JP2015027046A - 音場収音再生装置、方法及びプログラム - Google Patents

音場収音再生装置、方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2015027046A
JP2015027046A JP2013156922A JP2013156922A JP2015027046A JP 2015027046 A JP2015027046 A JP 2015027046A JP 2013156922 A JP2013156922 A JP 2013156922A JP 2013156922 A JP2013156922 A JP 2013156922A JP 2015027046 A JP2015027046 A JP 2015027046A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
spatial frequency
sound field
frequency modulation
sound
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013156922A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6087760B2 (ja
Inventor
翔一 小山
Shoichi Koyama
翔一 小山
祐介 日和▲崎▼
Yuusuke Hiwazaki
祐介 日和▲崎▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2013156922A priority Critical patent/JP6087760B2/ja
Publication of JP2015027046A publication Critical patent/JP2015027046A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6087760B2 publication Critical patent/JP6087760B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Stereophonic System (AREA)
  • Circuit For Audible Band Transducer (AREA)
  • Obtaining Desirable Characteristics In Audible-Bandwidth Transducers (AREA)

Abstract

【課題】音場を所定の角度で回転して再現することができる音場収音再生技術を提供する。【解決手段】音場収音再生装置は、マイクロホンアレーM1,M2,…,MNxで収音された信号を周波数変換部1に送り、生成された周波数領域信号が所定の回転角で空間周波数シフトされた信号である空間周波数変調信号を生成する空間周波数変調部2を含み、空間周波数変換部3は、時空間周波数領域信号に変換し、変換フィルタ部4は、フィルタ処理後信号D~n(ω)を生成し、空間周波数逆変換部5は、空間の逆フーリエ変換により周波数領域信号Di(ω)に変換する。周波数逆変換部6は、逆フーリエ変換により時間領域信号Pdi(t)に変換する。窓関数部7は、窓関数を乗じて窓関数後時間領域信号di(t)を生成し、スピーカアレーS1,S2,…,SNxで再生する。【選択図】図1

