JP2013035312A - 鞍乗型車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、鞍乗型車両において、荷台の重量及びコストを低減することができる技術を提供することを課題とする。
【解決手段】自動二輪車10に、上面が平坦であり物品又は物入れが載せられる荷台と、この荷台の下方に配置されこの荷台を支える荷台下フレーム22とが備えられる。荷台21に開口部60が設けられ、この開口部60の近傍にて荷台下フレーム22に、物入れ18を荷台下フレーム22に取付ける荷台下フレーム側取付部61が設けられ、開口部60を介して物入れ18が荷台下フレーム側取付部61に取外し可能に取付けられる。物入れ18に、荷台下フレーム側取付部61に引っ掛けることができる係合部68が備えられている。
【選択図】図10

Description

本発明は、物入れを取付ける荷台が備えられている鞍乗型車両の改良に関する。
乗員が座るシートの後方に物入れを取付ける荷台が備えられている鞍乗型車両が知られている(例えば、特許文献1(第1図、第7図)参照。)。
特許文献1の第1図及び第7図に示されるように、シート(8)(括弧付き数字は、特許文献1記載の符号を示す。以下同じ。)の車両後方に荷台となる床パネル(23)が備えられ、この床パネル(23)にトランク(13)(以下、「物入れ(13)」という。)が載置される。物入れ(13)、ねじによって床パネル(23)へ締結されるため、床パネル(23)の強度を高めることが必要となる。
ところが、床パネル(23)の強度を高めると、床パネル(23)が厚くなり、その重量が増加する。加えて、床パネル(23)のコストも高くなる。
物入れを取付ける荷台の重量及びコストを低減する技術が望まれる。
特開平3−132486号公報
本発明は、鞍乗型車両において、荷台の重量及びコストを低減することができる技術を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、上面が平坦であり物品又は物入れが載せられる荷台と、この荷台の下方に配置されこの荷台を支える荷台下フレームとが備えられている鞍乗型車両において、荷台に開口部が設けられ、この開口部の近傍にて荷台下フレームに、物品又は物入れを荷台下フレームに取付ける荷台下フレーム側取付部が設けられ、開口部を介して物品又は物入れが荷台下フレーム側取付部に取外し可能に取付けられ、物品又は物入れに、荷台下フレーム側取付部に引っ掛けることができる係合部が備えられていることを特徴とする。
請求項2に係る発明では、開口部は、着脱可能なリッドで覆われることを特徴とする。
請求項3に係る発明では、荷台は、車体へボルトによって締結される締結部を備え、この締結部も、リッドによって覆われることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、物品又は物入れの下部に、荷台に対する水平方向の位置決めを行う物品位置決め部が備えられ、荷台に、物品位置決め部に対応する荷台側位置決め部が備えられ、この荷台側位置決め部は、リッドによって覆われることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、物品又は物入れは、荷台下フレーム側取付部に取付けられる。
仮に、物品又は物入れが荷台に取付けられると、取付部の剛性を確保する必要があり、荷台を丈夫にする必要がある。すると、荷台が厚くなり重くなる。
本発明では、物品又は物入れが取付けられる取付部が荷台下フレームに設けられる。荷台に取付部を設けないので、荷台は薄くて軽いもので済ませることができる。すなわち、取付部のない荷台であれば、この荷台の強度を低いもので済ませることができ、荷台に用いる材料選択の自由度を高めることができる。さらに、荷台を軽くできると共に、荷台のコストを低減することができる。
また、物品及び物入れに、引っ掛けることができる係合部が備えられている。このような係合部を荷台下フレーム側取付部に引っ掛けることで、物品又は物入れを荷台下フレームへ簡単に取付けることが可能になる。
請求項2に係る発明では、荷台に物品等が載せられていないときに、開口部はリッドで覆われるので、荷台の外観性を高めることができる。加えて、開口部から荷台の下方へ砂や埃等の異物が侵入することを防止することができる。
請求項3に係る発明では、締結部も、リッドによって覆われる。締結部に設けたボルトはリッドで覆われるので、荷台の外観性を高めることができる。
請求項4に係る発明では、物品又は物入れに物品位置決め部を備え、荷台に荷台側位置決め部を備え、この荷台側位置決め部に物品位置決め部を合わせることで、荷台に対する物品又は物入れの水平方向の位置決めを行えるようにした。結果、物品又は物入れを正確な位置にて荷台に載せることができる。
また、荷台に物品等を載せないときは、荷台側位置決め部は、リッドによって覆われるので、荷台の外観性を高めることができる。
本発明に係る自動二輪車の左側面図である。 車体フレームに荷台と荷台下フレームとが共締めされることを説明する分解斜視図である。 荷台に物入れが装着可能なことを説明する分解斜視図である。 車両後部に備えられている荷台の平面図(物入れを取外したとき)である。 図4から荷台を取除いたときの平面図である。 荷台下フレームを下から見たときの図(物入れを取付けたとき)である。 図6の7−7線断面図である。 物入れに備えられる仮物品位置決め部を説明する断面図である。 物入れに備えられる本物品位置決め部を説明する断面図である。 荷台下フレーム側取付部へ物入れの係合部を係合する構造を説明する断面図及び作用説明図である。 物入れの仮物品位置決め部と本物品位置決め部とを荷台側位置決め部へ順次位置決めすることを説明する図である。 物入れの下部構造を説明する図である。 図3の別実施例図である。 前リッドの爪部の係合構造を説明する断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。図中及び実施例において、「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」は、各々、自動二輪車に乗車する運転者から見た方向を示す。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、自動二輪車10は、車体フレーム11と、この車体フレーム11の前端に操舵自在に設けた前輪13と、この車体フレーム11の車両前後方向中間部から後方に揺動可能に延びているユニットスイング12と、このユニットスイング12の後端に設けた駆動輪となる後輪14と、前輪13と後輪14の間に配置され乗員が座るシート15とを備え、このシート15に乗員が跨って座ることができる鞍乗型車両である。
駆動源となるパワーユニット17は、ユニットスイング12に一体的に設けられている。シート15の車両後方に、物入れ18を載置する荷台(図2、符号21)を支える荷台下フレーム22が設けられる。
車体フレーム11は、車体カバー30で覆われている。車体カバー30は、車体フレーム11のヘッドパイプ26の前方を覆うフロントカバー31と、ヘッドパイプ26の後方を覆うインナカバー32と、フロントカバー31の上方及びインナカバー32の上方に設けられハンドル25廻りを覆うハンドルカバー33と、フロントカバー31の下端及びインナカバー32の下端から車両後方に延びるアンダカバー34と、このアンダカバー34とシート15の間を覆うシート下カバー35と、このシート下カバー35から車両後方へ延び荷台下フレーム22の下方に位置するリヤカバー36とからなる。前輪13の上方にてフロントフォーク38にフロントフェンダ39が取付けられる。フロントカバー31の前方にてフロントカバー31にヘッドライト41が取付けられている。リヤカバー36の後方にテールライト42が設けられている。ユニットスイング12の上部にエアクリーナ43が取付けられ、ユニットスイング12に後輪14の上方を覆うようにリヤフェンダ44が取付けられる。
次に、車体に締結される荷台下フレームと荷台とを説明する。
図2に示すように、車体フレーム11の後部に左右のリヤフレーム45L、45Rが設けられ、左右のリヤフレーム45L、45Rの後端にリヤクロスフレーム46が渡され、左右のリヤフレーム45L、45Rに左右の第1ステー47L、47Rが付設され、リヤクロスフレーム46に左右の第2ステー48L、48Rが付設される。
左右のリヤフレーム45L、45Rの上方に荷台下フレーム22が載置され、この荷台下フレーム22の上方に荷台21が載置される。すなわち、荷台21の下方に荷台21を支える荷台下フレーム22が備えられている。荷台21は上面51が平坦に設けられ、荷台21の上面51に、物品又は物入れが載置可能とされる。
次に、荷台の上面に、物入れが載置可能なことを説明する。
図3に示すように、荷台21の前部車幅方向中心にツールが収納可能なツールボックス開口54が開けられ、このツールボックス開口54の後方に左右の前開口55L、55Rが開けられ、この左右の前開口55L、55Rの後方にて荷台21に設けられる荷台側位置決め部72としての左右の第1凹部56L、56Rと、これらの左右の第1凹部56L、56Rの車幅方向内側に設けられる左右の第2凹部57L、57Rと、これらの左右の第2凹部57L、57Rの内側に後開口58とが設けられ、これらの前開口55L、55R及び後開口58の下方に物入れ18が係止される荷台下フレーム側取付部(図2、符号61)が配置される。荷台の上面51にこの上面51よりも若干低くした複数の低床部63が設けられている。
荷台21の開口部60は、左右の前開口55L、55Rと、後開口58の3要素で構成される。
物入れ18の底部19に、左右の前開口55L、55Rに臨むように設けた荷台下フレーム側取付部89L、89Rに係合可能な係合部68としての左右のL字前脚65L、65Rが突設され、左右の第1凹部56L、56Rに物入れ18を位置決め可能にする左右の後外脚66L、66Rが突設され、左右の第2凹部57L、57Rに物入れ18を位置決め可能にする左右の後内脚67L、67Rが突設されると共に、左右の後内脚67L、67Rの車幅方向内方の後開口58に臨むように設けた荷台下フレーム側取付部61に係合可能な係合部68としてのL字フック69が設けられている。
すなわち、物入れ18に、荷台下フレーム側取付部89L、89R、61に引っ掛けることができる係合部68が備えられている。また、物入れ18の下部を構成する底部19に、左右の後外脚66L、66Rと左右の後内脚67L、67Rとからなり荷台21に対する水平方向の位置決めを行う物品位置決め部71が備えられている。荷台21に、物品位置決め部71に対応して左右の第1凹部56L、56Rと左右の第2凹部57L、57Rとからなる荷台側位置決め部72が備えられている。
なお、物入れの代わりに物品を引っ掛け係合部68へ係合させることは差し支えない。
図4に示すように、荷台21の上面51に設けた左右の前開口55L、55Rは、物入れ(図3、符号18)を荷台21に載置しないときは、各々、左右の前リッド73L、73Rにより覆うことができる。同様に、物入れ18を荷台21に載置しないときは、荷台の上面51に設けた左右の第1凹部56L、56R、左右の第2凹部57L、57R及び後開口58は、後リッド74により覆うことができるようにした。
次に、荷台の下方に設けられている荷台下フレームの構成を説明する。
図5に示すように、荷台下フレーム22は、車両前方に開放するC字状を呈する外枠部81と、この外枠部81の開放部に、車両後面視でコ字状を呈するストッパキャリア部82の両端が渡され、外枠部81の左右の側部パイプ83L、83Rの中間部に車幅方向前後に渡される第1幅部材85及び第2幅部材86と、外枠部81の前部左右と第1幅部材85との間で各々車両前後に渡される左右の前部材87L、87Rと、これらの左右の前部材87L、87Rの間に渡されるキャリアクロス部88と、このキャリアクロス部88から車両前方に延ばされる左右の係止部材89L、89Rと、第1幅部材85と第2幅部材86の間に車両前後方向に渡される左右の後部材91L、91Rと、これらの左右の後部材91L、91Rの間に渡される荷台下フレーム側取付部61と、左右の後部材91L、91Rの後端に両端が各々固着されるようにして渡され車両平面視で後方に閉じ側がくるように配置されU字状を呈するU字部材92とを主要素とする。物入れ18を荷台下フレーム22に取付ける荷台下フレーム側取付部61は、荷台21に開けた後開口58の近傍にて荷台下フレーム22に設けられている。
第2幅部材86と後左部材91Lの間に板状の左補強板93Lが固着され、第2幅部材86と後右部材91Rの間に板状の右補強板93Rが固着される。左側部パイプ83Lにグラブレール94が固着される。
図2にて、荷台及び荷台下フレームのリヤフレームへの取付関係を説明する。
リヤフレーム45L、45Rに付設した左右の第1ステー47L、47R及び左右の第2ステー48L、48Rに、各々、荷台下フレーム22のキャリアクロス部88及び左右の補強板93L、93Rを合わせ、さらに、荷台21に開けた左右の第1座ぐり穴95L、95R及び左右の第1凹部56L、56Rに開けた穴96、96を各々キャリアクロス部88及び左右の補強板93L、93Rへ合わせ、4つのボルト97によって荷台21及び荷台下フレーム22をリヤフレーム45L、45Rへ共締めするようにした。
次に、物入れが荷台に取付けられた状態で荷台下フレームを下から見たときの構造について説明する。
図6に示すように、荷台下フレーム22に設けられ車両前方に延びる左右の荷台下フレーム側取付部89L、89Rに、各々、略平行四辺形の係止開口101L、101Rが各々開けられ、これらの係止開口101L、101Rに合わせて図手前側に荷台21から左右の張出凸部102L、102Rが延びている。
図4を併せて参照し、荷台の後開口58には、荷台の後開口58の周囲から図手前側に張出凸部103が延びている。左右の張出凸部102L、102R及び張出凸部103は、荷台21を上から見たときに車両の下方を見え難くすることができる目隠し部位である。荷台21の底部に開口部60に合わせて下方に張り出した張出凸部102L、102R、103を設けたので、荷台21の外観性を高めることができる。
図7に前開口の断面構造が示されている。荷台21に開けた前開口55Lに、張出凸部102Lが付設され、前開口55Lの周囲は係止部材89Lによって支えられている。ここで、荷台21の前開口55Lの輪郭は、係止部材89Lに較べて内方にδだけ飛び出しているので、係止部材89Rの内縁が露出する心配はなく隠すことができる。結果、荷台21の外観性が高まる。
以上、前左開口の係止構造を説明したが、前右開口の係止構造についても上記構造と同様なものであり説明を省略する。
上記係止構造により、物入れ18の底部19に設けた左右のL字脚部65L、65Rは、その上側の面で各々左右の係止部材89L、89Rに当接し、左右のL字前脚65L、65Rを荷台21及び荷台下フレームの左右の係止部材89L、89Rへ確実に取付けられる。
以下、図8、図9で物入れに設けた物品位置決め部を説明する。
図8に示すように、物入れ18に被取付部としての後外脚部66Lが突設され、荷台21に物入れ18を荷台21の所定位置にラフに位置決めする取付部としての第1位置決め部111(左の第1凹部56L)が設けられている。
なお、後外脚部66Rの構造は、後外脚部66Lと同様なものであり説明を省略する。
図9に示すように、物入れ18に被取付部としての後内脚部67Lが突設され、荷台21に物入れ18を荷台21の所定位置に位置決めする取付部としての第2位置決め部112(左の第2凹部57L)が設けられている。
荷台の前開口55Lを通してL字状前脚65Lを係止部材89Lに車両前方から後方へ係止させると共に、後内脚部67Lの前壁114を第2位置決め部112の前壁115に当接させることで、物入れ18が車両前後方向に移動することを防止する。
次に、下フレーム側取付部に引っ掛けられる係合部について説明する。
図10(a)に示すように、荷台下フレーム側取付部61に物入れ側に設けた係合部68が係合される。物入れ18の係合機構120は、ピボット軸121と、このピボット軸121に回動可能に設けた操作レバー122と、この操作レバー122から延びるV字状を呈するリンク123と、このリンク123の先に連結され物入れ18に摺動可能に支持され係合部68を有する係合腕124とからなる。物入れ18には、荷台下フレーム側取付部61に引っ掛けることができる係合部68が備えられている。
図10(b)に示すように、操作レバー122を図b方向に操作すると、この操作レバー122はピボット軸121を中心に回動し、操作レバー122からリンク123を介して係合腕124を斜め前下方に移動させることにより、荷台下フレーム側取付部61から係合部68を解除させることができる。すなわち、荷台21の後部に開けた後開口58を介して物入れ18が荷台下フレーム側取付部61に取外し可能に取付けられる。
物入れ18に係合部68が備えられている。このような係合部68を荷台下フレーム側取付部61に引っ掛けることで、物入れ18を荷台下フレーム22へ簡単に取付ける及び取外すことが可能になる。なお、物入れに代えて物品とすることは差し支えない。
次に、物入れに設けた仮位置決め部及び本位置決め部について説明する。
図11に示すように、仮位置決め部としての左右の第1位置決め部111、111に、被取付部としての左右の後外脚66L、66Rが係合され、これらの左右の後外脚66L、66Rにて荷台21に物入れ18をラフに位置決めし、次いで、本位置決め部としての左右の第2位置決め部112、112に左右の後外脚66L、66Rよりも下方張出高さが短い左右の後内脚67L、67Rが係合されるようにした。
物入れ18の下部に、左右の後外脚66L、66R及び左右の後内脚67L、67からなり荷台21に対する水平方向の位置決めを行う物品位置決め部71が備えられ、荷台21に、物品位置決め部71に対応し左右の第1位置決め部111、111及び左右の第2位置決め部112、112からなる荷台側位置決め部72が備えられる。
物入れ18に物品位置決め部71を備え、荷台21に荷台側位置決め部72を備え、この荷台側位置決め部72に物品位置決め部71を合わせることで、荷台21に対する物入れ18の水平方向の位置決めを行えるようにした。結果、物入れ18を正確な位置にて荷台21に載せることができる。なお、物入れに代えて、物品とすることは差し支えない。
以上に述べた鞍乗型車両の作用を次に述べる。
図3、図10を参照し、物入れ18は、荷台下フレーム側取付部61に取付けられる。
仮に、物入れ18が荷台21に取付けられると、物入れを取付ける取付部の剛性を確保する必要があり、荷台を丈夫にする必要がある。すると、荷台が厚くなり重くなる。
この点、本発明では、物入れ18が取付けられる荷台下フレーム取付部が61荷台下フレーム22に設けられる。荷台21に取付部を設けないので、荷台21は薄くて軽いもので済ませることができる。
取付部のない荷台21であれば、剛性が低い材料の部材で済ませることができ、荷台21に用いる材料選択の自由度を高めることができる。さらに、荷台21を軽くすることができると共に、荷台21のコストを低減することができる。
次に、物入れの下部に設けた脚部と係合部との高さ関係を説明する。
図12に示すように、物入れ18を単独で床126に置いたときに、L字前脚65と後外脚66の高さ方向長さを後内脚67及び係合部68の底面133下突設長さよりも長くした。
上記構成により、後内脚67及び係合部68が床126に当たらなくすることで、物入れ18を単独で床126に置いたときに安定した良好な姿勢で物入れ18を置くことができる。
次に、荷台の開口を覆うリッドについて説明する。
図13に示すように、荷台21の上面51に、この上面51よりも一段下げた低床部63が設けられる。この低床部63に開口部60を構成する後開口58が設けられ、この後開口58は、着脱可能なリッド74で覆われる。同様に、荷台21の上面51に、この上面51よりも一段下げた低床部63、63が設けられる。これらの低床部63、63に左右の前開口55L、55Rが開けられ、これらの左右の前開口55L、55Rに、前リッド73L、73Rが着脱可能に設けられている。
図14に示すように、前リッド73Lは、爪部173Lを有する。爪部173Lは、張出凸部102Lのリブの下面105aに係合できるようにした。
なお、前リッド73Rの係合構造については、上記前リッド73Lの構造と車幅方向中心線に対して対称である他、変わるところはなく説明を省略する。
図13にて、荷台21に物入れ18や物品等が載せられていないときに、前開口55L、55Rと後開口58からなる開口部60は、リッド73L、73R、74で塞ぐことにより覆われるので、荷台21の外観性を高めることができる。加えて、開口部60から荷台21の下方へ砂や埃等の異物が侵入することを防止することができる。
荷台21は、車体へボルト97によって締結される締結部131を備え、この締結部131も、リッド73L、73Rによって覆われる。荷台側位置決め部72は、リッド73L、73Rによって覆われる。
締結部131に設けたボルト97、97はリッド73L、73Rで覆われるので、荷台21の外観性を高めることができる。
加えて、荷台21に物品等を載せないときは、荷台側位置決め部は、リッド73L、73Rによって覆われるので、荷台21の外観性を高めることができる。
尚、本発明は、実施の形態では自動二輪車に適用したが、鞍乗型三輪車にも適用可能であり、一般の鞍乗型車両に適用することは差し支えない。
物入れは、本実施例のラゲッジに限定されず、物入れの形状は任意の形状で差し支えない。また、物品については、シートや背もたれ等の車両部品であっても良いものとする。
本発明は、自動二輪車に好適である。
10…鞍乗型車両(自動二輪車)、18…物入れ、21…荷台、22…荷台下フレーム、51…荷台の上面、60…開口部、61…荷台下フレーム側取付部、68…係合部、71…物品位置決め部、72…荷台側位置決め部、74…リッド(後リッド)。

Claims (4)

  1. 上面(51)が平坦であり物品又は物入れ(18)が載せられる荷台(21)と、この荷台(21)の下方に配置されこの荷台(21)を支える荷台下フレーム(22)とが備えられている鞍乗型車両において、
    前記荷台(21)に開口部(60)が設けられ、この開口部(60)の近傍にて前記荷台下フレーム(22)に、前記物品又は前記物入れ(18)を前記荷台下フレーム(22)に取付ける荷台下フレーム側取付部(61)が設けられ、
    前記開口部(60)を介して前記物品又は物入れ(18)が前記荷台下フレーム側取付部(61)に取外し可能に取付けられ、
    前記物品又は前記物入れ(18)に、前記荷台下フレーム側取付部(61)に引っ掛けることができる係合部(68)が備えられていることを特徴とする鞍乗型車両。
  2. 前記開口部(60)は、着脱可能なリッド(74)で覆われることを特徴とする請求項1記載の鞍乗型車両。
  3. 前記荷台(21)は、車体へボルト(97)によって締結される締結部(131)を備え、この締結部(131)も、前記リッド(74)によって覆われることを特徴とする請求項2記載の鞍乗型車両。
  4. 前記物品又は前記物入れ(18)の下部に、前記荷台(21)に対する水平方向の位置決めを行う物品位置決め部(71)が備えられ、
    前記荷台(21)に、前記物品位置決め部(71)に対応する荷台側位置決め部(72)が備えられ、
    この荷台側位置決め部(72)は、前記リッド(74)によって覆われることを特徴とする請求項2又は請求項3記載の鞍乗型車両。
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