JP2013028583A - 鼻腔咽喉内洗浄液 - Google Patents

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Abstract

【課題】 鼻腔や咽喉内の雑菌、埃、花粉等を吸着してほぼ完全に洗い流すと共に、洗浄時の粘膜に対する刺激を緩和し、粘膜の炎症の治癒に即効性を有し、長期に渡り粘膜を健全に保つようにした鼻腔咽喉内洗浄液を提供する。
【解決手段】
水素イオン濃度(pH)6.0以上、酸化還元電位300mv以下の水に対し、平均粒子径0.01〜1μm、酸化還元電位0mv以下、水素イオン濃度(pH)8.0以上の竹炭塩を0.6〜5%含有させたもので、ナトリウムが1500〜13000mg/L、塩化物イオンが2550〜21000mg/L、水素イオン濃度(pH)8.0以上である腔咽喉内洗浄液とした。
【選択図】なし

Description

発明の詳細な説明
本発明は、鼻腔や咽喉内の雑菌、埃、花粉等を吸着してほぼ完全に洗い流すと共に、洗浄時の粘膜に対する刺激を緩和し、粘膜の炎症の治癒に即効性を有し、長期に渡り粘膜を健全に保つようにした鼻腔咽喉内洗浄液に関するものである。
例えば、特許文献1には、「深層水を配合、あるいは深層水と有効成分とを配合してなる洗浄薬であり、配合する有効成分としては塩化セチルピリジニウム、塩化ベンゼトニウム、塩化ベンゼルコニウム、ポピドンヨード、塩化デカリニウム、グルコン酸クロルヘキシジン、グリチルリチン酸二カリウム、塩酸ナファゾリン、マレイン酸クロルフェニラミン、塩酸リドカイン、硫酸亜鉛、メントール、カンフル、ハッカ油、ユーカリ油、ウイキョウ油、ケイヒ油、チョウジ油等であり、特に、使用量を1回分ずつ包装したあるいはエアゾールタイプにした洗浄薬」が提供されている。
そして、「口腔内あるいは鼻腔内を簡便に洗浄することができ、且つ、その使用感に優れた洗浄薬を提供する」旨説明されている
しかしながら、この洗浄薬においては、適度な塩分を含んでおらず、未だ、鼻腔や咽喉内の雑菌、埃等を充分に洗い流すことが出来ない。また、洗浄時の粘膜に対する刺激も充分に緩和することができない。さらに、粘膜の炎症の治癒に即効性を有し、長期に渡り粘膜を健全に保つようにするものではない。
特許文献2には、「海洋深層水を配合することを特徴とする鼻洗浄剤」が提供されている。
そして、アレルギー性鼻炎に対して低刺激性で洗浄効果の高い海洋深層水配合鼻洗浄剤を提供する」旨説明されている。
また、「・・・海水そのものを利用すると、過剰に含まれる塩化ナトリウム等の無機イオンにより、刺激が強く、洗浄に苦痛を伴うものとなる。よって、本発明の深層水原水を希釈するか、イオン交換処理、逆浸透膜処理、多段式電気透析処理を行った水を希釈するか、イオン交換膜処理、逆浸透膜処理、多段式電気透析処理により脱塩を行うか、イオン交換膜処理、逆浸透膜処理、多段式電気透析処理により脱塩を行い得られた水にイオン成分を添加することにより含まれる塩化ナトリウム等無機イオン濃度を調整し、浸透圧を調整し低刺激性の鼻洗浄剤を提供する」旨が記載されている(段落0007)。
しかしながら、この海洋深層水配合鼻洗浄剤においては、イオン交換処理、逆浸透膜処理、多段式電気透析処理を行った水を希釈するか、イオン交換膜処理、逆浸透膜処理、多段式電気透析処理により脱塩を行う等、低刺激性の鼻洗浄剤を得るために複雑な工程を必要とし、逆に塩分が少ないためにナトリウム、塩化物イオン濃度が低いため、鼻腔や咽喉内の雑菌、埃等を充分に洗い流すことが出来ず、粘膜の炎症の治癒に即効性を有し、長期に渡り粘膜を健全に保つようにしたものではない。
特開2001−247446号公報 特開2002−212081号公報
発明が解決しようとする課題
本発明は、ナトリウムが1500〜13000mg/L、塩化物イオンが2550〜21000mg/L、水素イオン濃度(pH)8.0以上である腔咽喉内洗浄液とすることにより、鼻腔や咽喉内の雑菌、埃、花粉等を吸着してほぼ完全に洗い流すと共に、洗浄時の粘膜に対する刺激をなくし、粘膜の炎症の治癒に即効性を有し、長期に渡り粘膜を健全に保つ鼻腔咽喉内洗浄液を提供することにある。
課題を解決する手段
請求項1の発明は、ナトリウムが1500〜13000mg/L、塩化物イオンが2550〜21000mg/L、水素イオン濃度(pH)8.0以上である腔咽喉内洗浄液を提供するものである。
また、請求項2の発明は、水素イオン濃度(pH)6.0以上、酸化還元電位300mv以下の水に対し、平均粒子径0.01〜1μm、酸化還元電位0mv以下、水素イオン濃度(pH)8.0以上の竹炭塩を0.6〜5%含有させた請求項1記載の腔咽喉内洗浄液を提供するものである。
この発明においては、平均粒子径0.01〜1μmの超微粒の竹炭塩を適量添加することにより、ナトリウムと塩化物イオンとが適な濃度を有していて、特に塩化物イオンの濃度がナトリウムより高く、竹炭塩が鼻腔内粘膜の細部に刺激なくまろやかに浸透して粘膜に付着する埃や雑菌を吸着して殆どを洗い流すため、洗浄後の爽快感が極めて良好となる。また、酸化電位が低く高いアルカリ性の水と竹炭塩を使用するので鼻腔内の粘膜の酸化を抑制し、粘膜の炎症を和らげると共に治癒効果が高く且つ即効性を付与できる相乗効果が得られる。
前記腔咽喉内洗浄液中のナトリウムが1500未満、塩化物イオンが2550未満であると粘膜に付着する埃や雑菌を吸着して洗い流す効果が薄い。また、ナトリウムが13000mg/Lを超え、塩化物イオンが21000mg/Lを超えると、鼻腔内粘膜への刺激が強すぎ洗浄後の爽快感が極めて悪くなる。好ましくは、ナトリウムが5200〜10500mg/L、塩化物イオンが8400〜16800mg/Lであることが望ましい。
さらに、水素イオン濃度(pH)8.0未満であると、鼻腔内の粘膜の酸化を抑制できず、粘膜の炎症を治癒効果が得られず治癒効果の即効性が得られない。好ましくは、水素イオン濃度(pH)9.0以上であることが望まれる。
前記水は、好ましくは水素イオン濃度(pH)7.0以上、酸化還元電位250mv以下であり、さらに、好ましくは水素イオン濃度(pH)8.0以上、酸化還元電位200mv以下である。前記水の水素イオン濃度(pH)6.0以下、酸化還元電位300mv以上であると、鼻腔内の粘膜の酸化を抑制できず、粘膜の炎症を治癒する効果が得られず、当然治癒する効果の即効性も得られない。
また、請求項3の発明は、前記水が水溶性ゲルマニウム5.0ppb/l以上、水素イオン濃度(pH)8.0以上である請求項1乃至2いずれかに記載の腔咽喉内洗浄液を提供するものである。
この発明においては、朝鮮人参、霊芝、サルノコシカケ、ニンニク等に含まれる栄養成分である水溶性ゲルマニウムを多量に含む天然アルカリイオン水を使用することにより、これが極めて小さな水溶性クラスターであることから鼻腔内粘膜等の血流に栄養分を浸透させて粘膜を長期に渡り健全に確保するため、花粉症の再発を予防することが出来る。したがって、上記酸化電位が低く高いアルカリ性の水と超微粒で酸化還元電位の低い竹炭塩との相乗効果により、鼻腔内の粘膜の酸化を抑制して粘膜の炎症を和らげると共に、極めて即効性の高い治癒効果が得られる。
前記水は、好ましくは水溶性ゲルマニウム7.0ppb/l以上、さらに好ましくは、8.0ppb/l以上であることが望まれる。
試用試験
以下の試用試験において使用する水と塩を以下に示す。
水;A=鹿児島県垂水市で地下800mから湧き出る天然アルカリイオン水=水溶性ゲルマニウム(朝鮮人参、霊芝、サルノコシカケ、ニンニク等に含まれる栄養成分)を8.89ppb含む(通常の水溶性ゲルマニウムの100倍以上)、水素イオン濃度(pH)9.4
B=通常市販のミネラルウオーター=水素イオン濃度(pH)6.5、酸化還元電位250mv
C=海洋深層水(鹿児島県甑島産)=水素イオン濃度(pH)7.0、酸化還元電位250mv)
D=水道水(ナトリウム約200mg/L、塩化物イオン約200mg/L)
塩;X=竹炭塩(特開2010−273661)=平均粒子径0.01〜1μm、酸化還元電位0mv以下、水素イオン濃度(pH)8.0以上
Y=市販の竹塩(韓国産)=平均粒子径不明、酸化還元電位不明、水素イオン濃度(pH)不明
Z=食塩=不明
試用試験1
試用試験1は、第1表に示すように、上記各水に対し各塩を3.5wt%(水200ccに対し塩を7g)添加した鼻腔咽喉内洗浄液を夫々10人の花粉症患者に鼻腔噴霧洗浄として試用し、鼻腔内の刺激性、洗浄後の爽快性、花粉症の改善状況の結果をまとめた。その結果、10人中ほとんどが鼻腔内の刺激が全く感じないと回答したものに◎、少し刺激を感じたが違和感がないと回答したものに○、少し刺激を感じると回答したものに△、かなりきつい刺激があったと答えたものに×を付した。
また、同様に、洗浄後の爽快性については、夫々10人中ほとんどが洗浄後すっきりとした爽快感があったと回答したものに◎、爽快感を少し感じたと回答したものに○、洗浄前とほとんど変わらないと回答したものに△、不快を感じたと答えたものに×を付した。
さらに、花粉症の改善状況については、洗浄後の爽快性については、夫々10人中ほとんどが洗浄1週間後完治しと回答したものに◎、だいぶ楽になったと回答したものに○、まだ少し症状が残っていると回答したものに△、まったく改善がないと答えたものに×を付した。
Figure 2013028583
表1から理解出来るように、試料1は、水溶性ゲルマニウムを8.89ppb含む、水素イオン濃度(pH)9.4の鹿児島県垂水市で地下800mから湧き出る天然アルカリイオン水(A)に対し、平均粒子径0.01〜1μm、酸化還元電位0mv以下、水素イオン濃度(pH)8.0以上の竹炭塩(X)を3.5wt%添加したもので、鼻腔内の刺激性、洗浄後の爽快性、花粉症の改善状況の全てが最良であった。
また、水素イオン濃度(pH)6.5の通常市販のミネラルウオーター(B)及び海洋深層水(C)に対し、平均粒子径0.01〜1μm、酸化還元電位0mv以下、水素イオン濃度(pH)8.0以上の竹炭塩(X)を3.5wt%添加した試料4及び7のものも、鼻腔内の刺激性、洗浄後の爽快性、花粉症の改善状況が良好であった。
これに対し、竹炭塩(X)を添加しない試料2、3、5、6、8、9,11、12は、鼻腔内の刺激性、洗浄後の爽快性、花粉症の改善状況が充分ではなかった。また、食塩(Z)を使用した試料3,6,9、12及び水道水(D)を使用した試料10、11,12についても良好な結果が得られなかった。
以上の結果から、平均粒子径0.01〜1μmの超微粒の竹炭塩を添加することにより、竹炭塩が鼻腔内粘膜の細部に刺激なしにまろやかに浸透して粘膜に付着する埃や雑菌を吸着して殆ど洗い流すため、洗浄後の爽快感が極めて良好となるものと考えられる。また、酸化電位が低く高いアルカリ性を有する水と竹炭塩を使用するので鼻腔内の粘膜の酸化を抑制し粘膜の炎症を和らげると共に治癒効果が高く且つ即効性を付与する相乗効果が得られる。
さらに、朝鮮人参、霊芝、サルノコシカケ、ニンニク等に含まれる栄養成分である水溶性ゲルマニウムを多量に含む天然アルカリイオン水を使用することにより、これが極めて小さな水溶性クラスターであることから鼻腔内粘膜等の血流に栄養分を浸透させて粘膜を長期に渡り健全に確保するため、花粉症の再発を予防することが出来る。
試用試験2
試用試験2は、第2表に示すように、上記各水に対し各塩を3.5wt%添加(水200ccに対し塩を7g)した鼻腔咽喉内洗浄液を夫々別途10人のアレルギー性鼻炎の患者に鼻腔噴霧洗浄として試用し、鼻腔内の刺激性、洗浄後の爽快性、アレルギー性鼻炎の改善状況の結果をまとめた。その結果、10人中ほとんどが鼻腔内の刺激が全く感じないと回答したものに◎、少し刺激を感じたが違和感がないと回答したものに○、少し刺激を感じると回答したものに△、かなりきつい刺激があったと答えたものに×を付した。
また、同様に、洗浄後の爽快性については、夫々10人中ほとんどが洗浄後極めてすっきりとした爽快感があったと回答したものに◎、爽快感を少し感じたと回答したものに○、洗浄前とほとんど変わらないと回答したものに△、不快を感じたと答えたものに×を付した。
さらに、アレルギー性鼻炎の改善状況については、夫々10人中ほとんどが洗浄1週間後完治しと回答したものに◎、だいぶ楽になったと回答したものに○、まだ少し症状が残っていると回答したものに△、まったく改善がないと答えたものに×を付した。
Figure 2013028583
表2から理解出来るように、試料2−1は、水溶性ゲルマニウムを8.89ppb含む、水素イオン濃度(pH)9.4の鹿児島県垂水市で地下800mから湧き出る天然アルカリイオン水(A)に対し、平均粒子径0.01〜1μm、酸化還元電位0mv以下、水素イオン濃度(pH)8.0以上の竹炭塩(X)を3.5wt%添加したもので、鼻腔内の刺激性、洗浄後の爽快性、アレルギー性鼻炎の改善状況の全てが最良であった。
また、水素イオン濃度(pH)6.5の通常市販のミネラルウオーター(B)及び海洋深層水(C)に対し、平均粒子径0.01〜1μm、酸化還元電位0mv以下、水素イオン濃度(pH)8.0以上の竹炭塩(X)を3.5wt%添加した試料2−4及び2−7も、鼻腔内の刺激性、洗浄後の爽快性、アレルギー性鼻炎の改善状況が良好であった。
これに対し、竹炭塩(X)を添加しない試料2−2、2−3、2−5、2−6、2−8、2−9,2−11、2−12は、鼻腔内の刺激性、洗浄後の爽快性、アレルギー性鼻炎の改善状況が充分ではなかった。また、食塩(Z)を使用した試料2−3,2−6,2−9,2−12及び水道水(D)を使用した試料2−10、2−11,2−12についても良好な結果が得られなかった。
以上の結果から、上記試用試験1と同様、平均粒子径0.01〜1μmの超微粒の竹炭塩を添加することにより、竹炭塩が鼻腔内粘膜の細部に刺激なしにまろやかに浸透して粘膜に付着する埃や雑菌を吸着して殆ど洗い流すため、洗浄後の爽快感が極めて良好となるものと考えられる。また、酸化電位が低く高いアルカリ性の水と竹炭塩を使用するので鼻腔内の粘膜の酸化を抑制し粘膜の炎症を和らげると共にアレルギー性鼻炎の治癒効果が高く且つ即効性を付与する相乗効果が得られる。
さらに、水溶性ゲルマニウムを多量に含む天然アルカリイオン水を使用することにより、これが極めて小さな水溶性クラスターであることから鼻腔内粘膜等の血流に栄養分を浸透させて粘膜を長期に渡り健全に確保するため、アレルギー性鼻炎の再発を予防することが出来る。
試用試験3
試用試験3は、第3表に示すように、上記各水に対し各塩を3.5wt%添加(水200ccに対し塩を7g)した鼻腔咽喉内洗浄液を夫々別途10人の蓄膿症患者が直接鼻腔内に吸い込んで口から吐き出すようにして試用し、鼻腔内の刺激性、洗浄後の爽快性、蓄膿症の改善状況の結果をまとめた。その結果、10人中ほとんどが鼻腔内の刺激が全く感じないと回答したものに◎、少し刺激を感じたが違和感がないと回答したものに○、少し刺激を感じると回答したものに△、かなりきつい刺激があったと答えたものに×を付した。
また、同様に、洗浄後の爽快性については、夫々10人中ほとんどが洗浄後すっきりとした爽快感があったと回答したものに◎、爽快感を少し感じたと回答したものに○、洗浄前とほとんど変わらないと回答したものに△、不快を感じたと答えたものに×を付した。
さらに、蓄膿症の改善状況については、夫々10人中ほとんどが洗浄3ヶ月後完治しと回答したものに◎、だいぶ楽になったと回答したものに○、まだ少し症状が残っていると回答したものに△、まったく改善がないと答えたものに×を付した。
Figure 2013028583
表3から理解出来るように、試料3−1は、水溶性ゲルマニウムを8.89ppb含む、水素イオン濃度(pH)9.4の鹿児島県垂水市で地下800mから湧き出る天然アルカリイオン水(A)に対し、平均粒子径0.01〜1μm、酸化還元電位0mv以下、水素イオン濃度(pH)8.0以上の竹炭塩(X)を3.5wt%添加したもので、鼻腔内の刺激性、洗浄後の爽快性、蓄膿症の改善状況の全てが最良であった。
また、水素イオン濃度(pH)6.5の通常市販のミネラルウオーター(B)及び海洋深層水(C)に対し、平均粒子径0.01〜1μm、酸化還元電位0mv以下、水素イオン濃度(pH)8.0以上の竹炭塩(X)を3.5wt%添加した試料3−4及び3−7も、鼻腔内の刺激性、洗浄後の爽快性、蓄膿症の改善状況が良好であった。
これに対し、竹炭塩(X)を添加しない試料3−2、3−3、3−5、3−6、3−8、3−9,3−11、3−12は、鼻腔内の刺激性、洗浄後の爽快性、蓄膿症の改善状況が充分ではなかった。また、食塩(Z)を使用した試料3−3、3−6、3−9及び水道水(D)を使用した試料3−10、3−11、3−12についても良好な結果が得られなかった。
