JP6323901B2 - 収音装置および収音方法、並びにプログラム - Google Patents
収音装置および収音方法、並びにプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6323901B2 JP6323901B2 JP2014039642A JP2014039642A JP6323901B2 JP 6323901 B2 JP6323901 B2 JP 6323901B2 JP 2014039642 A JP2014039642 A JP 2014039642A JP 2014039642 A JP2014039642 A JP 2014039642A JP 6323901 B2 JP6323901 B2 JP 6323901B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wave
- sound
- sound source
- predetermined number
- fourier transform
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
Claims (11)
- 直線的に配置された所定個数のマイクロホンにより、所望音源から球面状に広がりながら伝播する音波である球面波と前記所望音源以外の音源から平面的に伝搬する音波である平面波とを観測して得られる所定数の第1の音波信号を出力する第1のマイクロホンアレーと、
前記第1のマイクロホンアレーに対して略平行に、前記所望音源から見て前記第1のマイクロホンアレーよりも手前側に配置され、直線的に配置された所定個数のマイクロホンにより、前記所望音源から到来する前記球面波と前記所望音源以外の音源から到来する前記平面波とを観測して得られる所定数の第2の音波信号を出力する第2のマイクロホンアレーと、
所定数の前記第1の音波信号に含まれる前記所望音源からの前記球面波の成分と所定数の前記第2の音波信号に含まれる前記所望音源からの前記球面波の成分との関係性、および、所定数の前記第1の音波信号に含まれる前記所望音源以外の音源からの前記平面波の成分と所定数の前記第2の音波信号に含まれる前記所望音源以外の音源からの前記平面波の成分との関係性に基づいて、前記所望音源から到来する前記球面波を抽出する抽出処理部と
を備える収音装置。 - 前記抽出処理部は、
所定数の前記第1の音波信号に対してそれぞれ高速フーリエ変換を施すことにより、所定数の第1の周波数領域信号を算出する所定個数の第1の高速フーリエ変換部と、
所定数の前記第2の音波信号に対してそれぞれ高速フーリエ変換を施すことにより、所定数の第2の周波数領域信号を算出する所定個数の第2の高速フーリエ変換部と、
所定数の前記第1の周波数領域信号に対して、前記第1のマイクロホンアレーの各マイクロホンの位置に従った空間フーリエ変換を施すことにより、前記第1のマイクロホンアレーに到来する音波の波数を引数とする関数により表される第1の波数領域信号を求める第1の空間フーリエ変換部と、
所定数の前記第2の周波数領域信号に対して、前記第2のマイクロホンアレーの各マイクロホンの位置に従った空間フーリエ変換を施すことにより、前記第2のマイクロホンアレーに到来する音波の波数を引数とする関数により表される第2の波数領域信号を求める第2の空間フーリエ変換部と、
前記第1の波数領域信号および前記第2の波数領域信号から、前記第1の音波信号または前記第2の音波信号に含まれる前記球面波の成分が空間フーリエ変換された球面波成分波数領域信号を算出する球面波抽出処理部と
を有する請求項1に記載の収音装置。 - 前記球面波抽出処理部は、以下の式(1)を演算することにより、前記第1の音波信号に含まれる前記球面波の成分が空間フーリエ変換された第1の球面波成分波数領域信号を算出する
請求項2に記載の収音装置。 - 前記球面波抽出処理部により抽出された前記球面波成分波数領域信号に対して、前記第1または第2のマイクロホンアレーの各マイクロホンの位置に従った逆空間フーリエ変換を施すことにより、それらのマイクロホンの個数に応じた複数の球面波成分周波数領域信号を算出する逆空間フーリエ変換部と、
前記逆空間フーリエ変換部により求められた複数の前記球面波成分周波数領域信号の中から、音波信号として出力するために逆高速フーリエ変換を施す対象となる球面波成分周波数領域信号を決定する信号決定部と
をさらに備え、
前記信号決定部は、複数の前記球面波成分周波数領域信号に対応する前記マイクロホンから前記所望音源までの距離に従った遅延を補償した後に和を取った信号を、前記逆高速フーリエ変換を施す対象として決定する
請求項2に記載の収音装置。 - 前記第1および第2の空間フーリエ変換部は、前記第1および第2の周波数領域信号に対して、それぞれ窓関数を施した後に、空間フーリエ変換を行う
請求項2に記載の収音装置。 - 直線的に配置された所定個数のマイクロホンにより、所望音源から到来する音波と前記所望音源以外の音源から到来する音波とを観測して得られる所定数の第1の音波信号を出力する第1のマイクロホンアレーと、前記第1のマイクロホンアレーに対して略平行に、前記所望音源から見て前記第1のマイクロホンアレーよりも手前側に配置され、直線的に配置された所定個数のマイクロホンにより、前記所望音源から到来する音波と前記所望音源以外の音源から到来する音波とを観測して得られる所定数の第2の音波信号を出力する第2のマイクロホンアレーと、所定数の前記第1の音波信号に含まれる前記所望音源からの音波の成分と所定数の前記第2の音波信号に含まれる前記所望音源からの音波の成分との関係性、および、所定数の前記第1の音波信号に含まれる前記所望音源以外の音源からの音波の成分と所定数の前記第2の音波信号に含まれる前記所望音源以外の音源からの音波の成分との関係性に基づいて、前記所望音源から到来する音波を抽出する抽出処理部とを備える収音装置の収音方法において、
