JP2013048752A - 遊技機 - Google Patents

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Teppei Kato
哲平 加藤
Kazunari Hara
一功 原
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Abstract

【課題】駆動体の駆動を停止する場合、駆動の惰性で停止したい位置からズレた位置で止まったり、ズレて止まった後に停止位置に戻るなどの違和感のある止まり方を抑制することを目的とする。
【解決手段】駆動体81の励磁モータ85を停止する際は停止させたい位置の停止励磁相に励磁信号を出力すると共に電流制御信号を出力するように制御し、励磁モータ85を停止している間は停止励磁相へ励磁信号を出力する一方、電流制御信号を励磁相に出力しないように制御し、励磁モータ85は、励磁信号と電流制御信号によって駆動可能に構成し、駆動状態の励磁モータ85の駆動を停止する際に停止励磁相へ励磁信号を出力した時に電流制御信号の出力を停止しないで予め定めた時間経過後に電流制御信号の出力を停止する。
【選択図】図2

Description

本発明は、遊技状態に応じて駆動可能な駆動体を有する遊技機に関する。
従来、パチンコ遊技機等においては、遊技の演出として駆動体の駆動による演出を遊技状態に応じて行っていた。
駆動体を駆動するための駆動源として励磁モータがある。励磁モータは励磁位置を変更更新しながら励磁位置に電流を流すことで駆動し、駆動体を駆動させる。
特開平10−57549号公報
しかしながら駆動体の駆動を停止させる場合、励磁モータの励磁を停止しても駆動体が駆動の惰性により停止したい位置からズレた位置で止まったり、ズレて止まった後に停止位置に戻るなど違和感のある止まり方をする虞がある。
本発明は、前記の点に鑑みなされたものであって、駆動体の駆動を停止する場合、駆動の惰性で停止したい位置からズレた位置で止まったり、ズレて止まった後に停止位置に戻るなどの違和感のある止まり方を抑制することを目的とする。
請求項1の発明は、遊技状態に応じて駆動可能な駆動体と、前記駆動体を駆動させるための複数の励磁相を有する励磁モータと、前記励磁モータの駆動制御を行う駆動制御手段と、を備えた遊技機において、前記駆動制御手段は、前記励磁モータを駆動する際に励磁させる励磁相を順次更新しながら指定する励磁信号を出力すると共に指定された前記励磁相に電流を供給可能な電流制御信号を出力するように制御し、前記励磁モータを停止する際は停止させたい位置の停止励磁相に励磁信号を出力すると共に前記電流制御信号を出力するように制御し、前記励磁モータを停止している間は前記停止励磁相へ前記励磁信号を出力する一方、前記電流制御信号を前記励磁相に出力しないように制御し、前記励磁モータは、前記励磁信号と前記電流制御信号によって駆動可能に構成され、前記駆動制御手段は、駆動状態の前記励磁モータの駆動を停止する際に前記停止励磁相へ前記励磁信号を出力した時に前記電流制御信号の出力を停止しないで予め定めた時間経過後に前記電流制御信号の出力を停止する電流制御延長出力手段を備えたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1において、前記駆動体は、回転駆動可能に構成されると共に多面体で構成され、前記多面体の少なくとも1つの面は、他の面と面積又は重さが異なるように構成されていることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1または2において、前記駆動制御手段は、前記励磁モータを駆動する際に前記電流制御信号の出力制御を行う駆動制御部と、前記駆動制御部により前記電流制御信号の出力があった際に前記励磁モータの駆動に必要な第1の電流を前記電流制御信号の出力と共に前記励磁モータに流す第1の電流流路が設けられた制御回路部を備え、前記制御回路部は、前記駆動制御部が前記電流制御信号の出力をしない制御をした場合に、前記励磁モータへの前記第1の電流の流下を停止する第1の電流流下停止部材と、前記第1の電流流下停止部材によって前記第1の電流の流下を停止している間に前記第1の電流と異なる第2の電流を前記励磁モータへ流す第2の電流流路を備え、前記第2の電流流路には、前記第1の電流よりも発熱を抑える弱い電流を流すように前記第2の電流の電流制限を行う電流制限部材を設け、前記駆動制御部により前記電流制御信号の出力をする制御を行った場合は、前記第1の電流流路より前記第1の電流を前記励磁モータに流すことで前記励磁モータの駆動制御を行う一方、前記駆動制御部より前記電流制御信号の出力をしない制御をした場合は、前記第2の電流流路から前記電流制限部材によって制限された前記第2の電流を前記励磁モータに流すことで発熱を抑えながら前記励磁モータを停止位置に維持させるように制御することを特徴とする。
請求項1の発明によれば、前記駆動制御手段は、駆動状態の前記励磁モータの駆動を停止する際に前記停止励磁相へ前記励磁信号を出力した時に前記電流制御信号の出力を停止しないで予め定めた時間経過後に前記電流制御信号の出力を停止する電流制御延長出力手段を備えたことによって、駆動体の駆動を停止する場合、駆動の停止位置で励磁が継続されるので、駆動の惰性で停止したい位置からズレた位置で止まったり、ズレた後に停止位置に戻るなど違和感のある止まり方を抑制することが可能となる。
請求項2の発明によれば、前記駆動体は、回転駆動可能に構成されると共に多面体で構成され、前記多面体の少なくとも1つの面は、他の面と面積又は重さが異なるように構成されていることによって、多面体の面が全て同じ面積及び重さの構成のものより駆動体の回転に遠心力が加わるので、従来の構成では違和感のある止まり方をする可能性が高いが、電流制御延長出力手段を備えたことで違和感のある止まり方を抑制することが可能となる。
請求項3の発明によれば、前記制御回路部は、前記駆動制御部が前記電流制御信号の出力をしない制御をした場合に、前記励磁モータへの前記第1の電流の流下を停止する第1の電流流下停止部材と、前記第1の電流流下停止部材によって前記第1の電流の流下を停止している間に前記第1の電流と異なる第2の電流を前記励磁モータへ流す第2の電流流路を備え、前記第2の電流流路には、前記第1の電流よりも発熱を抑える弱い電流を流すように前記第2の電流の電流制限を行う電流制限部材を設け、前記駆動制御部により前記電流制御信号の出力をする制御を行った場合は、前記第1の電流流路より前記第1の電流を前記励磁モータに流すことで前記励磁モータの駆動制御を行う一方、前記駆動制御部より前記電流制御信号の出力をしない制御をした場合は、前記第2の電流流路から前記電流制限部材によって制限された前記第2の電流を前記励磁モータに流すことで発熱を抑えながら前記励磁モータを停止位置に維持させるように制御することによって、駆動体が駆動していない時に、駆動体が重力等により停止位置から動いてしまうことを抑制すると共に、停止中の励磁による励磁モータの発熱を抑制することが可能となる。
本発明の一実施例に係る遊技機の正面図である。 駆動体を示す斜視図及び2B矢視図である。 同遊技機の裏側を示す図である。 同遊技機の制御基板や装置等の接続を示すブロック図である。 励磁モータへの出力回路を示すブロック図である。 励磁モータへの出力回路詳細図である。 励磁モータへ流れる電流のタイムチャートである。 励磁モータの駆動停止後に電流制御信号の出力を所定時間続ける状態を示すタイムチャートである。 同遊技機における主制御基板が行うメイン処理のフローチャートである。 同メイン処理用割り込み処理のフローチャートである。 始動入賞口検出処理のフローチャートである。 普通動作処理のフローチャートである。 特別動作処理のフローチャートである。 特別図柄待機処理のフローチャートである。 特別図柄大当たり判定処理のフローチャートである。 特別図柄選択処理のフローチャートである。 特別図柄変動態様選択処理の第1フローチャートである。 特別図柄変動態様選択処理の第2フローチャートである。 特別図柄乱数シフト処理のフローチャートである。 変動中処理のフローチャートである。 特別図柄確定処理のフローチャートである。 特別電動役物処理の第1フローチャートである。 特別電動役物処理の第2フローチャートである。 保留球数処理のフローチャートである。 サブ制御メイン処理のフローチャートである。 外部INT割り込み処理のフローチャートである。 1msタイマ割り込み処理のフローチャートである。 駆動処理のフローチャートである。 駆動制御処理のフローチャートである。 10msタイマ割り込み処理のフローチャートである。 コマンド監視処理のフローチャートである。 予告抽選処理の第1フローチャートである。 予告抽選処理の第2フローチャートである。 予告抽選処理の第3フローチャートである。 駆動データセット1処理のフローチャートである。 駆動データセット2処理のフローチャートである。
以下、添付の図面に基づき本発明の実施形態を説明する。図1に示す遊技機1は、遊技媒体として遊技球を用いるパチンコ遊技機であって、遊技盤2の縁に外側誘導レール3及び内側誘導レール4が略円形に配置され、前記外側誘導レール3及び内側誘導レール4によって区画された遊技領域6が前記遊技盤2上に設けられている。前記遊技領域6には遊技球を誘導する誘導釘Rが遊技盤2の表面に設けられている。また、遊技機1の前面側には、装飾ランプ等からなるランプ装置35、発射装置へ供給する遊技球と払い出された遊技球を受けるための上側球受け皿36、該上側球受け皿36の満杯時に遊技球を受けるための下側球受け皿37、効果音等を発するスピーカ38、遊技者の発射操作に応じて遊技球を前記遊技領域6へ向けて弾発発射するための発射装置64、遊技者による操作可能な遊技用操作ボタン67が設けられている。図1における符号W1は遊技機の外枠、W2は外枠W1に取り付けられた前枠、Gは前記前枠W2に開閉可能にヒンジで取り付けられたガラス枠である。以下、遊技機1の主要な部分について説明する。
前記遊技領域6には、中心線上の上部から下部に向かって順に表示装置10、上側始動入賞口41、下側始動入賞口42、大入賞口45、アウト口48が配置されている。前記上側始動入賞口41及び下側始動入賞口42の左には左袖第1入賞口51と左袖第2入賞口52が配置され、また、大入賞口45の左右には左落とし入賞口53と右落とし入賞口54が配置されている。また、前記表示装置10の左には普通図柄変動開始用ゲート55、その下方には風車76が設けられている。前記上側始動入賞口41、下側始動入賞口42、大入賞口45、左袖第1入賞口51、左袖第2入賞口52、左落とし入賞口53、右落とし入賞口54は、遊技盤2に形成された遊技領域6内を流下する遊技球が入賞(入球)可能な複数の入賞装置に相当する。前記の各入賞口(入賞装置)に遊技球が入賞(入球)して入賞(入球)が検出されると1入賞球の検出に対して所定個数の賞品球(遊技球)が遊技者に払い出される。前記1入賞球の検出に対する賞品球の払出個数は、前記入賞口毎に設定されている。
前記表示装置10は図柄等の画像が表示可能なものであって、液晶,ドットマトリックス若しくはLED表示装置等の画像表示装置からなる。本実施例では、液晶表示器(TFT−LCDモジュール)で構成されている。
