JP2013048360A - 音場収音再生装置、方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】周波数変換部1が、直線状に配置されたマイクアレーで収音された信号をフーリエ変換により周波数領域信号に変換する。空間周波数変換部2が、空間のフーリエ変換により周波数領域信号を時空間周波数領域信号P~n(ω)に変換する。変換フィルタ部3が、時空間周波数領域信号P~n(ω)に対して次式で定義されるフィルタF~n(ω)を適用してフィルタ処理後信号D~n(ω)を生成する。空間周波数逆変換部4が、空間の逆フーリエ変換によりフィルタ処理後信号D~n(ω)を周波数領域信号に変換する。周波数逆変換部5が、周波数領域信号を逆フーリエ変換により時間領域信号に変換する。
【選択図】図1
Description
第一実施形態の音場収音再生装置及び方法は、図2に示すように、第一の部屋のy=0の位置に配置されたNx×Nz個のマイクロホンで構成される二次元マイクアレーM1−1,M2−1,…,MNx−Nzと、第二の部屋に配置されたNx×Nz個のスピーカで構成される二次元スピーカアレーS1−1,S2−1,…,SNx−Nzとを用いて、音源Sで発生した音によって形成された第一の部屋の音場を第二の部屋で再現する。
第二実施形態は、この発明の実施形態である。
音場収音再生装置を構成する各部は、第一の部屋に配置された収音装置と第二の部屋に配置された再生装置の何れに備えられていてもよい。換言すれば、周波数変換部1、空間周波数変換部2、変換フィルタ部3、空間周波数逆変換部4、周波数逆変換部5、窓関数部6のそれぞれの処理は、第一の部屋に配置された収音装置で実行されてもよいし、第二の部屋に配置された再生装置で実行されてもよい。収音装置で生成された信号は、再生装置に送信される。
2 空間周波数変換部
3 変換フィルタ部
4 空間周波数逆変換部
5 周波数逆変換部
6 窓関数部
Claims (10)
- マイクアレーはxz平面上に配置されており、jを虚数単位とし、ωを周波数とし、cを音速とし、k=ω/cとし、kx,nをx軸方向の波数とし、nをそのインデックスとし、kz,mをz軸方向の波数とし、mをそのインデックスとし、上記マイクアレーで収音した信号を再現する位置と平面状に配置され時間領域信号が出力されるスピーカアレーとの上記スピーカアレーの正面方向を正としたときの距離をdとして、
上記マイクアレーで収音された信号に基づいて生成された時空間周波数領域信号P~nm(ω)に対して次式により定義されるフィルタF~nm(ω)を適用してフィルタ処理後信号D~nm(ω)を生成する変換フィルタ部と、
空間の逆フーリエ変換により、上記フィルタ処理後信号D~nm(ω)を周波数領域信号に変換する空間周波数逆変換部と、
上記周波数領域信号を逆フーリエ変換により時間領域信号に変換する周波数逆変換部と、
を含む音場収音再生装置。 - マイクアレーはxz平面上に配置されており、jを虚数単位とし、ωを周波数とし、cを音速とし、k=ω/cとし、kx,nをx軸方向の波数とし、nをそのインデックスとし、kz,mをz軸方向の波数とし、mをそのインデックスとし、上記マイクアレーで収音した信号を再現する位置と平面状に配置され時間領域信号が出力されるスピーカアレーとの上記スピーカアレーの正面方向を正としたときの距離をdとして、
上記マイクアレーで収音された信号をフーリエ変換により周波数領域信号に変換する周波数変換部と、
空間のフーリエ変換により、上記周波数領域信号を時空間周波数領域信号P~nm(ω)に変換する空間周波数変換部と、
上記時空間周波数領域信号P~nm(ω)に対して次式により定義されるフィルタF~nm(ω)を適用してフィルタ処理後信号D~nm(ω)を生成する変換フィルタ部と、
を含む音場収音再生装置。 - 直線状に配置されたマイクアレーの配列方向をx軸方向とし、jを虚数単位とし、ωを周波数とし、cを音速とし、k=ω/cとし、kx,nをx軸方向の波数とし、nをそのインデックスとし、直線状に配置され時間領域信号が出力されるスピーカアレーと再現する信号の振幅を合わせる直線状の位置との距離をyrefとし、H0 (2)を第二種ハンケル関数とし、上記マイクアレーで収音した信号を再現する位置と上記スピーカアレーとの上記スピーカアレーの正面方向を正としたときの距離をdとして、
