JP2002061643A - 揺動軸受 - Google Patents

揺動軸受

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JP2002061643A
JP2002061643A JP2000247376A JP2000247376A JP2002061643A JP 2002061643 A JP2002061643 A JP 2002061643A JP 2000247376 A JP2000247376 A JP 2000247376A JP 2000247376 A JP2000247376 A JP 2000247376A JP 2002061643 A JP2002061643 A JP 2002061643A
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arc
retainer
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Mitsuhiro Moriuchi
光洋 森内
Hiroyuki Kodama
博之 小玉
Takayuki Sato
隆幸 佐藤
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NTN Corp
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NTN Corp
NTN Toyo Bearing Co Ltd
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C19/00Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
    • F16C19/50Other types of ball or roller bearings
    • F16C19/502Other types of ball or roller bearings with rolling elements in rows not forming a full circle
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C33/00Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
    • F16C33/30Parts of ball or roller bearings
    • F16C33/306Means to synchronise movements

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Details Of Reciprocating Pumps (AREA)
  • Rolling Contact Bearings (AREA)
  • Reciprocating Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プランジャポンプあるいは油圧モータのコン
パクト化と組立ての容易化を図ることができる揺動軸受
を提供することである。 【解決手段】 円弧状軌道輪21と、その軌道輪21の
転走面21aに沿って転動可能な転動体25を保持する
円弧状保持器23の相互間に、保持器23の揺動量を制
限する制限機構30を組込んで保持器23のずれ動きに
よる脱落を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、斜板式の可変容
量型プランジャポンプや斜板式の油圧モータ等に組込ま
れたスワッシュプレート等の揺動部品を揺動自在に支持
する揺動軸受に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、斜板式の可変容量型プランジャ
ポンプにおいては、ポンプケーシングの内部に形成され
た凹入状の円弧状案内面と複数のプランジャを揺動自在
に支持するシリンダバレルとの間にスワッシュプレート
を揺動可能に設け、そのスワッシュプレートに形成され
た平坦な案内面をシリンダバレルの回転中心に直交する
平面に対して傾斜させた状態で前記シリンダバレルを回
転し、そのシリンダバレルに支持されたプランジャの先
端の摺動子がスワッシュプレートの傾斜状の案内面を揺
動する作用によりプランジャを軸方向に往復動させてポ
ンプ作用を行なわせるようにしている。
【0003】また、スワッシュプレートを揺動させ、そ
のスワッシュプレートに形成された案内面の傾き調整に
よりプランジャのスライド量を調整して、プランジャポ
ンプの吐出量を調整するようにしている。
【0004】ここで、スワッシュプレートの支持が、実
開昭57−170480号公報に記載されているよう
に、ポンプケーシングに形成された円弧状案内面にスワ
ッシュプレートに設けられた凸円状の円弧状背面を接触
させるメタルタッチの支持であると、スワッシュプレー
トを円滑に揺動させることができず、また、円弧状案内
面と円弧状背面の接触部において摩耗が生じ易く、その
摩耗によってプランジャポンプの吐出量を微妙に調整す
ることができなくなる。
【0005】そのような不都合を解消するため、特開昭
61−21581号公報、あるいは実開平3−2788
2号公報に記載されたプランジャポンプにおいては、ポ
ンプケーシングに形成された円弧状案内面とスワッシュ
プレートに設けられた円弧状背面間に揺動軸受を組込ん
でスワッシュプレートを揺動自在に支持している。
【0006】ここで、揺動軸受は、円弧状保持器の周方
向に複数のポケットを形成し、各ポケットにころを収容
しており、必要に応じて、ころの転走面を有する円弧状
の軌道輪を組合わせて用いるようにしている。
【0007】ところで、上記揺動軸受が円弧状案内面と
スワッシュプレートの円弧状背面間に単に組み込まれた
構成であると、スワッシュプレートの揺動時に、揺動軸
受がずれ動いて脱落するおそれがある。
【0008】そのような不都合を解消するため、前記公
報に記載されたプランジャポンプにおいては、ポンプケ
ーシングとスワッシュプレートとをアーム部材で連結
し、そのアーム部材を保持器の端面に設けた切欠部に嵌
合して、揺動軸受の揺動量を規制し、脱落を防止するよ
うにしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、アーム部材
を用いて揺動軸受の揺動量を規制するようにしたスワッ
シュプレートの案内装置においては、アーム部材の端部
をポンプケーシングに設けたガイド孔に挿入したり、そ
のアーム部材を保持器の端面に設けた切欠部に嵌合する
必要があるため、組立てに手間がかかるという不都合が
ある。
【0010】また、揺動軸受の外部に保持器の揺動量を
制限するアーム部材を設けるようにしているため、プラ
ンジャポンプの幅寸法が大型化するという不都合があ
る。
【0011】この発明の課題は、スワッシュプレート等
の揺動部品を有する装置の組立ての容易化とコンパクト
化とを図ることができるようにした揺動軸受を提供する
ことである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、支持部材に形成された凹入状の円弧状案内面とス
ワッシュプレートに設けられた凸円状の円弧状背面の少
なくとも一方に取付けられ、その取付け面に対する背面
側に転走面が設けられた軌道輪と、その軌道輪の転走面
側に設けられた保持器と、その保持器の周方向に間隔を
おいて形成された複数のポケット内に収容された転動体
とから成り、前記軌道輪と保持器の相互間に、保持器の
円周方向の揺動量を制限する制限手段を設けた構成を採
用したのである。
【0013】上記のように、軌道輪と保持器の相互間に
制限手段を設けて保持器の揺動量を制限することによ
り、軌道輪に対して保持器が必要以上にずれ動くのを防
止し、保持器の脱落を防止することができる。
【0014】ここで、軌道輪を、支持部材の円弧状案内
面に取付けられる外方軌道輪と、スワッシュプレートの
円弧状背面に取付けられる内方軌道輪の2つの軌道輪で
形成すると、支持部材の円弧状案内面、またはスワッシ
ュプレートの円弧状背面の焼入れ処理を不要とすること
ができる。
【0015】外方軌道輪および内方軌道輪を有する揺動
軸受の保持器の揺動量を制限する制限手段としては、前
記外方軌道輪の内周に内歯を設け、一方、内方軌道輪の
外周に外歯を設け、その両歯に噛合するピニオンを保持
器によって回転自在に支持したものを採用することがで
きる。
【0016】前記内歯および外歯の形成に際し、内歯お
よび外歯を合成樹脂の成形品とし、その内歯および外歯
を外方軌道輪および内方軌道輪に形成された円周方向の
溝内に嵌合し、接着等の手段で固着する方法を採用する
ことにより、各歯を簡単に形成することができる。
【0017】また、保持器の揺動量を制限する制限手段
として、軌道輪と保持器の対向面における軸方向の一端
部に円周方向に長く延びる凹部を形成し、他方にその凹
部内に挿入される凸部を設け、前記凹部の円周方向両端
に対する凸部の当接によって保持器の円周方向の揺動量
を制限するようにしたものを採用することができる。
【0018】この発明に係る揺動軸受において、保持器
は合成樹脂から成るものであってもよく、金属製のもの
であってもよい。その保持器に保持される転動体として
ころを用いることにより、揺動軸受の負荷容量を高める
ことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1および図2は、斜板式のブ
ランジャポンプを示す。このプランジャポンプは、支持
部材としてのポンプケーシング1を有している。ポンプ
ケーシング1の内部には凹入状の円弧状案内面2が形成
され、その円弧状案内面2に対向してスワッシュプレー