前記表示装置10は、当否判定手段による判定結果を図柄で表示する表示手段に相当し、左下部が普通図柄表示部50とされ、他の部分が特別図柄表示部11となっている。前記特別図柄表示部11は、当否判定手段による判定結果を図柄で表示する部分である。図柄は、遊技者が識別可能なものであって、本実施例では特別図柄からなる判定図柄で構成されている。前記特別図柄表示部11には、左右に並ぶ左特別図柄(左判定図柄)と中特別図柄(中判定図柄)と右特別図柄(右判定図柄)が、それぞれ変動表示し、所定時間変動表示した後、判定結果に基づき左特別図柄、中特別図柄、右特別図柄が確定停止特別図柄(確定停止判定図柄)として停止表示される。また、前記特別図柄表示部11には、背景画像や背景画像に被さるように背景画像の前でキャラクターや文字等の演出画像が表示されることもあり、該背景画像が特別図柄の変動開始等の所定条件に起因して変動表示可能となっていてもよい。
この実施例において変動および停止表示される左特別図柄、中特別図柄、右特別図柄は、それぞれ『0,1,2,3,4,5,6,7,8,9』の10通りの図柄とされている。本実施例では、遊技の当否判定結果が大当たり(当たり)の場合には、前記特別図柄表示部11に大当たりの特別図柄組合せ、この例では『1,1,1』(いわゆる‘1’のぞろ目)や『2,2,2』(いわゆる‘2’のぞろ目)等、同一数字の組合せで特別図柄が停止表示され、遊技者に有利な特典を付与する大当たり遊技(特別遊技)に移行する。大当たりにおける遊技者に有利な特典は、本実施例では、遊技者による遊技球の獲得し易さ増大に設定されている。
前記普通図柄表示部50は、記号或いは絵(キャラクター)等の普通図柄当たり判定用普通図柄を変動表示及び停止表示する。本実施例における普通図柄表示部50に変動及び停止表示される普通図柄は、『0』と『1』の2種類からなり、普通図柄当たりの場合には当たり普通図柄『1』で停止表示され、一方、普通図柄外れの場合には外れ普通図柄『0』で停止表示される。
前記上側始動入賞口41は、上方が開口した形状からなって遊技球が上方から入球(入賞)可能となっている。
一方、前記下側始動入賞口42は、2つの可動片42a,42bが背面の始動入賞口用ソレノイドによって略垂直で遊技球の入賞(入球)困難な閉状態(通常状態)と略V字形(逆ハの字形)の入賞可能な開状態間を変化可能に制御されている。前記下側始動入賞口42の可動片42a,42b間は入賞(入球)領域に相当する。前記下側始動入賞口42の開状態への移行は、前記普通図柄表示部50で普通図柄が変動した後、普通図柄当たりを示す当たり普通図柄(本実施例では『1』)で確定停止表示された時に行われる。
また、前記遊技盤2の背面には、前記上側始動入賞口41に入賞(入球)した遊技球を検出する上側始動入賞口検出スイッチ(上側始動入賞口センサ)と、前記下側始動入賞口42へ入賞(入球)した遊技球を検出する下側始動入賞口検出スイッチ(下側始動入賞口センサ)がそれぞれの入賞球用通路に設けられている。本実施例において前記上側始動入賞口41あるいは下側始動入賞口42への遊技球の入賞(入球)検出は、乱数値の取得の起因および前記特別図柄の変動表示開始の起因とされ、さらには、判定条件の成立に設定されており、また、前記判定条件の成立に起因して当否判定手段により大当たりか否かが判定される。
本実施例では、前記上側始動入賞口41あるいは下側始動入賞口42に入賞して前記上側始動入賞口検出スイッチ(上側始動入賞口センサ)、前記下側始動入賞口検出スイッチで検出された遊技球検出数(始動入賞口入賞球数)を、予め設定された設定数まで特別図柄保留球数として記憶し、図柄の変動表示を一旦保留して順次図柄の変動表示が開始されることにより、あるいは当否判定結果の判定結果を表示する図柄が前記表示装置10の特別図柄表示部11で停止表示されることにより、記憶されている特別図柄保留球数の数を減らしている。前記上側始動入賞口41及び下側始動入賞口42への入賞に対する記憶は、前記表示装置10で現在変動中の記憶を含まず、最大4個に設定されている。
なお、前記始動入賞口検出スイッチ(上側始動入賞口検出スイッチ、下側始動入賞口検出スイッチ)による遊技球検出数が最大個数まで記憶されている時には、前記始動入賞口検出スイッチがそれ以上入賞遊技球を検出しても、保留球数としては記憶されない無効球(オーバーフロー入賞球)とされ、その無効球については当否判定及び図柄の変動を行うことなく、入賞に対する賞球遊技球が所定数払い出される。
前記普通図柄変動開始用ゲート55は、前記遊技盤2の背面に設けられた普通図柄変動開始スイッチで普通図柄変動開始用ゲート55を通過する遊技球が検出されることに基づいて前記普通図柄表示部50で普通図柄の変動を開始させるようになっている。また、前記普通図柄変動開始用ゲート55を通過して検出された遊技球の検出数は、前記普通図柄変動装置50における現在変動中の記憶を含めず最大4個普通図柄保留球数として記憶し、普通図柄の変動開始により普通図柄保留球数を減らすようになっている。
また、前記遊技盤2の背面には、前記左袖第1入賞口51の入賞球を検出する左袖第1入賞口用検出スイッチ、前記左袖第2入賞口52の入賞球を検出する左袖第2入賞口用検出スイッチ、前記左落とし入賞口53及び右落とし入賞口54の入賞球を検出する左落とし入賞口用検出スイッチ及び右落とし入賞口用検出スイッチが設けられている。
前記大入賞口45は、前記遊技盤2の背面に設けられた大入賞口開放用ソレノイドによって開閉する開閉板46を備えている。この大入賞口45は、通常は開閉板46が閉じた状態とされ、当否判定結果が当たり(大当たり)の場合に実行される大当たり遊技(特別遊技)時に所定ラウンドとして本実施例では15ラウンド(15回)開放される。また、前記大入賞口45内には、大入賞口45に入賞した入賞球を検出する入賞球数カウントスイッチ(カウントセンサ)が設けられている。
前記上側始動入賞口検出スイッチ、下側始動入賞口検出スイッチ、左袖第1入賞口用検出スイッチ、左袖第2入賞口用検出スイッチ、左落とし入賞口用検出スイッチ、右落とし入賞口用検出スイッチ、入賞球数カウントスイッチ(カウントセンサ)は、入賞装置に入賞した遊技球を検出する入賞検出手段に相当する。
前記発射装置64は、操作レバー65の操作により駆動する発射モータを裏側に有し、該発射モータの駆動により遊技球を弾発発射するようになっている。前記発射装置64により発射された発射球は、前記遊技盤2の表面に立設された内側誘導レール4と外側誘導レール3間で構成される発射球誘導路を介して遊技領域6に誘導される。前記遊技領域6に誘導された遊技球は、転動しつつ下方へ落下し、前記各装置及び各入賞口に入賞するか、或いは何処にも入賞しなければ前記アウト口48から遊技盤2の裏側へ排出される。
さらに本実施例では、前記表示装置10の上方に駆動体81が設けられており、遊技状態に応じて駆動可能とされている。
前記駆動体81は、多面体で構成され、本実施例では、図2に示すような略直方体からなり、長さ方向を回転軸として横長に取り付けられている。前記駆動体81における回転軸と直交方向に位置する4つの外面81A、81B、81C、81Dにはそれぞれ装飾が施され、所定位置で停止可能とされる。なお、前記外面81A、81B、81C、81Dは多面体を構成する面である。また、前記4つの外面における一組の対向する外面81A、81Cは、他の組の外面81B、81Dよりも面積が大になっている、さらに、面積の大きい一組の前記外面81A、81Cのうち一方の外面81Aは、表面に設けられた装飾部材によって、他の外面81B、81C、81Dよりも重くなっている。
前記駆動体81は、長さ方向両端面81E、81Fの一方の端面81Eに、第1の歯車83と該第1の歯車に噛み合う第2の歯車84とが設けられ、前記第2の歯車84が励磁モータ85で回転するように構成されている。また、前記駆動体81は、長さ方向の他端面81Fが支持部材82に回転可能に軸支されている。前記励磁モータ85の駆動によって第2の歯車84が回転すると、前記第2の歯車84と噛み合っている第1の歯車83が回転し、それによって前記駆動体81が回転する。そして、前記励磁モータ85の駆動停止により、前記駆動体81は回転を停止する。前記励磁モータ85は、駆動制御手段によって駆動が制御され、前記駆動体81における4つの外面81A、81B、81C、81Dが、遊技状態に応じて所定の位置で停止するように制御される。
前記励磁モータ85は、公知のステッピングモータからなり、前記駆動体81を駆動させるための複数の励磁相を有する。本実施例の励磁モータ85は、2相励磁式のものである。
なお、前記駆動体は1つに限られず、複数設けてもよい。例えば、前記駆動体81の他に刀の柄の形状をした第2の駆動体91を設けて、該駆動体91用の励磁モータ(図示せず)により、遊技状態に応じて表示装置10の前面側で揺動させ、所定位置で停止するようにしてもよい。
前記遊技機1の裏側には、図3に示すように、複数の制御基板や装置等が設けられている。制御基板の主なものとして、主制御基板200、サブ制御基板205、表示制御基板210、音声制御基板220、払出制御基板240、電源基板250、発射制御基板260等がある。符号265は外部端子、281は払出装置、283は球無し検出スイッチ、289は球貯留タンク、291は球誘導樋である。271はRAMクリアスイッチ、272は電源スイッチである。なお各制御基板には制御回路が設けられている。また、各制御基板は、単独でまたは複数まとめてケースに収納された状態で遊技機1の裏側に配置されている。主な制御基板を、図4のブロック図を用いて簡略に示す。
主制御基板200は、遊技情報に従って遊技の進行を制御する。前記主制御基板200には、CPU、RAM、ROMおよび複数のカウンタを備えたマイクロコンピュータを少なくとも備え、サブ制御基板205及び払出制御基板240と接続され、また中継回路を介して上側始動入賞口41、下側始動入賞口42及び大入賞口45等と接続されている。前記主制御基板200は電源基板250から電源供給を受けて作動する。
前記主制御基板200におけるCPUは、制御部、演算部、各種カウンタ、各種レジスタ,各種フラグ等を備え、演算制御を行う他、乱数値も生成し、また指令信号(制御信号あるいはコマンドとも称される)を接続されているサブ制御基板205や装置等へ出力(送信)可能に構成されている。また、前記主制御基板200のCPUは制御プログラムを実行して遊技情報に従って遊技に関わる主制御を行う。遊技情報は、前記入賞装置への入賞情報や、払出情報、ラウンド状態、演出(例:音・ランプ・表示(背景画像・演出画像))に関する情報等、遊技の進行に必要な情報である。
前記主制御基板200から出力される指令信号(コマンド)には、上側始動入賞口41及び下側始動入賞口42への入賞時に出力される入賞コマンド、前記特別図柄表示部11で特別図柄を変動表示させる表示態様を含めた変動コマンド、前記特別図柄表示部11に表示させる待ち受け画面等の表示態様を含めたコマンド等がある。入賞コマンドには、前記特別図柄表示部11で特別図柄を停止表示させる大当たり判定結果データが少なくとも含まれる。前記主制御基板200から出力される指令信号には、その他、普通図柄当たりに関するデータ、電源投入時、異常時、大当たりラウンド時等のデータを挙げることができる。なお、主制御基板200が前記表示装置10の制御に関して出力する指令信号に基づいて、サブ制御基板205が前記表示装置10に表示する内容等を設定する。
前記RAMは、前記上側始動入賞口検出スイッチ及び下側始動入賞口検出スイッチで検出された遊技球の特別図柄保留球数の記憶領域、普通図柄変動開始スイッチで検出された遊技球の普通図柄保留球数の記憶領域、CPUで生成される各種乱数値用の記憶領域、遊技に必要な遊技データ等の各種データを一時的に記憶する記憶領域や、遊技情報を記憶する記憶領域やフラグ、CPUの作業領域を備える。
前記ROMは、前記CPUのための制御プログラムや制御データ、前記特別図柄表示部11での変動表示に関する変動態様や図柄データ、演出時間等のデータが書き込まれている他、大当たり、普通図柄当たりの判定値等が書き込まれている。
