JP2013044360A - トロイダル型無段変速機 - Google Patents

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Abstract

【課題】外輪とトラニオンとの間に鋼球を配置してトラクション力を伝達するとともにパワーローラを入力軸方向に変位させる場合に組み立てを容易にできるトロイダル型無段変速機を提供する。
【解決手段】トラニオン15aは、パワーローラ11を向く面に円筒状凸面34を備えている。外輪28aは、トラニオン15aの円筒状凸面34が挿入されて当該円筒状凸面34に対向する円筒状凹面38を備えている。円筒状凸面34と円筒状凹面38には凹溝75,59が互いに対向して設けられている。これら凹溝75,59に沿って並んで複数の鋼球36が転動自在に設けられている。パワーローラ11が外輪28aとともに鋼球36を介してトラニオン15aの円筒状凸面34の中心軸周りに回転可能とされている。複数の鋼球36が保持器37に転動自在に保持されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車や各種産業機械の変速機などに利用可能なトロイダル型無段変速機に関する。
例えば自動車用変速機として用いるダブルキャビティ式トロイダル型無段変速機は、図8および図9に示すように構成されている。図8に示すように、ケーシング50の内側には入力軸(中心軸)1が回転自在に支持されており、この入力軸1の外周には、2つの入力側ディスク2,2と2つの出力側ディスク3,3とが取り付けられている。また、入力軸1の中間部の外周には出力歯車4が回転自在に支持されている。この出力歯車4の中心部に設けられた円筒状のフランジ部4a,4aには、出力側ディスク3,3がスプライン結合によって連結されている。
入力軸1は、図中左側に位置する入力側ディスク2とカム板7との間に設けられたローディングカム式の押圧装置12を介して、駆動軸22により回転駆動されるようになっている。また、出力歯車4は、2つの部材の結合によって構成された仕切壁13を介してケーシング50内に支持されており、これにより、入力軸1の軸線Oを中心に回転できる一方で、軸線O方向の変位が阻止されている。
出力側ディスク3,3は、入力軸1との間に介在されたニードル軸受5,5によって、入力軸1の軸線Oを中心に回転自在に支持されている。また、図中左側の入力側ディスク2は、入力軸1にボールスプライン6を介して支持され、図中右側の入力側ディスク2は、入力軸1にスプライン結合されており、これら入力側ディスク2は入力軸1と共に回転するようになっている。また、入力側ディスク2,2の内側面(凹面)2a,2aと出力側ディスク3,3の内側面(凹面)3a,3aとの間には、パワーローラ11(図9参照)が回転自在に挟持されている。
図8中右側に位置する入力側ディスク2の内周面2cには、段差部2bが設けられ、この段差部2bに、入力軸1の外周面1aに設けられた段差部1bが突き当てられるとともに、入力側ディスク2の背面(図8の右面)がローディングナット9に突き当てられている。これによって、入力側ディスク2の入力軸1に対する軸線O方向の変位が実質的に阻止されている。また、カム板7と入力軸1の鍔部1dとの間には、皿ばね8が設けられており、この皿ばね8は、各ディスク2,2,3,3の凹面2a,2a,3a,3aとパワーローラ11,11の周面11a,11aとの当接部に押圧力を付与する。
図9は、図8のA−A線に沿う断面図である。図9に示すように、ケーシング50の内側には、入力軸1に対し捻れの位置にある一対の枢軸14,14を中心として揺動する一対のトラニオン15,15が設けられている。なお、図9においては、入力軸1の図示は省略している。各トラニオン15,15は、支持板部16の長手方向(図9の上下方向)の両端部に、この支持板部16の内側面側に折れ曲がる状態で形成された一対の折れ曲がり壁部20,20を有している。そして、この折れ曲がり壁部20,20によって、各トラニオン15,15には、パワーローラ11を収容するための凹状のポケット部Pが形成される。また、各折れ曲がり壁部20,20の外側面には、各枢軸14,14が互いに同心的に設けられている。
支持板部16の中央部には円孔21が形成され、この円孔21には変位軸23の基端部(第1の軸部)23aが支持されている。そして、各枢軸14,14を中心として各トラニオン15,15を揺動させることにより、これら各トラニオン15,15の中央部に支持された変位軸23の傾斜角度を調節できるようになっている。また、各トラニオン15,15の内側面から突出する変位軸23の先端部(第2の軸部)23bの周囲には、各パワーローラ11が回転自在に支持されており、各パワーローラ11,11は、各入力側ディスク2,2および各出力側ディスク3,3の間に挟持されている。なお、各変位軸23,23の基端部23aと先端部23bとは、互いに偏心している。