ト3が設けられている。
【0020】スワッシュプレート3には平坦な案内面3
aと、前記円弧状案内面2に対応する凸円状の円弧状背
面3bとが形成されている。このスワッシュプレート3
は円弧状背面3bと円弧状案内面2間に組み込まれた複
列の揺動軸受4によって揺動自在に支持されている。
【0021】前記スワッシュプレート3には案内面3a
から円弧状背面3bに貫通する軸挿入孔3cが形成さ
れ、この軸挿入孔3cに挿通された駆動軸5はポンプケ
ーシング1に取付けられた軸受6で回転自在に支持され
ている。
【0022】駆動軸5には、シリンダバレル7が非回転
に取付けられている。シリンダバレル7には複数のシリ
ンダ8が形成され、各シリンダ8内にスライド自在に挿
入されたプランジャ9の先端部に摺動子10が揺動自在
に取付けられている。
【0023】スワッシュプレート3とシリンダバレル7
との間にはガイド板11が設けられている。ガイド板1
1の外周部には半径方向に延びるガイド孔11aが形成
され、そのガイド孔11aに前記摺動子10がスライド
自在に嵌合されている。
【0024】駆動軸5には、スリーブ12と、スプリン
グ13とが嵌合され、そのスプリング13によりスリー
ブ12が軸方向に押圧され、スリーブ先端のテーパ部1
2aがガイド板11の中央に形成された孔11bの内周
に係合してガイド板11をスワッシュプレート3に向け
て押圧しており、その押圧によってプランジャ9の先端
の摺動子10がスワッシュプレート3の平坦な案内面3
aと接触する状態に保持されている。
【0025】このため、駆動軸5を駆動してシリンダバ
レル7を回転すると、摺動子10はスワッシュプレート
3の平坦な案内面3aに沿って摺動する。このとき、平
坦な案内面3aが駆動軸5の軸心と直交する平面に対し
て傾斜していると、プランジヤ9が軸方向に往復動して
ポンプ作用が生じる。
【0026】ここで、プランジャ9のストローク量は、
スワッシュプレート3を揺動させて平坦な案内面3aの
傾き角を変えることにより変化する。スワッシュプレー
ト3は傾き調整機構14によって揺動される。
【0027】傾き調整機構14は、ポンプケーシング1
内に固定されたスリーブ15と、そのスリーブ15内に
スライド自在に挿入されたスプール16と、このスプー
ル16をスリーブ15の閉塞端に向けて押圧するスプリ
ング17とを有し、前記スプール16に調心軸受18を
介して一端部が連結されたピン19の他端部をスワッシ
ュプレート3に連結し、前記スリーブ15の内部に形成
された加圧室20に圧力流体を供給してスプール16を
軸方向に移動させるようにしている。
【0028】図3乃至図5は、スワッシュプレート3を
揺動自在に支持する揺動軸受4を示す。この揺動軸受4
は、円弧状の外方軌道輪21と、円弧状の内方軌道輪2
2と、両軌道輪21、22間に組込まれた円弧状の保持
器23とを有し、前記保持器23には複数のポケット2
4が円周方向に間隔をおいて設けられ、各ポケット24
内にころから成る転動体25が組込まれている。
【0029】外方軌道輪21は、転走面21aを内周に
有し、その転走面21aの軸方向一端部に転動体25の
端面を案内する鍔21bが設けられている。また、外方
軌道輪21の外周には位置決め孔21cが形成されてい
る。この外方軌道輪21は、図2に示すように、ポンプ
ケーシング1に形成された円弧状案内面2に衝合され、
ポンプケーシング1に取付けられた位置決めピン26と
位置決め孔21cの係合によって取付け状態に保持され
る。
【0030】内方軌道輪22は、転走面22aを外周に
有する。この内方軌道輪22はスワッシュプレート3の
円弧状背面3bに衝合されてねじ止め等の手段によりス
ワッシュプレート3に取付けられている。
【0031】上記のように、スワッシュプレート3を揺
動軸受4によって揺動自在に支持することにより、スワ
ッシュプレート3を円滑に揺動させることができる。
【0032】ここで、揺動軸受4の保持器23を外方軌
道輪21と内方軌道輪22との間に単に組込んだ構成で
あると、保持器23が周方向にずれ動いて脱落するおそ
れがある。
【0033】保持器23の脱落を防止するため、外方軌
道輪21および内方軌道輪22と保持器23との間に保
持器23の揺動量を制限する制限機構30を設けてい
る。
【0034】制限機構30は、外方軌道輪21の内周に
形成された転走面21aの端部に内歯31を設け、内方
軌道輪22の外周に形成された転走面22aの端部に外
歯32を設け、その外歯32と内歯31の双方に噛合す
るピニオン33を保持器23の端面に設けたピン34で
回転自在に支持している。
【0035】ここで、内歯31のピッチ円径は外方軌道
輪21の転走面21aの直径と同径とされ、一方、外歯
32のピッチ円径は内方軌道輪22の転走面22aの直
径と同径とされ、さらに、ピニオン33のピッチ円径は
転動体25の直径と同径とされている。