サブ制御基板205は、前記主制御基板200と接続されて主制御基板200から指令信号(コマンド)を受信可能に構成されると共に、前記表示制御基板210及び駆動体81の励磁モータ85と接続されて表示装置10及び励磁モータ85を制御可能に構成されている。前記サブ制御基板205にはCPU、ROM、RAM、複数のカウンタを備えたマイクロコンピュータと、前記主制御基板200とを結ぶ入出力回路と、表示制御基板210やランプ中継基板、音声制御基板220、前記駆動体81の励磁モータ85とを結ぶ入出力回路を備えている。前記サブ制御基板205は、前記主制御基板200と共に遊技の制御を行う制御手段に相当し、前記主制御基板200から出力された指令信号に従って遊技の制御を行う。本実施例ではサブ制御基板205はランプ制御基板を兼ねている。前記サブ制御基板205は、前記主制御基板200から出力された指令信号を受信し、受信した指令信号に基づいて、ランプ中継基板や表示制御基板210、励磁モータ85へ信号を出力している。前記主制御基板200からの指令信号には、前記表示装置10をサブ制御基板205が制御するための変動コマンド及び前記ランプ装置35に対するデータや信号、入賞コマンド等が含まれ、それらの信号の内容に合わせて遊技の制御を行っている。また、前記サブ制御基板205のROMは制御用のプログラムやデータ定数、前記表示装置10で実行される変動態様による演出等や背景演出情報が記憶され、また前記RAMは各種データの記憶領域とCPUによる作業領域を有している。前記ランプ中継基板には装飾ランプ等のランプ装置35が接続され、前記サブ制御基板205からランプ中継基板に送信された指令信号によって、ランプ装置35の作動を制御する。前記サブ制御基板205は電源基板250から電源供給を受けて作動する。
さらに前記サブ制御基板205には前記励磁モータ85の駆動制御を行う駆動制御手段が設けられている。前記励磁モータ85は、前記駆動制御手段から出力される励磁信号と電流制御信号によって駆動する。図5は励磁モータの駆動制御手段を示すブロック図である。前記駆動制御手段は、前記サブ制御基板205のマイクロコンピュータで構成される駆動制御部206と制御回路部207とを備える。前記駆動制御手段は、前記励磁モータ85を駆動する際に励磁させる励磁相を順次変更しながら指定する励磁信号を出力すると共に、指定された励磁相に電流を供給可能な電流制御信号を出力し、前記励磁モータ85を停止する際は停止させたい位置の停止励磁相に励磁信号を出力すると共に電流制御信号を出力し、前記励磁モータ85を停止している間は前記停止励磁相へ前記励磁信号を出力する一方、前記電流制御信号を励磁相に出力しないようにする。また、前記駆動制御手段は、駆動状態の前記励磁モータ85の駆動を停止する際に前記停止励磁相へ前記励磁信号を出力した時に前記電流制御信号の出力を停止しないで予め定めた時間経過後に前記電流制御信号の出力を停止する電流制御延長出力手段を備えている。
前記駆動制部206は、前記励磁モータ85を駆動する際に、前記電流制御信号の出力制御を行い、出力ポートへ励磁信号と電流制御信号を出力する。
一方、前記制御回路部207は、出力ポートから出力される励磁信号が入力する出力回路モータ励磁部208と、出力ポートから出力される電流制御信号が入力する出力回路コモン電流制御部209とを備える。前記出力回路モータ励磁部208は、前記励磁モータ85に励磁信号を出力する。前記出力回路コモン電流制御部209は、図6に詳細を示すように、前記駆動制御部206から出力ポートへ前記電流制御信号の出力があった際に、前記励磁モータ85の駆動に必要な第1の電流を前記電流制御信号の出力と共に前記励磁モータ85に流す第1の電流流路u1と、前記駆動制御部206が前記電流制御信号の出力をしない制御をした場合に、前記励磁モータ85への前記第1の電流の流下を停止する第1の電流流下停止部材aと、前記第1の電流流下停止部材aによって前記第1の電流の流下を停止している間に前記第1の電流と異なる第2の電流を前記励磁モータ85へ流す第2の電流流路u2とを備え、前記第2の電流流路u2には、前記第1の電流よりも発熱を抑える弱い電流を流すように前記第2の電流の電流制限を行う電流制限部材rを備える。本実施例では、前記第1の電流流下停止部材aはPチャンネルMOSFETで構成され、また、前記電流制限部材rは抵抗で構成され、前記電流制御信号は、コモン制御信号で構成されている。
前記出力ポートより前記励磁モータ85を駆動するための励磁信号f1、f2、f1’、f2’とコモン制御信号(電流制御信号)cが出力される。前記コモン制御信号(電流制御信号)は前記第1の電流流下停止部材a(本実施例ではPチャンネルMOSFET)のゲート端子に入力する。前記第1の電流流下停止部材a(本実施例ではPチャンネルMOSFET)は、ゲート端子に入力したコモン制御信号(電流制御信号)の信号レベルが「L」時(励磁モータ駆動時)に、ソース−ドレイン間に電流を流し、第1の電流流路u1を経て前記励磁モータ85へ第1の電流を流す。一方、ゲート端子に入力したコモン制御信号(電流制御信号)の信号レベルが「H」時(励磁モータ停止時)には、ソース−ドレイン間に電流が流れず、前記電流制限部材rを介して前記第2の電流流路u2に第2の電流が流れ、該第2の電流を前記励磁モータ85へ流す。
すなわち、前記駆動制御部206は、前記駆動制御部206により前記電流制御信号の出力をする制御(本実施例では、コモン制御信号(電流制御信号)の信号レベルを「L」にする制御)を行った場合は、前記第1の電流流路u1より前記第1の電流を前記励磁モータに流すことで前記励磁モータ85の駆動制御を行い、一方、前記駆動制御部206より前記電流制御信号の出力をしない制御(本実施例では、コモン制御信号(電流制御信号)の信号レベルを「H」にする制御)をした場合は、前記第2の電流流路u2から前記電流制限部材rによって制限された前記第2の電流を前記励磁モータ85に流すことで発熱を抑えながら前記励磁モータ85を停止位置に維持させる。
例えば、モータの巻線抵抗r1・r2を100Ωとし、前記電流制限部材r(コモン制御の抵抗)を100Ωとした場合、コモン制御の抵抗の有無によって電流値の算出を行うと、巻線抵抗なしの場合は、12V÷100Ω=120mA(1相分)となるので、2相励磁の場合240mAとなる。
一方、巻線抵抗有りの場合は、12V÷(100Ω(電流制限部材r)+((100Ω(モータの巻線抵抗r1)×100Ω(モータの巻線抵抗r2))/(100Ω(モータの巻線抵抗r1)+100Ω(モータの巻線抵抗r2)))=80mA(2相分)となり、1相分の場合40mAとなる。
そのため、この場合は巻線抵抗がある構成であると巻線抵抗がない構成よりも1/3の電流値で構成することが可能となる。
従来では図7の(7−1)のように、駆動停止状態においては励磁モータに電流を流さないため、回転を停止する際に駆動体が駆動の惰性により停止したい位置からズレた位置で止まったり、ズレて止まった後に停止位置に戻る虞がある。特に本実施例のように、駆動体が多面体で構成され、多面体の外面の大きさが同じでない場合(面積や重さが違う場合)は、回転駆動する駆動体に対する抵抗や惰性力が異なり一定の回転力で回転し難いため、駆動体の回転を停止する際にも、外面が大きい場合と小さい場合とでは惰性力も違ってくる。そのため、惰性力が違う駆動体の停止方法を調整するのは難しかったので、惰性力が違っても制御上の停止方法はどの外面で停止する時も同じ制御をしているため、停止位置がずれる可能性があった。また、駆動体が停止中でも、駆動停止位置での励磁を駆動時の励磁と同じように行えば、駆動体に対する駆動静止トルクがかかり停止中での停止位置のズレを抑制できるが、励磁モータの発熱の問題が発生する。
つまり、駆動体の停止時でも励磁を継続すると励磁モータの発熱の問題があり、停止時での励磁を停止してしまうと、発熱の問題は無くなるが、静止トルクが無くなるため、停止位置のズレなどの問題があった。
一方、本実施例では、図7の(7−2)のように、前記電流制限部材rによって制限された前記第2の電流、例えば80mAを前記励磁モータ85に流すため、発熱を抑えながら前記励磁モータ85を停止位置に維持させる(ある程度の静止トルクがある状態にする)ことができ、前記駆動体81が駆動していない時に、駆動体81が重力等により停止位置から動いてしまうことを抑制すると共に、停止中の励磁による前記励磁モータ85の発熱を抑制することが可能となる。
また、本実施例では、前記駆動制御部206は、前記励磁モータ85を駆動状態から駆動停止する際には、前記停止励磁相へ前記励磁信号を出力した時に、前記コモン制御信号(電流制御信号)の出力を直ちに停止しない(信号レベルを「H」にしない)で、電流制御延長出力手段により、予め定めた時間経過後に、前記コモン制御信号(電流制御信号)の出力を停止する(信号レベルを「H」にする)。すなわち、図8に示すように、前記励磁モータ85の駆動停止後、前記コモン制御信号(電流制御信号)については、所定時間、例えば500ms間出力を続けた後に、出力停止する。このように停止励磁相へ励磁信号を出力した時に、前記コモン制御信号(電流制御信号)の出力を直ちに停止しないで、予め定めた時間経過後に、前記コモン制御信号(電流制御信号)の出力を停止することにより、前記駆動体81の駆動を停止する場合、駆動の停止位置で励磁が継続されるので、前記駆動体81が駆動中の惰性で停止したい位置からズレた位置で止まったり、ズレた後に停止位置に戻るなど違和感のある止まり方を抑制することが可能となる。なお、前記励磁モータ85の駆動停止後(前記コモン制御信号(電流制御信号)の出力停止後)からは、停止位置での励磁を完全に止めないで前記電流制限部材rによって制限された前記第2の電流(駆動に必要な第1の電流より弱い電流)を流すため、発熱を抑えながら停止位置の状態を維持させようとする力を与えることができる。
表示制御基板210は、CPU、ROM、RAMを備えたマイクロコンピュータと、前記サブ制御基板205を結ぶ入力回路と前記表示装置10を結ぶ出力回路等で構成され、前記サブ制御基板205から送信された制御信号に基づいて、前記表示装置10における表示の制御を行う。前記表示制御基板210のROMには制御用のプログラムが記憶されている。前記表示制御基板210は、前記サブ制御基板205からの指令信号に基づき、表示制御御基板210のCPUがROMから所定の表示制御データを読み出し、RAMの記憶領域で制御用データを生成してVDP(図示せず)に出力する。VDPは、CPUからの指令に基づいてROMから必要なデータを読み出し、表示画像のマップデータを作成し、VRAMに格納する。VRAMに格納記憶された画像データは、出力回路に備えるD/A変換回路にてRGB信号に変換されて表示装置10に出力される。
音声制御基板220は、前記サブ制御基板205から出力される信号により音声信号を合成し、アンプに出力する。アンプは音声信号を増幅してスピーカ38に出力する。
払出制御基板240は、遊技球の払出を制御する払出制御手段に相当し、CPU、ROM、RAMを備えたマイクロコンピュータを有する。前記払出制御基板240は前記主制御基板200と電気的接続手段で接続され、前記主制御基板200から出力される指令信号を受信して払出装置281を制御する。前記払出制御基板240は電源基板250から供給される電源によって作動する。前記払出制御基板240のROMには制御用のプログラムが記憶されている。前記払出制御基板240のRAMは、種々の入賞口(入賞装置)への入賞検出に基づき前記払出装置281により払い出される賞品球(遊技球)の払出個数を、1入賞球の検出に対する払出個数毎に記憶可能となっている。
