JP2013016890A - 画像読取制御装置、画像読取方法及びプログラム - Google Patents

画像読取制御装置、画像読取方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2013016890A
JP2013016890A JP2011146195A JP2011146195A JP2013016890A JP 2013016890 A JP2013016890 A JP 2013016890A JP 2011146195 A JP2011146195 A JP 2011146195A JP 2011146195 A JP2011146195 A JP 2011146195A JP 2013016890 A JP2013016890 A JP 2013016890A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image reading
processing
image
instruction
control unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2011146195A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5847459B2 (ja
Inventor
Muneyuki Yamamoto
宗主 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2011146195A priority Critical patent/JP5847459B2/ja
Priority to US13/528,643 priority patent/US9525801B2/en
Publication of JP2013016890A publication Critical patent/JP2013016890A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5847459B2 publication Critical patent/JP5847459B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/48Picture signal generators
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00912Arrangements for controlling a still picture apparatus or components thereof not otherwise provided for
    • H04N1/00933Timing control or synchronising
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00912Arrangements for controlling a still picture apparatus or components thereof not otherwise provided for
    • H04N1/0096Simultaneous or quasi-simultaneous functioning of a plurality of operations

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Abstract

【課題】 先行する画像読取処理を行っている間になされた読取指示に基づく画像読取処理を適切に実行させることを可能とすること。
【解決手段】 MFP20により画像読取指示がなされたことをPC10において検知した場合、先行する画像読取処理のためのデータ処理中であるか判断する。PC10は、データ処理中であれば今回検知した画像読取指示のための処理を待機させるとともに、MFP20に対し他の新たなジョブを受け付けないようロック要求を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像読取装置による画像の読取処理を制御する画像読取制御装置、画像読取方法及びプログラムに関する。
従来、スキャナ等の画像読取装置に設けられた操作部からの操作を、画像読取装置に接続されたパーソナルコンピュータ(PC)が検知することによりPC側で設定しておいた所定の処理を実行させるものが知られている。所定の処理としてスキャナドライバを起動し、画像読取装置による画像の読み取りを行わせるものが知られている(特許文献1参照)。これによりユーザは画像読取装置側の操作でPCのスキャナドライバを利用した画像読取処理(オンライン処理)を実行させることができる。
また、このような画像読取装置に、例えば印刷機能を設け、画像を読み取って得た画像データを印刷させるなどの処理が可能なものも知られている。この場合、画像読取装置はPCとの通信を伴わずに画像の読み取り(オフライン処理)を行うことができる。
画像読取装置の操作部からの操作に応じてPCのスキャナドライバを用いて画像読取処理を行わせる場合、ユーザは原稿を交換する毎に画像読取装置の操作部から読取指示を行う。また、操作部から読取指示を受け付けた場合、所定期間、他のオフライン処理によるジョブの実行指示の受け付けを禁止する画像読取装置がある。またさらにから画像の読取開始指示を受け取ると、オフライン処理による画像読取の指示を禁止する画像読取装置がある。
特開2010−239263号公報
原稿を交換しながら画像読取装置の操作部からの操作に応じてスキャナドライバを用いて画像読取を行わせる場合、先行する読取処理におけるPC側での処理が終わっていなければ、PCは後続の読取指示を開始しない。一方、画像読取装置の操作部から後続の読取指示がなされてから所定時間が経過してもPCからの読取開始指示がなされない場合、PC側で何らか異常が発生した可能性があるため、画像読取装置は、他の読取指示を禁止していた状態を解除するものがある。禁止状態の解除後、画像読取装置はオフライン処理による画像読取の指示を受け付け、オフライン処理による画像読取を行わせることが可能となる。
