることが多いことも一因となっている。なお、このようなシートベルトバックルの車両用シートからの露出は、見栄えを損なううえ、車両用シートに乗降する際の乗員の妨げとなり易いという問題が生じていた。
そこで、本発明は、シートベルトタングとシートベルトバックルとの係合操作及び係合解除操作を片手で容易に行うことができるシートベルト装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、第1発明のシートベルト装置は、一端が車体側に固定されるとともに、他端がシートベルトリトラクタ装置に巻き取り及び引き出し可能に保持されたシートベルトと、前記シートベルトに設けられたシートベルトバックルと、前記シートベルトバックルと係合するように車体側に固定された固定部材に接続されたシートベルトタングと、を備えていることを特徴とする。
本発明のシートベルト装置によれば、シートベルトタングよりも比較的大きいシートベルトバックルを握持してのシートベルトタングとシートベルトバックルとの係合操作及び離脱操作とすることができ、片手操作の容易化を図ることができる。
第2発明のシートベルト装置は、前記シートベルトバックルは、前記シートベルトが貫通するベルト貫通部と、前記シートベルトタングが挿入されるタング挿入口と、前記タング挿入口へ前記シートベルトタングが挿入され押し込まれる押込操作によって、前記シートベルトタングに形成された係合穴と係合する係合爪と、前記係合爪の前記係合穴への係合状態を解除する解除操作部と、を備えることを特徴とする。
第2発明のシートベルト装置によれば、シートベルトタングよりも比較的大きいシートベルトバックルを握持しての押込操作のみによってシートベルトタングとシートベルトバックルとの係合操作とすることができ、また当該係合を解除操作部によって解除することができる。これにより、片手操作のさらなる容易化を図ることができる。また、シートベルトバックルがシートベルトタングに比べて厚肉となるため、握りやすく、押し込み操作がしやすくなる。
第3発明のシートベルト装置は、前記解除操作部は、前記シートベルトバックルの前記シートベルトタングからの引き抜き方向への操作により前記係合穴と前記係合爪との係合状態が解除される、プルレバーであることを特徴とする。
第3発明のシートベルト装置によれば、解除操作部としてのプルレバーの引き抜き方向への解除操作によって前記係合穴と前記係合爪との係合状態が解除されることにより、シートベルトタングとシートベルトバックルとの片手での離脱操作の容易化により一層貢献することができる。
第4発明のシートベルト装置は、前記シートベルトタングは、その先端が車両用シートの座面よりも低い位置となるように配置されていることを特徴とする。
第4発明のシートベルト装置によれば、車両用シートに乗降する際の乗員の妨げとならないようにすることができる。
本発明のシートベルト装置は、シートベルトタングとシートベルトバックルとの係合操作及び係合解除操作を片手で容易に行うことができる。
本発明の一実施形態に係るシートベルト装置を搭載した車両用シート(シングルシート)の説明図である。 本発明の一実施形態に係るシートベルト装置を搭載した車両用シート(後部座席)の説明図である。 本発明の一実施形態に係るシートベルト装置を搭載した車両用シート(後部座席)の要部の断面図である。 シートベルトタングとシートベルトバックルとの係合状態及び離脱状態の斜視図である。 シートベルトタングとシートベルトバックルとの離脱状態を表す、正面図及び側面図である。 シートベルトバックルの断面図である。 シートベルトタングとシートベルトバックルとの係合状態、離脱操作状態、及び離脱状態をそれぞれ表す断面図である。
次に、本発明の一実施形態に係るシートベルト装置について、図面を参照して説明する。
図1は本発明の一実施形態に係るシートベルト装置を搭載した車両用シート(運転者席)の説明図、図2は本発明の一実施形態に係るシートベルト装置を搭載した車両用シート(後部座席)の説明図、図3は本発明の一実施形態に係るシートベルト装置を搭載した車両用シート(後部座席)の要部の断面図である。