Description

この発明は、ある音場に設置されたマイクロホンで音信号を収音し、その音信号を用いてスピーカでその音場を再現する波面合成法(Wave Field Synthesis)の技術、アンビソニックス(Ambisonics)の技術に関する。
波面合成法及びアンビソニックスは、複数のマイクロホン及び複数のスピーカを用いて、遠隔地の音場を仮想的に再現する技術である。そのような技術として例えば非特許文献1に記載された技術が知られている。遠隔コミュニケーションシステムなどの応用では、リアルタイムの収音・再現が必要になるため、一般的なマイクロホンアレーで収音した音圧を、一般的なスピーカアレーで出力するための音場再現信号へと一意に変換可能であることが必要となる。
小山,古家,日和崎,羽田,"音場収音・再現のための時空間周波数領域信号変換法," 2011年9月, pp. 635-636.
非特許文献1に記載された技術では、音場を同じ位置又は前後左右に平行移動した位置で再現することはできたが、音場を所定の角度で回転して再現することはできなかった。
この発明の目的は、音場を所定の角度で回転して再現することができる音場収音再生装置、方法及びプログラムを提供することである。
上記の課題を解決するために、この発明の一実施形態による音場収音再生装置は、2個以上のマイクロホンを含むマイクロホンアレーで収音された信号から生成された周波数領域信号が所定の回転角で空間周波数シフトされた信号である空間周波数変調信号を生成する空間周波数変調部を含み、空間周波数変調信号から再生信号を得る。
音場を所定の角度で回転して再現することができる。
第一実施形態の音場収音再生装置の例を示す機能ブロック図。 第一実施形態のマイクロホン及びスピーカの配置の例を説明するための図。 第二実施形態の音場収音再生装置の例を示す機能ブロック図。 第二実施形態のマイクロホン及びスピーカの配置の例を説明するための図。 音場収音再生方法の例を示す流れ図。
以下、図面を参照してこの発明の実施形態を説明する。以下の説明において、テキスト中で使用する記号「~」等は、本来直前の文字の真上に記載されるべきものであるが、テキスト記法の制限により、当該文字の直後に記載する。式中においてはこれらの記号は本来の位置に記述している。また、ベクトルや行列の各要素単位で行われる処理は、特に断りが無い限り、そのベクトルやその行列の全ての要素に対して適用されるものとする。
[第一実施形態]
<マイクロホンアレー及びスピーカアレーの配置>
第一実施形態の音場収音再生装置及び方法は、図2に示すように、第一の空間のy=0,z=0の位置に直線状に配置されたNx個のマイクロホンで構成される一次元マイロホンアレーM1,M2,…,MNと、第一の空間とは異なる第二の空間のy=0,z=0の位置に直線状に配置されたNx個のスピーカで構成される一次元スピーカアレーS1,S2,…,SNとを用いて、音源Sで発生した音によって形成された第一の空間の音場を第二の空間で再現する。
この際、音場は所定の回転角だけ回転した状態で再現される。具体的には、図1に点線で例示された、所定の回転角だけ回転されたスピーカアレーS1,S2,…,SNにより音場が再現されたような知覚を与えることができる。
第一実施形態は、後述する第二実施形態と比較すると、マイク数、スピーカ数及びチャネル数を少なくすることができるため、実装が比較的容易となる。
Nxは2以上の整数である。この実施形態では、マイクロホンアレーM1,M2,…,MNを構成するマイクロホンの数とスピーカアレーS1,S2,…,SNを構成するスピーカの数は同じである。マイクロホンアレーM1,M2,…,MNを構成するマイクロホンMiは等間隔に配置されている。また、スピーカアレーS1,S2,…,SNを構成するスピーカも等間隔に配置されている。マイクロホンアレーM1,M2,…,MNの大きさと、スピーカアレーS1,S2,…,SNの大きさはほぼ同じである。各マイクロホンMiのマイクロホンアレーM1,M2,…,MNにおける位置は、その各マイクロホンMiに対応するスピーカSiのスピーカアレーS1,S2,…,SNにおける位置と同じであることが望ましいが、異なっていても良い。この位置が同じであれば、より忠実に音場の再生を行うことができる。
第一の空間のy=0,z=0の位置に配置されたマイクロホンアレーM1,M2,…,MNを構成するインデックスi[i=1,…,Nx]に対応するマイクロホンMiの位置をrm,i=(xm,i,0,0)と表わすことにする。
なお、第一の空間に配置されたマイクロホンの数と第二の空間に配置されたスピーカの数は異なっていてもよい。マイクロホンの数が、第二の空間に配置されたスピーカの数よりも多い場合には、再生信号を間引けばよい。一方、マイクロホンの数が、第二の空間に配置されたスピーカの数よりも少ない場合には、再生信号をチャネル間で平均を取るなどして補間を行えばよい。補間を行う方法は、例えば、線形補間やsinc補間などを適用することができる。
<音場収音再生装置>
第一実施形態の音場収音再生装置は、図1に示すように周波数変換部1、空間周波数変調部2、空間周波数変換部3、変換フィルタ部4、空間周波数逆変換部5、周波数逆変換部6及び窓関数部7を例えば含み、図F1に例示された各ステップの処理を行う。
第一の空間に配置されたマイクロホンアレーM1,M2,…,MNは、第一の空間の音源Sで発せられた音を収音して時間領域の信号を生成する。生成された信号は、周波数変換部1に送られる。インデックスiに対応するrm,i=(xm,i,0,0)に位置するマイクロホンMiで収音された時間領域の時刻tの信号をpi(t)と表記する。
<周波数変換部1>
周波数変換部1は、マイクロホンアレーM1,M2,…,MNで収音された信号pi(t)をフーリエ変換により周波数領域信号Pi(ω)に変換する(ステップS1)。生成された周波数領域信号Pi(ω)は、空間周波数変調部2に提供される。ωは周波数である。例えば、短時間離散フーリエ変換により周波数領域信号Pi(ω)が生成される。もちろん、他の既存の方法により周波数領域信号Pi(ω)を生成してもよい。また、オーバーラップアド等の方法を用いて周波数領域信号Pi(ω)を生成してもよい。入力信号が長い場合や、リアルタイム処理のように連続して信号が入力される場合には、例えば10msごとといったフレームごとに処理を行う。周波数領域信号Pi(ω)は、例えば以下のように定義される。関数expの引数の中のjは虚数単位である。
Figure 2015027046
<空間周波数変調部2>
空間周波数変調部2は、周波数領域信号Pi(ω)が所定の回転角で空間周波数シフトされた信号である空間周波数変調信号Pmod,i(ω)を生成する(ステップS2)。生成された空間周波数変調信号Pmod,i(ω)は、空間周波数変換部3に提供される。所定の回転角は、仰角方向の角度がθrotである回転角である。
空間周波数変調部2は、例えば下記式により定義される空間周波数変調信号Pmod,i(ω)を計算する。jは虚数単位であり、kは波数でありcを音速とするとk=ω/cである。
