JPS6124755A - 内・外壁改修構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はモルタル壁を内、外壁として有する建物の壁を
改修した内、外壁改修構造に関するものである。

従来、例えば住宅等の表面に露出している内、外壁、５
特にモルタル外壁を改修するには、改修すべき既存壁を
全部取り去るか、洗浄して再度モルタル壁を形成する方
法を採っていた。しかしながら、この種方法により改修
した壁は工程が多い、居住を中止する必要が５ある、コ
ストアンプとなり、日数も費やし、かつ、断熱性、防水
性に欠け、しかも各部における役物による納めも容易で
ない等の不利があった。

本発明はこのような欠点を除去するため、モルタル壁に
対して断熱ボードを固定し、その上に乾式の外壁材を直
接、あるいは防水シート等を介し　、て固定し、所謂モ
ルタル壁内、外の間柱、主柱等に釘を介して固定し、低
コストで短期間に、しかも居住を中断することなしに内
、外壁を御所することができ、しかも殆んど熟練を必要
とすることもなく施工できる内、外壁改修壁構造を提案
するものである。

以下に図面を用いて本発明に係る内、外壁構造について
詳細に説明する。第１図〜第４図は上記発明の代表例を
示す斜視図である。なお、図面において同一物、類似物
は同一番号、符号を付するものである。すなわち、第１
図は上記発明の基本的な内、外壁改修構造、特に外壁改
修構造の一例を示す斜視図であり、上は既存壁で主柱２
、間柱３、木摺板４、ラス材５、モルタル壁６とからな
るものである。なお、既存壁上の構造には大壁、真壁、
あるいは特公昭５３−８１２９号公報で示されたような
下地のモルタル壁、あるいは内装材と外壁材間にグラス
ウール、セルロースファイバー、ロックウール、プラス
チックフオームを充填した既存壁（例えばラスの代わり
に合板に下塗りを施した下地板にモルタル壁）も含むも
のである。７は断熱ボードで、主に既存モルタル壁土の
表面の凹凸の吸収、躯体と後記する内、外壁材間の外力
、零度に対する外力、振動に対するクッション材、断熱
材、吸音材、防水、防湿材、防カビ材、防虫材の少なく
とも１つの機能を有するものである。

具体的に例示すれば第１図に示すように合成樹脂発泡体
（以下、単にフオームという）８の１つの表面にシート
状物９を一体に貼着した断熱ボード、第２図に示すよう
にフオーム８０両表面をシート状物９で一体にサンドイ
ンチした断熱ボード、第３図に示すようにフオーム８が
胴縁１０を収納する溝を形成した断熱ボード、第４図に
示すように単体だけのフオーム８からなるボードなどで
ある。

その大きさは幅９００ｍＸ長さ１８００ｍｘ厚さ５〜５
０酊位であり、目的に応じて任意に設定するものである
。また、フオーム８としてはポリウレタンフォーム、ポ
リイソシアヌレートフオーム、フェノールフオーム、ポ
リスチレンフオーム、ポリエチレンフオームの１種、ま
たは２種以上からなり、しかもある程度の圧縮強度とク
ッション性を具備するものである。なお、フオームには
フオーム単体に限らず、硼酸塩、珪酸塩、無機粉末、パ
ーライト粒等の軽量骨材、鉱物繊維、桟木を介在させた
フオーム等からなるものである。さらにシート状物９と
しては、アスファルトフェルト、ピロアスファルトフェ
ルト、クラフト紙、ゴムシート、アスベスト紙、合成紙
、吸湿材入りフェルト、樹脂フィルム、金属箔（Ｐｂ、
　　Ａｔ！５Ｆｅ）　、フェライト等の１種、または２
種以上をラミネート、蒸着等したものであり、主にン１
゛強材、防水防湿材、断熱ボード成形時の離型材、カビ
剤、殺虫剤の含浸材、調湿材として機能するものである
。勿論、シート状物９はフオーム８に対して同質、ある
いは異質物でサンドインチしてもよい。なお、フオーム
８とシート状物９の一体化は接着剤、あるいはフオーム
形成時の自己接着性を利用するもののいずれかである。

