JP2013013593A - 商品陳列台 - Google Patents

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Abstract

【課題】輸送時や保管時には平坦に折り畳むことができ、組み立てが簡単な商品陳列台を提供する。
【解決手段】正面板と左側面板と右側面板と背面板とが角筒状に構成され、正面板の上方に設けられた床面板が角筒状の内方に折込まれ、該床面板を下から支える並列した複数の支持板が、左側面板と右側面板の間に、正面板と平行に設けられていることを特徴とする。また、複数の商品陳列台を上下に重ねて、または、横に並べて、固定するための連結孔が、左側面板と右側面板のそれぞれの上部と下部に設けられていることを特徴とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、商品陳列台に関するものである。
従来から、店頭に設置して商品を展示したり販売したりするための商品陳列台として、さまざまな材質、形状の製品が提案され、使用されている。これらの中で、紙製の陳列台は、比較的安価に製造できるため、恒久的に使用しない用途、例えば、特定期間しか使用しないキャンペーン用の陳列台などとしてしばしば用いられている。
長期間使用する陳列台であれば、多少嵩張って輸送効率が悪かったり、組立てに多少手間取ったりしても、あまり大きな問題とはならないが、恒久的に使用せず、使用期間が短い用途の場合には、コストの面からも、輸送時に嵩張らず、かつ組立てが容易にできることが求められる。特に組立て作業を、販売店で店員などが行う場合には、組立て操作が容易であることが、極めて重要な課題となっている。
このような商品陳列台には、例えば、板紙等のシート状材料から成り、このシート状材料を筒状に組立てるとともに、その前面側に開口を形成し、この筒状体の下端側に形成された折曲げ片によって前記前面側の開口に臨む下段側の保持部を形成し、更に、筒状体の上端側または開口の上縁側に形成された折曲げ片によって筒状体の上部開口に臨む上段側の保持部を形成するようにした商品陳列台があった(特許文献1)。
公知文献を以下に示す。
実開昭61−11373号公報
前述の商品陳列台にあっては、平坦に折畳むことによって嵩張らず、輸送効率のよいものであるが、組み立てる工程が多く、店舗などで組み立てるときに手間が掛かり、組み立てる販売員などの負担となる。
本発明は上記した事情に鑑みてなされたもので、輸送時や保管時には平坦に折畳むことができ、組み立てが簡単な商品陳列台を提供することを課題としている。
本発明の請求項1に係る発明は、正面板と左側面板と右側面板と背面板とが角筒状に構成され、前記正面板の上方に設けられた床面板が前記角筒状の内方に折込まれ、該床面板を下から支える並列した複数の支持板が、前記左側面板と前記右側面板の間に、前記正面板と平行に設けられていることを特徴とする商品陳列台である。
本発明の商品陳列台は、以上のような構成であって、左側面板と右側面板の間に床面板を下から支える並列した複数の支持板が正面板と平行に設けられているので、角筒状の正面板と左側面板と右側面板と背面板を、平坦に折畳むことができて、嵩張らず、輸送や保管ができる。
また、正面板の上方に床面板が設けられているので、正面板と左側面板と右側面板と背面板とで角筒状に組み立てた後、床面板を角筒状の内方に折込み、複数の支持板の上に床面板を載せるだけで、簡単に商品陳列台を組み立てることができる。
本発明の請求項2に係る発明は、前記正面板は、上段正面板と下段正面板とからなり、該上段正面板と下段正面板の上方に、それぞれ設けられた床面板が前記角筒状の内方に折込まれ、前記床面板を下から支える並列した複数の前記支持板が、前記左側面板と前記右側面板の間に、前記正面板と平行に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の商品陳列台である。
本発明の商品陳列台は、以上のような構成であって、正面板が、上段正面板と下段正面板とからなっていて、上段正面板と下段正面板の上方に、それぞれ床面板が設けられているので、上下方向に複数の陳列棚を設けることができる。
本発明の請求項3に係る発明は、複数の前記商品陳列台を上下に重ねて、または、横に並べて、固定するための連結孔が、前記左側面板と前記右側面板のそれぞれの上部と下部に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の商品陳列台である。
本発明の商品陳列台は、連結孔が、左側面板と右側面板のそれぞれの上部と下部に設けられているので、商品陳列台を上下に重ね合わせ、左側面板や右側面板より、上方に高く設けられた背面板の上部を、他方の商品陳列台の背面板に沿って内側に下方より、差し込んで、商品陳列台の左側面板や右側面板の上部に設けられた連結孔と、他方の商品陳列台の左側面板や右側面板の下部に設けられた連結孔とを、紐や連結冶具で連結させることができ、商品陳列台を上下に重ね合わせて展示することができる。
このとき、床面板を下から支える並列した複数の支持板は、正面板と平行に設けられているので、背面板の上部を、他方の商品陳列台の背面板に沿って内側に差し込むのに邪魔にならず、差し込むことができる。
また、商品陳列台の右側面板と他の商品陳列台の左側面板を接するように横に並べ、それぞれに設けられた上部の連結孔どうしと、下部の連結孔どうしを、それぞれ、紐や連結冶具で連結させ、商品陳列台を横に並べて展示することもできる。このように、紐や連結冶具で連結させることにより、商品陳列台をしっかりと固定できる。
本発明の請求項4に係る発明は、吊下げ孔が、前記背面板の上方に設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の商品陳列台である。
本発明の商品陳列台は、吊下げ孔が、背面板の上方に設けられているので、吊下げ孔で吊下げることができ、また、吊下げ孔に紐を通して、上から吊下げることができる。
本発明の請求項5に係る発明は、前記背面板の背面に上部が背面板に接着し、下部が背面板に接着していない、引掛け舌片を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の商品陳列台である。
本発明の商品陳列台は、背面板の背面に上部が背面板に接着し、下部が背面板に接着していない、引掛け舌片を有しているので、店舗の陳列棚などに引掛け舌片を引掛けて用いることができる。
本発明の商品陳列台は、輸送時や保管時には平坦に折畳むことができ、組み立てが簡単
にできるので、作業の簡略化ができ、組立作業の負荷が低減され、輸送や保管のコストも低減できる。
本発明の商品陳列台の一例の展開図である。 本発明の商品陳列台の一例を平坦に折畳んだ状態を斜視した説明図である。 本発明の商品陳列台の一例を角筒形状に起こした状態を斜視した説明図である。 本発明の商品陳列台の一例を斜視した説明図である。 本発明の商品陳列台の一例の説明図である。(A)正面図である。(B)一部透視した右側面図である。(C)背面図である。(D)平面図である。(E)底面図である。 本発明の商品陳列台の一例を横に並べた状態を斜視した説明図である。 本発明の商品陳列台の一例を重ね合わせた状態を右側面で示した説明図である。
以下本発明を実施するための形態につき説明する。
図1は、本発明の商品陳列台の一例の展開図である。
本例の商品陳列台100は、図1の展開図のように、上段正面板1aと下段正面板1bからなる正面板1と、その左右に左側面板2と、右側面板3が設けられ、右側面板3の右側に背面板4が連設され、左側面板2の左側に貼着板5が設けられている。
上段正面板1aの上方には、上段折返し板6aと上段床面板7aが連設されていて、同じく、下段正面板1bの上方には、下段折返し板6bと下段床面板7bが連設されている。また、背面板4の上端には、表示板8が連設されている。
左側面板2と、右側面板3のそれぞれの上部と下部には、連結孔9、9、9、9が設けられている。また、背面板4の上方には、吊下げ孔10a、10aが設けられ、また、折り返されて、背面板4の上部に重なり合う表示板8にも、重なり合った時に背面板4の吊下げ孔10a、10aと一致する位置に、吊下げ孔10b、10bが設けられている。
また、別部材として、上段用と下段用の2つの支持板部材11、11があり、支持板部材11には、それぞれ、前方支持板11aと後方支持板11bが、接着部11cを介して連設され、前方支持板11aと後方支持板11bの外側には、接着部11dがそれぞれ設けられている。
また更に別部材として、背面板4の背面に接着させる引掛け舌片12があり、引掛け舌片12は、引掛け舌片本体12aと2枚のスペーサー12b、12bからなり、2枚のスペーサー12b、12bを重ね合わせ、更に、引掛け舌片本体12aの上部に、重ね合わせたスペーサー12b、12bを更に重ねて、接着剤を介して、貼り合わせて一体の引掛け舌片12とし、背面板4の背面にスペーサー12b面を接着剤で接着し、取り付けるものである。
引掛け舌片12は、スペーサー12b、12aにより、背面板4から引掛け舌片本体12aが離れて設けられているので、引掛け舌片12で商品陳列台100を店舗の陳列棚などに引っ掛け展示するとき、引掛けやすい。
本発明の商品陳列台100を構成する材料としては、シート状の材料である紙が好ましく用いられる。また、シート状のプラスチックも使用できる。プラスチックとしては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリメチルペンテン等のポリオレフィンや、ナイロン、ポ
リエチレンテレフタレート、ポリカーボネートなどが挙げられる。
使用する紙としては、坪量200〜500g/mのバージン紙、カード紙、カップ原紙、コートボール紙などの板紙が使用できる。また、段ボールを使用することも可能である。
図2は、本発明の商品陳列台の一例を平坦に折畳んだ状態を斜視した説明図である。図3は、本発明の商品陳列台の一例を角筒形状に起こした状態を斜視した説明図である。
本例の商品陳列台100を組み立てるには、まず、表示板8と背面板4の間の折罫を山折し、表示板8を背面板4の正面側に接着させる。そして、貼着板5、左側面板2、正面板1、右側面板3、背面板4のそれぞれの間の折罫を山折し、貼着板5を背面板4の外面に貼着させる。
別に、支持板部材11、11を左側の接着部11d、前方支持板11a、接着部11c、後方支持板11b、右側の接着部11dのそれぞれの間の折罫を山折し、左側の接着部11dと右側の接着部11dの端部を突き合わせて、四角柱状になるようにして、それぞれ、左側面板2、右側面板3に接着部11c、接着部11dを接着させる。
このとき、四角柱状の支持板部材11、11の下端を、上段正面板1a、下段正面板1bの下端の垂直方向で同じになるようにし、並列した前方支持板11aと後方支持板11bが、正面板1と平行になるようにする。
また別途、2枚のスペーサー12b、12bを重ね合わせ、更に、引掛け舌片本体12aの上部に、重ね合わせたスペーサー12b、12bを更に重ねて、接着剤を介して、貼り合わせて一体の引掛け舌片12とし、背面板4の背面にスペーサー12b面を接着し取り付ける。
引掛け舌片12は、スペーサー12b、12aにより、背面板4から引掛け舌片本体12aが離れて設けられているので、引掛け舌片12で商品陳列台100を店舗の陳列棚などに引っ掛け展示するとき、引掛けやすい。
この状態で、貼着板5と左側面板2の間の罫線、正面板1と右側面板3の間の罫線、を更に折り、左側面板2と正面板1の間の罫線、右側面板3と背面板4の間の罫線、を平らになる方向に折畳むと、図2のように、平坦に折畳むことができる。このとき、前方支持板11aと後方支持板11bも正面板1と平行のまま折畳まれ、折畳むことを阻害することがない。
このように、平坦に折畳むことができるので、この折畳んで平坦にした状態で商品陳列台100を輸送したり、保管したりできるので、嵩張らず、輸送費用や、保管費用が低減できる。
この折畳んで平坦にした商品陳列台100を、店舗などで組み立てるには、左側面板2と正面板1のなす角度が直角になるように間の罫線で折り曲げ、右側面板3と背面板4のなす角度が直角になるように間の罫線で折り曲げ、左側面板2、正面板1、右側面板3、背面板4で、四角柱の角筒形状に起こすと、図3のようになる。
このとき、上段床面板7aと上段折返し板6aは、上段正面板1aの上に折られることなく、平らに伸びている。また、下段床面板7bと下段折返し板6bもまた、下段正面板1bの上に折られることなく、平らに伸びている。図ではわかりにくいが、前方支持板1
1aと後方支持板11bも正面板1と平行のまま起き上がっている。
図4は、本発明の商品陳列台の一例を斜視した説明図である。図5は、本発明の商品陳列台の一例の説明図である。(A)正面図である。(B)一部透視した右側面図である。(C)背面図である。(D)平面図である。(E)底面図である。
次に、四角柱の角筒形状に起こした商品陳列台100で、上段正面板1aと上段折返し板6aの間の折罫を山折し、左側面板2と右側面板3の間に挿し込み、更に、上段折返し板6aと上段床面板7aの間の罫線を谷折りして、上段床面板7aを上段用の支持板部材11の前方支持板11aと後方支持板11bの上に載せるようにする。
また、下段正面板1bと下段折返し板6bの間の折罫を山折し、左側面板2と右側面板3の間に挿し込み、更に、下段折返し板6bと下段床面板7bの間の罫線を谷折りして、下段床面板7bを下段用の支持板部材11の前方支持板11aと後方支持板11bの上に載せるようにする。これにより、図4、図5のように、商品陳列台100が組み立てあがる。
商品陳列台100は、左側面板2に延設された貼着板5が背面板4の外面に貼着されることによって、上段正面板1aと下段正面板1bからなる正面板と、左側面板2と、右側面板3と、背面板4とで角筒状に構成されている。
背面板4の上端に延設された表示板8が正面側に折り返されていて、表示板8に表示された商品名やキャッチコピーなどの表示が正面から見えるようになっている。また、背面板4の背面には、上部が背面板4に接着し、下部が背面板4に接着していない引掛け舌片12が設けられている。
引掛け舌片12は、図5(D)のように、引掛け舌片本体12aと2枚のスペーサー12b、12bからなり、舌片本体12aより縦方向の長さが短いスペーサー12b、12bが、重ね合わされ、上端を合わせて、舌片本体12aに接着され、スペーサー12bの面が背面板4に接着され、これにより、引掛け舌片12の舌片本体12aは背面板4に接着していないので、舌片本体12aで店舗の陳列棚などに引掛けることができる。
左側面板2と右側面板3の間には、前方支持板11aと後方支持板11bからなる上段用と下段用の2組の支持板が、正面板1と平行になるように接着して設けられている。また、上段用の前方支持板11aと後方支持板11bの下端と上段正面板1aの下端は、垂直方向の位置が略同じになるように設けられ、下段用の前方支持板11aと後方支持板11bの下端と下段正面板1bの下端は、垂直方向の位置が略同じになるように設けられている。
上段正面板1aの上端に延設された上段折返し板6aが、内方の下方に山折りされ、更に、上段折返し板6aの先端に延設された上段床面板7aが谷折りされ、上段用の前方支持板11aと後方支持板11bの上端に接するように組み立てられている。
また、下段正面板1bの上端に延設された下段折返し板6bが、内方の下方に山折りされ、更に、下段折返し板6bの先端に延設された下段床面板7bが谷折りされ、下段用の前方支持板11aと後方支持板11bの上端に接するように組み立てられている。
前方支持板11aと後方支持板11bの上端の垂直方向の位置は、前方支持板11aより後方支持板11bの方が高くなっている。そのため、上段床面板7aおよび下段床面板7bは前下がりの傾斜になっている。前下がりに傾斜している上段床面板7aや下段床面
板7bに商品などを載せると、見やすくなり、お客様の注意を惹くことができ、アイキャッチ効果が期待できる。
重ね合わされた背面板4と表示板8には、略同一の位置に設けられた吊下げ孔10a、10aと吊下げ孔10b、10bにより、吊下げ孔10、10が設けられている。この吊下げ孔10、10で吊下げることもできるし、また、吊下げ孔10、10に紐を通して、上から吊下げることもできる。
図6は、本発明の商品陳列台の一例を横に並べた状態を斜視した説明図である。図7は、本発明の商品陳列台の一例を重ね合わせた状態を右側面で示した説明図である。
また、左側面板2と右側面板3のそれぞれの上部と下部には、連結孔9が設けられていて、商品陳列台100の右側面板3と他の商品陳列台100´の左側面板2´を接するように横に並べ陳列するとき、それぞれに設けられた上部の連結孔9、9どうしと、下部の連結孔9、9どうしを、図6のように、それぞれ、結束バンド13(コンベックス)で連結させ、商品陳列台を横に並べて展示することもできる。
このように連結することにより、商品陳列台100、100´をしっかりと固定できる。尚、本例では、結束バンド13で連結させたが、結束バンド13ではなく、紐や他の連結冶具で連結させてもよい。
また、図7のように、商品陳列台100、100´を上下に重ね合わせ、左側面板2´や右側面板3´より上方に高く設けられた商品陳列台100´の背面板4´の上部を、他方の商品陳列台100の背面板4に沿って内側に下方より、差し込んで、商品陳列台100´の左側面板2´や右側面板3´の上部に設けられた連結孔9´と、他方の商品陳列台100の左側面板2や右側面板3の下部に設けられた連結孔9とを、結束バンド13(コンベックス)で連結させ、商品陳列台を上下に重ね合わせて展示することができる。
このように連結することにより、商品陳列台100、100´をしっかりと固定できる。尚、本例では、結束バンド13で連結させたが、結束バンド13ではなく、紐や他の連結冶具で連結させてもよい。
以上のように、本例の商品陳列台100は、平坦に折畳むことができるので、輸送や保管時に嵩張らず、コストの低減ができる。また、店舗などで、組み立てるときは、正面板1と左側面板2と右側面板3と背面板4を角筒状に起こして、上段折返し板6aや下段折返し板6bを角筒状の内方に折込み、支持板の上に上段床面板7aや下段床面板7bを載せるだけで簡単に商品陳列台10を組み立てることができる。
また、連結孔9が、左側面板2と右側面板3のそれぞれの上部と下部に設けられているので、商品陳列台100を上下に重ねたり、横に並べたりするときに、連結孔9どうしを紐や連結冶具で連結させ、商品陳列台100をしっかりと固定することができる。
商品陳列台100を上下に重ねるとき、床面板7bを下から支える並列した複数の支持板11a、11bは、正面板1と平行に設けられているので、背面板4の上部を、他方の商品陳列台100の背面板4に沿って内側に差し込むのに邪魔にならず、差し込むことができる。
更に、吊下げ孔10が、背面板の上方に設けられているので、吊下げ孔10で吊下げることができ、また、吊下げ孔10に紐を通して、上から吊下げることもできる。
本例では、正面板1が上段正面板1aと下段正面板1bの2つからなり、上段床面板7aと下段床面板7bによって設けられる2つの商品陳列棚を有する商品陳列台100について説明したが、これに限るものではない。
正面板が1つで、床面板が1つの商品陳列棚が1段の商品陳列台でもよいし、上段正面板1aと下段正面板1bの間に1つ以上の中間正面板を有し、上段床面板7aと下段床面板7b間に1つ以上の中間床面板を設けて、商品陳列棚が3段以上ある商品陳列台としてもよい。
また、本例においては、正面板と床面板の間に折返し板を設け、床面板の下端が正面板の上端より高くし、商品が滑り落ちないようにしたが、折返し板を設けずに、直接、正面板と床面板を連接してもよい。この場合、床面板を角筒状の内方に折込んだときに、床面板の下端より正面板の一部が高くなるように、正面板と床面板の間に切込みによる突起部を部分的に正面板に設けてもよい。
100・・・商品陳列台
1・・・正面板
1a・・・上段正面板
1b・・・下段正面板
2・・・左側面板
3・・・右側面板
4・・・背面板
5・・・貼着板
6a・・・上段折返し板
6b・・・下段折返し板
7・・・床面板
7a・・・上段床面板
7b・・・下段床面板
8・・・表示板
9、9、9、9・・・連結孔
10、10a、10a、10b、10b・・・吊下げ孔
11、11・・・支持板部材
11a・・・前方支持板
11b・・・後方支持板
11c、11d・・・接着部
12・・・引掛け舌片
12a・・・引掛け舌片本体
12b、12b・・・スペーサー
13・・・結束バンド

Claims (5)

  1. 正面板と左側面板と右側面板と背面板とが角筒状に構成され、前記正面板の上方に設けられた床面板が前記角筒状の内方に折込まれ、該床面板を下から支える並列した複数の支持板が、前記左側面板と前記右側面板の間に、前記正面板と平行に設けられていることを特徴とする商品陳列台。
  2. 前記正面板は、上段正面板と下段正面板とからなり、該上段正面板と下段正面板の上方に、それぞれ設けられた床面板が前記角筒状の内方に折込まれ、前記床面板を下から支える並列した複数の前記支持板が、前記左側面板と前記右側面板の間に、前記正面板と平行に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の商品陳列台。
  3. 複数の前記商品陳列台を上下に重ねて、または、横に並べて、固定するための連結孔が、前記左側面板と前記右側面板のそれぞれの上部と下部に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の商品陳列台。
  4. 吊下げ孔が、前記背面板の上方に設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の商品陳列台。
  5. 前記背面板の背面に上部が背面板に接着し、下部が背面板に接着していない、引掛け舌片を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の商品陳列台。
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