Figure 2015027046
このように、空間周波数変調部2は、2個以上のマイクロホンを含むマイクロホンアレーで収音された信号から生成された周波数領域信号が所定の回転角で空間周波数シフトされた信号である空間周波数変調信号を生成する。その後、音場収音再生装置は、以下のようにして、空間周波数変調信号から再生信号を得る。
<空間周波数変換部3>
空間周波数変換部3は、空間のフーリエ変換により周波数領域信号Pmod,i(ω)を時空間周波数領域信号P~n(ω)に変換する(ステップS3)。時空間周波数領域信号P~n(ω)は、周波数領域信号Pmod,i(ω)に由来するものである。時空間周波数領域信号P~n(ω)は、各ωごとに計算される。変換された時空間周波数領域信号P~n(ω)は、変換フィルタ部4に提供される。空間周波数変換部3は、具体的には下記式(1)により定義されるP~n(ω)を計算する。
Figure 2015027046
kx,nはx軸方向の波数であり、nは波数kx,nのインデックスであり、波数とは、いわゆる空間周波数又は角度スペクトルのことである。上記式(1)は、時空間周波数領域への変換の一例であり、他の方法により空間のフーリエ変換を行ってもよい。
<変換フィルタ部4>
変換フィルタ部4は、時空間周波数領域信号P~n(ω)に対して式(2)により定義されるフィルタF~n(ω)を適用してフィルタ処理後信号D~n(ω)を生成する(ステップS4)。生成されたフィルタ処理後信号D~n(ω)は、空間周波数逆変換部5に提供される。
Figure 2015027046
A(ω)は、周波数特性を調整するための所定の複素数である。例えば、A(ω)=1+0×j=1である。yrefは、スピーカアレーS1,S2,…,SNから振幅を一致させる位置までのy軸方向における距離である。言い換えれば、yrefは、振幅を一致させる位置ともいえる。
また、wnはnに基づいて例えば以下のように定まる、エバネッセント波を減衰させるための所定の重みである。以下の式において、kcは、予め定められた値でありそれぞれkx,nのカットオフ値である。kcは、例えばエバネッセント波を抑制するような値に設定する。αxは、カットオフの滑らかさを決めるための予め定められた値であり例えば0.05である。もちろん、wnとして、他の重み関数を用いてもよい。
Figure 2015027046
・を任意の実数として、Hn (1)(・)はn次の第一種ハンケル関数である。したがって、H0 (1)(・)は0次の第一種ハンケル関数である。Hn (1)(・)は、以下のように定義される。Jn(・)はn次のベッセル関数であり、Γ(z)はガンマ関数であり、Yn(z)はノイマン関数である。
Figure 2015027046
なお、変換フィルタ部4は、上記式(2)のフィルタF~n(ω)に代えて、式(3)により定義されるフィルタF~n(ω)を適用してフィルタ処理後信号D~n(ω)を生成してもよい。dx,dyは、再生する音場をそれぞれx軸方向及びy軸方向にシフトさせる量である。このフィルタF~n(ω)を適用すると、第二の空間において、音場をx軸方向にdxだけy軸方向にdyだけシフトして再現することができる。
Figure 2015027046
<空間周波数逆変換部5>
空間周波数逆変換部5は、フィルタ処理後信号D~n(ω)を空間の逆フーリエ変換により周波数領域信号Di(ω)に変換する(ステップS5)。変換された周波数領域信号Di(ω)は、周波数逆変換部6に提供される。空間周波数逆変換部5は、具体的には下記式(4)により定義される周波数領域信号Di(ω)を計算する。関数expの引数の中のjは虚数単位である。
Figure 2015027046
<周波数逆変換部6>
周波数逆変換部6は、周波数領域信号Di(ω)を逆フーリエ変換により時間領域信号Pd i(t)に変換する(ステップS6)。逆フーリエ変換によりフレーム毎に得られた時間領域信号Pd i(t)は適宜シフトされて線形和が取られて、連続した時間領域信号となる。逆フーリエ変換は短時間離散逆フーリエ変換等の既存の方法を用いればよい。時間領域信号Pd i(t)は、窓関数部7に送られる。
<窓関数部7>
窓関数部7は、時間領域信号Pd i(t)に窓関数を乗じて窓関数後時間領域信号di(t)を生成する(ステップS7)。窓関数後時間領域信号di(t)は、スピーカアレーS1,S2,…,SNに提供される。
窓関数として、以下の式より定義されるいわゆるターキー(Tukey)窓関数wiを例えば用いる。Ntprは、テーパーを適用する点数であり1以上Nx以下の整数である。もちろん、他の窓関数を用いてもよい。
Figure 2015027046
スピーカアレーS1,S2,…,SNは、窓関数後時間領域信号di(t)に基づいて音を再生する。具体的には、i=1,…,Nxとして、スピーカSiが窓関数後時間領域信号di(t)に基づいて音を再生する。
これにより、第一の空間のy=0,z=0の位置の波面を第二の空間のスピーカアレーS1,S2,…,SNで再現して、第一の空間の音場を第二の空間に再現することができる。
この際、再現される信号の振幅は、yrefで表される直線上の位置で振幅が一致する。具体的には、図1に示すように、スピーカアレーS1,S2,…,SNからy軸方向にyrefだけ離れた位置にあり、スピーカアレーS1,S2,…,SNが配置されている直線と平行な直線上の位置で振幅が一致する。
また、音場は所定の回転角だけ回転した状態で再現される。具体的には、図1に点線で示された、所定の回転角だけ回転されたスピーカアレーS1,S2,…,SNにより音場が再現されたような知覚を与えることができる。
[第二実施形態]
<マイクロホンアレー及びスピーカアレーの配置>
第二実施形態の音場収音再生装置及び方法は、図3に示すように、第一の空間のy=0の位置に平面状に配置されたNx×Nz個のマイクロホンで構成される二次元マイクロホンアレーM1−1,M2−1,…,MN−Nと、第一の空間とは異なる第二の空間のy=0の位置に平面状に配置されたNx×Nz個のスピーカで構成される二次元スピーカアレーS1−1,S2−1,…,SN−Nとを用いて、音源Sで発生した音によって形成された第一の空間の音場を第二の空間で再現する。
この際、音場は所定の回転角だけ回転した状態で再現される。具体的には、図1に点線で例示された、所定の回転角だけ回転されたスピーカアレーS1−1,S2−1,…,SN−Nにより音場が再現されたような知覚を与えることができる。