以上の結果から、上記試用試験1及び2と同様、平均粒子径0.01〜1μmの超微粒の竹炭塩を添加することにより、竹炭塩が鼻腔内粘膜の細部に刺激なしにまろやかに浸透して粘膜に付着する埃や雑菌を吸着して殆ど洗い流すため、洗浄後の爽快感が極めて良好となるものと考えられる。また、酸化電位が低く高いアルカリ性の水と竹炭塩を使用するので鼻腔内の粘膜の酸化を抑制し粘膜の炎症を和らげると共に蓄膿症の治癒効果が高く且つ即効性を付与する相乗効果が得られる。
さらに、水溶性ゲルマニウムを多量に含む天然アルカリイオン水を使用することにより、これが極めて小さな水溶性クラスターであることから鼻腔内粘膜等の血流に栄養分を浸透させて粘膜の健全を長期に渡り確保するため、蓄膿症の再発を予防することが出来る。
試用試験例4
試用試験4は、第4表に示すように、上記各水に対し竹炭塩を0・4〜7wt%の範囲で添加した鼻腔咽喉内洗浄液を夫々別途10人の花粉症患者に鼻腔噴霧洗浄として試用し、鼻腔内の刺激性、洗浄後の爽快性、花粉症の改善状況の結果をまとめた。その結果、10人中ほとんどが鼻腔内の刺激が全く感じないと回答したものに◎、少し刺激を感じたが違和感がないと回答したものに○、少し刺激を感じると回答したものに△、かなりきつい刺激があったと答えたものに×を付した。
また、同様に、洗浄後の爽快性については、夫々10人中ほとんどが洗浄後すっきりとした爽快感があったと回答したものに◎、爽快感を少し感じたと回答したものに○、洗浄前とほとんど変わらないと回答したものに△、不快を感じたと答えたものに×を付した。
さらに、花粉症の改善状況については、洗浄後の爽快性については、夫々10人中ほとんどが洗浄1週間後完治しと回答したものに◎、だいぶ楽になったと回答したものに○、まだ少し症状が残っていると回答したものに△、まったく改善がないと答えたものに×を付した。
Figure 2013028583
第4表から理解されるように、鼻腔の洗浄用として通常、水道水に対し塩の添加量は0.9〜2.0wt%とされているが、本発明の竹炭塩は0・6〜5wt%の範囲で添加できる。即ち、上記0.9wt%以下でも上記特性を有し、2.0wt%を超えても鼻腔内の刺激が殆ど感じないことが理解される。したがって、本発明において竹炭塩は0・6〜5wt%の範囲で添加できることが理解される。
上記実験例は、花粉症患者、アレルギー性鼻炎、蓄膿症等の患者の鼻腔洗浄に鼻腔洗浄として試用したが、咽喉内のうがい用、その他水虫や他の炎症部位にも使用することが出来る。また、鼻腔内洗浄に於いては本発明の洗浄液を細かい霧状に噴霧することにより、竹炭塩のまろやかさと相俟って、鼻腔内粘膜への刺激をさらに緩和することが出来る。
尚、上記試用試験1、2、3に試用した試料1、2−1、3−1(A+X)、(竹炭塩3.5wt%添加)について、ナトリウム及び塩化物イオンの濃度をイオンクロマトグラフ法により測定した結果、ナトリウムが9160mg/L、塩化物イオンが14700mg/Lであった。これら試料は竹炭塩(X)の添加量が3.5wt%であるので、本発明の請求項2記載の添加量0.6〜5wt%におけるナトリウム及び塩化物イオを換算すると、おおよそナトリウムが1500〜13000mg/L、塩化物イオンが2550〜21000mg/Lの範囲となる。また、水素イオン濃度(pH)10.2であった。
さらに、上記試用試験1、2、3に試用した試料1、2−1、3−1(A+X)について、SS(懸濁物質)をJIS K 0I0I(工業用水試験方法による)で測定した結果、143mg/Lであった。このSS(懸濁物質)は、竹炭塩(X)の製造時に竹筒内の塩の蒸し焼き状態で発生する極めて細かい微粒炭素粒子(0.001〜1μm)が主体である。したがって、超微粒の竹炭塩を添加することにより、竹炭塩が鼻腔内粘膜の細部に刺激なしにまろやかに浸透して粘膜に付着する埃や雑菌を吸着して殆どを洗い流すため、洗浄後の爽快感が極めて良好となるものと考えられる。また、酸化電位が低く高いアルカリ性の水と竹炭塩を使用するので鼻腔内の粘膜の酸化を抑制し粘膜の炎症を和らげると共に治癒効果が高く且つ即効性を付与する相乗効果が助長されるものと考えられる。
上記試料は竹炭塩(X)の添加量が3.5wt%であるので、本発明の請求項2記載の添加量0.6〜5wt%におけるSS(懸濁物質)の濃度を換算すると、おおよそ24〜204mg/Lの範囲となる。好ましくは81〜164mg/Lの範囲である。
発明の効果
本発明は、水素イオン濃度(pH)6.0以上、酸化還元電位300mv以下の水に対し、平均粒子径0.01〜1μm、酸化還元電位0mv以下、水素イオン濃度(pH)8.0以上の竹炭塩を0.6〜5%含有させたもので、ナトリウムが1500〜13000mg/L、塩化物イオンが2550〜21000mg/L、水素イオン濃度(pH)8.0以上である腔咽喉内洗浄液としたので、超微粒の竹炭塩を添加することにより、竹炭塩が鼻腔内粘膜の細部に刺激なしにまろやかに浸透して粘膜に付着する埃や雑菌を吸着して殆どを洗い流すため、洗浄後の爽快感が極めて良好となる。また、酸化電位が低く高いアルカリ性の水と竹炭塩を使用するので鼻腔内の粘膜の酸化を抑制し粘膜の炎症を和らげると共に治癒効果が高く且つ即効性を付与する相乗効果が得られる。
また、前記水が水溶性ゲルマニウム5.0ppb/l以上、水素イオン濃度(pH)8.0以上であり、朝鮮人参、霊芝、サルノコシカケ、ニンニク等に含まれる栄養成分である水溶性ゲルマニウムを多量に含む天然アルカリイオン水を使用することにより、これが極めて小さな水溶性クラスターであることから鼻腔内粘膜等の血流に栄養分を浸透させて粘膜を長期に渡り健全に確保する。したがって、花粉症、アレルギー性鼻炎、蓄膿症等の再発を予防することが出来る。また、この水は上記酸化電位が低く高いアルカリ性の水と竹炭塩の使用により、鼻腔内の粘膜の酸化を抑制し粘膜の炎症を和らげると共に、治癒効果を高め粘膜の炎症の治癒に即効性を有し、長期に渡り粘膜を健全に保つ相乗効果が得られる。
発明の詳細な説明
本発明は、鼻腔や咽喉内の雑菌、埃、花粉等を吸着してほぼ完全に洗い流すと共に、洗浄時の粘膜に対する刺激を緩和し、粘膜の炎症の治癒に即効性を有し、長期に渡り粘膜を健全に保つようにした鼻腔咽喉内洗浄液に関するものである。
例えば、特許文献1には、「深層水を配合、あるいは深層水と有効成分とを配合してなる洗浄薬であり、配合する有効成分としては塩化セチルピリジニウム、塩化ベンゼトニウム、塩化ベンゼルコニウム、ポピドンヨード、塩化デカリニウム、グルコン酸クロルヘキシジン、グリチルリチン酸二カリウム、塩酸ナファゾリン、マレイン酸クロルフェニラミン、塩酸リドカイン、硫酸亜鉛、メントール、カンフル、ハッカ油、ユーカリ油、ウイキョウ油、ケイヒ油、チョウジ油等であり、特に、使用量を1回分ずつ包装したあるいはエアゾールタイプにした洗浄薬」が提供されている。
そして、「口腔内あるいは鼻腔内を簡便に洗浄することができ、且つ、その使用感に優れた洗浄薬を提供する」旨説明されている
しかしながら、この洗浄薬においては、適度な塩分を含んでおらず、未だ、鼻腔や咽喉内の雑菌、埃等を充分に洗い流すことが出来ない。また、洗浄時の粘膜に対する刺激も充分に緩和することができない。さらに、粘膜の炎症の治癒に即効性を有し、長期に渡り粘膜を健全に保つようにするものではない。
特許文献2には、「海洋深層水を配合することを特徴とする鼻洗浄剤」が提供されている。
そして、アレルギー性鼻炎に対して低刺激性で洗浄効果の高い海洋深層水配合鼻洗浄剤を提供する」旨説明されている。
また、「・・・海水そのものを利用すると、過剰に含まれる塩化ナトリウム等の無機イオンにより、刺激が強く、洗浄に苦痛を伴うものとなる。よって、本発明の深層水原水を希釈するか、イオン交換処理、逆浸透膜処理、多段式電気透析処理を行った水を希釈するか、イオン交換膜処理、逆浸透膜処理、多段式電気透析処理により脱塩を行うか、イオン交換膜処理、逆浸透膜処理、多段式電気透析処理により脱塩を行い得られた水にイオン成分を添加することにより含まれる塩化ナトリウム等無機イオン濃度を調整し、浸透圧を調整し低刺激性の鼻洗浄剤を提供する」旨が記載されている(段落0007)。
しかしながら、この海洋深層水配合鼻洗浄剤においては、イオン交換処理、逆浸透膜処理、多段式電気透析処理を行った水を希釈するか、イオン交換膜処理、逆浸透膜処理、多段式電気透析処理により脱塩を行う等、低刺激性の鼻洗浄剤を得るために複雑な工程を必要とし、逆に塩分が少ないためにナトリウム、塩化物イオン濃度が低いため、鼻腔や咽喉内の雑菌、埃等を充分に洗い流すことが出来ず、粘膜の炎症の治癒に即効性を有し、長期に渡り粘膜を健全に保つようにしたものではない。
特開2001−247446号公報 特開2002−212081号公報
発明が解決しようとする課題
本発明は、ナトリウムが1500〜13000mg/L、塩化物イオンが2550〜21000mg/L、pH8.0以上である腔咽喉内洗浄液とすることにより、鼻腔や咽喉内の雑菌、埃、花粉等を吸着してほぼ完全に洗い流すと共に、洗浄時の粘膜に対する刺激をなくし、粘膜の炎症の治癒に即効性を有し、長期に渡り粘膜を健全に保つ鼻腔咽喉内洗浄液を提供することにある。
課題を解決する手段
請求項1の発明は、pH6.0以上、酸化還元電位300mv以下の水に対し、平均粒子径0.01〜1μm、酸化還元電位0mv以下、pH8.0以上の竹炭塩を0.6〜5wt%含有させ、ナトリウムが1500〜13000mg/L、塩化物イオンが2550〜21000mg/L、pH8.0以上である鼻腔咽喉内洗浄液を提供するものである。
この発明においては、平均粒子径0.01〜1μmの超微粒の竹炭塩を適量添加することにより、ナトリウムと塩化物イオンとが適度な濃度を有していて、特に塩化物イオンの濃度がナトリウムより高く、竹炭塩が鼻腔内粘膜の細部に刺激なくまろやかに浸透して粘膜に付着する埃や雑菌を吸着して殆どを洗い流すため、洗浄後の爽快感が極めて良好となる。また、酸化電位が低く高いアルカリ性の水と竹炭塩を使用するので鼻腔内の粘膜の酸化を抑制し、粘膜の炎症を和らげると共に治癒効果が高く且つ即効性を付与できる相乗効果が得られる。
前記腔咽喉内洗浄液中のナトリウムが1500未満、塩化物イオンが2550未満であると粘膜に付着する埃や雑菌を吸着して洗い流す効果が薄い。また、ナトリウムが13000mg/Lを超え、塩化物イオンが21000mg/Lを超えると、鼻腔内粘膜への刺激が強すぎ洗浄後の爽快感が極めて悪くなる。好ましくは、ナトリウムが5200〜10500mg/L、塩化物イオンが8400〜16800mg/Lであることが望ましい。
さらに、pH8.0未満であると、鼻腔内の粘膜の酸化を抑制できず、粘膜の炎症を治癒効果が得られず治癒効果の即効性が得られない。好ましくは、pH9.0以上であることが望まれる。
前記水は、好ましくはpH7.0以上、酸化還元電位250mv以下であり、さらに、好ましくはpH8.0以上、酸化還元電位200mv以下である。前記水のpHが6.0以下、酸化還元電位300mv以上であると、鼻腔内の粘膜の酸化を抑制できず、粘膜の炎症を治癒する効果が得られず、当然治癒する効果の即効性も得られない。
また、請求項2の発明は、前記水が水溶性ゲルマニウム5.0ppb/l以上、pH8.0以上である請求項1乃至2いずれかに記載の鼻腔咽喉内洗浄液を提供するものである。
この発明においては、朝鮮人参、霊芝、サルノコシカケ、ニンニク等に含まれる栄養成分である水溶性ゲルマニウムを多量に含む天然アルカリイオン水を使用することにより、これが極めて小さな水溶性クラスターであることから鼻腔内粘膜等の血流に栄養分を浸透させて粘膜を長期に渡り健全に確保するため、花粉症の再発を予防することが出来る。したがって、上記酸化電位が低く高いアルカリ性の水と超微粒で酸化還元電位の低い竹炭塩との相乗効果により、鼻腔内の粘膜の酸化を抑制して粘膜の炎症を和らげると共に、極めて即効性の高い治癒効果が得られる。
前記水は、好ましくは水溶性ゲルマニウム7.0ppb/l以上、さらに好ましくは、8.0ppb/l以上であることが望まれる。
試用試験
以下の試用試験において使用する水と塩を以下に示す。
水;A=鹿児島県垂水市で地下800mから湧き出る天然アルカリイオン水=水溶性ゲルマニウム(朝鮮人参、霊芝、サルノコシカケ、ニンニク等に含まれる栄養成分)を8.89ppb含む(通常の水溶性ゲルマニウムの100倍以上)、水素イオン濃度(pH)9.4
B=通常市販のミネラルウオーター=pH6.5、酸化還元電位250mv
C=海洋深層水(鹿児島県甑島産)=pH7.0、酸化還元電位250mv)
D=水道水(ナトリウム約200mg/L、塩化物イオン約200mg/L)
塩;X=竹炭塩(特開2010−273661)=平均粒子径0.01〜1μm、酸化還元電位0mv以下、pH8.0以上
Y=市販の竹塩(韓国産)=平均粒子径不明、酸化還元電位不明、pH不明
Z=食塩=不明
試用試験1
試用試験1は、第1表に示すように、上記各水に対し各塩を3.5wt%(水200ccに対し塩を7g)添加した鼻腔咽喉内洗浄液を夫々10人の花粉症患者に鼻腔噴霧洗浄として試用し、鼻腔内の刺激性、洗浄後の爽快性、花粉症の改善状況の結果をまとめた。その結果、10人中ほとんどが鼻腔内の刺激が全く感じないと回答したものに◎、少し刺激を感じたが違和感がないと回答したものに○、少し刺激を感じると回答したものに△、かなりきつい刺激があったと答えたものに×を付した。
また、同様に、洗浄後の爽快性については、夫々10人中ほとんどが洗浄後すっきりとした爽快感があったと回答したものに◎、爽快感を少し感じたと回答したものに○、洗浄前とほとんど変わらないと回答したものに△、不快を感じたと答えたものに×を付した。
さらに、花粉症の改善状況については、洗浄後の爽快性については、夫々10人中ほとんどが洗浄1週間後完治しと回答したものに◎、だいぶ楽になったと回答したものに○、まだ少し症状が残っていると回答したものに△、まったく改善がないと答えたものに×を付した。
Figure 2013028583
表1から理解出来るように、試料1は、水溶性ゲルマニウムを8.89ppb含む、pH9.4の鹿児島県垂水市で地下800mから湧き出る天然アルカリイオン水(A)に対し、平均粒子径0.01〜1μm、酸化還元電位0mv以下、pH8.0以上の竹炭塩(X)を3.5wt%添加したもので、鼻腔内の刺激性、洗浄後の爽快性、花粉症の改善状況の全てが最良であった。
また、pH6.5の通常市販のミネラルウオーター(B)及び海洋深層水(C)に対し、平均粒子径0.01〜1μm、酸化還元電位0mv以下、pH8.0以上の竹炭塩(X)を3.5wt%添加した試料4及び7のものも、鼻腔内の刺激性、洗浄後の爽快性、花粉症の改善状況が良好であった。
これに対し、竹炭塩(X)を添加しない試料2、3、5、6、8、9,11、12は、鼻腔内の刺激性、洗浄後の爽快性、花粉症の改善状況が充分ではなかった。また、食塩(Z)を使用した試料3,6,9、12及び水道水(D)を使用した試料10、11,12についても良好な結果が得られなかった。
以上の結果から、平均粒子径0.01〜1μmの超微粒の竹炭塩を添加することにより、竹炭塩が鼻腔内粘膜の細部に刺激なしにまろやかに浸透して粘膜に付着する埃や雑菌を吸着して殆ど洗い流すため、洗浄後の爽快感が極めて良好となるものと考えられる。また、酸化電位が低く高いアルカリ性を有する水と竹炭塩を使用するので鼻腔内の粘膜の酸化を抑制し粘膜の炎症を和らげると共に治癒効果が高く且つ即効性を付与する相乗効果が得られる。
さらに、朝鮮人参、霊芝、サルノコシカケ、ニンニク等に含まれる栄養成分である水溶性ゲルマニウムを多量に含む天然アルカリイオン水を使用することにより、これが極めて小さな水溶性クラスターであることから鼻腔内粘膜等の血流に栄養分を浸透させて粘膜を長期に渡り健全に確保するため、花粉症の再発を予防することが出来る。
試用試験2
試用試験2は、第2表に示すように、上記各水に対し各塩を3.5wt%添加(水200ccに対し塩を7g)した鼻腔咽喉内洗浄液を夫々別途10人のアレルギー性鼻炎の患者に鼻腔噴霧洗浄として試用し、鼻腔内の刺激性、洗浄後の爽快性、アレルギー性鼻炎の改善状況の結果をまとめた。その結果、10人中ほとんどが鼻腔内の刺激が全く感じないと回答したものに◎、少し刺激を感じたが違和感がないと回答したものに○、少し刺激を感じると回答したものに△、かなりきつい刺激があったと答えたものに×を付した。
また、同様に、洗浄後の爽快性については、夫々10人中ほとんどが洗浄後極めてすっきりとした爽快感があったと回答したものに◎、爽快感を少し感じたと回答したものに○、洗浄前とほとんど変わらないと回答したものに△、不快を感じたと答えたものに×を付した。
