JP2013047415A - シャッタ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】着地センサがガイドレールの一方のみに設けられているときであっても、勿論、着地センサがガイドレールの双方に設けられているときであっても、シャッタカーテンによる異物の挟み込みの誤検知を防止するのに有利なシャッタ装置が提供される。
【解決手段】シャッタ装置は、着地センサ5を押圧操作させてオンさせるセンサ押圧部24と、シャッタカーテン2の先端側に回動軸27を介してシャッタカーテン2に対して回動可能に設けられた感知部3とを有する。シャッタカーテン2の閉鎖作動時において感知部3が異物に当接するときにおいて、感知部3は、異物に当接して回動軸27を中心として回動する。回動に伴い、感知部3は、センサ押圧部24が着地センサ5を押圧操作することを阻止する。
【選択図】図6

Description

本発明はシャッタカーテンの先端側に感知部を有するブラインドシャッタ等のシャッタ装置に関する。
シャッタ装置は、互いに対向するガイドレールと、先端側に座板部を有しておりガイドレールに沿って移動して開閉可能なシャッタカーテンと、シャッタカーテンを開閉作動させるための駆動モータを有する駆動機構と、シャッタカーテンの座板部が床側に着地したことを検知する着地センサと、シャッタカーテンに設けられシャッタカーテンの閉鎖時に着地センサを押圧操作させてオンさせるセンサ押圧部と、シャッタカーテンの先端側に設けられ回動軸を介してシャッタカーテンに対して回動可能に設けられた感知部と、シャッタカーテンの閉鎖作動時において駆動モータのモータ負荷が所定値を超えたらシャッタカーテンを反転させて開放作動させるかシャッタカーテンを停止させる挟み込み判定処理を実行する制御部とを有する(特許文献1)。
特開2008-240284号公報
シャッタカーテンが閉鎖作動しているとき、シャッタカーテンの先端側の座板部が床側に着地したことは、シャッタカーテンのセンサ押圧部が着地センサを押圧させてオンさせることにより、検知される。しかしながら、シャッタ装置の実際の使用時には、閉鎖作動するシャッタカーテンと床側とで異物が挟まれるおそれがある。このような場合、シャッタカーテンの閉鎖作動中において、異物の挟み込みを検知する機能として、駆動モータのモータ負荷に関するしきい値を予め設定しておく。シャッタカーテンが閉鎖作動しているとき、駆動モータの負荷がしきい値を超えると、制御部は、シャッタカーテンが異物を挟み込んだと認識し、シャッタカーテンの閉鎖作動を停止させるか、反転させて開放作動させる。これによりシャッタカーテンは異物に対処できる。
しかしながら、実際のシャッタ装置の使用時には、シャッタカーテンの左右方向の端側において異物が偏って存在している場合がある。この場合、次のような不都合が発生するおそれがある。即ち、シャッタカーテンの先端側の感知部が異物を挟み込んでするとき、シャッタカーテンの左右端部が傾斜するおそれがある。すなわち、シャッタカーテンの左右端部のうち異物に近い側の端部は、それ以上下降できない。しかし、シャッタカーテンの左右端部のうち異物と反対側の端部の下降は進行可能なことが多い。このためシャッタカーテンは異物を挟みつつ、シャッタカーテンの左右端部が傾斜するおそれがある。この場合、着地センサが、2つのガイドレールのうちの一方のみに設けられている場合には、シャッタカーテンの傾斜の下部が傾斜の上部よりも下方に位置するため、シャッタカーテンが異物を挟んでいるにも拘わらず、即ち、シャッタカーテンの先端側の座板部が床側に正常に着地していないにも拘わらず、シャッタカーテンが着地センサをオンさせてしまうおそれがある。この場合、制御部は、シャッタカーテンにより異物が挟み込まれているにも拘わらず、シャッタカーテンが床側に着地したと誤判定してしまうおそれがある。
そこで、従来では、このような誤判定を避けるべく、シャッタカーテンの左右両側に設けられている2個のガイドレールの双方に、着地センサをそれぞれ設けることにしている。このようにすれば、双方の着地センサがオンされない限り、シャッタカーテンの座板部が床側に着地したとは、判定されないため、都合が良い。このように着地センサを左右に2個設けていないと、シャッタカーテンの着地を誤検知してしまう。