図1において、10は車両用シート(運転者座席)、12はシートクッション、14はシートバック、16はヘッドレスト、18は車両用シート10を図示しないシートスライドレール(又は車体の床面等)に固定するためのシートブラケットである。また、20はシートベルト、30はシートクッション12の側方に配置固定されたシートベルトタング、40はシートベルト20に保持されたシートベルトバックルである。
一方、図2及び図3は、後部座席である車両用シート20に対し、本発明のシートベルト装置を適用した例である。図2及び図3では、シートクッション12には、シートベルトバックル40と係合するシートベルトタング30が埋没状態で配置されるバックル挿入開口12aが形成されている。
これら図1乃至図3において、シートベルト20は、図示を省略するが、一端が車体側(車両用シート10又は車体の床面等)に固定され、他端が車体の床面付近に設置されたシートベルトリトラクタ装置(ベルト巻き取り装置)によって引き出し及び巻き取り可能とされている。
また、本実施の形態においては、シートベルト20は、シートベルトリトラクタ装置から引き出された車体上部付近の上端寄りが車体センターピラーや車体リヤピラーの内部を貫通して直接又は各ピラーに固定されたスルーリング22を貫通して車体下方に向けて折り返しガイドされている。
なお、シートベルト20の一端・他端は、シートベルト20の位置やシートベルト装置の構成、例えば、車両用シート10の車体右側、車体左側、車体中央、にそれぞれ着座した何れの乗員用かによって異なる。また、例えば、乗員の肩側(シートベルト20の上端側)が車体の何処から引き出されているのか等によっても異なる。
具体的には、上述した車体ピラーからシートベルト20の一端側を乗員の肩口に引き出すもの、リヤパーセルシェルフ(図示せず)からシートベルト20の一端側を乗員の肩口に引き出すもの、車両用リヤシート10のシートバック14にシートベルトリトラクタ装置やショルダーアンカ等を設置(共に図示せず)することによりシートベルト2の一端側を乗員の肩口に引き出すもの等がある。
本実施の形態においては、上述したシートベルト20の一端側の固定構造や他端側のシートベルトリトラクタ装置の具体的な構成や車体固定構造並びに配設位置等に関しては、公知の技術のものを適宜採用することができる。また、本実施の形態では、シートベルト20と、シートベルトバックル40と、シートベルトタング30と、シートベルト20の両端の固定構造及び巻き取り構造を含めることによりシートベルト装置を構成している。
したがって、以下の説明においては、シートベルトタング30及びシートベルトバックル40の具体的な構成や機能についてのみを図4乃至図7に基づいて説明する。図4は本発明の一実施形態のシートベルト装置におけるシートベルトタングとシートベルトバックルとの関係を示し、図4(A)はシートベルトタングとシートベルトバックルとの係合状態の斜視図、図4(B)はシートベルトタングとシートベルトバックルとの離脱状態の斜視図、図5は本発明の一実施形態のシートベルト装置におけるシートベルトタングとシートベルトバックルとの関係を示し、図5(A)はシートベルトタングとシートベルトバックルとの離脱状態の正面図、図5(B)はシートベルトタングとシートベルトバックルとの離脱状態の側面図、図6は本発明の一実施形態のシートベルト装置に適用されるシートベルトバックルの断面図、図7は本発明の一実施形態のシートベルト装置におけるシートベルトタングとシートベルトバックル(一部省略)との関係を示し、図7(A)はシートベルトタングとシートベルトバックルとの係合状態の断面図、図7(B)はシートベルトタングとシートベルトバックルとの離脱操作状態の断面図、図7(C)はシートベルトタングとシートベルトバックルとの離脱状態の断面図である。
図4〜図7において、シートベルトタング30は、金属板等から形成され、その一端が、車体側に固定された固定部材であるシートブラケット18(又は図示しないシートフレーム)に固定され、他端(先端)付近には係合穴32が形成されている。尚、シートベルトタング30は、シートブラケット18に対して所定角度を持って固定されており、一端側を支点として回動等はしない構造となっている。このため、シートベルトバックル40を握持してのシートベルトタング30への係合操作時にシートベルトタング30が回動してしまうといった操作性を損なうことがないように構成されている。
