JP2013015577A - 放射線画像撮影システム、接続装置、放射線画像撮影装置、プログラム及び接続装置の給電方法 - Google Patents

放射線画像撮影システム、接続装置、放射線画像撮影装置、プログラム及び接続装置の給電方法 Download PDF

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Abstract

【課題】可搬性を損なうことなく、撮影枚数を増加させることができる。
【解決手段】放射線画像を検出する放射線検出器、放射線検出器の駆動用の電力を供給すると共に充電可能に構成された内蔵電源、および有線接続用の第1接続部を備えた放射線画像撮影装置と、第1接続部に接続可能に構成された第2接続部、及び当該第2接続部が第1接続部に接続された状態で放射線検出器への駆動用の電力の供給(S309)と内蔵電源への充電用の電力の供給(S305)の少なくとも一方を行う電力供給電源を備えた接続装置と、を有する。
【選択図】図7

Description

本発明は、放射線画像撮影システム、接続装置、放射線画像撮影装置、プログラム及び接続装置の給電方法に係り、特に、駆動用の内蔵電源および有線接続用の接続部を備えた放射線画像撮影装置を有する放射線画像撮影システム、当該放射線画像撮影装置の前記有線接続用の接続部に接続される接続装置、当該放射線画像撮影装置、当該放射線画像撮影装置または前記接続装置において実行されるプログラム、及び当該接続装置の給電方法に関する。
従来、可搬型の放射線画像撮影装置は、内蔵された放射線検出器等に対して駆動用の電力を供給する充電可能な内蔵電源が設けられているものが多い。
ところで、この種の放射線画像撮影装置では、1台の装置によって複数枚の撮影を連続的に行う場合が多いが、放射線画像撮影装置の放射線検出器等の構成品は消費電力が比較的多いため、内蔵電源による電力供給のみでは、比較的少ない枚数の撮影しか行うことができない、という問題点があった。なお、この問題点は、特に、回診車を用いて複数箇所での撮影を行う場合に問題視される。
この問題点に対処するために、内蔵電源を交換可能に構成すると共に、複数の充電された内蔵電源を用意しておき、使用している内蔵電源の残電力量が撮影不可の量まで低下した場合に他の電源に入れ替える方法も考えられるが、この場合は、複数の内蔵電源を用意しておく必要があり、放射線画像撮影システムとしての可搬性が低減してしまう、という新たな問題点が生じてしまう。
これに対し、放射線画像撮影装置への給電を容易に行えるようにする技術として、例えば特許文献1には、データコネクタ用のインターフェースポートと入力電源コネクタ用のインターフェースポートとが設けられた放射線画像撮影装置と、この放射線画像撮影装置のインターフェースポートに着脱可能なサポートトレイとが開示されている。データコネクタ用のインターフェースポートは有線通信を行うことができるものである一方、サポートトレイは、放射線画像撮影装置に電力を供給するための電源となりかつ放射線画像撮影装置の内蔵電源の充電電力を供給することが可能なバッテリを備えている。
特開2010−214109号公報
特許文献1に開示されている技術では、サポートトレイに装着することにより放射線画像撮影装置への給電は可能となるものの、この場合はサポートトレイを用いる必要があるので、この場合も放射線画像撮影システムとしての可搬性が低減してしまう、という問題点があった。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、可搬性を損なうことなく、撮影枚数を増加させることができる放射線画像撮影システム、接続装置、放射線画像撮影装置、プログラム及び接続装置の給電方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る放射線画像撮影システムは、請求項1に記載したように、放射線画像を検出する放射線検出器、前記放射線検出器の駆動用の電力を供給すると共に充電可能に構成された内蔵電源、および有線接続用の接続端子を備えた放射線画像撮影装置と、前記接続端子に接続可能に構成された接続部、及び当該接続部が前記接続端子に接続された状態で前記放射線検出器への駆動用の電力の供給と前記内蔵電源への充電用の電力の供給の少なくとも一方を行う電力供給電源を備えた接続装置と、を有している。
請求項1に記載の放射線画像撮影システムによれば、放射線画像を検出する放射線検出器、前記放射線検出器の駆動用の電力を供給すると共に充電可能に構成された内蔵電源、および有線接続用の接続端子を備えた放射線画像撮影装置の当該接続端子に接続可能に構成された接続部を備えた接続装置により、電力供給電源から当該接続部が前記接続端子に接続された状態で前記放射線検出器への駆動用の電力の供給と前記内蔵電源への充電用の電力の供給の少なくとも一方が行われる。
これにより、可搬性を損なうことなく、撮影枚数を増加させることができる、という効果を奏する。
また、本発明に係る放射線画像撮影システムにおいて、請求項2に記載したように、前記接続端子は、前記放射線画像撮影装置と外部装置との間を接続するケーブルに設けられた外部接続コネクタが接続されるものであり、前記接続装置は、前記外部接続コネクタのダミー・コネクタであるようにしても良い。これにより、接続装置を簡易に製作することができる、という効果を奏する。
また、本発明に係る放射線画像撮影システムにおいて、請求項3に記載したように、前記接続装置は、前記放射線検出器への駆動用の電力の供給/非供給を切り替える切替手段をさらに備えるようにしても良い。これにより、可搬性を損なうことなく、撮影枚数を増加させることができる、という効果を奏する。
また、本発明に係る放射線画像撮影システムにおいて、請求項4に記載したように、前記放射線画像撮影装置は、前記内蔵電源の容量が第1閾値以下の場合、前記接続装置に給電要求を送信するとともに、前記内蔵電源の容量が第2閾値以上の場合、前記接続装置に給電停止要求を送信し、前記接続装置は、前記放射線画像撮影装置から前記給電要求を受信した場合、前記電力供給電源から前記放射線検出器への駆動用の電力の供給と前記内蔵電源への充電用の電力の供給の少なくとも一方を行い、前記放射線画像撮影装置から前記給電停止要求を受信した場合、当該電力の供給を停止させるようにしても良い。これにより、可搬性を損なうことなく、撮影枚数を増加させることができる、という効果を奏する。
また、本発明に係る放射線画像撮影システムにおいて、請求項5に記載したように、前記接続装置は、前記電力供給電源の容量が閾値以上の場合、前記電力供給電源から前記放射線検出器への駆動用の電力の供給と前記内蔵電源への充電用の電力の供給の少なくとも一方を行うようにしても良い。これにより、可搬性を損なうことなく、撮影枚数を増加させることができる、という効果を奏する。