しかしながらこの場合には、シャッタカーテンの左右両側におけるガイドレールのそれぞれに着地センサが必要とされる。即ち、着地センサは少なくとも2個必要とされる。更に、各着地センサの信号を制御部に伝達させる信号線も、少なくとも2個分必要とされる。このため、構造の複雑化、価格の増加が誘発される。
また、シャッタカーテンの左右方向の中央に対応するように1個の着地センサを床側の中央に設置することも考えられる。しかしこの場合には、着地センサの配線が困難となり、価格がアップするおそれがある。更にシャッタカーテンが開放されているとき、シャッタカーテンの真下は一般的には通路となるため、着地センサの配線が損傷するおそれがある。
本発明は上記した実情に鑑みてなされたものであり、着地センサがガイドレールの一方のみに設けられているときであっても、勿論、着地センサがガイドレールの双方に設けられているときであっても、シャッタカーテンによる異物の挟み込みの誤検知を防止するのに有利なシャッタ装置を提供することを課題とする。
(1)本発明の様相1に係るシャッタ装置は、互いに対向するガイドレールと、先端側に座板部を有しておりガイドレールに沿って移動して開閉可能なシャッタカーテンと、シャッタカーテンを開閉作動させるための駆動モータを有する駆動機構と、ガイドレールに設けられシャッタカーテンの座板部が床側に着地したことを検知する着地センサと、シャッタカーテンに設けられシャッタカーテンの閉鎖時に着地センサを押圧操作させてオンさせるセンサ押圧部と、シャッタカーテンまたは座板部に設けられた回動軸と、シャッタカーテンの先端側に設けられ回動軸を介してシャッタカーテンに対して回動可能に設けられた感知部と、シャッタカーテンの閉作動時において駆動モータのモータ負荷が所定値を超えたらシャッタカーテンを反転させて開放作動させるか、あるいは、シャッタカーテンを停止させる挟み込み判定処理を実行する制御部とを具備しており、
感知部は、(i)シャッタカーテンの閉鎖作動が正常であるときにおいて、シャッタカーテンの閉鎖移動に伴いセンサ押圧部が着地センサを押圧操作させることによりシャッタカーテンの座板部の床側への着地を着地センサに検知させる第1形態と、(ii)シャッタカーテンの閉鎖作動時において感知部が異物に当接するときにおいて、感知部が異物に当接して回動軸を中心として回動し、回動に伴い、シャッタカーテンおよびセンサ押圧部の閉鎖作動を抑制し、且つ、センサ押圧部が着地センサを押圧操作することを阻止する第2形態とに切り替え機能とされている。
本様相によれば、シャッタカーテンの閉鎖作動が正常である第1形態において、シャッタカーテンの閉鎖移動に伴い、シャッタカーテンに設けられているセンサ押圧部がシャッタカーテンと共に閉鎖方向に作動するため、センサ押圧部が着地センサを押圧操作させる。これにより着地センサは、シャッタカーテンの座板部の床側への着地を検知することができる。着地センサの検知信号は制御部に入力される。これにより、制御部は、シャッタカーテンの座板部の床側への着地を認識することができる。
本様相によれば、シャッタカーテンの閉鎖作動時において感知部が異物に当接する第2形態において、シャッタカーテンと共に閉鎖方向に作動する感知部が異物に当接する。このため、感知部は、回動軸を中心としてシャッタカーテンに対して回動する。このような感知部の回動に伴い、シャッタカーテンの閉鎖作動は、抑制される。従って、シャッタカーテンに設けられているセンサ押圧部は、閉鎖方向に作動することが抑制される。従って、シャッタカーテン側のセンサ押圧部が着地センサを過誤的に押圧操作することは、阻止される。従って、シャッタカーテンの座板部が床側に着地していないにも拘わらず、着地していると着地センサが誤検知することが抑制される。
(2)本発明の様相2に係るシャッタ装置によれば、上記様相において、シャッタカーテンは閉鎖された状態で室外と室内とを仕切り、感知部の重心は、感知部の先端部を室外側に向けて付勢させるように回動軸よりも室内側に位置しており、シャッタカーテンが正常に閉鎖作動されるときにおいて、座板部は床側に着地するものの、感知部の先端部は床側に着地しない構造とされている。