前記第1および第2のマイクロホンアレーの各マイクロホンでは、前記所望音源からの音波が球面状に広がりながら伝播する球面波として観測されるとともに、前記所望音源以外の音源からの音波が平面的に伝搬する平面波として観測され、
所定数の前記第1の音波信号に対してそれぞれ高速フーリエ変換を施すことにより、所定数の第1の周波数領域信号を算出し、
所定数の前記第2の音波信号に対してそれぞれ高速フーリエ変換を施すことにより、所定数の第2の周波数領域信号を算出し、
所定数の前記第1の周波数領域信号に対して、前記第1のマイクロホンアレーの各マイクロホンの位置に従った空間フーリエ変換を施すことにより、前記第1のマイクロホンアレーに到来する音波の波数を引数とする関数により表される第1の波数領域信号を求め、
所定数の前記第2の周波数領域信号に対して、前記第2のマイクロホンアレーの各マイクロホンの位置に従った空間フーリエ変換を施すことにより、前記第2のマイクロホンアレーに到来する音波の波数を引数とする関数により表される第2の波数領域信号を求め、
前記第1の波数領域信号および前記第2の波数領域信号から、前記第1の音波信号または前記第2の音波信号に含まれる前記球面波の成分が空間フーリエ変換された球面波成分波数領域信号を算出する
ステップを含む収音方法。 - 直線的に配置された所定個数のマイクロホンにより、所望音源から到来する音波と前記所望音源以外の音源から到来する音波とを観測して得られる所定数の第1の音波信号を出力する第1のマイクロホンアレーと、前記第1のマイクロホンアレーに対して略平行に、前記所望音源から見て前記第1のマイクロホンアレーよりも手前側に配置され、直線的に配置された所定個数のマイクロホンにより、前記所望音源から到来する音波と前記所望音源以外の音源から到来する音波とを観測して得られる所定数の第2の音波信号を出力する第2のマイクロホンアレーと、所定数の前記第1の音波信号に含まれる前記所望音源からの音波の成分と所定数の前記第2の音波信号に含まれる前記所望音源からの音波の成分との関係性、および、所定数の前記第1の音波信号に含まれる前記所望音源以外の音源からの音波の成分と所定数の前記第2の音波信号に含まれる前記所望音源以外の音源からの音波の成分との関係性に基づいて、前記所望音源から到来する音波を抽出する抽出処理部とを備える収音装置のコンピュータに実行させるプログラムにおいて、
前記第1および第2のマイクロホンアレーの各マイクロホンでは、前記所望音源からの音波が球面状に広がりながら伝播する球面波として観測されるとともに、前記所望音源以外の音源からの音波が平面的に伝搬する平面波として観測され、
所定数の前記第1の音波信号に対してそれぞれ高速フーリエ変換を施すことにより、所定数の第1の周波数領域信号を算出し、
所定数の前記第2の音波信号に対してそれぞれ高速フーリエ変換を施すことにより、所定数の第2の周波数領域信号を算出し、
所定数の前記第1の周波数領域信号に対して、前記第1のマイクロホンアレーの各マイクロホンの位置に従った空間フーリエ変換を施すことにより、前記第1のマイクロホンアレーに到来する音波の波数を引数とする関数により表される第1の波数領域信号を求め、
所定数の前記第2の周波数領域信号に対して、前記第2のマイクロホンアレーの各マイクロホンの位置に従った空間フーリエ変換を施すことにより、前記第2のマイクロホンアレーに到来する音波の波数を引数とする関数により表される第2の波数領域信号を求め、
前記第1の波数領域信号および前記第2の波数領域信号から、前記第1の音波信号または前記第2の音波信号に含まれる前記球面波の成分が空間フーリエ変換された球面波成分波数領域信号を算出する
ステップを含む処理をコンピュータに実行させるプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014039642A JP6323901B2 (ja) | 2014-02-28 | 2014-02-28 | 収音装置および収音方法、並びにプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014039642A JP6323901B2 (ja) | 2014-02-28 | 2014-02-28 | 収音装置および収音方法、並びにプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015164267A JP2015164267A (ja) | 2015-09-10 |
JP6323901B2 true JP6323901B2 (ja) | 2018-05-16 |
Family
ID=54187033
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014039642A Active JP6323901B2 (ja) | 2014-02-28 | 2014-02-28 | 収音装置および収音方法、並びにプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6323901B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7024615B2 (ja) * | 2018-06-07 | 2022-02-24 | 日本電信電話株式会社 | 音響信号分離装置、学習装置、それらの方法、およびプログラム |