前記払出装置281は、払出モータの駆動によって回転する払出スクリューを備え、前記球誘導樋291から誘導されてきて払出装置281に至った遊技球を払出スクリューの羽根部分に乗せて払出スクリューが回転することにより徐々に下方へ移動させて遊技球の払い出し行うように構成されている。前記球誘導樋291と払出装置281の間における遊技球の流路に遊技球の存否を検出する前記球無しセンサ283が設けられている。前記払出装置281の球出口には、前記払出装置281から払い出された遊技球を検出する払出センサが設けられている。
電源基板250は、遊技機1の外部より供給される主電源から遊技機1に適する所定電圧の遊技機用電源を生成して主制御基板(遊技制御装置)200やサブ制御基板205、払出制御基板240等に供給するものであり、電源装置に相当する。前記主電源は、遊技店側で所要の電圧に変換されて供給される。
発射制御基板260は、前記発射装置64における発射モータの制御を行う。
前記主制御基板200に設けられる乱数用カウンタとして、大当たり乱数用カウンタ、大当たり図柄乱数用カウンタ、リーチ乱数用カウンタ、特別図柄データ乱数用カウンタ、変動態様乱数用カウンタ、普通図柄乱数用カウンタ等がある。
大当たり乱数用カウンタは、当否判定手段による大当たりの判定に用いられ、‘0’〜‘629’の乱数からなる。前記大当たり乱数用カウンタの乱数(大当たり乱数)は、遊技機の電源投入時に
‘0’から始まって後述の普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理ごとに1加算され、‘629’に至ると次には‘0’にされて再び前記加算を繰り返すようになっている。大当たり乱数値は前記上側始動入賞口41あるいは下側始動入賞口42への入賞に起因して取得され、その取得値が低確率(2/630(1/315))状態時には大当たり成立数値として設定されている‘3’〜‘4’の何れかと一致すれば大当たりとなり、一方高確率(12/630(6/315))状態時には、大当たり成立数値として設定されている‘3’〜‘14’の何れかと一致すれば大当たりとなる。
大当たり図柄乱数用カウンタは、大当たりの当否判定結果が当たりの場合に、前記特別図柄表示部11に確定停止して揃う大当たり図柄組合せを決定するものであり、‘0’〜‘9’の乱数からなる。この大当たり図柄乱数値は、電源投入時に‘1’から始まって後述の普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理ごとに1加算され、‘9’に至ると次には‘0’にされて再び前記加算を繰り返すようになっている。大当たり図柄乱数値は前記上側始動入賞口41又は下側始動入賞口42への入賞に起因して取得される。前記大当たり図柄乱数値には、大当たりの当否判定結果が当たりの場合に、前記特別図柄表示部11で停止表示される大当たり図柄組合せが割り当てられている。本実施例では、‘0’の場合には大当たり図柄組合せが‘0,0,0’となる0のぞろ目(全図柄同一)、‘1’の場合には大当たり図柄組合せが‘1,1,1’となる1のぞろ目(全図柄同一)、‘2’の場合には‘2,2,2’となる2のぞろ目、‘3’の場合には‘3,3,3’となる3のぞろ目、‘4’の場合には‘4,4,4’となる4のぞろ目、‘5’の場合には‘5,5,5’となる5のぞろ目、‘6’の場合には‘6,6,6’となる6のぞろ目、‘7’の場合には‘7,7,7’となる7のぞろ目、‘8’の場合には‘8,8,8’となる8のぞろ目、‘9’の場合には‘9,9,9’となる9のぞろ目からなる大当たり図柄組合せが割り当てられている。
また、本実施例では、前記大当たり図柄乱数は、大当たりの場合に確変の決定にも用いられる。確変(確変大当たり)は、大当たり遊技(特別遊技)の終了後、次に大当たりの当否判定によって大当りと判定されるまで、大当たりの確率が前記高確率とされる。なお、確変ではない通常大当たり場合には、大当たり遊技(特別遊技)の終了後、次に大当たりの当否判定によって大当りと判定されるまで、大当たりの確率が前記低確率とされる。本実施例では、当否判定結果が大当たりであって前記大当たり図柄乱数が‘1’、‘3’、‘6’、‘7’、‘8’、‘9’の場合に、すなわち前記特別図柄表示部11に停止表示される大当たり図柄の組み合わせが『1,1,1』、『3,3,3』、『6,6,6』、『7,7,7』、『8,8,8』、『9,9,9』の場合に確変(高確率)となる。確変(高確率)状態になると、前記下側始動入賞口42の開放(拡開)時間が、低確率(通常遊技)状態の1秒から2秒に長くなり、かつ開放(拡開)回数が低確率(通常遊技)状態の1回から3回に増え、さらに、普通図柄当たりの確率が低確率(通常遊技)状態の1/125から125/126に増加する。一方、当否判定結果が大当たりであって前記大当たり図柄乱数が‘0’、‘2’、‘4’、‘5’の場合に、すなわち前記特別図柄表示部11に停止表示される大当たり図柄の組み合わせが『0,0,0』、『2,2,2』、『4,4,4』、『5,5,5』の何れかの場合に低確率(通常)となる。
リーチ乱数用カウンタは、前記大当たり乱数値による大当たりの当否判定結果が外れとなる場合において、リーチ状態を経るか否かを決めるリーチ有無決定用のものであり、‘0’〜‘126’の乱数からなる。本実施例におけるリーチ状態は、前記特別図柄表示部11で変動停止表示される左特別図柄、中特別図柄及び右特別図柄のうち、最後に停止表示される特別図柄(例えば中特別図柄)を除いて他の特別図柄(例えば左特別図柄と右特別図柄)が同一となる状態(最終停止図柄を除いて大当たりの特別図柄組合せと等しくなる状態であり、最終的に大当たりの特別図柄組合せとなる場合と外れの特別図柄組合せとなる場合が含まれる状態)をいう。このリーチ乱数用カウンタの乱数(リーチ乱数)は、遊技機1の電源投入時に、‘0’から始まり、後述の普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理ごとに1ずつ加算され、数値が‘126’に至ると、次に‘0’にされて再び前記加算を繰り返すようになっている。リーチ乱数は、前記上側始動入賞口41あるいは下側始動入賞口42への入賞に起因して取得され、当否判定結果が外れの場合に、その数値が予め決定されているリーチ成立数値と対比されてリーチ有無が判断される。本実施例ではリーチ成立数値は、‘5’〜‘15’に設定されている。
特別図柄データ乱数用カウンタは、前記大当たり乱数値による大当たり判定結果が外れとなる場合において、前記特別図柄表示部11に停止表示する外れの特別図柄組合せの決定に用いられるものであり、前記特別図柄表示部11に停止表示する左特別図柄を決定する特別図柄データ1の乱数用カウンタと、中特別図柄を決定する特別図柄データ2の乱数用カウンタと、右特別図柄を決定する特別図柄データ3の乱数用カウンタとより構成され、各特別図柄データ乱数用カウンタは、‘0’〜‘8’の乱数からなる。
前記特別図柄データ1の乱数は、電源投入時に、‘0’から始まって後述の普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理ごとに
‘1’ずつ加算され、‘9’に至ると、次に‘0’に書き換えられて再び前記加算が繰り返される。また、前記特別図柄データ2の乱数は、電源投入時に‘0’から始まって、前記特別図柄データ1の乱数が‘0’に書き換えられる際に‘1’ずつ加算され、‘9’に至ると、次に‘0’に書き換えられて再び前記加算が繰り返される。さらに、前記特別図柄データ3の乱数は、電源投入時あるいはリセット処理後に‘0’から始まって、前記特別図柄データ2の乱数が‘0’に書き換えられる際に‘1’ずつ加算され、‘9’に至ると、次に‘0’に書き換えられて再び前記加算が繰り返される。これによって、特別図柄データ1〜3の乱数範囲が同一であっても、当該特別図柄データ1〜3の乱数が同期(同一の組合せで加算)するのを避けることができる。
前記特別図柄データ1〜3の各乱数は‘0’の場合には0、‘1’の場合には1、‘2’の場合には2というように、当否判定結果の外れ時に前記特別図柄表示部11に停止表示される左特別図柄、中特別図柄、右特別図柄からなる識別情報が割り当てられている。前記特別図柄データ1〜3の乱数は、前記上側始動入賞口41又は下側始動入賞口42への入賞に起因して取得され、取得した特別図柄データ1〜3の乱数の組合せによって、外れ時に前記特別図柄表示部11に表示される左特別図柄、中特別図柄、右特別図柄からなる識別情報が定まる。
変動態様乱数用カウンタは、前記特別図柄表示部11における特別図柄の表示態様を含めた変動態様を変動態様テーブルから選択する際に用いられるものであり、‘0’〜‘198’の変動態様乱数値を備える。なお、「特別図柄の表示態様を含めた変動態様」とは、特別図柄などの演出表示態様、例えば特別図柄を上下方向あるいは横方向又は斜め方向等へ移動させたり、特別図柄を回転させたり、特別図柄を拡縮等させたりする変動表示態様や背景画像の前で演出表示されるキャラクター図柄の演出画像の変動表示態様をいう。この変動態様乱数値は、遊技機1の電源投入時に、‘0’から始まり、後述の普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理ごとに1ずつ加算され、数値が‘198’に至ると、次に‘0’にされて再び前記加算を繰り返すようになっている。前記変動態様乱数用カウンタの乱数値(変動態様乱数値)は、前記上側始動入賞口41あるいは下側始動入賞口42への入賞に起因して取得される。具体的には、主制御基板200のRAMに記憶されている特別図柄保留球数が1以上の場合に取得される。
変動態様テーブルは複数設けられている。各テーブルは、前記特別図柄表示部11に表示する特別図柄の変動態様の複数で構成されており、前記主制御基板200のROMに記憶されている。前記変動態様テーブルからの変動態様の選択は、本実施例では、当否判定結果が当たりか外れか及びリーチ有無に応じて選択された変動態様テーブルから、変動態様乱数値に基づいて1つの変動態様が選択されるようになっている。なお、変動態様テーブル内の各変動態様には変動態様乱数値が割り当てられており、取得した変動態様乱数値と対応する変動態様が選択される。また、各変動態様には特別図柄を所定の表示態様で変動表示させる変動時間がそれぞれ設定されており、変動開始時に予め変動時間が定められる。
なお、取得された大当たり乱数値、大当たり図柄乱数値、リーチ乱数値、変動態様乱数値については、それぞれ最大4個、前記主制御基板200のRAMにおける該当領域に前記保留球数と対応させて格納され、順次使用される。
普通図柄乱数用カウンタは、普通図柄当たりを判定するもので、遊技機1の電源投入時に、‘0’から始まって後述の普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理ごとに
‘1’ずつ加算され、‘125’に至ると、次に‘0’に書き換えられて再び前記加算が繰り返される。この普通図柄乱数値は、前記普通図柄変動開始用ゲート55を通過した遊技球を前記普通図柄変動開始スイッチで検出するごとに取得され、最大4個まで前記主制御基板200のRAMの普通図柄乱数値記憶領域に格納される。前記普通図柄変動開始用ゲート55を遊技球が通過することに起因して取得された普通図柄乱数値が、低確率(通常遊技)状態時には普通図柄当たり成立数値として設定されている‘5’と一致すれば普通図柄当たりとなり、一方、確変(高確率遊技)状態時には普通図柄当たり成立数値として設定されている‘1’〜‘125’と一致すれば普通図柄当たりとなる。