本様相によれば、感知部の重心は、感知部の先端部を室外側に向けて付勢させるように回動軸よりも室内側に位置している。このように感知部の先端部は室外側に向けて付勢されており、かつ、シャッタカーテンが正常に閉鎖作動されるときにおいて、感知部は下降するものの、感知部の先端部は床側に着地しない位置に配置されている。従って、感知部の回動は抑えられる。このように感知部の回動は抑えられているため、センサ押圧部は、閉鎖方向に作動できる。従って、シャッタカーテンと共にセンサ押圧部は閉鎖方向に作動する。このようにセンサ押圧部が閉鎖方向に作動すると、着地センサを押圧操作する。これにより着地センサは、シャッタカーテンの座板部の床側への着地を検知することができる。前述同様に、着地センサの検知信号は制御部に入力される。これにより、制御部は、シャッタカーテンの座板部の床側への着地を認識することができる。
(3)本発明の様相3に係るシャッタ装置によれば、上記様相において、シャッタカーテンが閉鎖作動するとき、下感知部が異物に当接する第2形態において、異物に当接して当接に伴い回動軸を中心として回動すると共に、センサ押圧部が着地センサを押圧操作させることを阻止する。従って、閉鎖作動するシャッタカーテンと床側とで異物が挟まれているにも拘わらず、センサ押圧部が着地センサを過誤的に押圧操作させることが阻止される。すなわち、シャッタカーテンの座板部が床側に着地した旨の信号を着地センサが出力することが阻止される。
(4)本発明の様相4に係るシャッタ装置によれば、上記様相において、感知部は、中空空間を形成する補強リブを備えている構造を有する。第2形態によれば、シャッタカーテンの閉鎖作動時において、シャッタカーテンと共に閉鎖方向に作動する感知部が異物に当接する。このため感知部には強度および剛性が要請される。そこで本様相によれば、感知部は、単なる板材ではなく、中空空間を形成する補強リブを備えている構造を有する。このため感知部の強度および剛性は増加されており、感知部の損傷が抑制される。
本発明に係るシャッタ装置によれば、シャッタカーテンの閉鎖作動時において感知部が異物に当接する第2形態において、シャッタカーテンと共に閉鎖方向に作動する感知部が異物に当接する。このため、感知部は、回動軸を中心としてシャッタカーテンに対して回動する。このような感知部の回動に伴い、シャッタカーテンの閉鎖作動は、抑制される。更に、シャッタカーテンに設けられているセンサ押圧部のシャッタカーテン閉鎖方向への作動も抑制される。従って、センサ押圧部が着地センサを過誤的に押圧操作することは、阻止される。
このような本発明に係るシャッタ装置によれば、着地センサがガイドレールの一方のみに設けられているときであっても、勿論、着地センサがガイドレールの双方に設けられているときであっても、シャッタカーテンによる異物の挟み込みの誤検知を防止するのに有利となる。
シャッタ装置の正面図である。 シャッタカーテンが正常に閉鎖作動する途中におけるシャッタ装置の断面図である。 シャッタカーテンが正常に閉鎖作動する途中におけるシャッタ装置の正面図である。 シャッタカーテンが正常に閉鎖作動して座板部が下枠に着地している状態を示す断面図である。 シャッタカーテンが正常に閉鎖作動して座板部が下枠に着地している状態を示す正面図である。 シャッタカーテンの感知部の先端部が回動して下枠に着地している状態を示す断面図である。 図6の要部を拡大して示す断面図である。 シャッタカーテンの感知部の先端部が回動して下枠に着地している状態を示す正面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して示す。なお、図面の簡略化のため、破線が実線として示されている部分もある。本実施形態に係るシャッタ装置は、図1に示すように、互いに対向するように左右に設けられ高さ方向(矢印H方向)に延びる2個のガイドレール1と、ガイドレール1に沿って移動して矢印H1方向(上方向),矢印H2方向(下方向)に開閉可能なシャッタカーテン2と、シャッタカーテン2を開閉作動させるための駆動機構4と、シャッタカーテン2の先端側の座板部25が床側の下枠12に着地したことを検知する着地センサ5と、シャッタ装置の作動を制御する制御部6とを備えている。着地センサ5が検知する着地信号は制御部6に入力される。
