JP2013031504A - ネイル用カラー粉体の供給方法、ネイル用カラー塗布剤およびその製造方法、ネイルチップ、並びに電子写真装置 - Google Patents

ネイル用カラー粉体の供給方法、ネイル用カラー塗布剤およびその製造方法、ネイルチップ、並びに電子写真装置 Download PDF

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Abstract

【課題】微量のネイル用カラー粉体を所望の色かつ所望の量で、その上、高い色再現性で得られるネイル用カラー粉体の供給方法、ネイル用カラー塗布剤およびその製造方法、ネイルチップ、並びに電子写真装置を提供すること。
【解決手段】ネイル用カラー粉体の供給方法は、電子写真法を利用して、選択された色情報データに基づいて、各色トナーによって支持体上に未定着のカラートナー像を形成し、当該カラートナー像を支持体に対して未定着の状態で排出することにより、当該カラートナー像を形成するトナーを、調色されたネイル用カラー粉体として供給することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子写真法を利用したネイル用カラー粉体の供給方法、ネイル用カラー塗布剤およびその製造方法、ネイルチップ、並びに電子写真装置に関する。
近年、ファッションの一部として、手や足の爪に装飾を施すネイルアートが、特に女性の間で注目されている。手や足の爪に装飾を施す方法としては、例えば、マニキュアなどの塗布剤を用いて爪に直接色や模様を施す方法、装飾が施されたネイルチップを直接爪に貼付する方法などが挙げられる。
中でも、ゲル状の塗布剤を爪に塗布し、当該塗布剤を紫外線などの光によって硬化させることにより、装飾を施すいわゆるジェルネイルが急激に普及しており、このジェルネイルによって個人でネイルアートを楽しむ人が急増している。ジェルネイルは、紫外線などの光を照射するまで塗布剤が硬化せず、また、光を照射してから塗布剤が硬化するまでの時間が短いため、簡易に多彩な表現が可能である。従って、このようなジェルネイル用の塗布剤には、ファッションや流行などに合わせて、幅広い色のバリエーションが求められている。
しかしながら、ジェルネイル用の塗布剤はマニキュアなどに比べると未だ価格が高く、個人で多色の塗布剤を揃えるには多大なコストを要するという問題がある。また、個人で使用する塗布剤の分量は、ごく微量であるため、全量を使い切れないという問題もある。
このような問題に対しては、異なる色の塗布剤を混合して所望の色の塗布剤を得ることが行われているが、この方法では、混合する塗布剤同士が、同一のメーカーのものに制限され、また、再度同じ色の塗布剤を得ようとする場合などにおいて再現性に乏しいという問題がある。また、透明または白色の塗布剤に一種類または複数種類の顔料などの着色剤を添加して所望の色の塗布剤を得ることも行われているが、この方法でも、メーカー種の制限はないものの、再現性の観点で十分な解決策にはならない。
以上のことから、少量多品種のネイル用塗布剤が得られるシステムが求められており、例えば特許文献1には、オーダーメイドで所望の色の塗布剤を供給することのできる装置が提案されているが、この装置においても、供給される量はごく微量とはいえず、少量で多品種の塗布剤を供給することが未だできていないのが現状である。
特開2006−136674号公報
本発明は、以上のような事情に基づいてなされたものであって、その第1の目的は、微量のネイル用カラー粉体を所望の色かつ所望の量で、その上、高い色再現性で得られるネイル用カラー粉体の供給方法および電子写真装置を提供することにある。
また、本発明の第2の目的は、高い色再現性を有するネイル用カラー塗布剤およびその製造方法、並びにネイルチップを提供することにある。
本発明のネイル用カラー粉体の供給方法は、電子写真法を利用して、選択された色情報データに基づいて、各色トナーによって支持体上に未定着のカラートナー像を形成し、当該カラートナー像を支持体に対して未定着の状態で排出することにより、当該カラートナー像を形成するトナーを、調色されたネイル用カラー粉体として供給することを特徴とする。
本発明のネイル用カラー粉体の供給方法においては、前記各色トナーが、イエロートナー、マゼンタトナーおよびシアントナーであることが好ましい。
本発明のネイル用カラー粉体の供給方法においては、前記各色トナーが、イエロートナー、マゼンタトナー、シアントナーおよびブラックトナーであることが好ましい。
本発明のネイル用カラー粉体の供給方法においては、前記各色トナーが、イエロートナー、マゼンタトナー、シアントナー、ブラックトナーおよびホワイトトナーであることが好ましい。
本発明のネイル用カラー塗布剤は、上記のネイル用カラー粉体の供給方法により得られたネイル用カラー粉体と、ネイル用ベース塗布剤とを含有することを特徴とする。
本発明のネイル用カラー塗布剤においては、前記ネイル用ベース塗布剤が、硬化型ネイル用ベース塗布剤よりなることが好ましい。
本発明のネイル用カラー塗布剤の製造方法は、電子写真法を利用して、選択された色情報データに基づいて、各色トナーによって支持体上に未定着のカラートナー像を形成し、当該カラートナー像を支持体に対して未定着の状態で排出することにより、当該カラートナー像を形成するトナーを、調色されたネイル用カラー粉体として得、
得られたネイル用カラー粉体と、ネイル用ベース塗布剤とを混合することを特徴とする。
本発明のネイル用カラー塗布剤の製造方法においては、前記ネイル用カラー粉体と前記ネイル用ベース塗布剤とを前記支持体上で混合することが好ましい。
本発明のネイルチップは、上記のネイル用カラー塗布剤を人工爪に塗布し、その後、当該ネイル用カラー塗布剤を乾燥または硬化することにより得られることを特徴とする。
本発明のネイルチップは、爪の形状に成型することのできるネイルチップ成型用シートを用いて、上記のネイル用カラー塗布剤を乾燥または硬化することにより得られることを特徴とする。
本発明の電子写真装置は、選択された色情報データを得る色情報データ取得手段と、この選択された色情報データに基づいて、静電潜像担持体上に静電潜像を形成する静電潜像形成手段と、この静電潜像を各色トナーにより現像することによりカラートナー像を形成する現像手段と、このカラートナー像を支持体上に転写する転写手段と、支持体上に転写されたカラートナー像を支持体に対して未定着の状態で排出する排出手段とを具えてなり、