前記遊技機1の遊技を簡略に説明する。前記遊技機1では、遊技領域6へ向けて発射装置64により発射された遊技球が、前記種々の入賞口に入賞すると入賞口に応じた所定数の遊技球が賞球として前記払出装置281から上側球受け皿36に払い出される。また、前記普通図柄変動開始用ゲート55を遊技球が通過すると、普通図柄乱数が取得され、その取得乱数値に基づいて普通図柄当たりの判定が行われると共に、前記普通図柄表示部50で普通図柄が変動を開始し、所定時間変動後に停止する。その際、普通図柄当たりの判定結果が当たりの場合には、当たり普通図柄、この例では『1』で停止し、前記下側始動入賞口42の2つの可動片42a,42bが背面の始動入賞口用ソレノイドによって略垂直で入賞困難な閉状態(通常状態)から略V字形(逆ハの字形)の入賞可能な開状態に変化する。前記下側始動入賞口42に遊技球が入賞すると、所定数の遊技球が賞球として払い出される。
また、前記上側始動入賞口41あるいは下側始動入賞口42に遊技球が入賞すると、特別図柄保留球数が4未満であれば、特別図柄保留球数を1加算して、大当たり乱数値及び大当たり図柄乱数値、リーチ乱数値等の乱数値を取得し、前記主制御基板200のRAMに、最大4となるまで記憶される。そして、前記主制御基板200のRAMに記憶されている特別図柄保留球数が1以上であれば先に取得された大当たり乱数値に基づいて大当たりの当否判定が行われると共に、当否判定結果及び変動態様乱数値に基づいて変動態様テーブルから前記特別図柄表示部11に表示する特別図柄の表示態様を含めた1つの変動態様が選択される。そして選択された変動態様に基づいて前記表示装置10の特別図柄表示部11で特別図柄の変動表示が開始される。前記特別図柄保留球数は、本実施例では前記当否判定結果に基づく特別図柄の変動表示が行われることにより前記主制御基板200のRAMから1減算される。なお、主制御基板200のRAMに記憶されている特別図柄保留球数が0の場合には、その後に前記上側始動入賞口41あるいは下側始動入賞口42に遊技球が入賞して、前記主制御基板200のRAMに記憶されている特別図柄保留球数が1以上となるまで、前記当否判定及び特別図柄の変動表示が行われない。
選択された変動態様に設定されている変動時間の経過(変動時間の終了)により、前記特別図柄表示部11で特別図柄が停止表示される。また、本実施例では、変動態様の選択に利用された変動態様テーブルの種類、すなわち当否判定結果が当たりの場合の変動態様テーブル、あるいはリーチを経て外れとなる(いわゆるリーチ外れ)場合の変動態様テーブル、またはリーチを伴わない外れ(いわゆるど外れ)の場合の変動態様テーブルのそれぞれに対応して定められている駆動態様で前記駆動体81が駆動し、所定時間駆動した後に停止する。その際、前記駆動体81の駆動態様が特別図柄の変動態様テーブルの種類、すなわち当たりの場合、あるいはリーチ外れの場合、またはど外れの場合に応じて異なっているため、前記駆動体81の駆動態様によって、大当たりの当否判定結果を遊技者に予告することが可能となる。
前記特別図柄が所定時間変動した後、外れの場合には前記特別図柄表示部11に左特別図柄、中特別図柄、右特別図柄が外れ図柄組み合わせ(ぞろ目以外の状態)で停止し、大当たり遊技(特別遊技)に移行することがない。
一方、当否判定結果が大当たりの場合には、前記特別図柄表示部11に左特別図柄、中特別図柄、右特別図柄が大当たり図柄組み合わせ(本実施例ではぞろ目)で停止し、大当たり遊技(特別遊技)に移行する。
大当たり遊技(特別遊技)状態になると、前記大入賞口45の開閉板46が開いて遊技領域6の表面を落下してくる遊技球を受け止め易くして、大入賞口45へ入賞可能にし、該大入賞口45への入賞があると、所定数の遊技球が賞球として払い出される。前記開閉板46は、所定時間(例えば15秒)経過後、或いは入賞球数が所定個数(例えば10個)となった時点で閉じるようにされ、15ラウンド、前記開閉板46の開閉を繰り返す。
また、本実施例では、前記特別図柄表示部11に『0,0,0』、『2,2,2』、『4,4,4』、『5,5,5』の何れかの通常大当たり図柄組み合わせで特別図柄が停止表示されると通常大当たりとなり、大当たり遊技(特別遊技)の終了後、次に大当たりの当否判定によって大当りと判定されるまで、大当たりの確率が低確率(本実施例では(2/630(1/315))とされる。一方、前記特別図柄表示部11に『1,1,1』、『3,3,3』、『6,6,6』、『7,7,7』、『8,8,8』、『9,9,9』の何れかの確変大当たり図柄組み合わせで特別図柄が停止表示されると確変大当たりとなり、大当たり遊技(特別遊技)の終了後、次に大当たりの当否判定によって大当りと判定されるまで、大当たりの確率が高確率(本実施例では(12/630(6/315))に設定される。また、高確率状態になると、前記下側始動入賞口42の開放(拡開)時間が、低確率(通常遊技)状態の1秒から2秒に長くなり、かつ開放(拡開)回数が低確率(通常遊技)状態の1回から3回に増え、さらに、普通図柄当たりの確率が低確率(通常遊技)状態の1/125から125/126に増加する。
以下に遊技機1における制御処理を説明する。前記主制御基板200の制御回路に設けられる主なフラグとして、本実施例では大当たりフラグ、大当たり終了フラグ、確変フラグ等が挙げられる。これらのフラグは、初期設定時には全てOFF(=0)にされる。
前記主制御基板200では、前記ROMに記憶されている制御プログラム(主制御手順)に従い前記CPUがメイン処理Mを行う。図9はメイン処理Mのフローチャートである。メイン処理Mでは、CPU等の初期設定処理(S10)、割り込み禁止処理(S20)、普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理(S30)、割り込み許可処理(S40)が行われ、最終処理においてループ処理が行われている間に4ms毎に割り込み処理(S100)が実行される。
CPU等の初期設定処理(S10)では、スタックの設定、割り込み時間の設定、CPUの設定、SIO、PIO、CTCの設定等が行われる。その際に、例えば電飾や駆動体が正常に動作されるかを確認できるように電飾や駆動体を動作させる初期動作設定を設けてもよいとする。但し、駆動体を動作させる場合は、他の初期設定が終了しても駆動体の動作が継続している場合もあり、その状態で遊技が開始すると駆動体の初期動作と演出動作が重複してしまうので、遊技が開始しても初期動作が終了するまで駆動体の演出動作のみを禁止する処理を設けるとよい。
そして、メイン処理Mは繰り返し行われるが、CPU等の初期設定処理(S10)については、電源投入時のみに必要な初期制御手順であり、最初の1巡目のみに実行され、その後は実行されないが、周知であるので詳細は省略する。
割り込み禁止処理(S20)では、4msecごとに割り込み処理(S100)が入ってきても、割り込み許可となるまで、割り込みを禁止する。普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理(S30)では、種々の乱数が普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理(S30)ごとに加算され、前記のように各乱数の設定上限値に至ると次に最低値に戻って再び加算が行われる。更新された乱数は前記主制御基板200のRAMに記憶される。割り込み許可処理(S40)では、4msecごとに入ってくる割り込み処理(S100)に対して許可をする。
割り込み処理(S100)では、図10に示すように、出力処理(S101)、入力処理(S102)、普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理(S103)、始動入賞口検出処理(S104)、普通動作処理(S105)、特別動作処理(S106)、保留球数処理(S107)、その他の処理(S108)が順に行われる。
出力処理(S101)では、各処理で設定された出力用のコマンド(指令信号)が各制御基板に送信される。前記出力処理(S101)は、送信データ送信手段に相当する。
入力処理(S102)では、遊技機1に取り付けられている各種センサ(スイッチ)が検知した場合の信号入力が行われる。
普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理(S103)では、前記メイン処理Mにおけるループ処理内で行われている普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理(S30)と同様の処理が行われる。
始動入賞口検出処理(S104)では、図11に示すように、前記上側始動入賞口41あるいは下側始動入賞口42への入賞が検出されたか判断され(S104−1)、入賞が検出されていない場合には前記普通図柄変動開始用ゲート55への遊技球通過が検出されたか判断される(S104−2)。ゲート55への遊技球通過が検出されていない場合には、この始動入賞口検出処理(S104)が終了する。一方、ゲート55への遊技球通過が検出された場合には、前記普通図柄保留球数が4以上か判断され(S104−3)、4以上の場合にはこの始動入賞口検出処理(S104)が終了する。一方、前記普通図柄保留球数が4未満であれば普通図柄保留球数に1加算され(S104−4)、普通図柄乱数値が取得され、取得した普通図柄乱数値が主制御基板200のRAMにおける対応する領域に記憶され(S104−5)。この始動入賞口検出処理(S104)が終了する。
前記S104−1で前記上側始動入賞口41あるいは下側始動入賞口42への入賞が検出されたと判断されると、前記特別図柄保留球数が4以上か判断され(S104−6)、4以上の場合にはこの始動入賞口検出処理(S104)が終了する。一方、前記特別図柄保留球数が4未満であれば、特別図柄保留球数に1加算され(S104−7)、大当たり乱数値、大当たり図柄乱数値、リーチ乱数値等が取得されて主制御基板200のRAMの対応する領域に記憶され(S104−8)、この始動入賞口検出処理(S104)が終了する。
普通動作処理(S105)では、図12に示すように、まず前記下側始動入賞口42が開放中か確認される(S105−1)。前記下側始動入賞口42が閉鎖中であれば、普通図柄保留球数が0か確認され(S105−2)、0であればこの普通動作処理(S105)が終了する。一方、普通図柄保留球数が0では無い場合には、前記始動入賞口検出処理(S104)の普通図柄乱数取得処理(S104−5)で取得されて主制御基板200のRAMに記憶されている取得普通図柄乱数値が読み出され(S105−3)、現在確変中(確変フラグがON)か確認される(S105−4)。確変中ではない場合、前記取得普通図柄乱数値が低確率状態中の普通図柄当たり成立数値と対比されて両者が一致するか確認され、一致する場合には低確率状態での普通図柄当たりとなり、一致しない場合には外れと判断される(S105−5)。外れの場合には、この普通動作処理(S105)が終了し、一方、普通図柄当たりの場合には、下側始動入賞口42を開放時間1秒、開放回数1回で開放する始動入賞口開放処理1が行われ(S105−6)、その後にこの普通動作処理(S105)が終了する。それに対して、S105−4で確変中と判断されると、前記取得普通図柄乱数値が高確率状態中の普通図柄たり成立数値と対比されて両者が一致するか確認され、一致する場合には高確率状態での普通図柄当たりとなり、一致しない場合には外れと判断される(S105−7)。外れの場合には、この普通動作処理(S105)が終了し、一方、普通図柄当たりの場合には、始動入賞口42を開放時間2秒、開放回数3回で開放する始動入賞口開放処理2が行われ(S105−8)、その後にこの普通動作処理(S105)が終了する。