上記マイクアレーで収音された信号に基づいて生成された時空間周波数領域信号P~n(ω)に対して次式により定義されるフィルタF~n(ω)を適用してフィルタ処理後信号D~n(ω)を生成する変換フィルタ部と、
空間の逆フーリエ変換により、上記フィルタ処理後信号D~n(ω)を周波数領域信号に変換する空間周波数逆変換部と、
上記周波数領域信号を逆フーリエ変換により時間領域信号に変換する周波数逆変換部と、
を含む音場収音再生装置。 - 直線状に配置されたマイクアレーの配列方向をx軸方向とし、jを虚数単位とし、ωを周波数とし、cを音速とし、k=ω/cとし、kx,nをx軸方向の波数とし、nをそのインデックスとし、直線状に配置され時間領域信号が出力されるスピーカと再現する信号の振幅を合わせる位置との距離をyrefとし、H0 (2)を第二種ハンケル関数とし、上記マイクアレーで収音した信号を再現する位置と上記スピーカアレーとの上記スピーカアレーの正面方向を正としたときの距離をdとして、
上記マイクアレーで収音された信号をフーリエ変換により周波数領域信号に変換する周波数変換部と、
空間のフーリエ変換により、上記周波数領域信号を時空間周波数領域信号P~n(ω)に変換する空間周波数変換部と、
上記時空間周波数領域信号P~n(ω)に対して次式により定義されるフィルタF~n(ω)を適用してフィルタ処理後信号D~n(ω)を生成する変換フィルタ部と、
を含む音場収音再生装置。 - 請求項1から4の何れかに記載の音場収音再生装置において、
上記時空間周波数領域信号P~n(ω), P~nm(ω)と上記周波数逆変換部により変換された時間領域信号との少なくとも一方は、所定の窓関数により窓関数処理が行われた信号である、
音場収音再生装置。 - マイクアレーはxz平面上に配置されており、jを虚数単位とし、ωを周波数とし、cを音速とし、k=ω/cとし、kx,nをx軸方向の波数とし、nをそのインデックスとし、kz,mをz軸方向の波数とし、mをそのインデックスとし、上記マイクアレーで収音した信号を再現する位置と平面状に配置され時間領域信号が出力されるスピーカアレーとの上記スピーカアレーの正面方向を正としたときの距離をdとして、
変換フィルタ部が、上記マイクアレーで収音された信号に基づいて生成された時空間周波数領域信号P~nm(ω)に対して次式により定義されるフィルタF~nm(ω)を適用してフィルタ処理後信号D~nm(ω)を生成する変換フィルタステップと、
空間周波数逆変換部が、空間の逆フーリエ変換により、上記フィルタ処理後信号D~nm(ω)を周波数領域信号に変換する空間周波数逆変換ステップと、
周波数逆変換部が、上記周波数領域信号を逆フーリエ変換により時間領域信号に変換する周波数逆変換ステップと、
を含む音場収音再生方法。 - マイクアレーはxz平面上に配置されており、jを虚数単位とし、ωを周波数とし、cを音速とし、k=ω/cとし、kx,nをx軸方向の波数とし、nをそのインデックスとし、kz,mをz軸方向の波数とし、mをそのインデックスとし、上記マイクアレーで収音した信号を再現する位置と平面状に配置され時間領域信号が出力されるスピーカアレーとの上記スピーカアレーの正面方向を正としたときの距離をdとして、
周波数変換部が、上記マイクアレーで収音された信号をフーリエ変換により周波数領域信号に変換する周波数変換ステップと、
空間周波数変換部が、空間のフーリエ変換により、上記周波数領域信号を時空間周波数領域信号P~nm(ω)に変換する空間周波数変換ステップと、
変換フィルタ部が、上記時空間周波数領域信号P~nm(ω)に対して次式により定義されるフィルタF~nm(ω)を適用してフィルタ処理後信号D~nm(ω)を生成する変換フィルタステップと、
