JP2013024278A - ヒートパイプ用カプラ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ヒートパイプ用カプラAは、内部に冷却用流体を流動させる冷却室19が形成されたハウジング10と、ハウジング10の外面に開口するとともに冷却室19に連通した形態であって、ヒートパイプPの着脱を可能とした継手機能部15とを備えている。ヒートパイプPは継手機能部15に対して着脱できるので、ヒートパイプPを交換したり移動させる際には、ハウジング10の交換や移動の作業が不要である。したがって、作業性がよい。
【選択図】図1
Description
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、ヒートパイプの交換や移動に際しての作業性向上を図ることを目的とする。
請求項5の発明は、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のものにおいて、前記ハウジングには、冷却用流体を前記ハウジング内に流入させるための流入部と、前記流入部に連通する流入室と、前記冷却室内の冷却用流体を前記ハウジング外へ流出させる流出部と、前記流入室と前記冷却室とを連通させるよう形成され、前記冷却室内におけるヒートパイプの軸線と略平行をなす整流孔とを備えているところに特徴を有する。
ヒートパイプを継手機能部に取り付けてヒートパイプの凝縮部を冷却室内に収容すれば、ヒートパイプの蒸発部側に設けた機器を冷却することができる。ヒートパイプは継手機能部に対して着脱できるので、ヒートパイプを交換したり移動させる際には、ハウジングの交換や移動の作業が不要である。したがって、作業性がよい。
ヒートパイプを継手機能部から外した状態では、バルブ機能部が閉弁状態へ変位することにより、冷却室内の冷却用流体が継手機能部を通ってハウジング外へ漏出することを防止できる。
継手機能部にヒートパイプを取り付けると、ヒートパイプで押された弁体が、閉弁バネの付勢に抗して開弁方向へ移動する。継手機能部からヒートパイプを外すと、閉弁バネの付勢により弁体が閉弁方向へ移動する。本発明によれば、ヒートパイプの着脱に連動してバルブ機能部が自動的に開閉変位するので、ヒートパイプの着脱操作は別にバルブ機能部の開閉操作を行う場合に比べて、操作性に優れている。
弁体は、ガイド面への摺接によって安定して開閉方向へ移動することができる。また、弁体を挟んで冷却室とは反対側に配された区画室の圧力が、弁体の開閉移動に伴って変動すると、弁体の円滑な移動が阻害されることが懸念されるのであるが、本発明では、弁体に、区画室内を冷却室に連通させる連通部を形成しているので、区画室内の圧力変動に起因して弁体の円滑な移動が阻害される、という虞はない。
<請求項5の発明>
流入部から流入室内に流入した冷却用流体は、整流孔を通ることによりヒートパイプの軸線と略平行に整流され、ヒートパイプの外周面に沿って流れながら、ヒートパイプの熱を奪う。
以下、本発明を具体化した実施形態1を図1〜図5を参照して説明する。本実施形態1のヒートパイプ用カプラAは、内部に冷却用流体を流動させる冷却室19が形成されたハウジング10と、ヒートパイプPの着脱を可能とした継手機能部15と、バルブ機能部30とを備えている。
次に、本発明を具体化した実施形態2を図6〜図9を参照して説明する。本実施形態2のヒートパイプ用カプラBは、バルブ機能部50を上記実施形態1とは異なる構成にするとともに、バルブ機能部50を構成する弁体51に、ヒートパイプPが正しく接続されたか否かを目視確認するための目視確認部58を形成したものである。その他の構成については上記実施形態1と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。
次に、本発明を具体化した実施形態3を図10〜図11を参照して説明する。本実施形態3のヒートパイプ用カプラCは、流出部70の位置を上記実施形態1とは異なる配置としたものである。本実施形態3では、筒状の流出部70が、ハウジング10の後壁部71から後方へ同心状に突出した形態となっている。したがって、流出部70は、バルブ機能部30が開弁状態と閉弁状態のいずれであっても、区画室46と常に連通している。したがって、流入部13から冷却室19に流入した冷却水は、連通部44と区画室46を順に通過した後に、流出部70からハウジング10外へ流出するようになっている。その他の構成については上記実施形態1と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。
次に、本発明を具体化した実施形態4を図12〜図13を参照して説明する。本実施形態4のヒートパイプ用カプラDは、ハウジング80の形態と流入部82及び流出部83の形態を上記実施形態1とは異なる構成としたものである。その他の構成については上記実施形態1と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。
次に、本発明を具体化した実施形態5を図14〜図15を参照して説明する。本実施形態5のヒートパイプ用カプラEは、ハウジング90の形態と流入部94と流出部97の位置を上記実施形態1とは異なる構成としたものである。その他の構成については上記実施形態1と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、ハウジングに継手機能部を開閉するためのバルブ機能部を設けたが、冷却用流体がエアのように継手機能部から漏出しても支障を生じない流体である場合は、バルブ機能部を設けなくてもよい。
(2)上記実施形態では、バルブ機能部は、ヒートパイプを継手機能部から外す動作に連動して開弁状態から閉弁状態へ変位するようにしたが、バルブ機能部は手動の操作で開弁状態から閉弁状態へ変位させてもよい。
(3)上記実施形態では、バルブ機能部は、ヒートパイプを継手機能部に取り付ける動作に連動して閉弁状態から開弁状態へ変位するようにしたが、バルブ機能部は手動の操作で閉弁状態から開弁状態へ変位させてもよい。
(4)上記実施形態では、弁体の開閉移動に伴う区画室内の圧力変動を回避するために、弁体に区画室を冷却室に連通させる連通部を形成したが、冷却用流体がエアである場合は、ハウジングの外面に区画室に直接連通する孔部を形成し、区間室をハウジング外(大気中)へ連通させてもよい。また、冷却用流体が水である場合でも、弁体とガイド面との間の摺接部分を液密状にシールすれば、区画室をハウジング外(大気中)へ連通させてもよい。
(5)上記実施形態では、継手機能部が、ヒートパイプを押し込むだけのワンタッチで装着できるものであったが、継手機能部の形態としては、ヒートパイプをねじ込みながら装着するものや、治具や手動によって締付部材をねじ込む作業を必要とするもの等、各種の形態のものを用いることができる。
(6)上記実施形態において、ハウジングに、ハウジングを他部材に固定するためのブラケットを設けてもよい。
(7)上記実施形態において、流入部と流出部の位置を逆にしてもよい。
P…ヒートパイプ
10…ハウジング
15…継手機能部
19…冷却室
20…ガイド面
30…バルブ機能部
31…弁体
44…連通部
46…区画室
47…閉弁バネ
B,C,D,E…ヒートパイプ用カプラ
50…バルブ機能部
51…弁体
57…連通部
60,80,90…ハウジング
65…区画室
66…閉弁バネ
93…流入室
94…流入部
95…冷却室
96…整流孔
97…流出部
Claims (5)
- 内部に冷却用流体を流動させる冷却室が形成されたハウジングと、
前記ハウジングの外面に開口するとともに前記冷却室に連通した形態であって、ヒートパイプの着脱を可能とした継手機能部とを備えていることを特徴とするヒートパイプ用カプラ。 - 前記ハウジングには、前記継手機能部に接続されたヒートパイプが前記冷却室内に進入することを許容する開弁状態と、ヒートパイプを前記継手機能部から外した状態において前記冷却室内の冷却用流体が前記継手機能部側へ流出するのを規制する閉弁状態との間で変位するバルブ機能部を備えていることを特徴とする請求項1記載のヒートパイプ用カプラ。
- 前記バルブ機能部は、
前記継手機能部に取り付けるときのヒートパイプの押込み動作によって開弁方向へ押し動かされる弁体と、
前記弁体を閉弁方向へ付勢する閉弁バネとを備えていることを特徴とする請求項2記載のヒートパイプ用カプラ。 - 前記ハウジングの内周面には、開閉方向へ移動する前記弁体を摺接させるガイド面が形成され、
前記ハウジング内には、前記弁体を挟んで前記冷却室とは反対側に配され、前記弁体の開閉移動にともなって容積が増減する区画室が形成され、
前記弁体には、前記冷却室と前記区画室とを連通させる連通部が形成されていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載のヒートパイプ用カプラ。 - 前記ハウジングには、
冷却用流体を前記ハウジング内に流入させるための流入部と、
前記流入部に連通する流入室と、
前記冷却室内の冷却用流体を前記ハウジング外へ流出させる流出部と、
前記流入室と前記冷却室とを連通させるよう形成され、前記冷却室内におけるヒートパイプの軸線と略平行をなす整流孔とを備えていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のヒートパイプ用カプラ。
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