Nx,Nzは2以上の整数である。Nx及びNzは、同じ値でもよいし、互いに異なる値であってもよい。この実施形態では、マイクロホンアレーM1−1,M2−1,…,MN−Nを構成するマイクロホンの数とスピーカアレーS1−1,S2−1,…,SN−Nを構成するスピーカの数は同じである。マイクロホンアレーM1−1,M2−1,…,MN−Nを構成するマイクロホンMi−jは等間隔に配置されている。また、スピーカアレーS1−1,S2−1,…,SN−Nを構成するスピーカも等間隔に配置されている。マイクロホンアレーM1−1,M2−1,…,MN−Nの大きさと、スピーカアレーS1−1,S2−1,…,SN−Nの大きさはほぼ同じである。各マイクロホンMi−jのマイクロホンアレーM1−1,M2−1,…,MN−Nにおける位置は、その各マイクロホンMi−jに対応するスピーカSi−jのスピーカアレーS1−1,S2−1,…,SN−Nにおける位置と同じであることが望ましいが、異なっていてもよい。この位置が同じであれば、より忠実に音場の再生を行うことができる。
第一の空間のy=0の位置に配置されたマイクロホンアレーM1−1,M2−1,…,MN−Nを構成するインデックス(i,j) [i=1,…,Nx,j=1,…,Nz]に対応するマイクロホンMi−jの位置をrm,ij=(xm,i,0,zm,j)と表わすことにする。
なお、第一の空間に配置されたマイクロホンの数と第二の空間に配置されたスピーカの数は異なっていてもよい。マイクロホンの数が、第二の空間に配置されたスピーカの数よりも多い場合には、再生信号を間引けばよい。一方、マイクロホンの数が、第二の空間に配置されたスピーカの数よりも少ない場合には、再生信号をチャネル間で平均を取るなどして補間を行えばよい。補間を行う方法は、例えば、線形補間やsinc補間などを適用することができる。
<音場収音再生装置>
第二実施形態の音場収音再生装置は、図1に示すように周波数変換部1、空間周波数変調部2、空間周波数変換部3、変換フィルタ部4、空間周波数逆変換部5、周波数逆変換部6及び窓関数部7を例えば含み、図F1に例示された各ステップの処理を行う。
第一の空間に配置されたマイクロホンアレーM1−1,M2−1,…,MN−Nは、第一の空間の音源Sで発せられた音を収音して時間領域の信号を生成する。生成された信号は、周波数変換部1に送られる。インデックスi,jに対応するrm,ij=(xm,i,0,zm,j)に位置するマイクロホンMi−jで収音された時間領域の時刻tの信号をpij(t)と表記する。
<周波数変換部1>
周波数変換部1は、マイクロホンアレーM1−1,M2−1,…,MN−Nで収音された信号pij(t)をフーリエ変換により周波数領域信号Pij(ω)に変換する(ステップS1)。生成された周波数領域信号Pij(ω)は、空間周波数変調部2に提供される。ωは周波数である。例えば、短時間離散フーリエ変換により周波数領域信号Pij(ω)が生成される。もちろん、他の既存の方法により周波数領域信号Pij(ω)を生成してもよい。また、オーバーラップアド等の方法を用いて周波数領域信号Pij(ω)を生成してもよい。入力信号が長い場合や、リアルタイム処理のように連続して信号が入力される場合には、例えば10msごとといったフレームごとに処理を行う。周波数領域信号Pij(ω)は、例えば以下のように定義される。関数expの引数の中のjは虚数単位である。
Figure 2015027046
<空間周波数変調部2>
空間周波数変調部2は、周波数領域信号Pij(ω)が所定の回転角で空間周波数シフトされた信号である空間周波数変調信号Pmod,ij(ω)を生成する(ステップS2)。生成された空間周波数変調信号Pmod,ij(ω)は、空間周波数変換部3に提供される。所定の回転角は、方位角方向の角度がθrotであり仰角方向の角度がφrotである回転角である。
空間周波数変調部2は、例えば下記式により定義される空間周波数変調信号Pmod,ij(ω)を計算する。関数expの引数の中のjは虚数単位である。kは波数でありcを音速とするとk=ω/cである。
Figure 2015027046
このように、空間周波数変調部2は、2個以上のマイクロホンを含むマイクロホンアレーで収音された信号から生成された周波数領域信号が所定の回転角で空間周波数シフトされた信号である空間周波数変調信号を生成する。その後、音場収音再生装置は、以下のようにして、空間周波数変調信号から再生信号を得る。
<空間周波数変換部3>
空間周波数変換部3は、空間のフーリエ変換により周波数領域信号Pmod,ij(ω)を時空間周波数領域信号P~nm(ω)に変換する(ステップS3)。時空間周波数領域信号P~nm(ω)は、周波数領域信号Pmod,ij(ω)に由来するものである。時空間周波数領域信号P~nm(ω)は、各ωごとに計算される。変換された時空間周波数領域信号P~nm(ω)は、変換フィルタ部4に提供される。空間周波数変換部3は、具体的には下記式(6)により定義されるP~nm(ω)を計算する。関数expの引数の中のjは虚数単位である。
Figure 2015027046
kx,nはx軸方向の波数であり、nは波数kx,nのインデックスであり、kz,mはz軸方向の波数であり、mは波数kz,mのインデックスであり、波数とは、いわゆる空間周波数又は角度スペクトルのことである。上記式(6)は、時空間周波数領域への変換の一例であり、他の方法により空間のフーリエ変換を行ってもよい。
<変換フィルタ部4>
変換フィルタ部4は、時空間周波数領域信号P~nm(ω)に対して式(7)により定義されるフィルタF~nm(ω)を適用してフィルタ処理後信号D~nm(ω)を生成する(ステップS4)。生成されたフィルタ処理後信号D~nm(ω)は、空間周波数逆変換部5に提供される。
Figure 2015027046
A(ω)は、周波数特性を調整するための所定の複素数である。例えば、A(ω)=1+0×j=1である。
また、wnmはn,mに基づいて例えば以下のように定まる、エバネッセント波を減衰させるための所定の重みである。以下の式において、kcは、予め定められた値でありkx,n,kz,mのカットオフ値である。kcは、例えばエバネッセント波を抑制するような値に設定する。αxzは、カットオフの滑らかさを決めるための予め定められた値であり例えば0.05である。もちろん、wnmとして、他の重み関数を用いてもよい。
Figure 2015027046
なお、変換フィルタ部4は、上記式(7)のフィルタF~nm(ω)に代えて、式(8)により定義されるフィルタF~nm(ω)を適用してフィルタ処理後信号D~nm(ω)を生成してもよい。dx,dy,dzは、再生する音場をそれぞれx軸方向、y軸方向及びz軸方向にシフトさせる量である。このフィルタF~nm(ω)を適用すると、第二の空間において、音場をx軸方向にdxだけy軸方向にdyだけz軸方向にdzだけシフトして再現することができる。
Figure 2015027046
<空間周波数逆変換部5>
空間周波数逆変換部5は、フィルタ処理後信号D~nm(ω)を空間の逆フーリエ変換により周波数領域信号Dij(ω)に変換する(ステップS5)。変換された周波数領域信号Dij(ω)は、周波数逆変換部6に提供される。空間周波数逆変換部5は、具体的には下記式(9)により定義される周波数領域信号Dij(ω)を計算する。関数expの引数の中のjは虚数単位である。
Figure 2015027046
<周波数逆変換部6>