しかしながら、実際には先行する読取処理におけるPC側での処理に時間がかかっていただけであり、PC側で異常が発生していなかった場合、PCは先行する読取処理が終了すると後続の読取指示に基づく画像の読取開始を画像読取装置に指示する。そのため、ユーザがオフライン処理による画像読取を行わせるべく画像読取装置に原稿をセットしていた場合、上記後続の読取指示に対する読取開始指示が画像読取装置になされ、意図しない画像がPC側に送られてしまう恐れがある。また、あるいは画像読取装置においてオフライン処理による画像読取のための操作を開始することによってこの画像読取のために他の読取指示の受け付けを禁止してしまい、PCからの上記後続の読取指示に基づく読取開始指示を受け付けられない恐れもある。
本発明は以上の課題に鑑みなされたものであり、先行する画像読取処理を行っている間になされた読取指示に基づく画像読取処理を適切に実行させることのできる画像読取制御装置、画像読取方法及びプログラムを提供するものである。
上記課題を解決するため、本発明の画像読取装置は、画像を読み取る画像読取装置と接続され、前記画像読取装置による画像読取処理を制御する画像読取制御装置であって、前記画像読取装置における画像読取処理のための処理を行う処理手段と、前記画像読取装置において画像読取指示がなされたことを検知する検知手段と、前記検知手段により画像読取指示がなされたことが検知された場合に、前記処理手段によって前記画像読取装置における先行する画像読取処理のための処理を行っているか判断する判断手段と、前記判断手段により先行する画像読取処理のための処理を行っていると判断された場合、当該先行する画像読取処理のための処理が終了するまで前記検知手段により検知された画像読取指示に基づく処理を待機させるとともに、前記画像読取装置に対し新たなジョブの受け付けを禁止するよう指示する制御手段とを有する。
本発明によれば、画像読取装置において画像読取指示がなされたことを検知した場合に先行する画像読取処理が行われている場合、後続の画像読取処理を待機させるとともに画像読取装置に対し新たなジョブの受け付けを禁止させる。従って、先行する画像読取処理を行っている間になされた読取指示に基づく画像読取処理を適切に実行させることができる。
実施形態による画像読取システムを示す図である。 PCに含まれる機能を示すブロック図である。 PCによる処理の流れを示すフローチャートである。 MFPとPCによる処理の流れを示す図である。 PCによる処理の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態の一例について図面を用いて説明する。
図1は、本実施形態における画像読取システムを示す図である。パーソナルコンピュータ(PC)10は、少なくとも画像読取装置による画像読取の制御を行うことが可能な画像読取制御装置として機能する。CPU101はROM102または記憶装置106に記憶されているプログラムをRAM103にロードし、それを実行することによりPC10の動作を制御する。汎用的なPCに画像読取装置の制御を行うプログラム(ソフトウェア)をインストールすることにより画像読取制御装置として機能するPC10を実現することができる。入力装置104はユーザによる操作を受け付け、その操作内容をCPU101に入力する。表示装置105はユーザに提供すべき種々の情報を表示する。記憶装置106はCPU101が実行するためのプログラムや入力された各種情報を記憶する。通信制御部107は接続インタフェース(I/F)30を介して接続された外部装置との通信を制御する。これらの構成は内部バス108を介して互いに通信可能である。
また図1において複合機(MFP)20は、少なくとも画像を読み取る画像読取装置としての機能を有する。またMFP20は画像読取に関する複数の機能を有する。ここでは読取画像データをPC10に送信する機能と、読取画像データを印刷部207に供給して用紙等の印刷媒体上に印刷させるコピー機能とを有するものとする。CPU201はROM202に記憶されているプログラムをRAM203にロードし、それを実行することによりMFP20の動作を制御する。通信制御部204は接続I/F30を介して接続された外部装置との通信を制御する。操作部205はユーザによる操作を受け付ける。操作部205としてはハードキー、タッチパネル等のソフトキーなどを採用可能である。画像読取部206は原稿上の画像を光学的に読み取り、当該画像に基づく読取画像データを発生する。印刷部207は入力された画像データに基づきトナーやインクなどの記録剤を印刷媒体上に付与して画像を印刷する。なお、ここではMFP20が有する機能として読取画像データをPC10に送信する機能と、コピー機能とをあげたが、コピー機能に加えて、あるいはコピー機能に代えて読取画像データをPC10以外も含む外部装置に出力する機能等としてもよい。接続I/F30は、USB(Universal Serial Bus)などの有線I/F、Bluetooth(登録商標)などの無線I/Fなどを採用可能である。また、PC10とMFP20とを一対一で接続するものに限らず、有線LAN、無線LAN、インターネットなどを介して接続されるものとしてもよい。
本実施形態の画像読取システムにおいては、PC10が操作部205における特定の操作を監視し、当該操作をPC10が検知するとPC10のスキャナドライバによる読取指示により画像読取部206による画像読取を実行させることができる。PC10はこの画像読取により発生された読取画像データを取得する。また、ユーザにより操作部205からコピー指示がなされた場合はPC10を介さずに画像読取部206による画像読取に続き印刷部207による印刷が行われコピー処理が行われる。ただし、PC10が操作部205からの指示を検知したことに応じて画像読取部206による画像読取を実行させ、読取画像データを取得した後、MFP20に読取画像データを戻して印刷部207で印刷させるPC10経由のコピーも可能である。読取画像データをPC10で取り込む、PC10経由のコピーを行う、PC10を経由させるコピーを行う、などの区別は操作部205における操作内容に応じて行う。また操作部205における操作をPC10に監視させるかどうかは操作内容毎に予めRAM203に登録しておくものとする。また、PC10は操作部205からの操作なしにスキャナドライバからの読取指示で画像読取部206による画像読取を実行させ、読取画像データを取得することもできる。
