JP2006342767A - サーモスタットユニット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 第1の冷却液流路2Bと第2の冷却液流路2Dとサーモスタット収容部とを有するケーシング2と、第3の冷却液流路3Aを有すると共に前記サーモスタット収容部を覆う蓋体3と、エレメントガイド10hを有するサーモスタット10とを備え、エレメントガイド10hで第1の冷却液流路2Bを閉塞した場合には、第3の冷却液流路3Aと第2の冷却液流路2Dが連通状態となり、かつ、前記エレメントガイド10hが第1の冷却液流路2Dを開放した場合には、第1の冷却液流路2Bと第2の冷却液流路2Dを連通状態となす。
【選択図】 図6
Description
前記水冷方式による車両の内燃機関の冷却システムは、エンジン本体の外部にラジエータを配置し、このラジエータとエンジン本体とをラバーホース等により連結して冷却液を循環させるものであり、熱交換器の役割を担うラジエータと、このラジエータにエンジンから冷却液を強制的に圧送するウォーターポンプと、ラジエータから流れてくる、若しくはラジエータへ流れていく冷却液の温度によって、冷却液の流れを制御して適温に保つサーモスタットと、冷却液の循環流路を形成するラバーホース等とから構成されている。そして、エンジンの発熱によるオーバーヒートを防止するとともに、一方では寒い時期のオーバークールを防止して、エンジンを常に適温に保つように機能する。
なお、この嵌め込みに際し、入口開口部111a、出口開口部111b、バイパス用出口開口部111cが冷却液流路103と連通するように、向きを合わせて位置合わせする必要がある(図14、図15参照)。
その結果、エアー(空気)は導入口113bを介して、バイパス用通路113aに排出(エアー抜き)され、冷却液を導入することができる。なお、排出されたエアー(空気)は循環して、ラジエータ120のエアー抜き部から外部に排出され、冷却液の導入が終了する。
暖機運転前の冷却液流路103内の冷却液の温度が低温のとき、図14に示すように、エレメントガイド115が流路遮断し、その間バイパス出口開口部111cは、そのバイパス通路入口開口部111d側と連通している。即ち、冷却液は、内燃機関130、バイパス用通路113aを介して、冷却液流路103、ウォータポンプ140を通り、再び内燃機関130に戻される。
しかし、ピストン115gの先端部は、バルブ本体111の下部の内面に常時接触しているため、実際には、エレメントガイド115自体が、コイルスプリング114の反発力に抗しながら、ピストン115g対する相対移動によって押し上げられる(図15参照)。
このサーモスタット取付け構造は、サーモスタット100をエンジンヘッド102に形成された嵌合穴102a、102bに埋設するものであるため、サーモスタットの埋設作業に時間がかかるという技術的課題を有していた。
特に、サーモスタット100を埋設する際、入口開口部111aの正面が冷却液流路103に向かうように、また出口開口部111bの正面が冷却液流路103に向かうように取り付けなければならず、取付け精度が要求されるものであった。
更に、ジグルボール収容部101cが冷却液流路103の真上に位置するように取り付けなければならず、取付け精度が要求されるものであった。
加えて、前記隙間Sは、嵌合穴102aとバルブ本体111の径寸法に違いによって作られるため、両者の寸法差が小さい場合には、いわゆる流路中のエアー抜き行うことができず、一方、両者の寸法差が大きい場合には、嵌合穴102a内においてバルブ本体111を強固に固定できないという弊害があった。
そのため、前記ゴム部材117が劣化すると、暖気運転状態にあっても入口側開口部側(ラジエータ側)から出口側開口部側(エンジン側)に隙間Sを伝わって流れ、ラジエータ側の流路を完全に閉じることができないという弊害があった。
また、部品点数を極力少なくすると共に、組み立てが容易であり、コストの低減を図ることのできるサーモスタットユニットを提供することを第2の目的とするものである。
更に、暖気運転状態において、ラジエータ側流路とエンジン側流路とを完全に遮断できるサーモスタットユニットを提供することを第3の目的とするものである。
また、ケーシング内にエレメントガイドを進退可能に構成したため、従来用いられていたゴム部材、バルブ本体等を用いる必要がなく、部品点数の低減を図ることができる。
更に、従来のように流路方向に合わせて埋設する必要がないため、サーモスタットユニットを容易に、しかも短時間に取り付けることができる。
