JP2013009793A - 電気掃除機 - Google Patents

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Abstract

【課題】ハンドルの強度を向上させることができるとともに、掃除機本体を安定して把持することができる電気掃除機を提供する。
【解決手段】掃除機本体2と、掃除機本体2に一体的に固定され、当該掃除機本体2の上方へ向けて延出されたアーチ状のハンドル20と、を備え、ハンドル20の把持部21bには、補強用の縦リブ22cが設けられており、縦リブ22cは、把持部21bに取り付けられたカバー部材22で覆われている構成とした。カバー部材22は軟質材により形成し、把持部21bは、掃除機本体2の重心位置の鉛直方向上方に位置している構成がよい。
【選択図】図3

Description

本発明は電気掃除機に関する。
従来の電気掃除機において、ハンドルは、掃除機本体の上面や側面外周等に凹部等を形成し、この凹部等に両端を回動自在に支持することで、掃除機本体に対して起倒自在(回動自在)に設けられたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−234625号公報
しかしながら、従来の電気掃除機では、ハンドルが掃除機本体に起倒自在に支持されているので、ハンドルを把持して掃除機本体を持ち上げながら掃除をしているとき等に、ハンドルの支軸部を支点として掃除機本体が揺れてしまうおそれがあり、安定した状態で掃除機本体を把持したいという要望があった。
一方、ハンドルの強度をさらに向上したいという要望もあった。
そこで本発明は、ハンドルの強度を向上させることができるとともに、掃除機本体を安定して把持することができる電気掃除機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の電気掃除機は、掃除機本体と、前記掃除機本体に一体的に固定され、当該掃除機本体の上方へ向けて延出されたアーチ状のハンドルと、を備え、前記ハンドルは把持部を備え、前記把持部には、補強用の縦リブが設けられており、前記縦リブは、前記把持部に取り付けられたカバー部材で覆われていることを特徴とする。
本発明の電気掃除機によれば、掃除機本体に一体的に固定されたハンドルが、掃除機本体の上方へ向けて延出されたアーチ状とされているので、ハンドルを介して掃除機本体をしっかりと持つことができる。また、把持部に設けられたリブにより、ハンドルに強度を持たせることができ、カバー部材により把持部の外観を向上することができる。また、把持部を握り易い形状とすることで、掃除機本体を持って掃除する際に持ち易くすることができる。
本発明によれば、ハンドルの強度を向上させることができるとともに、掃除機本体を安定して把持することができる電気掃除機が得られる。
さらには、掃除機本体を持ち易くすることができる。
本発明の第1実施形態に係る電気掃除機の外観を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る電気掃除機の掃除機本体を示す斜視図である。 (a)はハンドルの正面図、(b)はハンドルの下面図である。 (a)は図3(a)におけるA−A線断面図、(b)は図3(a)におけるB−B線断面図である。 (a)は掃除機本体の側面図、(b)は蓋部材を開位置に回動させた状態を示す掃除機本体の側面図である。 蓋部材を開位置に回動させた状態の掃除機本体の上面図である。 (a)は閉位置にある蓋部材の断面図、(b)は開位置にある蓋部材の断面図である。 開位置にある蓋部材の拡大断面図である。 塵埃収容器を取り外して回転体カバーを取り外した状態を示す正面斜め上方から見た掃除機本体の斜視図である。 除塵ユニットの正面図である。 除塵ユニットの分解斜視図である。 (a)はシリンダカバーを取り外した状態の除塵ユニットの斜視図、(b)はシリンダカバーを装着した状態を示す除塵ユニットの斜視図である。 (a)は図10のE−E線に基づく除塵ユニットおよび吸気カバーの断面図、(b)は要部の拡大断面図である。 (a)(b)は掃除機本体の後部のスタンド構造を示す斜視図である。 (a)(b)は掃除機本体の後部の他のスタンド構造を示す斜視図、(c)は要部の分解斜視図である。 (a)は図14に示した掃除機本体を立てた状態を示す側面図、(b)は図15に示した掃除機本体を立てた状態を示す側面図である。 本発明の第2実施形態に係る電気掃除機のハンドルを示す図であり、(a)はハンドルの正面図、(b)はハンドルの下面図である。 (a)は図17(a)におけるC−C線断面図、(b)は図17(a)におけるD−D線断面図である。 変形例のハンドルを示す正面図である。 本発明の第3実施形態に係る電気掃除機のハンドルを示す図であり、(a)はハンドルの正面図、(b)はハンドルの下面図である。 (a)は図20(a)におけるF−F線断面図、(b)は図20(a)におけるG−G線断面図である。 変形例のハンドルを示す正面図である。 カバー部材を取り外した状態のハンドルの下面図である。
以下、本発明を実施するための形態を適宜図面を参照しながら説明するが、本実施形態は以下の内容に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲で任意に変更して実施可能である。
なお、以下では、図2に示すように、掃除機本体2において、ホース部3(図1参照)が接続される接続口2aが設けられる側を前側、排気口2jが設けられる側を後側、ハンドル20が設けられる側を上側、これと反対側を下側として説明する。また、図6に示すように、掃除機本体2の左車輪231が設けられる側を左側、右車輪232が設けられる側を右側として説明する。
(第1実施形態)
[1.電気掃除機の全体構成]
図1に示すように、電気掃除機1は、掃除機本体2と、ホース部3と、手元操作スイッチSW等が設けられた操作管4と、伸縮自在に設けられた延長管5と、第2の吸込具6および第1の吸込具7とを備えて構成されている。
掃除機本体2は、内部に電動送風機10(図2参照、以下同じ)を備え、操作管4の手元操作スイッチSWを操作すること等によって電動送風機10の運転の強弱切り替えや、第1の吸込具7に設けられた図示しないパワーブラシの入り切り等が行えるようになっている。
掃除機本体2から第1の吸込具7までのホース部3、操作管4、延長管5、第2の吸込具6の内部には、図示しない通風路が設けられており、電動送風機10により発生させた吸引力により吸引された塵埃は、第2の吸込具6、延長管5、操作管4、ホース部3を通じて掃除機本体2に吸引され、集塵装置11(図2参照、以下同じ)に集塵される。
掃除機本体2の外殻は、図2に示すように、下ケース201と上ケース202とによって覆われている。集塵装置11は、掃除機本体2の前側(接続口2aが設けられる側)に位置しており、上ケース202の上部には、ハンドル20が一体的に設けられている。また、ハンドル20の前方には、開閉可能な蓋部材30が設けられており、集塵装置11の上部が蓋部材30で開閉可能に塞がれるようになっている。
図2に示すように、掃除機本体2は、前端部に、管状の接続口2aを備えている。掃除機本体2の前部側には、接続口2aから吸い込んだ塵埃を分離収集する集塵装置11が備わり、掃除機本体2の後部側には、集塵装置11に連通して吸引力を発生する電動送風機10が備わる。
接続口2aには、ホース部3(図1参照)に設けられた図示しない継手管が挿入されて保持されるようになっている。接続口2aの内部には、シール部材が設けられており、シール部材は、継手管と集塵装置11側に設けられた図示しない入口管との気密を保持するようになっている。掃除機本体2の前部下面(集塵装置11の下方)には、キャスタ2c(図5(a)(b)参照)が設けられている。
集塵装置11は、塵埃分離部11aと塵埃収容部(塵埃収容器)11bとを有して構成されている。塵埃分離部11aは、吸い込んだ空気を旋回させ、遠心分離作用(サイクロン方式)によって塵埃を分離する部分である。塵埃収容部11bは、塵埃分離部11aに連通しており、塵埃分離部11aで分離された塵埃を収容する図示しない集塵かごを内部に備えている。
塵埃分離部11aと塵埃収容部11bとは、集塵装置11の軸方向(前後傾斜方向)に配列され、それぞれの向かい合う軸方向端部同士が接続されて空気の通流可能に連通されており、使用者の操作によって容易に分離可能に構成されている。このうち塵埃分離部11aは、掃除機本体2の前側に配置され、塵埃収容部11bは、塵埃分離部11aよりも掃除機本体2の斜め後側に配置されている。塵埃分離部11aの前端部には、図示しない開口部が設けられており、その開口部が前記入口管に接続されている。
塵埃分離部11aは、外筒11a1と、この外筒11a1内に設けられ、フィルタ機能を有する内筒11a2とを有している。塵埃分離部11a内において、空気は、図示しない貫通孔を通じて内筒11a2の外側(外筒11a1の内側)から内筒11a2の内側に流れるようになっており、その際、貫通孔を通らない大きなゴミが外筒11a1と内筒11a2との間に分離されるようになっている。この場合、吸込力にもよるが、例えば、1円玉以上の重さを有するゴミは、外筒11a1内において吸い上げられることなく、外筒11a1に残されるようになっている。
これらの外筒11a1と内筒11a2とは、使用者の操作によって容易に分離可能に設けられている。これによって、ゴミ捨て時には、外筒11a1と内筒11a2とを分離することによって、外筒11a1の内部に堆積したゴミを排出することができ、内筒11a2の貫通孔に引っ掛かった髪の毛や糸屑等のゴミがある場合にも、これを容易に除去することができる。
このような集塵装置11は、上ケース202の前部に開口した収容室2g(図9参照)に、左右両側から側壁243(図2では片側のみ図示、以下同じ)で保持されるようにして収容される。
側壁243は、集塵装置11に沿うように上ケース202の前部から中央部にかけて上り傾斜状に形成されており、側壁243の上端部には、ハンドル20が一体的に固定されている。
[2.ハンドル]
ハンドル20は、図2に示すように、掃除機本体2の上方へ向けてアーチ状に延出しており、図3(a)に示すように、前方から見て角部が湾曲状とされた略コ字形状を呈している。ハンドル20は、一体的に形成された略コ字形状を呈した基部21にカバー部材22が取り付けられてなる2ピース構造とされている。
なお、本実施形態では、ハンドル20の把持部21bが、図5(a)に示すように、掃除機本体2の重心位置Gの鉛直方向上方に位置している。
基部21は、立上部21a,21aと、これらに連続する把持部21bと、を有している。立上部21a,21aは、図3(a)におけるA−A線断面図である図4(a)に示すように、側面視で前端部21a1のラインが湾曲凹状とされ、後端部21a2のラインが後方へ向けて湾曲凸状とされており、上部の把持部21bへ向けて徐々に窄まる形状とされている。