また、S105−1で前記下側始動入賞口42が開放中と判断されると、下側始動入賞口42の開放時間が経過(終了)したか確認され(S105−9)、始動入賞口開放時間が経過していない場合には、この普通動作処理(S105)が終了し、一方、始動入賞口開放時間が経過した場合には、下側始動入賞口42を閉鎖する処理が行われ(S105−10)、その後にこの普通動作処理(S105)が終了する。
特別動作処理(S106)では、図13に示すように、特別動作ステータスが1〜4の何れであるか判断される(S106−1〜S106−3)。前記特別動作ステータスが1の場合には特別図柄待機処理(S106−4)が行われ、前記特別動作ステータスが2の場合には変動中処理(S106−5)が行われ、前記特別動作ステータスが3の場合には特別図柄確定処理(S106−6)が行われ、前記特別動作ステータスが4の場合には特別電動役物処理(S106−7)が行われる。
特別動作ステータスが1の場合に行われる特別図柄待機処理(S106−4)では、図14に示すように、特別図柄保留球数が0か否か判断され(S106−4−1)、特別図柄保留球数が0の場合には前記特別図柄表示部11が特別図柄の変動中ではない待機画面(待ち受け画面)中か否か判断され(S106−4−9)、待機画面(待ち受け画面)中であれば、この特別図柄待機処理(S106−4)が終了する。一方、待機画面(待ち受け画面)中ではない場合には前記特別図柄表示部11を待機画面(待ち受け画面)にするための客待ちコマンドが送信バッファに格納されて待機中にセットされ(S106−4−10)、その後にこの特別図柄待機処理(S106−4)が終了する。
それに対して前記S106−4−1で特別図柄保留球数が0ではないと判断された場合には、特別図柄大当たり判定処理(S106−4−2)が行われる。
特別図柄大当たり判定処理(S106−4−2)では、図15に示すように、まず、前記始動入賞口検出処理(S104)の特別図柄関係乱数取得処理(S104−8)で取得されて主制御基板200のRAMに記憶されている大当たり乱数値が読み出され(S106−4−2−1)、次に現在確変中(高確率状態)か確認される(S106−4−2−2)。確変中か否かは、確変フラグがONの場合に確変中と判断され、一方確変フラグがOFFの場合に確変中ではない低確率状態と判断される。確変中ではない低確率状態の場合、前記取得大当たり乱数値が低確率状態時の大当たり成立数値と対比されて両者が一致するか確認され、一致する場合には低確率状態での大当たりとなり、一致しない場合には外れと判断される(S106−4−2−3)。外れの場合には、この特別図柄大当たり判定処理(S106−4−2)が終了し、一方、大当たりの場合には、大当たりフラグがONにセットされ(S106−4−2−5)、その後にこの特別図柄大当たり判定処理(S106−4−2)が終了する。それに対して、S106−4−2−2で確変中(高確率状態)と判断されると、前記取得大当たり乱数値が高確率状態時の大当たり成立数値と対比されて両者が一致するか確認され、一致する場合には高確率状態での大当たりとなり、一致しない場合には外れと判断される(S106−4−2−4)。外れの場合には、この特別図柄大当たり判定処理(S106−4−2)が終了し、一方、大当たりの場合には、大当たりフラグがONにセットされ(S106−4−2−5)、その後にこの特別図柄大当たり判定処理(S106−4−2)が終了する。この特別図柄大当たり判定処理(S106−4−2)は、当否判定手段に相当する。
前記特別図柄大当たり判定処理(S106−4−2)の次に特別図柄選択処理(S106−4−3)が行われる。
特別図柄選択処理(S106−4−3)では、前記特別図柄表示部11で停止表示する特別図柄の組み合わせが決定される。前記特別図柄選択処理(S106−4−3)では、図16に示すように、まず大当たりフラグがONか判断され(S106−4−3−1)、大当たりフラグがON、すなわち大当たりの場合には前記大当たり図柄乱数に基づく特別図柄が停止特別図柄としてセットされる(S106−4−3−2)。一方、大当たりフラグがONではない、すなわち外れの場合には、特別図柄データ乱数値(特別図柄データ1・特別図柄データ2・特別図柄データ3)を取得し(S106−4−3−3)、前記特別図柄データ1と特別図柄データ2と特別図柄データ3の乱数値が全て一致しているか判断され(S106−4−3−4)、一致している場合にはリーチ乱数値がリーチ成立数値と一致しているか判断される(S106−4−3−5)。リーチ乱数値がリーチ成立数値と一致している場合にはリーチ有りとなり、前記特別図柄データ1の乱数値に割り当てられている特別図柄が停止左特別図柄、特別図柄データ2の乱数値に1加算した乱数値に割り当てられている特別図柄が停止中特別図柄、特別図柄データ3の乱数値に割り当てられている特別図柄が停止右特別図柄にセットされる(S106−4−3−6)。一方、リーチ乱数値がリーチ成立数値と一致していない場合にはリーチ無しとなり、前記特別図柄データ1の乱数値に割り当てられている特別図柄が停止左特別図柄、特別図柄データ2の乱数値に割り当てられている特別図柄が停止中特別図柄、特別図柄データ3の乱数値に1加算した乱数値に割り当てられている特別図柄が停止右特別図柄にセットされる(S106−4−3−7)。
前記S106−4−3−4で特別図柄データ1と2と3の乱数値が一致していないと判断された場合には、特別図柄データ1と3の乱数値が一致しているか判断される(S106−4−3−8)。特別図柄データ1と3の乱数値が一致している場合には、リーチ乱数値がリーチ成立数値と一致しているか判断される(S106−4−3−9)。リーチ乱数値がリーチ成立数値と一致している場合にはリーチ有りとなり、前記特別図柄データ1の乱数値に割り当てられている特別図柄が停止左特別図柄、特別図柄データ2の乱数値に割り当てられている特別図柄が停止中特別図柄、特別図柄データ3の乱数値に割り当てられている特別図柄が停止右特別図柄にセットされる(S106−4−3−10)。一方、リーチ乱数値がリーチ成立数値と一致していない場合にはリーチ無しとなり、前記特別図柄データ1の乱数値に割り当てられている特別図柄が停止左特別図柄、特別図柄データ2の乱数値に割り当てられている特別図柄が停止中特別図柄、特別図柄データ3の乱数値に1加算した乱数値に割り当てられている特別図柄が停止右特別図柄にセットされる(S106−4−3−7)。
前記S106−4−3−8で特別図柄データ1と3の乱数値が一致していない、すなわち特別図柄データ1,2,3が全て異なると判断された場合には、リーチ乱数値がリーチ成立数値と一致しているか判断される(S106−4−3−11)。リーチ乱数値がリーチ成立数値と一致している場合にはリーチ有りとなり、前記特別図柄データ3の乱数値に割り当てられている特別図柄が停止左特別図柄と停止右特別図柄にセットされると共に、特別図柄データ3の乱数値に1加算した乱数値に割り当てられている特別図柄が停止中特別図柄にセットされる(S106−4−3−12)。一方、リーチ乱数値がリーチ成立数値と一致していない場合にはリーチ無しとなり、前記特別図柄データ1の乱数値に割り当てられている特別図柄が停止左特別図柄、特別図柄データ2の乱数値に割り当てられている特別図柄が停止中特別図柄、特別図柄データ3の乱数値に割り当てられている特別図柄が停止右特別図柄にセットされる(S106−4−3−10)。
前記特別図柄選択処理(S106−4−3)の次に特別図柄の変動態様を選択するための特別図柄変動態様選択処理(S106−4−4)が行われる。
特別図柄変動態様選択処理(S106−4−4)では、変動態様テーブル(第1〜第6テーブル)から変動態様が選択され、選択した変動態様の変動コマンドが送信バッファに格納される。図17〜図18に示すように、特別図柄変動態様選択処理(S106−4−4)では、まず確変中(高確率状態)か否か判断される(S106−4−4−1)。確変中ではない通常状態(低確率状態)の場合には、大当たりフラグがON(大当たり)か否か判断される(S106−4−4−2)。大当たりフラグがON(大当たり)の場合には、通常状態中当たり第1テーブルの変動態様から変動態様乱数値に基づいて通常当たりの変動態様が選択される(S106−4−4−3)。
大当たりフラグがOFF(外れ)の場合には、取得したリーチ乱数値がリーチ成立数値と一致するか判断され(S106−4−4−4)、リーチ乱数値がリーチ成立数値と一致する場合には、通常状態中リーチハズレ第2テーブルの変動態様から変動態様乱数値に基づいて通常状態リーチハズレの変動態様が選択される(S106−4−4−5)。一方、リーチ乱数値がリーチ成立数値と一致しない場合には、通常状態中ハズレ第3テーブルの変動態様から変動態様乱数値に基づいて通常状態ハズレの変動態様が選択される(S106−4−4−6)。
S106−4−4−1で確変中と判断されると、大当たりフラグがON(大当たり)か否か判断され(S106−4−4−7)、大当たりフラグがON(大当たり)の場合には、確変状態中当たり第4テーブルの変動態様から変動態様乱数値に基づいて確変当たりの変動態様が選択される(S106−4−4−8)。S106−4−4−7で大当たりフラグがOFF(外れ)と判断されると、取得したリーチ乱数値がリーチ成立数値と一致するか判断され(S106−4−4−9)、リーチ乱数値がリーチ成立数値と一致する場合には、確変状態中リーチハズレ第5テーブルの変動態様から変動態様乱数値に基づいて確変状態リーチハズレの変動態様が選択される(S106−4−4−10)。一方、リーチ乱数値がリーチ成立数値と一致しない場合には、確変状態中ハズレ第6テーブルの変動態様から変動態様乱数値に基づいて確変状態ハズレの変動態様が選択される(S106−4−4−11)。
前記のようにして変動態様が選択された後、選択された変動態様の変動コマンドが送信バッファに格納され(S106−4−4−12)、その他の処理が行われ(S106−4−4−13)、その後にこの特別図柄変動態様選択処理(S106−4)が終了する。
前記特別図柄変動態様選択処理(S160−4−4)の次に特別図柄乱数シフト処理(S160−4−5)が行われる。
特別図柄乱数シフト処理(S160−4−5)では、前記RAMの特別図柄保留球数のデータ記憶領域において、ロード(読み出し)順位一位のアドレスの記憶領域に記憶されていた特別図柄保留球数のデータが、先の処理によりロードされて空席となることに起因して、ロード順位が二位以降のアドレスに記憶されている特別図柄保留球数のデータについて、ロード順位を一つずつ繰り上げるアドレスのシフトが行われる。具体的には、図19に示すように、まず、前記主制御基板200のRAMに記憶されている前記特別図柄保留球数から1減算(例えば保留球数2のものは1にされ、3のものは2にされる等)され(S160−4−5−1)、次に各保留球数に対応するデータが各保留球数から1減算した保留球数のRAMアドレスにシフトされ(S160−4−5−2)、続いて最上位(ロード順位が最後、本実施例では4個目)の特別図柄保留球数に対応するRAMアドレスに0がセットされる(S160−4−5−3)。
前記特別図柄乱数シフト処理(S106−4−5)に次いで、特別図柄変動開始処理(S106−4−6)が行われる。特別図柄変動開始処理(S106−4−6)では、特別図柄の変動開始に必要な処理が行われる。
前記特別図柄変動開始処理(S106−4−6)の次に、特別動作ステータスが2に設定され(S106−4−7)、待機中が解除され(S106−4−8)、前記特別図柄待機処理(S106−4)が終了する。