を含む音場収音再生方法。 - 直線状に配置されたマイクアレーの配列方向をx軸方向とし、jを虚数単位とし、ωを周波数とし、cを音速とし、k=ω/cとし、kx,nをx軸方向の波数とし、nをそのインデックスとし、直線状に配置され時間領域信号が出力されるスピーカアレーと再現する信号の振幅を合わせる直線状の位置との距離をyrefとし、H0 (2)を第二種ハンケル関数とし、上記マイクアレーで収音した信号を再現する位置と上記スピーカアレーとの上記スピーカアレーの正面方向を正としたときの距離をdとして、
変換フィルタ部が、上記マイクアレーで収音された信号に基づいて生成された時空間周波数領域信号P~n(ω)に対して次式により定義されるフィルタF~n(ω)を適用してフィルタ処理後信号D~n(ω)を生成する変換フィルタステップと、
空間周波数逆変換部が、空間の逆フーリエ変換により、上記フィルタ処理後信号D~n(ω)を周波数領域信号に変換する空間周波数逆変換ステップと、
周波数逆変換部が、上記周波数領域信号を逆フーリエ変換により時間領域信号に変換する周波数逆変換ステップと、
を含む音場収音再生方法。 - 直線状に配置されたマイクアレーの配列方向をx軸方向とし、jを虚数単位とし、ωを周波数とし、cを音速とし、k=ω/cとし、kx,nをx軸方向の波数とし、nをそのインデックスとし、直線状に配置され時間領域信号が出力されるスピーカと再現する信号の振幅を合わせる位置との距離をyrefとし、H0 (2)を第二種ハンケル関数とし、上記マイクアレーで収音した信号を再現する位置と上記スピーカアレーとの上記スピーカアレーの正面方向を正としたときの距離をdとして、
周波数変換部が、上記マイクアレーで収音された信号をフーリエ変換により周波数領域信号に変換する周波数変換ステップと、
空間周波数変換部が、空間のフーリエ変換により、上記周波数領域信号を時空間周波数領域信号P~n(ω)に変換する空間周波数変換ステップと、
変換フィルタ部が、上記時空間周波数領域信号P~n(ω)に対して次式により定義されるフィルタF~n(ω)を適用してフィルタ処理後信号D~n(ω)を生成する変換フィルタステップと、
を含む音場収音再生方法。 - 請求項1から5の何れかに記載された音場収音再生装置の各部としてコンピュータを機能させるための音場収音再生プログラム。
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JP2015019184A (ja) * | 2013-07-10 | 2015-01-29 | 日本電信電話株式会社 | ノイズ抑圧装置、ノイズ抑圧方法、及びそのプログラム |
JP2015027046A (ja) * | 2013-07-29 | 2015-02-05 | 日本電信電話株式会社 | 音場収音再生装置、方法及びプログラム |
JP2019121872A (ja) * | 2017-12-28 | 2019-07-22 | パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカPanasonic Intellectual Property Corporation of America | エリア再生方法、エリア再生プログラム及びエリア再生システム |
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- 2011-08-29 JP JP2011186024A patent/JP5603307B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPN6014018964; Jens Ahrens,Sascha Spors: 'Sound Field Reproduction Using Planar and Linear Arrays of Loudspeakers' IEEE TRANSACTIONS ON AUDIO,SPEECH,AND LANGUAGE PROCESSING VOL.18,NO.8, 201011, p2038-2050, IEEE * |
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