把持部21bは、図4(a)に示すように、基部21から連続する天部21b1にカバー部材22が下方から装着されてなり、天部21b1の下部には、ボス部21cが一体的に形成されている。把持部21b(天部21b1)の上面は、前側から後側へ向けて下り傾斜状に形成されており、この傾斜は、図5(a)に示すように、上ケース202の後部上面202kの傾斜に略対応したものとなっている。
カバー部材22は、図4(a)に示すように、断面が略半円円弧状を呈しており、把持部21bに形成された切欠部21d(図3(a)参照)にすっぽり装着される大きさに形成されている。カバー部材22には、天部21b1のボス部21cに対応する部分に、ねじ孔22aが形成されており、このねじ孔22aの内側開口縁には、ボス部21cの下端に係合する凹部が形成された段付き円筒部22bが設けられている。
また、カバー部材22には、図4(b)に示すように、天部21b1へ向けて突出するリブ(縦リブ)22cが一体的に形成されている。このリブ22cは、手でハンドル20を把持した際に力のかかる方向となる鉛直方向に立設されており、その先端部22dは、天部21b1の下面に当接している。
また、カバー部材22の外周縁部22eは、段差状とされており、切欠部21dの周縁部に対してインロー嵌合により嵌り込むようになっている。
このようなカバー部材22は、ねじ孔22aを通じて挿入したねじ23を天部21b1のボス部21cに螺合することによって、天部21b1に固定され、把持部21bを構成する。
[3.蓋部材]
蓋部材30は、図5(a)(b)に示すように、ハンドル20の前方において上ケース202の上部に開閉可能に設けられており、閉じられた状態で、集塵装置11の塵埃収容部11bの上部に被着されるようになっている(図2参照)。
また、図6に示すように、蓋部材30を開いた状態では、塵埃収容部11bの取手11cおよび塵埃収容部11bの上面側部11dが露出した状態となり、取手11cを把持することによって、塵埃分離部11aから塵埃収容部11bを分離して取り外すことができるようになっている。
蓋部材30は、図5(b)に示すように、集塵装置11の取手11cに被される突条部33と、突条部33に連続して設けられ、集塵装置11の左右の上面側部11dに被される被着部32,32とを備えている(図6参照)。蓋部材30の後部には、図7(a)に示すように、支軸34が一体的に設けられており、この支軸34が、上ケース202に設けられた支持カバー240の受部242に支持されている。これによって蓋部材30が上下方向に回動可能(開閉可能)となっている。
蓋部材30の後端部35は、図7(a)に示すように、支軸34を越えて後方へ延設されている。支持カバー240には、支軸34の周りにおいて、断面円弧部241aによって仕切られる収容部241が形成されており、この収容部241内に蓋部材30の後端部35が位置している。
収容部241内には、図8に示すように、前部に縦壁241bが設けられている。この縦壁241bには、蓋部材30を開く方向に回動させた際に、支軸34を中心として回動した蓋部材30の後端部35が当接するようになっており、縦壁241bは、蓋部材30がそれ以上開く方向に回動しないようにするための回動規制部として機能するようになっている。
本実施形態では、蓋部材30を閉じた状態から90度開いた状態(図5(b)、図7(b)参照)で、蓋部材30の後端部35が縦壁241bに当接するようになっており、その状態から蓋部材30がさらに開く方向に回動することが防止されている。
ここで、蓋部材30が開いた状態(図5(b)、図7(b)参照)において、図8に示すように、蓋部材30の突条部33の上面33aと、ハンドル20の把持部21bの前端部27との間には、隙間S1が形成されるようになっている。
つまり、蓋部材30を開いて蓋部材30の後端部35が縦壁241bに当接することにより、蓋部材30の回動が規制された状態では、蓋部材30がハンドル20の前端部27に当接することがなく、隙間S1を空けて位置することとなる。これにより、ハンドル20の前端部27に当接することによる蓋部材30の傷付きが防止されている。
なお、蓋部材30は、樹脂材で形成されており、若干の弾力性を有している。これにより、蓋部材30が前記した開位置を越えてさらに開く方向に押される等した場合には、蓋部材30が弾力によってハンドル20の前端部27に当接した状態となり、蓋部材30の回動が停止されるようになっている。これにより、蓋部材30が必要以上に開くことが防止され、蓋部材30の破損が防止されている。
[4.除塵ユニット]
図9に示すように、上ケース202の前部に開口した収容室2gから集塵装置11(図2参照、以下同じ)を取り外すと、収容室2gの後面に除塵ユニット40が露出する。つまり、集塵装置11の下流側には、除塵ユニット40が配置され、除塵ユニット40には、集塵装置11の後部に設けられた図示しないフィルタ装置が対向するようになっている。
除塵ユニット40は、集塵装置11の図示しないフィルタ装置を除塵するものであり、図10に示すように、フィルタケース41と、フィルタ44と、支持枠45と、揺動枠45aと、回転体43と、回転体カバー46と、を備えて構成されている。
フィルタケース41は、収容室2g(図9参照、以下同じ)と電動送風機10(図2参照、以下同じ)が配置される電動送風機室とを区画する壁の役割をなすものであり、図11に示すように、放射状のリブ41c1が形成された開口部41cを有している。
フィルタケース41の後面には、図示しないモータにより駆動される駆動機構42が設けられており、駆動機構42を介してフィルタケース41の前面左下部に露出するように設けられた回転体43が回転駆動されるようになっている。回転体43の回転軸方向は、掃除機本体2の左右方向であり、図示しない軸受部により、フィルタケース41に回転可能に支持されている。
