JP2013023919A - 住宅の壁の改修方法 - Google Patents

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Hisashi Nishizaki
久 西崎
Masaru Oguma
勝 小熊
Yasuto Osawa
康人 大澤
Ryoji Adachi
亮二 足立
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Abstract

【課題】真壁造りの住宅における壁の改修を、容易かつ適切になせるようにする。
【解決手段】真壁1の室内側Inにおいて、これを構成する壁部分12に、この壁部分12と構造材10との間の段差13寸法と略等しい厚さの壁性能向上マット材3を張り込み止着させた後、前記構造材10及び壁性能向上マット材3の表面上に張り込まれるボード材5によって室内壁面Wを形成させる。
【選択図】図5

Description

この発明は、真壁造りの住宅における、この壁の改修方法に関する。
真壁造りは断熱性、遮音性に乏しいことから、真壁造りの住宅のリフォームにあたっては、これらを向上させる改修が特に求められるところである。かかる真壁の壁下地を撤去して壁厚の厚い大壁化するようにすれば前記断熱性などの向上は可能であるが、簡易にはなし難い改修であり、したがって、リフォームコスト及び工期を過大化させない観点から、より優れた改修方法の提案が望まれるところであった。
この発明が解決しようとする主たる問題点は、真壁造りの住宅における壁の改修を、容易かつ適切になせるようにする点にある。
前記課題を達成するために、この発明にあっては、住宅の壁の改修方法を、真壁の室内側において、これを構成する壁部分に、この壁部分と構造材との間の段差寸法と略等しい厚さの壁性能向上マット材を張り込み止着させた後、
前記構造材及び壁性能向上マット材の表面上に張り込まれるボード材によって室内壁面を形成させるものとした。
この発明によれば、真壁造りの住宅における壁の改修を、既存の真壁を残存させた状態でなすことができることから、リフォームコスト及び工期を過大としないように容易になすことができる。また、壁性能向上マット材は、真壁を構成する壁部分と構造材との間の段差を利用して張り込まれることから、居住空間を徒に減ずることなく住宅の壁の断熱性能や遮音性能などを適切に向上させることができる。
図1は実施の形態にかかる真壁の横断面構成図である。 図2は図1の真壁の室内側に胴縁を配設した状態を示した正面構成図である。 図3は図2の状態の横断面構成図である。 図4は図2の状態から真壁の室内側に壁性能向上マット材及びボード材を張り込んだ状態を示した横断面構成図である。 図5は図4の要部を拡大して示した横断面構成図である。
以下、図1〜図5に基づいて、この発明の典型的な実施の形態について、説明する。この実施の形態にかかる改修方法は、真壁造りの住宅のリフォーム工事において、この住宅の壁(壁体)の主として性能を向上させるために利用されるものである。かかる改修方法は、既存の真壁1を残存させた状態で、住宅の壁の断熱性能や遮音性能などを向上させるものであり、リフォームコストの低廉化及び工期の最短化に資するものである。かかるリフォームコストの低廉化及び工期の最短化の観点からは、かかる改修は、居住空間を仕切る住宅内部の壁を除外して、住宅の外郭を構成する壁に限ってなすようにすることが好適となる。また、条件によっては、かかる改修は、住宅の特定の部屋(例えば、居住者の利用頻度が最も高い部屋や、居住者が楽器を演奏する部屋など)を巡る壁に限って、なすようにすることが好適となる。
図1及び図2に改修前の真壁1の一例を示す。図中符号10aは構造材10としての柱であり、符号11は間柱であり、符号12は室内壁面の大部分を構成する壁部分である。真壁1の室外側Exには、必要に応じて、外壁材2が張り込まれる。
この実施の形態にかかる改修方法は、このように構成される真壁1の室内側Inにおいて、これを構成する壁部分12に、この壁部分12と構造材10との間の段差13(チリ)寸法と略等しい厚さの壁性能向上マット材3を張り込み止着させた後、前記構造材10及び壁性能向上マット材3の表面上に張り込まれるボード材5によって室内壁面Wを形成させるものである。典型的には、前記段差13の寸法は20mm前後であり、したがって前記張り込みには厚さを20mm前後とする壁性能向上マット材3が用いられる。壁性能向上マット材3としては、典型的には、断熱性能、防音性能、あるいはこれらの双方の性能を備えたものを用いる。かかる壁性能向上マット材3は、典型的には、不織布や、発泡プラスチック製のマットなどから構成される。