また、本発明に係る放射線画像撮影システムにおいて、請求項6に記載したように、前記切替手段は、前記接続装置の前記接続端子に対する接続方向に応じて前記放射線検出器への駆動用の電力の供給/非供給を切り替えるようにしても良い。これにより、可搬性を損なうことなく、撮影枚数を増加させることができる、という効果を奏する。
また、本発明に係る放射線画像撮影システムにおいて、請求項7に記載したように、前記接続部材は、予め定められた情報を表示するための表示手段をさらに備えるようにしても良い。これにより、可搬性を損なうことなく、撮影枚数を増加させることができる、という効果を奏する。
また、本発明に係る放射線画像撮影システムにおいて、請求項8に記載したように、前記接続部材は、前記接続端子に接続されている際に当該接続部位周辺の密閉性を有するようにしても良い。これにより、可搬性を損なうことなく、撮影枚数を増加させることができる、という効果を奏する。
一方、上記目的を達成するために、請求項9に記載の接続装置は、放射線画像を検出する放射線検出器、前記放射線検出器の駆動用の電力を供給すると共に充電可能に構成された内蔵電源、および有線接続用の接続端子を備えた放射線画像撮影装置の当該接続端子に接続可能に構成された接続部と、当該接続部が前記接続端子に接続された状態で前記放射線検出器への駆動用の電力の供給と前記内蔵電源への充電用の電力の供給の少なくとも一方を行う電力供給電源と、を備えている。
従って、請求項9に記載の接続装置によれば、請求項1に記載の発明と同様に作用するので、請求項1に記載の発明と同様に、可搬性を損なうことなく、撮影枚数を増加させることができる、という効果を奏する。
また、本発明に係る接続装置において、請求項10に記載したように、前記接続装置は、前記放射線画像撮影装置から給電要求を受信した場合、前記電力供給電源から前記放射線検出器への駆動用の電力の供給と前記内蔵電源への充電用の電力の供給の少なくとも一方を行い、前記放射線画像撮影装置から給電停止要求を受信した場合、当該電力の供給を停止させるようにしても良い。これにより、可搬性を損なうことなく、撮影枚数を増加させることができる、という効果を奏する。
一方、上記目的を達成するために、請求項11に記載の放射線画像撮影装置は、放射線画像を検出する放射線検出器と、前記放射線検出器の駆動用の電力を供給すると共に充電可能に構成された内蔵電源と、前記放射線検出器への駆動用の電力の供給と前記内蔵電源への充電用の電力の供給の少なくとも一方を行う電力供給電源を備えた接続装置が接続可能な有線接続用の接続端子と、を備えている。
従って、請求項11に記載の接続装置によれば、請求項1に記載の発明と同様に作用するので、請求項1に記載の発明と同様に、可搬性を損なうことなく、撮影枚数を増加させることができる、という効果を奏する。
また、本発明に係る放射線画像撮影装置において、請求項12に記載したように、前記接続装置は、前記電力供給電源の容量が閾値以上の場合、前記電力供給電源から前記放射線検出器への駆動用の電力の供給と前記内蔵電源への充電用の電力の供給の少なくとも一方を行うようにしても良い。これにより、可搬性を損なうことなく、撮影枚数を増加させることができる、という効果を奏する。
一方、上記目的を達成するために、請求項13に記載のプログラムは、コンピュータを、ユーザ操作により給電/給電停止を切替可能な切替手段の状態を取得する取得手段と、駆動用の内蔵電源、および有線接続用の接続端子を備えた放射線画像撮影装置の前記接続端子に接続可能に構成された接続部材が前記接続端子に接続された場合に、前記内蔵電源への充電用の電力の供給を行う充電手段と、前記接続部材が前記接続端子に接続され、かつ前記取得手段により取得された状態が給電であった場合に、前記放射線検出器への駆動用の電力の供給を行う給電手段と、として機能させるためのプログラムである。
従って、請求項13に記載のプログラムによれば、コンピュータを請求項1に記載の発明と同様に作用させることができるので、請求項1に記載の発明と同様に、可搬性を損なうことなく、撮影枚数を増加させることができる、という効果を奏する。
また、上記目的を達成するために、請求項14に記載の給電方法は、ユーザ操作により給電/給電停止を切替可能な切替手段の状態を取得する取得ステップと、駆動用の内蔵電源、および有線接続用の接続端子を備えた放射線画像撮影装置の前記接続端子に接続可能に構成された接続部材が前記接続端子に接続された場合に、前記内蔵電源への充電用の電力の供給を行う充電ステップと、前記接続部材が前記接続端子に接続され、かつ前記取得ステップにより取得された状態が給電であった場合に、前記放射線検出器への駆動用の電力の供給を行う給電ステップと、を備えた接続装置の給電方法である。
従って、請求項14に記載のブレ補正方法によれば、請求項1に記載の発明と同様に作用することができるので、請求項1に記載の発明と同様に、可搬性を損なうことなく、撮影枚数を増加させることができる、という効果を奏する。
本発明によれば、可搬性を損なうことなく、撮影枚数を増加させることができる、という効果を奏する。
実施の形態に係る放射線画像撮影システムが適用される検査システムの構成を示すブロック図である。 実施の形態に係る電子カセッテおよび通信ケーブルの構成および当該通信ケーブルの電子カセッテへの接続方法を示す正面図である。 実施の形態に係るダミー・コネクタの構成および電子カセッテへの接続方法を示す正面図である。 第1の実施の形態に係る電子カセッテ及びダミー・コネクタの電気系の要部構成と、ダミー・コネクタの電子カセッテへの接続方法を示すブロック図(一部回路図)である。 実施の形態に係る電子カセッテにおいてスイッチ操作に関わる要部構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態に係る給電要求処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 第1の実施の形態に係るスイッチ操作時処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 第1の実施の形態に係る給電処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 第1の実施の形態に係るダミー・コネクタの表示部における表示内容の一例を示す図である。 