また、各トラニオン15,15の枢軸14,14はそれぞれ、一対のヨーク23A,23Bに対して揺動自在および軸方向(図9の上下方向)に変位自在に支持されており、各ヨーク23A,23Bにより、トラニオン15,15はその水平方向の移動を規制されている。各ヨーク23A,23Bは鋼等の金属のプレス加工あるいは鍛造加工により矩形状に形成されている。各ヨーク23A,23Bの四隅には円形の支持孔18が4つ設けられており、これら支持孔18にはそれぞれ、トラニオン15の両端部に設けた枢軸14がラジアルニードル軸受30を介して揺動自在に支持されている。また、ヨーク23A,23Bの幅方向(図8の左右方向)の中央部には、円形の係止孔19が設けられており、この係止孔19の内周面は円筒面として、球面ポスト64,68を内嵌している。すなわち、上側のヨーク23Aは、ケーシング50に固定部材52を介して支持されている球面ポスト64によって揺動自在に支持されており、下側のヨーク23Bは、球面ポスト68およびこれを支持する駆動シリンダ31の上側シリンダボディ61によって揺動自在に支持されている。
なお、各トラニオン15,15に設けられた各変位軸23,23は、入力軸1に対し、互いに180度反対側の位置に設けられている。また、これらの各変位軸23,23の先端部23bが基端部23aに対して偏心している方向は、両ディスク2,2,3,3の回転方向に対して同方向(図9で上下逆方向)になっている。また、偏心方向は、入力軸1の配設方向に対して略直交する方向になっている。したがって、各パワーローラ11,11は、入力軸1の長手方向に若干変位できるように支持される。その結果、押圧装置12が発生するスラスト荷重に基づく各構成部材の弾性変形等に起因して、各パワーローラ11,11が入力軸1の軸方向に変位する傾向になった場合でも、各構成部材に無理な力が加わらず、この変位が吸収される。
また、パワーローラ11の外側面とトラニオン15の支持板部16の内側面との間には、パワーローラ11の外側面の側から順に、スラスト転がり軸受であるスラスト玉軸受(スラスト軸受)24と、スラストニードル軸受25とが設けられている。このうち、スラスト玉軸受24は、各パワーローラ11に加わるスラスト方向の荷重を支承しつつ、これら各パワーローラ11の回転を許容するものである。このようなスラスト玉軸受24はそれぞれ、複数個ずつの玉(以下、転動体という)26,26と、これら各転動体26,26を転動自在に保持する円環状の保持器27と、円環状の外輪28とから構成されている。また、各スラスト玉軸受24の内輪軌道は各パワーローラ11の外側面(大端面)に、外輪軌道は各外輪28の内側面にそれぞれ形成されている。
また、スラストニードル軸受25は、トラニオン15の支持板部16の内側面と外輪28の外側面との間に挟持されている。このようなスラストニードル軸受25は、パワーローラ11から各外輪28に加わるスラスト荷重を支承しつつ、これらパワーローラ11および外輪28が各変位軸23の基端部23aを中心として揺動することを許容する。
さらに、各トラニオン15,15の一端部(図9の下端部)にはそれぞれ駆動ロッド(トラニオン軸)29,29が設けられており、各駆動ロッド29,29の中間部外周面に駆動ピストン(油圧ピストン)33,33が固設されている。そして、これら各駆動ピストン33,33はそれぞれ、上側シリンダボディ61と下側シリンダボディ62とによって構成された駆動シリンダ31内に油密に嵌装されている。これら各駆動ピストン33,33と駆動シリンダ31とで、各トラニオン15,15を、これらトラニオン15,15の枢軸14,14の軸方向に変位させる駆動装置32を構成している。
このように構成されたトロイダル型無段変速機の場合、入力軸1の回転は、押圧装置12を介して、各入力側ディスク2,2に伝えられる。そして、これら入力側ディスク2,2の回転が、一対のパワーローラ11,11を介して各出力側ディスク3,3に伝えられ、更にこれら各出力側ディスク3,3の回転が、出力歯車4より取り出される。