周波数逆変換部6は、周波数領域信号Dij(ω)を逆フーリエ変換により時間領域信号Pd ij(t)に変換する(ステップS6)。逆フーリエ変換によりフレーム毎に得られた時間領域信号Pd ij(t)は適宜シフトされて線形和が取られて、連続した時間領域信号となる。逆フーリエ変換は短時間離散逆フーリエ変換等の既存の方法を用いればよい。時間領域信号Pd ij(t)は、窓関数部7に送られる。
<窓関数部7>
窓関数部7は、時間領域信号Pd ij(t)に窓関数を乗じて窓関数後時間領域信号dij(t)を生成する(ステップS7)。窓関数後時間領域信号dij(t)は、スピーカアレーS1,S2,…,SNに提供される。
窓関数として、以下の式より定義されるいわゆるターキー(Tukey)窓関数wijを例えば用いる。Ntprは、テーパーを適用する点数であり1以上Nx,Nz以下の整数である。もちろん、他の窓関数を用いてもよい。
Figure 2015027046
スピーカアレーS1−1,S2−1,…,SN−Nは、窓関数後時間領域信号dij(t)に基づいて音を再生する。具体的には、i=1,…,Nx,j=1,…,Nzとして、スピーカSi−jが窓関数後時間領域信号dij(t)に基づいて音を再生する。
これにより、第一の空間のy=0の位置の波面を第二の空間のスピーカアレーS1−1,S2−1,…,SN−Nで再現して、第一の空間の音場を第二の空間に再現することができる。
また、音場は所定の回転角だけ回転した状態で再現される。具体的には、図1に点線で示された、所定の回転角だけ回転されたスピーカアレーS1,S2,…,SNにより音場が再現されたような知覚を与えることができる。
[変形例等]
フィルタは、収音が行われた音場を再現する信号に変換するための、再生信号が出力される2個以上のスピーカを含むスピーカアレーの配置に応じたフィルタであればどのようなフィルタであってもよい。第一実施形態及び第二実施形態で説明したフィルタは、一例である。
例えば、第一実施形態において、以下に示す式(10)又は式(11)で定義されるフィルタを用いてもよい。
Figure 2015027046
式(10)において、p,qは予め設定された次数とし、dp,qはスピーカアレーを構成する各スピーカの伝達特性を前記次数p,qで多重極展開した多重極係数である。例えばp,qの全てを1とする等、p,qのうち何れか1つ以上は0でない正値である。
H0 (2)は、n=0の第二種ハンケル関数である。第二種ハンケル関数Hn (2)は、第一種ベッセル関数Jn(x)及び第二種ベッセル関数Yn(x)を用いて、以下のように定義される。
Figure 2015027046
kρは次式により定義される。
Figure 2015027046
Figure 2015027046
式(11)において、G~2Dは、理想的な伝達特性を表す2次元自由空間グリーン関数をx軸方向に空間のフーリエ変換をした関数である。G~spは、音場が再現される空間のスピーカアレーの位置とその位置からyrefだけ離れた位置との間の予め測定された伝達特性をx軸方向に空間のフーリエ変換をした関数である。
また、例えば、第二実施形態において、以下に示す式(12)又は式(13)で定義されるフィルタを用いてもよい。
Figure 2015027046
式(12)において、p,q,sは予め設定された次数であり、dp,q,sはスピーカアレーを構成する各スピーカの伝達特性を前記次数p,q,sで多重極展開した多重極係数である。例えばp,q,sの全てを1とする等、p,q,sのうち何れか1つ以上は0でない正値である。
Figure 2015027046
式(13)において、G~は、理想的な伝達特性を表す3次元自由空間グリーン関数をx軸方向及びz軸方向に空間のフーリエ変換をした関数である。G~spは、音場が再現される空間のスピーカアレーの位置とその位置からyrefだけ離れた位置との間の予め測定された伝達特性をx軸方向及びz軸方向に空間のフーリエ変換をした関数である。
第一の空間と第二の空間の位置は、図2,4に示したものに限定されない。第一の空間と第二の空間は、隣接していても互いに離れた位置にあってもよい。また、第一の空間と第二の空間の向きもどのようなものであってもよい。
窓関数部7による窓関数の処理は、どの段階で行ってもよいし、多段で行ってもよい。すなわち、窓関数部7は、マイクロホンアレーと周波数変換部1との間、周波数変換部1と空間周波数変調部2との間、空間周波数変調部2と空間周波数変換部3との間、空間周波数変換部3と変換フィルタ部4との間、変換フィルタ部4と空間周波数逆変換部5との間、空間周波数逆変換部5と周波数逆変換部6との間の少なくとも1つの間に備えられていてもよい。音場収音再生装置の各部は、その各部に入力される信号について窓関数の処理が行われた場合には、その入力される信号に代えて上記と同様にしてその窓関数の処理がされた後の信号に対して処理を行う。
音場収音再生装置は、空間周波数変調部2を含みさえすれば、他の部を備えていなくてもよい。言い換えれば、周波数変換部1、空間周波数変換部3、変換フィルタ部4、空間周波数逆変換部5、周波数逆変換部6及び窓関数部7は必須ではない。
例えば、窓関数部7はなくてもよい。この場合、第一実施形態においてはi=1,…,NとしてスピーカSiが時間領域信号Pd i(t)に基づいて音を再生し、第二実施形態においてはi=1,…,N,j=1,…,NとしてスピーカSi−jが時間領域信号Pd ij(t)に基づいて音を再生する。
空間周波数変換部3及び空間周波数逆変換部5がない場合には、空間周波数変調信号が、変換フィルタ部4に提供される。変換フィルタ部4は、空間周波数変調信号に対してフィルタを適用して、フィルタ処理後信号を得る。フィルタ処理後信号は、周波数逆変換部6で時間領域信号に変換される。
周波数変換部1の処理と空間周波数変調部2の処理と空間周波数変換部3の処理とを同時に行ってもよい。同様に、空間周波数逆変換部5の処理と周波数逆変換部6の処理とを同時に行ってもよい。また、空間周波数変換部3と空間周波数逆変換部5とを入れ替えてもよい。
音場収音再生装置は、コンピュータによって実現することができる。この場合、この装置の各部の処理内容はプログラムによって記述される。そして、このプログラムをコンピュータで実行することにより、この装置における各部がコンピュータ上で実現される。
この処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。また、この形態では、コンピュータ上で所定のプログラムを実行させることにより、これらの装置を構成することとしたが、これらの処理内容の少なくとも一部をハードウェア的に実現することとしてもよい。
この発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
1 周波数変換部
2 空間周波数変調部
3 空間周波数変換部
4 変換フィルタ部
5 離散球面調和逆変換部
6 周波数逆変換部
7 窓関数部