前記特別動作ステータスが2の場合に行われる変動中処理(S106−5)では図20に示すように、まず特別図柄の変動時間(変動態様の変動時間)が終了したか否か判断され(S106−5−1)、変動時間が終了していなければこの変動中処理(S106−5)が終了する。一方、変動時間が終了していれば変動停止コマンドがセットされる(S106−5−2)。続いて特別動作ステータスが3にセットされ(S106−5−3)、その他必要な処理(S106−5−4)が行われた後に、この変動中処理(S106−5)が終了する。
前記特別動作ステータスが3の場合に行われる特別図柄確定処理(S106−6)では図21に示すように、まず大当たりフラグがONか否か、すなわち大当たりか否か判断される(S106−6−1)。大当たりフラグがON、すなわち大当たりの場合には、大当たりコマンドが送信バッファに格納され(S106−6−2)、特別動作ステータスが4にセットされた(S106−6−3)後、この特別図柄確定処理(S106−6)が終了する。一方、大当たりフラグがOFF、すなわち外れの場合には、特別動作ステータスが1にセットされ(S106−6−4)、この特別図柄確定処理(S106−6)が終了する。
前記特別動作ステータスが4の場合に行われる特別電動役物処理(S106−7)は、大当たり遊技実行手段に相当する。特別電動役物処理(S106−7)では、図22及び図23に示すように、確変フラグがOFFにされ(S106−7−1)、前記特別図柄表示部11で大当たりオープニングが実施されたか確認される(S106−7−2)。大当たりオープニングが実施されていない場合には大当たりオープニングが実施され(S106−7−3)、その後に大当たり終了フラグがON(大当たり遊技終了)か否か判断される(S106−7−4)。一方、大当たりオープニングが実施済みの場合には、次に大当たり終了フラグがON(大当たり遊技終了)か否か判断される(S106−7−4)。
大当たり終了フラグがONではない、すなわち大当たり遊技終了ではない場合には現在大入賞口45が開放中か否か判断され(S106−7−5)、開放中ではなく閉鎖中の場合には大入賞口45の開放時間か否か判断される(S106−7−6)。大入賞口45の開放時間の場合には大入賞口の開放処理が行われ(S106−7−7)、その後にこの特別電動役物処理(S106−7)が終了する。それに対して大入賞口45の開放時間となっていないときには、この特別電動役物処理(S106−7)が終了する。
一方、前記S106−7−5で大入賞口45が開放中と判断されると、大入賞口45に10個遊技球が入賞(S106−7−8)、若しくはラウンド終了時間(本実施例では30秒)経過(S106−7−9)の何れかであるか否か判断され、何れでもない場合にはそのままこの特別電動役物処理(S106−7)が終了し、それに対して大入賞口45に10個遊技球が入賞、若しくはラウンド終了時間経過の何れかである場合には、大入賞口閉鎖処理(S106−7−10)とラウンドカウンタの値から1減算する処理(S106−7−11)が行われる。なお、前記大入賞口閉鎖処理(S106−7−10)では、大入賞口閉鎖のコマンドが出力バッファにセットされる。続いて、ラウンドカウンタが0か否か判断され(S106−7−12)、ラウンドカウンタが0ではない場合には、そのままこの特別電動役物処理(S106−7)が終了し、それに対してラウンドカウンタが0の場合には、大当たり終了処理(S106−7−13)が行われる。大当たり終了処理ではエンディング(報知)の準備(処理)を行い、その後、大当たり終了フラグがONにされ(S106−7−14)、この特別電動役物処理(S106−7)が終了する。
それに対し、前記S106−7−4で大当たり終了フラグがON、すなわち大当たり終了と判断されると、大当たり終了フラグをOFFにセットする処理(S106−7−15)と、大当たりフラグをOFFにする処理(S106−7−16)が行われ、次に停止図柄が確変図柄か判断され(S106−7−17)、停止図柄が確変図柄の場合には確変フラグがONにされ(S106−7−18)、それに対して停止図柄が確変図柄とは異なる場合には確変フラグがOFFにされ(S106−7−19)、その後に特別動作ステータスが1にセットされ(S106−7−20)、この特別電動役物処理(S106−7)が終了する。
前記特別動作処理(S106)の次に保留球数処理(S107)が行われる。保留球数処理(S107)では、図24に示すように現在の保留球数がロードされ(S107−1)、保留球数が出力バッファにセットされる(S107−2)
その他の処理(S108)では、遊技に必要なその他の様々な処理が行われるが、本発明で特に関わりのない処理についての説明は省略する。
前記サブ制御基板205が行う処理について説明する。前記サブ制御基板205が行うサブ制御メイン処理Jでは、図25に示すように、割り込み処理の禁止(S201)が行われ、割り込み処理が入ってきても、割り込み許可となるまで、割り込みを禁止する。割り込み処理の禁止(S201)の次にCPU初期化処理(S202)が行われる。前記CPU初期化処理(S202)では、スタックの設定、CPUの設定、SIO、CTCの設定等が行われる。次に、電源断信号がONでRAMの内容が正常か判断される(S203)。電源断信号がONでなかったり、電源断信号がONでRAMの内容が正常でない場合など電源断信号の状態とRAMの内容正常の両方を満たさない場合は、RAMの初期化が行われ(S204)、その後に割り込み処理の許可(S205)、乱数更新処理(S206)が行われる。一方、電源断信号ONとRAMの内容正常の両方を満たす場合には、RAMの初期化を行うことなく割り込み処理の許可(S205)、乱数更新処理(S206)が行われる。前記乱数更新処理(S206)では、前記サブ制御基板(205)に設けられている乱数を1加算して更新する処理が行われる。前記乱数更新処理(S206)で更新される乱数として、予告乱数(乱数値‘0’〜‘9’)を挙げる。なお、割り込み処理の許可(S205)後はループ処理となり、前記ループ処理で前記乱数更新処理(S206)が行われると共に、前記主制御基板200からのコマンド(制御信号)受信時に外部INT割り込み処理(S300)が行われ、また1ms毎に1msタイマ割り込み処理(S400)、10ms毎に10msタイマ割り込み処理(S500)がそれぞれ行われる。
外部INT割り込み処理(S300)では、図26に示すように、前記主制御基板200からのストローブ(STB)信号がONか確認され(S301)、ストローブ信号がON、すなわち外部INT入力部にストローブ信号が入力されると、前記主制御基板200から出力されたコマンド(制御信号)の受信およびRAMへの格納が行われる(S302)。それに対し、ストローブ信号がONになっていなければ、その時点でこの外部INT割り込み処理(S300)が終了する。
1msタイマ割り込み処理(S400)では、図27に示すように、入力処理(S401)、ランプデータ出力処理(S402)、駆動処理(S403)、その他の処理(S404)、ウォッチドックタイマ処理(S405)が行われる。入力処理(S401)では、外部データの入力処理が行われる。ランプデータ出力処理(S402)では、ランプデータの出力処理が行われる。駆動処理(S403)では駆動データの作成、出力処理が行われる。詳細については後述する。その他の処理(S404)では、その他必要な処理が行われる。また、ウォッチドックタイマ処理(S405)では、ウォッチドックタイマのリセット処理が行われる。
前記駆動処理(S403)では、図28に示すように、後述するコマンド監視処理内での駆動データセット処理において駆動コマンドがセットされているかが確認される(S403−1)。駆動コマンドは、前記主制御基板200における特別図柄変動態様選択処理(S106−4−4)で選択された変動態様の変動コマンドに基づいて駆動物を制御するために設定される。駆動コマンドがある場合、駆動制御処理が行われ(S403−2)、この駆動処理(S403)が終了する。一方、駆動コマンドが存在しない場合には、駆動制御処理(S403−2)を行うことなく、この駆動処理(S403)が終了する。
前記駆動制御処理(S403−2)では、図29に示すように、まず動作時間(駆動体の駆動時間)が1減算され(S403−2−1)、減算後の動作時間が0か確認される(S403−2−2)。動作時間が0ではない場合、原点検知処理命令か否か、すなわち原点チェックする判断用フラグがONか否か確認され(S403−2−3)、原点検知処理命令(原点チェックする判断用フラグがON)の場合には原点センサが検知したか、すなわち指定された停止位置に前記駆動体81が位置するか判断される(S403−2−4)。原点センサが検知した場合、すなわち指定された停止位置に駆動体81が位置する場合には、コモンOFF(コモン信号停止)遅延処理対象駆動か判断される(S403−2−5)。なお、前記S403−2−2で減算後の動作時間が0と判断されると、前記S403−2−5へジャンプしてコモンOFF(コモン信号停止)遅延処理対象駆動か判断される。
本実施例での駆動体はコモンOFF(コモン信号停止)遅延の対象となる駆動体なのでコモンOFF(コモン信号停止)遅延処理対象駆動となるが、他に駆動体を設けることも可能なので、他に駆動体を設けた場合に対象とならない駆動もあるのでここで判断するように構成されている。
S403−2−5でコモンOFF遅延処理対象駆動と判断されると、次にコモンOFF遅延時間減算処理、すなわちコモン信号の停止遅延時間から1減算する処理が行われる(S403−2−6)。コモン信号の停止遅延時間の初期設定値(例えば500ms)は、前記CPU初期化処理(S202)で設定される。次に減算後のコモンOFF遅延時間が0か確認され(S403−2−7)、0の場合にはコモン信号がOFF(停止)にされると共に、コモンフラグがOFFにセットされる(S403−2−8)。このようにコモン信号の停止を遅延させることで、回転を停止する際に駆動体が駆動の惰性により停止したい位置からズレた位置で止まったり、ズレて止まった後に停止位置に戻る虞を抑制する。また、本実施例のように、駆動体が外面の大きさが異なる多面体で構成された場合は惰性力が停止位置でも異なり停止方法を調整するのは難しいが、コモン信号の停止を遅延させることで惰性力が違っても停止位置がズレる虞を抑制することが可能となる。
なお、前記S403−2−5でコモンOFF遅延処理対象駆動とは異なると判断されると、前記S403−2−8ジャンプし、コモン信号がOFF(停止)にセットされると共に、コモンフラグがOFFにセットされる。前記S403−2−8の次に前記励磁モータ85における二相分の励磁相更新停止(励磁モータの励磁ポート停止)が行われる(S403−2−9)。また、前記S403−2−7でコモンOFF遅延時間が0ではないと判断されると、前記S403−2−9へジャンプし、二相分の励磁相更新停止(励磁モータの励磁ポート停止)が行われ、駆動制御処理(S403−2)が終了する。
なお、前記S403−2−5〜S403−2−7の処理は、電流制御信号遅延処理に相当する。
また、前記S403−2−3で原点検知処理命令ではないと判断されたり、前記S403−2−4で原点センサが検知していないと判断されると、次に二相分の励磁相更新が行われ(S403−2−10)、駆動制御処理(S403−2)が終了する。
そして、駆動制御処理(S403−2)が終了した後においても図6に示す出力回路コモン電流制御209のような回路を備えれば、コモン信号がOFF(停止)になった後でも駆動に必要な第1の電流より弱い第2の電流を停止している駆動体に流すことができるので、発熱を抑えながら停止中の駆動物に停止トルクを与えることが可能となる。