また、MFP20は操作部205から画像読取指示がなされた場合、他の新たなジョブの指示を受け付けないよう、操作禁止期間を設定する。そしてMFP20は操作禁止期間が過ぎてもジョブが終了したことを検知できなかった場合、自動的に操作禁止期間を解除し、操作部205によるジョブの指示を受け付け可能となる。またMFP20はPC10からジョブ割込み禁止要求(ロック要求)を受信した場合も、操作部205からの新たなジョブ実行指示を受け付けない(ジョブ受付禁止状態となる)。そして、ジョブ受付禁止状態はPC10からのロック解除要求を受信した場合に解除される。また、ロック解除要求を受信していない場合であっても、ロック要求を受け付けた後、所定時間が経過してもジョブが終了しない場合はジョブ受付禁止状態を解除する。ジョブ受付禁止状態を解除するまでの時間は上記操作禁止期間を自動解除する時間より長く設定しておくものとする。また、MFP20は操作禁止期間中及びロック要求に従ってロック状態となっている期間中は受け付けたスキャン指示は無効としない。
図2は、PC10にインストールされるソフトウェアに含まれる機能を示すブロック図である。PC10には、Operating System(OS)がインストールされ、さらにOS上で動作するスキャナドライバ11がインストールされる。イベント制御部109はOSにより提供されるモジュールであり、MFP20におけるイベントの発生を監視し、イベントの発生を検知すると予め決められた処理を実行する。即ち、MFP20において発生したイベントが画像読取の指示を示すものであった場合、イベント制御部109はスキャナドライバ11の起動を指示し、画像読取のための処理を実行させる。このとき画像読取のためのパラメータ(読取対象の原稿サイズ、読取解像度、カラー/モノクロの指定等)はスキャナドライバ11において予め指定されたものを用いる。イベント制御部109はOSにより提供されるモジュールに代え、スキャナドライバ11のモジュールの一つや、他のアプリケーションソフトウェアとしてもよい。
スキャナドライバ11には画像読取制御部110、I/F制御部111、データ処理部112が含まれる。これらは例えばプロセス間通信等によって種々のコマンドによる通信が可能である。ただし、これらは独立したモジュールとして構成してもよいし、一つのプログラムの中に含まれる処理単位としてもよい。画像読取制御部110はイベント制御部109からの起動指示に従って起動され、I/F制御部111を介したMFP20との通信を制御したり、データ処理部112に対して読取画像データの処理を指示したりする。画像読取制御部110はMFP20において読取指示がなされる度に起動され、画像読取処理が終了すると終了(クローズ)される。データ処理部112はページ単位で順にデータ処理を行う。また、画像読取制御部110はユーザによるPC10の入力装置104の操作によっても起動可能である。そして画像読取制御部110によって提供されるユーザインタフェース(UI)を表示装置105に表示させ、それに従ってユーザは画像読取開始指示や読取画像データの処理内容の指定などが可能となる。このUIからは読取開始指示のほか、読取パラメータの指定、プリスキャンの指定、プリスキャン後の読取範囲の指定などが可能である。I/F制御部111は通信制御部107を介した処理を受け持つ。I/F制御部111は画像読取制御部110からの指示に基づきMFP20に対して読取指示コマンドなどの種々の制御コマンドを送信したり、そのコマンドに対するMFP20からの応答を受信し、それを画像読取制御部110に渡したりする。また、I/F制御部111は読取指示コマンドに従ってMFP20が画像を読み取って得た読取画像データを受信し、それをデータ処理部112に渡す。データ処理部112はI/F制御部111を介して取得した読取画像データに対して、画像読取制御部110からの指示に従った処理を行う。この処理としては、画像補正処理、色変換処理、文字認識処理、ファイル保存などがある。
次に、MFP20の操作部205を介してPC10に検知させるべき読取指示がなされた場合のPC10における処理の流れについて説明する。図3はこの処理の流れを示すフローチャートであり、ROM102または記憶装置106に記憶されているプログラムをRAM103にロードし、それをCPU101が実行することによりなされる処理である。またこれらの処理は主に図2に示したプログラムが連携して実行される。
図3において、S301ではMFP20におけるスキャンイベントの発生の有無を、イベント制御部109により監視する。スキャンイベントとは、PC10を経由させて画像読取処理を実行するためのイベントであり、ここでは操作部205に含まれるスキャンボタンが押下されたときにスキャナドライバ11を起動し、画像読取処理を実行するものとする。なお、スキャンイベントは操作部205による操作に限らず、MFP20の仕様やPC10における登録内容に応じて種々のものを採用可能である。例えば、MFP20に原稿がセットされたことをMFP20において検知し、それをPC10に通知するようなものであってもよい。S301でスキャンイベントが発生したことがイベント制御部109において検知されるとS302に進む。
S302では、イベント制御部109は画像読取制御部110の起動を指示し、画像読取制御部110を起動させる。S303では他の画像読取処理のために既に画像読取制御部110が起動されているかを判断する。ここで、既に画像読取制御部110が起動されている場合とは、MFP20により読み取らせる原稿が複数枚あり、先に読み取らせている原稿の画像読取処理がまだ終わっていない状態などである。また画像読取制御部110が起動されている場合、RAM103の所定の記憶領域に所定の情報を記憶させるものとし、当該情報が記憶されているかどうかなどによりS303における判断が可能である。S303で肯定判断がなされた場合はS304に進み、否定判断がなされた場合はS306に進む。
S304では、S301で検知した読取イベントに基づく画像読取処理が行われるまでにMFP20により他のジョブが開始されないようI/F制御部111を介してMFP20にジョブ割込み禁止要求を送信する。ここでMFP20において割込みを禁止するジョブは画像読取部206を用いるジョブのみとしてもよいし、画像読取部206を用いないジョブを含む全てのジョブとしてもよい。いずれのジョブの割込みを禁止するかはMFP20側で決定しておくものとする。MFP20においてジョブの割込みを禁止する状態となった場合、操作部205からのジョブの実行指示を受け付けないようにする。そして、S305では、S303で起動されていると判断された画像読取制御部110が画像読取処理を終え、終了するまで待機する。