入力軸1と出力歯車4との間の回転速度比を変える場合には、一対の駆動ピストン33,33を互いに逆方向に変位させる。これら各駆動ピストン33,33の変位に伴って、一対のトラニオン15,15が互いに逆方向に変位する。例えば、図9の左側のパワーローラ11が同図の下側に、同図の右側のパワーローラ11が同図の上側にそれぞれ変位する。その結果、これら各パワーローラ11,11の周面11a,11aと各入力側ディスク2,2および各出力側ディスク3,3の内側面2a,2a,3a,3aとの当接部に作用する接線方向の力の向きが変化する。そして、この力の向きの変化に伴って、各トラニオン15,15が、ヨーク23A,23Bに枢支された枢軸14,14を中心として、互いに逆方向に揺動(傾転)する。
その結果、各パワーローラ11,11の周面11a,11aと各内側面2a,3aとの当接位置が変化し、入力軸1と出力歯車4との間の変速比が変化する。また、これら入力軸1と出力歯車4との間で伝達するトルクが変動し、各構成部材の弾性変形量が変化すると、各パワーローラ11,11およびこれら各パワーローラ11,11に付属の外輪28,28が、各変位軸23,23の基端部23a、23aを中心として僅かに回動する。これら各外輪28,28の外側面と各トラニオン15,15を構成する支持板部16の内側面との間には、それぞれスラストニードル軸受25,25が存在するため、前記回動は円滑に行われる。したがって、前述のように各変位軸23,23の傾斜角度を変化させるための力が小さくて済む。
ところで、上述の様なトロイダル型無段変速機の運転時には、動力の伝達に供される各部材、すなわち入力側ディスク2、出力側ディスク3およびパワーローラ11等が、押圧装置12が発生する押圧力(推力)に基づいて弾性変形する。この弾性変形に伴って、各ディスク2,3が軸方向に変位する。また、押圧装置12が発生する押圧力は、トロイダル型無段変速機により伝達するトルクが大きくなる程大きくなり、それに伴って各部材の弾性変形量も多くなる。したがって、上記トルクの変動に拘らず、入力側、出力側各内側面2a、3aと各パワーローラ11の周面11aとの接触状態を適正に維持するために、これら各パワーローラ11を上記各トラニオン15に対し、上記各ディスク2,3の軸方向に変位させる機構が必要になる。
上述の例では、パワーローラ11が、トラニオン15に対して変位軸23の基端部23aを中心に揺動可能な構成になっていることにより、パワーローラ11をトラニオン15に対して各ディスク2,3の軸方向に変位させることができる。
また、変位軸23を用いない別の構造として、図10から図14に示すように、支持板部16を有するトラニオン15に代えて、パワーローラ側に向かって凸になる円筒状凸面34を有する支持梁部16aを備えるトラニオン15aを備え、且つ、上述の外輪28に代えて、円筒状凸面34に沿って配置される円筒状凹面38を備える外輪28aを備えているトロイダル型無段変速機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、円筒状凸面34の中心軸が、枢軸14の中心軸と平行でかつ当該枢軸14の中心軸より入力側ディスク2および出力側ディスク3の中心軸(回転軸)から離れた位置に配置されている。
円筒状凹面38の内周面は、円筒状凸面34の外周面に略当接可能な曲率半径を有するものになっている。
支持梁部16aの円筒状凸面34の外周面には外周面側凹溝75が設けられ、外輪28aの円筒状凹面38の内周面には内周面側凹溝59が設けられている。また、トラニオン15aに外輪28aを取り付けた場合に、これら外周面側凹溝75および内周面側凹溝59が互いに対向して沿った状態になっている。
これら凹溝59、75の部分には、複数の鋼球(球体)36が凹溝59,75に沿って並んで設けられている。なお、この例においては、図12に示すように、駆動ロッド29側から供給される潤滑油を支持梁部16aおよび外輪28aの間、スラスト玉軸受24、パワーローラ11の周面11a等に供給するための給油パイプ72が支持梁部16aを貫通して外周側凹溝75から支持梁部16aの外周側に突出しているので、鋼球36が給油パイプ72の先端で左右に分けられた状態になっている。複数の鋼球36は、トラニオン15aと外輪28aとの間に挟まれた状態で、パワーローラに作用するトラクション力をトラニオン15aに伝達するトラクション伝達機構を構成するものになっている。
また、トロイダル型無段変速機の組立時に、トラニオン15aから内輪であるパワーローラ11を含むスラスト玉軸受24が外れないように、外輪28aがブラケット71により支持梁部16aに回動可能に取り付けられている。ブラケット71は、支持梁部16aの円筒状凸面34に対応する部分が円弧状に形成されるとともに、左右端部が折り曲げられて外輪28aの外側面に固定される固定部71aとされている。