Claims (9)

  1. 2個以上のマイクロホンを含むマイクロホンアレーで収音された信号から生成された周波数領域信号が所定の回転角で空間周波数シフトされた信号である空間周波数変調信号を生成する空間周波数変調部を含み、
    上記空間周波数変調信号から再生信号を得る音場収音再生装置。
  2. 請求項1の音場収音再生装置において、
    上記収音が行われた音場を再現する信号に変換するための、上記再生信号が出力される2個以上のスピーカを含むスピーカアレーの配置に応じたフィルタを上記空間周波数変調信号又は上記空間周波数変調信号に由来する時空間周波数領域信号に適用してフィルタ処理後信号を生成する変換フィルタ部を更に含み、
    上記空間周波数変調信号の代わりに上記フィルタ処理後信号から上記再生信号を得る音場収音再生装置。
  3. 請求項1又は2の音場収音再生装置において、
    上記マイクロホンアレーは直線状であり、上記スピーカアレーは直線状であり、上記スピーカアレーの配列方向をx軸方向とし、上記所定の回転角は仰角方向の角度がθrotである回転角であるとし、Pi(ω)を上記周波数領域信号とし、jを虚数単位とし、ωを周波数とし、cを音速とし、k=ω/cとし、上記マイクロホンアレーを構成するインデックスiに対応するマイクロホンの位置をrm,i=(xm,i,0,0)とし、Pmod,i(ω)を上記空間周波数変調信号として、
    上記空間周波数変調部は、下記式により定義される空間周波数変調信号Pmod,i(ω)を計算する、
    Figure 2015027046