図1に示すように、駆動機構4は、水平方向に沿った軸線P1をもつ巻取体40と、巻取体40を軸線P1回りで回転させるための駆動モータ41とを有する。駆動モータ41のモータ負荷を検知するモータ負荷センサ42が、駆動モータ41に設けられている。駆動モータ41のモータ負荷はモータ負荷センサ42により検知され、モータ負荷信号は制御部6に入力される。シャッタカーテン2が矢印H2方向に移動して閉作動するとき、制御部6は、挟み込み判定処理を実行する。挟み込み判定処理では、制御部6は、駆動モータ41のモータ負荷を常に検知しており、検知されたモータ負荷がしきい値を超えたら、制御部6は、駆動モータ41の駆動方向を速やかに反転させてシャッタカーテン2を矢印H1方向に開放作動させるか、あるいは、駆動モータ41の駆動を停止させてシャッタカーテン2を停止させる信号を駆動モータ41の駆動回路に出力する。
ここで、シャッタカーテン2が矢印H2方向に閉鎖作動するとき、シャッタカーテン2の先端側が異物に接触してシャッタカーテン2の閉鎖作動が制限される場合には、駆動モータ41が駆動しているにも拘わらず、シャッタカーテン2の閉鎖作動が制限される。この場合、駆動モータ41のモータ負荷が急激に増加してしきい値を超えるため、制御部6は『異物の挟み込み有り』とを判定することができる。異物の挟み込みが検知されたら、前述したように制御部6は駆動モータ41の駆動を反転または停止させる。図3に示すように、シャッタカーテン2は、矢印L1方向に沿って水平方向に延びる複数のスラット20を吊り下げ部材22により高さ方向(矢印H方向)に沿って並設させることにより形成されている。スラット20の端部には係合ピン20wが突設されている。図3では、シャッタカーテン2の感知部3の先端部30eは床側の下12から距離LB浮上している。
図2および図3は、シャッタカーテン2が矢印H2方向に正常に閉鎖作動している状態を示す。図2および図3に示すように、シャッタカーテン2は、これの先端側に、鍔部23tをもつ第1ブラケット23を有しており、更に、第1ブラケット23を介して座板部25を有する。第1ブラケット23はひれ部24xを有する。シャッタカーテン2が正常に閉鎖作動すれば、座板部25の下端部に形成されている着地面26は、床側の下枠12に着地する。上記した閉鎖作動中においては制御部6は挟み込み判定処理を実行している。シャッタカーテン2の座板部25には、水平方向に延びる回動軸27が設けられている。回動軸27を介して座板部25には、感知部3が矢印A1,A2方向に回動可能に設けられている。感知部3は、回動軸27を中心として、室内71側に向かう方向(矢印A1方向)および室外72側に向かう方向(矢印A2方向)に回動できる。図2に示すように、感知部3の重心Gは、感知部3の先端部30eを室外72側(矢印A2方向)に向けて付勢させるように回動軸27の中心軸線よりも室内71側に位置している。この場合、感知部3に重力が作用すると、感知部3の先端部30eを室外72側に向かう方向(矢印A2方向)に回動させる付勢力FA(図2参照)が感知部3に作用している。
図2に示すように、感知部3は、感知部3の先端側となる先端部30eを有する板部30と、板部30に連設され中空空間31を形成する補強リブ32とを有する。補強リブ32は、リブ部32a、リブ部32b、リブ部32cをもつ。リブ部32cは、ブラケット23の係合部23kに係合するため、付勢力FAが感知部3に作用していたとしても、感知部3は、室外72側(矢印A2方向)へそれ以上回動できず、図2に示す姿勢を維持する。従ってシャッタカーテン2が矢印H2方向に正常に閉鎖作動されるときにおいて、図4に示すように、座板部25の着地面26は床側の下枠12に着地するものの、感知部3の先端部30eは床側の下枠12に着地しない構造とされている。