このブラケット71により、トラニオン15aとパワーローラ11を含むスラスト玉軸受24が分離しないように一体に保持される。これにより、トロイダル型無段変速機の組立て時に、トラニオン15からパワーローラ11を含むスラスト玉軸受24が分離してしまうのを防止し、組み立てを容易にできる。
また、ブラケット71は、支持梁部16aの外周側凹溝75に対応する位置に設けられており、固定部71aは、鋼球36が外輪28aの外側面側に抜けるのを防止している。
また、外輪28aには、上述の変位軸23の先端部23bに対応する支持軸23cが一体に設けられ、この支持軸23cがパワーローラ11の回転中心部を貫通して配置されている。また、支持軸23cとパワーローラ11の支持軸23cが貫通する貫通孔の間には、支持軸23aに対してパワーローラ11を回転自在に支持するラジアル軸受35が配置されている。また、パワーローラ11を貫通した支持軸23cの先端部には、パワーローラ11の抜け止用のCリングが固定され、スラスト玉軸受24を構成する外輪28a、保持器27、転動体26、内輪としてのパワーローラ11がそれぞれ分解せずに互いに回転自在に接合された状態に支持さている。
このようなトラニオン15aおよび外輪28aを有するトロイダル型無段変速機においては、上述の押圧装置12の押圧により入力側ディスク2および出力側ディスク3に挟まれたパワーローラに作用するトラクション力(2Ft)がスラスト玉軸受に伝達され、さらに、上述の鋼球36を介してトラニオン15aの支持梁部16aに伝達されることになる。
また、上述のように押圧装置の押圧力によりに入力側ディスク2、出力側ディスク3、パワーローラ11等が弾性変形するとともに、これらが伝達するトルクの変化に対応して弾性変形量が変化した場合に、トラニオン15aの支持梁部16aの円筒状凸面に対して、上述の鋼球36を解して、当該鋼球36の転動により外輪28がパワーローラ11と一体に揺動することによって、入力側ディスク2の内側面2a、出力側ディスク3の内側面3aとパワーローラ11の周面11aとの接触状態を適正に維持することができる。
特開2008−25821号公報
ところで、トロイダル型無段変速機にパワーローラ11を支持したトラニオン15aを組み込む場合には、例えば、皿ばね8により、パワーローラ11が入力側ディスク2および出力側ディスク3に挟まれるように押圧され、パワーローラ11がトラニオン15a側に押し付けられて上述のブラケット71が無くても、トラニオン15aからパワーローラ11を含むスラスト玉軸受24が落下することがない。
したがって、組立時に仮止めしておき、取り付け後に仮止めを外すような構成とすることもできる。
上述の例では、ブラケット71により、外輪28aと、トラニオン15aとが分離しないように保持され、この際にブラケット71により、外輪28aとトラニオン15aの支持梁部16aとの間の鋼球36が落下しないようにしている。言い換えれば、ブラケット71無しでは、外輪28aとトラニオン15aとの間に鋼球36を保持することができず、パワーローラ11がセットされたトラニオン15aをトロイダル型無段変速機に組み込むことが困難である。
また、ブラケット71を用いれば、組み立て時に、鋼球36がばらばらに落下したりすることはないが、トラニオン15aに対して、ブラケット71を用いてパワーローラ11が取り付けられた外輪28aを取り付ける際に、鋼球36が落下してしまう虞があり、ブラケットによるトラニオン15aと外輪28aとの取付け時の作業性が悪い。
本発明は、前記事情に鑑みて為されたもので、外輪とトラニオンとの間に鋼球を配置してトラクション力を伝達するとともにパワーローラを入力軸方向に変位させる場合に組み立てを容易にできるトロイダル型無段変速機を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、請求項1に記載のトロイダル型無段変速機は、互いの内側面同士を対向させた状態で互いに同心的に且つ回転自在に支持された入力側ディスクおよび出力側ディスクと、これらの両ディスク間に挟持される複数のパワーローラと、前記入力側ディスクおよび前記出力側ディスクの中心軸に対して捻れの位置にあり且つ互いに同心的に設けられた一対の枢軸を中心に傾転するとともに、前記各パワーローラをスラスト軸受を介して回転自在に支持する複数のトラニオンとを備え、前記スラスト軸受は、前記パワーローラによって形成される内輪と、外輪と、これらの内輪と外輪との間で転動する転動体を備え、前記トラニオンは、前記パワーローラ側を向く面に円筒状凸面が形成され、前記円筒状凸面の中心軸が、前記枢軸の中心軸と平行でかつ当該枢軸の中心軸より前記入力側ディスクおよび前記出力側ディスクの中心軸から離れた位置に配置され、前記外輪には、前記トラニオンの円筒状凸面が挿入されて当該円筒状凸面に対向する円筒状凹面が設けられ、前記円筒状凸面と前記円筒状凹面とのうちの少なくとも一方の円筒状の面には、当該円筒状の面の周方向に沿って溝が形成され、前記溝には、前記円筒状凸面と前記円筒状凹面との間に挟まれた状態に、当該溝に沿って並んで複数の球体が転動自在に設けられ、前記パワーローラが前記外輪とともに前記球体を介して前記トラニオンの前記円筒状凸面の中心軸周りに回転可能とされているトロイダル型無段変速装置において、前記複数の球体をそれぞれ転動自在に保持する保持器を備えていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明においては、球体(例えば、鋼球)が保持器に保持されているので、球体をセットする際に球体がばらばらになったりすることがなく、ブラケットが無くても容易にトラニオンと外輪との間に球体をセットすることができる。また、パワーローラを含むスラスト玉軸受、保持器にセットされた球体、トラニオンを一体として、トロイダル型無段変速機に組み込む際に、球体が保持器に保持されていることにより、球体がばらばらになって落下するようなことがないので、容易に組み込むことができる。なお、治具等で、例えば、外輪をトラニオンに仮止めできるような構成になっていてもよい。
請求項2に記載のトロイダル型無段変速機は、請求項1に記載の発明において、複数の前記球体を保持する前記保持器の前記円筒状凸面の周方向に沿う揺動範囲を規制する揺動範囲規制手段を備えていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明においては、上述のパワーローラ、スラスト玉軸受およびトラニオンの変速機への組み込みにおいて、保持器の揺動範囲を規制する揺動範囲規制手段があるので、トロイダル型無段変速機の作動時に揺動範囲を超えて球体および保持器が移動するのを防止できる。また、組立て時に少なくとも保持器の揺動範囲内に容易に球体を保持した保持器をセットすることができる。また、組立て時に保持器の位置がずれるのを防止することができる。また、揺動範囲規制手段によって、組立て時に保持器の脱落が抑制される。なお、パワーローラが円筒状凸面の円筒の中心軸を回転中心として揺動する範囲は狭い範囲であり、パワーローラの揺動に従って保持器が揺動する範囲も狭い範囲になっている。
請求項3に記載のトロイダル型無段変速機は、請求項2に記載の発明において、前記揺動範囲規制手段が、前記円筒状凹面および前記円筒状凸面のうちの少なくとも一方の円筒状の面に設けられた円筒面側凹部または円筒面側凸部と、前記保持器に設けられるとともに、前記円筒面側凹部または前記円筒面側凸部に対して前記保持器の前記揺動範囲の移動を可能に係合している保持器側凸部または保持器側凹部とを備えていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明においては、凹部と凸部で保持器の揺動範囲を容易に規制することができる。
本発明のトロイダル型無段変速機によれば、押圧装置の押圧力に基く各鋼製部材の弾性変形に対応してトラニオンに対するパワーローラの位置を変更させる構成として、トラニオンの円筒状凸面と、外輪の円筒状凹面との間にこれら円筒状の面の周方向に並ぶ複数の球体を配置し、転動する球体を介してパワーローラと伴に外輪を円筒状凸面の中心軸周りに揺動させる構成の場合に、球体を保持器で保持することにより、トロイダル型無段変速機の組み立てを容易にすることができる。
本発明の第1実施形態に係るトロイダル型無段変速機のパワーローラ、スラスト玉軸受、鋼球を保持した保持器およびトラニオンを示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係るトロイダル型無段変速機のパワーローラ、スラスト玉軸受、鋼球を保持した保持器およびトラニオンを示す断面図である。 本発明の第3実施形態に係るトロイダル型無段変速機のパワーローラ、スラスト玉軸受、鋼球を保持した保持器およびトラニオンを示す断面図である。 本発明の第4実施形態に係るトロイダル型無段変速機のパワーローラ、スラスト玉軸受、鋼球を保持した保持器およびトラニオンを示す断面図である。 本発明の第5実施形態に係るトロイダル型無段変速機のパワーローラ、スラスト玉軸受、鋼球を保持した保持器およびトラニオンを示す断面図である。 本発明の第6実施形態に係るトロイダル型無段変速機のパワーローラ、スラスト玉軸受、鋼球を保持した保持器およびトラニオンを示す断面図である。 本発明の第7実施形態に係るトロイダル型無段変速機のパワーローラ、スラスト玉軸受、鋼球を保持した保持器およびトラニオンを示す断面図である。 従来から知られているハーフトロイダル型無段変速機の具体的構造の一例を示す断面図である。 図8のA−A線に沿う断面図である。 従来のトロイダル型無段変速機のパワーローラ、スラスト玉軸受およびトラニオンを示す斜視図である。 図10のR−R線に沿う断面図である。 図11のS−S線に沿う断面図である。 トラニオンを示す斜視図である。 スラスト玉軸受の外輪を示す斜視図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。