KR20240024380A (ko) * | 2022-08-16 | 2024-02-26 | 한국표준과학연구원 | 인공지능 신경망을 이용한 목표지도 추론시스템 및 방법 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59183089U (ja) * | 1983-05-24 | 1984-12-06 | 松下電器産業株式会社 | マイクロホン |
JPH01105700A (ja) * | 1987-10-19 | 1989-04-24 | Hitachi Ltd | 収音エリア選択形マイクロホン |
JP3586579B2 (ja) * | 1998-09-11 | 2004-11-10 | 三菱重工業株式会社 | 指向性マイクロホン及びこれを用いた音源探査装置 |
JP5105336B2 (ja) * | 2009-12-11 | 2012-12-26 | 沖電気工業株式会社 | 音源分離装置、プログラム及び方法 |
-
2014
- 2014-02-28 JP JP2014039642A patent/JP6323901B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015164267A (ja) | 2015-09-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11310617B2 (en) | Sound field forming apparatus and method | |
EP3189521B1 (en) | Method and apparatus for enhancing sound sources | |
US8219394B2 (en) | Adaptive ambient sound suppression and speech tracking | |
JP6187626B1 (ja) | 収音装置及びプログラム | |
JP6065028B2 (ja) | 収音装置、プログラム及び方法 | |
JP6604331B2 (ja) | 音声処理装置および方法、並びにプログラム | |
JP5123595B2 (ja) | 近傍場音源分離プログラム、及びこのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体、並びに近傍場音源分離方法 | |
KR102191736B1 (ko) | 인공신경망을 이용한 음성향상방법 및 장치 | |
JP2008236077A (ja) | 目的音抽出装置,目的音抽出プログラム | |
JPWO2015159731A1 (ja) | 音場再現装置および方法、並びにプログラム | |
EP3113508A1 (en) | Signal-processing device, method, and program | |
JP7036008B2 (ja) | 局所消音音場形成装置および方法、並びにプログラム | |
JP6323901B2 (ja) | 収音装置および収音方法、並びにプログラム | |
JP5986966B2 (ja) | 音場収音再生装置、方法及びプログラム | |
WO2018066384A1 (ja) | 信号処理装置および方法、並びにプログラム | |
JP5105336B2 (ja) | 音源分離装置、プログラム及び方法 | |
JP6065029B2 (ja) | 収音装置、プログラム及び方法 | |
JP2010161735A (ja) | 音再生装置および音再生方法 | |
JP3540988B2 (ja) | 発音体指向性補正方法およびその装置 | |
JP5628219B2 (ja) | 音場収音再生装置、方法及びプログラム | |
JP2017040752A (ja) | 音声判定装置、方法及びプログラム、並びに、音声信号処理装置 | |
CN115665606B (zh) | 基于四麦克风的收音方法和收音装置 | |
WO2021246195A1 (ja) | 信号処理装置および方法、並びにプログラム | |
WO2021251182A1 (ja) | 信号処理装置および方法、並びにプログラム | |
JP4173469B2 (ja) | 信号抽出方法、信号抽出装置、拡声装置、送話装置、受信装置、信号抽出プログラム、これを記録した記録媒体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170213 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180126 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180130 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180319 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180403 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180406 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6323901 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |