JP2013043494A - ハンドルカバー - Google Patents

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JP2013043494A JP2011181160A JP2011181160A JP2013043494A JP 2013043494 A JP2013043494 A JP 2013043494A JP 2011181160 A JP2011181160 A JP 2011181160A JP 2011181160 A JP2011181160 A JP 2011181160A JP 2013043494 A JP2013043494 A JP 2013043494A
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剛 板倉
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Abstract

【課題】ハンドルへの装着が容易で、見栄えの良い装着状態を実現できるハンドルカバーを提供する。
【解決手段】ハンドルのホイール部に装着するための切れ目11が断面周方向の一部に形成された断面略C字状の変形性を有するカバー本体10で構成するハンドルカバー1であって、切れ目11を構成する上側周縁部11u及び下側周縁部11dの夫々に、互いに他方に対して噛合する上側噛合部30及び下側噛合部40を形成した。
【選択図】図3

Description

この発明は、例えば、自動車のハンドルに装着するハンドルカバーに関する。
自動車のハンドルに装着するハンドルカバーとして、例えば、特許文献1に示すような断面略C字状のハンドルカバーや、特許文献2及び3に示すような縁部同士を縫い合わせて装着するハンドルカバーなどが挙げられる。
詳しくは、断面略C字状のハンドルカバーは、例えば、ハンドルのホイール部に装着するための切れ目を断面周方向の一部に有する断面略C字状のゴム体で構成され、ホイール部に嵌め込んで装着し、ゴムの弾性力で装着状態を保持することができる。
また、縁部同士を縫い合わせて装着するハンドルカバーは、例えば、帯状の皮革で構成され、長手方向に沿った縁部同士を紐で縫い合わせてハンドルのホイール部に装着することができる。
上述の断面略C字状のハンドルカバーは、ホイール部に嵌め込むだけで装着できるため、縁部同士を縫い合わせて装着するハンドルカバーに比べてハンドルへの装着が容易である。
しかしながら、断面略C字状のハンドルカバーは、ホイール部に装着した状態において、ホイール部の一部がハンドルカバーの切れ目から露出するため見栄えが悪かった。
一方で、上述の縁部同士を縫い合わせて装着するハンドルカバーは、縁部同士を紐で縫い合わせるために、ホイール部のハンドルカバーを装着した部分が露出せずに見栄えが良い。
しかしながら、縁部同士を縫い合わせて装着するハンドルカバーは、ホイール部へ装着するために、ホイール部に被覆して縁部同士を紐で縫い合わさなければならず非常に手間がかかる。
上述のように、断面略C字状のハンドルカバー及び縁部同士を縫い合わせて装着するハンドルカバーの何れに関しても利用者は満足することができなかった。
特開平5−345568号公報 実用新案登録3096484号公報 実開昭63−91974号公報
そこで、この発明は、ハンドルへの装着が容易で、見栄えの良い装着状態を実現できるハンドルカバーを提供することを目的とする。
この発明は、ハンドルのホイール部に装着するための切れ目が断面周方向の一部に形成された断面略C字状の変形性を有するカバー本体で構成するハンドルカバーであって、前記切れ目を構成する対向縁部の夫々に、互いに他方に対して噛合する噛合部を形成したことを特徴とする。
上記ホイール部は、正面視円環状のみならず、例えば、正面視馬蹄状などの様々な形状のホイール部を含むものとする。
また、上記断面略C字状は、前記ハンドルの前記ホイール部に前記ハンドルカバーを装着した状態において、前記対向縁部同士が当接することにより、閉断面形状が、例えば、断面略リング状或いは断面略D字状となる形状を含むものとする。
この発明により、容易かつ見栄え良く前記ハンドルの前記ホイール部に前記ハンドルカバーを装着することができる。
詳しくは、前記ハンドルカバーを、互いに噛合する前記噛合部を前記カバー本体の前記切れ目を構成する前記対向縁部の夫々に形成したことにより、前記ハンドルの前記ホイール部に嵌め込んで前記噛合部同士を噛合するだけで装着することができる。また、前記ハンドルカバーを装着した状態において前記噛合部同士が噛合するため、前記ホイール部の一部が前記ハンドルカバーの前記切れ目から露出せずに見栄えも良い。したがって、前記ハンドルカバーを、容易かつ見栄え良く前記ハンドルの前記ホイール部に装着することができ、利用者の満足度を向上することができる。
この発明の態様として、前記噛合部を、噛合状態において縫い合わせ様の外観を呈する形状に形成することができる。
この発明により、前記噛合部同士を噛合して前記ハンドルカバーを前記ハンドルに装着した状態において、前記噛合部が縫い合わせ様の外観を呈するため、前記ハンドルカバーの装着状態の見栄えをより良くすることができる。
また、この発明の態様として、前記噛合部に、噛合状態からの解消を防止する噛合解消防止手段を備えることができる。
前記噛合解消防止手段は、例えば、噛合状態において互いに接し、前記断面周方向及び断面径方向のうち少なくとも一方の噛合解消方向に互いに係止する係止噛合面等で構成する噛合解消防止面手段とすることができる。また、前記噛合解消防止手段は、例えば、噛合状態において互いに接する噛合面の夫々に備え、互いに係止する係止突片及び係止孔等で構成する係止手段とすることもできる。
この発明により、前記ハンドルカバーを前記ハンドルの前記ホイール部に装着した状態において、前記噛合部の噛合状態が不用意に解消されることを防止できる。
また、この発明の態様として、前記切れ目を、前記ホイール部の内側に対応する位置に配置することができる。
この発明により、一般に前記ホイール部の内側に設けられている縫い目と対応する位置で前記噛合部同士が噛合するため、前記ホイール部の外観と同様の外観を呈する態様で前記ハンドルカバーを前記ホイール部に装着することができる。
また、この発明の態様として、前記噛合部を、前記カバー本体から部分的に切除可能な構成とすることができる。
この発明により、前記ハンドルカバーを前記ホイール部に装着した状態において前記噛合部が前記スポーク部にかかることを回避できる。したがって、前記ハンドルカバーの装着状態の見栄えをさらに良くすることができる。
また、この発明の態様として、前記噛合部を、前記ホイール部と、該ホイール部の内側と接合する前記スポーク部との前記接合部分以外に対応する前記対向縁部の対応部分に備えることができる。
この発明により、前記ハンドルカバーを前記ホイール部に装着した状態において前記噛合部が前記スポーク部にかかることを回避できる。したがって、前記ハンドルカバーの装着状態の見栄えをさらに良くすることができる。
この発明により、ハンドルへの装着が容易で、見栄えの良い装着状態を実現できるハンドルカバーを提供することができる。
ハンドルカバーの斜視図。 内周側から見たハンドルカバーの一部拡大側面図。 ハンドルカバーの噛合部の部分拡大斜視図。 図2におけるA−A線拡大断面及びB−B線拡大断面の説明図。 ハンドルに装着した状態のハンドルカバーの斜視図。 ハンドルに装着した状態の内周側から見たハンドルカバーの一部拡大側面図。 ハンドルに装着した状態のハンドルカバーの噛合部の部分拡大斜視図。 図6におけるC−C線断面の説明図。 第2実施形態のハンドルカバーのC−C線断面図。 第3実施形態のハンドルカバーの説明図。 第3実施形態のハンドルカバーをハンドルに装着した状態の説明図。 ハンドルカバーを装着するハンドルの斜視図。
この発明の第1実施形態のハンドルカバー1について、以下図1乃至図8、及び、図12と共に説明する。
図1は、ハンドルカバー1の斜視図を示し、図2は、内周側から見たハンドルカバー1の側面の一部を拡大した側面図を示し、図3は、ハンドルカバー1の噛合部20の部分拡大斜視図を示している。
また、図4は、図2におけるA−A線拡大断面及びB−B線拡大断面の説明図を示している。詳しくは、図4(a)は、A−A線断面図を示し、図4(b)は、B−B線断面図を示している。
また、図5は、ハンドル500に装着した状態のハンドルカバー1の斜視図を示し、図6は、ハンドル500に装着した状態の内周側から見たハンドルカバー1の側面の一部を拡大した側面図を示している。
また、図7は、ハンドル500に装着した状態のハンドルカバー1の噛合部20の部分を拡大した斜視図を示している。
また、図8は、図6におけるC−C線断面の説明図を示している。詳しくは、図8(a)は、図6におけるC−C線断面図を示し、図8(b)は、図8(a)におけるE部拡大図を示している。さらに、図12は、ハンドルカバー1を装着するハンドル500の斜視図を示している。
ハンドルカバー1を装着するハンドル500は、図12に示すように、正面視円環状かつ片断面円形状のホイール部510と、ホイール部510の内周側と接合しているスポーク部520とで構成されている。
ハンドルカバー1は、図1乃至図4に示すように、ハンドル500のホイール部510を密着して覆う正面視円環状かつ片断面略C字状に形成したカバー本体10と、片断面略C字状のカバー本体10における断面周方向rの切れ目11に形成した噛合部20と、カバー本体10の外面10bに貼り合わせた運転者の手が直接触れる表面部材70とで構成している。
詳しくは、カバー本体10は、切れ目11を正面視円環状の内周側に周方向Rに沿って形成した片断面略C字状のゴム体で構成している。カバー本体10は、内周側の切れ目11によって前記正面視円環状の周方向Rに沿ってスリット部Sが形成されている。
また、噛合部20は、カバー本体10の切れ目11を構成する上側周縁部11u及び下側周縁部11dの夫々に形成した互いに噛合する上側噛合部30及び下側噛合部40で構成している。
なお、噛合部20は、カバー本体10の一部として形成しているため、カバー本体10と同様にゴム体で構成している。また、噛合部20は、図4に示すように、カバー本体10の断面径方向dの厚みと略同一のカバー本体10の厚みでほぼ面一に形成している。
ここで、上側噛合部30は、下側噛合部40の下側凹部42に噛合する上側凸部31と、下側噛合部40の下側凸部41の噛合を許容する上側凹部32とを周方向Rに全周にわたって交互に配置して構成している。
さらに、上側噛合部30は、その基端部分32の周方向Rの幅に比べて、先端部分33の周方向Rの幅が広い側面視釣鐘状に形成している。
また、上側噛合部30は、外部から見える上側外面30bの周縁からハンドルカバー1の断面径方向dの内側へ向かって周方向Rに対して垂直に延び、後述する下側噛合部40の下側噛合面40aと対向し、装着状態において噛合する上側噛合面30aを有している。
さらに、上側噛合部30は、周方向Rに突出している上側係止突片35と、周方向Rに窪んでいる上側係止孔36を上側噛合面30aにおける周方向Rに互いに対向する位置に備えている。
また、下側噛合部40は、上述の上側噛合部30と同様、上側噛合部30の上側凹部32に対して断面周方向rに対向していると共に上側凹部32に噛合する下側凸部41と、上側凸部31に対して断面周方向rに対向していると共に上側凸部31の噛合を許容する下側凹部42とを、周方向Rに全周にわたって交互に配置して構成している。
さらに、下側噛合部40は、その基端部分42の周方向Rの幅に比べて先端部分43の周方向Rの幅が広い側面視釣鐘状に形成している。
また、下側噛合部40は、外部から見える下側外面40bの周縁から断面径方向dの内側へ向かって周方向Rに対して垂直に延び、上述の上側噛合部30の上側噛合面30aと対向し、装着状態において噛合する下側噛合面40aを有している。
上述の上側凸部31と下側凹部42は同一形状であり、同様に下側凸部41と上側凹部32は同一形状である。また、上側凸部31と下側凸部41は上下対称の形状であり、同様に上側凹部32と下側凹部42は上下対称の形状である。
さらに、下側噛合部40は、下側噛合面40aにおける上側噛合部30の上側係止突片35と対応する位置に、装着状態において上側係止突片35が係止する下側係止孔46を備えると共に、上側噛合部30の上側係止孔36と対応する位置に、装着状態において上側係止孔36に係止する下側係止突片45を備えている。
また、上側噛合部30及び下側噛合部40は、夫々、上側外面30b及び下側外面40bに上側隆起部分38及び下側隆起部分48を備えている。
上側隆起部分38及び下側隆起部分48は、図3及び図4に示すように、ハンドルカバー1の断面径方向dの外側に向かって上側外面30b及び下側外面40bの他の部分から、上側噛合部30及び下側噛合部40の断面径方向dの厚みに比べて僅かに隆起している。
また、上側隆起部分38及び下側隆起部分48は、上側外面30b及び下側外面40bの周方向Rにおける中央に位置し、断面周方向rに沿って隆起し、さらにその断面を半円形状に形成している。
これにより、上側隆起部分38及び下側隆起部分48が滑り止めの役割を果たし、運転操作中に手が滑ることを防止できる。また、デザイン的にも優れた上側隆起部分38及び下側隆起部分48を採用することで、ハンドルカバー1の装着状態における見栄えをさらに良くすることができる。
また、上述のように、上側噛合部30の上側凸部31及び下側噛合部40の下側凸部41は、ゴム体で構成しており、はさみなどで切除可能である。
表面部材70は、例えば、帯状の布地、合成皮革等を円環状に縫製することで繋ぎ合わせて構成し、図1に示すように、上述のカバー本体10の外面10aを覆う態様で、外面10aに対して接着固定している。
また、表面部材70は、図3及び図4に示すように、上側噛合部30及び下側噛合部40において、夫々、上側凹部32及び下側凹部42を通ってカバー本体10の内面10bに巻き込んだ状態で内面10bに対して接着固定している。
なお、上側噛合部30及び下側噛合部40は、図4に示すように、断面径方向dの厚みをカバー本体10の断面径方向dの厚みよりも表面部材70の厚み分だけ厚く形成している。
これにより、カバー本体10に表面部材70を貼り合わせた状態で、表面部材70の外面70aと、上側噛合部30の上側外面30b及び下側外面40の下側外面40aとの間に段差が生じない。したがって、ハンドルカバー1の上からハンドル500を握ったときのグリップ感を向上することができる。
上述のハンドルカバー1は、ハンドル500のホイール部510に外周側から嵌め込んで、ホイール部510とスポーク部520との接合部分530において、スポーク部520にかかっている上側噛合部30及び下側噛合部40の部分をはさみなどで切除し、残りの上側噛合部30と下側噛合部40を互いに噛合することで、図5乃至図8に示すように装着する。なお、ハンドルカバー1は、カバー本体10を構成しているゴムの弾性力により装着状態を保持することができる。
なお、上側噛合部30と下側噛合部40を噛合した状態において、図7及び図8に示すように、上側噛合部30の上側係止突片35と下側噛合部40の下側係止孔46が係止すると共に、上側噛合部30の上側係止孔36と下側噛合部40の下側係止突片45が係止する。
上述のように、上側噛合部30と下側噛合部40を夫々側面視釣鐘状に形成していることにより、図5及び図6に示すように、ハンドルカバー1の内周側に周方向Rに沿って縫い合わせ様の模様が現れる。
また、上述の第1実施形態のハンドルカバー1の変形例として、ハンドルカバーは、上側噛合部30及び下側噛合部40を、ハンドル500の接合部分530以外に対応する上側周縁部11u及び下側周縁部11dの対応部分、すなわち、ホイール部510の内周側に対応する対応部分にのみ予め形成してもよい。
上述のハンドルカバー1の構成により、以下に述べる作用効果を奏する。
ハンドルカバー1は、容易かつ見栄え良くハンドル500のホイール部510に装着することができる。
詳しくは、ハンドルカバー1は、互いに噛合する上側噛合部30及び下側噛合部40をカバー本体10の上側周縁部11u及び下側周縁部11dの夫々に形成したことにより、ハンドル500のホイール部510に嵌め込んで上側噛合部30及び下側噛合部40を互いに噛合するだけで装着できる。また、ハンドルカバー1を装着した状態において、ホイール部510の外面510aの一部が露出せずに見栄えも良い。
したがって、ハンドルカバー1は、容易かつ見栄え良くハンドル500のホイール部510に装着することができ、利用者の満足度を向上することができる。
また、ハンドルカバー1は、ハンドル500へ装着した状態において、断面周方向rの一部に段差が生じないために、ハンドルカバー1を介してハンドル500を握った時のグリップ感を向上することができる。その結果、利用者の運転操作の快適性を向上することができる。
さらに、上側噛合部30及び下側噛合部40を噛合することにより、ハンドル500に対してハンドルカバー1が周方向Rにずれることを確実に防止できる。その結果、利用者の運転操作の安全性及び快適性を向上することができる。
さらに、ハンドルカバー1は、上述の周縁部同士を縫い合わすことで装着するハンドルカバーに比べて、ハンドル500から容易に取り外すことができる。
また、側面視釣鐘状の上側噛合部30及び下側噛合部40を噛合してハンドルカバー1をハンドル500に装着した状態において、上側噛合部30及び下側噛合部40が縫い合わせ様の外観を呈するため、ハンドルカバー1の装着状態の見栄えをより良くすることができる。