なお、本発明の特徴は、トラニオンの円筒状凸面と、外輪の円筒状凹面との間に配置される複数の鋼球を保持器で保持するとともに、保持器の揺動範囲を規制した構造にあり、その他の構成および作用は前述した従来の構成および作用と同様であるため、以下においては、本発明の特徴部分についてのみ言及し、それ以外の部分については、図10から図14と同一の符号を付して簡潔に説明するに留める。
まず、本発明の第1実施形態を説明する。
図1に示すように、第1実施形態のトロイダル型無段変速機においては、従来と同様にトラニオン15aの支持梁部16aに円筒状凸面34が形成されている。なお、第1実施形態においては、従来と異なり支持梁部16aが略円柱状に形成され、この円柱状の支持梁部16aの外周面の前側の略半分が円筒状凸面34になっている。
また、従来と略同様に、円筒状凸面34の中心軸が、枢軸14の中心軸と平行でかつ当該枢軸14の中心軸より入力側ディスク2および出力側ディスク3の中心軸(入力軸1)から離れた位置に配置されている。
このトロイダル型無段変速機では、トラニオン15aの支持梁部16aと、外輪28aとは、従来と異なりブランケットで互いに保持された状態になっていない。なお、トロイダル型無段変速機にパワーローラ11がセットされたトラニオン15aを組み込んだ場合には、上述のようにパワーローラ11がトラニオン15a側に押されて、支持梁部16aに外輪28aが保持された状態になり、トラニオン15aにパワーローラ11を含むスラスト玉軸受24が保持された状態になる。なお、組み立て用の治具などにより、組み込む前のトラニオン15aとパワーローラ11を含むスラスト玉軸受24が仮止めされた状態になっていることが好ましい。
また、トラニオン15の支持梁部16aには、潤滑油をトラニオン15の外側面側からパワーローラ11側に供給するための給油パイプが設けられておらず、別系統の油路からパワーローラ11側に潤滑油が供給されるようになっている。
また、外輪28aには、トラニオン15aの円筒状凸面34が挿入されて当該円筒状凸面34に対向する円筒状凹面38が設けられている。この円筒状凹面38には、当該円筒状凹面38の円筒の周方向に沿って凹溝59が形成されている。円筒状凸面34には、凹溝75が設けられている。
なお、凹溝59および凹溝75の配置位置は、パワーローラ11の回転中心の延長線と円筒状凹面38および円筒状凸面34との交差位置を含むもので、かつ、円筒状凹面38の周方向に沿うものである。なお、円筒状凹面38は、円筒状凸面34と略同軸上に配置される。また、円筒状凸面34側の凹溝75は、凹溝59と同様に、円筒状凸面34とパワーローラ11の回転中心の延長線との交点を含むものであり、凹溝59と、凹溝75とが対向して配置される。
凹溝59および凹溝75には、円筒状凸面34と円筒状凹面38との間に挟まれた状態で、当該凹溝59および凹溝75に沿って並んで球体である鋼球36が複数転動自在に設けられている。
これら鋼球36は、それぞれ保持器37に保持されている。保持器37は、凹溝59の底面および凹溝75の底面に沿った円弧状に形成されている。また、保持器37には、鋼球36を保持するとともに開口を有するポケットが保持器37の円弧に沿った長手方向に沿って等間隔に並んで設けられている。
保持器37には、上述のように鋼球36を転動自在に保持する複数のポケットが設けられており、これらポケットの開口から、保持器37の外周面側および内周面側のそれぞれに鋼球36が突出した状態になっている。また、保持器37の各ポケットは、それぞれ、鋼球36を脱落しないように保持している。
したがって、トラニオン15aと、外輪28aとの間に配置すべき鋼球36の全ては、保持器37に保持されており、保持器37をトラニオン15aと外輪28aとの間に設置することによって、鋼球36をセットできるようになっている。