第2の実施の形態に係る給電要求処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 第2の実施の形態に係る給電処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 第3の実施の形態に係るダミー・コネクタの構成例を示す正面図である。 第3の実施の形態に係る電子カセッテ及びダミー・コネクタの電気系の要部構成と、ダミー・コネクタの電子カセッテへの接続方法を示すブロック図(一部回路図)である。 第3の実施の形態に係るダミー・コネクタの電子カセッテへの接続方法を示す正面図である。 第3の実施の形態に係るダミー・コネクタの電子カセッテへの接続方法を示す正面図である。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための形態について詳細に説明する。なお、ここでは、本発明を、可搬型の放射線画像撮影装置(以下、「電子カセッテ」という。)を用いて放射線画像の撮影を行う放射線画像撮影システムに適用した場合の形態例について説明する。
[第1の実施の形態]
図1には、本実施の形態に係る放射線画像撮影システム10が適用される検査システム11の概略構成の一例が示されている。
同図に示すように、本実施の形態に係る放射線画像撮影システム10は、放射線(本実施の形態では、X線)画像を撮影するための撮影室(以下、「X線室」という。)に設置されており、撮影制御装置(以下、「コンソール」という。)90、放射線発生装置92、および電子カセッテ32が備えられている。
コンソール90は、電子カセッテ32と無線通信が可能に構成されている。また、コンソール90と電子カセッテ32とは通信ケーブル43を介して有線接続された状態で、有線通信が可能となっている。
コンソール90は、有線通信方式および無線通信方式のいずれかの通信方式で通信を行って、制御信号を伝送することにより電子カセッテ32に対して様々な制御を行う。また、コンソール90は、通信ケーブル94を介して放射線発生装置92と接続されており、放射線を発生するタイミングを制御する。
コンソール90の制御に基づいたタイミングで、放射線発生装置92は、放射線を被写体12に照射する。放射線発生装置92から照射された放射線は、被写体12を透過して電子カセッテ32に照射される。電子カセッテ32は、照射された放射線から放射線画像を示す画像データを生成する。生成された画像データは、有線通信または無線通信によりコンソール90に送信される。
図2には、本実施の形態に係る電子カセッテ32および通信ケーブル43の構成および当該通信ケーブル43の電子カセッテ32への接続方法を示す正面図が示されている。
本実施の形態に係る電子カセッテ32は、誤操作の防止および密閉性の確保のため、電源スイッチが設けられていない一方、通信ケーブル43に設けられたコネクタ43Aが接続可能とされた接続部32Bが設けられている。
なお、本実施の形態に係る電子カセッテ32は、内蔵された電力駆動する各部(後述する放射線検出器等)に対して内蔵電源60から常時電力が供給される一方、通信ケーブル43のコネクタ43Aが接続部32Bに接続されている場合には、内蔵電源60から上記各部への電力供給が遮断されると共に、当該通信ケーブル43を介して当該各部への駆動用の電力が供給される。
図3に示すように、本実施の形態に係る電子カセッテ32には、接続部32Bに接続可能に構成されたダミー・コネクタ50が用意されている。本実施の形態では、電子カセッテ32及びダミー・コネクタ50を備えたシステムを放射線画像撮影システム10とする。
ダミー・コネクタ50は、電子カセッテ32の接続部32Bに接続されることにより、電子カセッテ32の内蔵電源60から各部への電力供給を遮断することができる。なお、本実施の形態に係るダミー・コネクタ50は、通信ケーブル43のコネクタ43Aと形状及び寸法等の仕様が同一で、ケーブルを有さず、電子カセッテ32に接続された状態で電子カセッテ32の接続部32Bを密閉する。
また、ダミー・コネクタ50には、スイッチ52が設けられている。スイッチ52は、例えばトグルスイッチであり、押圧により第1の状態及び第2の状態が交互に切り替えられる。なお、スイッチ52はトグルスイッチに限定されず、任意のスイッチであって良い。
図4Aには、本実施の形態に係る電子カセッテ32の電気系の要部構成が示されている。
同図に示すように、本実施の形態に係る電子カセッテ32は、TFT(Thin Film Transistor)基板21上に光吸収性の低い接着樹脂等を用いて図示しないシンチレータが貼り付けられた放射線検出器20を備えている。
TFT基板21には、上記シンチレータが発する光を吸収して電荷を発生するセンサ部22A、センサ部22Aにおいて発生した電荷を蓄積するコンデンサ22B、およびコンデンサ22Bに蓄積された電荷を電気信号に変替して出力する電界効果型薄膜トランジスタ(以下、単に「薄膜トランジスタ」という。)22Cを含んで構成される画素22が一定方向(図4Aの行方向)、および当該一定方向に対する交差方向(図4Aの列方向)に2次元状に複数設けられている。
また、放射線検出器20には、上記一定方向(行方向)に延設され、各薄膜トランジスタ22Cをオン・オフさせるための複数本のゲート配線27と、上記交差方向(列方向)に延設され、オン状態の薄膜トランジスタ22Cを介して電荷を読み出すための複数本のデータ配線28と、が設けられている。放射線検出器20は、平板状で、かつ平面視において外縁に4辺を有する四辺形状、より具体的には、矩形状に形成されている。
放射線検出器20は、隣り合う2辺の一辺側にゲート線ドライバ23が配置され、他辺側に信号処理部24が配置されている。TFT基板21の個々のゲート配線27はゲート線ドライバ23に接続され、TFT基板21の個々のデータ配線28は信号処理部24に接続されている。
また、電子カセッテ32の筐体32Aの内部には、画像メモリ25と、カセッテ制御部26と、無線通信部27と、を備えている。
TFT基板21の各薄膜トランジスタ22Cは、ゲート線ドライバ23からゲート配線27を介して供給される信号により行単位で順にオンされ、オン状態とされた薄膜トランジスタ22Cによって読み出された電荷は、電気信号としてデータ配線28を伝送されて信号処理部24に入力される。これにより、電荷は行単位で順に読み出され、二次元状の放射線画像が取得可能となる。
図示は省略するが、信号処理部24は、個々のデータ配線28毎に、入力される電気信号を増幅する増幅回路およびサンプルホールド回路を備えており、個々のデータ配線28を伝送された電気信号は増幅回路で増幅された後にサンプルホールド回路に保持される。また、サンプルホールド回路の出力側にはマルチプレクサ、A/D(アナログ/デジタル)変換器が順に接続されており、個々のサンプルホールド回路に保持された電気信号はマルチプレクサに順に(シリアルに)入力され、A/D変換器によってデジタルの画像データへ変換される。