また、上側噛合部30を、基端部分32に比べて先端部分33の周方向Rの幅を広く形成していると共に、下側噛合部40を、基端部分42に比べて先端部分43の周方向Rの幅を広く形成している。
さらに、噛合状態において、上側凸部31が上側凸部31と同一形状の下側凹部44に噛合すると共に、下側凸部41が下側凸部41と同一形状の上側凹部34に噛合する。
これにより、上側噛合面30a及び下側噛合面40aが互いに断面周方向rに係止するため、上側噛合部30と下側噛合部40がハンドルカバー1の断面周方向rに互いに離間することを防止できる。したがって、ハンドルカバー1の噛合状態が不用意に解除されることを防止できる。
また、上側噛合部30は、上側係止突片35及び上側係止孔36を上側噛合面30aに備えていると共に、下側噛合部40は、上側係止孔に36に係止する下側係止突片45と上側係止突片35が係止する下側係止孔46を下側噛合面40aに備えている。
これにより、上側噛合部30及び下側噛合部40が、ハンドル500の断面径方向dの外側へ向かって浮き上がることを防止できる。また、上側噛合部30と下側噛合部40がハンドルカバー1の断面周方向rに互いに離間することも防止できる。したがって、ハンドルカバー1の噛合状態が不用意に解除されることを防止できる。
また、一般にホイール部510の内周側に設けられている縫い目(ダミーステッチを含む)511(図12参照)と対応する位置で上側噛合部30と下側噛合部40が噛合するため、ホイール部510の外観と同様の外観を呈する態様でハンドルカバー1をホイール部510に装着することができる。
また、ハンドル500のホイール部510とスポーク部520との接合部分530に対応する上側噛合部30及び下側噛合部40の対応部分を切除することで、上側噛合部30及び下側噛合部40がスポーク部520にかかることを回避できる。したがって、ハンドルカバー1の装着状態の見栄えをさらに良くすることができる。
また、上述の変形例のハンドルカバーは、予め上側噛合部30及び下側噛合部40を接合部分530以外に対応する対応部分のみに形成しているので、上側噛合部30及び下側噛合部40がスポーク部520にかかることを回避できる。したがって、ハンドルカバーの装着状態の見栄えをさらに良くすることができる。
この発明の構成と上述の実施形態の対応において、
対向縁部は、上側周縁部11u及び下側周縁部11dに対応し、
以下同様に、
噛合解消防止手段は、上側噛合面30a、下側噛合面40a、上側係止突片35、下側係止突片45、上側係止孔36及び下側係止孔46に対応し、
係止噛合面は、上側噛合面30a及び下側噛合面40aに対応し、
係止突片は、上側係止突片35、下側係止突片45に対応し、
係止孔は、上側係止孔36及び下側係止孔46に対応するも、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、例えば、図9乃至図11に示すような多くの実施形態を得ることができる。
図9は、第2実施形態のハンドルカバー1’のC−C線断面図を示している。また、図10は、第3実施形態のハンドルカバー1’’の説明図を示している。詳しくは、図10(a)は、内周側から見たハンドルカバー1’’の一部拡大側面図を示し、図10(b)は、図10(a)におけるF−F線断面図を示している。
さらに、図11は、第3実施形態のハンドルカバー1’’をハンドル500に装着した状態の説明図を示している。詳しくは、図11(a)は、ハンドル500に装着した状態における内周側から見たハンドルカバー1’’の一部拡大側面図を示し、図11(b)は、図11(a)におけるG−G線断面図を示している。なお、図9乃至図11において、第1実施形態のハンドルカバー1と同じ構成については同じ符号とし説明を省略する。
例えば、第2実施形態のハンドルカバー1’(図9参照)のように、上側係止突片35、上側係止孔36、下側係止突片45及び下側係止孔46の替わりに、上側噛合面30a’及び下側噛合面40a’を、上側外面30b’及び下側外面40b’の周縁から周方向Rに対して垂直に延びる仮想面Zに対して傾斜する形状に形成してもよい。
また、上述の態様に限らず、上側噛合面及び下側噛合面は、上側外面及び下側外面の周縁から周方向Rに対して垂直に延びる仮想面Zから突出する部分又は窪む部分を有し、突出する部分と窪む部分とが互いに係止する如何なる形状であってもよい。