また、トラニオン15aの支持梁部16aの円筒状凸面34には、中立位置のパワーローラ11の回転中心の延長線と交差する部分に凹部40が設けられている。それに対応して保持器37の中央部には、内周面側に突出する凸部39が設けられている。保持器37を上述のように設置した場合に、凹部40に凸部39が挿入されて係合するようになっている。また、凹部40の保持器37の円弧の周方向(円筒状凸面34の周方向)に沿った左右幅が、この幅と同じ方向の凸部39の左右幅より広くなっている。すなわち、凹部40の前記幅方向の凸部39に対するクリアランスが通常のクリアランスより広くなっており、凹部40に対して凸部39が幅方向に移動可能に係合している。
これにより、保持器37は、円筒状凸面34の周方向に沿って少しだけ移動可能になっているとともに、移動範囲が凹部40の内側面と凸部39の外側面との間のクリアランスにより規制されるようになっている。
ここで、支持梁部16aに対して外輪28aが円筒状凸面34の中心軸(円筒の中心軸)周りに回転することにより、鋼球36が転動するとそれに伴って保持器37も上述の周方向に沿って移動する。言い換えれば、保持器37は、円筒状凸面34の中心軸周りに揺動(回動)する。この際の移動範囲(揺動範囲)と、上述の凹部40と、凸部39との係合によって規制される保持器37の移動可能範囲(円筒状凸面34に対する移動)が略同じとされている。
これら凹部40と凸部39とが、保持器の揺動範囲を規制する揺動範囲規制手段として機能している。
また、トロイダル型無段変速機の組立時に、支持梁部16aの円筒状凸面34と外輪28aの円筒状凹面38との間に鋼球36が保持された保持器37をセットする際に凹溝59に保持器37を入れることと、凹部40に凸部39を入れることによって、保持器37の位置合わせが可能であり、鋼球36の組み付けがさらに容易になる。
なお、凹部40を円筒状凸面34に設けたが、凹部を円筒状凹面38に設け、凸部39を保持器37の外周面側に突出させて円筒状凹面38の凹部に挿入されるものとしてもよい。また、保持器37側に凹部を設け、この凹部に挿入される凸部を円筒状凸面34または円筒状凹面38に設けてもよい。また、凹部と凸部とをそれぞれ複数箇所に設け、各凹部に各凸部が挿入されるものとしてもよい。
以下に、本発明の第2実施形態から第7実施形態を図2から図7を参照して説明するが、第2実施形態から第7実施形態のトロイダル型無段変速機は、第1実施形態に対して上述の凹部40と凸部39の構成を変更したものであり、その他の構成および作用は第1実施形態と同様であるため、図2から図7に図1と同様の符号を付してその説明を省略する。
次に、本発明の第2実施形態を説明する。
図2に示すように、第2実施形態においては、保持器37の凸部39aが保持器37の内周面側ではなく、外周面側に突出している。また、凸部39aの左右位置は、第1実施形態と同様に保持器37の左右の中央部になっている。
また、凹部40aは、外輪28aの円筒状凹面38に設けられるが、外輪28aと一体でかつ同軸上に設けられる支持軸23cの中心軸に設けられる油路の開口部を凹部40aに兼用している。このため、第1実施形態に比較して凹部40aを設けるためのコストの低減を図ることができる。なお、保持器37の揺動範囲は、油路の開口部である凹部40aの左右幅を変更しなくても凹部40aに対する凸部39aの左右幅を変更することによって、設定可能である。
次に、本発明の第3実施形態を説明する。
図3に示すように、第3実施形態においては、第1実施形態において、凹部40bが円筒状凸面34の正面側(内側面側)の左右の中央部にあったのをオフセットして中央部からずらしている。同様に凸部39bを保持器37の中央から凹部40bと同様にオフセットしてずらし、凹部40bに凸部39bを挿入するようになっている。
次に、本発明の第4実施形態を説明する。
図4に示すように、第4実施形態においては、第2実施形態と同様に凸部39cを保持器37の外周面側に形成し、凹部40cを外輪28aの円筒状凹面38側に形成し、さらに、第3実施形態のように凹部40cおよび凸部39cを中央部からオフセットして配置したものである。
次に、本発明の第5実施形態を説明する。
図5に示すように、第5実施形態においては、第3実施形態と同様に凸部39dおよび凹部40dをそれぞれ円筒状凸面34および保持器37の左右の中央からオフセットして配置するとともに、中央に対して左右にそれぞれ凸部39dおよび凹部40dを配置している。すなわち、凸部39dおよび凹部40dをそれぞれ一対(複数)設け、各凹部40dに各凸部39dをそれぞれ挿入している。
次に、本発明の第6実施形態を説明する。