S306では、S302における起動指示に従って起動された画像読取制御部110により、I/F制御部111を介してMFP20に対しスキャン要求を送信する。このスキャン要求を受信したMFP20は画像読取部206を用いて原稿上の画像の読み取りを行い、これによって得た読取画像データをPC10に送信する。S307ではMFP20から送信される読取画像データを受信し、データ処理部112によって所定のデータ処理を施す。なお、S303で否定判断がなされた場合、S306においてMFP20に対しロック要求を送信してからスキャン要求を送信するものとする。
S308では、画像読取制御部110はMFP20からのスキャン完了通知と、データ処理部112からのデータ処理完了通知とを待つ。スキャン完了通知とデータ処理完了通知とを受け取ったらS309で、S302における起動指示に従って起動された画像読取制御部110を終了する。S309において画像読取制御部110を終了すると、MFP20に対しロック解除要求を送信し、MFP20ではジョブ割込み禁止状態が解除される。なお、S303で否定判断がなされてS306におけるスキャン要求が送信された場合、S308においてスキャン完了通知を受け取ったときにデータ処理部112によるデータ処理の完了を待たずにS309に進むようにしてもよい。
次に、以上説明したような処理によって、MFP20におけるスキャンイベントの発生に従い、PC10を経由させる画像読取処理を実行させる際の処理の流れの一例を詳細に説明する。ここでは、ユーザが2枚の原稿を交換させながら画像読取処理を実行させる場合を例に説明する。図4はこの場合の処理の流れ(シーケンス)を示す。
図4において、ユーザとある部分はユーザによる作業である。MFP20とある部分はCPU201がROM202に記憶されているプログラムをRAM203にロードし、それを実行することによってなされる処理である。PC10とある部分はCPU101がROM102または記憶装置106に記憶されているプログラムをRAM103にロードし、それを実行することによってなされる処理である。また、図4において、図3のS303で起動されていると判断される画像読取制御部110を画像読取制御部110−Aとし、後から起動される画像読取制御部110を画像読取制御部110−Bとした。画像読取制御部110−Aと画像読取制御部110−Bとは同一プロセスで実行されるものとしてもよいし、個別に実行されるものとしてもよい。
S401においてユーザが操作部205のスキャンボタンを押下すると、スキャンジョブ要求の指示がなされたことがCPU201に通知される(S402)。これを受けたCPU201は通信制御部204を介してPC10に対してスキャンイベントが発生したことを示すコマンドを送信する(S403、405)。そしてCPU201は、操作部205に対し操作禁止期間を設定し、他のジョブの指示を禁止する状態に移行させる(S404)。このとき操作禁止期間中であることをユーザが認識できるよう操作部205に準備中であることを表示する。S405におけるコマンドをイベント制御部109で受け取る処理が図3のS301に対応する。なお、S401でCPU201がスキャンジョブの要求を受け取ったとき、例えばオフライン処理による他のジョブを実行中ですぐにスキャンジョブを受け付けることができない場合、受付可能となるまで待機する。なお、操作禁止期間に遷移した後、所定時間が経過してもPC10からのロック要求が受信されない場合、このスキャンイベントはキャンセルされ、操作部205にエラーが発生したことを表示する。そして操作禁止状態を解除し、MFP20は待機状態(ジョブ実行指示を受付可能な状態)に戻る。
スキャンイベント発生の通知を受けたイベント制御部109は画像読取制御部110に対し起動要求を行い(S406=S302)、画像読取制御部110が起動される(画像読取制御部110−A)。画像読取制御部110−Aは起動時、他の画像読取制御部110が起動されていないか確認する(S303)。ここでは他に画像読取制御部110が起動されていないので、画像読取制御部110−Aは即座にI/F制御部111にスキャン要求の送信を指示する(S407=S306)。I/F制御部111はスキャン要求の送信指示を受け取ると、まずMFP20に対しロック要求を行う(S408,409)。CPU201はロック要求を受け取るとMFP20を他のジョブの受け付け禁止状態とし、操作部205にスキャン中であることを表示させ、ユーザにMFP20がスキャン処理中のため他のジョブを受け付けられないことを通知する(S410)。また画像読取制御部110−AはS406で起動要求を受けて起動されたとき、読取画像データを処理させるためにデータ処理部112の起動要求も行い(S411)、これによりデータ処理部112が起動される。
I/F制御部111は、S407におけるスキャン要求を受け取ったとき、ロック要求に対するMFP20のロックに成功すると、MFP20に対しスキャン開始要求も行う(S412,413)。スキャン開始要求を受け取ったCPU201は原稿の読み取りの準備が完了すると画像読取部206による画像の読み取りを開始させる。
画像読取部206による画像の読み取りが開始されると、PC10はMFP20に対し読取画像データの要求を行う(S414,415)。CPU201は画像読取部206による画像の読み取りが行わせ当該読み取りの結果得た読取画像データを順次RAM203に記憶する。そしてCPU201は、RAM203にPC10に転送する分の読取画像データが記憶されていたら、画像データの要求に対する応答として読取画像データを、通信制御部204を介してPC10に転送させる(S416,417)。I/F制御部111はこの読取画像データを受け取ると、この読取画像データに所定のデータ処理を施すためにデータ処理部112に転送する(S418=S307)。S414〜S419の処理は1ページ分の画像の読み取りが終了するまで繰り返され、1ページ分の画像の読み取りが終了したと判断されると、I/F制御部111はMFP20に対しロック解除要求を行う(S419,420)。1ページ分の画像の読み取りの終了はMFP20が終了を示す情報を通知し、それをPC10が受信する、またはPC10が1ページ分に相当する画像データを受信したことで判断することができる。また、読取画像データを分割して転送するのに代え、1ページ分をまとめて転送するものとしてもよい。CPU201はロック解除要求を受け取ると、操作部205に対し操作禁止期間終了の指示を行い(S421)、操作部205から新たなジョブの指示を受け付け可能な状態に遷移させる。このとき、操作部205ではスキャン中であることを示す表示は消されているので、ユーザは新たなジョブの指示が行えることを認識できる。I/F制御部111はMFP20の画像読取部206によるスキャンが完了したことを画像読取制御部110−Aに通知するとともに(S422)、自身を終了させる。