さらに、アレルギー性鼻炎の改善状況については、夫々10人中ほとんどが洗浄1週間後完治しと回答したものに◎、だいぶ楽になったと回答したものに○、まだ少し症状が残っていると回答したものに△、まったく改善がないと答えたものに×を付した。
Figure 2013028583
表2から理解出来るように、試料2−1は、水溶性ゲルマニウムを8.89ppb含む、pH9.4の鹿児島県垂水市で地下800mから湧き出る天然アルカリイオン水(A)に対し、平均粒子径0.01〜1μm、酸化還元電位0mv以下、pH8.0以上の竹炭塩(X)を3.5wt%添加したもので、鼻腔内の刺激性、洗浄後の爽快性、アレルギー性鼻炎の改善状況の全てが最良であった。
また、pH6.5の通常市販のミネラルウオーター(B)及び海洋深層水(C)に対し、平均粒子径0.01〜1μm、酸化還元電位0mv以下、pH8.0以上の竹炭塩(X)を3.5wt%添加した試料2−4及び2−7も、鼻腔内の刺激性、洗浄後の爽快性、アレルギー性鼻炎の改善状況が良好であった。
これに対し、竹炭塩(X)を添加しない試料2−2、2−3、2−5、2−6、2−8、2−9,2−11、2−12は、鼻腔内の刺激性、洗浄後の爽快性、アレルギー性鼻炎の改善状況が充分ではなかった。また、食塩(Z)を使用した試料2−3,2−6,2−9,2−12及び水道水(D)を使用した試料2−10、2−11,2−12についても良好な結果が得られなかった。
以上の結果から、上記試用試験1と同様、平均粒子径0.01〜1μmの超微粒の竹炭塩を添加することにより、竹炭塩が鼻腔内粘膜の細部に刺激なしにまろやかに浸透して粘膜に付着する埃や雑菌を吸着して殆ど洗い流すため、洗浄後の爽快感が極めて良好となるものと考えられる。また、酸化電位が低く高いアルカリ性の水と竹炭塩を使用するので鼻腔内の粘膜の酸化を抑制し粘膜の炎症を和らげると共にアレルギー性鼻炎の治癒効果が高く且つ即効性を付与する相乗効果が得られる。
さらに、水溶性ゲルマニウムを多量に含む天然アルカリイオン水を使用することにより、これが極めて小さな水溶性クラスターであることから鼻腔内粘膜等の血流に栄養分を浸透させて粘膜を長期に渡り健全に確保するため、アレルギー性鼻炎の再発を予防することが出来る。
試用試験3
試用試験3は、第3表に示すように、上記各水に対し各塩を3.5wt%添加(水200ccに対し塩を7g)した鼻腔咽喉内洗浄液を夫々別途10人の蓄膿症患者が直接鼻腔内に吸い込んで口から吐き出すようにして試用し、鼻腔内の刺激性、洗浄後の爽快性、蓄膿症の改善状況の結果をまとめた。その結果、10人中ほとんどが鼻腔内の刺激が全く感じないと回答したものに◎、少し刺激を感じたが違和感がないと回答したものに○、少し刺激を感じると回答したものに△、かなりきつい刺激があったと答えたものに×を付した。
また、同様に、洗浄後の爽快性については、夫々10人中ほとんどが洗浄後すっきりとした爽快感があったと回答したものに◎、爽快感を少し感じたと回答したものに○、洗浄前とほとんど変わらないと回答したものに△、不快を感じたと答えたものに×を付した。
さらに、蓄膿症の改善状況については、夫々10人中ほとんどが洗浄3ヶ月後完治しと回答したものに◎、だいぶ楽になったと回答したものに○、まだ少し症状が残っていると回答したものに△、まったく改善がないと答えたものに×を付した。
Figure 2013028583
表3から理解出来るように、試料3−1は、水溶性ゲルマニウムを8.89ppb含む、pH9.4の鹿児島県垂水市で地下800mから湧き出る天然アルカリイオン水(A)に対し、平均粒子径0.01〜1μm、酸化還元電位0mv以下、pH8.0以上の竹炭塩(X)を3.5wt%添加したもので、鼻腔内の刺激性、洗浄後の爽快性、蓄膿症の改善状況の全てが最良であった。
また、pH6.5の通常市販のミネラルウオーター(B)及び海洋深層水(C)に対し、平均粒子径0.01〜1μm、酸化還元電位0mv以下、pH8.0以上の竹炭塩(X)を3.5wt%添加した試料3−4及び3−7も、鼻腔内の刺激性、洗浄後の爽快性、蓄膿症の改善状況が良好であった。
これに対し、竹炭塩(X)を添加しない試料3−2、3−3、3−5、3−6、3−8、3−9,3−11、3−12は、鼻腔内の刺激性、洗浄後の爽快性、蓄膿症の改善状況が充分ではなかった。また、食塩(Z)を使用した試料3−3、3−6、3−9及び水道水(D)を使用した試料3−10、3−11、3−12についても良好な結果が得られなかった。
以上の結果から、上記試用試験1及び2と同様、平均粒子径0.01〜1μmの超微粒の竹炭塩を添加することにより、竹炭塩が鼻腔内粘膜の細部に刺激なしにまろやかに浸透して粘膜に付着する埃や雑菌を吸着して殆ど洗い流すため、洗浄後の爽快感が極めて良好となるものと考えられる。また、酸化電位が低く高いアルカリ性の水と竹炭塩を使用するので鼻腔内の粘膜の酸化を抑制し粘膜の炎症を和らげると共に蓄膿症の治癒効果が高く且つ即効性を付与する相乗効果が得られる。
さらに、水溶性ゲルマニウムを多量に含む天然アルカリイオン水を使用することにより、これが極めて小さな水溶性クラスターであることから鼻腔内粘膜等の血流に栄養分を浸透させて粘膜の健全を長期に渡り確保するため、蓄膿症の再発を予防することが出来る。
試用試験例4
試用試験4は、第4表に示すように、上記各水に対し竹炭塩を0・4〜7wt%の範囲で添加した鼻腔咽喉内洗浄液を夫々別途10人の花粉症患者に鼻腔噴霧洗浄として試用し、鼻腔内の刺激性、洗浄後の爽快性、花粉症の改善状況の結果をまとめた。その結果、10人中ほとんどが鼻腔内の刺激が全く感じないと回答したものに◎、少し刺激を感じたが違和感がないと回答したものに○、少し刺激を感じると回答したものに△、かなりきつい刺激があったと答えたものに×を付した。
また、同様に、洗浄後の爽快性については、夫々10人中ほとんどが洗浄後すっきりとした爽快感があったと回答したものに◎、爽快感を少し感じたと回答したものに○、洗浄前とほとんど変わらないと回答したものに△、不快を感じたと答えたものに×を付した。
さらに、花粉症の改善状況については、洗浄後の爽快性については、夫々10人中ほとんどが洗浄1週間後完治しと回答したものに◎、だいぶ楽になったと回答したものに○、まだ少し症状が残っていると回答したものに△、まったく改善がないと答えたものに×を付した。
Figure 2013028583
第4表から理解されるように、鼻腔の洗浄用として通常、水道水に対し塩の添加量は0.9〜2.0wt%とされているが、本発明の竹炭塩は0・6〜5wt%の範囲で添加できる。即ち、上記0.9wt%以下でも上記特性を有し、2.0wt%を超えても鼻腔内の刺激が殆ど感じないことが理解される。したがって、本発明において竹炭塩は0・6〜5wt%の範囲で添加できることが理解される。
上記実験例は、花粉症患者、アレルギー性鼻炎、蓄膿症等の患者の鼻腔洗浄に鼻腔洗浄として試用したが、咽喉内のうがい用、その他水虫や他の炎症部位にも使用することが出来る。また、鼻腔内洗浄に於いては本発明の洗浄液を細かい霧状に噴霧することにより、竹炭塩のまろやかさと相俟って、鼻腔内粘膜への刺激をさらに緩和することが出来る。
尚、上記試用試験1、2、3に試用した試料1、2−1、3−1(A+X)、(竹炭塩3.5wt%添加)について、ナトリウム及び塩化物イオンの濃度をイオンクロマトグラフ法により測定した結果、ナトリウムが9160mg/L、塩化物イオンが14700mg/Lであった。これら試料は竹炭塩(X)の添加量が3.5wt%であるので、本発明の請求項2記載の添加量0.6〜5wt%におけるナトリウム及び塩化物イオを換算すると、おおよそナトリウムが1500〜13000mg/L、塩化物イオンが2550〜21000mg/Lの範囲となる。また、pH10.2であった。
さらに、上記試用試験1、2、3に試用した試料1、2−1、3−1(A+X)について、SS(懸濁物質)をJIS K 0I0I(工業用水試験方法による)で測定した結果、143mg/Lであった。このSS(懸濁物質)は、竹炭塩(X)の製造時に竹筒内の塩の蒸し焼き状態で発生する極めて細かい微粒炭素粒子(0.001〜1μm)が主体である。したがって、超微粒の竹炭塩を添加することにより、竹炭塩が鼻腔内粘膜の細部に刺激なしにまろやかに浸透して粘膜に付着する埃や雑菌を吸着して殆どを洗い流すため、洗浄後の爽快感が極めて良好となるものと考えられる。また、酸化電位が低く高いアルカリ性の水と竹炭塩を使用するので鼻腔内の粘膜の酸化を抑制し粘膜の炎症を和らげると共に治癒効果が高く且つ即効性を付与する相乗効果が助長されるものと考えられる。
上記試料は竹炭塩(X)の添加量が3.5wt%であるので、本発明の請求項2記載の添加量0.6〜5wt%におけるSS(懸濁物質)の濃度を換算すると、おおよそ24〜204mg/Lの範囲となる。好ましくは81〜164mg/Lの範囲である。
発明の効果
本発明は、pH6.0以上、酸化還元電位300mv以下の水に対し、平均粒子径0.01〜1μm、酸化還元電位0mv以下、pH8.0以上の竹炭塩を0.6〜5%含有させたもので、ナトリウムが1500〜13000mg/L、塩化物イオンが2550〜21000mg/L、pH8.0以上である腔咽喉内洗浄液としたので、超微粒の竹炭塩を添加することにより、竹炭塩が鼻腔内粘膜の細部に刺激なしにまろやかに浸透して粘膜に付着する埃や雑菌を吸着して殆どを洗い流すため、洗浄後の爽快感が極めて良好となる。また、酸化電位が低く高いアルカリ性の水と竹炭塩を使用するので鼻腔内の粘膜の酸化を抑制し粘膜の炎症を和らげると共に治癒効果が高く且つ即効性を付与する相乗効果が得られる。
また、前記水が水溶性ゲルマニウム5.0ppb/l以上、水素イオン濃度(pH)8.0以上であり、朝鮮人参、霊芝、サルノコシカケ、ニンニク等に含まれる栄養成分である水溶性ゲルマニウムを多量に含む天然アルカリイオン水を使用することにより、これが極めて小さな水溶性クラスターであることから鼻腔内粘膜等の血流に栄養分を浸透させて粘膜を長期に渡り健全に確保する。したがって、花粉症、アレルギー性鼻炎、蓄膿症等の再発を予防することが出来る。また、この水は上記酸化電位が低く高いアルカリ性の水と竹炭塩の使用により、鼻腔内の粘膜の酸化を抑制し粘膜の炎症を和らげると共に、治癒効果を高め粘膜の炎症の治癒に即効性を有し、長期に渡り粘膜を健全に保つ相乗効果が得られる。

Claims (3)

  1. ナトリウムが1500〜13000mg/L、塩化物イオンが2550〜21000mg/L、水素イオン濃度(pH)8.0以上である腔咽喉内洗浄液。
  2. 水素イオン濃度(pH)6.0以上、酸化還元電位300mv以下の水に対し、平均粒子径0.01〜1μm、酸化還元電位0mv以下、水素イオン濃度(pH)8.0以上の竹炭塩を0.6〜5wt%含有させた請求項1記載の腔咽喉内洗浄液。
  3. 前記水が水溶性ゲルマニウム5.0ppb/l以上、水素イオン濃度(pH)8.0以上である請求項1乃至2いずれかに記載の腔咽喉内洗浄液。
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