シートベルトバックル40は、シートベルト20が貫通するベルト貫通部50と、シートベルトタング30とシートベルトバックル40との係合状態を解除する離脱操作時に操作されるプルレバー60と、これらベルト貫通部50及びプルレバー60を保持したバックル本体70と、を備えている。
ベルト貫通部50は、バックル本体70の内部で一端が固定され、その他端にはシートベルト20が貫通するベルト貫通穴52が形成されている。尚、シートベルト20には、ベルト貫通穴52と係合してシートベルト20の引き出し前の車体所定高さ位置でシートベルトバックル40が停止するように規制部材(図示せず)等が設けられている。これにより、シートベルトバックル40は、引き出し後のシートベルト20の乗員拘束範囲のうち、シートベルト20の引き出された範囲で移動可能となっている。
プルレバー60は、一端がバックル本体70の内部でスライド変位可能に保持されており、乗員の引き抜き操作時に指先が挿入される操作開口62が形成されている。
バックル本体70は、上下に開口する四角柱形状の本体フレーム72と、本体フレーム72に形成されたタング挿入口72aから挿入されたシートベルトタング30の先端と突き当たるスライド部材74と、スライド部材74のスライド位置によって係合穴32と弾発係合する係合爪76と、プルレバー60のスライド位置に連動して回動及びスライド変位するスペーサ78と、係合爪76が係合穴32と係合しているときに係合爪76とでスペーサ78を挟持するストッパ80と、を備えている。
スライド部材74は、係合爪76が係合穴32と係合していないときに係合爪76の先端(タング挿入口72a側)と係合するアンロック位置(図7(C)参照)で停止するように付勢設定されている。また、スライド部材74は、シートベルトタング30によって付勢に抗して押し込まれた際に係合爪76の先端を係合穴32に向けて回動させる。
スペーサ78は、係合爪76が係合穴32と係合している際に係合爪76とストッパ80との間に位置するロック位置(図7(A)参照)で停止するように付勢設定されている。また、スペーサ78は、シートベルトタング30からシートベルトバックル40を引き抜く方向にプルレバー60を引き操作したときに付勢に抗して引き抜き方向に変位して係合爪76の先端をアンロック位置へと回動させると共にその先端が付勢によってストッパ80に当接する(図7(B)参照)。なお、この状態においてスライド部材74が付勢によってアンロック位置へと変位すると共にシートベルトタング30を引き抜き方向に押し出す。
以上のように構成した本実施形態において、シートベルト20を装着する場合には、乗員はシートベルトバックル40(主としてバックル本体70)を握持してタング挿入口72aからシートベルトタング30の先端を挿入する押し込み操作によって係合穴32に係合爪76が係合して係合状態(乗員拘束状態・ロック状態)とすることができる。このとき、シートベルトバックルがシートベルトタングに比べて厚肉となるため、握りやすく、押し込み操作がしやすくなる。
一方、離脱操作は、プルレバー60を引き操作するだけで係合穴32と係合爪76との係合が解除された離脱状態とすることができる。
したがって、装着時にはバックル本体70を握持しての片手での押し込み操作によってロック状態とすることができ、離脱時にはプルレバー60に指を引っ掛けての片手での引き抜き操作によってアンロック状態とすることが可能となる。
このように、本発明のシートベルト装置によれば、一端が車体側に固定されかつ他端がシートベルトリトラクタ装置に巻き取り及び引き出し可能に保持されたシートベルト20と、シートベルト20の乗員拘束範囲に設けられたシートベルトバックル40と、シートベルトバックル40と係合するように車体側に固定されたシートベルトタング30と、を備えていることにより、シートベルトタング30よりも比較的大きいシートベルトバックル40を握持してのシートベルトタング30とシートベルトバックル40との係合操作及び離脱操作とすることができ、片手操作の容易化に貢献することができる。
また、シートベルトバックル40は、シートベルト20が貫通するベルト貫通部50と、シートベルトタング30が挿入されるタング挿入口72aと、シートベルトタング30に形成された係合穴32と係合する係合爪76と、係合爪76の係合穴32への係合状態を解除するプルレバー(解除操作部)60と、を備え、シートベルトタング30へのシートベルトバックル40への係合時にはシートベルトバックル40を握持してタング挿入口72aへとシートベルトタング30を挿入して押し込む押込操作のみによって係合穴32に係合爪76が係合することにより、シートベルトタング30よりも比較的大きいシートベルトバックル40を握持しての押込操作のみによってシートベルトタング30とシートベルトバックル40との係合操作とすることができ、片手操作の容易化に貢献することができる。