図2に示すように、シャッタカーテン2の第1ブラケット23のひれ部24xには、センサ押圧部24が設けられている。シャッタカーテン2が矢印H2方向に移動して正常(異物の挟み込みが発生すること無く)に閉作動されるときにおいて、センサ押圧部24は、着地センサ5のセンサ部50を矢印B1方向に押圧操作させてオンさせることができる。この場合、着地センサ5は、着地信号を信号線を介して制御部6に出力させる。なお、着地センサ5のセンサ部50は斜面状の押圧面50pを有する。
更に説明を加える。図4および図5は、シャッタカーテン2が矢印H2方向に移動する閉鎖作動が正常である第1形態を示す。第1形態によれば、シャッタカーテン2が矢印H2方向に閉鎖移動するに伴い、シャッタカーテン2と共に座板部25およびセンサ押圧部24は、同方向(矢印H2方向)に移動する。シャッタカーテン2が正常に矢印H2方向に閉鎖作動されるときには、図4に示すように、閉鎖作動したシャッタカーテン2の座板部25が床側の下枠12に正常に着地する。この場合、シャッタカーテン2側のセンサ押圧部24は、着地センサ5のセンサ部50を矢印B1方向に押圧させてオンさせる(図4参照)。オン時には、センサ部50は着地センサ5の内部に収容される。このように着地センサ5が押圧操作されてオンされることにより、着地センサ5は、シャッタカーテン2の座板部25が床側の下枠12に着地された事実を検知することができる。着地センサ5のこのような着地信号は、図略の信号線を介して制御部6に入力される。このような第1形態によれば、図4および図5から理解できるように、感知部3の先端部30eは、室内71側(矢印A1方向)に実質的に回動せず、感知部3の先端部30eは、鉛直方向に沿ってそのまま矢印H2方向にそのままの状態で下降するため、シャッタカーテン2は閉鎖される(図4参照)。
この場合、感知部3の先端部30eは異物に当接しないため、感知部3の先端部30eは異物に当接せず、感知部3の先端部30eは矢印A1方向に回動することなく、図4に示すように、そのまま矢印H2方向に下降する。このため、感知部3の先端部30eは床側の下枠12よりも下方(矢印H2方向)に進入する。この結果、図4に示すように、下枠12は、感知部3の先端部30eにより覆われ、室外72、ひいては室外72側の侵入者に対して隠蔽される。このような第1形態によれば、図4から理解できるように、室外72側の侵入者は床側の下枠12を視認することができず、下枠12は感知部3により覆われて室外72に対して隠蔽されているため、バール等の工具を下枠12付近に差し込むことが未然に防止される。
本実施形態によれば、シャッタカーテン2は閉鎖された状態で室外72と室内71とを仕切る(図4参照)。回転可能な感知部3の重心Gは、感知部3の先端部30eを室外72側に向けて矢印A2方向に付勢させるように回動軸27よりも室内71側に位置している。このため、シャッタカーテン2が矢印H2方向に正常に閉鎖作動されるときにおいて、感知部3の先端部30eを室外72側に付勢させる付勢力FAが感知部3に作用する。付勢力FAが感知部3に作用したまま、シャッタカーテン2が矢印H2方向に閉鎖作動するため、シャッタカーテン2の閉鎖時においても、感知部3の先端部30eは床側の下枠12から下方に距離LA離間しており、下枠12に着地しない構造とされている。
これに対して、図6〜図8は、シャッタカーテン2が矢印H2方向に閉鎖作動するとき、シャッタカーテン2による異物の挟み込みが発生する第2形態を示す。シャッタカーテン2が矢印H2方向に閉鎖移動するに伴い、シャッタカーテン2と共にセンサ押圧部24は、同方向(矢印H2方向)に移動する。しかし、シャッタカーテン2の下方には異物が存在するため、シャッタカーテン2の感知部3の先端部30eは、異物に接触する。接触すると、感知部3の先端部30eが回動軸27を中心として矢印A1方向(図6参照)に向けて室内71側に向けて回動する。この場合、補強リブ32のリブ部32cは座板部25のストッパ部250に当接し(図6参照)、感知部3の矢印A1方向へのそれ以上の回動が阻止される。このように感知部3が矢印A1方向に回動する場合には、仮に、シャッタカーテン2が矢印H2方向に更に閉鎖作動されるとしても、図6から理解できるように、センサ押圧部24が着地センサ5のセンサ部50を押圧操作(オン)させるタイミングの前に、感知部3の先端部30eは床側の下枠12に着地する(図6参照)。この状態では、シャッタカーテン2は、センサ押圧部24および座板部25と共に、矢印H2方向へそれ以上閉鎖作動することは、抑制される。この結果、シャッタカーテン2に設けられているセンサ押圧部24が着地センサ5のセンサ部50を矢印B1方向に押圧操作(オン)することは、阻止される。