１）は新たな乾式の内、外壁材で、例えば第５図〜第７
図に示すような部材、例えば金属サイディング材、窯業
系の内、外装材の１種以上からなるものである。その外
観は平葺、あるいは段葺きを行ない得る形状の１種から
なるものである。勿論、乾式ボードであれば、上記した
一例に限らず、任意に使用し得るものである。さらに説
明すると、第５図＋ａ）〜（ｐ）は金属製表面材Ａに芯
材兼断熱材Ｂ、裏面材Ｃとからなり、第６図（ａ）〜（
ｋ）は表、裏面材Ａ、Ｃが第一５図と同じ材質等からな
り、芯材兼断熱材Ｂだけを肉厚とし、かつ、雌型連結部
りの下縁にも芯材Ｂを充填したサイディング材で挑り、
第７図（ａ）〜伐）は窯業系及び金属奈落し込みサイデ
ィングの一例を示すものである。

次に施工法につき簡単に説明する。

まず、第１図に示すような内、外壁改修壁を形成するに
は、既存壁上のモルタル壁６面上に主柱２、間柱３の位
置を確認するか、そのガイドライン（図示せず）などの
位置表示手段をとる。次に必要な役物を装着した後に、
断熱ボード７を釘１２、あるいは接着剤（図示せず）を
介してモルタル壁６に固定あるいは固着する。次に、例
えば第５間伐）に示すような断面のボードをスタータ図
示せずを介して引掛は式で軒に向かって順次施工してい
くものである。また、従来方法によりモルタル壁６を破
壊して新しい壁を形成すると仮定すると、間柱の交換、
役物の交換、防水シートの施工、居住の中止等、種々の
問題が発生した。これに対し、第１図に示すような外壁
を施工するには、単に作業員が間柱等の位置を確認し、
次に役物を装着して順次係合し、所定位置を釘１２で打
設し、固定していくだけでよ（、住宅−棟を３人の作業
員によって約１日で完成しろるスピードである。勿論、
居住の中断もなく、外観も任意の色、壁構造に−新でき
るものである。

以上説明したのは本発明の一実施例にすぎず、第１図に
おいて２点鎖線で示すように、断熱ボード７間の目地部
に貼着テープを貼着することもできる。また、第８図（
ａｌ〜（蜀に示すように断熱ボード７を形成することも
できる。すなわち、第８図（ａｌは凹溝８ａを形成した
断熱ボード、ｉｂ１図は周知の面材１３を介して異質の
フオーム８．８′を一体に形成した断熱ボード、＋０１
図はフオーム８の１つの表面層の１〜５ｍ１位の厚さの
部分を軟質化した断熱ボード、ｆｄ１図はシート状物９
に防カビ材を含浸した断熱ボード、（ｅ）、（ｆ１図は
桟木１４間にフオーム８を一体に介在させた構造の断熱
ポート、（ａ図はシート状物９がフオーム８の少なくと
も２辺より突出した断熱ボードである。

一ト述したように本発明に係る内、外壁改修構造によれ
ば、熟練を必要とすることなく、短時間で、しかも居住
を中断することなしに新しくて美しい外壁を形成できる
大きな特徴がある。さらに、断熱性、防音性、耐衝撃性
、耐結露性も容易に具備せしめられる特徴がある。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第４図は本発明に係る内、外壁改修構造の一例
を示す一部切り欠き斜視図、第５図（ａ）〜ｉｐ１〜第
７図（ａｌ〜（見）はその改修に使用する新たな内、外
壁材の一例を示す説明図、第８図は断熱ボードの一例を
示す説明図である。 上・・・既存壁、２・・・主柱、３・・・間柱、５・・
・ラス材、７・・・断熱ボード、９・・・シート状物、
１）・・・新たな乾式の内、外壁材。 名　６　図 二ン一　　　　ン　　　　　ト］ （１））　　　　　、ｔｔ ロロロロＯロロロロロＯロロロロロロロ（Ｃ）　　　　
　　／／／ （ｄ）　　　　　、／／ 名　　？　　ロ １ｑ） （ｋ）　　　　ｒ　＋　＋ ５°００００００円Ｌ １）ｒ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）大壁、真壁などのモルタル壁を有する建物におい
   て、該既存壁上に防水性、断熱性、吸音性、遮音性、ク
   ッション性、寸法表示、下地の凹凸差調整の少なくとも
   いずれか１つの機能を有するフォーム単体、またはフォ
   ームの少なくとも１表面にシート状物を介在した断熱ボ
   ードと、該ボード上に乾式の内、外壁材を直接固定して
   既存モルタル壁を改修した構造に形成したことを特徴と
   する内、外壁改修構造。