上記のネイル用カラー粉体の供給方法を実行する機能を有することを特徴とする。
本発明の電子写真装置においては、支持体上に転写されたカラートナー像を定着する定着手段をさらに有し、
前記定着手段と前記排出手段とが切替可能であることが好ましい。
本発明の電子写真装置においては、前記排出手段により支持体に対して未定着の状態で排出されたカラートナー像を、前記支持体と共に運搬用容器に収容する収容手段を有することが好ましい。
本発明のネイル用カラー粉体の供給方法によれば、電子写真法を利用して、各色トナーによってカラートナー像を未定着の状態で形成し、これにより、当該カラートナー像を形成するトナーが、調色されたネイル用カラー粉体として供給されることにより、微量のネイル用カラー粉体を所望の色かつ所望の量で得ることができる。また、同色のネイル用カラー粉体を再度得ようとする場合においても、電子写真法を利用することにより、高い色再現性で得ることができる。
本発明のネイル用カラー塗布剤によれば、上記のネイル用カラー粉体の供給方法により得られたネイル用カラー粉体を用いることにより、同色のネイル用カラー塗布剤を再度得ようとする場合においても、高い色再現性を有する。
本発明のネイル用カラー塗布剤の製造方法によれば、上記のネイル用カラー粉体の供給方法により得られたネイル用カラー粉体と、ネイル用ベース塗布剤とを混合することにより、所望の色かつ所望の量のネイル用カラー塗布剤を簡易に得ることができ、また、同色のネイル用カラー塗布剤を再度得ようとする場合においても、高い色再現性を有する。
本発明のネイルチップによれば、上記のネイル用カラー塗布剤の製造方法により得られたネイル用カラー塗布剤を用いることにより、同色のネイル用カラー塗布剤によるネイルチップを再度得ようとする場合においても、高い色再現性を有する。
本発明の電子写真装置によれば、ネイル用カラー粉体の供給方法を実行する機能を有することにより、電子写真法を利用して、各色トナーによってカラートナー像を未定着の状態で形成し、これにより、当該カラートナー像を形成するトナーが、調色されたネイル用カラー粉体として供給されることから、微量のネイル用カラー粉体を所望の色かつ所望の量で得ることができる。同色のネイル用カラー粉体を再度得ようとする場合においても、電子写真法を利用することにより、高い色再現性で得ることができる。
本発明のネイル用カラー粉体の供給方法における色情報データ取得工程において用いられるコンピュータソフトの表示画面の一例を示す説明図である。 本発明のネイル用カラー粉体の供給方法に用いられる運搬用容器の構成の一例を示す説明図である。 図2に示す運搬用容器において、ネイル用カラー粉体付き支持体が収容された状態を示す説明図であって、(a)は平面図、(b)は斜視図である。 図2に示す運搬用容器における支持体固定部材部分の構成の一例を示す説明図であって、(a)は断面図、(b)は斜視図である。 本発明の電子写真装置の構成の一例を示す説明用断面図である。 実施例14に係るネイルのデザインパターンを示す図である。
以下、本発明について詳細に説明する。
〔ネイル用カラー粉体の供給方法〕
本発明のネイル用カラー粉体の供給方法は、電子写真法を利用して、選択された色情報データに基づいて、各色トナーによって支持体上に未定着のカラートナー像を形成し、当該カラートナー像を支持体に対して未定着の状態で排出することにより、当該カラートナー像を形成するトナーを、調色されたネイル用カラー粉体として供給する方法である。
具体的には、本発明のネイル用カラー粉体の供給方法は、例えば、下記工程(1)〜(6)を有する方法である。
(1)選択された色情報データを得る色情報データ取得工程
(2)得られた色情報データに基づいて、各色トナーの配合比率を算出して配合データを得る配合データ取得工程
(3)得られた配合データに基づいて、静電潜像担持体上に静電潜像を形成する静電潜像形成工程
(4)静電潜像担持体上に形成された静電潜像を各色トナーにより現像することによりカラートナー像を形成する現像工程
(5)静電潜像担持体上に形成されたカラートナー像を支持体上に転写する転写工程
(6)支持体上に転写されたカラートナー像を支持体に対して未定着の状態で排出する排出工程
(1)色情報データ取得工程
色情報データ取得工程においては、選択された色情報データを得るが、この選択された色情報データを得る方法としては、特に限定されず、例えば、電子写真法において再現可能な色再現範囲内における複数の色見本よりなる、例えばCIE−XYZ表色系やCIE−L* * * 表色系などにおける色彩値が予め設定されたカラーチャートからユーザーが任意に選択した色見本に基づいた色彩値を色情報データとして得る方法、所望の色原稿よりなるカラー画像をスキャナなどにより読み取り、読み取ったカラー画像に基づいた色彩値を色情報データとして得る方法、コンピュータソフトなどを用いて所望の色を入力することにより色情報データを得る方法などが挙げられる。
また例えば、複数の色見本において、各々の色の濃度が段階的に設定された濃度レベルからユーザーが任意に選択した各色の濃度レベル情報を色情報データとして得る方法により、選択された色情報データを得ることもできる。
色情報データ取得工程において、コンピュータソフトなどを用いて選択された色情報データを得る場合においては、所望のデザインパターンから必要とされる色の色彩値をコンピュータソフト上で算出し、この色彩値に基づいた色情報データを例えば電子写真装置に入力することが可能なソフトを用いることが好ましい。具体的には、図1に示すように、各指のデザインパターンの異同を選択し(図1(a)参照)、各指のデザインパターンを同一のものとしない場合には、異なるデザインパターンとする指を選択し(図1(a−1)参照)、その後、複数の色見本や図形見本から所望の色および図形を選択し、または独自に模様や柄などを創作し(図1(b)参照)、デザインパターンを作成する(図1(c)参照)。そして、このデザインパターンから必要とされる色の色彩値をコンピュータソフト上で算出し、この色彩値に基づいた色情報データを例えば電子写真装置に入力し、色見本としてのデザインパターンの定着画像と共にネイル用カラー粉体が出力される(図1(d)および(d−1)参照)。
以上のようなコンピュータソフトの機能を電子写真装置自体が具える構成であってもよい。