一方、前記エレメントガイドが第1の冷却液流路を開放した場合には、第1の冷却液流路側のサーモスタット収容部と第2の冷却液流路を連通状態とすると共に、第3の冷却液流路と第2の冷却液流路を非連通状態とする。
このように、エレメントガイドの進退によって、流路の切換えがなされるため、各冷却液流路の連通状態、非連通状態を確実になすことができる。
このように、前記開口部から所定寸法離れた位置に前記第2の冷却液流路が形成されているため、エレメントガイドが第1の冷却液流路を開放した際、冷却液は、開口部、サーモスタット収容部内壁とエレメントガイドの外周面との隙間を介して、第2の冷却液流路に流れる。この冷却液は極少ないため、ワックスの温度を徐々に下げる。
その結果、エレメントガイドは徐々に上昇し、第2の冷却液流路を徐々に開き、第1の冷却液流路から第2の冷却液流路に冷却液が流れ、いわゆるハンチングという現象を防止する。
このように構成することにより、両傾斜面を密接させることができ、シール性を向上させることができる。また、成形誤差が生じても、一定の接合面を得ることができる。またレーザ光によって、両者を強固に接合することができる。
このように、レーザ光により接合されるため、ケーシングと蓋体を容易に一体化することができる。
このように、ケーシング及び蓋体に空気抜き用流路が形成され、この空気抜き用流路中にジグルボールが収容されるため、従来のようなジグルボールを収納したシール部材を用いる必要がなく、コストの低減を図ることができる。また従来の隙間のように寸法差によることなく、一定の径の空気抜き用流路を形成しているため、一定の能力を得ることができる。
このように構成されているため、ジグルボールを溝部の任意の位置に収容することによって、冷却液の流れで前記ジグルボールを空気抜き用流路内に収容することができ、容易に組み立てを行なうことができる。
また、このように構成した結果、ケーシングの空気抜き用流路と、蓋体の空気抜き流路が同一直線上に位置しない場合であっても、ジグルボールによって前記空気抜き用流路の開閉を行なうことができる。
このようにジグルボール押え部材をケーシング側の前記空気抜き用流路中に収容することによって、冷却液が空気抜き用流路からケーシングと蓋体の端面を伝わってサーモスタット収納部に浸入するのを防止できる。
即ち、このサーモスタットユニット1は、サーモスタット(バルブ)10と、前記サーモスタット(バルブ)10を収容するケーシング2と、前記ケーシング2におけるサーモスタット(バルブ)10の収容部2Aを覆う蓋体3と、サ−モスタット(バルブ)10と蓋体3との間に介装され、エレメントガイド10hを図の上方に押圧するコイルスプリング4とから構成されている。
またケーシング2の下部にはラジエータ側からの冷却液が流通する冷却液流路2Bが形成されている。このラジエータ側冷却液流路2Bは略水平に形成され、開口部2aを介して、前記収容部2Aと連通している。
更に、ラジエータ側冷却液流路2Bの最奥部には、略水平状態から屈曲し、前記収容部2Aの開口部の近傍に、開口した空気抜き用流路2Cが形成されている。
またこのケーシング2には左右に張り出したフランジ部2Eが形成され、このフランジ部2Eには貫通穴2bが形成されている。この貫通穴2bは、図示しないボルトを挿通させることによって、ケーシング2をエンジンヘッド(図示せず)等に取り付けるために用いられる。
また、蓋体3の下面部には周壁3bが形成され、前記収容部2Aの上端部2gの外周面を覆うように取り付けることによって、前記収容部2Aの空間とバイパス側冷却液流路3Aが連通するように構成されている。
その結果、前記周壁3bの内周面と前記収容部2Aの上端部2gの外周面とは面接触する。このように両者を面接触させることにより、両者を密接させることができ、シール性を向上させることができる。また、成形誤差が生じても、一定の接合面を得ることができる。またレーザ光によって、両者を強固に接合することができる。
更に、この蓋体3には、前記空気抜き用流路2Cと連通する空気抜き用流路3Bが形成されている。
また、前記したようにケーシング2には空気抜き用流路2Cが形成され、その上面側に大径部2cが形成される。一方、蓋体3の空気抜き用流路3Bの下面側にも大径部3cが形成され、前記大径部2cと大径部3cが繋がることで、ジグルボール5の収容部5Aが形成される。
尚、ラジエータ側冷却液流路2Bとエンジン側(ウォータポンプ側)冷却液流路2Dとは、ラジエータ側冷却液流路2Bが閉じられた状態にあるため、非連通状態になされる。