信号処理部24には画像メモリ25が接続されており、信号処理部24のA/D変換器から出力された画像データは画像メモリ25に順に記憶される。画像メモリ25は所定枚分の画像データを記憶可能な記憶容量を有しており、放射線画像の撮影が行われる毎に、撮影によって得られた画像データが画像メモリ25に順次記憶される。
画像メモリ25はカセッテ制御部26と接続されている。カセッテ制御部26はマイクロコンピュータを含んで構成され、CPU(中央処理装置)26Aと、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)を含むメモリ26Bと、フラッシュメモリ等からなる不揮発性の記憶部26Cとを備えており、電子カセッテ32全体の動作を総括的に制御する。
さらに、カセッテ制御部26には無線通信部27が接続されている。無線通信部27は、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11a/b/g等に代表される無線LAN(Local Area Network)規格に対応しており、無線通信による外部機器との間での各種情報の伝送を制御する。カセッテ制御部26は、無線通信部27を介して、コンソール90などの外部装置と無線通信が可能とされており、コンソール90等との間で各種情報の送受信が可能とされている。
また、電子カセッテ32には前述した内蔵電源60が設けられており、各種回路や各種素子(ゲート線ドライバ23、信号処理部24、画像メモリ25、無線通信部27、カセッテ制御部26として機能するマイクロコンピュータ等)は、内蔵電源60から供給された電力によって作動する。内蔵電源60は、電子カセッテ32の可搬性を損なわないように、バッテリ(充電可能な二次電池)を内蔵しており、充電されたバッテリから各種回路・素子へ電力を供給する。
一方、ダミー・コネクタ50には、CPU51、ROM53、およびRAM54が備えられると共に、表示部56に接続された表示制御部55、およびスイッチ52に接続されたインタフェース(I/F)57が備えられており、これら各部はシステム・バスにより相互かつ電気的に接続されている。従って、CPU51は、ROM53およびRAM54へのアクセス、表示部56に対する各種情報の表示、及びスイッチ52の状態に応じて電子カセッテ32の内蔵電源60への充電や放射線検出器20への給電の制御等を行うことができる。
本実施の形態では、スイッチ52の押圧に応じて、放射線検出器20への給電を行うか否かの状態が「給電」、「非給電」で交互に変更される。I/F57は、スイッチ52の状態が切り替えられた際に、切り替えられたことを示す切替信号をCPU51に対して送信する。
また、ダミー・コネクタ50は、接続部50Bに接続されたI/F58が備えられており、当該I/F58もまた上記システム・バスに接続されている。従って、CPU51は、ダミー・コネクタが電子カセッテ32に接続されている場合における接続部50Bを介した電子カセッテ32との各種情報の授受を行うことができる。
さらに、ダミー・コネクタ50は、電力供給電源59を備えていて、各種回路や各種素子(CPU51、スイッチ52、ROM53、RAM54、表示制御部55、表示部56等)は、電力供給電源59から供給された電力によって作動する。
ところで、本実施の形態に係る放射線画像撮影システム10では、ダミー・コネクタ50が電子カセッテ32に接続された状態で、ダミー・コネクタ50に設けられた電力供給電源59からの電力が、電子カセッテ32の放射線検出器20および内蔵電源60に選択的に供給できるように構成されている。
このため、本実施の形態に係る電子カセッテ32には、図4Bに示される切替部70が備えられている。
同図に示すように、本実施の形態に係る切替部70は、2つのスイッチSW1およびスイッチSW2が備えられると共に、CPU26Aと電気的に接続されている。従って、スイッチSW1およびスイッチSW2は、CPU26Aによって個別に開閉状態を設定することができる。
ここで、スイッチSW1およびスイッチSW2の各々の一方の端子は、ダミー・コネクタ50が接続された状態で当該ダミー・コネクタ50の電力供給電源59の電力出力端子に接続部32Bを介して電気的に接続される。
一方、スイッチSW1の他方の端子は放射線検出器20の電力入力端子に電気的に接続される一方、スイッチSW2の他方の端子は内蔵電源60の充電用の電力入力端子に電気的に接続されている。
また、電子カセッテ32のCPU26Aは、ダミー・コネクタ50のCPU51に接続部32Bを介して電気的に接続されている。従って、CPU51は、電子カセッテ32のCPU26Aを介して切替部70の各スイッチSW1,SW2の開閉状態を設定することができる。
ここで、CPU51は、電力供給電源59からの電力を放射線検出器20および内蔵電源60の双方に供給する場合は、CPU26Aを介して、切替部70のスイッチSW1,SW2の双方を接続状態とする。一方、CPU51は、電力供給電源59からの電力を放射線検出器20のみに供給する場合は、CPU26Aを介して、切替部70のスイッチSW1を接続状態とする一方、スイッチSW2を開放状態とする。更に、CPU51は、電力供給電源59からの電力を内蔵電源60のみに供給する場合は、CPU26Aを介して、切替部70のスイッチSW1を開放状態とする一方、スイッチSW2を接続状態とする。
なお、この構成では、スイッチ52の切替情報や、電子カセッテ32の作動状態を示す情報等の各種情報を表示部56により表示することができるため、より利便性を向上させることができる。
次に、本実施の形態に係る放射線画像撮影システム10の作用を説明する。まず、図4を参照して、本実施の形態に係る電子カセッテ32の放射線画像の撮影時における作用を説明する。
本実施の形態に係る電子カセッテ32は、放射線画像の撮影を行う場合、放射線発生装置92と間隔を空けて配置され、撮影領域上に被写体12の撮影対象部位が配置される。その後、放射線発生装置92は予め与えられた撮影条件等に応じた放射線量の放射線を射出する。
放射線発生装置92から射出された放射線は、撮影対象部位を透過することで画像情報を担持した後に電子カセッテ32に照射される。これにより、電子カセッテ32に内蔵された放射線検出器20の各センサ部22Aには照射された放射線の線量に応じた電荷が発生し、コンデンサ22Bにはセンサ部22Aで発生した電荷が蓄積される。
カセッテ制御部26は、放射線の照射終了後に、ゲート線ドライバ23を制御し、ゲート線ドライバ23から放射線検出器20の各ゲート配線27に1ラインずつ順にオン信号を出力させて画像情報の読み出しを行う。放射線検出器20から読み出された画像情報は上記A/D変換器によってデジタルの画像データに変換され、画像メモリ25に記憶された後、無線通信部27を介して無線にてコンソール90に送信される。
一方、本実施の形態に係る電子カセッテ32には、上述したように、コネクタ32Bに接続可能に構成されたダミー・コネクタ50が用意されている。ダミー・コネクタ50は、電力供給電源59を内蔵しており、電子カセッテ32に接続されることにより、当該電力供給電源59から電子カセッテ32の放射線検出器20および内蔵電源60に給電することができる。
ここで、ダミー・コネクタ50のRAM54には、電子カセッテ32の放射線検出器20に対して給電を行うか否かを示すステータスの情報が記憶される。ステータスの情報は、例えば、給電を行う場合には「給電」、給電を行わない場合には「給電停止」で表され、上記スイッチ52の切り替えに応じて「給電」及び「給電停止」が交互に切り替えられる。
以下、図5を参照して、給電要求処理を実行する際の電子カセッテ32の作用を説明する。なお、図5は、ダミー・コネクタ50が電子カセッテ32に接続された場合に当該電子カセッテ32のCPU26Aにより実行される給電要求処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートであり、当該プログラムは記録媒体であるROM53の所定領域に予め記憶されている。
まず、ステップS101において、CPU26Aは、ダミー・コネクタ50が電子カセッテ32に接続されたか否かを判定する。ダミー・コネクタ50が電子カセッテ32に接続された際に、ダミー・コネクタ50が識別信号を送信する。CPU26Aは、この識別信号を受信することで、電子カセッテ32にダミー・コネクタ50が接続されたことを認識する。
ステップS101においてダミー・コネクタ50が接続されたと判定された場合は、ステップS103において、CPU26Aは、内蔵電源60の内蔵電源残電力量が第1閾値以下であるか否かを判定する。この第1閾値は、充電を行うか否かを判断するための基準とするための閾値であり、予めメモリ26Bに記憶されている。
ステップS103において内蔵電源残電力量が第1閾値以下であると判定された場合は、ステップS105において、CPU26Aは、ダミー・コネクタ50に対して給電要求情報を送信した後、後述するステップS107に移行する。この給電要求情報を受信したダミー・コネクタ50は、電子カセッテ32に対して給電を行う。一方で、ステップS103において内蔵電源残電力量が第1閾値以下でないと判定された場合は、ステップS107に移行する。
ステップS107において、CPU26Aは、内蔵電源60の内蔵電源残電力量が第1閾値より大きい値である第2閾値以上であるか否かを判定する。この第2閾値は、充電を終了した方が良いか否かを判断するための基準とするための閾値(例えば満充電を示す閾値)であり、予めメモリ26Bに記憶されている。
ステップS107において内蔵電源残電力量が第2閾値以上であると判定された場合は、ステップS109において、CPU26Aは、ダミー・コネクタ50に対して給電停止要求情報を送信した後、後述するステップS113に移行する。この給電停止要求情報を受信したダミー・コネクタ50は、電子カセッテ32に対する給電を停止させる。一方、ステップS107において内蔵電源残電力量が第2閾値以上でないと判定された場合は、CPU26Aは、ステップS113に移行する。
ステップS113において、CPU26Aは、ダミー・コネクタ50が電子カセッテ32から取り外されたか否かを判定する。この際、ダミー・コネクタ50が電子カセッテ32に接続されている間は、電子カセッテ32がダミー・コネクタ50に対して所定時間毎に確認信号を送信するので、CPU51は、この確認信号を受信しなくなることで、電子カセッテ32から離脱したことを認識する。
ステップS113において取り外されていないと判定された場合は上記ステップS103に戻る一方、ステップS113において取り外されたと判定された場合は、CPU26Aは、本給電要求処理プログラムを終了する。
一方、ダミー・コネクタ50は、ユーザ操作によるスイッチ52の切り替えに際して、スイッチ操作時処理を実行する。図6を参照して、このスイッチ操作時処理を実行する際のダミー・コネクタ50の作用を説明する。なお、図6は、ダミー・コネクタ50が電子カセッテ32に接続された場合に当該ダミー・コネクタ50のCPU51により実行されるスイッチ操作時処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートであり、当該プログラムは記録媒体であるROM53の所定領域に予め記憶されている。
まず、ステップS201において、CPU51は、スイッチ52が切り替えられたか否かを判定する。この際、CPU51は、スイッチ52から切替信号を受信した際に、スイッチ52が切り替えられたと判定する。
ステップS201においてスイッチが切り替えられたと判定された場合は、ステップS203において、CPU51は、ステータスが給電状態か否かを判定する。ステータスは、放射線検出器20に対して給電を行うか否かを決定するための情報であり、例えば給電を行う場合は「給電」、給電を行わない場合は「給電停止」で示される。
ステップS203においてステータスが「給電」であると判定された場合、ステップS205において、CPU51は、ステータスを切り替えるために、ステータスを「給電停止」に設定した後、ステップS209に移行する。一方、ステップS203においてステータスが「給電」でないと判定された場合、ステータスが「給電停止」であるものと見なして、ステップS207に移行し、CPU51は、ステータスを「給電」に設定する。
ステップS209において、CPU51は、ダミー・コネクタ50が電子カセッテ32から取り外されたか否かを判定する。
ステップS209において取り外されていないと判定された場合は上記ステップS201に戻る一方、ステップS209において取り外されたと判定された場合は、CPU26Aは、本スイッチ操作時処理プログラムを終了する。
次に、図7を参照して、給電処理を実行する際のダミー・コネクタ50の作用を説明する。なお、図7は、ダミー・コネクタ50が電子カセッテ32に接続された場合に当該ダミー・コネクタ50のCPU51により実行される給電処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートであり、当該プログラムは記録媒体であるROM53の所定領域に予め記憶されている。
まず、ステップS301において、CPU51は、ダミー・コネクタ50が電子カセッテ32に接続されたか否かを判定する。この際、CPU51は、電子カセッテ32から確認信号を受信した場合に、電子カセッテ32に接続されたものと判定する。
ステップS301においてダミー・コネクタ50が接続されたと判定された場合は、ステップS303において、CPU51は、ステップS105にて電子カセッテ32から送信された給電要求情報を受信したか否かを判定する。ステップS303において給電要求情報を受信したと判定された場合は、ステップS305において、CPU51は、電子カセッテ32の内蔵電源60に対して充電を行うようにCPU26Aを介して切替部70を制御する。
そして、ステップS306において、CPU51は、内蔵電源60を充電している旨を表示制御部55を介して表示部56に表示させる。図8は、本第1の実施の形態に係るダミー・コネクタ50の表示部56における表示内容の一例を示す図である。図8に示すように、表示部56に例えば「内蔵電池:充電中」の文字列が表示される。
また、ステップS303において給電要求情報を受信していないと判定された場合は、ステップS307に移行する。
次に、ステップS307において、CPU51は、ステータスが「給電」であるか否かを判定する。ステップS307においてステータスが「給電」であった場合は、ステップS309において、CPU51は、電子カセッテ32の放射線検出器20に対して給電を行うようにCPU26Aを介して切替部70を制御する。そして、ステップS310において、CPU51は、放射線検出器20を給電している旨を表示制御部55を介して表示部56に表示させる。図8に示すように、表示部56に例えば「放射線検出器:給電中」の文字列が表示される。
ステップS307においてステータスが「給電」でないと判定された場合は、ステップS311に移行する。
ステップS311において、CPU51は、ステップS109にて電子カセッテ32から送信された給電停止要求情報を受信したか否かを判定する。ステップS311において給電停止要求情報を受信したと判定された場合は、ステップS313において、CPU51は、電子カセッテ32の内蔵電源60に対する給電を停止するようにCPU26Aを介して切替部70を制御する。なお、この場合には、ステップS306における内蔵電源60を充電している旨の表示を停止するが、「内蔵電源:非充電中」のように、充電していない旨の表示を行っても良い。
ステップS311において給電停止要求情報を受信していないと判定された場合は、ステップS315に移行する。
次に、ステップS315において、CPU51は、ステータスが「給電停止」であるか否かを判定する。ステップS315においてステータスが「給電停止」であった場合は、ステップS317において、CPU51は、電子カセッテ32の放射線検出器20に対する給電を停止するようにCPU26Aを介して切替部70を制御する。なお、この場合には、ステップS317における放射線検出器20に給電している旨の表示を停止するが、「放射線検出器:非給電中」のように、給電していない旨の表示を行っても良い。
ステップS315においてステータスが「給電停止」でない場合は、ステップS319に移行する。
ステップS319において、CPU51は、ダミー・コネクタ50が電子カセッテ32から取り外されたか否かを判定する。ステップS319において取り外されていないと判定された場合は上記ステップS303に戻る一方、ステップS319において取り外されたと判定された場合は、CPU51は、本給電処理プログラムを終了する。
このようにして本実施の形態に係る放射線画像撮影システム10では、放射線画像を検出する放射線検出器20の駆動用の電力を供給すると共に充電可能に構成された内蔵電源、60および有線接続用の接続端子を有する接続部32Bを備えた放射線画像撮影装置(電子カセッテ32)と、当該接続部32Bに接続可能に構成された接続部43Aを備えた接続装置(ダミー・コネクタ50)により、電力供給電源59から当該接続部43Aが前記接続部32Bに接続された状態で前記放射線検出器20への駆動用の電力の供給及び前記内蔵電源60への充電用の電力の供給が制御される。
これにより、可搬性を損なうことなく、撮影枚数を増加させることができる、という効果を奏する
[第2の実施の形態]
以下、第2の実施の形態に係る放射線画像撮影システム10について添付図面を参照して詳細に説明する。なお、本第2の実施の形態に係る放射線画像撮影システム10は、第1の実施の形態に係る放射線画像撮影システム10と同様に、図1乃至図4に示す構成を有しているため、当該構成に関して重複する説明を省略する。
第1の実施の形態に係る放射線画像撮影システム10では、電子カセッテ32の内蔵電源60の内蔵電源残電力量に応じて、ダミー・コネクタ50が電子カセッテ32に対して給電を行うが、第2実施形態に係る放射線画像撮影システム10では、ダミー・コネクタ50の電力供給電源59の電力供給電源残電力量に応じて、ダミー・コネクタ50が電子カセッテ32に対して給電を行う。
以下、図8を参照して、給電要求処理を実行する際の電子カセッテ32の作用を説明する。なお、図8は、ダミー・コネクタ50が電子カセッテ32に接続された場合に当該電子カセッテ32のCPU26Aにより実行される給電要求処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートであり、当該プログラムは記録媒体であるROM53の所定領域に予め記憶されている。
まず、ステップS401において、CPU26Aは、ダミー・コネクタ50が電子カセッテ32に接続されたか否かを判定する。この際、CPU26Aは、接続確認信号を受信した場合に、電子カセッテ32に接続されたものと判定する。
ステップS401においてダミー・コネクタ50が接続されたと判定された場合は、ステップS403において、CPU26Aは、内蔵電源60の内蔵電源残電力量が第3閾値以上であるか否かを判定する。この第3閾値は、充電を完了すべきか否かを判断するための基準とするための閾値であり、予めメモリ26Bに記憶されている。
ステップS403において内蔵電源残電力量が第3閾値以上であると判定された場合は、ステップS405において、CPU26Aは、ダミー・コネクタ50に対して給電停止要求情報を送信する。この給電停止要求情報を受信したダミー・コネクタ50は、電子カセッテ32に対する給電を停止する。一方で、ステップS403において内蔵電源残電力量が第3閾値以上でないと判定された場合は、CPU26Aは、後述するステップS409に移行する。