操作部205におけるスキャン中の表示が消えており、操作部205による新たなジョブの指示が可能であることを確認したユーザは、画像読取部206にセットされていた原稿を2枚目の原稿に交換する。そして、この原稿の画像を読み取らせるために操作部205のスキャンボタンを押下する(S423)。すると、S402〜406と同様に画像読取制御部110の起動までを行う(S424〜428)。ここでは既に画像読取制御部110−Aが起動されているので、画像読取制御部110が重複して起動される(画像読取制御部110―B)。ここでは画像読取制御部110が重複して起動させても、後から起動された画像読取制御部110−Bは先の画像読取処理が終了するまで待機しているだけなので、負荷は少ない。
画像読取制御部110−Bが起動されると他の画像読取制御部110が起動されているか確認し(S429=S303)、ここでは既に起動されているのでその旨の応答が画像読取制御部110−Aから返ってくる(S430)。ここでは先の画像読取処理(1枚目の原稿の画像読取処理)が終了していないため、画像読取制御部110−Bはまだスキャン要求のコマンドを発行しない。しかし画像読取制御部110−Bは、この時点でMFP20においてオフライン処理によるジョブの実行指示を受け付けさせないようジョブ割込み停止要求をPC10に対して行う(S431=S304)。I/F制御部111は画像読取制御部110−Bからのジョブ割込み禁止要求を受けてMFP20にロック要求を行う(S422,423)。CPU201はロック要求を受け取るとMFP20を他のジョブの受け付け禁止状態とする。そして、まだ2枚目の原稿のMFP20による画像読取処理は開始していないが操作部205にスキャン中であることを表示させ、ユーザにMFP20がスキャン処理中のため他のジョブを受け付けられないことを通知する(S434)。
そして、データ処理部112は先の画像読取処理における読取画像データ(1枚目の原稿の画像データ)のデータ処理が終了すると、データ処理が完了した旨を画像読取制御部110−Aに通知する(S435)。データ処理が完了した旨の通知を受けた画像読取制御部110−Aは先の画像読取処理が終了したことを画像読取制御部110−Bに通知する(S436)。そして画像読取制御部110−Aは、自身が指示したスキャン要求に対応するスキャンが完了し(S422)、当該スキャンに対応したデータ処理が完了した(S435)ので、ここで自身を終了させる(S309)。なお、画像読取制御部110−Bが画像読取制御部110−Aの処理が終了したことを知るために、画像読取制御部110−Aからの終了通知を受け取るのに代え、画像読取制御部110−Bが画像読取制御部110−Aの処理を監視するものとしてもよい。
画像読取制御部110−Aが終了したことを知った画像読取制御部110−BはMFP20に対するスキャン要求の指示を行う(S437=S306)。この指示を受け取ったI/F制御部111はMFP20に対しスキャン開始要求を送信する(S438,439)。また画像読取制御部110−Bはデータ処理部112に今回のスキャンによる読取画像データのデータ処理を行わせるためにデータ処理部112の起動要求を行う(S440)。
そして、これ以降、MFP20側で画像読取部206による原稿上の画像の読み取りが行われ、PC10側で読取画像データの処理が行われるのは、S414〜422、425における処理と同様であり、ここでの説明は省略する。
以上のように、MFP20におけるスキャンイベントの発生をPC10が検知して画像読取処理をさせる際、既にMFP20からのスキャンイベントに基づく画像読取処理が開始されていた場合、後続の画像読取処理を待機させる。そして、待機中にMFP20においてジョブの割込みを禁止させるべくロック要求を行う。これにより、MFP20においてスキャンイベントが発生してからPC10がスキャン要求を行うまでの時間が長くなったとしてもスキャンイベントに基づく画像読取処理がタイムアウトしてしまう可能性を低減させることができる。
しかしながら、画像読取制御部110が既に起動されているときにMFP20においてスキャンイベントが発生したことをPC10で検知した場合であってもロック要求を行わない方がよい場合がある。例えば、次のような場合である。
一つ目の例は、起動済みの画像読取制御部110がイベント制御部109によって起動されたのではなく、PC10の入力装置104からの操作に従って起動された場合である。この場合、ユーザは表示装置105に表示されたUIやプリスキャン画像を見ながら処理内容の指定を行い、読取指示を行う。そして読取指示を行う前にMFP20においてスキャンイベントが発生したことをPC10が検知し、上述のようにロック要求を行ってしまうと、PC10のUIを介して読取指示を行ってもMFP20による画像読取処理を実行させることができなくなってしまう。
二つ目の例は、PC10に複数の画像読取装置(MFP)が接続され、それぞれ共通のスキャナドライバを用いて画像読取処理を実行させることができる場合である。そしてそれぞれの画像読取装置においてスキャンイベントが発生したことをPC10が検知した場合である。このとき、後続のスキャンイベントの発生に基づきロック要求を行ってしまうと、後続のスキャンイベントを発生させた画像読取装置は何も処理を行えないにも関わらずロック状態が続いてしまう。
従って、図3のS303における判断においては、これらのことなどを考慮するのが好ましい。図5はこの場合のPC10における処理の流れを示すフローチャートである。このフローチャートはROM102または記憶装置106に記憶されているプログラムをRAM103にロードし、それをCPU101が実行することによりなされる処理を示す。ここでは先に起動されている画像読取制御部110を画像読取制御部110−C、後から起動される画像読取制御部110を画像読取制御部110−Dとする。
S501では、イベント制御部109からの起動要求に従って画像読取制御部110を起動させる。この起動の手順は図3のS301〜302、図4のS401〜406、423〜428で示したとおりであり、ここでの説明は省略する。