さらに、解除操作部として、シートベルトタング30とシートベルトバックル40との係合状態においてシートベルトバックル40のシートベルトタング30からの引き抜き方向への操作によって係合穴32と係合爪76との係合状態が解除されるプルレバー60を用いたことにより、解除操作部としてのプルレバー60の引き抜き方向への解除操作によって係合穴32と係合爪76との係合状態が解除されることにより、シートベルトタング30とシートベルトバックル40との片手での離脱操作の容易化により一層貢献することができる。
しかも、シートベルトタング30は、その先端が車両用シート10の座面(シートクッション12の上面)よりも低位置に位置していることにより、車両用シート10に乗降する際の乗員の妨げとならないようにすることができる。この際、車両用シート10が二列目以降の三人掛け後部座席のような場合、シートクッション12にはシートベルトバックル40のバックル挿入開口12aが形成され、そのバックル挿入開口12aにシートベルトタング30が埋没するように配置されると共に、バックル挿入開口12aの周壁をシートベルトバックル40の挿入方向に沿うように傾斜させれば、シートベルトバックル40の挿入操作(係合操作)及び引抜操作(離脱操作)を容易に行うことが可能となる。また、バックル挿入開口12aは、厚みのあるシートベルトバックル40の挿入を許容する範囲でシートクッション12の弾性力に応じたスリット状とすることにより、シートクッション12の見栄えを向上することができる。なお、シートベルトタング30の先端の位置は、シートクッション12の弾性力に応じた乗員の体重や乗降動作に起因する荷重に伴う沈み込み量よりも下方に位置するのが望ましい。
なお、一々例示はしないが、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
10 車両用シート
12 シートクッション
12a バックル挿入開口
14 シートバック
20 シートベルト
30 シートベルトタング
32 係合穴
40 シートベルトバックル
50 ベルト貫通部
52 ベルト貫通穴
60 プルレバー(解除操作部)
72a タング挿入口
76 係合爪

Claims (4)

  1. 一端が車体側に固定されるとともに、他端がシートベルトリトラクタ装置に巻き取り及び引き出し可能に保持されたシートベルトと、
    前記シートベルトに設けられたシートベルトバックルと、
    前記シートベルトバックルと係合するように、車体側に固定された固定部材に接続されたシートベルトタングと、
    を備えていることを特徴とするシートベルト装置。
  2. 請求項1記載のシートベルト装置において、
    前記シートベルトバックルは、
    前記シートベルトが貫通するベルト貫通部と、
    前記シートベルトタングが挿入されるタング挿入口と、
    前記タング挿入口へ前記シートベルトタングが挿入され押し込まれる押込操作によって、前記シートベルトタングに形成された係合穴と係合する係合爪と、
    前記係合爪の前記係合穴への係合状態を解除する解除操作部と、
    を備えることを特徴とするシートベルト装置。
  3. 請求項2記載のシートベルト装置において、
    前記解除操作部は、
    前記シートベルトバックルの前記シートベルトタングからの引き抜き方向への操作により前記係合穴と前記係合爪との係合状態が解除される、プルレバーであることを特徴とするシートベルト装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載のシートベルト装置において、
    前記シートベルトタングは、
    その先端が車両用シートの座面よりも低い位置となるように配置されていることを特徴とするシートベルト装置。
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