フィルタケース41において、駆動機構42および回転体43は、左側部にまとめて配置されており、これらが占める面積に比べて、開口部41cの開口面積が大きくなるようにされている。このように開口面積が大きくなることにより、電気掃除機1の吸込仕事率を向上させることができる。
ここで、フィルタケース41の後面には、図13(a)に示すように、吸込ダクト48が気密に接続されている。吸込ダクト48は、導風路48bを有しており、導風路48bの前端開口48aがフィルタケース41の後面側(開口部41c)に連通し、導風路48bの後端開口48cが、図示しない電動送風機10の吸込側に連通している。
フィルタ44は、図11に示すように、集塵装置11の外に残った塵埃を吸着する補助フィルタであり、フィルタケース41と支持枠45との間に挟持されるようにして配置される。このフィルタ44により、下流側に配置された電動送風機10に塵埃が吸い込まれることを好適に抑制している。
支持枠45は、フィルタケース41の前面に取り付けられる粗めの格子で形成された枠体であり、揺動枠45aが揺動可能に支持されている。支持枠45は、上部に係止部45dが設けられており、この係止部45dにより、支持枠45は、フィルタケース41の前面に着脱自在に取り付けられる。
揺動枠45aは、支軸部45bと、作動レバー45cと、付勢部45eと、ビータ45fと、を備えている。
支軸部45bは、揺動枠45aの左右に形成され、支持枠45の図示しない軸受に挿入されている。このような構成により、揺動枠45aは支持枠45に対し、支軸部45bを軸として揺動自在に取り付けられている。
作動レバー45cは、回転体43の右端部に設けられたカム突起43aと摺接することにより、揺動枠45aを揺動させる部材である。
付勢部45eは、揺動枠45aの上端部に形成され、内側に備わる図示しない付勢ばねによりビータ45fを前方向(集塵装置11のフィルタ部材を打撃する方向)に付勢している。
ビータ45fは、揺動枠45aの上側に形成され、揺動枠45aが揺動することにより、集塵装置11のフィルタ部材を打撃可能な位置に配置されている。また、支持枠45には、揺動枠45aの揺動範囲を規制する図示しない規制部材が設けられている。
なお、フィルタケース41の後方には、電動送風機10に並べて、電源コードを巻き取り収納するためのコードリールが配置されている。また、電動送風機10の下方には、電動送風機10の回転速度を制御する図示しない制御基板が配置されている。
回転体43(図12(a)参照)は、図10,図12(b)に示すように、回転体カバー46で覆われている、回転体カバー46は、薄板状の部材であり、右端部には、仕切壁41a(図12(a)参照)に設けられた図示しない切欠き部に係止される係止片(不図示)が形成されている。回転体カバー46を取り付ける際には、この係止片を仕切壁41aの切欠き部に係止して回転体カバー46を仮止めすることができ、組付時の脱落が防止されている。
回転体カバー46に対向して、図12(a)に示すように、フィルタケース41には、挿入孔41bが形成されている。この挿入孔41bには、回転体カバー46の後面に設けられた図示しないボス部が挿入されるようになっており、回転体カバー46は、フィルタケース41の後面側から挿入孔41bを通じてこのボス部に螺合される図示しないねじで固定されるようになっている。
回転体カバー46がフィルタケース41に固定されると、図13(a)(b)に示すように、その右端部46aは、支持枠45の下端部45gを押圧した状態に保持する。これにより、回転体カバー46の固定によって、支持枠45の下端部45gのズレや脱落が防止されるようになっている。
次に、除塵ユニット40の動作について説明する。例えば、掃除後に手元操作スイッチSW(図1参照)をオフに操作すると、図示しない制御装置の制御によって、除塵ユニット40のモータが駆動され、駆動機構42により回転体43が回転駆動される。
そうすると、回転体43に設けられたカム突起43aが支持枠45に支持された揺動枠45aの作動レバー45cに当接する。そして、カム突起43aは、作動レバー45cと摺接しながら、作動レバー45cを前方向に押し上げる。これにより、揺動枠45aは、支軸部45bを中心として揺動し、付勢部45eの付勢力に抗して付勢部45eの図示しないばねを圧縮する。
そして、さらに回転体43が回転すると、カム突起43aと作動レバー45cとの当接が解除されることで、付勢部45eの図示しないばねが復帰し、ビータ45fが前方向(集塵装置11のフィルタ部材を打撃する方向)に付勢される。
これにより、フィルタ部材が叩かれ、フィルタに蓄積した塵埃が除塵される。
[5.スタンド構造]
次に、掃除機本体2を直立に起立させた状態に保持するためのスタンド構造について図14から図16を参照して説明する。なお、図15に示したスタンド構造は後に説明する。
図14(a)(b)に示すように、スタンド構造は、掃除機本体2の上ケース202の後部に取り付けられる後部カバー210を備えて構成されている。
掃除機本体2の後部において、上ケース202は、1本のねじ206bにより下ケース201に固定されており、上ケース202の後部に設けられた支柱206の基端にねじ孔206aが設けられている。支柱206の左右両側には、掃除機本体2の排気口2jとして機能する開口203,204が形成されており、軽量化が図られている。開口203の左側部には、電源プラグ205aの取出口205が形成されている。
後部カバー210は、上ケース202の後部の前記した支柱206、開口203,204を覆う横長形状とされており、上ケース202の左右後部の車輪ハウス202g,202gを覆う、湾曲形成された左右両側部分210g,210gを有している。
後部カバー210の後面には、支持部211が突設されている。支持部211は、図16(a)に示すように、掃除機本体2を直立に起立させた際に床面GLに当接して、掃除機本体2を安定支持する。
後部カバー210には、上ケース202の開口203,204に連通する小窓210bが複数開口形成されているとともに、小窓210bの上部には、支持部211を挟んで、横長のスリット210cが形成されている。これらの小窓210bおよびスリット210cの前面には、図示しない排気口フィルタが装着されている。
また、小窓210bの左側には、取出口205に対応した開口210aが形成されている。
このような後部カバー210は、上端縁に設けられたフック部210d,210dを、上ケース202の掛け部202d,202dに引っ掛けるようにして上ケース202の後部に装着し、左右のねじ穴210e,210eを通じて挿入したねじ210f,210fを、上ケース202の後部に突設されたボス部202e,202eに螺合することによって、上ケース202の後部に固定することができる(図14(b)参照)。
そして、図16(a)に示すように、掃除機本体2を起立させ、後部カバー210の支持部211を床面GLに当接させることで、掃除機本体2を直立に起立させた状態で保持することができる。
このようなスタンド構造において、仮に、支持部211が破損した場合には、上ケース202の全てを取り替える必要がなく、後部カバー210だけを取り替えればよいため、取り替え作業が簡単であるとともに部品代も安価となる。したがって、費用を抑えることができる。
また、上ケース202の後部には、開口203,204の間に支柱206が設けられているので、掃除機本体2を起立させた際の衝撃等により、仮に、掃除機本体2内の電動送風機10が上ケース202の後部に向けて揺れたとしても、これを支柱206で好適に抑えることができる。したがって、電動送風機10の吸込側と排気側との気密性が損なわれることがなく、吸込性能を好適に維持することができる。
また、後部カバー210のフィルタに目詰まりが生じた場合にも、後部カバー210を取り外して簡単に清掃することができる。したがって、メンテナンス性に優れている。
図15にスタンド構造の他の例を示す。図15(a)(b)に示したスタンド構造は、掃除機本体2の上ケース202の後部に取り付けられる支持部材220を備えて構成されている。
掃除機本体2の後部において、上ケース202は、1本のねじ209により下ケース201に固定されており、上ケース202の後部に設けられた縦溝207内に図示しないねじ孔が設けられている。
縦溝207内の底面には、図15(c)に示すように、凹部201bが形成されている。また、縦溝207の左右両側部には、後方へ向けて突出するボス部208,208が形成されている。
支持部材220は、図15(c)に示すように、支持基部220aと、この支持基部220aに一体に設けられた挿入部220bと、を備えて構成されている。支持基部220aは、上ケース202のボス部208,208を収容する大きさを有しており、ボス部208,208に連通するねじ孔220c,220cが形成されている。
挿入部220bは、上ケース202の縦溝207に挿入可能な縦長棒状を呈しており、下端には、縦溝207の凹部201bに係止される係止突部221bが形成されている。挿入部220bは、縦溝207に挿入されると、後面が上ケース202の後面と略面一となるように位置する。
このような支持部材220は、挿入部220bを上ケース202の縦溝207に挿入し、その下端の係止突部221bを縦溝207の凹部201bに係止するようにして、支持基部220aを上ケース202のボス部208,208に被着し、左右のねじ孔220c,220cを通じて挿入したねじ222,222をボス部208,208に螺合することによって、上ケース202の後部に固定することができる(図15(b)参照)。
そして、図16(b)に示すように、掃除機本体2を起立させ、支持部材220を床面GLに当接させることで、掃除機本体2を直立に起立させた状態で保持することができる。
このようなスタンド構造において、仮に、支持部材220が破損した場合には、上ケース202の全てを取り替える必要がなく、支持部材220だけを取り替えればよいため、図14に示した後部カバー210を取り替える作業に比べて作業がより簡単であるとともに部品代もより安価となる。したがって、費用をより一層抑えることができる。
また、ボス部208,208は、荷重の作用方向と同軸に突出形成されているので、掃除機本体2を直立に起立させた際に衝撃荷重が作用したとしても、これに好適に抗することができる。
また、支持部材220に備わる挿入部220bによって、上ケース202を取り付けているねじ209が隠れるので、外観に優れ、デザイン性にも優れた掃除機本体2が得られる。
なお、図14と図15とに示した上ケース202は、主として後部が別体(後部カバー210)であるか、一体であるかが異なるだけであるので、上ケース202の成形時には、この後部カバー210に相当する部分の成形型を着脱交換可能に構成することによって、主要部分の成形型を共用し、いずれのタイプの上ケース202も好適に製造することができる。したがって、生産性に優れている。
以上説明した本実施形態の電気掃除機1によれば、ハンドル20は、掃除機本体2に一体的に固定され、掃除機本体2の上方へ向けて延出されたアーチ状を呈しているので、掃除機本体2を安定してしっかりと持つことができ、ハンドル20を把持して掃除機本体2を持ち上げながら掃除をしているとき等に、掃除機本体2が揺れ難くなり、掃除機本体2の姿勢が安定する。したがって、取扱性に優れた電気掃除機1が得られる。
ハンドル20の把持部21bには、補強用のリブ22cが設けられており、さらに、リブ22cは、カバー部材22で覆われている(リブ22cはカバー部材22に一体に内側に設けられている)ので、リブ22cおよびカバー部材22によって、把持部21bの強度が高められたものとなり、把持した際の掃除機本体2の姿勢をより安定したものとすることができる。
なお、リブ22cは、基部21(天部21b1)側に設けもよく、その場合には、リブ22cをカバー部材22で好適に隠すことができ、リブ22cが把持部21bの下面に露出することを防止できる。また、カバー部材22が覆われているので、リブ22cに凹凸構造が備わる場合にも、これに手の指や手のひらが触れることがなくなり、グリップ感に優れる。
また、ハンドル20は、別ピース(基部21、カバー部材22)を組み合わせることによって容易に構成することができる。そして、別ピースからなる構成であるので、カバー部材22を軟質材やクッション性を有するものを用いて構成することができ、握り易く扱い易い電気掃除機1とすることができる。
ここで、ハンドル20の把持部21bを仮に1ピースで形成した場合に、握り易さを優先すると、把持部21bの断面が空洞化したものとなり、強度を確保することができないおそれがある。
これに対して、本実施形態では、ハンドル20を別ピース(基部21、カバー部材22)で構成しているので、握り易さと、強度の確保との両立を図ることができ、扱い易い電気掃除機1が得られる。
また、把持部21bの中央部分がねじ23で留め付けられているので、荷重がかかる部分に強度を持たせることができる。これにより、ハンドル20を把持した際の掃除機本体2の姿勢がより安定したものとなる。
ハンドル20の把持部21bの上面(天部21b1)は、前側から後側へ向けて下り傾斜状に形成されているので、掃除機本体2の後ろ側から把持部21bの下に手を挿入するようにして把持部21bを握ることができ、持ち易い。また、その際、手のひらが斜めの斜面(上面)を包むようにホールドするので、把持性に優れ、掃除機本体2の姿勢がより安定したものとなる。
また、ハンドル20の固定は、鉛直方向であり、ボス部24a,24b周りに応力が生じ難いものとなっているので、ハンドル20の固定強度を効果的に高めることができる。また、ボス部24a,24bが鉛直方向(自重方向)に延びており、掃除機本体2の内側(上ケース202の内側)から留め付けられるねじで固定されているので、ハンドル20が抜け難くなり、ハンドル20の固定強度を効果的に高めることができる。
また、把持部21bは、掃除機本体2の重心位置Gの鉛直方向上方に位置しているので、把持した際の掃除機本体2の姿勢がより安定したものとなり、取扱性に優れた電気掃除機1が得られる。
また、ハンドル20は、掃除機本体2の側面視で、掃除機本体2の略中央部から後方上方へ向けて傾斜して延出されているので、蓋部材30の開閉の邪魔にならず、掃除機本体2の前部における集塵装置11の設置スペースを好適に確保することができる。このことは、集塵装置11の容量の確保に寄与する。

ハンドル20には、蓋部材30が開位置を越えて回動したときに蓋部材30が当接し、ハンドル20は、蓋部材の回動を規制するストッパとして機能するようになっているので、蓋部材30の破損を好適に防止することができ、別途、蓋部材30の回動規制用の規制機構を設ける必要もなくなり、構造が簡易化する。このことは、掃除機本体2の重量低減、コストの低減に寄与する。
(第2実施形態)
図17,図18を参照して第2実施形態の電気掃除機1について説明する。本実施形態が前記第1実施形態と異なるところは、ハンドル20Aが3ピース構造とされている点である。
具体的に、ハンドル20Aは、一体的に形成された基部21に、第1のカバー部材25が取り付けられ、この第1のカバー部材25に第2のカバー部材26が取り付けられてなる。
第1のカバー部材25は、図17(a)に示すように、把持部21bに形成された切欠部21d(図17(a)参照)にすっぽり装着されるようになっている(後記するようにインロー嵌合により装着される)。第1のカバー部材25には、図18(a)に示すように、把持部21b(天部21b1)のボス部21cの周りに嵌り込むリブ状の補強部25aと、この補強部25aと一体的に形成され、図18(b)に示すように、3つの縦リブ25f、およびこれらの縦リブ25fを連結する横リブ25gと(ともに左右方向に延設されている)、を備えている。また、カバー部材25の外周縁部25dは、段差状とされており、切欠部21dの周縁部に対してインロー嵌合により嵌り込むようになっている。
補強部25aには、ねじ孔25eが形成されており、このねじ孔25eを通じて挿入されるねじ23を把持部21bのボス部21cに螺合することによって、把持部21bに固定される。
補強部25aの下部には、図18(a)(b)に示すように、開口部25bが形成されており、この開口部25bに第2のカバー部材26が嵌め入れられるようになっている。
第2のカバー部材26は、図18(b)に示すように、断面略U字形状を呈しており、図17(a)(b)に示すように、左右2つのねじ23a,23aを用いて、第1のカバー部材25に固定されるようになっている。なお、第2のカバー部材26は、天部21b1に固定されるように構成してもよい。