上述のような上側噛合部30’及び下側噛合部40’における上側噛合面30a’及び下側噛合面40a’の形状によっても、上側噛合面30a’と下側噛合面40a’とが互いに係止することで、ハンドルカバー1’の断面径方向dの外側へ浮き上がることを防止できる。
また、例えば、第2実施形態のハンドルカバー1’(図9参照)のように、噛合部20’とハンドル500を両面テープ90により接着してもよい。
これにより、上側噛合部30’及び下側噛合部40’が、ハンドルカバー1の断面径方向dへ浮き上がることを確実に防止できる。さらに、ハンドル500のホイール部510に対してハンドルカバー1’が周方向Rにずれることも確実に防止できる。その結果、利用者の運転操作の安全性及び快適性を向上することができる。
また、例えば、第1実施形態及び第2実施形態のハンドルカバー1,1’において、上側凸部31と下側凹部44及び下側凸部41と上側凹部34が、夫々、同一の形状であれば、上側凸部31と下側凸部41が上下対称の形状でなくてもよい。
また、例えば、第1実施形態のハンドルカバー1において、上側係止突片35、下側係止突片45、上側係止孔36及び下側係止孔46は、上側噛合面30a及び下側噛合面40aの何れの位置に配置してもよい。
また、例えば、ハンドルカバーは、上側隆起部分及び下側隆起部分を断面周方向rと交差する方向に配置してもよいし、特に備えていなくてもよい。
また、例えば、第3実施形態のハンドルカバー1’’(図10及び図11参照)のように、カバー本体10’’の上側周縁部11u’’及び下側周縁部11d’’に互いに噛合する断面視鉤状の上側噛合部30’’及び下側噛合部40’’を備えた構成であってもよい。
ハンドルカバー1’’は、断面視鉤状の上側噛合部30’’及び下側噛合部40’’を互いに噛合した状態で、上側噛合部30’’と下側噛合部40’’が断面周方向rに互いに引っ張り合うことでハンドル500への装着状態を保持する。
また、例えば、ハンドルカバーは、ハンドル500のホイール部510の一部のみを覆う構成であってもよい。この場合、ハンドルカバーは、上側噛合部及び下側噛合部がホイール部510の外周側で噛合する構成であってもよい。
また、例えば、カバー本体10及び噛合部20は、ゴムに限らず、ウレタン、布地、プラスチック、合成皮革等のクッション性を有する材料で構成することができ、また、表面部材70についても同様である。
また、例えば、カバー本体10及び噛合部20のみでハンドルカバーを構成してもよい。
また、例えば、ハンドルカバーは、片断面略D字状のハンドルのホイール部に密着して装着するために、装着状態において片断面略D字状となる断面形状に形成してもよい。
1,1’,1’’…ハンドルカバー
10,10’’…カバー本体
11…切れ目
11u,11u’’…上側周縁部
11d,11d’’…下側周縁部
20,20’…噛合部
30,30’,30’’…上側噛合部
30a,30a’…上側噛合面
35…上側係止突片
36…上側係止孔
40,40’,40’’…下側噛合部
40a,40a’…下側噛合面
45…下側係止突片
46…下側係止孔
500…ハンドル
510…ホイール部
520…スポーク部
530…接合部分

Claims (6)

  1. ハンドルのホイール部に装着するための切れ目が断面周方向の一部に形成された断面略C字状の変形性を有するカバー本体で構成するハンドルカバーであって、
    前記切れ目を構成する対向縁部の夫々に、互いに他方に対して噛合する噛合部を形成した
    ハンドルカバー。
  2. 前記噛合部を、噛合状態において縫い合わせ様の外観を呈する形状に形成した
    請求項1に記載のハンドルカバー。
  3. 前記噛合部に、噛合状態からの解消を防止する噛合解消防止手段を備えた
    請求項1又は2に記載のハンドルカバー。
  4. 前記切れ目を、前記ホイール部の内側に対応する位置に配置した
    請求項1から3のいずれかに記載のハンドルカバー。
  5. 前記噛合部を、前記カバー本体から部分的に切除可能な構成とした
    請求項4に記載のハンドルカバー。
  6. 前記噛合部を、前記ホイール部と、該ホイール部の内側と接合するスポーク部との接合部分以外に対応する前記対向縁部の対応部分に備えた
    請求項4又は5に記載のハンドルカバー。
JP2011181160A 2011-08-23 2011-08-23 ハンドルカバー Pending JP2013043494A (ja)

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