【0036】上記のように、外方軌道輪21に設けた内
歯31と内方軌道輪22に設けた外歯32の双方に保持
器23に回転自在に支持されたピニオン33を噛合させ
ることにより、スワッシュプレート3を揺動させて平坦
な案内面3aの傾きを調整する際、スワッシュプレート
3と共に内方軌道輪22が揺動し、外歯32に噛合する
ピニオン33が回転して、保持器23が内方軌道輪22
の揺動角θのθ/2に相当する角度分揺動し、必要以上
に保持器23が揺動するのが防止される。
【0037】また、スワッシュプレート3の傾き調整
後、内歯31および外歯32は共に停止状態にあり、そ
の停止する内歯31と外歯32の両方にピニオン33が
噛合しているため、保持器23が周方向にずれ動くのが
防止され、保持器23の脱落を防止することができる。
【0038】このように、揺動軸受4の内部に保持器2
3のずれ動きを防止する制限機構30を設けたことによ
り、従来のように、揺動軸受の外部に保持器の揺動量を
制限する機構を設ける必要がなくなり、プランジャポン
プの幅方向のコンパクト化と組立ての容易化を図ること
ができる。
【0039】ここで、内歯31および外歯32の形成に
際し、外方軌道輪21の内周および内方軌道輪22の外
周に周方向の溝35、36を形成し、各溝35、36に
成形品から成る内歯31および外歯32を嵌合し、接着
等による手段を介して固着することにより、内歯31お
よび外歯32を簡単に形成することができる。
【0040】この場合、内歯31および外歯32は金属
製のものであってもよく、合成樹脂製のものであっても
よい。ピニオン33はその内歯31および外歯32の材
質と同材質として耐摩耗性の向上を図るようにする。
【0041】また、保持器23を合成樹脂の成形品とす
ることにより、その保持器23の成形時にピニオン33
を支持するピン34を一体化することができるため、ピ
ン付き保持器を簡単に形成することができる。
【0042】図6は、揺動軸受4の他の実施形態を示
す。図6(I)、(II)に示す揺動軸受4は、図1に示
すポンプケーシング1の円弧状案内面2に取付けられる
円弧状の軌道輪41と、その軌道輪41の内側に設けら
れた円弧状の保持器42と、その保持器42に保持され
たころから成る複数の転動体43とから成り、各転動体
43は保持器42の周方向に間隔をおいて形成されたポ
ケット44内に収容されている。
【0043】軌道輪41の内周には転走面41aが形成
され、その転走面41aの軸方向一端に転動体43の端
面を案内する鍔41bが設けられている。この軌道輪4
1と保持器42の相互間には、保持器42の揺動量を制
限する制限機構50が設けられている。
【0044】制限機構50は鍔41bの内周に円周方向
に長い凹部51を形成し、保持器42の外周には上記凹
部51内に挿入される凸部52を設け、前記凹部51の
円周方向両端に対する突部52の当接によって保持器4
2の揺動量を制限し、保持器42の脱落を防止するよう
にしている。
【0045】図7(I)、(II)は揺動軸受4のさらに
他の実施形態を示している。この揺動軸受4と図6
(I)、(II)に示す揺動軸受4とは制限機構のみが相
違している。このため、同一の部品には同一の符号を付
して説明を省略する。
【0046】図7(I)、(II)に示す制限機構60
は、保持器42の外周における軸方向の一端部に円周方
向に長い凹部61を形成し、軌道輪41の内周には上記
凹部61に挿入される凸部62を設け、前記凹部61の
円周方向両端に対する凸部62の当接によって保持器4
2の揺動量を制限するようにしている。
【0047】図6および図7に示すいずれの揺動軸受4
も軌道輪41と保持器42の相互間に保持器42の揺動
量を制限する制限機構50、60を設けているため、揺
動軸受4の外部に保持器の揺動量を制限する機構を設け
る必要がなくなり、プランジャポンプの幅方向のコンパ
クト化と、組立ての容易化とを図ることができる。
【0048】なお、図6および図7に示す揺動軸受4は
ケーシング1の円弧状案内面2に取付けられる軌道輪4
1を有するものであるが、上記円弧状案内面2とスワッ
シュプレート3の円弧状背面3bの双方に取付けられる
2つの軌道輪を有する揺動軸受であってもよく、あるい
は、円弧状背面3bのみに取付けられる軌道輪を有する
揺動軸受であってもよい。
【0049】また、図1に示す実施の形態では、この発
明に係る揺動軸受を斜板式のプランジャポンプに組込ん
だ使用例を示したが、斜板式油圧モータのスワッシュプ
レートの案内用にも使用することができる。
【0050】
【発明の効果】以上のように、この発明においては、揺
動軸受自体に、保持器の揺動量を制限する制限手段を設
けたので、従来のように、揺動軸受の外部に保持器の揺
動量を制限する制限手段を設ける必要がなくなり、プラ
ンジャポンプあるいは油圧モータのコンパクト化と組立
ての容易化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る揺動軸受を使用したプランジャ