S502では、他の画像読取制御部110が起動されているか判断する。ここでの判断はS303と同様に行う。起動されていると判断された場合はS503に進み、起動されていないと判断された場合はS508に進み、図3のS303で否定判定された場合(図4のS407〜422)と同様に処理を行う。
S503では、画像読取制御部110−Cが正常に動作中か判断する。正常に動作していないと判断された場合、画像読取制御部110−Dも正常に動作できない可能性があるため、S512に進み、画像読取制御部110−Dを起動したスキャンイベントをキャンセルし、MFP20にその旨を通知する。この通知を受けたMFP20は操作部205にエラー表示等を行い、ユーザに再度読取指示などを行うことを促す。画像読取制御部110−Cが正常に動作中と判断された場合はS504に進む。
S504では、画像読取制御部110−Cがイベント制御部109により起動されたものであるか判断する。ここで否定判断がなされた場合は起動中の画像読取制御部110−CがPC10の入力装置104からの操作で起動されたものであり、画像読取制御部110−Cによる画像読取処理を優先させる。そして、S512に進み、画像読取制御部110−Dを起動したスキャンイベントをキャンセルし、MFP20にその旨を通知する。S504で肯定判断がなされた場合はS505に進む。
S505では、画像読取制御部110−Cの起動のトリガとなったスキャンイベントと画像読取制御部110−Dの起動のトリガとなったスキャンイベントとが同一の画像読取装置(MFP)からのものであったか判断する。ここで肯定判断がなされた場合は、図3、4で説明したものと同じ状況であり、図3、4で説明したものと同様の手順でS506〜S511の処理を行う。一方、否定判断がなされた場合は、先に発生したスキャンイベントの処理を優先させるためS512に進み、画像読取制御部110−Dを起動したスキャンイベントをキャンセルし、そのスキャンイベントを発生させた画像読取装置にその旨を通知する。
なお、画像読取制御部110、データ処理部112が複数の画像読取処理を並行して実行可能である場合、S505で否定判定がなされてもスキャンイベントをキャンセルさせずにS508に進んで画像読取処理を実行させるようにしてもよい。
また、S503、504、505で否定判断がなされ、S512に進んだ場合、一律に同じ通知をMFP20に行うのでなく、それぞれ異なる通知を行うようにしてもよい。S503で否定判断がなされた場合は、例えばスキャナドライバ11側に異常がある可能性があることを示す通知を行い、操作部205ではPC10の再起動を促す表示を行う。S504で否定判断がなされた場合は、例えばPC10側の操作でスキャナドライバ11を使用中であることを通知し、操作部205ではPC10側の作業が終わったら再度原稿をセットし、スキャンボタンを押下する操作を行うよう促す表示を行わせる。S505で否定判断がなされた場合は、例えば他の画像読取装置による画像読取処理中であることを通知し、操作部205では他の画像読取装置による処理が終わった後、再度スキャンボタンを押下する操作を行うよう促す表示を行わせる。
また、以上説明したような処理とは異なる方法によってMFP20をロック状態に遷移させることを防止するようにしてもよい。例えば、MFPからのスキャンイベントを検知して画像読取制御部110を起動した後は、起動された画像読取制御部110の処理が終了するまでイベント制御部109は同一のMFPからのスキャンイベント以外はエラーの応答をMFPに返すようにする。また、入力装置104からの操作で画像読取制御部110が起動された場合、起動された画像読取制御部110の処理が終了するまでイベント制御部109はMFPからのスキャンイベントの通知に対してエラーの応答を返す。
以上のように本実施形態によれば、ユーザがMFPで画像の読み取りを指示してから実際に画像の読み取りが開始されるまで時間がかかってしまってもタイムアウトによって読み取りがキャンセルされてしまう可能性を低減させることができる。このため、データ処理部は複数並行処理させずにPC側の負荷の低いものとすることができる。また、このときMFPによる画像の読み取りも待機させるので、MFPやPCにおいて記憶装置の記憶容量を多く使う必要もなくなる。
また、MFPによる画像の読み取りが開始されるまでMFPのステータスをロック状態とするので他のジョブが割り込まれることがなくなる。また、以上の説明ではMFPをロック状態としたとき操作部205からのジョブの指示を受け付けないものとしたが、画像読取部を用いるジョブのみに限定するようにしてもよい。またこの場合、PCからの指示も含めて画像読取部を用いるジョブの受け付けを禁止するものとしてもよい。これにより、MFPとPCを、ネットワークを介して接続した場合、MFPをロック状態とすることによって他のPCからの読取指示をブロックし、セット済みの原稿の画像を他のPCのユーザに見られてしまうことも防止できる。これは画像読取装置がMFPである場合だけでなく、画像読取機能のみの画像読取装置としてもよい。また、意図しない画像(オフライン処理のためにセットした原稿の画像)がPCに送られてしまうことも防止できる。
また、PC側の操作でスキャナドライバを起動した場合、MFPからの読取指示があってもMFPをロックしないので、PC側での操作による画像読取処理を適切に行わせることができる。また複数のMFPからのスキャンイベントが競合した場合に、先に発生したスキャンイベントは適切に処理させ、後に発生したスキャンイベントのMFPが意図せずロック状態となることを防止できる。
また、以上の説明では画像読取制御装置として汎用的なPCを例に説明したが、これには限らず、画像読取装置の制御専用装置等としてもよい。また、MFPによるオフライン処理は画像読取部からの読取画像データを印刷部に供給して印刷するコピー処理以外であってもよい。例えば、操作部からの指示でMFPが能動的に画像読取部206によって原稿上の画像を読み取って得た読取画像データをMFPに接続された記憶装置に記憶させたり、外部装置に送信したりするものでもよい。
また、本実施形態は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(CPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。また、プログラムは、1つのコンピュータで実行させても、複数のコンピュータを連動させて実行させるようにしてもよい。また、上記した処理の全てをソフトウェアで実現する必要はなく、一部または全部をハードウェアによって実現するようにしてもよい。