なお、同一支持体に対する色情報データは、1つであっても、複数であってもよい。
(2)配合データ取得工程
配合データ取得工程においては、色情報データ取得工程により得られた色情報データに基づいて、各色トナーの配合比率を算出して配合データを得る。具体的には、例えば、イエロートナー、マゼンタトナーおよびシアントナーの3色のトナーを用いる場合、色彩値などの色情報データから、3色のトナーの配合比率を算出して配合データを得る。この配合データ取得工程は、電子写真法において一般的に行われている手法を採用することができる。
(3)静電潜像形成工程
静電潜像形成工程においては、配合データ取得工程により得られた各色トナーの配合比率に従った配合データに基づいて、静電潜像担持体上に静電潜像を形成する。この静電潜像形成工程は、電子写真法において一般的に行われている手法を採用することができる。
なお、本発明においては、得られるネイル用カラー粉体の供給量は、任意に選択することができ、その供給量は、例えば2mg〜1gとされる。
ネイル用カラー粉体の供給量の選択方法としては、供給量が段階的に設定された供給量レベルからユーザーが選択する方法やユーザーが供給量を直接入力する方法などが挙げられる。
このようにして選択された供給量の情報を供給量データとして、例えば(1)色情報データ取得工程の前または後において予め電子写真系に指示することが好ましい。この供給量データと、色情報データに基づいて(2)配合データ取得工程で得られた配合データとに従って、(3)静電潜像形成工程において静電潜像が形成される。また、(1)色情報データ取得工程において、選択された色情報データを得る方法としてコンピュータソフトなどを用いる場合には、作成する図形の濃度や面積を選択された供給量データに基づいて調整することができる。
(4)現像工程
現像工程においては、静電潜像形成工程において形成された静電潜像を各色トナーにより現像することによりカラートナー像を形成する。この現像工程は、電子写真法において一般的に行われている手法を採用することができる。なお、カラートナー像は、配合データに従って各色のトナー像が重なり合って調色された状態で静電潜像担持体上に形成されてもよいし、各色のトナー像が重なり合わず、各色のトナー像が別個に静電潜像担持体上に形成されてもよい。
(5)転写工程
転写工程においては、現像手段により形成されたカラートナー像を支持体上に転写する。この転写工程は、電子写真法において一般的に行われている手法を採用することができる。
カラートナー像が転写される支持体としては、薄紙から厚紙までの普通紙、上質紙、アート紙あるいはコート紙などの塗工された印刷用紙、市販されている和紙やはがき用紙、OHP用などのプラスチックフィルム、布などの各種を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。支持体からのネイル用カラー粉体の分離性や後述する塗布剤の支持体への浸透性の観点から、ポリエチレンテレフタレート樹脂(PET)シートが好ましい。
(6)排出工程
排出工程においては、支持体上に転写されたカラートナー像を支持体に対して定着せずに、そのままカラートナー像を電子写真系から排出する。この排出工程は、支持体上に転写されたカラートナー像を熱や圧力によって溶融または変形させることなく電子写真系、すなわち電子写真装置外へ排出することができるものであれば特に限定されないが、カラートナー像の表面が電子写真系の周辺の部材と接触せず、電子写真系外へと排出することができるものが好ましい。
なお、カラートナー像が未定着の状態においては、トナー同士が混ざり合っておらず、ネイル用カラー粉体の色が所望の色と異なって見えることがあるため、色見本として、定着画像を同一支持体上、もしくは別支持体上に形成したものを排出することが好ましい(図1(d)または(d−1)参照)。
本発明のネイル用カラー粉体の供給方法においては、支持体上に転写されたカラートナー像を形成するトナーによるネイル用カラー粉体を運搬用容器に収容し、固定する収容工程を有していてもよい。
運搬用容器は、例えば図2および図3に示すように、底部11A、蓋部11B、および、底部11Aの周縁部を取り囲む4つの側壁部11Cを有する扁平な箱型の容器本体11を備えてなるものである。
図4に示すように、容器本体11内の底部11Aには、ネイル用カラー粉体付き支持体Pを固定する支持体固定部材12が複数(図示の例では4つ)設けられている。支持体固定部材12と底部11Aとの間には、ネイル用カラー粉体付き支持体Pの一部を挿入するための空間Sが設けられている。
ネイル用カラー粉体付き支持体Pの四隅がそれぞれ支持体固定部材12と底部11Aとの間の空間Sに挿入されることにより、ネイル用カラー粉体付き支持体Pが固定され、底部11Aと蓋部11Bとの間に形成される空間により、支持体のカラー粉体付着面に物体を接触させずに運搬することが可能になる。ネイル用カラー粉体は、支持体に静電的に付着しており、縦横上下に動かしても混合されずに運搬することができる。
運搬用容器の形成材料としては、例えば、ポリプロピレン、PET、紙などが挙げられる。
〔トナー〕
本発明のネイル用カラー粉体の供給方法に用いられるトナーは、電子写真法において一般的に用いられているものを用いることができ、少なくともイエロートナー、マゼンタトナー、シアントナーを含むことが好ましく、ブラックトナー、ホワイトトナー、オレンジトナー、グリーントナーなどのカラートナーを加えることもできる。これらのトナーは、具体的には、少なくとも結着樹脂および着色剤を含有するトナー粒子よりなるものである。また、トナー粒子には、必要に応じて、界面活性剤、荷電制御剤、離型剤、外添剤などを含有することができる。
(結着樹脂)
本発明に用いられるトナーを構成するトナー粒子が例えば粉砕法、溶解懸濁法などによって製造される場合には、トナーを構成する結着樹脂として、スチレン系樹脂、(メタ)アクリル系樹脂、スチレン−(メタ)アクリル系共重合体樹脂、オレフィン系樹脂などのビニル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、カーボネート樹脂、ポリエーテル、ポリ酢酸ビニル系樹脂、ポリスルフォン、エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂、尿素樹脂などの公知の種々の樹脂を挙げることができる。特に、スチレン系樹脂、アクリル系樹脂、ポリエステル樹脂が好適に挙げられる。これらは1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。
また、トナー粒子が例えば懸濁重合法、ミニエマルション重合凝集法、乳化重合凝集法などによって製造される場合には、トナーを構成する結着樹脂を得るための重合性単量体として、例えばスチレン、o−メチルスチレン、m−メチルスチレン、p−メチルスチレン、α−メチルスチレン、p−フェニルスチレン、p−エチルスチレン、2,4−ジメチルスチレン、p−tert−ブチルスチレン、p−n−ヘキシルスチレン、p−n−オクチルスチレン、p−n−ノニルスチレン、p−n−デシルスチレン、p−n−ドデシルスチレンなどのスチレンあるいはスチレンスチレン誘導体;メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸n−ブチル、メタクリル酸イソプロピル、メタクリル酸イソブチル、メタクリル酸t−ブチル、メタクリル酸n−オクチル、メタクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸ステアリル、メタクリル酸ラウリル、メタクリル酸フェニル、メタクリル酸ジエチルアミノエチル、メタクリル酸ジメチルアミノエチルなどのメタクリル酸エステル誘導体;アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸イソプロピル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸t−ブチル、アクリル酸イソブチル、アクリル酸n−オクチル、アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸ステアリル、アクリル酸ラウリル、アクリル酸フェニルなどのアクリル酸エステル誘導体;エチレン、プロピレン、イソブチレンなどのオレフィン類;フッ化ビニル、フッ化ビニリデンなどのフッ化ビニル類;プロピオン酸ビニル、酢酸ビニル、ベンゾエ酸ビニルなどのビニルエステル類;ビニルメチルエーテル、ビニルエチルエーテルなどのビニルエーテル類;ビニルメチルケトン、ビニルエチルケトン、ビニルヘキシルケトンなどのビニルケトン類;N−ビニルカルバゾール、N−ビニルインドール、N−ビニルピロリドンなどのN−ビニル化合物類;ビニルナフタレン、ビニルピリジンなどのビニル化合物類;アクリロニトリル、メタクリロニトリル、アクリルアミドなどのアクリル酸またはメタクリル酸誘導体などのビニル系単量体を挙げることができる。これらのビニル系単量体は、1種または2種以上を組み合わせて使用することができる。
また、重合性単量体としてイオン性解離基を有するものを組み合わせて用いることが好ましい。イオン性解離基を有する重合性単量体は、例えばカルボキシル基、スルフォン酸基、リン酸基などの置換基を構成基として有するものであって、具体的には、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、イタコン酸、ケイ皮酸、フマル酸、マレイン酸モノアルキルエステル、イタコン酸モノアルキルエステル、スチレンスルフォン酸、アリルスルフォコハク酸、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルフォン酸、アシッドホスホオキシエチルメタクリレートなどが挙げられる。
さらに、重合性単量体として、ジビニルベンゼン、エチレングリコールジメタクリレート、エチレングリコールジアクリレート、ジエチレングリコールジメタクリレート、ジエチレングリコールジアクリレート、トリエチレングリコールジメタクリレート、トリエチレングリコールジアクリレート、ネオペンチルグリコールジメタクリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレートなどの多官能性ビニル類を用いて架橋構造の結着樹脂を得ることもできる。
(着色剤)
イエロートナーの着色剤としては、例えばC.I.ピグメントイエロー3、同35、同65、同74、同98、同111、同9、同36、同83、同110、同139、同181、同153などが挙げられる。
マゼンタトナーの着色剤としては、例えばC.I.ピグメントレッド2、同3、同6、同7、同9、同15、同16、同48:1、同48:3、同53:1、同57:1、同122、同123、同139、同144、同149、同166、同177、同178、同208、同209、同222などが挙げられる。また、染料の具体例として、例えば、C.I.ソルベントレッド3、同14、同17、同18、同22、同23、同49、同51、同53、同87、同127、同128、同131、同145、同146、同149、同150、同151、同152、同153、同154、同155、同156、同157、同158、同176、同179、同184などが挙げられる。
これらの中でも、C.I.ピグメントレッド9、C.I.ピグメントレッド208、C.I.ピグメントレッド209が好ましく用いられる。
シアントナーの着色剤としては、例えば、銅フタロシアニン化合物(具体的には、C.I.ピグメントブルー15:1〜15:3、C.I.ピグメントブルー78)、亜鉛フタロシアニン化合物、アルミニウムフタロシアニン化合物、ケイ素フタロシアニン化合物などが挙げられる。
ブラックトナーの着色剤としては、例えば、ファーネスブラック、チャンネルブラック、アセチレンブラック、サーマルブラック、ランプブラックなどのカーボンブラックや、マグネタイト、フェライトなどの磁性粉が挙げられる。
ホワイトトナーの着色剤としては、例えば、酸化チタン、亜鉛華、アンチモン白、硫化亜鉛等の無機系顔料およびそれらの混合物などが挙げられる。
着色剤の添加量は、トナー全体に対して1〜30質量%であることが好ましく、より好ましくは2〜20質量%である。
(トナー粒子の粒径)
トナーを構成するトナー粒子の粒径は、体積基準のメジアン径で3.0〜10.0μmであることが好ましく、より好ましくは3.5〜8.0μmである。
トナー粒子の体積基準のメジアン径は、「コールターカウンターマルチサイザー3」(ベックマン・コールター社製)に、データ処理用ソフト「Software V3.51」を搭載したコンピューターシステム(ベックマン・コールター社製)を接続した装置を用いて測定、算出されるものである。
測定手順としては、測定試料(トナー)0.02gを、界面活性剤溶液20ml(トナーの分散を目的として、例えば界面活性剤成分を含む中性洗剤を純水で10倍希釈した界面活性剤溶液)で馴染ませた後、超音波分散を1分間行い、測定試料分散液を作成する。この測定試料分散液を、サンプルスタンド内の「ISOTONII」(ベックマン・コールター社製)の入ったビーカーに、測定器表示濃度が5〜10%になるまでピペットにて注入する。この濃度範囲にすることにより、再現性のある測定値が得られる。測定機において、測定粒子カウント数を25000個、アパチャー径を100μmにし、測定範囲である2.0〜60μmの範囲を256分割しての頻度値を算出し、体積積算分率が大きい方から50%の粒子径を体積基準メジアン径とする。
また、トナーは、その体積基準の粒度分布における変動係数(CV値)が、2%以上であって35%以下であることが好ましく、特に5%以上であって30%以下であることが好ましい。
CV値は、トナー粒子の粒度分布における分散度を体積基準によって示したものであり、下記式(CV)によって算出される。
このCV値は、その値が小さい程、粒度分布がシャープであることを示し、従ってトナー粒子の大きさが揃っていることを意味する。
式(CV):CV値(%)={(標準偏差)/(体積基準の平均径)}×100
以上のトナーは、非磁性の一成分現像剤として使用することもできるが、キャリアと混合して二成分現像剤として使用してもよい。キャリアとしては、鉄、フェライト、マグネタイトなどの金属、それらの金属とアルミニウム、鉛などの金属との合金などの従来から公知の材料からなる磁性粒子を用いることができ、特にフェライト粒子が好ましい。
キャリアの体積基準のメジアン径としては20〜100μmであることが好ましく、更に好ましくは20〜60μmとされる。キャリアの体積基準のメジアン径は、代表的には湿式分散機を備えたレーザ回折式粒度分布測定装置「ヘロス(HELOS)」(シンパティック(SYMPATEC)社製)により測定することができる。
本発明のネイル用カラー粉体の供給方法によれば、電子写真法を利用して、各色トナーによってカラートナー像を未定着の状態で形成し、これにより、当該カラートナー像を形成するトナーが、調色されたネイル用カラー粉体として供給されることにより、微量のネイル用カラー粉体を所望の色かつ所望の量で得ることができる。また、同色のネイル用カラー粉体を再度得ようとする場合においても、電子写真法を利用することにより、高い色再現性で得ることができる。
〔ネイル用カラー塗布剤〕
本発明のネイル用カラー塗布剤は、本発明のネイル用カラー粉体の供給方法により得られたネイル用カラー粉体と、ネイル用ベース塗布剤とを含有するものである。
このネイル用ベース塗布剤は液体、粘性液体、固体のいずれでもよく、これらの混合物であってもよい。
ネイル用ベース塗布剤は、一般的に、自然乾燥や熱乾燥することにより爪に固着される乾燥型ネイル用ベース塗布剤、紫外線などの光を照射して硬化、または、重合性単量体を含む液体と重合開始剤を含む粉体とを混合することによって硬化することにより爪に固着される硬化型ネイル用ベース塗布剤などが挙げられる。
乾燥型ネイル用ベース塗布剤としては、例えば、トップコート、ベースコートなどが挙げられる。
硬化型ネイル用ベース塗布剤としては、例えば、ジェルネイル、アクリリックスカルプチャー、グラスネイル(ネイルカンパニーグループ株式会社製)などが挙げられる。
ネイル用ベース塗布剤は、透明または白色であることが好ましいが、所望するネイル用カラー塗布剤により適宜選択することができる。
ネイル用カラー粉体の含有量は、ネイル用ベース塗布剤の種類や所望するネイル用カラー塗布剤の色や量により適宜選択することができるが、例えば、ネイル用カラー塗布剤中1〜50質量%とされる。
ネイル用カラー塗布剤には、必要に応じて、ネイル用カラー粉体をより均一に分散させる目的で分散剤を添加することができる。この分散剤は、透明または白色であることが好ましいが、その他の色のものを用いることもできる。
本発明のネイル用カラー塗布剤によれば、上記のネイル用カラー粉体の供給方法により得られたネイル用カラー粉体を用いることにより、同色のネイル用カラー塗布剤を再度得ようとする場合においても、高い色再現性を有する。
〔ネイル用カラー塗布剤の製造方法〕
本発明のネイル用カラー塗布剤の製造方法は、本発明のネイル用カラー粉体の供給方法により得られたネイル用カラー粉体と、ネイル用ベース塗布剤とを混合することにより、ネイル用カラー塗布剤を得る方法である。
ネイル用カラー粉体とネイル用ベース塗布剤とを混合する方法としては、特に限定されないが、カラートナー像が未定着の状態で転写されている支持体をそのまま利用し、当該支持体上で例えば刷毛などを用いて混合する方法が好ましい。この場合、支持体としては、ポリエチレンテレフタレート樹脂(PET)シートを用いることが好ましい。
本発明のネイル用カラー塗布剤の製造方法によれば、上記のネイル用カラー粉体の供給方法により得られたネイル用カラー粉体と、ネイル用ベース塗布剤とを混合することにより、所望の色かつ所望の量のネイル用カラー塗布剤を簡易に得ることができ、また、同色のネイル用カラー塗布剤を再度得ようとする場合においても、高い色再現性を有する。
〔ネイルチップ〕
本発明のネイルチップは、本発明のネイル用カラー塗布剤の製造方法により得られたネイル用カラー塗布剤を人工爪に塗布し、その後、当該ネイル用カラー塗布剤を乾燥または硬化することにより得られるものである。
なお、人工爪とは、爪の形状を有する樹脂成形体をいう。
また、本発明のネイルチップは、本発明のネイル用カラー塗布剤の製造方法により得られたネイル用カラー塗布剤を、爪の形状に成型することのできるネイルチップ成型用シートを用い、当該ネイル用カラー塗布剤を乾燥または硬化することにより得られるものとすることもできる。具体的には、ネイルチップ成型用シートを地爪に装着し、ネイルチップ成型用シートおよび地爪上にネイル用カラー塗布剤を塗布し、その後、当該ネイル用カラー塗布剤を乾燥または硬化し、ネイルチップ成型用シートを地爪から剥離することにより、ネイルチップ自体を形成することができる。
ネイルチップ成型用シートとしては、例えばネイルフォームなどが挙げられる。