ポンプの縦断正面図
【図2】図1に示すプランジャポンプの横断平面図
【図3】図1に示す揺動軸受の正面図
【図4】図3のIV−IV線に沿った断面図
【図5】図3のV−V線に沿った断面図
【図6】(I)はこの発明に係る揺動軸受の他の例を示
す正面図、(II)は(I)のVI−VI線に沿った断面図
【図7】(I)はこの発明に係る揺動軸受のさらに他の
例を示す正面図、(II)は(I)のVII −VII 線に沿っ
た断面図
【符号の説明】
1 ポンプケーシング(支持部材) 2 案内面 3 スワッシュプレート 3a 案内面 3b 円弧状背面 21 外方軌道輪 21a 転走面 22 内方軌道輪 22a 転走面 23 保持器 24 ポケット 25 転動体 30 制限機構 31 内歯 32 外歯 33 ピニオン 35、36 溝 41 軌道輪 41a 転走面 42 保持器 43 転動体 44 ポケット 50 制限機構 51 凹部 52 凸部 60 制限機構 61 凹部 62 凸部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F04B 21/00 N (72)発明者 佐藤 隆幸 静岡県磐田市東貝塚1578番地 エヌティエ ヌ株式会社内 Fターム(参考) 3H070 AA01 BB04 CC32 CC34 DD47 DD94 EE07 3H071 AA03 BB02 CC32 CC33 DD46 EE15 3J101 AA13 AA32 AA42 AA52 AA63 AA72 BA34 BA50 BA53 BA54 BA56 BA65 BA70 BA77 EA31 FA04 GA29

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持部材に形成された凹入状の円弧状案
    内面とスワッシュプレートに設けられた凸円状の円弧状
    背面の少なくとも一方に取付けられ、その取付け面に対
    する背面側に転走面が設けられた軌道輪と、その軌道輪
    の転走面側に設けられた保持器と、その保持器の周方向
    に間隔をおいて形成された複数のポケット内に収容され
    た転動体とから成り、前記軌道輪と保持器の相互間に、
    保持器の円周方向の揺動量を制限する制限手段を設けた
    揺動軸受。
  2. 【請求項2】 前記軌道輪が、支持部材の円弧状案内面
    に取付けられる外方軌道輪と、スワッシュプレートの円
    弧状背面に取付けられる内方軌道輪の2つの軌道輪から
    成る請求項1に記載の揺動軸受。
  3. 【請求項3】 前記制限手段が、外方軌道輪の内周に設
    けられた内歯と、内方軌道輪の外周に設けられた外歯
    と、前記保持器に回転自在に支持されて前記内歯と前記
    外歯の両歯に噛合するピニオンとから成る請求項2に記
    載の揺動軸受。
  4. 【請求項4】 前記内歯および外歯が合成樹脂の成形品
    から成り、その内歯および外歯を外方軌道輪および内方
    軌道輪に形成された円周方向の溝内に嵌合して固着した
    請求項3に記載の揺動軸受。
  5. 【請求項5】 前記制限手段が、軌道輪と保持器の対向
    面における軸方向の一端部に円周方向に長く延びる凹部
    を形成し、他方にその凹部内に挿入される凸部を設け、
    前記凹部の円周方向両端に対する凸部の当接によって保
    持器の円周方向の揺動量を制限する請求項1又は2に記
    載の揺動軸受。
  6. 【請求項6】 前記保持器が合成樹脂の成形品から成る
    請求項1乃至5のいずれかに記載の揺動軸受。
  7. 【請求項7】 前記転動体がころから成る請求項1乃至
    6のいずれかに記載の揺動軸受。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006145040A (ja) * 2004-11-24 2006-06-08 Sauer Danfoss Inc 合体されたコンパクトなクレードル斜板用ローラベアリング
US7517156B2 (en) * 2005-08-30 2009-04-14 Ntn Corporation Cradle bearing
JP2013044360A (ja) * 2011-08-23 2013-03-04 Nsk Ltd トロイダル型無段変速機
KR101879188B1 (ko) * 2017-03-29 2018-07-18 (주)대호하이드로릭 가변 용량형 사판의 베어링 리테이너 구속 기구를 구비한 액시얼 피스톤 장치
CN109026985A (zh) * 2018-10-22 2018-12-18 河北富特来轴承科技有限公司 月牙轴承、摇摆组件及液压泵

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