Claims (12)

  1. 画像を読み取る画像読取装置と接続され、前記画像読取装置による画像読取処理を制御する画像読取制御装置であって、
    前記画像読取装置における画像読取処理のための処理を行う処理手段と、
    前記画像読取装置において画像読取指示がなされたことを検知する検知手段と、
    前記検知手段により画像読取指示がなされたことが検知された場合に、前記処理手段によって前記画像読取装置における先行する画像読取処理のための処理を行っているか判断する判断手段と、
    前記判断手段により先行する画像読取処理のための処理を行っていると判断された場合、当該先行する画像読取処理のための処理が終了するまで前記検知手段により検知された画像読取指示に基づく処理を待機させるとともに、前記画像読取装置に対し新たなジョブの受け付けを禁止するよう指示する制御手段とを有することを特徴とする画像読取制御装置。
  2. 前記処理手段は、前記画像読取装置が画像を読み取って得た画像データの処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像読取制御装置。
  3. 前記制御手段は、前記判断手段により前記処理手段によって前記画像読取装置における先行する画像読取処理のための処理を行っていないと判断された場合、前記画像読取装置に対し画像の読み取り開始指示と新たなジョブの受け付けを禁止する指示とを行うことを特徴とする請求項1または2に記載の画像読取制御装置。
  4. 前記制御手段は、前記判断手段により先行する画像読取処理のための処理を行っていると判断された場合、当該先行する処理が前記検知手段により前記画像読取装置において画像読取指示がなされたことを検知したことによって開始されたものであるか判断し、否定判断がなされた場合には今回前記検知手段により検知された画像読取指示をキャンセルすることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像読取制御装置。
  5. 前記制御手段は、前記判断手段により先行する画像読取処理のための処理を行っていると判断された場合、当該先行する処理が今回前記検知手段により検知された画像読取指示がなされた画像読取装置と同一の装置のためのものであるか判断し、否定判断がなされた場合には今回前記検知手段により検知された画像読取指示をキャンセルすることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像読取制御装置。
  6. 画像を読み取る画像読取装置と、前記画像読取装置による画像読取処理を制御する画像読取制御装置とを用いる画像読取方法であって、
    前記画像読取装置において画像読取指示がなされたことが前記画像読取制御装置において検知された場合に、前記画像読取制御装置によって前記画像読取装置における先行する画像読取処理のための処理を行っているか判断し、
    先行する画像読取処理のための処理を行っていると判断された場合、当該先行する画像読取処理のための処理が終了するまで後続の画像読取指示に基づく処理を待機させるとともに、前記画像読取装置に対し新たなジョブの受け付けを禁止させることを特徴とする画像読取方法。
  7. 前記画像読取処理のための処理は、前記画像読取装置が画像を読み取って得た画像データの処理であることを特徴とする請求項6に記載の画像読取方法。
  8. 前記画像読取制御装置において先行する画像読取処理のための処理を行っていないと判断された場合、前記画像読取装置に対し画像の読み取り開始指示と新たなジョブの受け付けを禁止する指示とを行うことを特徴とする請求項6または7に記載の画像読取方法。
  9. 前記画像読取制御装置において先行する画像読取処理のための処理を行っていると判断された場合、当該先行する処理が前記画像読取制御装置によって前記画像読取装置において画像読取指示がなされたことを検知したことによって開始されたものであるか判断し、否定判断がなされた場合には今回検知された画像読取指示をキャンセルすることを特徴とする請求項6〜8のいずれか1項に記載の画像読取方法。
  10. 前記画像読取制御装置において先行する画像読取処理のための処理を行っていると判断された場合、当該先行する処理が今回検知された画像読取指示がなされた画像読取装置と同一の装置のためのものであるか判断し、否定判断がなされた場合には今回検知された画像読取指示をキャンセルすることを特徴とする請求項6〜9のいずれか1項に記載の画像読取方法。
  11. 前記画像読取装置は、画像読取指示がなされてから所定時間が経過しても前記画像読取制御装置から新たなジョブの受け付けを禁止する指示または画像読取開始指示が送られてこない場合、当該画像読取指示をキャンセルすることを特徴とする請求項6〜10のいずれか1項に記載の画像読取方法。
  12. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像読取制御装置の各手段をコンピュータにより実行することを特徴とするプログラム。
JP2011146195A 2011-06-30 2011-06-30 読取制御装置、画像読取方法及びプログラム Expired - Fee Related JP5847459B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011146195A JP5847459B2 (ja) 2011-06-30 2011-06-30 読取制御装置、画像読取方法及びプログラム
US13/528,643 US9525801B2 (en) 2011-06-30 2012-06-20 Image reading control apparatus and method for executing image reading processing based on a reading instruction and inhibiting a reading apparatus from accepting new tasks