以上説明したように本実施形態によれば、シャッタカーテン2の閉鎖作動が正常である第1形態によれば、シャッタカーテン2の閉鎖移動に伴い、シャッタカーテン2に設けられているセンサ押圧部24がシャッタカーテン2と共に閉鎖方向(矢印H2方向)に作動するため、センサ押圧部24が着地センサ5を矢印B1方向に押圧操作させる。これにより着地センサ5は、シャッタカーテン2の座板部25の床側への着地を検知することができる。着地センサ5の検知信号は制御部6に入力される。これにより、制御部6は、シャッタカーテン2の座板部25の床側の下枠12への着地を認識することができる。このようにシャッタカーテン2の座板部25が下枠12に正常に着地すれば、異物の挟み込みの検知は必要なくなるため、制御部6は、シャッタカーテン2の閉鎖作動中に実行していた挟み込み判定処理を中止する。
次に、シャッタカーテン2の閉鎖作動時において感知部3が異物に当接する第2形態について説明を加える。この場合には、シャッタカーテン2と共に矢印H2方向に閉鎖方向に作動する感知部3が異物に当接し、感知部3は、回動軸27を中心として矢印A1方向に回動する。この結果、シャッタカーテン2と共に座板部25およびセンサ押圧部24は、閉鎖方向(矢印H2方向)にそれ以上、下降することが抑制される。このため、異物が挟み込まれているにも拘わらず、センサ押圧部24が着地センサ5を過誤的に押圧操作(オン)することは、阻止される。このため座板部25が下枠12に正常に着地していないにも拘わらず、着地したという過誤判定は行われない。この場合、着地センサ5がオンされていないため、制御部6は挟み込み判定処理を中止されないため、制御部6は挟み込み判定処理を継続させる。従って、挟み込みが原因で駆動モータ41のモータ負荷が急激に増加すると、制御部6は駆動モータ41の駆動を判定させるか、あるいは、停止させる。
このように本実施形態によれば、シャッタカーテン2が矢印H2方向に閉鎖作動するとき、シャッタカーテン2の感知部3が異物に当接する第2形態において、感知部3は異物に当接して当接に伴い回動軸27を中心として回動して床側の下枠12に着地すると共に、センサ押圧部24が着地センサ5を押圧操作(オン)させることを未然に阻止する。従って、閉鎖作動するシャッタカーテン2と床側とで異物が挟まれているにも拘わらず、センサ押圧部24が着地センサ5を過誤的にオンされることが阻止される。すなわち、シャッタカーテン2の座板部25が床側の下枠12に着地した旨の信号を着地センサ5が出力することが阻止され、挟み込み判定処理が中止されない。
なお、シャッタカーテン2による異物の挟み込みがあれば、異物の厚みによっては、感知部3は左右に傾斜することがある。図6および図7は、シャッタカーテン2による異物の挟み込みがあったため、感知部3が室内71側(矢印A1方向)に回動したものの、その後、異物が除かれてシャッタカーテン2の感知部3が正規の姿勢にされている状態を示す。異物が除かれないときにも、着地センサ5がオンされない限り、制御部6は挟み込み判定処理を継続して実行するため、モータ負荷がしきい値よりも増加したら、制御部6は駆動モータ41の駆動を速やかに反転させてシャッタカーテン2を矢印H1方向に開放作動させるか、あるいは、駆動モータ41を停止させる。これにより感知部3および異物の損傷が回避される。
上記したように本実施形態によれば、下枠部材3の回動により着地センサ5の過誤操作が確実に阻止されるため、前述した従来技術とは異なり、左右のガイドレール1,1の双方に着地センサ5をそれぞれ設けるまでもなく、左右のガイドレール1,1のいずれか一方に着地センサ5を設ければ足りる。よって着地センサ5の数を低減でき、着地センサ5の信号線の取り付けも簡素化でき、コストの低廉に貢献できる。勿論、左右のガイドレール1,1の双方に着地センサ5をそれぞれ設けることにしても良い。