尚、図6、図7に示すように、エンジン側(ウォータポンプ側)冷却液流路2Dの流路全体が開放されるものではなく、その一部が開放される。したがって、開放される冷却液流路2D面積は冷却液の流量を考慮して決定する必要がある。
まず、前記ケーシング2及び蓋体3をアルミニウム等の金属あるいは耐熱性を有する合成樹脂によって、所定形状に形成する。次に、所定形状に形成されたケーシング2の収容部2Aにサーモスタット(サーモバルブ)10を収容する。このとき、エレメントガイド10hを開口部2aからラジエータ側冷却液流路2B内に突出させ、ラジエータ側冷却液流路の内壁に当接させる。また、ピストン10gの先端は前記ラジエータ側冷却液流路2Bの内壁に形成された凹部に嵌合させ、そのピストン10gの先端位置を固定する。
また、空気抜き用流路2Cの大径部2c内にジグルボール5を収容する。
前記ジグルボール5を収容した後、前記収容部2Aを覆い塞ぐ蓋体3を取り付ける。蓋体3の取付けの際、前記コイルスプリング4の端部が蓋体3の底面3dに当接し、また空気抜き用流路2C,3Bの大径部2cと大径部3cが一致するように蓋体3を取り付ける。
このとき、前記蓋体3には周壁3bが形成されているため、その周壁3bの内側に収容部2Aの上端部を嵌合させると共に、ラジエータ側冷却液流路2Aとバイパス側冷却液流路3Aの方向を平行になすことによって、蓋体3の取付け位置が決定される。
この取付けが終わった後、図1に示すようにラジエータ側冷却液流路2BとラジエータパイプRPとを、またバイパス側冷却液流路3AとバイパスパイプBPとを、更にエンジン側(ウォータポンプ側)冷却液流路2DとウォータポンプパイプWPとを接続し、取付けが完了する。
ただし、ジグルボール収容部5Aには、ジグルボール5が収容され、下面開口部を閉塞しているため、通常状態にあっては、ラジエータ側冷却液流路2Bとバイパス側冷却液流路3Aとは非連通状態になされる。
その結果、冷却液流路中のエアー(空気)は、ラジエータ側冷却液流路2B、空気抜き用流路2C,3Bを介して、バイパス側冷却液流路3Aに排出(エアー抜き)され、冷却液を導入することができる。なお、排出されたエアー(空気)は循環して、ラジエータのエアー抜き部から外部に排出され、冷却液の導入が終了する。
暖機運転前のケーシング2の収容部2A内の冷却液の温度が低温のとき、図6に示すように、エレメント10hの下面が開口部2aを閉塞するため、バイパス側冷却液流路3A、収容部2A,エンジン側(ウォータポンプ側)冷却液流路が連通した状態になる。
したがって、冷却液は、内燃機関130、バイパス側冷却液流路3A、収容部2A,エンジン側(ウォータポンプ側)冷却液流路2D、内燃機関130と循環する。
しかし、ピストン10gの先端部は、ラジエータ側冷却液流路2Bの内壁の凹部2dの底面に常時接触しているため、実際には、エレメント10h自体が、コイルスプリング4の反発力に抗しながら、ピストン10g対する相対移動によって押し上げられる(図7参照)。
またエレメントガイド10hの上方の摺動(退動)によって、エレメントガイド(弁体)10hの下方の収容部2Aとエンジン側(ウォータポンプ側冷却液流路2Dとが連通し、冷却液はラジエータ側からエンジン側に流れる。
したがって、前記溝部2eが形成されているサーモスタットユニットにあっては、組み立てを容易に行なうことができるという効果を奏する。
また、前記した構成を採用した結果、ケーシングの空気抜き用流路と、蓋体の空気抜き流路が同一直線上に位置しない場合であっても、ジグルボールによって前記空気抜き用流路の開閉を行なうことができる。
即ち、第3の通路の向きが変更された場合にも、ケーシングに対する蓋体の取り付け方向を変更するのみで良く、新たな蓋体を製作する必要はない。特に、蓋体とケーシングが、ボルトによる接合ではなく、溶着接合であるため、新たな蓋体を製作することなく、単に蓋体の取付け方向(固定方向)を変えることによって、第3の通路の向きを容易に変更することができる。
そのため、暖気運転の際、ラジエータ側冷却液流路の冷却液が空気抜き用流路2Cを通り、ケーシング2と蓋体3の端面から収容部2A内に浸入するという弊害が生じる虞がある。
その結果、ラジエータ側冷却液流路2Bの冷却液は、前記ジグルボール5によって阻止され、ケーシング2と蓋体3の端面まで達しないため、収容部2A内に浸入することはない。
このように構成されているため、エレメントガイド10hが僅かに上昇すると、図13に示すように、開口部2a、ケーシング2(収容部2A)の内壁とエレメントガイド10hの外周面との間の隙間を冷却液が流れ、バイパス側冷却液流路3Aの収容部2Aからエンジン側(ウォータポンプ側)冷却液流路2Dに流れる。
その結果、エレメントガイド10hは徐々に上昇し、エンジン側(ウォータポンプ側)冷却液流路2Dを開き、いわゆるハンチングという現象を防止する。
2 ケーシング
2A サーモスタット収容部
2B ラジエータ側冷却液流路
2C 空気抜き用流路
2D エンジン側(ウォータポンプ側)冷却液流路
2a 開口部
2c 大径部
2d 凹部
3 蓋体
3A バイパス側冷却液流路
3c 大径部
4 コイルスプリング
5 ジグルボール
5A ジグルボール収容部
6 ジグルボ−ル押え部材
6a 膨出部
6b 空気抜き用流路
6c 突出部
10 サーモスタット
10h エレメントガイド
Claims (9)
- 第1の冷却液流路と、第2の冷却液流路と、前記第1の冷却液流路及び第2の冷却液流路と連通するサーモスタット収容部とを有するケーシングと、
前記サーモスタット収容部に連通する第3の冷却液流路を有すると共に、前記サーモスタット収容部を覆う蓋体と、
前記サーモスタット収容部を流れる冷却液の温度変化に応じて進退するエレメントガイドを有するサーモスタットとを備え、
前記エレメントガイドで第1の冷却液流路を閉塞した場合には、第3の冷却液流路、第3の冷却液流路側のサーモスタット収容部、第2の冷却液流路が連通状態となり、
前記エレメントガイドが第1の冷却液流路を開放した場合には、第1の冷却液流路側のサーモスタット収容部と第2の冷却液流路を連通状態となることを特徴とするサーモスタットユニット。 - 前記第1の冷却液流路は、エレメントガイドの端面によって開閉がなされ、エレメントガイドが第1の冷却液流路を開放した場合には第3の冷却液流路側のサーモスタット収容部と第2の冷却液流路とをエレメントガイドの外周面によって非連通状態となすことを特徴とする請求項1記載のサーモスタットユニット。
- 前記第1の冷却液流路とサーモスタット収容部とが開口部で連通し、エレメントガイドの端面によって前記開口部の開閉がなされ、かつ前記開口部から所定寸法離れた位置に前記第2の冷却液流路が形成され、
前記エレメントガイドが第1の冷却液流路を開放した場合には、第1の冷却液流路の冷却液が、開口部、サーモスタット収容部内壁とエレメントガイドの外周面との隙間を介して、第2の冷却液流路に流れることを特徴とする請求項1記載のサーモスタットユニット。 - 前記蓋体の端部内周面が、サーモスタット収容部の中心から半径R1の位置から始まる、θ1の角度を有する傾斜面であり、かつケーシングの上端部の外周面が、サーモスタット収容部の中心から半径R2の位置から始まる、θ2の角度を有する傾斜面であり、
前記R1はR2よりも小さく、θ1とθ2は同一の角度に設定されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載されたサーモスタットユニット。 - 前記蓋体の端部がケーシングの端部の外周面と嵌合すると共に、前記蓋体の端部内周面とケーシングの上端部の外周面とがレーザ光により接合され、一体に形成されることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のサーモスタットユニット。
- 前記ケーシング及び蓋体に、第1の冷却液流路と第3の冷却液流路とに連通する空気抜き用流路が形成され、前記空気抜き用流路中にジグルボールが収容され、前記ジグルボールによって前記空気抜き用流路の開閉がなされることを特徴とする請求項1または請求項2記載のサーモスタットユニット。
- 前記ケーシングのサーモスタット収容部の開口端面の外側に、サーモスタット収容部と同心円状に溝部が形成され、前記溝部の底面に空気抜き用流路の開口部が形成されていることを特徴とする請求項6に記載されたサーモスタットユニット。
- 前記ケーシング側の前記空気抜き用流路中にジグルボールを収容し、更にジグルボール押え部材をケーシング側の前記空気抜き用流路中に収容したことを特徴とする請求項6記載のサーモスタットユニット。
- 前記第1の冷却液流路はラジエータ側冷却液流路であり、第2の冷却液流路はエンジン側冷却液流路であり、第3の冷却液流路はバイパス側冷却液流路であることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれかに記載されたサーモスタットユニット。
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