ネイル用カラー塗布剤の乾燥方法としては、例えば、自然乾燥、熱乾燥などがあげられる。
ネイル用カラー塗布剤の硬化方法としては、例えば、紫外線などの光を照射することによる光硬化、モノマーおよび触媒を含む液体とポリマーおよび重合開始剤を含む粉末とを混合することによる硬化などが挙げられる。
本発明のネイルチップは、両面テープや接着剤、粘着剤などにより地爪に装着される。
本発明のネイルチップによれば、上記のネイル用カラー塗布剤の製造方法により得られたネイル用カラー塗布剤を用いることにより、同色のネイル用カラー塗布剤によるネイルチップを再度得ようとする場合においても、高い色再現性を有する。
〔電子写真装置〕
本発明の電子写真装置は、選択された色情報データを得る色情報データ取得手段と、この選択された色情報データに基づいて、静電潜像担持体上に静電潜像を形成する静電潜像形成手段と、この静電潜像を各色トナーにより現像することによりカラートナー像を形成する現像手段と、このカラートナー像を支持体上に転写する転写手段と、支持体上に転写されたカラートナー像を支持体に対して未定着の状態で排出する排出手段とを具えてなり、本発明のネイル用カラー粉体の供給方法を実行する機能を有するものである。
具体的には、本発明の電子写真装置は、例えば、下記手段(1)〜(6)を具えるものである。
(1)選択された色情報データを得る色情報データ取得手段
(2)得られた色情報データに基づいて、各色トナーの配合比率を算出して配合データを得る配合データ取得手段
(3)得られた配合データに基づいて、静電潜像担持体上に静電潜像を形成する静電潜像形成手段
(4)静電潜像担持体上に形成された静電潜像を各色トナーにより現像することによりカラートナー像を形成する現像手段
(5)静電潜像担持体上に形成されたカラートナー像を支持体上に転写する転写手段
(6)支持体上に転写されたカラートナー像を支持体に対して未定着の状態で排出する排出手段
また、本発明の電子写真装置においては、さらに、
(7)支持体上に転写されたカラートナー像を定着する定着手段
を有する構成とすることができる。
上記(1)色情報データ取得手段〜(6)排出手段を具えることにより、ネイル用カラー粉体の供給処理を実行することができ、さらに、上記(7)定着手段を有し、排出手段と定着手段とが切替可能であることにより、トナー画像の形成処理を実行することができ、従って、ネイル用カラー粉体の供給処理の機能とトナー画像の形成処理の機能とをひとつの装置で実行することができる。
以下、本発明の電子写真装置について具体的に説明する。
図5は、本発明の電子写真装置の構成の一例を示す説明用断面図である。
この電子写真装置40は、複数の色見本よりなるカラーチャートが表示されてなる色情報データ取得手段41aと、色情報データ取得手段41aのカラーチャートからユーザーが任意に選択した色見本の色彩値による色情報データに基づいた各色トナーの配合比率よりなる配合データを得る配合データ取得手段(図示せず)と、静電潜像担持体51Y,51M,51C,51K上に静電潜像を形成する、帯電手段52Y,52M,52C,52Kおよび露光手段53Y,53M,53C,53Kよりなる静電潜像形成手段と、この静電潜像を各色トナー、具体的にはイエロートナー、マゼンタトナー、シアントナーおよびブラックトナーにより現像することによりカラートナー像を形成する現像手段54Y,54M,54C,54Kと、このカラートナー像を中間転写体46上に一次転写する一次転写手段57Y,57M,57C,57Kと、中間転写体46上に一次転写されたカラートナー像を支持体P上に二次転写する二次転写手段57Aと、当該カラートナー像を支持体に対して未定着の状態でネイル用カラー粉体として排出する排出手段60と、支持体P上に転写されたカラートナー像を定着する定着手段49と、支持体Pを排出手段60に搬送する経路aと支持体Pを定着手段49に搬送する経路bとを切り替える切替手段59とが具えられている。
この電子写真装置40には、トナー画像の形成処理を指示する信号と、ネイル用カラー粉体の供給処理を指示する信号を切替手段59に送信する制御機構(図示せず)が設けられている。
静電潜像担持体51Y、帯電手段52Y、露光手段53Y、現像手段54Yおよび一次転写手段57Yよりなる画像形成ユニット50Yは、イエローのトナー像を形成するものであって、画像形成ユニット50M,50C,50Kは、各々、イエローのトナー像を形成する代わりにマゼンタ、シアン、黒色のトナー像を形成する他は、画像形成ユニット50Yと同様の構成を有する。この画像形成ユニット50Y,50M,50C,50Kは、支持ローラ46A,46B,46Cにより循環移動する、ベルト状の中間転写体46に沿って設けられている。
なお、58Y,58M,58C,58Kは、静電潜像担持体51Y,51M,51C,51K上に残留したトナーを除去するクリーニング手段である。
47Y,47M,47C,47Kは、各色のトナーカートリッジであり、42は給紙カセットであり、41は操作部である。
また、操作部41には、ネイル用カラー粉体の供給処理をする場合において、所望する粉体の供給量を入力することができる供給量入力部(図示せず)が設けられている。
この電子写真装置40においては、以下のように、ネイル用カラー粉体を供給する処理が行われる。
色情報データ取得手段41aにより任意に選択された色情報データに基づいて、配合データ取得手段により各色トナーの配合比率よりなる配合データを得る。そして、静電潜像担持体51Y,51M,51C,51Kの表面に一様な電位を帯電手段52Y,52M,52C,52Kにより与え、供給量入力部からの供給量データと配合データとに基づいて露光手段53Y,53M,53C,53により露光することにより静電潜像担持体51Y,51M,51C,51K上に静電潜像を形成し、この静電潜像を各色トナーによって現像手段54Y,54M,54C,54Kにより現像することにより顕像化して各色のトナー像が形成される。この各色のトナー像が、中間転写体46上に一次転写手段57Y,57M,57C,57Kにより逐次一次転写され、重畳されてカラートナー像が形成される。一方、給紙カセット42内に収容された支持体Pが、給紙ローラ43により1枚ずつ給紙され、レジストローラ44によって二次転写手段57Aに搬送され、当該支持体P上にカラートナー像が二次転写される。次いで、制御機構(図示せず)からネイル用カラー粉体の供給処理を指示する信号が切替手段59に送信され、切替手段59により支持体Pの搬送経路が経路aに切り替えられ、支持体Pが経路aを経由して排出手段60に搬送されて、カラートナー像が未定着の状態で機外の排紙トレイ61上に排出され、当該カラートナー像を形成するトナーが支持体P上にネイル用カラー粉体として供給される。
また、この電子写真装置40は、以下のように、トナー画像を形成する処理が行われる。
形成すべき画像データを得、静電潜像担持体51Y,51M,51C,51Kの表面に一様な電位を帯電手段52Y,52M,52C,52Kにより与え、形成すべき画像データに基づいて露光手段53Y,53M,53C,53により露光することにより静電潜像担持体51Y,51M,51C,51K上に静電潜像を形成し、この静電潜像を各色トナーによって現像手段54Y,54M,54C,54Kにより現像することにより顕像化して各色のトナー像が形成される。この各色のトナー像が中間転写体46上に一次転写手段57Y,57M,57C,57Kにより逐次一次転写され、重畳されてカラートナー像が形成される。一方、給紙カセット42内に収容された支持体Pが、給紙ローラ43により1枚ずつ給紙され、レジストローラ44によって二次転写手段57Aに搬送され、当該支持体P上にカラートナー像が二次転写される。次いで、制御機構(図示せず)からトナー画像の形成処理を指示する信号が切替手段59に送信され、切替手段59により支持体Pの搬送経路が経路bに切り替えられ、支持体Pが経路bを経由して定着手段49に搬送されて、定着処理が行われ、その後、排紙ローラ45に挟持されて機外の排紙トレイ48上に排出され、支持体P上にトナー定着画像が形成される。
本発明の電子写真装置は、排出手段により支持体に対して未定着の状態で排出されたカラートナー像を、支持体と共に運搬用容器に収容する収容手段を有する構成とすることもできる。
このような構成とすることにより、ネイル用カラー粉体として排出されたトナーを容易に運搬することができる。
一つの運搬用容器に収容する支持体の数に制限はなく、支持体を固定する部材の数にも制限はない。
本発明の電子写真装置40によれば、ネイル用カラー粉体の供給方法を実行する機能を有することにより、電子写真法を利用して、各色トナーによってカラートナー像を未定着の状態で形成し、これにより、当該カラートナー像を形成するトナーが、調色されたネイル用カラー粉体として供給されることから、微量のネイル用カラー粉体を所望の色かつ所望の量で得ることができる。同色のネイル用カラー粉体を再度得ようとする場合においても、電子写真法を利用することにより、高い色再現性で得ることができる。
以下、本発明の実施例を説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
〔実施例1:ネイル用カラー塗布剤の製造例1〕
電子写真装置「bizhub C353」(コニカミノルタ社製)について、定着器を取り外し、所望するネイル用カラー粉体の供給量の選択ができるように改造したものに、「bizhub C353」用の市販のイエロートナー、マゼンタトナー、シアントナーおよびブラックトナーを搭載した。支持体としてはA4サイズのOHPフィルム「VF−5」(コクヨ社製)を用いた。そして、色情報データ取得手段として、この電子写真装置にパーソナルコンピュータを接続して、画像編集ソフト「Adobe Illustrator(登録商標)」(Adobe社製)を用い、カラーモードをYMCKカラーとして所望する赤色の円図形を作成した。改造した電子写真装置において、供給量を4mgとして選択して出力したところ、OHPフィルム上に円図形が出力された。この図形を形成している粉体をかき集めたところ、4mgの赤色に調色されたネイル用カラー粉体〔1〕が得られた。得られたネイル用カラー粉体〔1〕と、ネイル用ベース塗布剤「サンシャインベビー ソフトジェル」(株式会社GGコーポレーション製)とを支持体上で混合し、ネイル用カラー塗布剤〔1〕を得た。
得られたネイル用カラー塗布剤〔1〕は、画像編集ソフトで作成した円図形の赤色と比べて、目視にて同一と判断できる色彩であった。
〔実施例2〜12:ネイル用カラー塗布剤の製造例2〜12〕
実施例1において、所望する色および供給量、色情報データ取得手段、ネイル用ベース塗布剤を下記表1に示す通りに変更したことの他は同様にしてネイル用カラー塗布剤〔2〕〜〔12〕を得た。
得られたネイル用カラー塗布剤〔2〕〜〔12〕は、所望する色と比べて、目視にて同一と判断できる色彩であった。
〔実施例13:ネイル用カラー塗布剤の製造例13〕
実施例1と同様の手順で再度ネイル用カラー塗布剤〔13〕を作製した。ネイル用カラー塗布剤〔13〕は、実施例1において得られたネイル用カラー塗布剤〔1〕と目視にて同一と判断できる色彩であった。
〔実施例14:ネイル用カラー粉体の供給例1〕
電子写真装置「bizhub C353」(コニカミノルタ社製)について、定着器を取り外し、所望するネイル用カラー粉体の供給量の選択ができるように改造したものに、「bizhub C353」用の市販のイエロートナー、マゼンタトナー、シアントナーおよびブラックトナーを搭載した。支持体としてはA4サイズのOHPフィルム「VF−5」(コクヨ社製)を用いた。そして、色情報データ取得手段として、この電子写真装置にパーソナルコンピュータを接続して、自作のネイル用調色ソフトを用い、図6(a)に示すネイルのデザインパターンについて作成し、出力したところ、30mgの赤色に調色されたネイル用カラー粉体〔1−a〕と、50mgの緑色に調色されたネイル用カラー粉体〔1−b〕が得られた。なお、図6(b)には、支持体上に供給されたネイル用カラー粉体および色見本の一例を示す。
得られたネイル用カラー粉体〔1−a〕および〔1−b〕は、ネイル用調色ソフトで作成したネイルのデザインパターンと比べて、目視にて同一と判断できる色彩であった。
〔実施例15:ネイル用カラー粉体の供給例2〕
電子写真装置「bizhub C353」(コニカミノルタ社製)について、定着器を取り外し、所望するネイル用カラー粉体の供給量の選択ができるように改造し、さらに、排出工程により未定着の状態で排出されたカラートナー像を運搬用容器に収容する収容手段を設けたものに改造したものに、「bizhub C353」用の市販のイエロートナー、マゼンタトナー、シアントナーおよびブラックトナーを搭載した。支持体としてはA4サイズのOHPフィルム「VF−5」(コクヨ社製)を用いた。運搬用容器としては、図2に示すものを用いた。そして、色情報データ取得手段として、この電子写真装置にパーソナルコンピュータを接続して、画像編集ソフト「Adobe Illustrator(登録商標)」(Adobe社製)を用い、カラーモードをYMCKカラーとして所望する赤色の円図形を作成した。改造した電子写真装置において、供給量を4mgとして選択して出力したところ、赤色の円図形が形成されたOHPフィルム上が運搬用容器に収容された状態で4mgの赤色に調色されたネイル用カラー粉体〔2〕として得た。
得られたネイル用カラー粉体〔2〕は、画像編集ソフトで作成した円図形の赤色と比べて、目視にて同一と判断できる色彩であった。
〔実施例16:ネイルチップ作製例1〕
ネイル用カラー塗布剤〔1〕を、人工爪に塗布し、紫外線照射装置「パールランプ」(サンシャインベビー社製)により紫外線を2分間照射し、「ジェルクリーナー」(サンシャインベビー社製)で未硬化の塗布剤をふき取ることにより、ネイルチップ〔1〕を得た。
〔実施例17:ネイルチップ作製例2〕
ネイル用カラー塗布剤〔1〕を、ネイルフォームに塗布し、紫外線照射装置「パールランプ」(サンシャインベビー社製)により紫外線を2分間照射し、「ジェルクリーナー」(サンシャインベビー社製)で未硬化の塗布剤をふき取り、ネイルフォームを剥離することにより、ネイルチップ〔2〕を得た。
実施例1〜12によれば、所望の色かつ所望の量のネイル用カラー粉体およびネイル用カラー塗布剤が得られた。
実施例13によれば、所望の色かつ所望の量のネイル用カラー塗布剤を高い色再現性で得ることができた。
実施例14によれば、所望の色かつ所望の量のネイル用カラー粉体が得られた。
実施例15によれば、運搬用容器に収容された、所望の色かつ所望の量のネイル用カラー粉体が得られた。
11 容器本体
11A 底部
11B 蓋部
11C 側壁部
12 支持体固定部材
40 電子写真装置
41 操作部
41a 色情報データ取得手段
42 給紙カセット
43 給紙ローラ
44 レジストローラ
45 排紙ローラ
46 中間転写体
46A,46B,46C 支持ローラ
47Y,47M,47C,47K トナーカートリッジ
48 排紙トレイ
49 定着手段
50Y,50M,50C,50K 画像形成ユニット
51Y,51M,51C,51K 静電潜像担持体
52Y,52M,52C,52K 帯電手段
53Y,53M,53C,53K 露光手段
54Y,54M,54C,54K 現像手段
57Y,57M,57C,57K 一次転写手段
57A 二次転写手段
58Y,58M,58C,58K クリーニング手段
59 切替手段
60 排出手段
61 排紙トレイ
S 空間
P 支持体

Claims (13)

  1. 電子写真法を利用して、選択された色情報データに基づいて、各色トナーによって支持体上に未定着のカラートナー像を形成し、当該カラートナー像を支持体に対して未定着の状態で排出することにより、当該カラートナー像を形成するトナーを、調色されたネイル用カラー粉体として供給することを特徴とするネイル用カラー粉体の供給方法。
  2. 前記各色トナーが、イエロートナー、マゼンタトナーおよびシアントナーであることを特徴とする請求項1に記載のネイル用カラー粉体の供給方法。
  3. 前記各色トナーが、イエロートナー、マゼンタトナー、シアントナーおよびブラックトナーであることを特徴とする請求項1に記載のネイル用カラー粉体の供給方法。
  4. 前記各色トナーが、イエロートナー、マゼンタトナー、シアントナー、ブラックトナーおよびホワイトトナーであることを特徴とする請求項1に記載のネイル用カラー粉体の供給方法。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれかに記載のネイル用カラー粉体の供給方法により得られたネイル用カラー粉体と、ネイル用ベース塗布剤とを含有することを特徴とするネイル用カラー塗布剤。
  6. 前記ネイル用ベース塗布剤が、硬化型ネイル用ベース塗布剤よりなることを特徴とする請求項5に記載のネイル用カラー塗布剤。
  7. 電子写真法を利用して、選択された色情報データに基づいて、各色トナーによって支持体上に未定着のカラートナー像を形成し、当該カラートナー像を支持体に対して未定着の状態で排出することにより、当該カラートナー像を形成するトナーを、調色されたネイル用カラー粉体として得、
    得られたネイル用カラー粉体と、ネイル用ベース塗布剤とを混合することを特徴とするネイル用カラー塗布剤の製造方法。
  8. 前記ネイル用カラー粉体と前記ネイル用ベース塗布剤とを前記支持体上で混合することを特徴とする請求項7に記載のネイル用カラー塗布剤の製造方法。
  9. 請求項5または請求項6に記載のネイル用カラー塗布剤を人工爪に塗布し、その後、当該ネイル用カラー塗布剤を乾燥または硬化することにより得られることを特徴とするネイルチップ。
  10. 爪の形状に成型することのできるネイルチップ成型用シートを用いて、請求項5または請求項6に記載のネイル用カラー塗布剤を乾燥または硬化することにより得られることを特徴とするネイルチップ。
  11. 選択された色情報データを得る色情報データ取得手段と、この選択された色情報データに基づいて、静電潜像担持体上に静電潜像を形成する静電潜像形成手段と、この静電潜像を各色トナーにより現像することによりカラートナー像を形成する現像手段と、このカラートナー像を支持体上に転写する転写手段と、支持体上に転写されたカラートナー像を支持体に対して未定着の状態で排出する排出手段とを具えてなり、
    請求項1〜請求項4のいずれかに記載のネイル用カラー粉体の供給方法を実行する機能を有することを特徴とする電子写真装置。
  12. 支持体上に転写されたカラートナー像を定着する定着手段をさらに有し、
    前記定着手段と前記排出手段とが切替可能であることを特徴とする請求項11に記載の電子写真装置。
  13. 前記排出手段により支持体に対して未定着の状態で排出されたカラートナー像を、前記支持体と共に運搬用容器に収容する収容手段を有することを特徴とする請求項11または請求項12に記載の電子写真装置。
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