JP2013011156A - 吸音パネル - Google Patents

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Abstract

【課題】見栄えがよく、しかも吸音性能、耐火性能等に優れ、コンサートホール、公共施設、学校、病院、図書館、会社の会議室、あるいは、一般住宅の内装用パネルとして、更には、トイレブースやパーティッション用材として好適な吸音パネルを提供することを課題とする。
【解決手段】通気性を有する基板1上に、基板1の通気部に連通するようにピンホール5を形成した樹脂製化粧フィルム4を定着して成り、樹脂製化粧フィルム4は、木目模様その他任意の模様や色柄等の印刷表現が可能であると共に、基板1との組み合わせにおいて不燃性、準不燃性又は難燃性を具備するようにした。通例、ピンホール5の孔径は1mm前後、好ましくは1mm以下とされる。
【選択図】図1

Description

本発明は吸音パネルに関するものであり、より詳細には、コンサートホール、公共施設、学校、病院、図書館、会社の会議室、あるいは、一般住宅の内装用パネルとして、更には、トイレブースやパーティッション用材等として用いられる、見栄えがよくて吸音性能や耐火性能等に優れた吸音パネルに関するものである。
建物の建築用材は、耐久性を有すると共に不燃性であることが要求されることは言うまでもないが、特にコンサートホール、公共施設、学校、病院、図書館、会社の会議室等に用いられる内装用パネルは、更に、吸音性能を有していることが望まれる。
従来、吸音材としては一般に、表面に多数の吸音孔を穿設した多孔性ボードが用いられている。しかるに、内壁用パネルとして多く用いられている石膏ボードやけい酸カルシウムボード等の無機質系ボード、あるいは、無垢材や化粧合板等の木質系ボード等のボードに、その表面化粧層を通して多数の吸音孔を穿設する場合、これらのボードに形成し得る孔径には限度があるため、目立たないレベルに小径化することは困難である。
そのため、折角印刷等により表面化粧層を見栄え良く仕上げても、各孔を通して石膏ボードやけい酸カルシウムボード等の明色部分が露見して目に付いてしまうため、全体的に見た目が悪いものとなってしまうおそれがある。
特開2006−161221号公報 特開2003−232015号公報 特許第2923923号公報
上述したように、内壁用パネルとして多く用いられている無機質系ボードや木質系ボード等を、吸音性を持たせるために表面化粧層から多孔化しようとすると、これらのボードに形成し得る孔径に限度があって、目立たないレベルに小径化することは困難であるため、各孔を通して内側の石膏ボードやけい酸カルシウムボード等の孔内部分が露見して見た目が悪くなるという問題があった。
本発明は、かかる問題を解決するためになされたもので、吸音性を持たせるための孔を目立たないレベルのものにすることができ、以て見栄えがよく、しかも吸音性能、耐火性能等に優れ、コンサートホール、公共施設、学校、病院、図書館、会社の会議室、あるいは、一般住宅の内装用パネルとして、更には、トイレブースやパーティッション用材として好適な吸音パネルを提供することを課題とする。
上記課題を解決するための請求項1に記載の発明は、通気性を有する基板上に、前記基板の通気部に連通するようにピンホールを形成した樹脂製化粧フィルムを定着して成り、前記樹脂製化粧フィルムは、木目模様その他任意の模様や色柄等の印刷表現が可能であると共に、前記基板との組み合わせにおいて不燃性、準不燃性又は難燃性を具備することを特徴とする吸音パネルである。通例、前記ピンホールの孔径は1mm前後、好ましくは1mm以下である。
一実施形態においては、前記基板は定間隔置きに又はランダムに大径孔を穿設したものであり、前記樹脂製化粧フィルムには少なくとも前記大径孔の位置に対応して前記ピンホールが透設され、前記樹脂製化粧フィルムは、その前記ピンホールが前記大径孔に連通するようにして前記基板上に定着される。
一実施形態においては、前記基板と前記樹脂製化粧フィルムとの間に介装される中間材を更に含み、前記中間材は介装時において前記大径孔及び前記樹脂製化粧フィルムのピンホールに連通する透孔を有する。前記中間材は金属製薄板とされることがあり、その場合の前記透孔は、好ましくは、前記樹脂製化粧フィルムのピンホールと同径又はそれより大径のピンホールとし、前記樹脂製化粧フィルムのピンホールと同径とする場合は、前記金属製薄板上に前記樹脂製化粧フィルムを張設した状態で、前記金属製薄板のピンホールと前記樹脂製化粧フィルムのピンホールを同時に穿孔形成することができる。
一実施形態においては、前記基板の大径孔は、前記ピンホールに連通する側の開口が反対側の開口よりも狭くなるように形成され、また、前記基板の大径孔の全部又は一部に吸音材が充填される。前記吸音材としては、1枚のシート上に前記大径孔の間隔に対応する間隔置きに吸音材を立設した吸音材シートを用いることが好ましい。
また、前記基板の前記大径孔の開口面に、不織布、紗布その他の、好ましくは不燃性ないし難燃性の通気性シートが張設されることがあり、また、前記基板の裏面に断熱材が宛がわれることがある。
更に、一実施形態においては、前記基板として、天井用吸音ボードとして市販されているものが用いられ、前記基板として、消臭機能、調湿機能、ホルムアルデヒド吸収機能、マイナスイオン発生機能のうちの1又は複数の機能を具有するものが用いられ、また、前記樹脂製化粧フィルムとして、吸臭、CO吸着、抗菌、防汚その他の機能を有する機能性シートが用いられる。
本発明は上述したように、少なくとも、通気性を有する基板と、前記ピンホールに連通するピンホールが多数形成されていて前記金属製薄板上に被装される樹脂製化粧フィルムとから構成され、前記樹脂製化粧フィルムは、木目模様その他任意の模様や色柄等の印刷表現が可能であると共に、前記基板との組み合わせにおいて不燃性、準不燃性又は難燃性を具有することを特徴とするものであって、通例、吸音性を具有させるための前記ピンホールは孔径が1mm前後、好ましくは1mm以下であって目立たないため、見栄えのよい表面状態が確保され、しかも吸音性能や耐火性能等に優れた吸音パネルとなり得るので、特にコンサートホール、公共施設、学校、病院、図書館、会社の会議室その他、消音が必要な室内の内装用パネルとして、あるいは、トイレブースやパーティッション用材として用いるのに好適なる効果がある。
本発明に係る吸音パネルの一実施形態の部分破断斜視図である。 本発明に係る吸音パネルの他の実施形態の部分破断斜視図である。 図2に示す実施形態の分解斜視図である。 本発明に係る吸音パネルの更に他の実施形態の分解斜視図である。 本発明に係る吸音パネルの更に他の実施形態の部分破断斜視図である。 本発明に係る吸音パネルの更に他の実施形態の部分破断斜視図である。 本発明に係る吸音パネルにおける基板に穿設される大径孔のそれぞれ異なる形態を示す縦断面図である。
以下に、本発明を実施するための形態について、添付図面に依拠して説明する。本発明に係る吸音パネルは、通気性を有する基板1上に、基板1の通気部に連通するようにピンホール5を形成した樹脂製化粧フィルム4を定着して成るもので、樹脂製化粧フィルム4は、木目模様その他任意の模様や色柄表現、その他種々多様の印刷表現が可能であると共に、基板1(並びに後述する中間材)との組み合わせにおいて、不燃性、準不燃性又は難燃性を具有することを特徴とするものである。
樹脂製化粧フィルム4は表層となるため、難燃性であると共に、ある程度の美観を有することが要求される。そのため樹脂製化粧フィルム4は、木目模様その他種々多様の任意の模様や色柄表現等の印刷が可能なものであることが要求される。この樹脂製化粧フィルム4としては、例えば、グラビア印刷可能な塩化ビニールシートであって、必要に応じてその上に、表面保護及び耐久性向上のためにフッ素フィルム等のフィルムをラミネートしたものを用いることができる。樹脂製化粧フィルム4は、目立たないサイズ(後述するように、孔径が1mm前後、好ましくは1mm以下)のピンホール5を多数定間隔置きに又はランダムに、しかもきれいに透設可能であることが要求される。
樹脂製化粧フィルム4に形成されるピンホール5は、孔径が1mm前後、好ましくは1mm以下のレベルのものである。孔径がこのレベルであると、壁面や天井面に張設された場合、通気は可能であるが、少し離れると、ほとんど視認することができないものとなる。従って、施工後表出して目に触れることになる、模様や色柄等の印刷が施された樹脂製化粧フィルム4の見た目が損なわれることはない。
基板1は不燃性、準不燃性又は難燃性の通気性を具備する下地材であって、例えば、MDF(中密度繊維板)、パーティクルボード、石膏板、けい酸カルシウム板等で構成され、通例1〜2cm程度の厚さにされる。図示した基板1は、定間隔置きに大径孔2を穿設したものであり(大径孔2はランダムに形成されることもある。)、樹脂製化粧フィルム4のピンホール5は、大径孔2の配置に対応する配置にて透設される。そして、樹脂製化粧フィルム4は、そのピンホール5の1又は複数が大径孔2に連通するようにして、基板1上に定着される。なお、ピンホール5は、大径孔2対応位置にのみ設けることがあり、また、大径孔2対応位置に集中的に設けることもある。
基板1に穿設される大径孔2は、普通、ストレートな円孔とされるが、ピンホール5に連通する側の開口が、反対側の開口より狭くなるように形成されることもある。その場合の大径孔2の形状としては種々の態様のものが考えられ、例えば、一方の側から太径の孔を深く穿設し、その内底部から他方の側に抜けるように細径孔3を設ける態様が考えられる(図1、図7(A)参照)。この場合、大径孔2は円錐状又は角錐状に形成することもあり(図7(B)参照)、また、大径孔2を円錐状又は角錐状に形成し、そのまま開口させることもある。更に、大径孔2は、中膨らみに形成することもある(図7(C)参照)。
細径孔3は、各大径孔2に対して1つ設けることを基本とするが、1つの大径孔2に対して複数の細径孔3を設けることとしてもよい(図1参照)。また、現在の一般的技術で以て、基板1の表面にピンホール5に準ずる孔径(1mm前後)の細径孔3を、機械的に定間隔置きに又はランダムに、しかもきれいに形成することは困難であるため、細径孔3はピンホール5よりも若干大径のものとなる。樹脂製化粧フィルム4は、細径孔3を設けた基板1上に、そのピンホール5を細径孔3に合わせて接着する。その前提として、ピンホール5と細径孔3の穿設ピッチを対応させる必要があることは言うまでもない。かくして本発明に係る吸音パネルが構成され、その状態において、各細径孔3に対応する各ピンホール5が、細径孔3を介して大径孔2に連通することになる。
図2、3に示される実施形態における吸音パネルは、上記基板1と樹脂製化粧フィルム4の他に、基板1と樹脂製化粧フィルム4との間に介装される中間材を含んで構成されるものである。中間材としては、例えば、けい酸カルシウムボード等の無機質系又は木質系の不燃ボード6が用いられ、不燃ボード6には、基板1と樹脂製化粧フィルム4との間に介装した際に、大径孔2及びピンホール5に連通することになる透孔7が対応数穿設される。透孔7は、不燃ボード6を基材1上に重合した際に大径孔2に対応する位置に、大径孔2と同径又はより小径となるように、また、ピンホール5と同径又はより大径となるように穿設される。なお、この場合の大径孔2は、通例、ストレートな円孔とされる。
図5、6に示される吸音パネルは、中間材として金属製薄板12を用いるもので、金属製薄板12には多数のピンホール13が、樹脂製化粧フィルム4のピンホール5に連通するように樹脂製化粧フィルム4のピンホール5に対応するピッチにて形成される。金属製薄板12は、通例、厚さが1mm前後のアルミニウム製薄板で、そのピンホール13は、樹脂製化粧フィルム4のピンホール5と同径又はそれより少し大径に形成される。樹脂製化粧フィルム4のピンホール5と同径に形成するには、金属製薄板12上に樹脂製化粧フィルム4を張設した状態で、樹脂製化粧フィルム4から金属製薄板12にかけて一度に穿孔することとすればよい。
一実施形態においては、基板1に、消臭機能、調湿機能、ホルムアルデヒド吸収機能、マイナスイオン発生機能その他の副次的機能のうちの1又は複数の機能を具有させるような処理をする。また、樹脂製化粧フィルム4として、吸臭、CO吸着、抗菌、防汚等の機能を有する機能性シートを用いることも推奨される。
また、一実施形態においては、大径孔2が開口する基材1の裏面に、不織布、織布、紗布等の、好ましくは不燃性ないし難燃性の通気性シート8が張着されて、大径孔2の開口が閉塞される(図2、3、5、6参照)。
更に、一実施形態においては、基板1の各大径孔2に、発泡樹脂、グラスウール等の吸音材9が充填される。その場合、それぞれが独立したピースである吸音材9を1つずつ大径孔2に埋め込んでいってもよいが、その場合は作業に時間と手間がかかる。そこで、1枚のベース10上に大径孔2の間隔に対応する間隔置きに吸音材9を立設した吸音材シート11を設け、これを基板1の裏面に押し付けることにより各吸音材9をそれぞれ大径孔2に充填する方法が推奨される(図4参照)。
このような吸音材シート11を用いる方法によれば、各大径孔2への吸音材9の充填作業を簡易化でき、作業の迅速化を図ることができる。この吸音材シート11は、例えば、発泡樹脂板を多孔金型を用いてヒートプレスする等によって、簡単に製造することができる。この実施形態においても、必要に応じ、通気性シート8が張着される(特に吸音材9が独立ピースの場合に必要となる)。
更に、以上の基板1、不燃ボード6(金属製薄板12)及び樹脂製化粧フィルム4の3層構造物を、グラスウール等の断熱材14の上に配することにより、4層構造物(通気性シート8を含めると5層)とすることもある(図5、6参照)。
以上のようにして形成された本発明に係る吸音パネルは、一般の内壁用パネルと同様にして用いられるが、本吸音パネルの場合の表層は、目立つことのないピンホール5を多数配設した樹脂製化粧フィルム4であるため、ピンホール5によってその見た目が損なわれることがない。
しかもこの樹脂製化粧フィルム4は、任意の模様や色柄等を表現することが可能であるため、予め種々のものを用意しておき、用途に合わせて選択することができるだけでなく、その都度所望の模様や色柄に印刷して用いることも可能であるため、多品種小ロット施工に適するものとなる。
本吸音パネルにおいては、樹脂製化粧フィルム4の下に中間材、殊に、金属製薄板12が配置されるため、十分な表面強度が得られ、全体的に不燃性、準不燃性又は難燃性資材で構成されているために、十分な耐火性能を有し、更に、室内の騒音、雑音をピンホール5、3を通して吸収し、大径孔2内に放出することにより消音させることができるので、十分な吸音・消音効果を発揮する。この消音効果は、各大径孔2内に吸音材9が充填されることにより、一層助長される。
更に一実施形態においては、基板1として、天井材等として用いられているロックウール吸音板や多孔性石膏ボード等の吸音ボードがそのまま用いられ、その上に不燃ボード6又は金属製薄板12と樹脂製化粧フィルム4とが張着される。この実施形態においては、すべてのピンホール5のそれぞれが、基板1の通気部に対応するとは限らないが、ピンホール5を密に形成した樹脂製化粧フィルム4(図6参照)を用いれば、各ピンホール5のそれぞれが、基板1の通気部に対応している場合とさほど相違ない作用効果が得られる。
本発明に係る吸音ボードは上記のとおりであって、表層となる樹脂製化粧フィルム4に形成されるピンホール5は、孔径が1mm前後、好ましくは1mm以下であって目立たないため、見栄えのよい表面状態が確保され、しかも吸音性能や耐火性能等に優れた吸音パネルとなり得るので、特にコンサートホール、公共施設、学校、病院、図書館、会社の会議室その他、消音が必要な室内の内装用パネルとして、あるいは、トイレブースやパーティッション用材として用いるのに好適なものとなる。
なお、本発明に係る吸音ボードは、施工壁面の全体に配置される場合と、中間部のみ、あるいは、中間部と上部といった具合に、部分的に配置される場合とがある。
この発明をある程度詳細にその最も好ましい実施形態について説明してきたが、この発明の精神と範囲に反することなしに更に異なる実施形態を構成することができることは明白なので、この発明は添付請求の範囲において限定した以外はその特定の実施形態に制約されるものではない。
1 基材
2 大径孔
3 細径孔
4 樹脂製化粧フィルム
5 ピンホール
6 不燃ボード
7 透孔
8 通気性シート
9 吸音材
10 ベース
11 吸音材シート
12 金属製薄板
13 ピンホール
14 断熱材

Claims (14)

  1. 通気性を有する基板上に、前記基板の通気部に連通するようにピンホールを形成した樹脂製化粧フィルムを定着して成り、前記樹脂製化粧フィルムは、木目模様その他任意の模様や色柄等の印刷表現が可能であると共に、前記基板との組み合わせにおいて不燃性、準不燃性又は難燃性を具備することを特徴とする吸音パネル。
  2. 前記ピンホールは孔径が1mm前後、好ましくは1mm以下である、請求項1に記載の吸音パネル。
  3. 前記基板は定間隔置きに又はランダムに大径孔を穿設したものであり、前記樹脂製化粧フィルムには少なくとも前記大径孔の位置に対応して前記ピンホールが透設され、前記樹脂製化粧フィルムは、その前記ピンホールが前記大径孔に連通するようにして前記基板上に定着される、請求項1又は2に記載の吸音パネル。
  4. 前記基板と前記樹脂製化粧フィルムとの間に介装される中間材を更に含み、前記中間材は介装時において前記大径孔及び前記樹脂製化粧フィルムのピンホールに連通する透孔を有する、請求項1乃至3のいずれかに記載の吸音パネル。
  5. 前記中間材は金属製薄板であり、前記金属製薄板の透孔は前記樹脂製化粧フィルムのピンホールと同径又はそれより大径のピンホールである、請求項4に記載の吸音パネル。
  6. 前記金属製薄板のピンホールと前記樹脂製化粧フィルムのピンホールは、前記金属製薄板上に前記樹脂製化粧フィルムを張設した状態で同時に穿孔形成される、請求項5に記載の吸音パネル。
  7. 前記基板の大径孔は、前記ピンホールに連通する側の開口が反対側の開口よりも狭くなるように形成される、請求項3乃至6のいずれかに記載の吸音パネル。
  8. 前記基板の大径孔の全部又は一部に吸音材が充填される、請求項3乃至7のいずれかに記載の吸音パネル。
  9. 前記吸音材は、1枚のシート上に前記大径孔の間隔に対応する間隔置きに立設されている、請求項8に記載の吸音パネル。
  10. 前記基板の前記大径孔の開口面に、不織布、紗布その他の、好ましくは不燃性ないし難燃性の通気性シートが張設される、請求項3乃至9のいずれかに記載の吸音パネル。
  11. 前記基板として、天井用吸音ボードとして市販されているものを用いる、請求項1に記載の吸音パネル。
  12. 前記基板は、消臭機能、調湿機能、ホルムアルデヒド吸収機能、マイナスイオン発生機能のうちの1又は複数の機能を具有するものである、請求項1乃至11のいずれかに記載の吸音ボード。
  13. 前記樹脂製化粧フィルムとして、吸臭、CO吸着、抗菌、防汚その他の機能を有する機能性シートが用いられる、請求項1乃至12のいずれかに記載の吸音ボード。
  14. 前記基板の裏面に断熱材が宛がわれる、請求項1乃至13のいずれかに記載の吸音ボード。
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