JP2013015305A - 湯水供給装置 - Google Patents
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Abstract
あらかじめ設定された湯張り量に対して使用者が異なる湯張り量に湯張りする場合においても、最適な銀イオン濃度の湯水を供給することができる湯水供給装置を提供する。
【解決手段】
湯水の供給路に設けられた銀製の電極を有し、湯水の供給時に動作して湯水中に銀イオンを発生させる銀イオン発生器と、銀イオン発生器の動作を制御する制御手段を備え、この制御手段は、湯水が所定の流量供給される毎に、前記銀イオン発生器を所定時間動作させるようになっている。
【選択図】図1
Description
銀イオン発生器は、給湯通路内で相対向する一対の銀製の電極を有し、これら電極の相互間に電圧が印加されることにより両電極間に湯を介して電流が流れ、これに伴い、一方の銀電極から他方の銀電極へと移動する銀イオンを発する。この銀イオンが湯と共に浴槽へ供給される。この銀イオンは、高い抗菌力を発揮する。また、湯に含まれる銀イオンの濃度によって抗菌力が異なる。
ここで、湯に含まれる銀イオンの濃度が高ければ高い程、湯水の抗菌力は高いことが知られており、一般的な湯水供給装置の制御手段は、湯水が高い抗菌力を発揮する銀イオン濃度となるように銀イオン発生器を制御するように設定されている。
しかし、一般的な湯水供給装置はあらかじめ設定された湯張り量に対して、銀イオン発生器を一定時間運転させるように制御されており、設定された湯張り量に満たない時点で使用者が湯張りを停止した場合に、目標の銀イオン濃度とならないことがある。
本発明の実施形態は、上記の事情を考慮したもので、その目的は、あらかじめ設定された湯張り量に対して使用者が異なる湯張り量に湯張りする場合においても、最適な銀イオン濃度の湯水を供給することができる湯水供給装置を提供することである。
また、上記湯水供給装置は、供給路を流通した湯水の流量を計測する流量計測手段を備え、流量計測手段が所定の流量を検知する毎に、銀イオン発生器を所定時間動作させるようになっている。
さらに、制御手段は湯水の供給と同時に銀イオン発生器を所定時間動作させるとともに、流量計測手段が所定の流量を検知する毎に銀イオン発生器の動作を開始させ、所定時間動作させる。
図1において、1は給湯ユニットで、給水管2を介して給水源(図示しない)に接続される。この給水管2の水が給水管2上の減圧弁3で減圧されて給水管4に導かれ、その給水管4の水が逆止弁5を介して貯湯タンク10の下部に導かれる。また、減圧弁3で減圧された水の一部が給水管6およびその給水管6上の逆止弁7を介して混合栓12に導かれる。
流量計30は給湯管13及び銀イオン発生器5を通過する湯水の流量を計測するための流量計測手段である。
給湯ユニット制御部60は、商用交流電源ACに接続された電源端子61、この電源端子61に通電路62およびその通電路62上のリレー接点65aを介して接続された駆動回路63、主制御部64、この主制御部64に接続されたリレー65、主制御部64に接続されたタイマ66を有する。そして、主制御部64に、上記リモコン70および熱源ユニット制御部90が接続される。
(1)予め定められている時間帯、たとえば深夜電力時間帯において、熱源ユニット80の熱源ユニット制御部90に運転オンを指令し、かつ循環ポンプ42を運転オンする制御手段。
なお、目標動作時間Tsaは表1に示す湯張り量に対する銀イオン発生器50の総動作時間Tallを複数に分散した時間である。
本実施形態の銀イオン発生器50は、約30Lの湯水に対して1分間動作すると銀イオン濃度が0.05ppmとなるように電流値が設定されている。なお、電流値によって動作時間Tと銀イオン濃度の関係は変化する。
表1に、浴槽20の最終的な湯張り量に対する銀イオン発生器50の総動作時間Tallと銀イオン濃度との関係を示す。
深夜電力時間帯において、熱源ユニット80の圧縮機81が運転オンし、その圧縮機81から吐出される冷媒が水熱交換器82、膨張弁83、空気熱交換器84を通って循環する。これに伴い、循環ポンプ42が運転オンし、貯湯タンク10の下部の湯水が湯水管41を通って水熱交換器82に流入し加熱される。水熱交換器82から流出する湯は湯水管43および湯水管33を通って貯湯タンク10の上部に供給される。こうして、貯湯タンク10に湯が貯えられる。
これにより、湯張り運転終了後には浴槽20内に設定された銀イオン濃度の湯水が貯留される。
即ち、濃度0.05ppmの場合では目標動作時間Tsaを1分間とし、30L給湯される期間毎に銀イオン発生器50を1分間動作させ、130Lが給湯されるまでの間に総動作時間Tallである4分程度となる。
ここで、銀イオン発生器50の運転を開始する開始湯量Laは、流量計30を通過する湯水の単位時間当たり流量aと目標動作時間Tsaと目標流量Ls(=30L)とした場合、La>Ls−a×Tsaと設定すると、浴槽内に供給される湯水の銀イオン濃度が設定された濃度0.05ppmに達することがない。そのため、La≦Ls−a×Tsaの関係となるように設定されるのが好ましい。これにより、目標流量Ls(=30L)が浴槽内に供給される毎に、設定された銀イオン濃度0.05ppmの湯水を得ることができる。
特に、La=Ls−a×Tsaとすることで、給湯される期間内に銀イオン濃度が0.05ppmを超えることがなく、浴槽内の黒ずみの原因となる銀イオン濃度の高濃度化を抑制することができる。
例えば、目標流量Ls=30L、単位時間当たり流量a=15L/min、目標動作時間Tsa=1分の場合、開始湯量La=15Lとなる。
これにより、湯水が30L供給される毎に、銀イオン濃度が略0.05ppmとなり、開始湯量La=15Lとする場合、浴槽内に貯留された湯水は湯張り途中であっても0.05ppmを超える銀イオン濃度になることはない。
そして、積算流量Lが30Lに達すると(ステップ105のYes)、積算流量Lの計測をリセットする(ステップ106)。ここで、開始湯量LaがLa=Ls−a×Tsa=15Lに設定されており、単位流量aが常時一定である場合、積算流量Lが開始湯量Laに達するのと銀イオン発生器50の動作時間Tsが目標動作時間Tsa=1分経過するのが略同時になり、銀イオン発生器50の停止(ステップ110)と積算流量Lのリセット(ステップ106)が略同時となる。
これにより、給湯運転途中における浴槽20内の銀イオン平均濃度の最大値は0.05ppmを超えることがなく、銀イオン高濃度状態に生じやすい浴槽20内の黒ずみを予防することができる。
銀イオン発生器50の目標動作時間Tsaは、銀イオン濃度が0.05ppmの湯水を得る場合には1分間であるが、図6に示すように銀イオン濃度が0.025ppmの場合には、Tsa=30秒が設定され、La=22.5lとなり、図7に示すように銀イオン濃度が0.0125ppmの場合は15秒が設定されLa=26.25lとなる。
このときの給湯運転の時間経過に伴う変化の様子を図8に示し、給湯運転開始からの湯水供給装置の動作について図5のフローチャートを用いて説明する。
リモコン70の操作によって目標となる最終的な湯張り量が130Lで銀イオン濃度が0.05ppmである場合の動作を説明する。
そして、積算流量Lが30Lに達すると(ステップ105のYes)、流量Lの計測をリセットする(ステップ106)。
第1の実施形態では、La=Ls−a×Tsaとし、積算流量Lが開始湯量Laに一致する毎に浴槽20内の銀イオン濃度となるように設定されていたが、それに限らず、第2の実施形態では開始湯量La=Lsとした場合について説明する。なお、第2の実施形態において、単位時間当たり流量aと銀イオン発生器の目標動作時間Tsaと開始湯量Laの間には、La≧a×Tsaの関係を有している。
以下に銀イオン濃度が0.05ppmの場合について図9のフローチャートを用いて説明する。
例えば、リモコン70の操作によって湯張り量が130Lで銀イオン濃度が0.05ppmである場合の動作を説明する。
計測流量Lが30Lに達していない場合(ステップ203のNo)、計測流量が30Lに達するまで、湯張り量が130Lに達したかを判定する(ステップ202、203)。
そして、湯張り量Lallが130Lに達したか否かを判定し(ステップ206)、130Lに達していなければ(ステップ206のNo)、再度、積算流量Lが30Lに達したか否かの判定を行なう(ステップ203)。そして、上記したステップ202からステップ206の制御を繰り返し、湯張り量Lallが130Lに達すると(ステップ202のYes)、給湯運転を停止し湯張り量Lallの計測を終了する(ステップ207)。
また、銀イオン濃度と効能及び注意事項などの表示は、液晶表示部71の表示の大きさや見易さを考慮して交互に表示されてもよい。
また、報知手段は液晶表示部71のように視覚的に報知するものに限定されず、スピーカーなどのように音声によって聴覚的に報知するものでもよい。
Claims (5)
- 湯水の供給路に設けられた銀製の電極を有し、湯水の供給時に動作して湯水中に銀イオンを発生させる銀イオン発生器と、
前記銀イオン発生器の動作を制御する制御手段を備え、
前記制御手段は、湯水が所定の流量供給される毎に、前記銀イオン発生器を所定時間動作させることを特徴とする湯水供給装置。 - 湯水の供給路に設けられた銀製の電極を有し、湯水の供給時に動作して湯水中に銀イオンを発生させる銀イオン発生器と、
前記銀イオン発生器の動作を制御する制御手段と、
前記供給路を流通した湯水の流量を計測する流量計測手段を備え、
前記流量計測手段が所定の流量を検知する毎に、前記銀イオン発生器を所定時間動作させることを特徴とする湯水供給装置。 - 湯水の供給路に設けられた銀製の電極を有し、湯水の供給時に動作して湯水中に銀イオンを発生させる銀イオン発生器と、
前記銀イオン発生器の動作を制御する制御手段と、
前記供給路を流通した湯水の流量を計測する流量計測手段を備え、
前記制御手段は湯水の供給と同時に前記銀イオン発生器を所定時間動作させるとともに、前記流量計測手段が所定の流量を検知する毎に前記銀イオン発生器の動作を開始させ、所定時間動作させることを特徴とする湯水供給装置。 - 前記銀イオン発生器を所定時間動作させた後に、銀イオン発生器の動作を停止し、前記流量計測手段で計測された流量をリセットし、再び流量計測を開始することを特徴とする請求項2及び3のいずれかに記載の湯水供給装置。
- 供給された湯水の銀イオン濃度を設定する銀イオン濃度設定手段を備え、
前記銀イオン濃度設定手段の設定に基づいて、前記流量計測手段で計測された流量に対する銀イオン発生器の運転時間を変化させることを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載の湯水供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011150396A JP2013015305A (ja) | 2011-07-06 | 2011-07-06 | 湯水供給装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016095119A (ja) * | 2014-11-17 | 2016-05-26 | 株式会社ガスター | 給湯装置 |
Citations (4)
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JP2006183911A (ja) * | 2004-12-27 | 2006-07-13 | Noritz Corp | 殺菌機能付き貯湯式給湯装置 |
JP2006239688A (ja) * | 2006-04-12 | 2006-09-14 | Silver Seiko Ltd | 還元水素水生成装置 |
JP2011094872A (ja) * | 2009-10-29 | 2011-05-12 | Toshiba Carrier Corp | 湯水供給装置 |
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2011
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