    音場収音再生装置。
  4. 請求項3の音場収音再生装置において、
    kx,nをx軸方向の波数とし、nをそのインデックスとし、wnをnに基づいて定まる重みとし、A(ω)を所定の複素数とし、再生する音場をx軸方向及びy軸方向にシフトさせる量をそれぞれdx,dyとし、H0 (1)(・)を0次の第一種ハンケル関数とし、yrefを振幅を一致させる位置として、
    上記変換フィルタ部は、下記の2個の式の一方により定義されるフィルタF~n(ω)を上記時空間周波数領域信号に適用してフィルタ処理後信号D~n(ω)を生成する、
    Figure 2015027046

    Figure 2015027046

    音場収音再生装置。
  5. 請求項1又は2の音場収音再生装置において、
    マイクロホンアレーはxz平面上に配置されているとし、上記所定の回転角は、方位角方向の角度がθrotであり仰角方向の角度がφrotである回転角であるとし、Pij(ω)を上記周波数領域信号とし、jを虚数単位とし、ωを周波数とし、cを音速とし、k=ω/cとし、上記マイクロホンアレーを構成するインデックスi,jに対応するマイクロホンの位置をrm,ij=(xm,i,0,zm,j)とし、Pmod,ij(ω)を上記空間周波数変調信号として、
    上記空間周波数変調部は、下記式により定義される空間周波数変調信号Pmod,ij(ω)を計算する、
    Figure 2015027046

    音場収音再生装置。
  6. 請求項5の音場収音再生装置において、
    kx,nをx軸方向の波数とし、nをそのインデックスとし、kz,mをz軸方向の波数とし、mをそのインデックスとし、wnmをn,mに基づいて定まる重みとし、A(ω)を所定の複素数とし、再生する音場をx軸方向、y軸方向及びz軸方向にシフトさせる量をそれぞれdx,dy,dzとして、
    上記変換フィルタ部は、下記の2個の式の一方により定義されるフィルタF~n(ω)を上記時空間周波数領域信号に適用してフィルタ処理後信号D~n(ω)を生成する、
    Figure 2015027046