また、本実施例の前記駆動体81は、外面が81A、81B、81C、81Dで構成され、各々の面に意味(大当たりの期待度が違う、高確率状態・通常状態などの遊技状態を示す)を持たせ、例えば81Aが通常表示されている面(デフォルト)とされ、特別図柄の変動表示中に81B→81C→81Dと表示面によって期待度が向上する構成の場合で、原点センサでの検知が必要な状態の時に検知できないエラーが発生した場合は、81Bを表示させようとしても81Dを表示してしまうなどの不具合を生じる虞があるので、駆動体の駆動時間や駆動ステップ数などを記憶しておき、原点センサで検知できないエラーが発生した際は、その情報を頼りに表示面を81Aに戻して、駆動体を駆動させないあるいは81D(誤った面)を表示させないように構成してもよいとする。
10msタイマ割り込み処理(S500)では、図30に示すように、コマンド監視処理(S501)、ランプデータ作成などの電飾制御処理(S502)、その他必要な処理(S503)が行われる。
前記コマンド監視処理(S501)では、図31に示すように、主制御基板200から送信されたコマンド(指令信号)をサブ制御基板205で受信したか判断され(S501−1)、コマンドを受信していない場合にはこのコマンド監視処理(S501)が終了する。一方、コマンドを受信している場合には、受信したコマンドが変動コマンドか判断され(S501−2)、変動コマンドを受信した場合には、予告抽選処理(S501−3)、駆動データセット1処理(S501−4)、その他の内部処理(S501−5)、演出コマンド送信処理(S501−6)が行われ、その後にコマンド監視処理(S501)が終了する。
前記予告抽選処理(S501−3)では、前記駆動体81の駆動時間や停止位置等が異なる複数の予告(演出)から、変動コマンド及び予告乱数を用いて一つの予告が選択される。
図32に示すように、前記予告抽選処理(S501−3)では、前記主制御基板200における特別図柄変動態様選択処理(S106−4−4)で選択された変動態様が第1テーブル(通常状態中当たり)または第4テーブル(確変状態中当たり)の変動コマンドか判断され(S501−3−1)、第1テーブル(通常状態中当たり)または第4テーブル(確変状態中当たり)の変動コマンドである場合、取得した予告乱数の値が‘0’〜‘6’か(S501−3−2)、‘7’〜‘8’か(S501−3−3)、あるいはそれ以外の‘9’か判断される。予告乱数の値が‘0’〜‘6’の場合には予告1が選択され(S501−3−4)、予告乱数の値が‘7’〜‘8’の場合には予告2が選択され(S501−3−5)、予告乱数の値がそれ以外の‘9’の場合には予告3が選択される(S501−3−6)。
前記S501−3−1で第1テーブル(通常状態中当たり)及び第4テーブル(確変状態中当たり)の変動コマンドではないと判断されると、変動態様が第2テーブル(通常状態中リーチハズレ)または第5テーブル(確変状態中リーチハズレ)の変動コマンドか判断され(S501−3−7)、第2テーブル(通常状態中リーチハズレ)または第5テーブル(確変状態中リーチハズレ)の変動コマンドである場合、取得した予告乱数の値が‘0’〜‘1’か(S501−3−8)、‘2’〜‘4’か(S501−3−9)、あるいはそれ以外の‘5’〜‘9’か判断される。予告乱数の値が‘0’〜‘1’の場合には予告1が選択され(S501−3−10)、予告乱数の値が‘2’〜‘4’の場合には予告2が選択され(S501−3−11)、予告乱数の値がそれ以外の‘5’〜‘9’の場合には予告3が選択される(S501−3−12)。
前記S501−3−7で第2テーブル(通常状態中リーチハズレ)及び第5テーブル(確変状態中リーチハズレ)の変動コマンドではないと判断されると、すなわち、変動態様が第3テーブル(通常状態中ハズレ)または第6テーブル(確変状態中ハズレ)の変動コマンドである場合、取得した予告乱数の値が‘0’か(S501−3−13)、‘1’〜‘2’か(S501−3−14)、あるいはそれ以外の‘3’〜‘9’か判断される。予告乱数の値が‘0’の場合には予告1が選択され(S501−3−15)、予告乱数の値が‘1’〜‘2’の場合には予告2が選択され(S501−3−16)、予告乱数の値がそれ以外の‘3’〜‘9’の場合には予告3が選択される(S501−3−17)。
前記駆動データセット1処理(S501−4)では、前記駆動体81の動作時間(駆動時間)や停止位置の設定等が行われる。図35に示すように、前記駆動データセット1処理(S501−4)では、まず予告が予告1か(S501−4−1)、予告2あるいは予告3か(S501−4−2)判断される。予告1の場合には、駆動体81の動作時間(駆動時間)が8000msにセット(S501−4−3)、原点検知チェック処理が7700msにセット(S501−4−4)、コモンフラグがON(コモン信号出力)にセットされ(S501−4−5)、その後に駆動データセット1処理(S501−4)が終了する。
予告2の場合には、駆動体81の動作時間(駆動時間)が5000msにセット(S501−4−6)、原点検知チェック処理が4700msにセット(S501−4−7)、コモンフラグがON(コモン信号出力)にセットされ(S501−4−8)、その後に駆動データセット1処理(S501−4)が終了する。
予告3の場合には、駆動体81の動作時間(駆動時間)が0msにセット(S501−4−9)、原点検知チェック処理がOFFにセット(S501−4−10)、コモンフラグがOFF(コモン信号停止)にセットされ(S501−4−11)、すなわち予告3は駆動体が駆動しないようにセットされ、その後に駆動データセット1処理(S501−4)が終了する。
その他内部処理(S501−5)では、その他必要な処理が行われる。また、演出コマンド送信処理(S501−6)では、前記駆動データセット1処理(S501−4)でセットされた設定が送信される。
前記S501−2で変動コマンドではないと判断されると、受信コマンドが駆動コマンドセットの必要なコマンドか判断される(S501−7)。例えば客待ち時に駆動体の駆動が設定されている場合には、客待ちコマンドは駆動コマンドセットの必要なコマンドとなる。駆動コマンドセットの必要なコマンドと判断されると、演出処理(S501−8)、駆動データセット2処理(S501−9)、その他内部処理(S501−10)、演出コマンド送信処理(S501−11)が行われ、その後にコマンド監視処理(S501)が終了する。
前記演出処理(S501−8)では、客待ち等の際の演出に関する処理が行われる。
前記駆動データセット2処理(S501−9)では、前記駆動体81の動作時間(駆動時間)や停止位置の設定等が行われる。図36に示すように前記駆動データセット2処理(S501−9)では、駆動体81の動作時間(駆動時間)が3000msにセットされ(S501−9−1)、原点検知チェック処理が2700msにセットされ(S501−9−2)、コモンフラグがON(コモン信号出力)にセットされ(S501−9−3)、その後に駆動データセット2処理(S501−9)が終了する。
なお、客待ち中に変動が開始され、客待ち用の駆動が行われていたら、直ちに駆動物を最終の停止位置に復帰させ、変動演出を優先させるように構成してもよいとする。
その他内部処理(S501−10)では、その他必要な処理が行われる。また、演出コマンド送信処理(S501−11)では、前記駆動データセット2処理(S501−9)でセットされた設定が送信される。
一方、前記S501−7で駆動コマンドセットが必要のないコマンドと判断されると、その他内部処理(S501−12)が行われ、その後にコマンド監視処理(S501)が終了する。
このように、本実施例では、駆動状態の励磁モータの駆動を停止する際に停止励磁相へ励磁信号を出力した時に電流制御信号の出力を停止しないで予め定めた時間経過後に電流制御信号の出力を停止する電流制御延長出力手段を備えたことにより、駆動体の駆動を停止する場合、駆動の停止位置で励磁が継続されるため、駆動の惰性で停止したい位置から駆動体がズレた位置で止まったり、ズレた後に停止位置に戻るなど違和感のある止まり方を抑制することが可能となる。
なお、本発明は前記の実施例に限られず、発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更可能である。駆動体は、直方体に限られず、他の他面体であってもよい。また、本実施例では回動駆動する駆動体を設けていたが、他の駆動体(例えば第1位置と第2位置を移動可能な駆動体)を設け、コマンド監視処理における駆動データセット処理で同様に制御し、遊技状態に応じて複数の駆動体を駆動させてもよい。
1 遊技機
2 遊技盤
10 表示装置
11 特別図柄表示部
50 普通図柄表示部
64 発射装置
81 駆動体
85 励磁モータ

Claims (3)

  1. 遊技状態に応じて駆動可能な駆動体と、前記駆動体を駆動させるための複数の励磁相を有する励磁モータと、前記励磁モータの駆動制御を行う駆動制御手段と、を備えた遊技機において、
    前記駆動制御手段は、前記励磁モータを駆動する際に励磁させる励磁相を順次更新しながら指定する励磁信号を出力すると共に指定された前記励磁相に電流を供給可能な電流制御信号を出力するように制御し、前記励磁モータを停止する際は停止させたい位置の停止励磁相に励磁信号を出力すると共に前記電流制御信号を出力するように制御し、前記励磁モータを停止している間は前記停止励磁相へ前記励磁信号を出力する一方、前記電流制御信号を前記励磁相に出力しないように制御し、
    前記励磁モータは、前記励磁信号と前記電流制御信号によって駆動可能に構成され、
    前記駆動制御手段は、駆動状態の前記励磁モータの駆動を停止する際に前記停止励磁相へ前記励磁信号を出力した時に前記電流制御信号の出力を停止しないで予め定めた時間経過後に前記電流制御信号の出力を停止する電流制御延長出力手段を備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記駆動体は、回転駆動可能に構成されると共に多面体で構成され、
    前記多面体の少なくとも1つの面は、他の面と面積又は重さが異なるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記駆動制御手段は、前記励磁モータを駆動する際に前記電流制御信号の出力制御を行う駆動制御部と、前記駆動制御部により前記電流制御信号の出力があった際に前記励磁モータの駆動に必要な第1の電流を前記電流制御信号の出力と共に前記励磁モータに流す第1の電流流路が設けられた制御回路部を備え、
    前記制御回路部は、前記駆動制御部が前記電流制御信号の出力をしない制御をした場合に、前記励磁モータへの前記第1の電流の流下を停止する第1の電流流下停止部材と、前記第1の電流流下停止部材によって前記第1の電流の流下を停止している間に前記第1の電流と異なる第2の電流を前記励磁モータへ流す第2の電流流路を備え、
    前記第2の電流流路には、前記第1の電流よりも発熱を抑える弱い電流を流すように前記第2の電流の電流制限を行う電流制限部材を設け、
    前記駆動制御部により前記電流制御信号の出力をする制御を行った場合は、前記第1の電流流路より前記第1の電流を前記励磁モータに流すことで前記励磁モータの駆動制御を行う一方、前記駆動制御部より前記電流制御信号の出力をしない制御をした場合は、前記第2の電流流路から前記電流制限部材によって制限された前記第2の電流を前記励磁モータに流すことで発熱を抑えながら前記励磁モータを停止位置に維持させるように制御することを特徴とする請求項1または2に記載の遊技機。
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