第2のカバー部材26は、図17(a)に示すように、下部中央部が下方へ膨出しており、ハンドル20を握る手で掴み易い、丸みを備えたものとなっている。
なお、図17(a)(b)に示すように、第1のカバー部材25と第2のカバー部材26とは、左右方向の長さを略同じ長さとしたが、これに限られることはなく、いずれか一方を他方よりも左右方向に長く形成してもよい。
第2のカバー部材26は、例えば、エラストマー等の軟質材から形成することができる。つまり、第1のカバー部材25よりも柔らかい材料で形成することによって、把持性を高めることができる。
本実施形態の電気掃除機1によれば、第1実施形態で説明した作用効果と同様の作用効果が得られる。
また、ハンドル20Aが3ピース構造とされているので、2ピース構造(第1実施形態)のものに比べて、第1のカバー部材25を強度を有する構造としつつ、第2のカバー部材26を軟質材やクッション性を有するものを用いて構成することができ、強度を有しつつ握り易く扱い易い電気掃除機1が得られる。
(第3実施形態)
図20、図21を参照して第三実施形態の電気掃除機1について説明する。
ハンドル20Cは、図2に示したものと同様に、掃除機本体2の上方へ向けてアーチ状に延出しており、図20(a)に示すように、前方から見て角部が湾曲状とされた略コ字形状を呈している。ハンドル20Cは、一体的に形成された略コ字形状を呈した基部122に第1のカバー部材121および第2のカバー部材26が取り付けられてなる3ピース構造とされている。
なお、本実施形態では、ハンドル20Cの把持部123が、図5(a)に示したものと同様に、掃除機本体2の重心位置Gの鉛直方向上方に位置している。これにより、掃除機本体2を安定してしっかりと持つことができ、ハンドル20Cを把持して掃除機本体2を持ち上げながら掃除をしているとき等に、掃除機本体2が揺れ難くなり、掃除機本体2の姿勢が安定する。したがって、取扱性に優れた電気掃除機1が得られる。
基部122は、立上部122a,122aと、これらに連続する連続部122bと、を有している。立上部122aは、図20(a)におけるF−F線断面図である図21(a)に示すように、側面視で前端部122a1のラインが湾曲凹状とされ、後端部122a2のラインが後方へ向けて湾曲凸状とされており、上部の把持部123へ向けて徐々に窄まる形状とされている。
把持部123は、図21(a)に示すように、基部122に第1のカバー部材121が上方から装着されてなり、第1のカバー部材121の下部には、ボス部121cが一体的に形成されている。第1のカバー部材121(天部121b1)の上面は、前側から後側へ向けて下り傾斜状に形成されており、この傾斜は、上ケース202(図5(a)参照)の後部上面202k(図5(a)参照)の傾斜に略対応したものとなっている。これにより、掃除機本体2の後ろ側から把持部123の下に手を挿入するようにして把持部123を握ることができ、持ち易い。また、その際、手のひらが斜めの斜面(上面)を包むようにホールドするので、把持性に優れ、掃除機本体2の姿勢がより安定したものとなる。
また、基部122には、図21(a)に示すように、天部121b1へ向けて突出する補強用のリブ(縦リブ)25cが形成されている。このリブ25cは、手でハンドル20を把持した際に力のかかる方向となる鉛直方向に立設されており、その先端部121d第1のカバー部材121の下面に当接している。
図23は第2のカバー部材を取り外した状態のハンドルの下面図である。把持部123(連結部122b)はハンドル20Cに強度を持たせるため、図21(b)、図23に示すように、3つの縦リブ25f、およびこれらの縦リブ25fを連結する横リブ25gと(ともに左右方向に延接されている)、を備えている。
また、第1のカバー部材121の外周縁部25dは、図21(a)(b)に示すように、段差状とされており、切欠部122eの周縁部に対してインロー嵌合により嵌まり込むようになっている。周縁部をインロー構造とすることでハンドル20Cの強度向上や段差詰めを図っている。
把持部123には、ねじ孔25eが形成されており、このねじ孔25eを通じて挿入されるねじ23を第1のカバー部材121に一体的に形成されたボス部121cに螺合することによって基部122と第1のカバー部材121とが固定される。
把持部123(連結部122b)の下部には、図21(a)(b)に示すように、開口部25bが形成されており、この開口部25bに第2のカバー部材26が嵌め入れられるようになっている。
第2のカバー部材26は、図21(a)に示すように、断面略U字形状を呈しており、図20(a)(b)に示すように、左右2つのねじ23aを用いて、基部122に固定されるようになっている。なお、第2のカバー部材26は、第1のカバー部材121に固定されるように構成してもよい。
これにより、把持部123(連結部122b)の開口部25bは第2のカバー部材26で覆われているので、把持部123(連結部122b)の強度が高められたものとなり、把持した際の掃除機本体2の姿勢をより安定したものとすることができる。また、第2のカバー部材26により、リブ25cや把持部122bの凹凸構造を好適に隠すことができ、リブ25cや把持部122bの凹凸が露出することを防止できる。
第2のカバー部材26は、図21(a)に示すように、下部中央部が下方へ膨出しており、ハンドル20Cを握る手で掴み易い、丸みを備えたものとなっている。