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011146195A JP5847459B2 (ja) 2011-06-30 2011-06-30 読取制御装置、画像読取方法及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013016890A true JP2013016890A (ja) 2013-01-24
JP5847459B2 JP5847459B2 (ja) 2016-01-20

Family

ID=47390398

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011146195A Expired - Fee Related JP5847459B2 (ja) 2011-06-30 2011-06-30 読取制御装置、画像読取方法及びプログラム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9525801B2 (ja)
JP (1) JP5847459B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6222899B2 (ja) * 2012-07-09 2017-11-01 キヤノン株式会社 情報処理装置、その制御方法およびプログラム
US20210055954A1 (en) * 2018-02-02 2021-02-25 Dover Microsystems, Inc. Systems and methods for post cache interlocking

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002356043A (ja) * 2001-03-28 2002-12-10 Kyocera Mita Corp 印刷装置及び、印刷制御プログラム
JP2006345329A (ja) * 2005-06-10 2006-12-21 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置および画像形成システムならびに画像制御機器
JP2009213060A (ja) * 2008-03-06 2009-09-17 Canon Inc ジョブ処理システム、制御方法、記憶媒体、プログラム、ジョブ処理装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6651081B1 (en) * 1999-11-29 2003-11-18 Xerox Corporation Method and apparatus for processing a high priority resource request in a system using a set of shared resources
JP5495588B2 (ja) * 2009-03-12 2014-05-21 キヤノン株式会社 画像読取装置、画像読取方法及び画像読取システム
JP4706773B2 (ja) 2009-03-30 2011-06-22 ブラザー工業株式会社 画像読み取りシステム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002356043A (ja) * 2001-03-28 2002-12-10 Kyocera Mita Corp 印刷装置及び、印刷制御プログラム
JP2006345329A (ja) * 2005-06-10 2006-12-21 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置および画像形成システムならびに画像制御機器
JP2009213060A (ja) * 2008-03-06 2009-09-17 Canon Inc ジョブ処理システム、制御方法、記憶媒体、プログラム、ジョブ処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5847459B2 (ja) 2016-01-20
US20130003133A1 (en) 2013-01-03
US9525801B2 (en) 2016-12-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5954142B2 (ja) 画像処理システム,画像処理装置,および情報処理装置
US9092175B2 (en) Job processing apparatus, method and medium for processing and/or cancelling print jobs
US10579456B2 (en) Program and information processing apparatus
JP6341785B2 (ja) 印刷装置、印刷装置の制御方法及びプログラム
JP2014027512A (ja) 印刷装置
JP6405741B2 (ja) 画像処理装置,表示方法,および記憶媒体
JP2007304881A (ja) プリンタシステム、プリンタドライバ、及び画像形成装置
JP2010076355A (ja) 印刷装置、プログラム、および、プリンタドライバ
JP2017087537A (ja) 画像形成装置、情報処理方法及びプログラム
JP5847459B2 (ja) 読取制御装置、画像読取方法及びプログラム
JP2007210237A (ja) 画像形成装置
JP5716729B2 (ja) 画像形成装置、プログラム、ジョブ実行制御方法
JP2011177966A (ja) 画像形成装置、画像形成システム及び画像形成装置の制御方法
JP2009187276A (ja) 占有制御装置、画像処理装置、画像処理システム、及びプログラム
JP2023052074A (ja) 印刷装置および制御方法
JP2010171494A (ja) 複合端末装置
JP2005082319A (ja) 画像形成装置
JP2006308774A (ja) 画像処理装置
JP5669709B2 (ja) 動作制御プログラム及び情報処理装置
JP7022353B2 (ja) 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム
KR20130014141A (ko) 화상형성장치 및 그 제어방법, 조작패널 인쇄회로보드어셈블리
JP2019016965A (ja) 情報処理装置、制御方法及びプログラム
JP6645310B2 (ja) 画像処理装置,画像処理方法,およびプログラム
JP2022122583A (ja) 情報処理装置およびプログラム
JP6464663B2 (ja) 画像処理装置、プログラム再起動方法、およびコンピュータプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140630

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150310

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150317

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150518

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151027

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151125

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5847459

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees