JP2013034428A - 水中浮力体の回収方法および回収用金具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】主係留索31と副係留索32との連結部分は主係留索31が折り返され、その折り返し部分の周囲にロープ33aがコイル状に巻かれて端末加工部33を形成しており、回収用金具1の上部には、主係留索31の径より太く、かつ、ロープ33aが巻かれた端末加工部33の径より小さい幅のU字溝を有するストッパーが設けられており、回収索7の巻上げの際は、そのストッパーが端末加工部33のロープ33a端部に当接し、ロープ33aがクッションの役目を果たす。
【選択図】図5
Description
また、請求項2の発明の回収用金具は、請求項1記載の水中浮力体の回収方法に使用する回収用金具であって、回収索が連結され、上端部から下端部に向かうに従い内側に傾斜するガイド面部を有するケーシングと、外側に該ケーシングのガイド面部に当接して案内される被ガイド面部を備える一方、内側に主係留索の外径とほぼ同じ湾曲面により両側から主係留索を抱持する湾曲面部をそれぞれ有する一対のチャッキングブロックと、その一対のチャッキングブロックを下方に押圧する押圧部と、係留索を抱持するまでは前記押圧部に押圧状態を保持させたまま各チャッキングブロックの一部分に係合して各チャッキングブロックの下方への移動を阻止し、該主係留索が各チャッキングブロックの湾曲面部の間に位置すると、各チャッキングブロックの一部分への係合を解放して、前記押圧部により各チャッキングブロックの被ガイド面部をケーシングのガイド面部に案内させながら各チャッキングブロックをケーシングに対し前進させ、その湾曲面部に主係留索を抱持させる揺動フックと、前記コイル状のロープ下端部に当接し、前記主係留索を引っ張る際の引張力を受けるストッパーと、を有することを特徴とする。この回収用金具によると、湾曲面部により主係留索を抱持、すなわち緩く包み込むような状態で保持すると共に、ストッパーがコイル状のロープ下端部に当接して主係留索を引っ張る際の引張力を受けるので、ある程度の範囲の径(太さ)の主係留索でも一点集中にならずに確実に連結して、シンカーを含む水中浮力体の全体を水中から簡単かつ確実に引き上げることができる。
また、請求項3の発明の回収用金具は、請求項2記載の回収用金具において、一対のチャッキングブロックは、高密度ポリエチレンで構成されていることを特徴とする。これにより、チャッキングブロックの湾曲面部と主係留索との間の摩擦抵抗が小さくなるので、主係留索を抱持してもチャッキングブロック内で主係留索が滑り易くなり、主係留索の一点に強い力が働くことをより効果的に防止でき、金属で製作した場合に比べて軽量化できる。
また、請求項4の発明の回収用金具は、請求項2または請求項3記載の回収用金具において、前記チャッキングブロックには、それぞれ、回転可能に取り付けられた回転体の一部分が切り欠かれた切欠部を有し、その切欠部により主係留索を受けて回転し該主係留索を捕捉するロープ止め金具を有する。これにより、主係留索がロープ止め金具に当ると、ロープ止め金具が回転して主係留索を抜けないように補足するので、主係留索を確実にチャッキングブロックの湾曲面部間に案内することができる。
また、請求項5の発明の回収用金具は、請求項4記載の回収用金具において、前記チャッキングブロックそれぞれのロープ止め金具は、上下方向にずれた位置に設けられていることを特徴とする。これにより、上下2箇所のずれた位置で対向するチャッキングブロックに設けられたロープ止め金具がそれぞれ反対方向に回転して主係留索を補足するので、より広範囲で主係留索を捕捉できると共に、主係留索が抜けないようより確実にチャッキングブロックの湾曲面部間に案内することができる。
図1は、中層浮魚礁の一例を示す図である。中層浮魚礁2は、主係留索31と副係留索32とを介してコンクリートシンカー4に連結され、海中に所定域に係留され、魚礁として使用されるもので、剛体タイプと柔体タイプとがある。なお、主係留索31と副係留索32との間に下部浮力体を設けたものも存在する。
次に、中層浮魚礁の回収方法について、図2〜図6を参照して説明する。
次に、上述の水中浮力体の回収方法に使用する回収用金具1の実施形態を、図面を参照して説明する。
Claims (5)
- 水底に沈設されたシンカーに結合する係留索を介して水面下の所定域に浮遊状態で係留される水中浮力体に対して、作業船から繰り出す回収索の先端側と結合した回収用金具が着脱可能に取り付けられた遠隔操作無人探査機を、作業船と水中浮力体とを繋ぐ案内索を利用しながら水中浮力体の近くまで吊り降ろし、その回収用金具に係留索を抱持させ、その後、回収用金具と遠隔操作無人探査機とを分離し、遠隔操作無人探査機を引き上げ、作業船で回収索を巻き上げて水中浮力体をシンカーごと引き上げる水中浮力体の回収方法であって、前記係留索は、シンカーと連結された主係留索と、水中浮力体と連結された副係留索とからなり、それら主係留索と副係留索との連結部分は主係留索が折り返され、その折り返し部分の周囲にロープがコイル状に巻かれており、前記回収索の巻上げの際は、前記回収用金具が主係留索を抱持した状態で該回収用金具の上端部が前記コイル状のロープ下端部に当接することを特徴とする水中浮力体の回収方法。
- 請求項1記載の水中浮力体の回収方法に使用する回収用金具であって、
回収索が連結され、上端部から下端部に向かうに従い内側に傾斜するガイド面部を有するケーシングと、
外側に該ケーシングのガイド面部に当接して案内される被ガイド面部を備える一方、内側に主係留索の外径とほぼ同じ湾曲面により両側から主係留索を抱持する湾曲面部をそれぞれ有する一対のチャッキングブロックと、
その一対のチャッキングブロックを下方に押圧する押圧部と、
主係留索を抱持するまでは前記押圧部に押圧状態を保持させたまま各チャッキングブロックの一部分に係合して各チャッキングブロックの下方への移動を阻止し、該主係留索が各チャッキングブロックの湾曲面部の間に位置すると、各チャッキングブロックの一部分への係合を解放して、前記押圧部により各チャッキングブロックの被ガイド面部をケーシングのガイド面部に案内させながら各チャッキングブロックをケーシングに対し前進させ、その湾曲面部に主係留索を抱持させる揺動フックと、
前記コイル状のロープ下端部に当接し、前記主係留索を引っ張る際の引張力を受けるストッパーと、を有することを特徴とする回収用金具。 - 請求項2記載の回収用金具において、一対のチャッキングブロックは、高密度ポリエチレンで構成されていることを特徴とする回収用金具。
- 請求項2または請求項3記載の回収用金具において、前記チャッキングブロックは、それぞれ、回転可能に取り付けられた回転体の一部分が切り欠かれた切欠部を有し、その切欠部により主係留索を受けて回転し該主係留索を捕捉するロープ止め金具を有することを特徴とする回収用金具。
- 請求項4記載の回収用金具において、前記チャッキングブロックそれぞれのロープ止め金具は、上下方向にずれた位置に設けられていることを特徴とする回収用金具。
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