上記した第2形態において、矢印A1方向に回動した感知部3の先端部30eが床側の下枠12に着地した状態において、シャッタカーテン2は矢印H1方向に下降しようとする。この場合、感知部3が単なる平板形状であると、強度および剛性の不足で変形するおそれがある。この点について本実施形態によれば、感知部3は、中空空間31を形成する補強リブ32を備えており、強度および剛性が高められており、感知部3の損傷が回避される。
(その他)
本発明は上記し且つ図面に示した実施形態のみに限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施できる。感知部3は中空空間31を形成する補強リブ32を有するが、補強リブを有していなくても良い。シャッタはブラインドシャッタ、ブラインド機能を有しないシャッタ等に適用できる。
1はガイドレール、12は下枠、2はシャッタカーテン、20はスラット、22は吊り下げ部材、24はセンサ押圧部、25は座板部、26は着地面、27回動軸、3は感知部、30eは先端部、31は中空空間、32は補強リブ、4は駆動機構、40は巻取体、41は駆動モータ、42はモータ負荷センサ、5は着地センサ、50はセンサ部、6は制御部、71は室内、72は室外を示す。

Claims (4)

  1. 互いに対向するガイドレールと、先端側に座板部を有しており前記ガイドレールに沿って移動して開閉可能なシャッタカーテンと、前記シャッタカーテンを開閉作動させるための駆動モータを有する駆動機構と、前記ガイドレールに設けられ前記シャッタカーテンの前記座板部が床側に着地したことを検知する着地センサと、前記シャッタカーテンに設けられ前記シャッタカーテンの閉鎖時に前記着地センサを押圧操作させてオンさせるセンサ押圧部と、前記シャッタカーテンまたは前記座板部に設けられた回動軸と、前記シャッタカーテンの先端側に設けられ前記回動軸を介して前記シャッタカーテンに対して回動可能に設けられた感知部と、前記シャッタカーテンの閉作動時において前記駆動モータのモータ負荷が所定値を超えたら前記シャッタカーテンを反転させて開放作動させるか、あるいは、前記シャッタカーテンを停止させる挟み込み判定処理を実行する制御部とを具備しており、
    前記感知部は、
    前記シャッタカーテンの閉鎖作動が正常であるときにおいて、前記シャッタカーテンの閉鎖移動に伴い前記センサ押圧部が前記着地センサを押圧操作させることにより前記シャッタカーテンの前記座板部の床側への着地を前記着地センサに検知させる第1形態と、
    前記シャッタカーテンの閉鎖作動時において前記感知部が異物に当接するときにおいて、前記感知部が異物に当接して前記回動軸を中心として回動し、回動に伴い、前記シャッタカーテンおよび前記センサ押圧部の閉鎖作動を抑制し、且つ、前記センサ押圧部が前記着地センサを押圧操作することを阻止する第2形態とに切り替え機能とされているシャッタ装置。
  2. 請求項1において、前記シャッタカーテンは閉鎖された状態で室外と室内とを仕切り、前記感知部の重心は、前記感知部の先端部を室外側に向けて付勢させるように前記回動軸よりも室内側に位置しており、前記シャッタカーテンが正常に閉鎖作動されるときにおいて、前記座板部は床側に着地するものの、前記感知部の先端部は床側に着地しない構造とされているシャッタ装置。
  3. 請求項1または2において、前記シャッタカーテンが閉鎖作動するとき、前記感知部が異物に当接する第2形態において、前記感知部は、異物に当接して当接に伴い前記回動軸を中心として回動すると共に、前記センサ押圧部が前記着地センサを押圧操作させることを阻止するシャッタ装置。
  4. 請求項1〜3のうちの一項において、前記感知部は、中空空間を形成する補強リブを備えている構造を有するシャッタ装置。
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