図6に示すように、第6実施形態においては、第5実施形態と同様に凸部39eおよび凹部40eを左右にそれぞれ設けたものであるが、凸部39eが保持器37の両端部に設けられるとともに、この凸部39eの位置に対応して凹部40eが設けられている。この場合に、凸部39eが支持梁部16aを左右から挟みこむ状態で左右の凹部40eに挿入されている。また、凸部39eの凹部40eへの挿入に際しては、保持器37を弾性変形する必要がある。
このような構造により、左右の凹部40eに左右の凸部39eをそれぞれ挿入した状態で、保持器37が支持梁部16aに嵌合した状態になり、支持梁部16aに保持器37が取り付けられた状態になる。
したがって、トロイダル無段変速機の組み立て時に、トラニオン15aにパワーローラ11をスラスト玉軸受24を介して取り付けた状態で、トラニオン15aとパワーローラ11を組み付ける際に、鋼球36を保持した保持器37がトラニオン15aに取り付けられた状態で脱落することがないので、作業性をさらに容易にすることができる。
次に、本発明の第7実施形態を説明する。
図7に示すように、第7実施形態においては、第6実施形態と同様に凸部39fおよび凹部40fを左右にそれぞれ設け、凸部39fが保持器37の両端部に設けられるとともに、保持器37の外周側に突出するようになっている。この凸部39fの位置に対応して凹部40fが外輪28aの円筒状凹面38に設けられている。
この場合は、第6実施形態において、保持器37が支持梁部16aに取り付けられた状態になったのに対して、保持器37が外輪28aに取り付けられた状態になる。この場合も、第6実施形態と同様に、組み込み時に保持器37が外輪28aに取り付けられて脱落することがないので、作業性の向上を図ることができる。
本発明は、シングルキャビティ型やダブルキャビティ型などの様々なハーフトロイダル型無段変速機に適用することができる。
2 入力側ディスク
3 出力側ディスク
11 パワーローラ(内輪)
14 枢軸
15a トラニオン
24 スラスト玉軸受(スラスト軸受)
26 玉(転動体)
28a 外輪
34 円筒状凸面
36 鋼球(球体)
37 保持器
38 円筒状凹面
39 凸部
39a〜f 凸部
40 凹部
40a〜f 凹部
59 凹溝(溝)
75 凹溝(溝)

Claims (3)

  1. 互いの内側面同士を対向させた状態で互いに同心的に且つ回転自在に支持された入力側ディスクおよび出力側ディスクと、
    これらの両ディスク間に挟持される複数のパワーローラと、
    前記入力側ディスクおよび前記出力側ディスクの中心軸に対して捻れの位置にあり且つ互いに同心的に設けられた一対の枢軸を中心に傾転するとともに、前記各パワーローラをスラスト軸受を介して回転自在に支持する複数のトラニオンとを備え、
    前記スラスト軸受は、前記パワーローラによって形成される内輪と、外輪と、これらの内輪と外輪との間で転動する転動体を備え、
    前記トラニオンは、前記パワーローラ側を向く面に円筒状凸面が形成され、
    前記円筒状凸面の中心軸が、前記枢軸の中心軸と平行でかつ当該枢軸の中心軸より前記入力側ディスクおよび前記出力側ディスクの中心軸から離れた位置に配置され、
    前記外輪には、前記トラニオンの円筒状凸面が挿入されて当該円筒状凸面に対向する円筒状凹面が設けられ、
    前記円筒状凸面と前記円筒状凹面とのうちの少なくとも一方の円筒状の面には、当該円筒状の面の周方向に沿って溝が形成され、
    前記溝には、前記円筒状凸面と前記円筒状凹面との間に挟まれた状態に、当該溝に沿って並んで複数の球体が転動自在に設けられ、
    前記パワーローラが前記外輪とともに前記球体を介して前記トラニオンの前記円筒状凸面の中心軸周りに回転可能とされているトロイダル型無段変速装置において、
    前記複数の球体をそれぞれ転動自在に保持する保持器を備えていることを特徴とするトロイダル型無段変速機。
  2. 複数の前記球体を保持する前記保持器の前記円筒状凸面の周方向に沿う揺動範囲を規制する揺動範囲規制手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載のトロイダル型無段変速機。
  3. 前記揺動範囲規制手段が、前記円筒状凹面および前記円筒状凸面のうちの少なくとも一方の円筒状の面に設けられた円筒面側凹部または円筒面側凸部と、
    前記保持器に設けられるとともに、前記円筒面側凹部または前記円筒面側凸部に対して前記保持器の前記揺動範囲の移動を可能に係合している保持器側凸部または保持器側凹部とを備えていることを特徴とする請求項2に記載のトロイダル型無段変速機。
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