第2のカバー部材26は、例えば、エラストマー等の軟質材から形成することができる。つまり、第1のカバー部材121よりも柔らかい材料で形成することによって、把持性を高めることができる。
以上説明した本実施形態の電気掃除機1によれば、ハンドル20Cは、掃除機本体2に一体的に固定され、掃除機本体2の上方へ向けて延出されたアーチ状を呈しているので、掃除機本体2を安定してしっかりと持つことができ、ハンドル20Cを把持して掃除機本体2を持ち上げながら掃除をしているとき等に、掃除機本体2が揺れ難くなり、掃除機本体2の姿勢が安定する。したがって、取扱性に優れた電気掃除機1が得られる。
また、ハンドル20Cは、別ピース(基部122、第1のカバー部材121、第2のカバー部材26)を組み合わせることによって容易に強度を高める形状を構成することができる。そして、別ピースからなる構成であるので、第1のカバー部材121または第2のカバー部材26を軟質材やクッション性を有するものを用いて構成することができ、握り易く扱い易い電気掃除機1とすることができる。
ここで、ハンドル20Cの把持部123を仮に1ピースで形成した場合に、握り易さを優先すると、把持部123の断面が空洞化したものとなり、強度を確保することができないおそれがある。
これに対して、本実施形態では、ハンドル20Cを別ピース(基部122、第1のカバー部材121、第2のカバー部材26)で構成しているので、握り易さと、強度の確保との両立を図ることができ、扱い易い電気掃除機1が得られる。
また、把持部123(連結部122b)の中央部分がねじ23で留め付けられているので、荷重がかかる部分に強度を持たせることができる。これにより、ハンドル20Cを把持した際の掃除機本体2の姿勢がより安定したものとなる。
ハンドル20Cの第1のカバー部材121の上面(天部121b1)は、前側から後側へ向けて下り傾斜状に形成されているので、掃除機本体2の後ろ側から把持部123の下に手を挿入するようにして把持部123を握ることができ、持ち易い。また、その際、手のひらが斜めの斜面(上面)を包むようにホールドするので、把持性に優れ、掃除機本体2の姿勢がより安定したものとなる。
また、ハンドル20Cの固定は、鉛直方向であり、ボス部24a,24b周りに応力が生じ難いものとなっているので、ハンドル20Cの固定強度を効果的に高めることができる。また、ボス部24a,24bが鉛直方向(自重方向)に延びており、掃除機本体2の内側(上ケース202の内側)から留め付けられるねじで固定されているので、ハンドル20Cが抜け難くなり、ハンドル20Cの固定強度を効果的に高めることができる。
また、把持部123は、掃除機本体2の重心位置Gの鉛直方向上方に位置しているので、把持した際の掃除機本体2の姿勢がより安定したものとなり、取扱性に優れた電気掃除機1が得られる。
本実施形態の電気掃除機1によれば、第1実施形態で説明した作用効果と同様の作用効果が得られる。
また、図19に示すように、第2のカバー部材26の下面を波形状面26aに形成して、掴み易い把持部21bを有するハンドル20Bとしてもよい。
あるいは、図22に示すように、第2のカバー部材26の下面を波形状面26aに形成して、掴み易い把持部123を有するハンドル20Dとしてもよい。
1 電気掃除機
2 掃除機本体
10 電動送風機
11 集塵装置
20 ハンドル
20A ハンドル
20B ハンドル
21b 把持部
22,25,26 カバー部材
22c リブ
30 蓋部材
G 重心位置

Claims (6)

  1. 掃除機本体と、前記掃除機本体に一体的に固定され、当該掃除機本体の上方へ向けて延出されたアーチ状のハンドルと、を備え、
    前記ハンドルは把持部を備え、
    前記把持部には、補強用の縦リブが設けられており、前記縦リブは、前記把持部に取り付けられたカバー部材で覆われていることを特徴とする電気掃除機。
  2. 前記カバー部材は軟質材により形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電気掃除機。
  3. 前記把持部は、掃除機本体の重心位置の鉛直方向上方に位置していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電気掃除機。
  4. 前記把持部の上面は、後部へ向けて下り傾斜状とされていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の電気掃除機。
  5. 前記ハンドルは、前記掃除機本体の側面視で、当該掃除機本体の略中央部から後方上方へ向けて傾斜して延出されており、前記掃除機本体の内側において鉛直方向下側から上側に向かって取り付けられるねじによって前記掃除機本体に固定されることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の電気掃除機。
  6. 前記掃除機本体は塵埃収容器を備え、前記掃除機本体の上面には、前記塵埃収容器を覆う蓋部材が支軸を介して開閉自在に設けられており、
    前記蓋部材は、前記塵埃収容器を覆う閉位置と前記塵埃収容器の前記掃除機本体に対する着脱を可能にする開位置とに回動可能であり、
    前記ハンドルは、前記蓋部材が前記開位置を越えて回動したときに当該蓋部材が当接するようになっており、当該蓋部材の回動を規制するストッパとして機能することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の電気掃除機。
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