ステップS409において、CPU26Aは、ダミー・コネクタ50が電子カセッテ32から取り外されたか否かを判定する。ステップS409において取り外されていないと判定された場合は上記ステップS403に戻る一方、ステップS409において取り外されたと判定された場合は、CPU26Aは、本給電要求処理プログラムを終了する。
次に、図9を参照して、給電処理を実行する際のダミー・コネクタ50の作用を説明する。なお、図9は、ダミー・コネクタ50が電子カセッテ32に接続された場合に当該ダミー・コネクタ50のCPU51により実行される給電処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートであり、当該プログラムは記録媒体であるROM53の所定領域に予め記憶されている。
まず、ステップS501において、CPU51は、ダミー・コネクタ50が電子カセッテ32に接続されたか否かを判定する。この際、CPU51は、接続確認信号を受信した場合に、電子カセッテ32に接続されたものと判定する。
ステップS501においてダミー・コネクタ50が接続されたと判定された場合は、ステップS503において、CPU51は、電力供給電源59の電力供給電源残電力量が第4閾値以上であるか否かを判定する。この第4閾値は、電子カセッテ32に対する充電が十分行える状態であるか否かを判断するための基準とするための閾値であり、予めメモリ26Bに記憶されている。
ステップS505において、CPU51は、ステップS405にて電子カセッテ32から送信された給電停止要求情報をすでに受信しているか否かを判定する。
ステップS505において給電停止要求情報を受信していないと判定された場合は、ステップS507において、CPU51は、内蔵電源60に対して充電を行うようにCPU26Aを介して切替部70を制御する。そして、ステップS509において、CPU51は、内蔵電源60を充電している旨を表示制御部55を介して表示部56に表示させる。図8に示すように、表示部56に例えば「内蔵電池:充電中」の文字列が表示される。
ステップS503において電力供給電源残電力量が第4閾値以上でないと判定された場合、及びステップS505において給電停止要求を受信済みであると判定された場合は、ステップS511に移行する。
次に、ステップS511において、CPU51は、ステータスが「給電」であるか否かを判定する。ステップS511においてステータスが「給電」であった場合は、ステップS513において、CPU51は、電子カセッテ32の放射線検出器20に対して給電を行うようにCPU26Aを介して切替部70を制御する。そして、ステップS515において、CPU51は、放射線検出器20を給電している旨を表示制御部55を介して表示部56に表示させる。図8に示すように、表示部56に例えば「放射線検出器:給電中」の文字列が表示される。
ステップS511においてステータスが「給電」でないと判定された場合は、ステップS517に移行する。
また、ステップS517において、CPU51は、給電停止要求情報を受信したか否かを判定する。ステップS517において給電停止要求情報を受信したと判定された場合は、ステップS519において、CPU51は、電子カセッテ32の放射線検出器20に対する給電を停止させるようにCPU26Aを介して切替部70を制御する。
ステップS517において給電停止要求情報を受信していないと判定された場合は、ステップS521に移行する。
次に、ステップS521において、CPU51は、ステータスが「給電停止」であるか否かを判定する。ステップS521においてステータスが「給電停止」であった場合は、ステップS523において、CPU51は、電子カセッテ32の放射線検出器20に対する給電を停止させるようにCPU26Aを介して切替部70を制御する。
ステップS521において給電停止要求情報を受信していない場合は、ステップS525に移行する。
ステップS525において、CPU51は、ダミー・コネクタ50が電子カセッテ32から取り外されたか否かを判定する。ステップS525において取り外されていないと判定された場合は上記ステップS503に戻る一方、ステップS525において取り外されたと判定された場合は、CPU51は、本給電処理プログラムを終了する。
このようにして本実施の形態に係る放射線画像撮影システム10では、放射線画像を検出する放射線検出器20の駆動用の電力を供給すると共に充電可能に構成された内蔵電源、60および有線接続用の接続端子を有する接続部32Bを備えた放射線画像撮影装置(電子カセッテ32)と、当該接続部32Bに接続可能に構成された接続部43Aを備えた接続装置(ダミー・コネクタ50)により、電力供給電源59から当該接続部43Aが前記接続部32Bに接続された状態で前記放射線検出器20への駆動用の電力の供給と前記内蔵電源への充電用の電力の供給の少なくとも一方が行われる。
[第3の実施の形態]
以下、第3の実施の形態に係る放射線画像撮影システム10について添付図面を参照して詳細に説明する。なお、本第3の実施の形態に係る放射線画像撮影システム10は、第1の実施の形態に係る放射線画像撮影システム10と同様に、図1及び図2に示す構成を有しているため、当該構成に関して重複する説明を省略する。
一方、図11及び図12に示すように、第3の実施の形態に係るダミー・コネクタ50‘は、第1の実施の形態及び第2の実施形態のダミー・コネクタ50からスイッチ52(IF57も同様)が削除されるとともに、電子カセッテ32に接続された際に接続方向(端子の向き)を判定する方向判定手段61を更に備えている。方向判定手段61は、接続部43Bが電子カセッテ32の接続部32Bに接続された際、接続方向を示す情報をCPU51に送信する。
CPU51は、方向判定手段61から接続方向を示す情報を受信することで、電子カセッテ32の接続部32Bに接続される際の接続方向に応じて上記ステータスの給電/給電停止の切り替えを行う。すなわち、図13Aに示すように、ダミー・コネクタ50’が接続部32Aに対して方向Aの状態(表示部56を正面に向けた状態)で接続された場合には、ステータスを「給電」に設定し、図13Bに示すように、ダミー・コネクタ50‘が接続部32Aに対して方向Bの状態(表示部56を背面に向けた状態)で接続された場合には、ステータスを「給電停止」に設定する。
そして、本第3の実施の形態に係る放射線画像撮影システム10は、第1の実施の形態または第2の実施の形態に係る放射線画像撮影システム10と同様に、図5に示す給電要求処理プログラム、図6に示すスイッチ操作時処理プログラム、図7に示す給電処理プログラム、図9に示す給電要求処理プログラム及び図10に示す給電処理プログラムを実行する。
このように、本第3の実施の形態に係るダミー・コネクタ50‘では、スイッチ52を設ける代わりに、電子カセッテ23の接続部32Bに対する接続方向を用いて、第1の実施の形態及び第2の実施の形態と同様の作用・効果を得ることができる。
なお、第1の実施の形態及び第2の実施の形態では、表示部56によって内蔵電池60に対して充電中であるか、及び放射線検出器20に対して給電中であるかの双方を表示させる場合について説明したが、これに限定されず、内蔵電源60および電力供給電源59の少なくとも一方の残電力容量、撮影対象とする患者に関する情報、撮影メニュー、エラー・メッセージ、放射線量、電子カセッテ32による撮影レディ状態等の少なくとも1つを表示する形態としてもよい。
また、上記実施の形態では、電力供給電源59として充電可能な二次電池を用いた場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、充電できない電池や太陽電池等の他の電池を適用する形態としてもよい。
10 放射線画像撮影システム
20 放射線検出器
26 カセッテ制御部
26A CPU
27 無線通信部
32 電子カセッテ
32B 接続部
43 通信ケーブル
43A コネクタ
43B ケーブル本体
43C 接続部
50,50’ ダミー・コネクタ
50B 接続部
51 CPU
52 スイッチ
56 表示部
59 電力供給電源
60 内蔵電源

Claims (14)

  1. 放射線画像を検出する放射線検出器、前記放射線検出器の駆動用の電力を供給すると共に充電可能に構成された内蔵電源、および有線接続用の第1接続部を備えた放射線画像撮影装置と、
    前記第1接続部に接続可能に構成された第2接続部、及び当該第2接続部が前記第1接続部に接続された状態で前記放射線検出器への駆動用の電力の供給と前記内蔵電源への充電用の電力の供給の少なくとも一方を行う電力供給電源を備えた接続装置と、
    を有する放射線画像撮影システム。
  2. 前記第1接続部は、前記放射線画像撮影装置と外部装置との間を接続するケーブルに設けられた外部接続コネクタが接続されるものであり、
    前記接続装置は、前記外部接続コネクタのダミー・コネクタである
    請求項1記載の放射線画像撮影システム。
  3. 前記接続装置は、前記放射線検出器への駆動用の電力の供給/非供給を切り替える切替手段をさらに備える
    請求項1または2記載の放射線画像撮影システム。
  4. 前記放射線画像撮影装置は、前記接続装置が接続されており、かつ前記内蔵電源の残電力量が第1閾値以下の場合、前記接続装置に給電要求を送信し、前記残電力量が前記第1閾値より大きな第2閾値以上の場合、前記接続装置に給電停止要求を送信する送信手段を更に備え、
    前記接続装置は、前記放射線画像撮影装置から前記給電要求を受信した場合、前記電力供給電源から前記放射線検出器への駆動用の電力の供給と前記内蔵電源への充電用の電力の供給の少なくとも一方を行い、前記放射線画像撮影装置から前記給電停止要求を受信した場合、当該電力の供給を停止させるように制御する制御手段を更に備える
    請求項1乃至3のいずれか1項記載の放射線画像撮影システム。
  5. 前記接続装置は、前記電力供給電源の残電力量が閾値以上の場合、前記電力供給電源から前記放射線検出器への駆動用の電力の供給と前記内蔵電源への充電用の電力の供給の少なくとも一方を行うように制御する制御手段を更に備える
    請求項1乃至3のいずれか1項記載の放射線画像撮影システム。
  6. 前記切替手段は、前記接続装置の前記第1接続部に対する接続方向に応じて前記放射線検出器への駆動用の電力の供給/非供給を切り替える
    請求項3記載の放射線画像撮影システム。
  7. 前記接続装置は、予め定められた情報を表示するための表示手段をさらに備える
    請求項1乃至6のいずれか1項記載の放射線画像撮影システム。
  8. 前記接続装置は、前記第1接続部に接続されている際に当該接続部位周辺の密閉性を有する
    請求項1乃至7のいずれか1項記載の放射線画像撮影システム。
  9. 放射線画像を検出する放射線検出器、前記放射線検出器の駆動用の電力を供給すると共に充電可能に構成された内蔵電源、および有線接続用の第1接続部を備えた放射線画像撮影装置の当該第1接続部に接続可能に構成された第2接続部と、
    当該第2接続部が前記第1接続部に接続された状態で前記放射線検出器への駆動用の電力の供給と前記内蔵電源への充電用の電力の供給の少なくとも一方を行う電力供給電源と、
    を備えた接続装置。
  10. 前記放射線画像撮影装置から給電要求を受信した場合、前記電力供給電源から前記放射線検出器への駆動用の電力の供給と前記内蔵電源への充電用の電力の供給の少なくとも一方を行い、前記放射線画像撮影装置から給電停止要求を受信した場合、当該電力の供給を停止させるように制御する制御手段を更に備える
    請求項9記載の接続装置。
  11. 有線接続用の第1接続部と、
    前記第1接続部に接続された状態で駆動用の電力が供給される放射線検出器と、
    前記第1接続部に接続された状態で充電される内蔵電源と、
    を備えた放射線画像撮影装置。
  12. 前記第1接続部に接続された状態で前記放射線検出器への駆動用の電力の供給と前記内蔵電源への充電用の電力の供給の少なくとも一方を行う電力供給電源を備えた接続装置が接続された際、前記内蔵電源の残電力量が第1閾値以下の場合、前記接続装置に給電要求を送信し、前記残電力量が前記第1閾値より大きな第2閾値以上の場合、前記接続装置に給電停止要求を送信する送信手段を更に備える
    請求項11記載の放射線画像撮影装置。
  13. コンピュータを、
    放射線画像撮影装置の有線接続用の第1接続部に接続装置の第2接続部が接続されたことを検出する検出手段と、
    前記検出手段により前記接続装置の第2接続部の接続が検出された場合に、前記放射線検出器への駆動用の電力の供給と前記内蔵電源への充電用の電力の供給の少なくとも一方を行うように制御する制御手段と、
    として機能させるためのプログラム。
  14. 放射線画像撮影装置の有線接続用の第1接続部に接続装置の第2接続部が接続されたことを検出する検出ステップと、
    前記検出ステップにより前記接続装置の第2接続部の接続が検出された場合に、前記放射線検出器への駆動用の電力の供給と前記内蔵電源への充電用の電力の供給の少なくとも一方を行うように制御する制御ステップと、
    とを備えた接続装置の給電方法。
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