かかる壁性能向上マット材3の張り込みの前には、間柱11の配設位置と同じ位置に、上下の横架材10b、10c間に亘る胴縁4を配設させておくことが好適である。かかる胴縁4を構成する板材も、前記壁部分12と構造材10との間の段差13寸法と略等しい板厚のものとしておく。かかる胴縁4は間柱11に釘やビスによって止着される。
壁性能向上マット材3は、真壁1を構成する柱と間柱11(つまり、前記胴縁4)との間の壁部分12全体を覆うように、また、間柱11と間柱11との間の壁部分12つまり隣り合う前記胴縁4、4間の壁部分12全体を覆うように、張り込まれる。典型的には、柱と間柱11との間の距離は380mmであり、隣り合う間柱11間の距離は410mmであり、両者の距離は異なる。したがって、壁性能向上マット材3からなると共に構造材10となる柱と間柱11との間の寸法と同じ幅寸法の第一マット材と、壁性能向上マット材3からなると共に隣り合う前記間柱11間の寸法と同じ幅寸法の第二マット材とを個別に用意し、前記柱と間柱11との間の壁部分12への壁性能向上マット材3の張り込みを前記第一マット材により、前記隣り合う間柱11、11間の壁部分12への壁性能向上マット材3の張り込みを前記第二マット材によりなすようにすることが好適である。この場合、前記第一マット材及び第二マット材はロール状にして用意され、その引き出し端(ロールの巻き終わり端)を典型的には壁部分12と上側の横架材10bの取り合い部分に位置づけた状態から順次引き出して壁部分12を覆いながら壁部分12にタッカーなどを用いて止着され、一箇所の壁部分12を上下方向に亘って覆った位置で切断されて、この切断箇所を壁部分12と下側の横架材10cの取り合い部分に位置づける。
ボード材5は、石膏ボードや、耐火性能を付加された木質板などから構成される。ボード材5は、構造材10の室内側Inに向けられた表面及び壁性能向上マット材3の室内側Inに向けられた表面を覆うように張り込まれる。このように張り込まれるボード材5によって、真壁1の室内側Inは大壁状を呈する。典型的には、かかるボード材5の表面にはさらに、化粧シート6が張り込まれる。
壁性能向上マット材3の張り込みの後で且つ前記ボード材5の張り込みの前に、前記壁性能向上マット材3の表面上にポリエチレンシートなどの防湿シート7を張り込むことが好適である。このようにしておけば、居住空間において生じる湿気を壁性能向上マット材3ができるだけ吸収しないようにすることができる。
この実施の形態にかかる改修方法は、既存の真壁1の室内側Inに壁性能向上マット材3とボード材5を付加するものであることから、作業は簡易且つ容易であり、リフォームコスト及び工期を過大とすることがない。また、壁性能向上マット材3は、真壁1を構成する壁部分12と構造材10との間の段差13を利用して張り込まれることから、部屋や廊下などの居住空間を徒に減ずることもない。
In 室内側
1 真壁
10 構造材
12 壁部分
13 段差
3 壁性能向上マット材
5 ボード材

Claims (3)

  1. 真壁の室内側において、これを構成する壁部分に、この壁部分と構造材との間の段差寸法と略等しい厚さの壁性能向上マット材を張り込み止着させた後、
    前記構造材及び壁性能向上マット材の表面上に張り込まれるボード材によって室内壁面を形成させることを特徴とする住宅の壁の改修方法。
  2. 壁性能向上マット材の張り込みの後で且つボード材の張り込みの前に、前記壁性能向上マット材の表面上に防湿シートを張り込むことを特徴とする請求項1に記載の住宅の壁の改修方法。
  3. 壁性能向上マット材からなると共に構造材となる柱と間柱との間の寸法と同じ幅寸法の第一マット材と、壁性能向上マット材からなると共に隣り合う前記間柱間の寸法と同じ幅寸法の第二マット材とを個別に用意し、前記柱と間柱との間の壁部分への壁性能向上マット材の張り込みを前記第一マット材により、前記隣り合う間柱間の壁部分への壁性能向上マット材の張り込みを前記第二マット材によりなすことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の住宅の壁の改修方法。
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