    Figure 2015027046
  7. 請求項2から6の何れかの音場収音再生装置において、
    空間のフーリエ変換により、上記空間周波数変調信号を上記時空間周波数領域信号に変換する空間周波数変換部と、
    空間の逆フーリエ変換により、上記フィルタ処理後信号を周波数領域信号に変換する空間周波数逆変換部と、
    上記周波数領域信号を逆フーリエ変換により時間領域信号である上記再生信号に変換する周波数逆変換部と、
    を更に含む音場収音再生装置。
  8. 空間周波数変調部が、2個以上のマイクロホンを含むマイクロホンアレーで収音された信号から生成された周波数領域信号が所定の回転角で空間周波数シフトされた信号である空間周波数変調信号を生成する空間周波数変調ステップを含み、
    上記空間周波数変調信号から再生信号を得る音場収音再生方法。
  9. 請求項1から7の何れかに記載された音場収音再生装置の各部としてコンピュータを機能させるための音場収音再生プログラム。
JP2013156922A 2013-07-29 2013-07-29 音場収音再生装置、方法及びプログラム Active JP6087760B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013156922A JP6087760B2 (ja) 2013-07-29 2013-07-29 音場収音再生装置、方法及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013156922A JP6087760B2 (ja) 2013-07-29 2013-07-29 音場収音再生装置、方法及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015027046A true JP2015027046A (ja) 2015-02-05
JP6087760B2 JP6087760B2 (ja) 2017-03-01

Family

ID=52491344

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013156922A Active JP6087760B2 (ja) 2013-07-29 2013-07-29 音場収音再生装置、方法及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6087760B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017038543A1 (ja) * 2015-09-03 2017-03-09 ソニー株式会社 音声処理装置および方法、並びにプログラム
US10524075B2 (en) 2015-12-10 2019-12-31 Sony Corporation Sound processing apparatus, method, and program

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003169399A (ja) * 2001-11-30 2003-06-13 Advanced Telecommunication Research Institute International ステレオ音像制御装置および多対地間通話システムにおける対地側装置
JP2013048359A (ja) * 2011-08-29 2013-03-07 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 音場収音再生装置、方法及びプログラム
JP2013048360A (ja) * 2011-08-29 2013-03-07 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 音場収音再生装置、方法及びプログラム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003169399A (ja) * 2001-11-30 2003-06-13 Advanced Telecommunication Research Institute International ステレオ音像制御装置および多対地間通話システムにおける対地側装置
JP2013048359A (ja) * 2011-08-29 2013-03-07 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 音場収音再生装置、方法及びプログラム
JP2013048360A (ja) * 2011-08-29 2013-03-07 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 音場収音再生装置、方法及びプログラム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017038543A1 (ja) * 2015-09-03 2017-03-09 ソニー株式会社 音声処理装置および方法、並びにプログラム
US10674255B2 (en) 2015-09-03 2020-06-02 Sony Corporation Sound processing device, method and program
US11265647B2 (en) 2015-09-03 2022-03-01 Sony Corporation Sound processing device, method and program
US10524075B2 (en) 2015-12-10 2019-12-31 Sony Corporation Sound processing apparatus, method, and program

Also Published As

Publication number Publication date
JP6087760B2 (ja) 2017-03-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5346321B2 (ja) 音場収音再生装置、方法及びプログラム
JP6508539B2 (ja) 音場収音装置および方法、音場再生装置および方法、並びにプログラム
CN106797526B (zh) 音频处理装置、方法和计算机可读记录介质
JP5346322B2 (ja) 音場収音再生装置、方法及びプログラム
JP5734329B2 (ja) 音場収音再生装置、方法及びプログラム
JP6087760B2 (ja) 音場収音再生装置、方法及びプログラム
JP5583089B2 (ja) 音場収音再生装置、方法及びプログラム
JP5603307B2 (ja) 音場収音再生装置、方法及びプログラム
JP2015037207A (ja) 音場収音再生装置、方法及びプログラム
JP2014150417A (ja) 音場収音再生装置、方法及びプログラム
JP5713964B2 (ja) 音場収音再生装置、方法及びプログラム
JP5628219B2 (ja) 音場収音再生装置、方法及びプログラム
JP6592838B2 (ja) バイノーラル信号生成装置、方法及びプログラム
JP5749221B2 (ja) 音場収音再生装置、方法及びプログラム
JP5698164B2 (ja) 音場収音再生装置、方法及びプログラム
JP5826712B2 (ja) マルチチャネルエコー消去装置、マルチチャネルエコー消去方法、およびプログラム
JP5698279B2 (ja) 音場収音再生装置、方法及びプログラム
JP5698278B2 (ja) 音場収音再生装置、方法及びプログラム
JP5734327B2 (ja) 音場収音再生装置、方法及びプログラム
JP5713988B2 (ja) 音場収音再生装置、方法、およびプログラム
JP5741866B2 (ja) 音場収音再生装置、方法及びプログラム
JP2015019184A (ja) ノイズ抑圧装置、ノイズ抑圧方法、及びそのプログラム
JP5954713B2 (ja) 音場収音再生装置、方法及びプログラム
JP5831910B2 (ja) 音場収音再生装置、方法及びプログラム
JP5826737B2 (ja) 音場収音再生装置、方法、およびプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150811

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160715

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160802

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160822

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170131

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170202

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6087760

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150